JP5894008B2 - Game machine - Google Patents
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Description
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine such as a pachinko gaming machine.
液晶画面等で行われる画像演出に合わせて、いわゆるギミックといわれる可動部材を作動させて、演出効果を盛り上げる遊技機が提案されている。
例えば、特許文献1には、検出手段による指標片の検出に応じてステッピングモータを停止する際、可動部材を正確な位置で停止させるために、検出手段による指標片の検出状態が非検出から検出へ切り替わった時点から所定ステップ数回転した位置でステッピングモータを一時停止するよう駆動制御する技術が開示されている。
A game machine has been proposed that activates a so-called gimmick movable member in accordance with an image effect performed on a liquid crystal screen or the like, thereby enhancing the effect.
For example, in Patent Document 1, when the stepping motor is stopped according to the detection of the index piece by the detection means, the detection state of the index piece by the detection means is detected from non-detection in order to stop the movable member at an accurate position. A technique is disclosed in which drive control is performed so that the stepping motor is temporarily stopped at a position rotated by a predetermined number of steps from the time of switching to.
ここで、遊技の演出に際し、複数の可動部材(ギミック)を同時に動作させる場合がある。例えば、左右対称や任意の箇所に配置された2つの可動部材が同時に飛び出し、同時に停止する、といった演出などが挙げられる。そして、これら複数の可動部材が同時に動作する態様では、その複数の可動部材による相対的な動きのずれを遊技者が判別することは比較的容易である。そのため、遊技として同時動作を演出する場合には、これら複数の可動部材が、ほぼ完全に同期をとって動作することが望ましい。 Here, when a game is produced, a plurality of movable members (gimmicks) may be operated simultaneously. For example, there are effects such as left-right symmetry and two movable members arranged at arbitrary locations popping out simultaneously and stopping simultaneously. And in the aspect which these several movable members operate | move simultaneously, it is comparatively easy for a player to discriminate | determine the shift | offset | difference of the relative movement by these several movable members. Therefore, when producing a simultaneous operation as a game, it is desirable that the plurality of movable members operate almost completely in synchronization.
しかしながら、一般に、複数の可動部材を完全に同期させて動作させることは困難である。特に、複数の可動部材の位置を別々に配置された個々のセンサによって制御するような場合には、個々のセンサの位置のずれや可動始点からの距離の誤差などによって、その動きは完全に同期しなくなる。また、例えばステッピングモータの駆動力をギアに伝達させて可動部材を駆動するような場合には、ギア間のバックラッシュにより駆動力の伝達時間に差が生じ、複数の可動部材の同期が難しくなる。このとき、個々に設けられたセンサを用いて複数の可動部材を同時に停止させるような演出を採用した場合には、停止のタイミングが個々に異なることで、例えば「カタカタ」といった停止状態となり、意図する演出が得られない場合が生じる。 However, in general, it is difficult to operate a plurality of movable members in complete synchronization. In particular, when the position of multiple movable members is controlled by individual sensors arranged separately, their movements are completely synchronized due to deviations in the positions of the individual sensors and errors in the distance from the movable start point. No longer. Further, for example, when driving the movable member by transmitting the driving force of the stepping motor to the gear, a difference occurs in the transmission time of the driving force due to backlash between the gears, and it becomes difficult to synchronize a plurality of movable members. . At this time, when an effect that stops a plurality of movable members at the same time using individually provided sensors is adopted, the stop timing is individually different. There is a case where the performance to be performed cannot be obtained.
本発明は、かかる技術的課題を解決するためになされたものであって、複数の可動部材を同時期に動かす演出に際し、停止時間の同期をとることを目的とする。 The present invention has been made in order to solve such a technical problem, and an object of the present invention is to synchronize stop times when producing an effect of moving a plurality of movable members at the same time.
上記の目的を達成する本発明は、遊技機100に移動可能に設けられ、各々の移動区間をそれぞれ移動することにより同時期に演出を行う複数の可動部材115L,115Rと、この各々の移動区間の途中にて各々の移動区間の対応付けられた位置にそれぞれ設けられ、複数の可動部材115L,115Rを構成する各々の可動部材の通過の有無を各々検知する複数のセンサ90L,90Rと、この複数の可動部材115L,115Rを動作させ、この複数の可動部材115L,115Rのうち何れかの可動部材の通過を複数のセンサ90L,90Rの何れかのセンサにより検知してから所定時間の後に、複数の可動部材115L,115Rを同時に停止させる制御手段320と、を有する遊技機100である。
The present invention that achieves the above object is provided in the
ここで、この複数の可動部材115L,115Rは、個別のモータ51L,51Rにより連動して動作することを特徴とすることができる。このとき、『互いに対称関係』の複数の可動部材115L,115Rに対して同期をとることを特徴とすれば、特に同時停止か否かがユーザに認知され易い相互の可動部材115L,115Rに対する発明の効用が顕著となる。この『互いに対称関係』は、左右対称や点対称などが考えられる。
Here, the plurality of
さらに、この制御手段320は、複数のセンサ90L,90Rの中で最初に何れかのセンサが検知した後、複数の可動部材115L,115Rを同一時間だけ可動させることを特徴とすれば、例えば、移動しすぎると他の構造物と緩衝してしまうような遊技機100において、同時停止に際して移動過多による緩衝を防止できる点で好ましい。その一方で、複数のセンサの中で最後のセンサが検知した後に複数の可動部材115L,115Rを同一時間だけ可動させることを特徴とすることもできる。かかる場合には、可動部材の十分な移動を確保した状態で同期をとって停止できる点で優れている。
Further, the control means 320 is characterized in that, after any one of the plurality of
またさらに、この制御手段320は、複数の可動部材115L,115Rが待機位置から可動を開始した後、複数の可動部材115L,115Rを移動先で同時に停止させ、この移動先から戻る際に、複数のセンサ90L,90Rまたは他の複数のセンサによる各々の検知から各々の定められた時間、各々の可動部材115L,115Rを可動させるように制御することで、各々の可動部材115L,115Rを待機位置にて停止させる一方、待機位置にて異なる時間に停止することを許容することを特徴とすることができる。かかる発明によれば、往きは同時に停止させる演出を重視する一方、演出を終えて待機位置へ戻る際には、設計上で意図した位置まで両者の可動部材を十分に移動させることが可能となる。
Still further, after the plurality of
なお、本欄における上記符号は、本発明の説明に際して例示的に付したものであり、実施形態の符号に対する文言とは必ずしも一致するものではない。また、この符号により本発明が減縮されるものではない。 In addition, the said code | symbol in this column is attached | subjected illustratively in the description of this invention, and does not necessarily correspond with the wording with respect to the code | symbol of embodiment. Further, the present invention does not reduce the present invention.
本発明によれば、複数の可動部材を同時期に動かす演出に際し、複数の可動部材にて停止時間の同期をとることが可能となる。 According to the present invention, it is possible to synchronize the stop time with a plurality of movable members when performing an effect of moving the plurality of movable members at the same time.
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔遊技機の基本構成〕
図1は、本実施形態に係るパチンコ遊技機(遊技機)100の概略正面図である。
遊技機の一例としてのパチンコ遊技機100は、遊技者の指示操作により打ち出された遊技球が入賞すると賞球を払い出すように構成されたものである。このパチンコ遊技機100は、遊技球が打ち出される遊技盤110と、遊技盤110を囲む枠部材150とを備えている。遊技盤110は、枠部材150に着脱自在に取り付けられている。
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
[Basic configuration of gaming machine]
FIG. 1 is a schematic front view of a pachinko gaming machine (game machine) 100 according to the present embodiment.
A
遊技盤110は、正面に、遊技球により遊技を行うための遊技領域111と、下方から発射された遊技球が上昇して遊技領域111の上部位置へ向かう通路を形成するレール部材112と、遊技領域111の右側に遊技球を案内する案内部材113とを備えている。
The
本実施形態では、遊技者により視認され易い遊技領域111の位置に、演出のための各種の画像を表示する画像表示部114が配設されている。この画像表示部114は、液晶ディスプレイ等による表示画面を備え、遊技者によるゲームの進行に伴い、例えば、図柄抽選結果(図柄変動結果)を遊技者に報知するための装飾図柄を表示したり、キャラクタの登場やアイテムの出現による演出画像を表示したりする。
In the present embodiment, an
また、遊技盤110の正面に、演出に応じて出没する可動部材である可動役物115(左可動役物115Lおよび右可動役物115R)を備え、また、盤ランプ116を備えている。可動役物115(左可動役物115Lおよび右可動役物115R)は、遊技盤110上で動作することにより各種の演出を行い、また、盤ランプ116は、発光することで各種の演出を行う。
In addition, the
遊技領域111には、遊技球が落下する方向に変化を与えるための図示しない遊技くぎおよび風車等が配設されている。また、遊技領域111には、入賞や抽選に関する種々の役物が所定の位置に配設されている。また、遊技領域111には、遊技領域111に打ち出された遊技球のうち入賞口に入賞しなかったものを遊技領域111の外に排出する排出口117が配設されている。また、遊技盤110の画像表示部114の周囲には、装飾部材118が設けられている。
The
また、遊技盤110には、入賞や抽選に関する種々の役物として、遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選(大当たり抽選)が始動する第1始動口121および第2始動口122と、遊技球が通過すると普通図柄抽選(開閉抽選)が始動するゲート124とが配設されている。ここにいう第1始動口121および第2始動口122とは、予め定められた1の特別図柄表示器を作動させることとなる遊技球の入賞に係る入賞口をいう。
第2始動口122は、チューリップの花の形をした一対の羽根が電動ソレノイドにより開閉すると共に点灯する普通電動役物としての電動チューリップ123を備えている。電動チューリップ123は、羽根が閉じていると、遊技球が第2始動口122へ入り難い一方で、羽根が開くと第2始動口122の入口が拡大して遊技球が第2始動口122へ入り易くなるように構成されている。そして、電動チューリップ123は、普通図柄抽選に当選すると、点灯ないし点滅しながら羽根が規定時間(例えば6秒間)および規定回数(例えば3回)だけ開く。
In addition, the
The
なお、パチンコ遊技機100は、所定の条件下で、特別図柄抽選において大当たりに当選する大当たり確率が変動する場合(低確状態(例えば300分の1)から高確状態(例えば30分の1)への変動)がある。また、パチンコ遊技機100は、所定の条件下で、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間が短縮されたり、普通図柄抽選時の当選する確率が高まったり、普通図柄抽選時の普通図柄変動時間が短縮されたり、電動チューリップ123の羽根の開時間が延長されたり、電動チューリップ123の羽根が開く回数が増えたりする場合がある。
In the case of the
また、遊技盤110には、入賞や抽選に関するその他の役物として、特別図柄抽選の結果に応じて開放する特別電動役物としての大入賞口125と、遊技球が入賞しても抽選が始動しない普通入賞口126とが配設されている。
なお、本構成例では、遊技領域111に第1始動口121および第2始動口122が配設されているが、いずれか一方のみを配設する構成例やさらに他の始動口を配設する構成例も考えられる。また、本実施形態では、遊技領域111に大入賞口125が1つ配設されているが、大入賞口125を複数配設する構成例も考えられる。
本実施形態では、遊技盤110の右下の位置に、抽選結果や保留数に関する表示を行う表示器130が配設されている。
In addition, the
In this configuration example, the
In the present embodiment, a
また、遊技盤110の裏面には、内部抽選および当選の判定等を行う遊技制御基板、演出を統括的に制御する演出制御基板、画像および音による演出を制御する画像制御基板、各種のランプおよび可動役物115による演出を制御するランプ制御基板などの図示しない各種の基板等が取り付けられる。また、遊技盤110の裏面には、供給された24VのAC電源をDC電源に変換して各種の基板等に出力するスイッチング電源(不図示)が配設されている。
Also, on the back side of the
枠部材150は、遊技者がハンドル151に触れてレバー152を時計方向に回転させる操作を行うとその操作角度に応じた打球力にて遊技球を所定の時間間隔(例えば1分間に100個)で電動発射する発射装置(不図示)を備えている。また、枠部材150は、遊技者のレバー152による操作と連動したタイミングで発射装置に遊技球を1つずつ順に供給する供給装置(不図示)と、供給装置が発射装置に供給する遊技球を一時的に溜めておく皿153(図2参照)と、を備えている。この皿153には、例えば払い出しユニットによる払出球が払い出される。
なお、本実施形態では、皿153を上下皿一体で構成しているが、上皿と下皿とを分離する構成例も考えられる。また、発射装置のハンドル151を所定条件下で発光させる構成例も考えられる。
When the player touches the
In addition, in this embodiment, although the plate |
また、枠部材150は、発射装置のハンドル151に遊技者が触れている状態であっても遊技球の発射を一時的に停止させるための停止ボタン154と、皿153に溜まっている遊技球を箱(不図示)に落下させて取り出すための取り出しボタン155と、を備えている。
The
また、枠部材150は、パチンコ遊技機100の遊技状態や状況を告知したり各種の演出を行ったりするスピーカ156および枠ランプ157を備えている。スピーカ156は、楽曲や音声、効果音による各種の演出を行い、また、枠ランプ157は、点灯点滅によるパターンや発光色の違い等で光による各種の演出を行う。なお、枠ランプ157については、光の照射方向を変更する演出を行うことを可能にする構成例が考えられる。
また、枠部材150は、遊技盤110を遊技者と隔てるための透明板(不図示)を備えている。また、枠部材150には、演出ボタン161と、演出キー162とが配設されている(後述)。
Further, the
The
本実施形態の特徴的な構成である左可動役物115Lおよび右可動役物115Rは、これらによって複数の可動部材(可動役物115)を構成しており、左可動役物115Lおよび右可動役物115Rは、それぞれ個々に可動部材として、各々の移動区間をそれぞれ移動する。左可動役物115Lおよび右可動役物115Rは、動作前は、装飾部材118の背面側の隠れた位置に設けられた待機位置にて待機している。その後、動作指示を受けて作動を開始し、同一速度で移動する。その後、遊技者が見ることのできる画像表示部114の前面側に設定された移動先で、左可動役物115Lおよび右可動役物115Rが同期して同時に停止する。図1は、左可動役物115Lおよび右可動役物115Rが同期して同時に停止した状態を示している。
The left
図2は、本実施形態に係るパチンコ遊技機100の部分拡大図である。図2(a)は遊技盤110の右下に配設された表示器130の一例を示す拡大図であり、図2(b)はパチンコ遊技機100の部分平面図である。
パチンコ遊技機100の表示器130は、図2(a)に示すように、第1始動口121の入賞に対応して作動する第1特別図柄表示器221と、第2始動口122の入賞に対応して作動する第2特別図柄表示器222と、ゲート124の通過に対応して作動する普通図柄表示器223と、を備えている。第1特別図柄表示器221は、第1始動口121の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。第2特別図柄表示器222は、第2始動口122の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。普通図柄表示器223は、遊技球がゲート124を通過することにより普通図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。第1特別図柄表示器221、第2特別図柄表示器222および普通図柄表示器223の各々は、LED表示装置で構成され、その点灯態様によって各抽選結果を表す図柄が表示される。
FIG. 2 is a partially enlarged view of the
As shown in FIG. 2A, the
また、表示器130は、第1特別図柄表示器221での保留に対応して作動する第1特別図柄保留表示器218と、第2特別図柄表示器222での保留に対応して作動する第2特別図柄保留表示器219と、普通図柄表示器223での保留に対応して作動する普通図柄保留表示器220と、を備えている。第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219および普通図柄保留表示器220の各々は、LED表示装置で構成され、その点灯態様によって保留数が表示される。
In addition, the
ここで、保留について説明する。特別図柄や普通図柄の変動表示動作中(入賞1回分の変動表示が行なわれている間)にさらに他の遊技球による入賞があると、その入賞した遊技球に対する図柄の変動表示動作は、先に入賞した遊技球に対する変動表示動作が終了するまで、規定個数(例えば4個)を限度に保留される。このような保留がなされていることおよびその保留の数(未抽選数)が、第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219および普通図柄保留表示器220に表示される。
Here, the hold will be described. If there is a prize with another game ball during the fluctuation display operation of special symbols or normal symbols (while the fluctuation display for one win is being performed), the symbol fluctuation display operation for the winning game ball will be A predetermined number (for example, four) is held until the variation display operation for the game ball won in is completed. The fact that such a hold is made and the number of the hold (the number of undrawn lots) are displayed on the first special
パチンコ遊技機100の枠部材150は、遊技者が演出に対する入力を行うための入力装置を備えている。図2(b)に示すように、枠部材150には、入力装置の一例として、演出ボタン161と、演出ボタン161に隣接し、略十字に配列された複数のキーからなる演出キー162と、が配設されている。演出キー162は、その中央に1つの中央キーを配置し、また、中央キーの周囲に略同一形状の4つの周囲キーを配置して構成されている。遊技者は、4つの周囲キーを操作することにより、画像表示部114に表示されている複数の画像のいずれかを選ぶことが可能であり、また、中央キーを操作することにより、選んだ画像を情報として入力することが可能である。
The
〔制御ユニットの構成〕
次に、パチンコ遊技機100での動作制御や信号処理を行う制御ユニットについて説明する。
図3は、本実施形態に係るパチンコ遊技機の制御ユニットの内部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、制御ユニットは、メイン制御手段として、内部抽選および当選の判定等といった払い出す賞球数に関する各種制御を行う遊技制御部200を備えている。また、サブ制御手段として、演出を統括的に制御する演出制御部300と、画像および音響を用いた演出を制御する画像/音響制御部310と、各種のランプおよび可動役物115を用いた演出を制御するランプ制御部320と、払出球の払い出し制御を行う払出制御部400と、を備えている。
[Configuration of control unit]
Next, a control unit that performs operation control and signal processing in the
FIG. 3 is a block diagram showing an internal configuration of the control unit of the pachinko gaming machine according to the present embodiment.
As shown in FIG. 3, the control unit includes a
前述したように、遊技制御部200、演出制御部300、画像/音響制御部310、ランプ制御部320、および払出制御部400各々は、遊技盤110の後面に配設されたメイン基板としての遊技制御基板、サブ基板としての演出制御基板、画像制御基板、ランプ制御基板、および払出制御基板において個別に構成されている。
As described above, the
〔遊技制御部の構成・機能〕
遊技制御部200は、内部抽選および当選の判定等といった払い出し賞球数に関連する各種制御を行う際の演算処理を行うCPU201と、CPU201にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM202と、CPU201の作業用メモリ等として用いられるRAM203と、を備えている。
遊技制御部200は、第1始動口121または第2始動口122に遊技球が入賞すると特別図柄抽選を行い、特別図柄抽選での当選か否かの判定結果を演出制御部300に送る。また、特別図柄抽選時の当選確率の変動設定(例えば300分の1から30分の1への変動設定)、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間の短縮設定、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間の短縮設定を行い、設定内容を演出制御部300に送る。
[Configuration and function of game control unit]
The
The
さらに、遊技制御部200は、電動チューリップ123の羽根の開時間の延長、および電動チューリップ123の羽根が開く回数の設定、さらには羽根が開く際の開閉動作間隔の設定を制御する。また、遊技球が連続的に第1始動口121または第2始動口122へ入賞したときの未抽選分の限度個数(例えば4個)までの保留や、遊技球が連続的にゲート124を通過したときの未抽選分の限度個数(例えば4個)までの保留を設定する。
また、遊技制御部200は、特別図柄抽選の結果に応じて、大入賞口125が所定条件(例えば30秒経過または遊技球10個の入賞)を満たすまで開状態を維持するラウンドを所定回数だけ繰り返すように制御する。さらには、大入賞口125が開く際の開閉動作間隔を制御する。
Further, the
In addition, the
さらに、遊技制御部200は、第1始動口121、第2始動口122、大入賞口125および普通入賞口126に遊技球が入賞すると、遊技球が入賞した場所に応じて1つの遊技球当たり所定数の賞球を払い出すように、払出制御部400に対する指示を行う。例えば、第1始動口121に遊技球が入賞すると3個の賞球、第2始動口122に遊技球が入賞すると4個の賞球、大入賞口125に遊技球が入賞すると13個の賞球、普通入賞口126に遊技球が入賞すると10個の賞球をそれぞれ払い出すように、払出制御部400に指示命令(コマンド)を送る。なお、ゲート124を遊技球が通過したことを検出しても、それに連動した賞球の払い出しは払出制御部400に指示しない。
払出制御部400が遊技制御部200の指示に従って賞球の払い出しを行った場合には、遊技制御部200は、払い出した賞球の個数に関する情報を払出制御部400から取得する。それにより、払い出した賞球の個数を管理する。
Further, when the game ball is won in the
When the
遊技制御部200には、図3に示すように、第1始動口121への遊技球の入賞を検出する第1始動口検出部(第1始動口スイッチ(SW))211と、第2始動口122への遊技球の入賞を検出する第2始動口検出部(第2始動口スイッチ(SW))212と、電動チューリップ123を開閉する電動チューリップ開閉部213と、ゲート124への遊技球の通過を検出するゲート検出部(ゲートスイッチ(SW))214と、が接続されている。
さらに、遊技制御部200には、大入賞口125への遊技球の入賞を検出する大入賞口検出部(大入賞口スイッチ(SW))215と、大入賞口125を閉状態と突出傾斜した開状態とに設定する大入賞口開閉部216と、普通入賞口126への遊技球の入賞を検出する普通入賞口検出部(普通入賞口スイッチ(SW))217と、が接続されている。
As shown in FIG. 3, the
Further, the
また、遊技制御部200には、第1始動口121への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選(大当たり抽選)の未抽選分の保留個数を限度個数内(例えば4個)で表示する第1特別図柄保留表示器218と、第2始動口122への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の未抽選分の保留個数を限度個数内で表示する第2特別図柄保留表示器219と、ゲート124への遊技球の通過により始動した普通図柄抽選(開閉抽選)が始動する未抽選分の保留個数を限度個数内で表示する普通図柄保留表示器220と、が接続されている。
さらに、遊技制御部200には、第1始動口121への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の結果を表示する第1特別図柄表示器221と、第2始動口122への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の結果を表示する第2特別図柄表示器222と、普通図柄抽選の結果を表示する普通図柄表示器223と、パチンコ遊技機100の状態を表示する状態表示器224と、が接続されている。
In addition, the
Further, the
そして、第1始動口スイッチ211、第2始動口スイッチ212、ゲートスイッチ214、大入賞口スイッチ215および普通入賞口スイッチ217にて検出された検出信号が、遊技制御部200に送られる。また、遊技制御部200からの制御信号が、電動チューリップ開閉部213、大入賞口開閉部216、第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219、普通図柄保留表示器220、第1特別図柄表示器221、第2特別図柄表示器222、普通図柄表示器223および状態表示器224に送られる。それにより、遊技制御部200は、上記した払い出し賞球数に関連する各種制御を行う。
Then, detection signals detected by the first
さらに、遊技制御部200には、ホールに設置されたホストコンピュータ(不図示)に対して各種の情報を送信する盤用外部情報端子基板250が接続されている。そして、遊技制御部200は、払出制御部400から取得した払い出した賞球数に関する情報や遊技制御部200の状態等を示す情報を、盤用外部情報端子基板250を介してホストコンピュータに送信する。
Further, a board external
〔演出制御部の構成・機能〕
次に、演出制御部300は、演出を制御する際の演算処理を行うCPU301と、CPU301にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM302と、CPU301の作業用メモリ等として用いられるRAM303と、日時を計測するリアルタイムクロック(RTC)304と、を備えている。
演出制御部300は、例えば遊技制御部200から送られる特別図柄抽選での当選か否かの判定結果に基づいて演出内容を設定する。その際、演出ボタン等(演出ボタン161および演出キー162)を用いたユーザからの操作入力を受けて、操作入力に応じた演出内容を設定する場合もある。この場合、例えば演出ボタン等のコントローラ(不図示)から操作に応じた信号(操作信号)を受け付け、この操作信号により識別される操作内容を演出の設定に反映させる。また、遊技が所定期間中断された場合には、演出の一つとして客待ち用の画面表示の設定を指示する。
さらには、遊技制御部200が特別図柄抽選時の当選確率を変動させた場合、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間を短縮させた場合、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間を短縮させた場合には、演出制御部300は設定された内容に対応させて演出内容を設定する。
また、演出制御部300は、設定した演出内容の実行を指示するコマンドを画像/音響制御部310およびランプ制御部320に送る。
[Configuration and function of production control unit]
Next, the
The
Furthermore, when the
Further, the
〔画像/音響制御部の構成・機能〕
画像/音響制御部310は、演出内容を表現する画像および音響を制御する際の演算処理を行うCPU311と、CPU311にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM312と、CPU311の作業用メモリ等として用いられるRAM313と、を備えている。
[Configuration / Function of Image / Sound Control Unit]
The image /
そして、画像/音響制御部310は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、画像表示部114に表示する画像およびスピーカ156から出力する音響を制御する。
具体的には、画像/音響制御部310のROM312には、画像表示部114において遊技中に表示する図柄画像や背景画像、遊技者に抽選結果を報知するための装飾図柄、遊技者に予告演出を表示するためのキャラクタやアイテム等といった画像データが記憶されている。さらには、画像データと同期させて、または画像データとは独立にスピーカ156から出力させる楽曲や音声、さらにはジングル等の効果音等といった各種音響データが記憶されている。CPU311は、ROM312に記憶された画像データや音響データの中から、演出制御部300から送られたコマンドに対応したものを選択して読み出す。さらには、読み出した画像データを用いて背景画像表示、図柄画像表示、図柄画像変動、およびキャラクタ/アイテム表示等のための画像処理と、読み出した音響データを用いた音声処理とを行う。
そして、画像/音響制御部310は、画像処理された画像データにより画像表示部114での画面表示を制御する。また、音声処理された音響データによりスピーカ156から出力される音響を制御する。
Then, the image /
Specifically, in the
Then, the image /
〔ランプ制御部の構成・機能〕
ランプ制御部320は、盤ランプ116や枠ランプ157の発光、および可動役物115の動作を制御する際の演算処理を行うCPU321と、CPU321にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM322と、CPU321の作業用メモリ等として用いられるRAM323と、を備えている。
そして、ランプ制御部320は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、盤ランプ116や枠ランプ157の点灯/点滅や発光色等を制御する。また、可動役物115の動作を制御する。
[Configuration and function of lamp control unit]
The
The
具体的には、ランプ制御部320のROM322には、演出制御部300にて設定される演出内容に応じた盤ランプ116や枠ランプ157での点灯/点滅パターンデータおよび発光色パターンデータ(発光パターンデータ)が記憶されている。CPU321は、ROM322に記憶された発光パターンデータの中から、演出制御部300から送られたコマンドに対応したものを選択して読み出す。そして、ランプ制御部320は、読み出した発光パターンデータにより盤ランプ116や枠ランプ157の発光を制御する。
また、ランプ制御部320のROM322には、演出制御部300にて設定される演出内容に応じた可動役物115の動作パターンデータが記憶されている。CPU321は、可動役物115に対しては、読み出した動作パターンデータによりその動作を制御する。
Specifically, the
The
〔払出制御部の構成・機能〕
払出制御部400は、払出球の払い出しを制御する際の演算処理を行うCPU401と、CPU401にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM402と、CPU401の作業用メモリ等として用いられるRAM403と、を備えている。
そして、払出制御部400は、遊技制御部200から送られたコマンドに基づいて、払出球の払い出しを制御する。
具体的には、払出制御部400は、遊技制御部200から、遊技球が入賞した場所(第1始動口121等)に応じた所定数の賞球を払い出すコマンドを取得する。そして、コマンドに指定された数だけの賞球を払い出すように払出駆動部411を制御する。ここでの払出駆動部411は、遊技球の貯留部から遊技球を送り出す駆動モータで構成される。
[Configuration and function of payout control unit]
The
The
Specifically, the
また、払出制御部400には、払出駆動部411により遊技球の貯留部から実際に払い出された賞球の数を検出する払出球検出部412と、貯留部(不図示)での遊技球の貯留の有無を検出する球有り検出部413と、遊技者が遊技する際に使用する遊技球や払い出された賞球が保持される皿153が満タン状態に有るか否かを検出する満タン検出部414と、が接続されている。そして、払出制御部400は、払出球検出部412、球有り検出部413および満タン検出部414にて検出された検出信号を受け取り、これらの検出信号に応じた所定の処理を行う。
The
さらに、払出制御部400には、ホールに設置されたホストコンピュータに対して各種の情報を送信する枠用外部情報端子基板450が接続されている。そして、払出制御部400は、例えば払出駆動部411に対して払い出すように指示した賞球数に関する情報や払出球検出部412にて検出された実際に払い出された賞球数に関する情報等を枠用外部情報端子基板450を介してホストコンピュータに送信する。また、遊技制御部200に対しても、同様の情報を送信する。
Further, the
〔可動役物の機能・構成〕
次に、可動役物115について説明する。
図4および図5は、本実施形態の可動部材としての可動役物115の構成図である。図4(a)は、待機位置にある左可動役物115Lを裏面側(図1に示す遊技者から見える側とは反対側)から見た図、図4(b)は、可動状態にある左可動役物115Lを裏面側から見た図である。また、図5(a)は、待機位置にある右可動役物115Rを裏面側から見た図、図5(b)は、可動状態にある右可動役物115Rを裏面側から見た図である。
[Function and configuration of movable accessory]
Next, the
4 and 5 are configuration diagrams of the
図4(a)に示すように、左可動役物115Lは、回動中心61Lを中心として可動する腕部62Lと、腕部62Lの先端側に設けられた装飾部63Lとを備えている。腕部62Lの回転中心61L側には、腕部62Lに駆動力を伝達するアームギア53Lが腕部62Lに一体的に設けられている。また、左可動役物115Lを回転させる駆動源であるステッピングモータ51Lと、このステッピングモータ51Lの駆動力によって回転するギア付きカム52Lとが設けられている。ギア付きカム52Lはアームギア53Lに噛み合っている。
As shown in FIG. 4A, the left
ステッピングモータ51Lの回転に伴い、ギア付きカム52Lが回転し、ギア伝達を受けてアームギア53Lが回転して、左可動役物115Lは回動中心61Lを中心として回転する。左可動役物115Lは、ステッピングモータ51Lの逆回転(一方向への回転)により図4(b)に示す往き方向(矢印G方向)に回転し、ステッピングモータ51Lの順回転(他方向への回転)により図4(b)に示す帰り方向(矢印B方向)に回転する。この左可動役物115Lの移動区間の途中の予め定められた位置に、左可動役物115Lの通過の有無を検知する移動検知センサ90Lが設けられている。また、ギア付きカム52Lの一端52La(破線参照)を検知し、左可動役物115Lの待機位置での存在を確認するスイッチ54Lが設けられている。
As the stepping
このように、左可動役物115Lは、ステッピングモータ51Lの順回転および逆回転の組合せにより演出を行う。図4(a)に示す通常時、左可動役物115Lは停止している。ステッピングモータ51Lが通電し逆回転すると、ギア付きカム52Lおよびアームギア53Lを介して左可動役物115Lは作動する。左可動役物115Lが作動しきるとステッピングモータ51Lは通電されなくなり、左可動役物115Lは停止する。
その後、再びステッピングモータ51Lが通電し順回転すると、ギア付きカム52Lおよびアームギア53Lを介して左可動役物115Lは通常時の位置(待機位置)に向けて作動する。スイッチ54Lがギア付きカム52Lの一端52Laを感知すると、ステッピングモータ51Lは通電されなくなり、左可動役物115Lは停止する。
Thus, the left
After that, when the stepping
同様に、図5(a)に示すように、右可動役物115Rは、回動中心61Rを中心として可動する腕部62Rと、腕部62Rの先端側に設けられた装飾部63Rとを備えている。腕部62Rの回転中心61R側には、腕部62Rに駆動力を伝達するアームギア53Rが腕部62Rに一体的に設けられている。また、右可動役物115Rを回転させる駆動源であるステッピングモータ51Rと、このステッピングモータ51Rの駆動力によって回転するギア付きカム52Rが設けられている。ギア付きカム52Rはアームギア53Rに噛み合っている。
Similarly, as shown in FIG. 5A, the right
ステッピングモータ51Rの回転に伴い、ギア付きカム52Rが回転し、ギア伝達を受けてアームギア53Rが回転して、右可動役物115Rは回動中心61Rを中心として回転する。右可動役物115Rは、ステッピングモータ51Rの順回転(一方向への回転)により図5(b)に示す往き方向(矢印G方向)に回転し、ステッピングモータ51Rの逆回転(他方向への回転)により図5(b)に示す帰り方向(矢印B方向)に回転する。この右可動役物115Rの移動区間の途中の予め定められた位置に、右可動役物115Rの通過の有無を検知する移動検知センサ90Rが設けられている。また、ギア付きカム52Rの一端52Ra(破線参照)を検知し、右可動役物115Rの待機位置での存在を確認するスイッチ54Rが設けられている。
As the stepping
このように、右可動役物115Rは、ステッピングモータ51Rの順回転および逆回転の組合せにより演出を行う。図5(a)に示す通常時、右可動役物115Rは停止している。ステッピングモータ51Rが通電し順回転すると、ギア付きカム52Rおよびアームギア53Rを介して右可動役物115Rは作動する。右可動役物115Rが作動しきるとステッピングモータ51Rは通電されなくなり、右可動役物115Rは停止する。
その後、再びステッピングモータ51Rが通電し逆回転すると、ギア付きカム52Rおよびアームギア53Rを介して右可動役物115Rは通常時の位置(待機位置)に向けて作動する。スイッチ54Rがギア付きカム52Rの一端52Raを感知すると、ステッピングモータ51Rは通電されなくなり、右可動役物115Rは停止する。
As described above, the right
Thereafter, when the stepping
移動検知センサ90Lおよび移動検知センサ90Rは、左右の対称関係にある左可動役物115Lおよび右可動役物115Rに対して、設計上、これらを同一タイミングで認識できる位置に、各々、配置されている。図4および図5に示す例では、左右に一つずつ、左右の対称関係の位置に配置される。そして、各々のセンサは、個別のモータ(ステッピングモータ51L,51R)により連動して動作する左可動役物115Lおよび右可動役物115Rの何れか一方の可動役物が待機位置から移動した『往き』の動きを検出し、移動先から移動した『戻り(帰り)』の動きを検出している。図4および図5以外の態様として、『往き』の検出用のセンサと『戻り』の検出用のセンサとを、各々、別個に設けるように構成することも可能である。
The
次に、可動役物115の演出制御について説明する。
可動役物115の演出制御に際し、図3に示す遊技制御部200が演出制御部300に演出制御信号を送り、演出制御部300が可動役物115(左可動役物115Lおよび右可動役物115R)の動作を決定してランプ制御部320にランプ制御信号を送信する。このランプ制御信号を受けてランプ制御部320のCPU321は、ROM322に記憶された動作パターンデータに基づき可動役物115(左可動役物115Lおよび右可動役物115R)を作動させる。
Next, production control of the
When performing control of the
〔可動役物の往きの動きの第1制御〕
図6は、ランプ制御部320によって実行される可動役物115(左可動役物115Lおよび右可動役物115R)の往きの動きの第1制御を示すフローチャートである。この第1制御では、移動検知センサ90Lによる左可動役物115Lの検知、または移動検知センサ90Rの右可動役物115Rの検知から、左可動役物115Lと右可動役物115Rを同一ステップ数だけ可動させ、同時に停止させている。すなわち、何れかのセンサによる何れかの可動部材の検知に基づいて、各々の可動部材を同一時間だけ可動させ、同時に停止させている。
[First control of the movement of the moving agent]
FIG. 6 is a flowchart showing the first control of the forward movement of the movable combination 115 (the left
ランプ制御部320は、演出制御部300から左可動役物115Lおよび右可動役物115Rのスタート指示を受ける(ステップ101)。このスタート指示を受け、右可動役物115Rと左可動役物115Lとを同時に動作開始する(ステップ102)。この動作開始を受け、左のステッピングモータ51Lと右のステッピングモータ51Rとを動作させる(ステップ103)。その後、左センサまたは右センサが最初に可動役物を検知したか否かが判断される(ステップ104)。すなわち、左センサである移動検知センサ90Lによる左可動役物115Lの検知、または右センサである移動検知センサ90Rによる右可動役物115Rの検知、のうち、何れかにより、最初の検知がなされたか否かが判断される。
The
ステップ104で、何れのセンサも可動役物を検知していない場合には(ステップ104でNo)、ステップ103へ戻り、左のステッピングモータ51Lと右のステッピングモータ51Rとの動作を継続させる。ステップ104で、何れかのセンサが最初に可動役物を検出したとき、すなわち、左センサである移動検知センサ90Lによる左可動役物115Lによる最初の検知、または右センサである移動検知センサ90Rによる右可動役物115Rの最初の検知がなされたときに(ステップ104でYes)、左のステッピングモータ51Lと右のステッピングモータ51Rとを、予め定められた所定時間(Aステップ数)だけ回転させる(ステップ105)。そして、左のステッピングモータ51Lと右のステッピングモータ51Rとの動作を停止させる(ステップ106)。このようにして、本実施の形態では、制御手段の一つであるランプ制御部320は、複数の可動部材(右可動役物115Rと左可動役物115L)を動作させ、この複数の可動部材のうち何れかの可動部材の通過を、複数のセンサ(移動検知センサ90Lおよび移動検知センサ90R)の何れかのセンサにより検知する。そして、検知してから所定時間の後に(例えばAステップ数回転させた後に)、これら複数の可動部材を同時に停止させている。
If none of the sensors detect the movable combination in step 104 (No in step 104), the process returns to step 103, and the operations of the
このように図6に示す処理では、ステップ104の判断によって、何れかのセンサによる何れかの可動部材の検知の処理を表現している。そして、何れかのセンサによる何れかの可動部材が検知された場合には、ステップ105にて、ステッピングモータ51Lおよびステッピングモータ51Rを同一ステップ数(Aステップ数)だけ回転させ、ステップ106にて左可動役物115Lと右可動役物115Rとを同時に停止させている。
In this way, in the process shown in FIG. 6, the process of detecting any movable member by any sensor is expressed by the determination in step 104. If any one of the movable members is detected by any one of the sensors, the stepping
このように構成することで、左可動役物115Lと右可動役物115Rとが異なった時間で停止することがなく、いわゆる「カタカタ」といったような停止状態を抑制できる。特に、本実施の形態のごとく、左右対称のような対称状態にある2つの可動部材が同時に動くときには、遊技者などの人間の目により、停止時間のズレが顕著となってしまうが、本実施の形態によれば、遊技者にとって違和感となり易い“停止時のズレ”を抑制でき、複数可動部材を同時に動かす演出に沿った好ましい動作を実現できる。
By configuring in this way, the left
そして、図6に示す処理例では、最初に、何れかのセンサによる何れかの可動部材が検知された場合から、複数の可動部材を同一ステップ数だけ移動させている。このように、最初に検知された情報を用いれば、例えば移動先に障害物があるような構造の場合でもこれらの緩衝を未然に防止できる。また例えば、ステッピングモータ51L,51Rの移動ステップ数に限界があるような場合にも、限界を超えて移動指示が出る危険性を抑制できる。また更に、センサによる検知に何らかの不具合があった場合や、何らかの理由で信号認識に漏れが生じてしまったような場合にも、複数の可動部材の暴走を抑制することが可能となる。
In the processing example shown in FIG. 6, first, when any movable member is detected by any sensor, the plurality of movable members are moved by the same number of steps. In this way, if the first detected information is used, for example, even in the case of a structure in which there is an obstacle at the destination, such buffering can be prevented in advance. Further, for example, even when the number of movement steps of the
図7は、第1制御の実際の処理例を説明するための図である。図7(a)は本実施の形態が適用されない通常処理の適用例であり、図7(b)は本実施の形態の図6に示す第1制御を行った場合の処理例(第1処理例)である。この図7(a),(b)に示す例では、左可動役物115Lは、ステッピングモータ51Lの動作開始から10ステップ数送った時点でセンサ位置に達し、移動検知センサ90Lによる左可動役物115Lの検出が行われる。一方、右可動役物115Rは、ステッピングモータ51Rの動作開始から15ステップ数送った時点でセンサ位置に達し、移動検知センサ90Rによる右可動役物115Rの検出が行われる。このセンサ位置までの到達時間(到達ステップ数)が左右で異なる理由として、まず、ギアのバックラッシュの差が挙げられる。すなわち、ギア付きカム52Lとアームギア53Lとの噛み合わせ関係である左バックラッシュと、ギア付きカム52Rとアームギア53Rとの噛み合わせ関係である右バックラッシュとの差によりセンサ位置までの到達時間が異なることが考えられる。また、製造上の誤差から左右で異なる場合もある。
FIG. 7 is a diagram for explaining an actual processing example of the first control. FIG. 7A is an application example of normal processing to which the present embodiment is not applied, and FIG. 7B is a processing example when the first control shown in FIG. 6 of the present embodiment is performed (first processing). Example). In the example shown in FIGS. 7 (a) and 7 (b), the left
図7(a)は、本実施の形態が適用されない通常処理であり、センサ位置にて各々のセンサが可動部材を検知した後、各々、予め定められたステップ数だけ可動部材を動かしている。その結果、左可動役物115Lが停止してから5ステップ数だけの時間が経過した後、右可動役物115Rが停止する。そのために、本来、同時停止の演出を企図して設計していたにも関わらず、左右の停止時間がずれてしまう。
FIG. 7A shows a normal process to which the present embodiment is not applied. After each sensor detects the movable member at the sensor position, the movable member is moved by a predetermined number of steps. As a result, the right
一方、本実施の形態の第1制御では、最初に、複数の可動部材の何れかの可動部材の通過を前記複数のセンサの何れかのセンサにより検知した後、同一時間だけ可動させている。図7(b)に示す第1処理例では、何れかの可動部材を最初に検知したときから、一定のステップ数だけ送っており、左のセンサ位置にて左可動役物115Lが検知された後、左可動役物115Lおよび右可動役物115Rの両者を同一時間である40ステップ(図6におけるステップ105のAステップ数に相当)だけ送っている。この第1処理例によれば、左可動役物115Lおよび右可動役物115Rの停止位置については異なる場合があるが、左可動役物115Lおよび右可動役物115Rの停止時間は統一させることができ、同時に停止させることが可能となる。
On the other hand, in the first control of the present embodiment, first, the passage of any one of the plurality of movable members is detected by any one of the plurality of sensors and then moved for the same time. In the first processing example shown in FIG. 7B, a certain number of steps have been sent since any movable member was first detected, and the left
〔可動役物の往きの動きの第2制御〕
図8は、ランプ制御部320によって実行される可動役物115(左可動役物115Lおよび右可動役物115R)の往きの動きの第2制御を示すフローチャートである。この第2制御では、移動検知センサ90Lによる左可動役物115Lの検知と移動検知センサ90Rの右可動役物115Rの検知との両者の検知から、左可動役物115Lと右可動役物115Rを同一ステップ数だけ可動させ、同時に停止させている。すなわち、複数のセンサの何れかのセンサによる可動部材の検知ではあるが、最後に検知されたセンサからの出力に基づいて、各々の可動部材を同一時間だけ可動させ、同時に停止させている。
[Second control of the movement of the moving agent]
FIG. 8 is a flowchart showing the second control of the forward movement of the movable combination 115 (the left
まず、ランプ制御部320は、演出制御部300から左可動役物115Lおよび右可動役物115Rのスタート指示を受ける(ステップ201)。このスタート指示を受け、右可動役物115Rと左可動役物115Lとを同時に動作開始する(ステップ202)。この動作開始を受け、左のステッピングモータ51Lと右のステッピングモータ51Rとを動作させる(ステップ203)。その後、左センサまたは右センサが最初に可動役物を検知したか否かが判断される(ステップ204)。すなわち、左センサである移動検知センサ90Lによる左可動役物115Lの検知、または右センサである移動検知センサ90Rによる右可動役物115Rの検知、のうち、最初の検知がなされたか否かが判断される。
First, the
ステップ204で、何れのセンサも可動役物を検知していない場合には(ステップ204でNo)、ステップ203へ戻り、左のステッピングモータ51Lと右のステッピングモータ51Rとの動作を継続させる。ステップ204で、何れかのセンサが最初に可動役物を検出したとき、すなわち、左センサである移動検知センサ90Lによる左可動役物115Lによる最初の検知、または右センサである移動検知センサ90Rによる右可動役物115Rの最初の検知がなされたときに(ステップ204でYes)、この図8に示す処理では、そのまま左のステッピングモータ51Lと右のステッピングモータ51Rとを継続して動作させる(ステップ205)。そして、未検知であったセンサが検知されたか否かが判断される(ステップ206)。すなわち、未検知であった、左センサである移動検知センサ90Lによる左可動役物115Lの検知、または右センサである移動検知センサ90Rによる右可動役物115Rの検知があったか否かを判断する。未検知であったセンサについて未だ検知されていない場合には(ステップ206でNo)、ステップ205へ戻り、左のステッピングモータ51Lと右のステッピングモータ51Rとの動作を継続させる。未検知であったセンサが検知された場合、すなわち、最後のセンサが検知された場合には(ステップ206でYes)、左のステッピングモータ51Lと右のステッピングモータ51Rとを、予め定められた所定時間(Bステップ数)だけ回転させる(ステップ208)。そして、左のステッピングモータ51Lと右のステッピングモータ51Rとの動作を停止させる(ステップ208)。
If none of the sensors detect the movable accessory in step 204 (No in step 204), the process returns to step 203, and the operations of the
このようにして、本実施の形態では、制御手段の一つであるランプ制御部320は、複数の可動部材(右可動役物115Rと左可動役物115L)を動作させ、この複数の可動部材のうち何れかの可動部材の通過を、複数のセンサ(移動検知センサ90Lおよび移動検知センサ90R)の何れかのセンサにより検知する。そして、最後に検知してから所定時間の後に(例えばBステップ数回転させた後に)、これら複数の可動部材を同時に停止させている。
Thus, in the present embodiment, the
このように図8に示すフローチャートでは、左可動役物115Lと右可動役物115Rとの両者の可動役物がセンサを通過したこと、すなわち、各々の可動部材の通過を各々のセンサが全て検知したか否かを、ステップ207の判断によって実現している。そして、各々の可動部材の通過を各々のセンサが全て検知した場合には、ステップ207にて、ステッピングモータ51Lおよびステッピングモータ51Rを同一ステップ数(Bステップ数)だけ回転させ、左可動役物115Lと右可動役物115Rとを同時に停止させている。このように、このフローチャートによる処理は、『複数のセンサの何れかのセンサにより最後に検知した後に同一時間だけ可動させる。』という意味で把握できる。
As described above, in the flowchart shown in FIG. 8, both the left
この図8に示すような第2制御を行うことで、図6に示した第1制御と同様に、左可動役物115Lと右可動役物115Rとが異なった時間で停止することがなく、いわゆる「カタカタ」といったような停止状態を抑制できる。特に、左右対称のような対称状態にある2つの可動部材が同時に動くときには、遊技者などの人間の目で停止時間のズレは顕著に理解できてしまうが、本実施の形態によれば、遊技者にとって違和感となり易い“停止時のズレ”を抑制でき、複数可動部材を同時に動かす演出に沿った好ましい動作を実現できる。
By performing the second control as shown in FIG. 8, the left
そして、図8に示す処理例では、各々の可動部材の通過を最後のセンサが検知したときから、複数の可動部材を同一ステップ数だけ移動させている。このように構成すれば、複数の可動部材を充分な距離まで移動させることが可能となり、同時停止の演出とともに、演出にて意図した地点まで可動部材を送ることが可能となる。 In the processing example shown in FIG. 8, the plurality of movable members are moved by the same number of steps from the time when the last sensor detects the passage of each movable member. If comprised in this way, it will become possible to move a several movable member to sufficient distance, and it will become possible to send a movable member to the point intended by the production with the effect of simultaneous stop.
図9は、図8に示す第2制御の実際の処理例を説明するための図である。図9(a)は本実施の形態が適用されない通常処理の適用例であり、図9(b)は本実施の形態の図8に示す第2制御を行った場合の処理例(第2処理例)である。この図9(a),(b)に示す例では、左可動役物115Lは、ステッピングモータ51Lの動作開始から10ステップ数送った時点でセンサ位置に達し、移動検知センサ90Lによる左可動役物115Lの検出が行われる。一方、右可動役物115Rは、ステッピングモータ51Rの動作開始から15ステップ数送った時点でセンサ位置に達し、移動検知センサ90Rによる右可動役物115Rの検出が行われる。
FIG. 9 is a diagram for explaining an actual processing example of the second control shown in FIG. FIG. 9A is an application example of normal processing to which this embodiment is not applied, and FIG. 9B is a processing example (second processing) when the second control shown in FIG. 8 of this embodiment is performed. Example). In the example shown in FIGS. 9 (a) and 9 (b), the left
図9(a)は、本実施の形態が適用されない通常処理であり、センサ位置にて各々のセンサが可動部材を検知した後、各々、予め定められたステップ数だけ可動部材を動かしている。その結果、左可動役物115Lが停止してから5ステップ数だけの時間が経過した後、右可動役物115Rが停止する。そのために、本来、同時停止の演出を企図していたにも関わらず、停止時間がずれてしまう。
FIG. 9A shows a normal process to which the present embodiment is not applied. After each sensor detects the movable member at the sensor position, the movable member is moved by a predetermined number of steps. As a result, the right
一方、本実施の形態の第2制御では、各々の可動部材の通過を各々のセンサが全て検知した後、同一時間だけ可動させている。図9(b)に示す第2処理例では、左のセンサ位置にて左可動役物115Lが検知された時点(10ステップ後)では右のセンサ位置にて右可動役物115Rが検知されておらず、左可動役物115Lを可動させるステッピングモータ51Lはそのまま可動を続ける。その後、右のセンサ位置にて移動検知センサ90Rにより右可動役物115Rが検知された時点(15ステップ後)でセンサにより全ての可動役物が検知されたこととなる。その後、本実施の形態では、左可動役物115Lおよび右可動役物115Rの両者を同一時間である40ステップ(図8におけるステップ207のBステップ数に相当)だけ送っている。この第2処理例によれば、左可動役物115Lおよび右可動役物115Rの停止位置については異なる場合があるが、左可動役物115Lおよび右可動役物115Rの停止時間は統一させることができ、同時に停止させることが可能となる。
On the other hand, in the second control of the present embodiment, after each sensor detects all the passing of each movable member, it is moved for the same time. In the second processing example shown in FIG. 9B, the right
〔可動役物の戻り動作〕
図10は、ランプ制御部320によって実行される可動役物115(左可動役物115Lおよび右可動役物115R)の戻り動作を示すフローチャートである。この戻り動作では、移動検知センサ90Lによる左可動役物115Lの検知から可動部材を所定時間だけ可動させて停止させる一方で、この左可動役物115Lの停止とは関係なく、移動検知センサ90Rの右可動役物115Rの検知から可動部材を所定時間だけ可動させて停止させる。すなわち、各々のセンサによる各々の可動部材の検知から、各々の定められた時間、各々の可動部材を可動させ、異なる時間に停止することを許容している。
[Returning action of movable accessory]
FIG. 10 is a flowchart showing the return operation of the movable combination 115 (the left
まず、ランプ制御部320は、演出制御部300から左可動役物115Lおよび右可動役物115Rの戻り動作の開始の指示を受ける(ステップ301)。この開始の指示を受け、右可動役物115Rと同時に左可動役物115Lの戻り動作を開始する(ステップ302)。また、左可動役物115Lと同時に右可動役物115Rの戻り動作を開始する(ステップ312)。戻り動作を同時に開始することで、遊技者は同期した動きを感じることができる。
First, the
ステップ302以下の左可動役物115Lの動きを説明する。まず、戻り開始の指示を受けてCPU321は、左のステッピングモータ51Lを往きとは逆方向に回転させ、戻り動作を行う(ステップ303)。その後、左センサが認識したかどうか、すなわち、左センサである移動検知センサ90Lが戻ってきた左可動役物115Lを検知したか否かが判断される(ステップ304)。認識(検知)していない場合には(ステップ304でNo)、ステップ303の戻り動作を継続する。認識した場合には(ステップ304でYes)、その認識した時点からステッピングモータ51Lを予め定められたステップ数であるCステップ数だけ更に回転させ(ステップ305)、ステッピングモータ51Lを停止させる(ステップ306)。これによって、左可動役物115Lは待機位置にて停止する。
The movement of the left
ステップ312以下の右可動役物115Rの動きを、上記と同様に説明する。まず、スタート指示を受けてCPU321は、右のステッピングモータ51Rを往きとは逆方向に回転させ、戻り動作を行う(ステップ313)。その後、右センサが認識したかどうか、すなわち、右センサである移動検知センサ90Rが戻ってきた右可動役物115Rを検知したか否かが判断される(ステップ314)。認識(検知)していない場合には(ステップ314でNo)、ステップ313の戻り動作を継続する。認識した場合には(ステップ314でYes)、その認識した時点からステッピングモータ51Rを予め定められたステップ数であるCステップ数だけ更に回転させ(ステップ315)、ステッピングモータ51Lを停止させる(ステップ316)。これによって、右可動役物115Rは待機位置にて停止する。このステップ116のCステップ数は、ステップ305の左可動役物115Lを移動させたステップ数と同数(Cステップ数)とすることができる。但し、最後の戻りステップ数は、往きにホームポジション位置からセンサ位置までにかかったステップ数に応じて、左右(左可動役物115Lと右可動役物115Rと)で異なる値(例えば、C1ステップ数とC2ステップ数、C1≠C2)とすることも可能である。すなわち、各々の定められた時間で停止させることもできる。
The movement of the right
このように図10に示す戻り処理のフローチャートでは、移動先から戻る際に、複数のセンサによる各々の検知から各々の定められた時間、各々の可動部材を可動させるように制御しており、各々の可動部材を待機位置にて停止させる一方、当該待機位置にて異なる時間に停止することを許容している。本実施の形態にて、待機位置は、遊技盤110の装飾部材118の背面側の隠れた位置に設けられており、同時に停止しなくても遊技者に対して違和感を与える影響が少ない。その一方で、待機位置にしっかりと戻らない場合には、例えば装飾部材118から飛び出た状態で停止してしまうなど、演出に支障を来すこととなる。したがって、戻りの処理について、本実施の形態では、複数のセンサの各々の検知から、各々、別個に一定量だけ移動させている。
Thus, in the flowchart of the return process shown in FIG. 10, when returning from the destination, each movable member is controlled to move for each predetermined time from each detection by a plurality of sensors, While the movable member is stopped at the standby position, it is allowed to stop at different times at the standby position. In the present embodiment, the standby position is provided at a hidden position on the back side of the
なお、図4および図5に示す可動役物115の例では、スイッチ54Lおよびスイッチ54Rが設けられている。スイッチ54Lおよびスイッチ54Rは、左可動役物115Lおよび右可動役物115Rの待機位置での存在を確認するために用いられ、待機位置での確認がとれない場合には、エラー表示などを行う。このスイッチ54Lおよびスイッチ54Rを用い、戻りの処理はこれらのスイッチによる検出があるか否かで制御することも可能である。
In the example of the
また、本実施の形態では、2つの可動役物(左可動役物115Lおよび右可動役物115R)の動きで説明したが、3つ以上の可動役物が存在する場合には、これらについて、最初に検知したもの、最後に検知したもの、など、何れかのセンサにより検知してから、共通する所定時間の後に、同時に停止させるように、本実施の形態を拡張することが可能である。
In the present embodiment, the movement of the two movable combinations (the left
51L,51R…ステッピングモータ、52L,52R…ギア付きカム、53L,53R…アームギア、62L,62R…腕部、63L,63R…装飾部、90L,90R…移動検知センサ、100…パチンコ遊技機、115L…左可動役物、115R…右可動役物 51L, 51R: Stepping motor, 52L, 52R ... Geared cam, 53L, 53R ... Arm gear, 62L, 62R ... Arm part, 63L, 63R ... Decoration part, 90L, 90R ... Movement detection sensor, 100 ... Pachinko machine, 115L ... Left movable accessory, 115R ... Right movable accessory
Claims (4)
前記各々の移動区間の途中にて当該各々の移動区間の対応付けられた位置にそれぞれ設けられ、前記複数の可動部材を構成する各々の可動部材の通過の有無を各々検知する複数のセンサと、
前記複数の可動部材を動作させ、当該複数の可動部材のうち何れかの可動部材の通過を前記複数のセンサの何れかのセンサにより検知してから所定時間の後に、当該複数の可動部材を同時に停止させる制御手段と、
を有する遊技機。 A plurality of movable members that are movably provided in the gaming machine and that produce effects at the same time by moving each moving section;
A plurality of sensors provided respectively at positions associated with the respective movement sections in the middle of each of the movement sections, each detecting presence or absence of passage of each movable member constituting the plurality of movable members;
The plurality of movable members are operated, and after a predetermined time after the passage of any one of the plurality of movable members is detected by any one of the plurality of sensors, the plurality of movable members are simultaneously moved. Control means for stopping;
A gaming machine having.
当該移動先から戻る際に、前記複数のセンサまたは他の複数のセンサによる各々の検知から各々の定められた時間、各々の可動部材を可動させるように制御することで、各々の可動部材を前記待機位置にて停止させる一方、当該待機位置にて異なる時間に停止することを許容することを特徴とする請求項1記載の遊技機。 The control means, after the plurality of movable members start moving from the standby position, to simultaneously stop the plurality of movable members at the destination,
When returning from the destination, each movable member is controlled by moving each movable member for a predetermined time from each detection by the plurality of sensors or other plurality of sensors. The gaming machine according to claim 1, wherein the game machine is allowed to stop at a different time at the standby position while being stopped at the standby position.
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