JP5895682B2 - 障害物検出装置及びそれを備えた移動体 - Google Patents

障害物検出装置及びそれを備えた移動体 Download PDF

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Description

本明細書に開示の技術は、移動体の周囲の障害物を検出する技術に関する。
移動ロボット等の移動体を安全に移動させるために、移動体の周囲の障害物を検出する技術が開発されている。例えば、特許文献1には、レーザレンジファインダによって移動体の周囲の障害物を検出する技術が開示されている。特許文献1に開示の技術では、移動体が移動する移動領域の地図(環境地図)が設けられる。レーザレンジファインダによって障害物が検出されると、その障害物の位置を地図に記憶する。そして、障害物を回避するように移動経路を決定する。
特開2011−118591号公報
移動体と障害物との衝突を回避するためには、移動体から障害物までの距離を正確に計測する必要がある。特に、移動体が狭路を移動する場合等には、障害物との安全距離を長く設定できないため、移動体から障害物までの距離を正確に計測する必要がある。従来の技術では、移動体が平地を移動する際は、移動体から障害物までの距離が正確に計測できるものの、移動体が複数の傾斜面を移動する場合は、移動体から障害物までの距離を正確に計測できないときがある。例えば、図10(a)に示すように、移動体10が走路面(平面)100から走路面(傾斜面)102に向かって移動する場合において、走路面102に障害物104があるときを考える。従来の技術では、障害物までの距離が2.98mとされるが、移動体が障害物と接触するまでの実際の距離は2.84mである。このため、従来の技術では、障害物までの距離を2.98mとして移動経路を作成すると、移動体と障害物とが衝突する可能性等が生じる。
本明細書は、複数の傾斜面が連続する移動領域内を移動体が移動する場合であっても、移動体から障害物までの移動距離を正確に算出することができる技術を開示する。
本明細書に開示する障害物検出装置は、移動体が移動する移動領域内の障害物を検出する。この障害物検出装置は、移動領域内の路面の情報を記憶する路面情報記憶手段と、移動体の周囲の路面及び障害物までの距離を計測する距離計測手段と、距離計測手段で得られた計測結果から抽出される路面に関する情報を用いて、路面情報記憶手段に記憶されている路面の情報を更新する更新手段と、路面情報記憶手段に記憶されている複数の路面を連結する連結手段と、距離計測手段で得られた計測結果から抽出される障害物に関する情報を用いて、当該障害物が対応する路面を特定すると共に、その路面における当該障害物の位置を特定する障害物特定手段と、抽出された障害物が対応付けられると共に連結された複数の路面を2次元平面に展開して障害物の位置を記憶する2次元地図を作成する地図作成手段を有する。
上記の障害物検出装置では、移動体の周囲の複数の路面が連結(リンク)され、検出された障害物の路面上の位置が特定される。そして、連結(リンク)された複数の路面を2次元平面に展開し、障害物の位置を記憶する2次元地図を作成する。すなわち、移動体が存在する平面(基準平面)と連結している平面(第1連結平面)は、その基準平面と同一平面となるように基準平面に対して変換され、その第1連結平面と連結している平面(第2連結平面)は、第1連結平面と同一平面となるように第1連結平面に対して変換され、以下、同様に連結された全ての平面が変換される。これによって、障害物の位置を記憶した2次元地図が作成される。連結した複数の平面を2次元平面に展開して2次元地図を作成するため、移動体から障害物までの移動距離(移動体を障害物に衝突するまで移動させたときの移動体の移動距離)を正確に算出することができる。
実施例に係る車両の構成を模式的に示す平面図。 実施例に係る車両の制御系の構成を示すブロック図。 制御装置で行われる2次元地図作成処理の手順を示すフローチャート(その1)。 制御装置で行われる2次元地図作成処理の手順を示すフローチャート(その2)。 走路面(平面)iの座標系を模式的に示す図。 走路面毎に障害物を検出する理由を説明するための図。 走路面毎に空間を分割する処理を説明するための図。 走路面(平面)へ障害物を射影する処理を説明するための図。 連結された複数の走路面(平面)を2次元化する処理を説明するための図。 本実施例の作用効果を説明するための図。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1) 本明細書に開示する実施例では、距離計測手段は、所定の周期で移動体の周囲の路面及び障害物までの距離を計測してもよい。この場合に、更新手段は、距離計測手段で得られた計測結果から1又は複数の路面を抽出してもよい。そして、更新手段は、抽出した路面が路面情報記憶手段に記憶されている路面のいずれかと対応する場合は、抽出した路面の情報を用いて路面情報記憶手段に記憶されている対応する路面の路面情報を更新し、抽出した路面が路面情報記憶手段に記憶されている路面のいずれとも対応しない場合は、その抽出した路面を新たな路面として路面情報記憶手段に記憶してもよい。このような構成によると、距離計測手段で得られる路面の情報に基づいて、移動体の周囲の路面の情報を最新の情報に更新することができる。
(特徴2) 本明細書に開示する実施例では、連結手段は、路面情報記憶手段に記憶されている複数の路面の位置と傾きを特定すると共に、移動体の進行方向に位置する複数の路面を移動体が通過する順番で連結してもよい。このような構成によると、移動体の進行方向に連続する路面が連結され、移動体から障害物までの移動距離を算出することができる。
(特徴3) 本明細書に開示する実施例では、障害物特定手段は、抽出される障害物を対応する路面に射影することで、対応する路面上の当該障害物の位置を特定してもよい。このような構成によると、障害物の路面上の位置を簡易に算出することができる。
なお、上述した障害物検出装置は移動体に搭載することができる。これによって、移動体は、移動しながら障害物を検出することができる。そして、障害物が顕出されたときは、その障害物を回避することができる。
本実施例について、図面を参照しながら説明する。図1に示すように、移動体10は、左右の前輪12a,12bと、1つの後輪14(従動輪)と、前輪12a,12b及び後輪14が取付けられる車体18を備えている。
前輪12a,12bは、車体18の前端側であって、車体18の側面に回転可能に取付けられている。各前輪12a,12bは、インホイールモータ20a,20b(図2に図示)により独立して駆動される。前輪12a,12bを駆動することで、移動体10は走路面を走行する。また、左右の前輪12a,12bの回転駆動量(回転角速度)を制御することで、移動体10は、その進行方向を任意の方向に変えることができる。
後輪14は、車体18の後端側であって、車体18の車幅方向の略中央に取付けられている。本実施例では、後輪14に、全方位車輪又はキャスタ車輪が用いられている。なお、後輪14を操舵輪とし、後輪14を操舵することによって移動体10の進行方向を制御するようにしてもよい。
車体18は、車体18の姿勢角(ロール角,ピッチ角,ヨー角)を検出する3軸のジャイロセンサ24(図2に図示)と、車体18の進行方向に位置する路面及び障害物までの距離を計測する距離センサ16と、エンコーダ22a,22b、ジャイロセンサ24及び距離センサ16の出力に基づいて2次元マップ46(すなわち、2次元地図)を作成する処理等を行う制御装置30を備えている。
ジャイロセンサ24は、車体18の内部に設置されている。ジャイロセンサ24は、車体18の姿勢角(ロール角,ピッチ角,ヨー角)を検出する。図2に示すように、ジャイロセンサ24は、制御装置30と電気的に接続されている。ジャイロセンサ24で検出した車体18の姿勢角(ロール角,ピッチ角,ヨー角)は、制御装置30に入力される。
距離センサ16は、車体18の前端側の上面であって、車体18の車幅方向の略中央に取付けられている(図1,9参照)。距離センサ16は、3次元スキャン型の距離センサである。距離センサ16は、レーザ光を照射すると共にその照射したレーザ光の反射光を検出し、レーザ光を照射してから反射光を検出するまでの時間で、距離センサ16から走路面及び障害物までの距離を計測する。レーザ光を照射する方向は、3次元的に走査される。すなわち、図1に示すように、距離センサ16は、車体18の前方の所定の角度範囲の領域50にレーザ光を照射すると共に、レーザ光を照射する方向を高さ方向に変化させる。これにより、車体18の前方に位置する走路面及び障害物の3次元構造が検出される。図2に示すように、距離センサ16は、制御装置30と電気的に接続されている。距離センサ16で検出した走路面及び障害物の3次元構造は、制御装置30に入力される。
なお、距離センサ16としては、例えば、日本信号株式会社製のMEMSを利用したレーザスキャナーを用いることができる。なお、本実施例では、レーザ光によって距離を計測する距離センサ16を用いたが、このような例に限られず、公知の種々の方式の距離センサを用いることができる。なお、距離センサ16がレーザ光を照射する角度範囲が狭い場合(図1に示す領域50の角度範囲が狭い場合)は、車体18に複数の距離センサ16を搭載し、車体18の前方の領域を漏れなく走査することが好ましい。複数の距離センサ16を搭載することで、車体18の前方の走路面及び障害物を漏れなく検出することができる。
制御装置30は、CPU,ROM,RAMを備えたマイクロプロセッサによって構成されている。制御装置30は、車体18内に配されている。図2に示すように、制御装置30は、モータ20a、20bと、エンコーダ22a、22bと、ジャイロセンサ24と、距離センサ26に電気的に接続されている。
制御装置30は、モータ20a,20bを駆動制御することで、移動体10の進行方向及び走行速度を制御する。すなわち、制御装置30は、モータ20a,20bに制御指令値を出力することで、前輪12a、12bを駆動する。これによって、移動体10の進行方向及び走行速度等を制御する。なお、モータ20a,20bの回転角速度(すなわち、前輪12a,12bの回転角速度)は、エンコーダ22a,22bで検出される。エンコーダ22a,22bは、検出したモータ20a,20bの回転角速度を制御装置30に入力する。なお、制御装置30による移動体10の進行方向及び走行速度の制御については、従来公知の方法で行うことができるため、ここではその詳細な説明は省略する。
また、制御装置30は、エンコーダ22a,22b、ジャイロセンサ24及び距離センサ16の出力に基づいて、2次元マップ46(すなわち、2次元地図)を作成する処理を行う。すなわち、制御装置30は、メモリに記憶されているプログラムを実行することで、座標変換部32、平面抽出部34、平面追跡部36、平面連結部38、障害物検出部40及びマップ更新部42として機能する。制御装置30が上述した各部32〜42として機能することで、走路平面データベース44及び2次元マップ46が更新される。各部32〜42、走路平面データベース44及び2次元マップ46については、制御装置30で行われる2次元マップ作成処理を説明する際に説明する。なお、制御装置30は、作成された2次元マップ46に基づいて移動体10が走行する経路を計画する経路計画部と、経路計画部で計画された経路を走行する際の移動体10の速度を計画する速度計画部と、速度計画部で計画された速度計画に基づいてモータ20a,20bを制御するモータコントローラとしても機能する。経路計画部、速度計画部及びモータコントローラとしての機能は、従来公知の技術と同様であるため、ここではその詳細な説明は省略する。
次に、制御装置30によって行われる2次元マップ作成処理について説明する。図3,4は、制御装置30で実行される処理手順を示すフローチャートである。図3に示すように、制御装置30は、まず、距離センサ16によって、移動体10の前方の走路面及び障害物までの距離を計測する(S10)。距離センサ16によって計測された距離データは、制御装置30に入力される。
次に、制御装置30は、移動体10の自己位置情報を用いて、距離センサ16によって計測された走路面又は障害物までの距離データ(計測データ)を、絶対座標系のデータに変換する(S12)。すなわち、制御装置30は、ジャイロセンサ24の出力から、車体10の姿勢角(ロール角,ピッチ角,ヨー角)を特定することができる。また、制御装置30は、エンコーダ22a,22bの出力から、車体10(基準位置)の絶対座標系の位置を算出することができる。さらに、車体10(基準位置)に対する距離センサ16の取付位置は既知である。このため、車体10の姿勢角と、車体10(基準位置)の絶対座標系の位置と、車体10(基準位置)に対する距離センサ16の取付位置とから、距離センサ16の絶対座標系の位置を算出することができる。したがって、ステップS10において、距離センサ16がレーザ光を照射した方向と、距離センサ16で計測された距離が特定されれば、制御装置30は、ステップS10で計測された走路面又は障害物の絶対座標系の位置を算出することができる。なお、上記のステップS12の処理によって実現される制御装置30の機能が、図2に示す座標変換部32の一例に相当する。
次に、制御装置30は、ステップS12によって得られた絶対座標系に変換した計測データ群から、1又は複数の走路面(平面)を抽出する(S14)。すなわち、制御装置30は、走路面に近い計測データ群(例えば、移動体10の中心部(車体18の中心)より低い位置にある計測データ群)から、1又は複数の走路面を抽出する。ここで、平面は方程式ax+by+cz+d=0で表される。したがって、制御装置30は、走路面に近い計測データ群から1又は複数の平面を抽出し、その平面のパラメータa,b,c,dを特定する。なお、計測データ群から走路面(平面)を抽出する方法としては、例えば、RANSACやLMEDSなどのロバスト推定と呼ばれるアルゴリズムを利用することができる。これらのアルゴリズムは、従来公知の文献(例えば、A. M. Fischler and C. R. Bolles, “Random sample consensus: a paradigm for model fitting with applications to image analysis and automated catography”, Communications of the ACM, vol. 24, no. 6, pp. 381-395, June 1981、または、D. Massart, L. Kaufman, P. Rousseeuw and A. Leroy: “Least median of squares: a robust method for outlier and model error detection in regression and calibration”, Analytica Chimica Acta, Vol. 187, pp. 171-179, 1986)に開示されている。なお、上記のステップS14の処理によって実現される制御装置30の機能が、図2に示す平面抽出部36の一例に相当する。
次に、制御装置30は、ステップS14で抽出した1又は複数の走路面(平面)から1つの走路面(平面)を選択し(S16)、また、走路平面データベース44に記憶されている走路面(平面)から1つの走路面(平面)を選択する(S18)。そして、制御装置30は、ステップS16で選択した走路面(平面)と、ステップS18で選択した走路面(平面)(すなわち、走路平面データベース44に記憶されている走路面)とが同一平面となるか否かを判定する(S20)。すなわち、本実施例では、制御装置30は、図3,4に示す2次元マップ作成処理を所定の周期で繰り返し実行している。そして、過去に実行された処理周期のステップS10〜S14の処理によって抽出された走路面(平面)は、走路平面データベース44に記憶されている。このため、現在の処理周期のステップS10〜S14で抽出される走路面(平面)は、既に走路平面データベース44に記憶されている走路面である可能性もあるし、新しく検出された走路面(平面)である可能性もある。そこで、制御装置30は、ステップS14で抽出した走路面j(平面)が走路平面データベース44に記憶されている走路面i(平面)と同一平面となるか否かを判定する。
具体的には、ステップS16で選択した走路面j(平面)と、ステップS18で選択した走路面i(平面)との平面適合率pijを算出する。平面適合率pijは、次の手順で算出する。まず、ステップS16で選択した走路面j(平面)に含まれる各点kと、ステップS18で選択した走路面i(平面)との距離Dkiを、下記の式(1)によって算出する。
Figure 0005895682
次に、下記の式(2)によって、平面適合率pijを算出する。ここで、Dthreshは、ステップS16で選択した走路面j(平面)と、ステップS18で選択した走路面i(平面)とが同一か否かを判断するための閾値であり、移動体10が移動する移動領域の特性等に応じて適宜決定することができる。
Figure 0005895682
式(2)より明らかなように、走路面jに含まれる点のうち、走路面iまでの距離が閾値Dthreshより短くなる点の数が多くなるほど、平面適合率pijが大きくなる。平面適合率pijが所定値より小さい場合、制御装置30は、ステップS16で選択した走路面j(平面)と、ステップS18で選択した走路面i(平面)とが同一平面ではないと判断する。一方、平面適合率pijが所定値以上となる場合、制御装置30は、ステップS16で選択した走路面j(平面)と、ステップS18で選択した走路面i(平面)とが同一平面であると判断する。
ステップS16で選択した走路面j(平面)と、ステップS18で選択した走路面i(平面)とが同一平面であると判断される場合(ステップS20でYES)は、制御装置30は、ステップS16で選択した走路面j(平面)と、ステップS18で選択した走路面iとの対応付けを行う(S22)。具体的には、ステップS16で選択した走路面jのパラメータ(a,b,c,d)を、対応付けする走路面i(ステップS18で選択した走路面)に適用する。この際、観測誤差による不安定化を防止するため、時間方向の平滑化処理(例えば、ローパスフィルタ)を行い、走路平面データベース44に記憶されている走路面i(平面)のパラメータ(a,b,c,d)を更新する。
ステップS16で選択した走路面j(平面)と、ステップS18で選択した走路面i(平面)とが同一平面でないと判断される場合(ステップS20でNO)は、制御装置30は、走路平面データベース44に記憶されている全ての走路面iについてステップS20、S22の処理を実行したか否かを判断する(S24)。走路平面データベース44に記憶されている全ての走路面iについて処理を実行していない場合(ステップS24でNO)は、制御装置30は、ステップS18に戻って、ステップS18からの処理を実行する。これによって、走路平面データベース44に記憶されている全ての走路面iと、ステップS16で選択された走路面jの組み合わせについて、同一平面か否かの判断が行われる。
走路平面データベース44に記憶されている全ての走路面iについて処理を実行している場合(ステップS24でYES)は、ステップS14で抽出された全ての走路面j(平面)についてステップS20〜S24の処理を実行したか否かを判断する(S26)。ステップS14で抽出された全ての走路面j(平面)について処理を実行していない場合(ステップS26でNO)は、制御装置30は、ステップS16に戻って、ステップS16からの処理を実行する。これによって、ステップS14で抽出された全ての走路面j(平面)と、走路平面データベース44に記憶されている全ての走路面iの各組み合わせについて、上述した処理が実行される。
ステップS14で抽出された全ての走路面j(平面)について処理を実行している場合(ステップS26でYES)は、制御装置30は、走路平面データベース44を更新する(S28)。具体的には、ステップS14で抽出された走路面j(平面)と、走路平面データベース44に記憶されている走路面iが同一平面であると判断される場合は、ステップS14で抽出された走路面jのパラメータ(a,b,c,d)で、走路平面データベース44に記憶されている走路面iのパラメータ(a,b,c,d)を更新する。一方、ステップS14で抽出された走路面j(平面)と、走路平面データベース44に記憶されている走路面iのいずれもが同一平面ではないと判断される場合は、ステップS14で抽出された走路面jを新たな走路面として走路平面データベース44に記憶する。上記のステップS16〜S28の処理によって実現される制御装置30の機能が、図2に示す平面追跡部36の一例に相当する。
次に、図4に進んで、制御装置30は、走路平面データベース44に記憶されている複数の走路面を連結する(S30)。すなわち、制御装置30は、走路平面データベース44に記憶されている複数の走路面iの基準座標系(代表位置,傾き)を決定し、これら走路面iを連結する順序を決定し、これら走路面iのリンク構造を特定する。具体的には、制御装置30は、まず、移動体10が通過する順に、走路平面データベース44に記憶されている複数の走路面iの順序付けを行う。すなわち、移動体10が進行する順に、複数の走路面iの順序付けを行う。次に、制御装置30は、順序付けされた走路面i毎に、絶対座標系での位置及び姿勢を表す座標変換行列(4×4の同次行列)を求める(式3)。
Figure 0005895682
上記の式において、ベクトルx(xix,xiy,xiz)と、ベクトルy(yix,yiy,yiz)と、ベクトルz(zix,ziy,ziz)と、ベクトルt(tix,tiy,tiz)は、下記の意味を有する。すなわち、図5に示すように、ベクトルx(xix,xiy,xiz)は、ベクトルy(yix,yiy,yiz)とベクトルz(zix,ziy,ziz)に直交するベクトルであり、ベクトルy(yix,yiy,yiz)は、走路面i−1と走路面iの両法線ベクトルに直行するベクトルであり、ベクトルz(zix,ziy,ziz)は、走路面i(平面i)の法線ベクトルであり、ベクトルt(tix,tiy,tiz)は、走路面i(平面i)の代表位置(基準位置)の平行移動成分を表すベクトルである。なお、ベクトルx,y,z,tは、次の順番で算出する。まず、制御装置30は、ベクトルz(走路面iの法線ベクトル)を算出する。次に、ベクトルz(走路面iの法線ベクトル)とベクベクトルzi−1(走路面i−1の法線ベクトル)の外積をとることで、ベクトルyを算出する。次に、ベクトルyとベクベクトルzの外積をとることで、ベクトルxを算出する。最後に、走路面iと走路面i−1の交線を求め、この交線上に代表位置(基準位置)を設定し、ベクトルtを計算する。なお、上記のステップS30の処理によって実現される制御装置30の機能が、図2に示す平面連結部38の一例に相当する。
次に、制御装置30は、ステップS30で連結した走路面i毎に、その走路面iの上方又は下方に位置する障害物(すなわち、ステップS12で得られた計測データ群のうち、走路面iの近傍の計測データ群を除外したもの)を検出し、検出した障害物をその走路面iに射影する(S32〜S38)。具体的には、制御装置30は、まず、ステップS30で連結した複数の走路面から1つの走路面を選択する(S32)。
次に、制御装置30は、ステップS32で選択した走路面iの上方又は下方に位置する障害物を検出する(S34)。ここで、ステップS34の処理を実行する際には、まず、ステップS12で得られた計測データ群を、連結された各走路面が占有する領域毎に分割する。すなわち、本実施例では、ステップS12で得られた計測データ群のうち走路面の近傍にない計測データ群を障害物とする。このため、ステップS12で得られた計測データ群を走路面毎に分割しないと、ある走路面においては障害物となる計測データが、他の走路面においては走路面上の点となる場合が生じる。例えば、図6(a)に示すように、走路面を分割しない状態で、走路面2(無限に大きい平面)を基準として走路面1又は3を見ると、走路面3又は走路面1は、走路面1の上方又は下方に位置する障害物(段差)として検出されることになる。一方、図6(b)に示すように、走路面毎に分割すると、走路面1又は3が障害物(段差)として検出されることはない。したがって、まず、ステップS12で得られた計測データ群を、各走路面iが占有する領域毎に分割する。具体的には、図7に示すように、走路面iをその法線方向に水平移動させたときに占める空間を、その走路面iの占有領域とする。次いで、その占有領域内の計測データを、その走路面iの計測データ群として認定する。走路面i毎に計測データ群を認定すると、その認定された計測データ群のうち、走路面iの近傍に位置しない計測データ群(走路面iからの距離が所定値以上となる計測データ群)を障害物として認定する。
次に、制御装置30は、ステップS34で検出した障害物を、ステップS32で選択した走路面iに射影する(S38)。これによって、図8に示すように、ステップS34で検出された障害物Pが、走路面iの座標系の点Pに変換される。ここで、障害物P(絶対座標系)から射影点P(絶対座標系)への変換は、下記の式(4)で算出される。
Figure 0005895682
上記の式(4)における定数Kは、下記の式(5)によって算出される。また、a,b,cは、走路面iのパラメータである。
Figure 0005895682
したがって、上記の式(4)によって算出される射影点P(絶対座標系)を、走路面iの座標系の点Ppi(平面座標系)に変換する。すなわち、Ppi −1Ppによって算出される。は、絶対座標系から走路面iの座標系へ変換するための座標変換行列である。
次に、制御装置30は、連結された複数の走路面の全てについて、ステップS34,36の処理を実行したか否かを判定する(S38)。連結された複数の走路面の全てについてステップS34,36の処理を実行していない場合(ステップS38でNO)は、制御装置30は、ステップS32に戻って、ステップS32からの処理を実行する。これによって、ステップS30で連結された複数の走路面の全てについて、ステップS34,36の処理が行われる。すなわち、各走路面の上方又は下方の障害物が検出され、その障害物が走路面上に射影される。なお、上記のステップS32〜S38の処理によって実現される制御装置30の機能が、図2に示す障害物検出部40の一例に相当する。
次に、制御装置30は、連結されると共に障害物が射影された複数の走路面を、2次元平面に展開して2次元マップを作成する(S40)。すなわち、制御装置30は、移動体10の車輪12a,12b、14の回転量に影響を与える成分のみを残して2次元化する。具体的には、図9に示すように、(1)走路面i−1と走路面iとの間の平行移動成分i−1を変化させない、(2)走路面i−1と走路面iとの間のヨー角周りの回転成分i−1を変化させない、(3)走路面i−1と走路面iとの間のピッチ角、ロール角周りの回転成分i−1i−1を単位行列にする、という条件に従って、各走路面iを2次元平面に展開する。
ここで、走路面i−1と走路面iとの3次元空間での相対座標変換行列i−1は、i−1 i−1 i−1 i−1で表される。ここで、i−1と、i−1と、i−1と、i−1は、下記の式(6)で表される。
Figure 0005895682
ここで、走路面i−1と走路面iとの間のピッチ角、ロール角周りの回転成分i−1i−1が単位行列であるため、走路面i−1と走路面iとの2次元平面での相対座標変換行列i−12Diは、i−1 i−1となる。したがって、走路面iと走路面i−1のヨー角が分かれば、走路面i−1と走路面iとの2次元平面での相対座標変換行列i−12Diが算出される。ここで、走路面iと走路面i−1のヨー角は、走路面iのベクトルy(yix,yiy,yiz)と、走路面i−1のベクトルyi−1(y(i−1)x,y(i−1)y,y(i−1)z)より算出される。したがって、制御装置30は、走路面i−1と走路面iとの2次元平面での相対座標変換行列i−12Diを算出することができる。その結果、走路面iの2次元絶対座標系での位置・姿勢は、下記の式(7)で示す座標変換行列を用いて算出することができる。
Figure 0005895682
したがって、ステップS36で走路面iに射影した障害物Pの座標Ppiを2次元絶対座標系に変換すると、2次元マップ上の障害物Pの位置Pp2Dw2Dipiにより算出することができる。
上記の手順で2次元マップが作成されると、制御装置30は、作成された2次元マップをメモリに記憶(更新)し(S42)、2次元マップ作成処理を終了する。なお、上記のステップS40,42の処理によって実現される制御装置30の機能が、図2に示すマップ更新部42の一例に相当する。
上述した説明から明らかなように、制御装置30は、2次元マップ作成処理を所定の周期で繰り返し実行する。このため、移動体10は、所定の周期毎に、距離センサ16で計測された新たなデータを用いて、2次元マップ46を更新する。したがって、移動体10が移動している間は、移動体10の移動に応じて新たな2次元マップ46が作成されて更新されてゆくこととなる。
本実施例の移動体10では、移動体10が走行する走路面を検出し、その検出した走路面毎に障害物を検出する。走路面と障害物を分離して検出するため、走路面と障害物とを誤って検出することを防止することができる。例えば、移動体10の前方に上りスロープが存在する場合、走路面と障害物とを分離して検出しないと、走路面(上りスロープ)を障害物として検出してしまう。一方、本実施例の移動体10では、走路面と障害物とを分離して検出するため、このような誤検出を防止することができる。
また、移動体10の車輪12a,12b,14の回転量に影響を与える成分のみを残した2次元マップが作成される。このため、移動体10が複数の傾斜した走路面が連続する移動領域内を移動する場合であっても、移動体10から障害物までの移動距離(移動体10を障害物に衝突するまで移動させたときの移動体の移動距離)を正確に算出することができる。例えば、図10(a)に示す例において、従来の技術では、障害物104までの移動距離が、ある時点では2.98mと実際よりも長く算出され、ある時点(すなわち、障害物104と同一の平面に到達した時)に急に正確な距離(すなわち、算出されていた距離よりも短い距離)が算出される。この様な場合、急停止や障害物との衝突などが起こりうる。また、車輪型の移動体では、急に進路を変えることができず、後退せざるを得なくなることも起こり得る。一方、本実施例の技術では、図10(a)に示す例においても、移動体10から障害物104までの移動距離が2.84mと正確に算出される。障害物までの移動距離を正確に算出できるため、制御装置30は、移動体10が障害物に衝突しないように適切な移動経路等を作成することができる。また、制御装置30は、障害物との安全間隔(安全マージン)を小さくすることができるため、狭路での走行を適切に行うことができる。
また、移動体10の周辺の走路面の傾斜角を事前に推定できるため、走行不可能な急斜面への進入を防止することができ、また、車体18の横転を防止するために適切な角度で傾斜面に進入することができる。
なお、上述したことから明らかなように、本実施例の技術は、障害物との間隔を狭くしながら障害物を安全に回避して移動することができる。このため、道幅が狭く、かつ、スロープとなっている通路を移動する移動体(例えば、電動車椅子等)に好適に応用することができる。
最後に、上述した実施例と請求項との対応関係を説明しておく。走路平面データベース44が請求項でいう「路面情報記憶手段」の一例であり、距離センサ16が請求項でいう「距離計測手段」の一例であり、平面追跡部36が請求項でいう「更新手段」の一例であり、平面連結部38が請求項でいう「連結手段」の一例であり、障害物検出部40が請求項でいう「障害物特定手段」の一例であり、マップ更新部42が請求項でいう「地図作成手段」のの一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。
例えば、上述した実施例では、本明細書に開示する技術を車輪型の移動体に適用した例であったが、本明細書に開示する技術は、歩行型の移動体に適用することもできる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10 移動体
12a,12b 前輪
14 後輪
16 距離センサ
18 車体
20a,20b モータ
24 ジャイロセンサ
30 制御装置

Claims (5)

  1. 移動体が移動する移動領域内の障害物を検出する障害物検出装置であって、
    移動領域内の路面の情報を記憶する路面情報記憶手段と、
    移動体の周囲の路面及び障害物までの距離を計測する距離計測手段と、
    距離計測手段で得られた計測結果から抽出される路面に関する情報を用いて、路面情報記憶手段に記憶されている路面の情報を更新する更新手段と、
    路面情報記憶手段に記憶されている複数の路面を連結する連結手段と、
    距離計測手段で得られた計測結果から抽出される障害物に関する情報を用いて、当該障害物が対応する路面を特定すると共に、その路面における当該障害物の位置を特定する障害物特定手段と、
    抽出された障害物が対応付けられると共に連結された複数の路面を2次元平面に展開して障害物の位置を記憶する2次元地図を作成する地図作成手段と、
    を有する障害物検出装置。
  2. 距離計測手段は、所定の周期で移動体の周囲の路面及び障害物までの距離を計測し、
    更新手段は、
    距離計測手段で得られた計測結果から1又は複数の路面を抽出し、
    抽出した路面が路面情報記憶手段に記憶されている路面のいずれかと対応する場合は、抽出した路面の情報を用いて路面情報記憶手段に記憶されている対応する路面の路面情報を更新し、
    抽出した路面が路面情報記憶手段に記憶されている路面のいずれとも対応しない場合は、その抽出した路面を新たな路面として路面情報記憶手段に記憶する、
    請求項1に記載の障害物検出装置。
  3. 連結手段は、路面情報記憶手段に記憶されている複数の路面の位置と傾きを特定すると共に、移動体の進行方向に位置する複数の路面を移動体が通過する順番で連結する、請求項1又は2に記載の障害物検出装置。
  4. 障害物特定手段は、抽出される障害物を対応する路面に射影することで、対応する路面上の当該障害物の位置を特定する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の障害物検出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の障害物検出装置を備える移動体。
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