JP5895867B2 - 燃料供給ポンプ - Google Patents

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    • F02M59/02Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps of reciprocating-piston or reciprocating-cylinder type
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    • F02M59/102Mechanical drive, e.g. tappets or cams

Description

本発明は、燃料を加圧して吐出する燃料供給ポンプに関する。
従来から、燃料供給ポンプでは、100MPaを超える高圧に燃料を加圧して吐出するものが公知であり、例えば、燃料を高圧状態で蓄圧する蓄圧容器を介して内燃機関に供給する燃料供給装置に適用されている。
従来の燃料供給ポンプは、燃料の加圧室を形成するプランジャ、および、カムの回転により発生する駆動力をプランジャに伝達するタペットを備え、タペットによりプランジャを上下に往復駆動して加圧室を縮小または拡張する。また、タペットは、カムの周面に当接するとともにカムの周面上を相対的に転がりながら上下に往復動する円筒状のローラ、および、ローラを回転自在に支持しながら上下に往復動するシューを有する(例えば、特許文献1参照。)。そして、燃料供給ポンプは、プランジャ、カムおよびタペット等からなるポンプ単位がカムシャフトの軸方向に複数並ぶ、いわゆる列型のポンプ装置として設けられている。
さらに、特許文献1の燃料供給ポンプによれば、シューには、ローラの円筒面に摺接してローラを回転自在に支持する円筒状の摺接面が設けられている。ここで、摺接面は、ローラの回転軸に垂直な断面において、ローラの半径と同径であってローラの回転軸を中心とする円弧として見える(以下、ローラの回転軸に垂直な断面において見える摺接面の円弧を「摺接弧」と呼ぶことがある。)。そして、摺接面は、摺接弧に対応する中心角が180°よりも大きくなるように設けられている。これにより、摺接面は、ローラの回転軸の上下両側に広がり、例えば、タペットがハウジングに固着して上死点で停止した場合に、回転軸の下側の領域によりローラを回転自在に保持できるようにしてローラの脱落を防止している。
すなわち、ローラがシューから脱落すると、図11に示すように、ローラが過剰に偏心したり、回転したりしてローラの角がハウジングの内壁に接触する虞がある。これにより、ローラがハウジング、カムおよびシューの間に挟まり、カムシャフトが回転不能となって内燃機関が停止する事態が想定される。
そこで、摺接面を、摺接弧に対応する中心角が180°よりも大きくなるように設け、ローラの回転軸の下側でもローラを回転自在に支持するようにしてローラの脱落を防止している。
ところで、特許文献1の燃料供給ポンプでは、以下のような事情から、シューの素材コストに対する低減要求が高まっていると考えられる。
すなわち、シュー100は、摺接面101を低コストで高精度に仕上げる必要性から、図12(a)、(b)に示すようにして設けると考えられる。つまり、シュー100の素材102に、ローラが嵌る円筒の内周面103を高精度で設け、その後に素材102を切断等して2つの部分102a、102bに分割する。
このとき、内周面103の軸心104が一方の部分102aに含まれるように素材102を分割することで、部分102aにおいて摺接弧に対応する中心角を180°よりも大きくし、部分102aをシュー100に仕上げる。この結果、軸心104を含まない部分102bは、摺接弧に対応する中心角が180°よりも大きくならず、ローラの脱落防止の点で、シュー100として積極的に利用し辛くなり無駄になってしまう。
そこで、例えば、図12(c)、(d)に示すように、切断面105に軸心104が含まれるように素材102を2等分割する。これにより、部分102a、102bを同一形状に設け、部分102a、102bを両方とも摺接弧に対応する中心角を180°に略一致させる。
以上のように素材102の切断部位を変更することで、素材102を無駄にすることなくコストを低減する要求が高まっている。
この場合、別途、ローラの脱落防止策を施す必要があり、このような脱落防止策として特許文献2には、ローラ(4)に下側から直接的に接触してローラ(4)の脱落を防止する脱落防止片(12、14)を設ける技術が公知となっている。
しかし、特許文献2によれば、ローラ(4)をシュー(11)に嵌めた後、脱落防止片(12、14)をローラ(4)に被せて組み付けるので、ローラ(4)の円筒面を傷つける虞が高い。また、脱落防止片(12、14)とローラ(4)との間に金属バリ等を噛み込む虞もある。さらに、脱落防止片(12、14)により、ローラ(4)の円筒面とシュー(11)の摺接面との間に潤滑油が流入するのを妨げ、潤滑不良になる虞もある。
そこで、ローラの脱落を直接的に防止するのではなく、ローラの脱落が発生してもカムシャフトの回転を可能にして内燃機関の停止を回避することができるように、対策を施すことが求められている。
特表2010−505058号公報 独国特許出願公開102009056304号明細書
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、燃料供給ポンプのタペットにおいて、ローラの脱落が発生してもカムシャフトの回転を可能にして内燃機関の停止を回避することにある。
本願の第1発明によれば、燃料供給ポンプは、以下に説明するプランジャ、タペット、部分円筒面、ガイドおよび第1関係を備える。
まず、プランジャは、燃料の加圧室を形成するとともに、加圧室を縮小または拡張するように上下に往復駆動されるものである。次に、タペットは、プランジャの下側に配置されるカムの回転を直線的な往復動に変換してプランジャに伝達する機構である。そして、タペットは、カムの周面に当接するとともにカムの周面上を相対的に転がりながら上下に往復動する円筒状のローラ、および、ローラを回転自在に支持しながら上下に往復動するシューを有する。
また、部分円筒面は、シューに設けられてローラの円筒面に上側から摺接してローラを回転自在に支持する摺接面である。そして、部分円筒面は、ローラの回転軸に垂直な断面において、ローラの半径と同径であってローラの回転軸を中心とする円弧として見え、さらに、円弧(摺接弧)がローラの回転軸の上側に存在する。
また、ガイドは、シューに固定されて一体化する部材である。そして、ガイドは、シューが上死点で停止した仮想状態において、ローラがシューから下方に脱落して部分円筒面から離れた後、下死点に達し、さらに、カムに突き上げられて上昇することで当接するものである。
また、第1関係は、仮想状態においてローラが下死点に達したときの配置の関係である。そして、第1関係によれば、カムとローラとの当接点(α)、ガイドでローラの当接を受ける当接点(β)、当接点(α)と当接点(β)との上下方向に関する距離(H)、およびローラの直径(d)に関し、不等式:H<dが成立する。
さらに、シューの下端は、上下方向に関して部分円筒面の中心軸と同じ位置、または、部分円筒面の中心軸よりも上側に存在する。
これにより、ローラがシューから脱落しても、ガイドによって、ローラが過剰に偏心したり、回転したりするのを阻止してローラの角がハウジングの内壁に接触しないようにすることができる。このため、ローラの脱落が発生しても、カムシャフトの回転を可能にして内燃機関の停止を回避することができる。
本願の第2発明によれば、燃料供給ポンプは、以下に説明する第2関係を備える。
すなわち、第2関係は、仮想状態においてローラが下死点に達した後、カムに突き上げられて上昇することでガイドに当接した再当接状態における配置の関係である。そして、第2関係によれば、当接点(α)と当接点(β)とを結ぶ線分(L)、ローラの回転軸を含み上下方向に垂直な平面(A)、平面(A)と線分(L)との交点(γ)、部分円筒面の中心軸に直交するとともに上下方向に平行な直線(M)、平面(A)と直線(M)との交点(δ)に関し、平面(A)上で交点(γ)と交点(δ)との間にローラの回転軸が存在する。
これにより、当接点(α)においてカムからローラに作用する当接力と、当接点(β)においてガイドからローラに作用する当接力との合力は、ローラに対し、部分円筒面により形成される嵌合空間に嵌る方向に作用する。このため、ローラは、シューから脱落しても、再度、嵌合空間に嵌ることができるので、より確実にカムシャフトの回転を維持して内燃機関の停止を回避することができる。
本願の第3発明によれば、燃料供給ポンプは、以下に説明する第3関係を備える。
すなわち、第3関係は、再当接状態における配置の関係である。そして、第3関係によれば、当接点(α)における円筒面に対する法線方向と上下方向とにより形成される角度(θ)、当接点(β)における円筒面に対する法線方向と上下方向とにより形成される角度(φ)、当接点(β)における動摩擦係数(μ)に関し、不等式:sin(φ−θ)・(cosφ+μsinφ)/cosθ>μが成立する。
これにより、不等式:sin(φ−θ)・(cosφ+μsinφ)/cosθ>μが成立するように、角度(θ)、角度(φ)および動摩擦係数(μ)を設定することで、動摩擦係数(μ)を考慮した上で、仮想状態においてもカムシャフトの回転を維持することができる燃料供給ポンプを提供することができる。
燃料供給ポンプの全体構成図である(実施例1)。 燃料供給ポンプの要部構成図である(実施例1)。 仮想状態においてローラが下死点に達したときの燃料供給ポンプの要部構成図である(実施例1)。 再当接状態における燃料供給ポンプの要部構成図である(実施例1)。 再当接状態における燃料供給ポンプの要部構成図である(実施例2)。 再当接状態における燃料供給ポンプの要部構成図である(実施例3)。 再当接状態における燃料供給ポンプの要部構成図である(実施例4)。 再当接状態における燃料供給ポンプの要部構成図である(実施例5)。 再当接状態における燃料供給ポンプの要部構成図である(実施例6)。 再当接状態における燃料供給ポンプの要部構成図である(実施例7)。 (a)はシューから脱落したローラが過剰に偏心した状態を示す説明図であり、(b)はシューから脱落したローラが回転した状態を示す説明図である(従来例)。 (a)、(b)はローラの脱落防止を優先したシューの製造方法を示す説明図であり、(c)、(d)は素材のコスト低減を優先したシューの製造方法を示す説明図である(従来例)。
以下、発明を実施するための形態を実施例に基づいて説明する。
〔実施例1の構成〕
実施例1の燃料供給ポンプ1の構成を、図面に基づいて説明する。
燃料供給ポンプ1は、100MPaを超える高圧に燃料を加圧して吐出するものであり、例えば、燃料を高圧状態で蓄圧する蓄圧容器(コモンレール)を介して内燃機関(図示せず。)に供給する燃料供給装置に適用され、電子制御ユニット(ECU:図示せず。)により動作を制御される。
燃料供給ポンプ1は、以下に説明するプランジャ2、タペット3、部分円筒面4、ガイド5および第1〜第3関係を備える。
プランジャ2は、燃料の加圧室7を形成するとともに、加圧室7を縮小または拡張するように上下に往復駆動されるものである。また、プランジャ2は、シリンダボディ8に設けられたシリンダ9に自身の軸方向と上下方向とが一致するように収容され、さらに、シリンダ9の内周面に摺接して上下方向に摺動自在に支持されている。そして、加圧室7は、シリンダ9内にプランジャ2を収容することで下側を画され、プランジャ2が上方に移動することで縮小し、プランジャ2が下方に移動することで拡張する。
また、加圧室7は、ECUから出力される指令により電子制御される制御弁10によって上側を画されている。
さらに、加圧室7は、下流側において逆止弁(図示せず。)を介してコモンレール内と連通し、上流側において制御弁10を介してフィードポンプ(図示せず。)の吐出側と連通している。ここで、フィードポンプは、例えば、後記するカムシャフト(図示せず。)を介して内燃機関により回転駆動されるものであり、燃料タンクから燃料を汲み上げ、制御弁10を経由して加圧室7に吸入させる。
そして、制御弁10は、加圧室7からコモンレールに向けて吐出する燃料を調量するものであり、ECUに制御されて、例えば、次のように動作する。
すなわち、プランジャ2が加圧室7を縮小するように上側に移動しているときに、ECUから制御弁10に閉弁指令が出力されると、制御弁10が閉弁して加圧室7の燃料圧が増加し、逆止弁が開弁して加圧室7からコモンレールへの燃料の吐出が始まる。
やがて、ECUから制御弁10に開弁指令が出力されると、制御弁10が開弁して加圧室7の燃料圧が減小し、逆止弁が閉弁して加圧室7からコモンレールへの燃料の吐出が終わる。また、プランジャ2が加圧室7を拡張するように下側に移動しているとき、制御弁10は開弁しており、フィードポンプから吐出された燃料が加圧室7に吸入される。
なお、プランジャ2、シリンダボディ8および制御弁10の一体物は、シリンダボディ8を燃料供給ポンプ1のハウジング11にネジ締結することでハウジング11に一体化している。
タペット3は、プランジャ2の下側に配置されるカム13の回転を直線的な往復動に変換してプランジャ2に伝達する機構であり、ハウジング11に設けられた収容孔14に収容されてプランジャ2とカム13との間に介在する。
ここで、カム13およびカムシャフトは、ハウジング11内で収容孔14の下方に形成されるカム室15に収容され、内燃機関により回転駆動される。
そして、カム13は、内燃機関から与えられるトルクにより回転することで、タペット3を介してプランジャ2を上方に突き上げるように駆動する。また、プランジャ2およびタペット3とシリンダボディ8との間には、プランジャ2およびタペット3を下側に付勢するスプリング16が上下方向にセットされている。このため、上方に突き上げられたプランジャ2は、スプリング16の付勢力により下方に戻ることができる。
また、タペット3は、以下に説明するローラ18、シュー19およびタペットボディ20を有する。
まず、ローラ18は、円筒状に設けられ、円筒面21によりカム13の周面22に当接するとともに周面22上を相対的に転がりながら上下に往復動する。また、シュー19は、ローラ18を回転自在に支持しながら上下に往復動するものである。
また、タペットボディ20は、タペット3の外郭をなすものであり、上下に開放された筒状の内部空間23を有する。そして、内部空間23の下側にはシュー19が圧入されており、内部空間23の上側にはシリンダボディ8から下側に突出したプランジャ2が入り込んでシュー19の上面に当接している。
さらに、タペットボディ20には、内部空間23の内周側に伸びる鍔24が設けられており、鍔24の下側にシュー19が圧入されている。また、鍔24の上側には、スプリング16の下側の座を形成するとともにプランジャ2の下端と一体化しているシート25が配置され、シート25により、スプリング16は、プランジャ2とタペット3とを一体的に下側に付勢することができる。
また、シュー19およびタペットボディ20は、上下方向に平行な軸を中心軸とする円筒状に設けられている。このため、タペットボディ20には、回り止め(図示せず。)が圧入されて外周側に突出し、収容孔14の内周には、回り止めを上下方向に摺動自在に収容するスライド溝(図示せず。)が設けられている。この結果、タペット3は、回り止めによってガイドされながら上下方向に往復動する。
そして、燃料供給ポンプ1は、プランジャ2、タペット3およびカム13等からなるポンプ単位がカムシャフトの軸方向に複数並ぶ、いわゆる列型のポンプ装置として設けられている。
部分円筒面4は、シュー19に設けられてローラ18の円筒面21に上側から摺接してローラ18を回転自在に支持する摺接面である。つまり、部分円筒面4はシュー19の下面で上方に窪むように設けられており、部分円筒面4により形成される空間は下側に向かって開口している。そして、部分円筒面4により形成される空間は、ローラ18が嵌る嵌合空間27をなし、ローラ18の回転軸とプランジャ2の軸心とが直交する。
また、部分円筒面4は、ローラ18の回転軸に垂直な断面において、ローラ18の半径と同径であってローラ18の回転軸を中心とする円弧として見え、さらに、この円弧(摺接弧)28がローラ18の回転軸の上側に存在する。そして、部分円筒面4は、摺接弧28に対応する中心角が180°となるように設けられている。
これにより、シュー19は、素材を無駄にすることなく設けることができるものの(図12(c)、(d)参照。)、例えば、タペットボディ20がハウジング11に固着して上死点で停止した場合にローラ18が嵌合空間27から脱落してしまう(図3、図4参照。)。そこで、ガイド5を設けて第1〜第3関係を設定することで、ローラ18の脱落が発生しても、カムシャフトの回転を可能にして内燃機関の停止を回避している。
なお、部分円筒面4には、ダイヤモンドまたはダイヤモンドライクカーボンからなる皮膜が施されて、円筒面21との摺接に対する動摩擦係数が下げられている。
ガイド5は、シュー19に固定されて一体化する部材であってタペット3の一部をなし、シュー19が上死点で停止した仮想状態においてローラ18の当接を受ける。つまり、仮想状態において、ローラ18は、嵌合空間27から下方に脱落して部分円筒面4から離れた後、下死点に達し、さらに、カム13に突き上げられて上昇することで、ガイド5に当接する。
ここで、ガイド5は、圧入によりシュー19に固定されて一体化している。より具体的に、ガイド5は、シュー19の下面に配置され、頭部30aおよび軸部30bを有するピン30により圧入されてシュー19に一体化している。
つまり、シュー19には、上下方向と平行に軸部30bを通す挿通孔31が設けられ、さらに、挿通孔31の上部には、頭部30aが係合する段32が設けられている。また、ガイド5は、軸部30bの先端部が圧入される圧入穴33を有する。そして、挿通孔31の下側の開口と圧入穴33とが重なるようにシュー19の下面にガイド5を配置し、さらに、軸部30bを挿通孔31に通して軸部30bの先端を圧入穴33に圧入するとともに頭部30aを段32に係合させる。これにより、ガイド5は、シュー19の下面でシュー19に固定されて一体化する。
さらに、ガイド5は、上下方向に垂直な1つの平面をなす下面34、および、ローラ18の回転軸に垂直な断面において曲線弧として見える内周端35を有する。ここで、内周端35は、ローラ18の摺接を受けないように、例えば、下側ほど円筒面21との距離が大きくなるように設けられている。そして、内周端35の最下点は、仮想状態においてカム13に突き上げられて上昇したローラ18の円筒面21が当接する当接点βを形成する。
なお、ピン30には、ピン30を軸方向に貫通する貫通孔30cが設けられており、貫通孔30cは、タペット3の往復動に伴い、潤滑油をカム室15から収容孔14に流入させたり、収容孔14からカム室15に流入させたりする往復油路として機能する。
第1関係は、図3に示すように、仮想状態においてローラ18が下死点に達したときの配置の関係である。そして、第1関係によれば、カム13とローラ18との当接点αと当接点βとの上下方向に関する距離H、およびローラ18の直径dに関し、以下の不等式1が成立する。
不等式1:H<d
なお、距離Hは、ガイド5の下面34が上下方向に垂直であることから、当接点αと下面34との上下方向に関する距離に一致する。
第2関係は、図4に示すように、仮想状態においてローラ18が嵌合空間27から下方に脱落した後、カム13に突き上げられて上昇することでガイド5に当接した再当接状態における配置の関係である。そして、第2関係によれば、当接点αと当接点βとを結ぶ線分L、ローラ18の回転軸を含み上下方向に垂直な平面A、平面Aと線分Lとの交点γ、部分円筒面4の中心軸に直交するとともに上下方向に平行な直線M、平面Aと直線Mとの交点δに関し、平面A上で交点γと交点δとの間にローラ18の回転軸が存在する。また、再当接状態では、ローラ18の回転軸は、部分円筒面4の中心軸(嵌合空間27の中心軸)と一致しなくなり、部分円筒面4の中心軸の下側かつ進角側にずれている。
第3関係は、再当接状態における配置の関係であって、第2の関係を満たしていることを前提として成り立つ関係である。そして、第3関係によれば、図4に示すように、当接点αにおける円筒面21に対する法線方向と上下方向とにより形成される角度θ、当接点βにおける円筒面21に対する法線方向と上下方向とにより形成される角度φ、当接点βにおける動摩擦係数μに関し、以下の不等式2が成立する。
不等式2:sin(φ−θ)・(cosφ+μsinφ)/cosθ>μ
ここで、当接点αにおいてカム13からローラ18に作用する当接力F1、当接点βにおいてガイド5からローラ18に作用する当接力F2を用いると、再当接状態においてローラ18が嵌合空間27の方に移動するためには、次の条件式1が成立する必要がある。
条件式1:sin(φ−θ)・F1>μ・F2
また、再当接状態における上下方向の力の釣り合いから次の条件式2が成立する。
条件式2:F1・cosθ=F2・(cosφ+μ・sinφ)
そして、不等式2は、条件式1、2から当接力F1、当接力F2を消去することで得られる。
〔実施例1の効果〕
実施例1の燃料供給ポンプ1によれば、部分円筒面4は、シュー19に設けられて円筒面21に上側から摺接してローラ18を回転自在に支持する摺接面である。そして、摺接弧28はローラ18の回転軸の上側に存在し、摺接弧28に対応する中心角は180°である。また、第1関係は、仮想状態においてローラ18が下死点に達したときの配置の関係であり、第1関係によれば、不等式1が成立する。
これにより、ローラ18がシュー19から脱落しても、ガイド5によって、ローラ18が過剰に偏心したり、回転したりする(図11参照。)のを阻止してローラ18の角がハウジング11の内壁に接触しないようにすることができる。このため、ローラ18の脱落が発生しても、カムシャフトの回転を可能にして内燃機関の停止を回避することができる。
また、燃料供給ポンプ1によれば、第2関係は再当接状態における配置の関係であり、第2関係によれば、平面A上で交点γと交点δとの間にローラ18の回転軸が存在する。
これにより、当接力F1と当接力F2との合力は、ローラ18に対し、嵌合空間27に嵌る方向に作用する。このため、ローラ18は、シュー19から脱落しても、再度、嵌合空間27に嵌ることができるので、より確実にカムシャフトの回転を維持して内燃機関の停止を回避することができる。
さらに、燃料供給ポンプ1によれば、第3関係は再当接状態における配置の関係であり、第3関係によれば、不等式2が成立する。
これにより、不等式2が成立するように、角度θ、φおよび動摩擦係数μを設定することで、動摩擦係数μを考慮した上で、仮想状態においてもカムシャフトの回転を維持することができる燃料供給ポンプ1を提供することができる。
〔実施例2〕
実施例2の燃料供給ポンプ1によれば、図5に示すように、ガイド5の内周端35は、ローラ18の回転軸に垂直な断面において下側ほど円筒面21との距離が大きくなる線分として見える。また、当接点βは内周端35の最下端に形成される。
〔実施例3〕
実施例3の燃料供給ポンプ1によれば、図6に示すように、ピン30の軸部30bがガイド5の機能を担う。
ここで、ピン30は、シュー19に直接的に圧入されて一体化している。つまり、シュー19には、上下方向と平行に軸部30bが圧入される圧入孔38が設けられ、圧入孔38の上部に、頭部30aが係合する段32が設けられている。そして、軸部30bをシュー19の上側から圧入孔38に圧入するとともに頭部30aを段32に係合させる。これにより、軸部30bの先端が圧入孔38から下方に突出し、軸部30bの先端に当接点βが形成される。
〔実施例4〕
実施例4の燃料供給ポンプ1によれば、図7に示すように、ピン30の頭部30aがガイド5の機能を担う。
ここで、シュー19には段32が設けられていない。そして、軸部30bをシュー19の下側から圧入孔38に圧入するとともに頭部30aをシュー19の下面に係合させる。これにより、頭部30aが圧入孔38の下側に配置され、頭部30aに当接点βが形成される。
〔実施例5〕
実施例5の燃料供給ポンプ1によれば、図8に示すように、ガイド5は、ネジ螺合によりシュー19に固定されて一体化している。より具体的に、ガイド5は、シュー19の下面に配置され、頭部40aおよび軸部40bを有するネジ40により螺合されてシュー19に一体化している。
つまり、シュー19には、上下方向と平行にネジ40の軸部40bおよび円筒部40cを通す挿通孔31が設けられ、さらに、挿通孔31の上部には、頭部40aが係合する段32が設けられている。また、ガイド5は、軸部40bが螺合されるネジ穴41を有する。そして、挿通孔31の下側の開口とネジ穴41とが重なるようにシュー19の下面にガイド5を配置し、さらに、軸部40bを挿通孔31に通して挿通孔31から下側に突出させ、軸部40bをネジ穴41に螺合するとともに頭部40aを段32に係合させる。
これにより、ガイド5は、シュー19の下面でシュー19に固定されて一体化する。
なお、ガイド5は、実施例1と同様の形状を有し、内周端35の最下点に当接点βを形成する。また、ネジ40には、ネジ40を軸方向に貫通する貫通孔40dが設けられており、貫通孔40dは往復油路として機能する。
〔実施例6〕
実施例6の燃料供給ポンプ1によれば、図9に示すように、ガイド5は、ネジ螺合によりシュー19に固定されて一体化し、ガイド5の内周端35は、ローラ18の回転軸に垂直な断面において下側ほど円筒面21との距離が大きくなる線分として見える。また、当接点βは内周端35の最下端に形成される。
〔実施例7〕
実施例7の燃料供給ポンプ1によれば、図10に示すように、ネジ40の頭部40aがガイド5の機能を担う。
ここで、シュー19には段32が設けられておらず、挿通孔31の上部に、挿通孔31と同軸をなすネジ穴41が設けられている。そして、軸部40bをシュー19の下側から挿通孔31に通してネジ穴41に螺合させ、頭部40aを下面に係合させる。これにより、頭部40aが挿通孔31の下側に配置され、頭部40aに当接点βが形成される。
〔変形例〕
燃料供給ポンプ1の態様は、実施例1〜7に限定されず、種々の変形例を考えることができる。
例えば、実施例1〜7の燃料供給ポンプ1によれば、部分円筒面4は、摺接弧28に対応する中心角が180°となるように設けられていたが、摺接弧28に対応する中心角が180°未満となるように部分円筒面4を設けてもよい。
1 燃料供給ポンプ 2 プランジャ 3 タペット 4 部分円筒面 5 ガイド 7 加圧室 13 カム 18 ローラ 19 シュー 21 円筒面 22 周面 28 摺接弧(円弧) α 当接点 β 当接点 H 距離 d 直径

Claims (5)

  1. 燃料の加圧室(7)を形成するとともに、前記加圧室(7)を縮小または拡張するように上下に往復駆動されるプランジャ(2)と、
    このプランジャ(2)の下側に配置されるカム(13)の回転を直線的な往復動に変換して前記プランジャ(2)に伝達する機構であり、前記カム(13)の周面(22)に当接するとともに前記カム(13)の周面(22)上を相対的に転がりながら上下に往復動する円筒状のローラ(18)、および、このローラ(18)を回転自在に支持しながら上下に往復動するシュー(19)を有するタペット(3)と、
    前記シュー(19)に設けられて前記ローラ(18)の円筒面(21)に上側から摺接して前記ローラ(18)を回転自在に支持する摺接面であり、前記ローラ(18)の回転軸に垂直な断面において、前記ローラ(18)の半径と同径であって前記ローラ(18)の回転軸を中心とする円弧(28)として見え、さらに、この円弧(28)が前記ローラ(18)の回転軸の上側に存在する部分円筒面(4)と、
    前記シュー(19)に固定されて一体化する部材であり、前記シュー(19)が上死点で停止した仮想状態において、前記ローラ(18)が前記シュー(19)から下方に脱落して前記部分円筒面(4)から離れた後、下死点に達し、さらに、前記カム(13)に突き上げられて上昇することで当接するガイド(5)と、
    前記仮想状態において前記ローラ(18)が下死点に達したときの配置の関係であり、前記カム(13)と前記ローラ(18)との当接点(α)、前記ガイド(5)で前記ローラ(18)の当接を受ける当接点(β)、前記当接点(α)と前記当接点(β)との上下方向に関する距離(H)、および前記ローラ(18)の直径(d)に関し、不等式:H<dが成立する第1関係とを備え
    前記シュー(19)の下端は、上下方向に関して前記部分円筒面(4)の中心軸と同じ位置、または、前記部分円筒面(4)の中心軸よりも上側に存在することを特徴とする燃料供給ポンプ(1)。
  2. 請求項1に記載の燃料供給ポンプ(1)において、
    前記仮想状態において前記ローラ(18)が下死点に達した後、前記カム(13)に突き上げられて上昇することで前記ガイド(5)に当接した再当接状態における配置の関係であり、前記当接点(α)と前記当接点(β)とを結ぶ線分(L)、前記ローラ(18)の回転軸を含み上下方向に垂直な平面(A)、この平面(A)と前記線分(L)との交点(γ)、前記部分円筒面(4)の中心軸に直交するとともに上下方向に平行な直線(M)、前記平面(A)と直線(M)との交点(δ)に関し、前記平面(A)上で前記交点(γ)と前記交点(δ)との間に前記ローラ(18)の回転軸が存在する第2関係を備える燃料供給ポンプ(1)。
  3. 請求項2に記載の燃料供給ポンプ(1)において、
    前記再当接状態における配置の関係であり、前記当接点(α)における前記円筒面(21)に対する法線方向と上下方向とにより形成される角度(θ)、前記当接点(β)における前記円筒面(21)に対する法線方向と上下方向とにより形成される角度(φ)、前記当接点(β)における動摩擦係数(μ)に関し、不等式:sin(φ−θ)・(cosφ+μsinφ)/cosθ>μが成立する第3関係を備える燃料供給ポンプ(1)。
  4. 請求項1ないし請求項3の内のいずれか1つに記載の燃料供給ポンプ(1)において、
    前記ガイド(5)は、圧入により前記シュー(19)に固定されて一体化していることを特徴とする燃料供給ポンプ(1)。
  5. 請求項1ないし請求項3の内のいずれか1つに記載の燃料供給ポンプ(1)において、
    前記ガイド(5)は、ネジ螺合により前記シュー(19)に固定されて一体化していることを特徴とする燃料供給ポンプ(1)。
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