JP5897367B2 - ハードディスクドライブ及びヘッドスライダ - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、読み取り/書き込みヘッドと磁気記録ディスクとの接触を最小限にするための、ハードディスクドライブ(HDD)の読み取り/書き込みヘッドの空気軸受面(ABS)に関する。
ハードディスクドライブ(HDD)は、保護筐体内に収納され、磁気面を有する1つ以上の円形ディスク(ディスクは、プラター(円盤状の記録媒体)とも称され得る)上に、デジタル的に符号化されたデータを記憶する、不揮発性の記憶装置である。HDDが動作しているとき、各々の磁気記録ディスクはスピンドル・システムにより高速で回転する。データは、アクチュエータによりディスクの特定の場所の上方に位置する、読み取り/書き込みヘッドを用いて、磁気記録ディスクから読み取られ、そこへ書き込まれる。
読み取り/書き込みヘッドは、磁気記録ディスクの表面からデータを読み取り、そこへデータを書き込むために磁界を用いる。磁気双極子場は磁極からの距離と共に急激に減少するため、読み取り/書き込みヘッドと磁気記録ディスクの表面との距離は厳しく管理されなければならない。磁気記録ディスクが回転している間に、読み取り/書き込みヘッドと磁気記録ディスクの表面との間の適切な距離を与えるために、アクチュエータは読み取り/書き込みヘッドに対するサスペンションの力に依存する。従って読み取り/書き込みヘッドは、磁気記録ディスクの表面上方を「飛行する」と言われる。磁気記録ディスクが回転停止するとき、読み取り/書き込みヘッドはディスク表面から、機械的着地用の傾斜台上へと「着地」するか、又は引き離されなければならない。
読み取り/書き込みヘッドが、読み取り又は書き込み動作を行なうために、磁気記録ディスク上へ位置決めされる(又は「ローディング」される)とき、ヘッドは機械的着地用の傾斜台を、その飛行高さまで「降下する」。同様に、読み取り/書き込みヘッドがディスクから遠ざけられる(又は「アンローディング」される)とき、ヘッドはその飛行高さから機械的着地用の傾斜台上に着地するために「上昇する」。しかしながら、読み取り/書き込みヘッドが上昇又は下降するとき、その機械的運動はしばしば瞬時的な飛行高さを上下させ、読み取り/書き込みヘッドを磁気記録ディスクの表面に、物理的に「接触させる」。そのような接触は、読み取り/書き込みヘッドがローディング/アンローディングのシーケンスを行なうときに生じる傾向がある。如何なる接触も、それが読み取り/書き込みヘッドの物理的損傷の可能性を増加させ、従ってハードドライブの信頼性及び寿命を減少させるため、望ましくない。
HDDの読み取り/書き込みヘッドは、ヘッドスライダに取り付けられ、そして電気的リードサスペンションにフレキシブルに組み込まれている、屈曲部に固定される。ヘッドスライダの角度(又は向き)は「姿勢」と称される。ヘッドスライダが磁気記録ディスクの表面上方を飛行していない時は常に、ヘッドスライダは自由な状態にあると見なされる。この自由な状態の下にあるヘッドスライダの姿勢の尺度は、「静的姿勢」と称される。静的姿勢はサスペンションのピッチング軸及びローリング軸に関して測定され得る。従って、ピッチングの静的姿勢(PSA)及びローリングの静的姿勢(RSA)は、読み取り/書き込みヘッドのピッチング軸とローリング軸をそれぞれ測定することによって得られうる。理想的な状況においては、PSA及びRSA双方の値は0度であるべきで、それはヘッドスライダが飛行していない時に完全な位置にあることを意味する。しかしながら、製作プロセス、取り付け、及びその他の要因における変動のため、各々の製作されるHDDは必ず、僅かに異なるPSA及びRSAパラメータを有する。任意の非ゼロの静的姿勢は、それが理想的な数(ゼロ)から外れているため「静的姿勢の偏差」と呼ばれる。非ゼロのPSA及びRSAは、読み取り/書き込みヘッドが最適位置よりも劣る所に位置すること、及びローディング/アンローディングのシーケンスの間に、より頻繁でより強い接触をもたらす。
ハードディスクドライブ(HDD)の読み取り/書き込みヘッドが、ローディング/アンローディングのシーケンスを行なうとき、ヘッドは磁気記録ディスクの表面に物理的に接触し得る。ヘッドスライダの向きは、それが動作していないとき僅かなピッチング及び/又はローリングの偏りを持ち得る。一般に「静的姿勢」として知られるこの偏りは、製作プロセスの変動のため、各HDDに対して特有である。ヘッドスライダの静的姿勢はまた、接触が生じる時はいつでも接触力、接触面積、及び接触位置に影響する。それゆえ静的姿勢の変動範囲にわたり、それと接触する力を最小化するヘッドスライダの設計が望ましい。
1つの実施形態において、ハードディスクドライブは空気軸受面(ABS)を備えたヘッドスライダを含む。空気軸受面は、その後縁の面上に配置される電磁変換器を有する。空気軸受面はさらに内径(ID)側レール及び外径(OD)側レールを備える。ID側レールはOD側レールよりも長い。ID側レールの物理的寸法は、ヘッドが、プラスのローリングの静的姿勢(RSA)を経験するとき、ヘッドと磁気記録ディスクとの間の接触力を低減するように設計され、OD側レールの物理的寸法は、ヘッドが、マイナスのRSAを経験するとき、ヘッドと磁気記録ディスクとの間の接触力を低減するように設計される。
本発明の「発明の概要」の項において議論されている実施形態は、本明細書で議論される全ての実施形態を示唆し、記述し、教示することを意味しない。従って、本発明の実施形態は、この項において議論されるものに比べて追加的又は異なる特徴を含み得る。
本発明の実施形態は、限定ではなく例証を目的として、添付図面の図象において例証され、そこで同様の番号は類似の要素に言及している。
本発明の一実施形態によるHDDの平面図である。 本発明の一実施形態に従って含むヘッド−アーム組立品(HAA)の平面図である。 本発明の一実施形態による読み取り/書き込みヘッドの空気軸受面の説明図である。 本発明の一実施形態によるヘッドの空気軸受面の例示的特性を説明する図である。 本発明の一実施形態によるヘッドの空気軸受面の例示的特性を説明する図である。 本発明の一実施形態によるヘッドの空気軸受面の例示的特性を説明する図である。 本発明の一実施形態による空気軸受面を形成するステップを説明するフローチャートである。
磁気記録ディスクとの接触力を最小化するための、読み取り/書き込みヘッドの空気軸受面に対するアプローチがここに提示されている。以下の記述においては、説明の目的で、ここに記述されている本発明の実施形態の完全な理解を提供するために、数多くの具体的な詳細が述べられている。しかしながら、ここで説明されている本発明の実施形態は、これらの具体的な詳細無しで実施され得ることが明らかであろう。他の例では、ここで記述されている本発明の実施形態を不必要に分かりにくくすることを避けるため、良く知られた構造及び装置が、ブロック図の形で示されている。
実例となるハードディスクドライブの物理的説明
実施形態による読み取り/書き込みヘッドの空気軸受面(ABS)を記述する前に、読み取り/書き込みヘッドのABSが利用されるであろう状況を理解することが助けになり得る。図1を参照すると、HDD100の平面図が示されている。図1は磁気記録ヘッド110aを含むスライダ110bを包含する、HDDの構成要素の機能的配置を例証する。HDD100は、磁気記録ヘッド110aと、磁気記録ヘッド110aに取り付けられたリードサスペンション110cと、スライダ110bの末端部において磁気記録ヘッド110aを含むスライダ110bに取り付けられたロードビーム110dとを含む、少なくとも1つのHGA110を包含する。スライダ110bは、ロードビーム110dの末端部においてロードビーム110dのジンバル部分に取り付けられる。HDD100はまた、スピンドル124上に回転可能に組み込まれた少なくとも1つの磁気記録ディスク120と、磁気記録ディスク120を回転させるための、スピンドル124に取り付けられた(図示されていない)駆動モータとを含む。磁気記録ヘッド110aは、HDD100の磁気記録ディスク120に記憶される情報をそれぞれ書き込み、読み取るための、ライタと呼ばれる書き込み要素と、リーダと呼ばれる読み取り要素を含む。磁気記録ディスク120又は(図示されていない)複数のディスクは、ディスク・クランプ128によりスピンドル124に実装され得る。HDD100はさらに、HGA110に取り付けられたアーム132と、キャリッジ134と、キャリッジ134に取り付けられたボイスコイル140を含む電機子136を包含するボイスコイルモータ(VCM)とを含む。そして固定子144は(図示されていない)ボイスコイルマグネットを含む。VCMの電機子136は、キャリッジ134に取り付けられ、そして間に置かれるピボット軸受組立品152と共に旋回軸148に搭載されている、磁気記録ディスク120の部分にアクセスするため、アーム132及びHGA110を動かすように構成される。
さらに図1を参照すると、電気信号、例えばVCMのボイスコイル140への電流、PMRヘッド110aへの書き込み信号及びPMRヘッド110aからの読み取り信号が、フレキシブル・ケーブル156により供給される。フレキシブル・ケーブル156とPMRヘッド110aとの間の相互接続は、読み取り信号用の機上のプリアンプと、別の読み取りチャンネル及び書き込みチャンネルの電子部品とを有し得る、アーム−電子モジュール(AE)160により与えられ得る。フレキシブル・ケーブル156は、HDDハウジング168により提供される(図示されていない)電気的貫通接続を通じて、電気通信を提供する、電気コネクタ・ブロック164に連結される。(図示されていない)HDDカバーと共にHDDハウジングが一体成型されるかどうかに応じて、キャスティング(casting)とも呼ばれるHDDハウジング168は、HDD100の情報記憶構成要素のための、密封された保護筐体を提供する。
さらに図1を参照すると、ディスクコントローラと、デジタル信号プロセッサ(DSP)を含むサーボ電子装置とを包含する(図示されていない)別の電子部品は、駆動モータ、VCMのボイスコイル140、及びHGA110の磁気記録ヘッド110aに電気信号を供給する。駆動モータに供給される電気信号は、スピンドル124にトルクを与える駆動モータを回転可能にし、それはディスク・クランプ128によりスピンドル124に実装される、磁気記録ディスク120に順々に伝達される。その結果、磁気記録ディスク120は方向172へ回転する。回転している磁気記録ディスク120は、その中に情報が記録される磁気記録ディスク120の薄い磁気記録媒体と接触することなく、スライダ110bが磁気記録ディスク120の表面の上方を飛行するように、その上にスライダ110bの空気軸受面(ABS)が乗る、空気軸受として作用する空気のクッションを作り出す。VCMのボイスコイル140に供給される電気信号は、HGA110の磁気記録ヘッド110aを、その上に情報が記録されるトラック176にアクセス可能にする。従って、VCMの電機子136は円弧180を通って振れ、それはアーム132により電機子136に取り付けられたHGA110が、磁気記録ディスク120上の様々なトラックにアクセス出来るようにする。情報は、磁気記録ディスク120上のセクタ、例えばセクタ184の中に配置されている(図示されていない)複数の同心トラック内で磁気記録ディスク120上に記憶される。それに対応して、各トラックは、複数のセクタのトラック部分、例えばセクタのトラック部分188で構成される。セクタの各トラック部分188は、記録データ及び、サーボバースト信号パターン、例えばABCDサーボバースト信号パターン、トラック176を識別する情報、そしてエラー訂正コード情報を含むヘッダで構成される。トラック176にアクセスする際、HGA110の磁気記録ヘッド110aの読み取り要素は、VCMのボイスコイル140に供給される電気信号を制御し、磁気記録ヘッド110aがトラック176を追跡出来るようにするサーボ電子装置に位置エラー信号(PES)を供給する、サーボバースト信号パターンを読み取る。トラック176を見出し、特定のセクタのトラック部分188を識別すると、磁気記録ヘッド110aは外部のエージェント、例えばコンピュータシステムのマイクロプロセッサから、ディスクコントローラにより受け取られる指示に応じて、トラック176からデータを読み取るか、又はトラック176にデータを書き込む。
ここで図2を参照すると、HGA110を含むヘッド−アーム組立品(HAA)の平面図が示されている。図2はHGA110に関するHAAの機能的配置を例証する。HAAはアーム132と、磁気記録ヘッド110aを含むスライダ110bを含んでいる、HGA110とを包含する。HAAはアーム132の所でキャリッジ134に取り付けられる。複数のディスク、又は、時に技術的に言及されるディスクとしての複数のプラターを有するHDDの場合、キャリッジは複数のアームが連結された配列を担うように配置され、それらが櫛の外観を与えるため、キャリッジ134は「Eブロック」又は櫛と呼ばれる。図2に示すように、VCMの電機子136はキャリッジ134に取り付けられ、ボイスコイル140は電機子136に取り付けられる。AE160は図示されるようにキャリッジ134に取り付けられ得る。キャリッジ134は、間に置かれるピボット軸受組立品152と共に旋回軸148に実装される。
ヘッドとディスクの間の接触力を最小化するための空気軸受面
図3は、本発明の一実施形態による読み取り/書き込みヘッドの空気軸受面300の説明図である。空気軸受面300(以下ABS300)は、前縁310及び後縁320を有する。図3に示すように、空気はABS300の上方を前縁310から後縁320の方向に流れる。ABS300はまた、内径(ID)側332及び外径(OD)側334を有し、ID側332は磁気記録ディスクの中心に近く、OD側334はディスクの外周に近い。
ABS300は、後縁320の中心部分に変換器350を備える。変換器350は電流を磁界へ、また磁界を電流へ変換する構成要素である。変換器350はデータをディスクの電磁面から読み取り、そしてデータをディスクの電磁面に書き込むために使用される。
ABS300は、変換器350の良好な動作を促進する複数の特徴を備える。これらの特徴は、ABS300を形成する複数の層内をエッチングすることにより作り出され得る。空気軸受面上の特徴を作り出すために、読み取り/書き込みヘッドの空気軸受面の層の部分を取り除くエッチングのプロセスは、当業者に良く知られている。
図3に示すように、ABS300は、ABS300を形成する3つの最も外側の層をエッチングすることにより形成される。第一層340はABS300の最も外側の層である。第一層340の下には第二層342がある。第二層342の下には第三層344がある。第三層344の下には第四層346がある。従って、第四層346は第三層344よりも深く、第三層344は第二層342よりも深い、等である。
ABS300は、ID側レール360及びOD側レール370を含む。ID側レール360及びOD側レール370の双方は、第一、第二、及び第三の特徴を層340、342、及び344上に作り出し、層346を露出するための選択的エッチング・プロセスにより形成され得る。ID側レール360及びOD側レール370は、読み取り/書き込みヘッドがディスク上方を飛行する場合に、読み取り/書き込みヘッドにローリング剛性を与えるために、この技術分野において使用されている。
本発明に従って、ID側レール360は読み取り/書き込みヘッドと磁気記録ディスクとの間の接触力を低減する、物理的寸法及び形状を有する。より具体的には、ID側レール360は、出来る限り大きく後縁320に向かってID側レール360が延びるような長さ362を有する。(例えば、磁気記録ディスクの表面に対して測定したときに、OD側334がID側332よりも高い静的高さを有する)プラスのRSA状態において、ID側332は読み取り/書き込みヘッドとディスクとの間の空気を圧縮することができ、それにより読み取り/書き込みヘッドをディスクから離れて上昇させる、上向きの力を生じる。この上向きの力はID側レール360の近くに中心があり、それは読み取り/書き込みヘッドとディスクとの間の接触を遅らせるのに役立ち、同様に読み取り/書き込みヘッドとディスクとの間の接触力の低減を助ける。より大きくより広いID側レール360は、ローディング/アンローディングのシーケンスの間に、より多くの空気を圧縮させてより高い空気圧の生成を可能にし、そして、読み取り/書き込みヘッドに対するより大きな上昇を可能にする。より高い空気圧はABS300のID側332に対して上昇力を生み出し、それは読み取り/書き込みヘッドとディスクとの間に接触力が生じるとき、ABS300のID側332上に生まれる接触力を低減する。本発明のこの実施形態は、大部分の接触が起きるアンローディング・シーケンスの間に、ヘッドとディスクとの間の接触を最小化するためにとりわけ有用である。
別の実施形態において、ID側レール360が、ヘッドスライダのOD側334に向いている開口部を有する、実質的にU形を形成するように、ID側レール360は第二層342内に、出来る限り大きくOD側334に向かって延びる突起364を含む。この構成は、より大きな領域を作り出し、そして空気圧をID側レール360の近くに集中させることによって、空気圧をさらに増加させ、それは読み取り/書き込みヘッドが受ける上向きの上昇力を増加させるのを助ける。
同様に、OD側レール370は、ヘッドと磁気記録ディスクとの間の接触力を低減する物理的寸法及び形状を有する。1つの実施形態において、OD側レール370は、読み取り/書き込みヘッドが飛行している間、読み取り/書き込みヘッドに対してローリング剛性を与える、OD側レール370の能力を低下させることなく、OD側レール370を出来る限り小さくするように変更される。OD側レール370の物理的寸法は、OD側レール370が出来る限り遠く後縁320から離れて位置するように、長さ372を有する。(例えば、磁気記録ディスクの表面に対して測定したとき、OD側334がID側332よりも低い静的高さを有する)マイナスのRSAの状態において、OD側334はアンローディング時に空気を圧縮することが出来ない。従って、この構成と共に、より小さいOD側レール370は、基本的にディスクから離れるように移動し、それによって読み取り/書き込みヘッドが、より大きなピッチング角度及びローリング角度でディスクに接触する現象を生じさせる。その結果として、読み取り/書き込みヘッドとディスクとの間の接触は遅れ、そして接触力は低減される。本発明のこの実施形態は、アンローディングのシーケンスにおいて、ヘッドとディスク間の接触を最小化するのに、とりわけ有用である。
本発明の実施形態はPSAの範囲にわたって機能する。例えば、ここで教示されたアプローチは少なくとも0.5°〜3°のPSAにおいて効果があり、1°〜2°のPSAで接触力における最大の低減を経験し得る。
様々な実施形態において、ID側レール360及びOD側レール370の寸法と形状は、両側のレールがプラスとマイナスのRSA及びPSAの状態における接触の数と接触力を最小化する目的を達成する限り、異なってもよい。ID側レール360は、読み取り/書き込みヘッドに対して妥当なローリング剛性を与える能力を妨げることなく、その設置面積を最大にする物理的寸法を有し得る。OD側レール370は、読み取り/書き込みヘッドに対して妥当なローリング剛性を与える能力を妨げることなく、その設置面積を最小にする物理的寸法を有し得る。
例えば、ID側レール360により作り出される空気圧を最大にするため、ID側レール360はOD側レール370よりも広くなり得る。同様に、離れるように移動することにより、読み取り/書き込みヘッドとディスクとの間の接触のポイントを遅らせるため、OD側レール370はID側レール360よりも狭くなり得る。一例を説明すると、(描かれていない)1つの実施形態においては、ローディング/アンローディングのシーケンスの間に追加の空気圧を得るために、ID側レール360は、ヘッドスライダの後縁まで延びる。別の例を説明すると、(描かれていない)1つの実施形態において、ローディング/アンローディングのシーケンスの間に追加の空気圧を得るために、ID側レール360はヘッドスライダの後縁を越えて延びる。
(図3に描かれていない)本発明の或る実施形態は、短縮されたOD側レール370無しで、延長されたID側レール360を採用し得るが、その逆もあり得ることに注意されたい。
複数の実施形態が、様々な異なるエッチング深さにわたり機能し得る。一例を説明すると、第一のエッチング深さ340は150nm〜250nmの間、第二のエッチング深さ342は400nm〜700nmの間、そして第三のエッチング深さ346は900nm〜2000nmの間であり得る。
幾つかの実施形態において、ヘッドのABS300でのOD側レール370の形状における第一層340は、後縁320の150μm以内には存在しない。幾つかの別の実施形態において、OD側レール370の長さ372は235μm以下であり、ID側レール360の長さ362は350μm以上である。さらに、OD側レール370の形状が多くの層を含む別の実施形態において、第一層340は第二層342のコーナー内側において20μm以内には無く、そして第二層342のコーナーは、(a)後縁320と(b)ヘッドスライダのOD側334に最も近い、第二層342の部分である。
延長されたID側レール360及び短縮されたOD側レール370の双方を採用する、図3に描かれている実施形態のような本発明の実施形態は、ABS300の摩耗の低減をもたらす接触力の低減のような多くの便益を享受する。図4A、4B、及び4Cは、本発明の一実施形態によるヘッドの空気軸受面の例示的特性を説明する折れ線グラフである。図4Aは、様々なRSAの角度に関し、アンローディング・シーケンスの間に接触が生じるときのヘッドが直面する摩耗量を示す。相対的な摩耗比較は、複数のヘッドに関して、各ヘッドに対する時間にわたる力の積分(すなわちグラフの曲線より下の面積)を比較することにより行なわれ得るが、ここで力はヘッドとディスク間の接触期間中の或る時点において、ヘッドが受ける力であり、時間はヘッドとディスク間の接触期間を測る。設計402及び404は、本発明の特徴を包含しない2つの以前のABS設計を描いており、一方で設計406は本発明の実施形態によるABS設計である。図4Aによって証明されるように、設計406は以前の設計よりも非ゼロのRSAに対してかなり大きな耐性を示す。具体的に、曲線416はより広い(接触の積分値がゼロである)ゼロ接触領域を示し、プラスのRSA及びマイナスのRSAの双方について、接触があるときのより少ない摩耗を示す。それと比較して、曲線412及び曲線414は双方とも、より狭いゼロ接触領域を持ち、それは以前の設計402及び404は非ゼロのRSAに対してより敏感であることを意味し、接触はより小さいRSAの偏差に反応して、より早期に生じ始める。さらに、任意の与えられたRSAと共に、曲線412及び414は双方とも曲線416よりも大きい接触の積分値を有し、それは全てのRSAの状態において、設計402と404が設計406よりも接触から来る多くの摩耗に直面することを意味する。実験からの統計は、アンローディング・シーケンスの間における接触から来る全体の摩耗は、或る実施形態において54%も低減されていることを示す。
図4Bは、様々なRSAの角度に対し、ローディング・シーケンスの間に接触が生じるときのヘッドが直面する摩耗量を示す。同様に、設計402及び404は本発明の特徴を包含しない、2つの以前のABS設計であり、一方で設計406は図3の実施形態と類似の、本発明の一実施形態によるABS設計である。図4Bによって証明されるように、設計406は以前の設計よりも非ゼロのRSAに対してより大きな耐性を示す。具体的に、曲線426はより広い(接触の積分値がゼロである)ゼロ接触領域を示し、プラスのRSA及びマイナスのRSAの双方について、接触があるときの大部分はより少ない摩耗を示す。それと比較して、曲線422及び曲線424は双方とも、より狭いゼロ接触領域を持ち、それは以前の設計402及び404は非ゼロのRSAに対してより敏感であることを意味し、接触はより小さいRSAの偏差に反応して、より早期に生じ始める。さらに、大部分の与えられたRSAと共に、曲線422及び424は双方とも曲線416よりも大きい接触の積分値を有し、それは大部分のRSAの状態において、設計402と404が設計406よりも接触から来る多くの摩耗に直面することを意味する。実験からの統計は、ローディング・シーケンスの間における接触から来る全体の摩耗は、図4Bに描かれる実施形態において23%も低減されていることを示す。
図4Cは、様々なPSAの角度に対し、ローディング及びアンローディングの双方のシーケンスの間において接触が生じるときのヘッドが直面した全体の摩耗量を示す。同様に、設計404は本発明の特徴を包含しない、以前のABSの設計であり、一方で設計406は図3の実施形態に類似の、本発明によるABSの設計である。図4Cによって証明されるように、設計406は以前の設計よりも非ゼロのRSAに対してより大きな耐性を示す。具体的に、与えられたPSAのほとんどどの状態においても接触が存在するとき、曲線436はより少ない摩耗を示す。比較すると、曲線434は曲線436よりも大きい接触の積分値を有し、それはPSAのほとんど全ての状態において、設計404は設計406よりも接触から来る多くの摩耗に直面することを意味する。
図5は、本発明の1つの例示的実施形態によるヘッドの空気軸受面を形成するステップを説明するフローチャートである。ステップ510において、ID側レールの形状が決定される。ID側レールは、ヘッドがプラスのローリングの静的姿勢(RSA)を経験するとき、ヘッドと磁気記録ディスクとの間の接触力を低減するように設計された物理的寸法を有する。ID側レールは(a)法外な費用がかからず、そして(b)それがディスク上方を飛行する間、読み取り/書き込みヘッドの安定性に影響を与えることなく、出来る限り長くなるべきである。幾つかの実施形態において、ID側レールは後縁までずっと延び得る。幾つかの別の実施形態において、ID側レールは突起を形成するように後縁を越えて延び得る。ID側レールの形状がどのようにして決定されるべきかについての追加的詳細は、前述のように与えられている。
ステップ520において、OD側レールの形状が決定され、そこでヘッドがマイナスのRSAを経験するとき、ヘッドと磁気記録ディスクとの間の接触力を低減するために、OD側レールは後縁から離れて位置する。OD側レールの形状がどのようにして決定されるべきかについての詳細は、前述の対応する項において与えられている。
ステップ530においては、エアスライダはID側レールと共に空気軸受面を有し、そしてOD側レールはステップ510及びステップ520において決定された形状に従って形成される。
前述の明細書において、本発明の実施形態は、実装から実装へと変化し得る多数の具体的詳細に関して記述されている。従って、本発明が何であるか、及び本発明となるために出願者によって何が意図されているかについての唯一で独特の指標は、あらゆるその後の修正を含む、請求項が公表する具体的な形態における、この出願から由来する請求項の一式である。そのような請求項に包含される用語に対して、本明細書で明確に述べられる全ての定義は、請求項において用いられているそのような用語の意味を律するものとする。無制限であるがゆえに、請求項において明確に列挙されない要素、特性、特徴、利点、又は属性は、そのような請求項の範囲を何らかの方法で制限すべきである。従って本明細書及び図は、限定的意味よりも、むしろ実例となるものとして見なされたい。
100 HDD
110 HGA
110a 磁気記録ヘッド(PMRヘッド)
110b スライダ
110c リードサスペンション部
110d ロードビーム
120 磁気記録ディスク
124 スピンドル
128 ディスク・クランプ
132 アーム
134 キャリッジ
136 電機子
140 ボイスコイル
144 固定子
148 旋回軸
152 ピボット軸受組立品
156 フレキシブル・ケーブル
160 アーム−電子モジュール
164 電気コネクタ・ブロック
168 HDDハウジング
172 方向
176 トラック
180 円弧
184 セクタ
188 セクタのトラック部分
300 空気軸受面
310 前縁
320 後縁
332 ID側
334 OD側
340 第一層
342 第二層
344 第三層
346 第四層
350 変換器
360 ID側レール
362 ID側レールの長さ
364 突起
370 OD側レール
372 OD側レールの長さ
402 設計
404 設計
406 設計
412 曲線
414 曲線
416 曲線
422 曲線
424 曲線
426 曲線
434 曲線
436 曲線
510 ステップ
520 ステップ
530 ステップ

Claims (4)

  1. ハードディスクドライブであって:
    内径(ID)側レール及び外径(OD)側レールを含み、前記ID側レールが前記OD側レールよりも長い、空気軸受面を有するヘッドスライダと、
    スピンドルに回転可能に実装された磁気記録ディスクと、
    前記磁気記録ディスクを回転させるための、スピンドルに取り付けられたモータ軸を有する駆動モータと、
    前記磁気記録ディスクのアクセス部分にヘッドを移動するように構成されるボイスコイルモータとを備え、
    前記ヘッドスライダがプラスのローリングの静的姿勢(RSA)を経験するとき、前記ID側レールが前記ヘッドスライダと前記磁気記録ディスクとの間の接触力を低減する形状を有し、前記ヘッドスライダがマイナスのRSAを経験するとき、前記OD側レールが前記ヘッドスライダと前記磁気記録ディスクとの間の接触力を低減する形状を有し、
    前記ID側レールの形状が多数の層を含み、
    前記ヘッドスライダの空気軸受面における前記ID側レールの形状の最上層の真下にある特定の層が、
    前記ヘッドスライダの外径(OD)側に向いている前縁突起と、
    ID側部と、
    前記前縁突起よりも前記ヘッドスライダの後縁に近く、前記ヘッドスライダの前記外径(OD)側に向いている後縁突起と
    を有するU字形状を含む、ハードディスクドライブ。
  2. 前記ヘッドスライダの空気軸受面における、前記ID側レールの形状の最上層が、前記ヘッドスライダの前縁に向いている開口を有するU字形状を含む、
    請求項1に記載のハードディスクドライブ。
  3. ヘッドスライダであって:
    空気軸受面と、
    前記空気軸受面の後縁に配置された電磁変換器とを備え、
    前記空気軸受面が内径(ID)側レール及び外径(OD)側レールを含み、
    前記ID側レールが前記OD側レールよりも長く、
    前記ヘッドスライダがプラスのローリングの静的姿勢(RSA)を経験するとき、前記ID側レールが、前記ヘッドスライダと磁気記録ディスクとの間の接触力を低減する形状を有し、
    前記ID側レールの形状が多数の層を含み、
    前記ヘッドスライダの空気軸受面における前記ID側レールの形状の最上層の真下にある特定の層が、
    前記ヘッドスライダの外形(OD)側に向いている前縁突起と、
    ID側部と、
    前記前縁突起よりも前記ヘッドスライダの後縁に近く、前記ヘッドスライダの前記外径(OD)側に向いている後縁突起と
    を有するU字形状を含み、
    前記ヘッドスライダがマイナスのRSAを経験するとき、前記OD側レールが、前記ヘッドスライダと前記磁気記録ディスクとの間の接触力を低減する形状を有する、ヘッドスライダ。
  4. 前記ヘッドスライダの空気軸受面における前記ID側レールの形状の最上層が、前記ヘッドスライダの前縁に向けられた開口を有するU字形状を含む、請求項に記載のヘッドスライダ。
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