JP5897180B2 - ガスタービン - Google Patents

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本発明は、ガスタービンに関し、特に、圧縮部から抽出した抽出空気を冷却空気としてタービン部に供給する抽気冷却系統を備えたガスタービンに関する。
ガスタービンのタービン部は、一般的に静翼と動翼とが交互に複数配列されている。これらの静翼及び動翼は、燃焼部から供給される高温の燃焼ガスに曝されるので、静翼及び動翼を冷却する必要がある。例えば、圧縮部から抽出した抽出空気を冷却空気として静翼及び動翼の周囲に供給する方法がある。特許文献1には、図15に示すように、抽出空気を送給する冷却系統60の途中にオリフィス弁61を設けて、予め設定された一定量の抽出空気を供給する方法が開示されている。
ところで、定期点検等でタービンを長期間停止したことによってタービン部の温度が室温程度に冷却されている状態からタービン部を起動させると、熱容量の違いによってタービン部内の車室とタービンロータに大きな熱伸差が生じ、両者が接触するおそれがある。このため、起動時には大量の抽出空気を供給する必要がある。また、夏等に圧縮部に吸い込まれる空気の温度が高くなると抽出空気の温度も高くなってしまう。温度の高い抽出空気では、タービン部を冷却する能力が低下するため、タービン部の温度が設定温度よりも高くなるおそれがある。このため、圧縮部に吸い込まれる空気の温度が高い場合には大量の抽出空気を供給する必要がある。そこで、オリフィス弁のサイズは、起動時や圧縮部に吸い込まれる空気の温度が高い場合等に必要とされる抽出空気量を送給できるように、大きく設定されている。
特開平11−93694号公報
しかしながら、サイズの大きいオリフィス弁を用いているため、常時、大量の抽出空気を供給することとなる。これにより、大量の抽出空気を供給する必要が無い場合であってもその量の抽出空気がタービン部に供給されるため、タービン部を冷却し過ぎてしまう場合があるという問題点があった。
そこで、本発明は、このような問題を解決するものであって、タービン部を冷却するための最適な量の抽出空気をタービン部へ供給可能なガスタービンを提供することを目的とする。
上述した課題を解決する本発明に係るガスタービンは、吸い込んだ空気を圧縮する圧縮部と、前記圧縮部で圧縮された圧縮空気と燃料とを混合して燃焼ガスを生成する燃焼部と、前記燃焼部で生成した前記燃焼ガスによって駆動されるタービン部と、前記圧縮部から抽出した抽出空気を前記タービン部にオリフィス弁を介して供給する抽気冷却系統と、を備え、発電機を駆動するガスタービンにおいて、
前記オリフィス弁よりも上流側の前記抽気冷却系統から分岐され、前記オリフィス弁をバイパスして前記オリフィス弁よりも下流側の前記抽気冷却系統に前記抽出空気を送給するバイパス流路と、
前記バイパス流路に設けられたバイパス弁と、
前記バイパス弁の開度を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度及び前記発電機の出力の少なくとも一つに基づいて、前記バイパス弁の開度を制御することを特徴とする。
本発明のガスタービンによれば、バイパス流路とバイパス弁とを備えているため、バイパス弁を開放することにより、オリフィス弁を通過する抽出空気に加えてバイパス弁を通過する抽出空気もタービン部に供給することができる。これにより、従来のようにサイズの大きいオリフィス弁を選択する必要がなくなって、サイズの小さいオリフィス弁を選択することができる。また、制御手段を備えているため、バイパス弁の開度を調整することで、タービン部を冷却するための最適な量の抽出空気をタービン部へ供給することができる。
また、前記制御手段は、前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度、及び前記発電機の出力の少なくとも一つに基づいて、前記バイパス弁の開度を制御する。
このように、制御手段は、圧縮部に吸い込まれる空気の温度、及び発電機の出力の少なくとも一つに基づいて、バイパス弁の開度を制御するので、タービン部を効率良く冷却することができる。
また、前記制御手段は、前記発電機の出力と前記バイパス弁の開度との関数により前記発電機の出力に対応する前記バイパス弁の開度を求め、当該開度に前記バイパス弁を調整してもよい。
このように、制御手段は、発電機の出力とバイパス弁の開度との関数により発電機の出力に対応するバイパス弁の開度を求め、当該開度にバイパス弁を調整するため、関数によって設定された通りの抽出空気量をタービン部に供給することができる。
また、前記制御手段は、前記タービン部の前記ディスクキャビティ内の温度が上限温度よりも高い場合、前記バイパス弁の開度を全開にし、前記ディスクキャビティ内の温度が前記上限温度以下の場合、前記バイパス弁の開度を全閉にしてもよい。
このように、制御手段は、タービン部のディスクキャビティ内の温度が上限温度よりも高い場合、バイパス弁の開度を全開にすることで、バイパス管内を通過する最大の抽出空気量をタービン部に供給することができるため、タービン部を短時間で冷却することができる。また、制御手段は、ディスクキャビティ内の温度が上限温度以下の場合、バイパス弁の開度を全閉にするため、タービン部の過冷却を防止することができる。
また、前記制御手段は、前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度と前記バイパス弁の開度との関数により前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度に対応する前記バイパス弁の開度を求め、当該開度に前記バイパス弁を調整してもよい。
このように、制御手段は、圧縮部に吸い込まれる空気の温度とバイパス弁の開度との関数により圧縮部に吸い込まれる空気の温度に対応するバイパス弁の開度を求め、当該開度にバイパス弁を調整するため、関数によって設定された通りの抽出空気量をタービン部に供給することができる。
また、前記制御手段は、前記タービン部のディスクキャビティ内の温度と目標温度との偏差に基づいて前記バイパス弁の開度を調整してもよい。
このように、制御手段は、タービン部のディスクキャビティ内の温度と目標温度との偏差に基づいてバイパス弁の開度を調整するため、タービン部のディスクキャビティ内の温度を目標温度に保つことができる。
また、前記制御手段は、前記発電機の出力と前記バイパス弁の開度補正量との関数により前記発電機の出力に対応する前記バイパス弁の開度補正量に基づいて、前記偏差から決定された前記バイパス弁の開度を補正してもよい。
このように、制御手段は、発電機の出力とバイパス弁の開度補正量との関数により発電機の出力に対応するバイパス弁の開度補正量に基づいて、偏差から決定されたバイパス弁の開度を補正するため、抽出空気量を適宜、変更することができる。これにより、タービン部内の温度をほぼ一定に保つことができる。
また、前記制御手段は、前記ディスクキャビティ内の温度が上限温度以下の場合、前記偏差に基づいて前記バイパス弁の開度を調整し、前記ディスクキャビティ内の温度が前記上限温度よりも大きい場合、前記バイパス弁の開度を全開にしてもよい。
このように、制御手段は、ディスクキャビティ内の温度が上限温度以下の場合、偏差に基づいてバイパス弁の開度を調整し、ディスクキャビティ内の温度が上限温度よりも大きい場合、バイパス弁の開度を全開にすることで、バイパス管側から供給可能な最大量の抽出空気をタービン部に供給することができるため、タービン部を短時間で冷却することができる。
また、前記制御手段は、前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度と前記バイパス弁の開度補正量との関数により前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度に対応する前記バイパス弁の開度補正量に基づいて、前記偏差から決定された前記バイパス弁の開度を補正してもよい。
このように、制御手段は、圧縮部に吸い込まれる空気の温度とバイパス弁の開度補正量との関数により圧縮部に吸い込まれる空気の温度に対応するバイパス弁の開度補正量に基づいて、偏差から決定されたバイパス弁の開度を補正するため、抽出空気量を適宜、変更することができる。これにより、タービン部内の温度をほぼ一定に保つことができる。
また、前記制御手段は、前記タービン部の起動時に前記バイパス弁の開度を全開にした後、前記発電機の出力が所定値を超えた状態が所定時間継続したときに、前記バイパス弁の開度を全閉にしてもよい。
このように、制御手段は、タービン部の起動時にバイパス弁を全開にするため、大量の抽出空気が供給されることとなり、静翼と動翼のクリアランスが大きい箇所からディスクキャビティ内に高温の燃焼ガスが流入することを防止できる。即ち、定期点検等でタービンを長期間停止したことによってタービン部の温度が室温程度に冷却されている状態からタービン部を起動させると、静翼と動翼のクリアランスが一定でない箇所が存在するため、クリアランスの大きい個所からディスクキャビティ内に燃焼ガスが流入してディスクキャビティ内の温度が設定温度よりも高くなるおそれがある。そこで、オリフィス弁を通過する抽出空気に加えてバイパス管側から大量の抽出空気を供給することで、燃焼ガスがクリアランスの大きい個所からディスクキャビティ内に流入することを防止できる。
また、発電機の出力が所定値を超えて安定した状態が所定時間継続した、即ちタービン部の静翼と動翼のクリアランスが概ね一定となったときに、バイパス弁を全閉にするため、タービン部の過冷却を防止することができる。
本発明によれば、タービン部を冷却するための最適な量の抽出空気をタービン部へ供給することができる。
本発明に係るガスタービンの系統図である。 制御部の制御パターン1を示す図である。 タービン部の出力とバイパス弁の弁開度との関数の一例を示す図である。 タービン部の出力とバイパス弁の弁開度との関数の他の例を示す図である。 制御部の制御パターン2を示す図である。 制御部の制御パターン3を示す図である。 圧縮部の吸気温度とバイパス弁の弁開度との関数の一例を示す図である。 制御部の制御パターン4を示す図である。 制御部の制御パターン5を示す図である。 タービン部の出力とバイパス弁の開度補正量との関数の一例を示す図である。 制御部の制御パターン6を示す図である。 制御部の制御パターン7を示す図である。 吸気温度とバイパス弁の開度補正量との関数の一例を示す図である。 制御部の制御パターン8を示す図である。 オリフィス弁を用いた従来の冷却系統を示す図である。
以下、本発明に係るガスタービンについて図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明に係るガスタービンの系統図である。
図1に示すように、本発明に係るガスタービン1は、圧縮部2と、燃焼部4と、タービン部6と、抽気冷却系統10と、制御部40と、を備えている。
圧縮部2は、静翼と動翼の交互の列を複数有し(不図示)、その入口部2aから吸気した空気を圧縮するように構成されている。入口部2a付近には、圧縮部2本体内に吸い込む空気の温度を計測する圧縮部入口温度センサ3が設けられている。圧縮部入口温度センサ3により計測された空気の温度(以下、吸気温度という)は制御部40に送信される。
燃焼部4は、圧縮部2で圧縮された圧縮空気と、燃料供給系統(不図示)から供給された燃料ガスとを混合して燃焼ガスを生成する。
タービン部6は、圧縮部2と同軸に連結され、静翼と動翼の交互の列を複数有し(不図示)、燃焼部4で生成された燃焼ガスによって駆動される。タービン部6のディスクキャビティ(不図示)内には、ディスクキャビティ内の温度を計測するディスクキャビティ温度センサ7が設けられている。ディスクキャビティ温度センサ7により計測されたディスクキャビティ内の温度(以下、キャビティ温度という)は制御部40に送信される。タービン部6の出力は、タービン部6に連結されている発電機8の出力と比例関係にあるため、本実施形態においては、発電機8の出力を計測した。発電機8の出力は制御部40に送信される。なお、以下の説明では、タービン部6の出力という。
抽気冷却系統10は、静翼系統20と動翼系統30とを備えている。静翼系統20は、圧縮部2の中段から抽出された中圧の抽出空気を、タービン部6の静翼(例えば、第2段。不図示)の内部に導いている。
静翼系統20の途中には、オリフィス弁22が設けられている。また、静翼系統20には、オリフィス弁22をバイパスするバイパス流路26が設けられている。このバイパス流路26の途中には、開度を調整可能なバイパス弁28が設けられている。バイパス弁28の開度を調整することにより、バイパス流路26内を流れる抽出空気の流量を調整することができる。
バイパス流路26側は、オリフィス弁22側よりも多くの抽出空気を流すことができるように、バイパス弁28はオリフィス弁22よりも大きいサイズのものが用いられている。
動翼系統30は、圧縮部2の後段から抽出された高圧の抽出空気を、タービン部6のロータ(不図示)の内部に導いている。動翼系統30の途中には、オリフィス弁32が設けられている。また、動翼系統30には、オリフィス弁32をバイパスするバイパス流路36が設けられている。このバイパス流路36の途中には、開度を調整可能なバイパス弁38が設けられている。バイパス弁38の開度を調整することにより、バイパス流路36内を流れる抽出空気の流量を調整することができる。
バイパス流路36側は、オリフィス弁32側よりも多くの抽出空気を流すことができるように、バイパス弁38はオリフィス弁32よりも大きいサイズのものが用いられている。
制御部40は、圧縮部入口温度センサ3により計測された吸気温度、ディスクキャビティ温度センサ7により計測されたキャビティ温度、及び発電機8より送信された出力を受信する。そして、吸気温度、キャビティ温度、及びタービン部6の出力の少なくとも一つに基づいて、バイパス弁28、38の開度をそれぞれ制御する。
バイパス弁28、38の開度をそれぞれ制御する制御パターンは、複数設けられている。これらの各制御パターンについて以下で説明する。なお、以下の説明では、静翼系統20を制御する場合について説明するが、動翼系統30も静翼系統20と同様の制御パターンで制御することができる。
<制御パターン1>
図2は、制御部40の制御パターン1を示す図である。図3は、タービン部6の出力とバイパス弁28の弁開度との関数の一例を示す図である。
図2及び図3に示すように、制御部40は関数設定器42を備えている。この関数設定器42には、タービン部6の出力の関数としてバイパス弁28の弁開度が予め設定されている。関数設定器42においては、受信したタービン部6の出力に対応するバイパス弁28の弁開度を求めて、当該弁開度をバイパス弁28へ送信する。本実施例では、タービン部6の出力が増加するとバイパス弁28の弁開度を減少させる関数を用いている(図3参照)ことで、タービン部6の出力が増加するとバイパス弁28の弁開度は減少するため、バイパス流路26を通過してタービン部6に供給される抽出空気量は減少する。タービン部6の起動過程で大量の抽出空気が必要な場合等に本実施例で示した関数を用いる。大量の抽出空気が必要な場合とは、例えば、タービン部6を起動させた直後である。このときは、タービン部6内の静翼と動翼とのクリアランスの大きい個所に高温の燃焼ガスが流入することを防止する必要がある。係る場合には、起動直後のタービン部6の出力が低い状態のときに、オリフィス弁22を通過する抽出空気に加えてバイパス弁28の弁開度を増加させて大量の抽出空気を供給することで、高温の燃焼ガスがクリアランスに流入することを防止する。その後、タービン部6内の温度が暖まってきたら、クリアランスが次第に均等となってくるため、バイパス弁28の弁開度を低下させる。
上述したように、制御パターン1によれば、制御部40は、タービン部6の出力に基づいてバイパス弁28を関数にて設定された弁開度に調整することができるため、予め設定された抽出空気量をタービン部6に供給することができる。
なお、本実施例では、タービン部6の出力が増加するとバイパス弁28の弁開度を減少させる関数を用いた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図4に示すように、タービン部6の出力が増加するとバイパス弁28の弁開度を増加させる関数を用いてもよい。この関数は、圧縮部2の吸気温度が高くなったことで、バイパス弁28の弁開度を大きくしてタービン部6内に供給する抽出空気量を増加させる場合等に用いられる。
次に、本発明の制御パターン2について説明する。以下の説明において、上述した制御パターンに対応する部分には同一の符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
<制御パターン2>
図5は、制御部40の制御パターン2を示す図である。
図5に示すように、制御部40は、切換スイッチ44を備えており、この切換スイッチ44においては、キャビティ温度と予め設定された上限温度との比較結果に基づいて、弁開度100%及び弁開度0%のいずれかを選択する。具体的に切換スイッチ44は、キャビティ温度が上限温度よりも高い場合、バイパス弁28の弁開度100%を選択する。一方、キャビティ温度が上限温度以下の場合、バイパス弁28の弁開度0%を選択する。即ち、キャビティ温度が上限温度よりも高い場合はバイパス弁28を全開にして、抽出空気をタービン部6内に大量に供給する。一方、キャビティ温度が上限温度以下の場合はバイパス弁28を閉止してバイパス流路26からの抽出空気の供給を停止する。
上述したように、制御パターン2によれば、制御部40は、タービン部6のキャビティ温度と上限温度とを比較してバイパス弁28の開度を調整することができる。これにより、キャビティ温度が上限温度よりも高い場合は、オリフィス弁22を通過する抽出空気に加えてバイパス流路26側からの抽出空気を大量に供給することができるので、タービン部6を急速に冷却することができる。また、キャビティ温度が上限温度以下の場合は、バイパス流路26側からの抽出空気の供給を停止し、オリフィス弁22を通過する抽出空気のみを供給することができる。これにより、タービン部6の過冷却を防止することができる。さらに、制御パターン2では、キャビティ温度が上限温度を超えたか否かのみを判定するだけなので、制御部40の機器構成を簡便なものにすることができる。
<制御パターン3>
図6は、制御部40の制御パターン3を示す図である。また、図7は、圧縮部2の吸気温度とバイパス弁28の弁開度との関数の一例を示す図である。
図6及び図7に示すように、制御部40は関数設定器46を備えており、この関数設定器46には、圧縮部2の吸気温度の関数としてバイパス弁28の弁開度が予め設定されている。関数設定器46においては、吸気温度に対応するバイパス弁28の弁開度を求めて、当該弁開度をバイパス弁28へ送信する。これにより、バイパス弁28を所望の弁開度に調整することができる。本実施例では、吸気温度が高くなった場合に、オリフィス弁22を通過する抽出空気に加えてバイパス弁28の弁開度を増加させて大量の抽出空気を供給することでタービン部6を冷却できるように、バイパス弁28の弁開度を大きくしている。
上述したように、制御パターン3によれば、制御部40は、圧縮部2の吸気温度に基づいてバイパス弁28の弁開度を調整することができる。これにより、予め設定された抽出空気量をタービン部6に供給することができる。
<制御パターン4>
図8は、制御部40の制御パターン4を示す図である。
図8に示すように、制御部40は、減算器48及びPI制御器50を備えている。減算器48においては、予め設定された目標温度とキャビティ温度との偏差を算出し、当該偏差をPI制御器50に送信する。
PI制御器50においては、当該偏差に基づいてPI(比例、積分)演算を行ってバイパス弁28の弁開度を算出し、当該弁開度をバイパス弁28へ送信する。これにより、バイパス弁28を所望の弁開度に調整することができる。
上述したように、制御パターン4によれば、制御部40は、キャビティ温度と目標温度との偏差に基づいてバイパス弁28の開度を調整することができる。これにより、キャビティ温度を目標温度に保つことができる。
<制御パターン5>
制御パターン5は、制御パターン4に弁開度を補正するための機能を追加したものである。
図9は、制御部40の制御パターン5を示す図である。また、図10は、タービン部6の出力とバイパス弁28の開度補正量との関数の一例を示す図である。
図9及び図10に示すように、制御部40は、関数設定器52、減算器48、PI制御器50及び加算器53を備えている。
関数設定器52には、タービン部6の出力の関数としてバイパス弁28の開度補正量が予め設定されている。関数設定器52においては、タービン部6の出力に対応するバイパス弁28の開度補正量を求めて、当該開度補正量を加算器53へ送信する。本実施例では、タービン部6の出力が増加するとバイパス弁28の開度補正量を減少させる関数を用いている(図10参照)。
加算器53においては、PI制御器50より送信されたバイパス弁28の開度を開度補正量によって補正し、補正後の弁開度をバイパス弁28へ送信する。これにより、バイパス弁28を所望の弁開度に調整することができる。
上述したように、制御パターン5によれば、制御部40は、タービン部6の出力に基づいてバイパス弁28の開度補正量を算出するとともに、キャビティ温度と目標温度との偏差から決定されたバイパス弁28の開度をその開度補正量に基づいて補正する。これにより、バイパス弁28を所望の弁開度に調整することができるため、タービン部6内の温度をほぼ一定に保つことができる。
<制御パターン6>
制御パターン6は、制御パターン4に制御パターン2の機能を追加したものである。
図11は、制御部40の制御パターン6を示す図である。
図11に示すように、制御部40は、切換スイッチ44、減算器48、PI制御器50及びハイセパレーター54を備えている。制御部40は、キャビティ温度が上限温度以下の場合、キャビティ温度が目標温度となるようにバイパス弁28の開度を調整し、キャビティ温度が上限温度よりも大きい場合、バイパス弁28の開度を全開にする。
ハイセパレーター54においては、バイパス弁28の弁開度0%の値を受信している場合(即ちキャビティ温度が上限温度以下の場合)、上記偏差に基づいて算出された弁開度をバイパス弁28へ送信する。一方、バイパス弁28の弁開度100%の値を受信した場合(即ちキャビティ温度が上限温度よりも高い場合)、上記偏差に基づいて算出された弁開度の値にかかわらず、当該弁開度100%の値をバイパス弁28へ送信する。
上述したように、制御パターン6によれば、制御部40は、キャビティ温度が上限温度以下の場合、上記偏差に基づいてバイパス弁28の開度を調整する。これにより、制御パターン4と同様に、キャビティ温度を目標温度に保つことができる。一方、キャビティ温度が上限温度よりも大きい場合、バイパス弁28の開度を全開にする。これにより、制御パターン2と同様に、タービン部6を短時間で冷却することができる。
<制御パターン7>
制御パターン7は、制御パターン4に弁開度を補正するための機能を追加したものである。
図12は、制御部40の制御パターン7を示す図である。また、図13は、吸気温度とバイパス弁28の開度補正量との関数の一例を示す図である。
図12及び図13に示すように、制御部40は、関数設定器56、減算器48、PI制御器50及び加算器53を備えている。
関数設定器56には、吸気温度の関数としてバイパス弁28の開度補正量が予め設定されている(図13参照)。関数設定器56においては、受信した吸気温度に対応するバイパス弁28の開度補正量を求めて、当該開度補正量を加算器53へ送信する。本実施例では、吸気温度が高くなるとバイパス弁28の開度補正量を増加させる関数を用いている。
加算器53においては、PI制御器50より送信されたバイパス弁28の開度を開度補正量によって補正し、補正後の弁開度をバイパス弁28へ送信する。これにより、バイパス弁28を所望の弁開度に調整することができる。
上述したように、制御パターン7によれば、制御部40は、吸気温度に基づいてバイパス弁28の開度補正量を算出するとともに、キャビティ温度と目標温度との偏差から決定されたバイパス弁28の開度をその開度補正量に基づいて補正する。これにより、バイパス弁28を所望の弁開度に調整することができるため、タービン部6内の温度をほぼ一定に保つことができる。
なお、上述した制御パターン1〜7は、それぞれ互いに組み合わせて用いることができる。
<制御パターン8>
図14は、制御部40の制御パターン8を示す図である。
図14に示すように、制御部40は、切換スイッチ58を備えている。切換スイッチ58においては、タービン部6のコールド起動条件と、タービン部6が設定出力を超えて稼働した経過時間との比較結果に基づいて、弁開度100%及び弁開度0%のいずれかを選択する。なお、本明細書では、定期点検等でタービン部6を長期間停止したことによってタービン部6の温度が室温程度に冷却されている状態からタービン部6を起動することをコールド起動という。
切換スイッチ58は、コールド起動条件の場合、バイパス弁28の弁開度100%を選択する。即ちコールド起動した時は、オリフィス弁22を通過する抽出空気に加えて、バイパス流路26から大量の抽出空気をタービン部6のディスクキャビティ内に供給する。定期点検等でタービン部6内の静翼や動翼を再組立てした状態では、静翼と動翼とのクリアランスがすべての箇所で一定で無いため、コールド起動直後は、クリアランスの大きい個所からディスクキャビティ内に燃焼ガスが流入してキャビティ温度が設定温度よりも高くなるおそれがある。しかし、上述したように、オリフィス弁22を通過する抽出空気に加えて、バイパス弁28を全開にしてバイパス流路26からも大量の抽出空気を供給することで、燃焼ガスがクリアランスの大きい個所からディスクキャビティ内に流入することを防止できる。
一方、切換スイッチ58は、タービン部6の出力が設定出力を超えて稼働し、その稼働した経過時間が設定時間を超えた場合、バイパス弁28の弁開度0%を選択する。即ちタービン部6の出力が安定して、且つその安定が連続している場合は、バイパス弁28を閉止してバイパス流路26からの抽出空気の供給を停止する。これにより、静翼と動翼とのクリアランスが概ね一定となったときに、バイパス弁28を全閉にするため、タービン部6内の過冷却を防止することができる。
なお、本実施例では、制御パターン8を単独で使用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、上述した制御パターン1〜7と組み合わせて用いることができる。
上述したように、本発明に係るガスタービン1は、バイパス流路26、36とバイパス弁28、38とを備えているため、バイパス弁28、38を開放することにより、オリフィス弁22、32を通過する抽出空気に加えてバイパス弁28、38を通過する抽出空気もタービン部6へ供給することができる。これにより、従来のように、サイズの大きいオリフィス弁を選択する必要がなくなって、サイズの小さいオリフィス弁22、32を選択することができる。
さらに、吸気温度、キャビティ温度及びタービン部6の出力の少なくとも一つに基づいて、制御部40がバイパス弁28、38の開度を制御するため、タービン部6を冷却するための最適な量の抽出空気を供給することができる。
1 ガスタービン
2 圧縮部
2a 入口部
3 圧縮部入口温度センサ
4 燃焼部
6 タービン部
7 ディスクキャビティ温度センサ
8 発電機
10 抽気冷却系統
20 静翼系統
22 オリフィス弁
26 バイパス流路
28 バイパス弁
30 動翼系統
32 オリフィス弁
36 バイパス流路
38 バイパス弁
40 制御部
42 関数設定器
44 切換スイッチ
46 関数設定器
48 減算器
50 PI制御器
52 関数設定器
53 加算器
54 ハイセパレーター
56 関数設定器
58 切換スイッチ
60 冷却系統
61 オリフィス弁

Claims (18)

  1. 吸い込んだ空気を圧縮する圧縮部と、前記圧縮部で圧縮された圧縮空気と燃料とを混合して燃焼ガスを生成する燃焼部と、前記燃焼部で生成した前記燃焼ガスによって駆動されるタービン部と、前記圧縮部から抽出した抽出空気を前記タービン部にオリフイス弁を介して供給する抽気冷却系統と、を備え、発電機を駆動するガスタービンにおいて、
    前記オリフイス弁よりも上流側の前記抽気冷却系統から分岐され、前記オリフイス弁をバイパスして前記オリフイス弁よりも下流側の前記抽気冷却系統に前記抽出空気を送給するバイパス流路と、
    前記バイパス流路に設けられたバイパス弁と、前記バイパス弁の開度を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度及び前記発電機の出力の少なくともーつに基づいて、前記バイパス弁の開度を制御することを特微とするガスタービン。
  2. 前記制御手段は、前記発電機の出力と前記バイパス弁の開度との関数により前記発電機の出力に対応する前記バイパス弁の開度を求め、当該開度に前記バイパス弁を調整することを特微とする請求項1に記載のガスタービン。
  3. 前記制御手段は、前記タービン部のディスクキャビティ内の温度が上限温度よりも高い場合、前記バイパス弁の開度を全開にし、前記ディスクキャビティ内の温度が前記上限温度以下の場合、前記バイパス弁の開度を全閉にすることを特微とする請求項1に記載のガスタービン。
  4. 前記制御手段は、前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度と前記バイパス弁の開度との関数により前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度に対応する前記バイパス弁の開度を求め、当該開度に前記バイパス弁を調整することを特微とする請求項1に記載のガスタービン。
  5. 前記制御手段は、前記タービン部のディスクキャビティ内の温度と目標温度との偏差に基づいて前記バイパス弁の開度を調整することを特微とする請求項1に記載のガスタービン。
  6. 前記制御手段は、前記発電機の出力と前記バイパス弁の開度補正量との関数により前記発電機の出力に対応する前記バイパス弁の開度補正量に基づいて、前記偏差から決定された前記バイパス弁の開度を補正することを特微とする請求項5に記載のガスタービン。
  7. 前記制御手段は、前記ディスクキャビティ内の温度が上限温度以下の場合、前記偏差に基づいて前記バイパス弁の開度を調整し、前記ディスクキャビティ内の温度が前記上限温度よりも大きい場合、前記バイパス弁の開度を全開にすることを特微とする請求項5に記載のガスタービン。
  8. 前記制御手段は、前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度と前記バイパス弁の開度補正量との関数により前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度に対応する前記バイパス弁の開度補正量に基づいて、前記偏差から決定された前記バイパス弁の開度を補正することを特微とする請求項5に記載のガスタービン。
  9. 前記制御手段は、前記タービン部の起動時に前記バイパス弁の開度を全開にした後、前記発電機の出力が所定値を超えた状態が所定時間継続したときに、前記バイパス弁の開度を全閉にすることを特微とする請求項1から8のうち何れか一項に記載のガスタービン。
  10. 吸い込んだ空気を圧縮する圧縮部と、前記圧縮部で圧縮された圧縮空気と燃料とを混合して燃焼ガスを生成する燃焼部と、前記燃焼部で生成した前記燃焼ガスによって駆動されるタービン部と、前記圧縮部から抽出した抽出空気を前記タービン部にオリフイス弁を介して供給する抽気冷却系統と、を備え、発電機を駆動するガスタービンにおいて、
    前記オリフイス弁よりも上流側の前記抽気冷却系統から分岐され、前記オリフイス弁をバイパスして前記オリフイス弁よりも下流側の前記抽気冷却系統に前記抽出空気を送給するバイパス流路と、
    前記バイパス流路に設けられたバイパス弁と、
    前記バイパス弁の開度を制御する制御手段と、を備え、
    前記タービン部の起動時に前記バイパス弁の開度を全開にした後、前記発電機の出力が所定値を超えた状態が所定時間継続したときに、前記バイパス弁の開度を全閉にすることを特微とするガスタービン。
  11. 前記制御手段は、前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度、前記タービン部のディスクキャビティ内の温度及び前記発電機の出力の少なくともーつに基づいて、前記バイパス弁の開度を制御することを特微とする請求項10に記載のガスタービン。
  12. 前記制御手段は、前記発電機の出力と前記バイパス弁の開度との関数により前記発電機の出力に対応する前記バイパス弁の開度を求め、当該開度に前記バイパス弁を調整することを特微とする請求項11に記載のガスタービン。
  13. 前記制御手段は、前記タービン部の前記ディスクキャビティ内の温度が上限温度よりも高い場合、前記バイパス弁の開度を全開にし、前記ディスクキャビティ内の温度が前記上限温度以下の場合、前記バイパス弁の開度を全閉にすることを特微とする請求項11に記載のガスタービン。
  14. 前記制御手段は、前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度と前記バイパス弁の開度との関数により前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度に対応する前記バイパス弁の開度を求め、当該開度に前記バイパス弁を調整することを特微とする請求項11に記載のガスタービン。
  15. 前記制御手段は、前記タービン部のディスクキャビティ内の温度と目標温度との偏差に基づいて前記バイパス弁の開度を調整することを特微とする請求項11に記載のガスタービン。
  16. 前記制御手段は、前記発電機の出力と前記バイパス弁の開度補正量との関数により前記発電機の出力に対応する前記バイパス弁の開度補正量に基づいて、前記偏差から決定された前記バイパス弁の開度を補正することを特微とする請求項15に記載のガスタービン。
  17. 前記制御手段は、前記ディスクキャビティ内の温度が上限温度以下の場合、前記偏差に基づいて前記バイパス弁の開度を調整し、前記ディスクキャビティ内の温度が前記上限温度よりも大きい場合、前記バイパス弁の開度を全開にすることを特微とする請求項15に記載のガスタービン。
  18. 前記制御手段は、前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度と前記バイパス弁の開度補正量との関数により前記圧縮部に吸い込まれる空気の温度に対応する前記バイパス弁の開度補正量に基づいて、前記偏差から決定された前記バイパス弁の開度を補正することを特微とする請求項15に記載のガスタービン。
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