JP5893231B1 - 耐衝突性に優れた船体構造及び船体構造の設計方法 - Google Patents
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Abstract
Description
したがって、特許文献1の船体構造には、合理的な船体設計が不可能であるという問題があった。衝突船が被衝突船に側面衝突にすることによって、被衝突船に生じる最終的な破口の抑制を考えると、特許文献1にあるような一様伸びではなく、破断に至るまでの全伸びを考慮することが必要である。
なお、特許文献1では、一様伸びに基づいて定量的に規定した鋼材、すなわち降伏応力と一様伸びの積の値、一様伸びまでのエネルギー吸収量、又は、降伏応力は同等以上で一様伸びそのものをそれぞれ20%以上増加させた鋼材が提案されている。しかし、このように一様伸びを20%増加させても、局部伸びはほぼ変わらないと考えられるため、一様伸びと局部伸びの和である全伸びは、20%弱しか増加しない。したがって、後述する本発明の全伸びの規定には至らず、破口を抑制することはできない。
また、特許文献1は、単に二重船殻構造(ダブルハル)の船体に破口が生じるまでに吸収できるエネルギー量を大幅に増加させることを目的としているため、破口を生じない条件に関しては明確な記載が無く、一重船殻構造(シングルハル)の破口を生じない条件に関しても記載がされていない。
また、特許文献2〜6には、船舶同士の衝突事故が起こったときに、船体が破断して穴が開くことを防止或は破断面積を従来の鋼板の場合よりも減少できる旨の記載はあるものの、鋼板としての単体の衝撃吸収性能が記載されているに過ぎなく、実際の船体構造との関係や破口を生じない条件に関しても記載がされていない。
(1) 船側部の外板の一部の部位又は前記外板の全ての部位に、国際船級協会連合(IACS)の統一規格(Unified Requirement W11 Rev.8 2014)で規定された全伸びの値の1.4倍以上の全伸びが仕様として課せられ且つ前記仕様を満たしたことが確認された高延性鋼板を使用した船殻構造を有することを特徴とする耐衝突性に優れた船体構造。ここでいう耐衝突性とは、例えば所定の速度で他船の側面衝突を受けても船殻の破口を抑制できる性質をいう。
(2) 更に、前記高延性鋼板が使用された前記外板に対向する内板の一部の部位又は前記内板の全ての部位に、前記高延性鋼板を使用した船殻構造を有することを特徴とする上記(1)に記載の船体構造。
(3) 船側部の内板の一部の部位又は前記内板の全ての部位に、国際船級協会連合(IACS)の統一規格(Unified Requirement W11 Rev.8 2014)で規定された全伸びの値の1.4倍以上の全伸びが仕様として課せられ且つ前記仕様を満たしたことが確認された高延性鋼板を使用した船殻構造を有することを特徴とする耐衝突性に優れた船体構造。
(4) 更に、前記高延性鋼板が使用された前記内板に対向する外板の一部の部位又は前記外板の全ての部位に、前記高延性鋼板を使用した船殻構造を有することを特徴とする上記(3)に記載の船体構造。
(5) 更に、前記高延性鋼板が使用された前記部位に付随する防撓材の一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用したことを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の船体構造。なお、本発明における防撓材とは、外板及び内板を含む船体を構成する板材の撓み・変形を抑制するためのあらゆる部材の総称であり、例えばダブルハルの場合、外板の面内・面外の撓みを抑制するための部材(ロンジ)をいい、例えばシングルハルの場合、面外の撓みを抑制する部材に加えて、主に外板の面外への撓みを抑制するための部材(骨材)をいう。
(6) 更に、ストリンガーの一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用したことを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の船体構造。
(7)更に、アッパーデッキの一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用したことを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれかに記載の船体構造。
(8)更に、ビルジの一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用したことを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれかに記載の船体構造。
(9)更に、トランスの一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用したことを特徴とする上記(1)〜(8)のいずれかに記載の船体構造。
(10) 前記高延性鋼板の板厚は、12mm超、且つ、50mm以下であることを特徴とする上記(1)〜(9)のいずれかに記載の船体構造。
(11) 船側部の外板の中で、破口を抑制する必要がある部位を特定し、当該部位に使用する鋼板に、国際船級協会連合(IACS)の統一規格(Unified Requirement W11 Rev.8 2014)で規定された全伸びの値の1.4倍以上の全伸びが仕様として課せられ且つ前記仕様を満たすことが確認された高延性鋼板を使用することを特徴とする船体構造の設計方法。
(12) 更に、前記高延性鋼板が使用された前記外板に対向する内板の中で、破口を抑制する必要がある部位を特定し、当該部位に使用する鋼板に、前記高延性鋼板を使用することを特徴とする上記(11)に記載の船体構造の設計方法。
(13) 船側部の内板の中で、破口を抑制する必要がある部位を特定し、当該部位に使用する鋼板に、国際船級協会連合(IACS)の統一規格(Unified Requirement W11 Rev.8 2014)で規定された全伸びの値の1.4倍以上の全伸びが仕様として課せられ且つ前記仕様を満たすことが確認された高延性鋼板を使用することを特徴とする船体構造の設計方法。
(14) 更に、前記高延性鋼板が使用された前記内板に対向する外板の中で、破口を抑制する必要がある部位を特定し、当該部位に使用する鋼板に、前記高延性鋼板を使用することを特徴とする上記(13)に記載の船体構造の設計方法。
(15) 更に、前記高延性鋼板が使用された前記部位に付随する防撓材の一部又は全部に使用する鋼板に、前記高延性鋼板を使用することを特徴とする上記(11)〜(14)のいずれかに記載の船体構造の設計方法。
(16) 更に、ストリンガーの一部又は全部に使用する鋼板に、前記高延性鋼板を使用することを特徴とする上記(11)〜(15)のいずれかに記載の船体構造の設計方法。
(17)更に、アッパーデッキの一部又は全部に使用する鋼板に、前記高延性鋼板を使用することを特徴とする上記(11)〜(16)のいずれかに記載の船体構造の設計方法。
(18)更に、ビルジの一部又は全部に使用する鋼板に、前記高延性鋼板を使用することを特徴とする上記(11)〜(17)のいずれかに記載の船体構造の設計方法。
(19)更に、トランスの一部又は全部に使用する鋼板に、前記高延性鋼板を使用することを特徴とする上記(11)〜(18)のいずれかに記載の船体構造の設計方法。
この12ktは日本国の海上交通安全法施行規則(昭和48年3月27日運輸省令第9号)で制定された東京湾の中ノ瀬航路等での速力の制限である。また、衝突船も被衝突船と同一のVLCCとし、衝突船の載荷状態は、初期運動エネルギーが最も大きく、かつ、慣性力の影響が大きい、満載状態とした。これは、被衝突船にとって最も厳しい衝突シナリオの1つである。そして、被衝突船の船体全ての部材が従来鋼(全伸び17%)の場合(ケース1)、被衝突船の外板、内板及び防橈材(外板付き防撓材及び内板付き防橈材、以下同じ)が高延性鋼板(全伸び27%)の場合(ケース2)、被衝突船の船体全ての部材が高延性鋼板の場合(ケース3)について、FEMによる解析を行い、各部材の吸収エネルギーの割合を求めた。なお、ケース1における全伸び17%は、次のように決定している。すなわち、船舶に多く使用されている鋼板は、板厚が15mm〜20mmであって、且つ後述する国際船級協会連合(IACS)の統一規格(Unified Requirement W11 Rev.8 2014)における強度の区分が36であるため、当該統一規格で規定された全伸び17%を従来鋼の代表値としている。そして、高延性鋼板を用いた船舶の吸収エネルギー等を把握するために、ケース2及びケース3においては、従来鋼の全伸び17%の1.4倍にあたる23.8%でなく、高延性鋼板の製造のバラツキを考慮して、高延性鋼板の平均的な全伸びが27%と仮定して解析を行った。
ここで、ケース3とケース1の吸収エネルギーの差(1816MJ)と、図4の高延性鋼板が適用された外板、内板及び防橈材の吸収エネルギーの割合(50%=0.50)の積(908MJ)に、ケース1の吸収エネルギー(478MJ)を加えて、ケース2の吸収エネルギーを推定すると、1386MJとなる。この値は、有限要素法による解析により得られた吸収エネルギー1393MJ(図7のケース2の吸収エネルギー)と、ほぼ同じ値である。このことから、有限要素法による解析により、高延性鋼板適用率100%と0%の吸収エネルギーと、図4のような高延性鋼板適用率0%(従来鋼100%)の部材毎の吸収エネルギーの割合を予め算出しておけば、高延性鋼板の適用部材を変更した場合の吸収エネルギーを予測できることが判る。
船舶の建造コスト等から高延性鋼板の適用比率が、予め決まっている場合が多い。このような場合、有限要素法による解析により、図4のような従来鋼を使用した場合の部材毎の吸収エネルギーの割合を予め求めておけば、部材毎の吸収エネルギーの割合と当該部材の重量の割合の比から、高延性鋼板の適用部材の優先度(経済性)を評価できる。つまり、この比(=吸収エネルギーの割合/重量の割合)が高い部材から高延性鋼板を適用することにより、高延性鋼板を適用すべき部材を容易に決定することができる。
なお、統一規格(Unified Requirement W11 Rev.8 2014)で規定された全伸びの値は表1の通りである。表1は、板厚とGradeに応じて、使用する船体材料が満足するべき最小の伸び値を規定している。統一規格ではGradeにおけるアルファベット(A、B、D、EおよびF)はシャルピー衝撃試験で要求される試験温度の違いを示し、数字(32、36、および40)は強度の区分を示している。高延性鋼板は、これらの表1で示す全伸びの規格値を上回る伸びを有するので統一規格を満足している。
また本発明は、船側部の内板の一部の部位又は前記内板の全ての部位に、IACSの統一規格で規定された全伸びの値の1.4倍以上の全伸びが仕様として課せられ且つ前記仕様を満たすことが確認された高延性鋼板を使用した船体構造である。更に、前記高延性鋼板が使用された前記内板に対向する外板の一部の部位又は前記外板の全ての部位に、前記高延性鋼板を使用することが好ましい。
更に、前記高延性鋼板が使用された前記部位(外板、内板)に付随する防橈材の一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用することがより好ましい。
更に、ストリンガーの一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用することがより一層好ましい。更に、アッパーデッキの一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用することがより一層好ましい。更に、ビルジの一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用することがより一層好ましい。更に、トランスの一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用することがより一層好ましい。
図7より、前記高延性鋼板を適用する部材が増えるにつれて、エネルギー吸収量の絶対値が増えていくことが分かる。以上より、1つでも多くの部材に前記高延性鋼板を適用することが望ましい。しかしながら、経済性及び効率的エネルギー吸収の観点からは、外板、内板及び防撓材にまず適用することが望ましい。この場合、内板に付随する防撓材への適用は止めて、外板、内板及び外板に付随する防撓材へ適用するバリエーションや外板及び内板に前記高延性鋼板を適用するバリエーションもあり得る。外板及び内板のいずれか片方のみを前記高延性鋼板とする場合には、外板のエネルギー吸収量が内板の吸収エネルギー量より高いため、内板より外板を前記高延性鋼板とすることがより好ましい。しかしながら、内板のみに前記高延性鋼板を使用することを、妨げるものではない。また、船底構造、船首構造、船尾構造に高延性鋼板を使用してもよい。さらに、上部構造(ブリッジ等)に高延性鋼板を使用してもよい。
なお、全伸びの値は、試験片に依存することが知られている。IACSの統一規格で規定された全伸びの値は、GL(標点間距離)=200mm、w(幅)=25mmの平形試験片によるものである。この試験片以外を用いる場合には、公知の方法、例えば、日本海事協会の鋼船規則K編2章の2.2.2及び表K.2.2から下記式(1)の換算式を用いてもよい。
なお、船体構造に用いられる鋼板は、IACSの統一規格に準拠した各船級協会の規格を満たす必要がある。このため、各船級協会の規格で規定された頻度で引張試験が行われる。通常、その試験結果が、鋼材仕様書等を満たす鋼板のみが各製鉄会社の検査に合格と判定され、その引張試験結果等が鋼材検査証明書等に記載される。鋼材検査証明書等は、各船級協会の検査員の確認を受けたのち、製鉄会社から発注した造船会社に引き渡される。
本発明において、「IACSの統一規格で規定された全伸びの値の1.4倍が仕様として課せられ」とは、鋼板仕様書等にて、IACSの統一規格で規定された全伸びの値の1.4倍以上の全伸びの値が要求されることを意図している。造船会社と製鉄会社との鋼材取引き等のコンピューター処理化が進んでおり、鋼板仕様書等の書面の送付等を行わない場合も多い。本発明においては、データの電送などの書面によらない方法で、仕様として課されてもよい。また、「前記仕様を満足することが確認できた」とは、少なくとも各船級協会の規格で規定された頻度で引張試験が行われ、各製鉄会社の検査で、その結果で測定された全伸びの値がIACSの統一規格で規定された全伸びの値の1.4倍以上であることが確認されることを意図している。この確認は、一般的には、各製鉄会社内のコンピュータシステムにより行われる(例えば、試験結果が鋼板仕様書等の要求値を満たしているか否かが、コンピュータシステムにより判定される)。
また、船舶の種類によらず、前記外板、前記内板及び前記防撓材に加え、ストリンガーの一部又は全部、アッパーデッキの一部又は全部、ビルジの一部又は全部、トランスの一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用してもよい。
以上の方法は、船殻の設計図面から、破口を抑制する必要がある部材を特定する方法である。有限要素法による各部材の吸収エネルギー解析を行って、破口を抑制する必要がある部材を特定してもよい。例えば、従来鋼の場合の部材毎の吸収エネルギーの割合を示す図4を用いて、最も吸収エネルギーが高い外板を破口を抑制する必要がある部材と特定し、外板に前記高延性鋼板を使用してもよい。また、図4〜図7の解析結果とそれぞれの建造コストの比較から、外板及び内板を破口を抑制する必要がある部材と特定し、外板及び内板に前記高延性鋼板を使用してもよい。同様に、図8〜図10と後述の図11の解析結果とそれぞれの建造コストの比較から、外板及び内板を破口を抑制する必要がある部材と特定した上で、更に外板及び内板を破口を特に抑制する必要がある部材と特定し、外板、内板及び各々に付随する防橈材に前記高延性鋼板を使用してもよい。
そして、バルクキャリアの船体全ての部材が従来鋼(全伸び17%)の場合(ケース4)、バルクキャリアの外板20及び外板20に付随する骨材21が高延性鋼板(全伸び27%)の場合(ケース5)について、FEMによる解析を行った。骨材21は、外板20に付随して設けられ、当該外板20の面外の撓みを抑制するための防撓材である。なお、ケース4における全伸び17%は、IACSの統一規格で規定された全伸びの下限値である。そして、ケース5における全伸び27%は、ケース4における全伸び17%の1.5倍に相当する。
高延性鋼板の適用範囲を板厚20mm超の部材に制限する場合、高延性鋼板の全伸びは、製造バラツキを考慮して27%を超えることが望ましい。この点は、二重船殻構造についても同様である。
Terndrup Pedersenらの論文「Effect of Buffer Bow Structure in
Ship-Ship Collision」International Journal of Offshore
and Polar Engineering, Vol.18 No.2, 2008, p. 1-9より、上述した限界衝突速度の算出方法について以下の式(2)から(4)に従って説明する。算出条件として、図3に示したように、衝突船(B船)が、停止している被衝突船(A船)の船体の中央部付近の真横90度から衝突するものとする。限界衝突速度の算出に際しての各パラメータは以下のとおりである。
VA:被衝突船速度(=0)
VB:衝突船速度
MA:被衝突船排水量(付加水質量込み)
MB:衝突船排水量(付加水質量込み)
Es:衝突終了までに船体運動以外で被衝突船が吸収したエネルギー
11 内板
12 外板に付随する防撓材
13 内板に付随する防撓材
14 トランス
15 ストリンガー
16 アッパーデッキ
17 ビルジ
20 外板
21 骨材(防撓材)
22 アッパーデッキ
23 防撓材
24 ビルジ
25 トランス
Claims (20)
- 船側部の外板の一部の部位又は前記外板の全ての部位に、国際船級協会連合(IACS)の統一規格(Unified Requirement W11 Rev.8 2014)に準拠した規格を満たし、前記IACSの前記統一規格で規定された全伸びの値の1.4倍以上の全伸びが仕様として課せられ、且つ前記仕様を満たしたことが確認された、強度区分32、36または40の高延性鋼板を使用した船殻構造を有することを特徴とする船体構造。
- 更に、前記高延性鋼板が使用された前記外板に対向する内板の一部の部位又は前記内板の全ての部位に、前記高延性鋼板を使用した船殻構造を有することを特徴とする請求項1に記載の船体構造。
- 船側部の内板の一部の部位又は前記内板の全ての部位に、国際船級協会連合(IACS)の統一規格(Unified Requirement W11 Rev.8 2014)に準拠した規格を満たし、前記IACSの前記統一規格で規定された全伸びの値の1.4倍以上の全伸びが仕様として課せられ、且つ前記仕様を満たしたことが確認された、強度区分32、36または40の高延性鋼板を使用した船殻構造を有することを特徴とする船体構造。
- 更に、前記高延性鋼板が使用された前記内板に対向する外板の一部の部位又は前記外板の全ての部位に、前記高延性鋼板を使用した船殻構造を有することを特徴とする請求項3に記載の船体構造。
- 更に、前記高延性鋼板が使用された前記部位に付随する防撓材の一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の船体構造。
- 更に、ストリンガーの一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の船体構造。
- 更に、アッパーデッキの一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の船体構造。
- 更に、ビルジの一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の船体構造。
- 更に、トランスの一部又は全部に、前記高延性鋼板を使用したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の船体構造。
- 前記高延性鋼板の板厚は、12mm超、且つ、50mm以下であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の船体構造。
- 前記高延性鋼板の板厚は、25mm超、且つ、50mm以下であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の船体構造。
- 船側部の外板の中で、破口を抑制する必要がある部位を特定し、当該部位に使用する鋼板に、国際船級協会連合(IACS)の統一規格(Unified Requirement W11 Rev.8 2014)に準拠した規格を満たし、前記IACSの前記統一規格で規定された全伸びの値の1.4倍以上の全伸びが仕様として課せられ、且つ前記仕様を満たすことが確認された、強度区分32、36または40の高延性鋼板を使用することを特徴とする船体構造の設計方法。
- 更に、前記高延性鋼板が使用された前記外板に対向する内板の中で、破口を抑制する必要がある部位を特定し、当該部位に使用する鋼板に、前記高延性鋼板を使用することを特徴とする請求項12に記載の船体構造の設計方法。
- 船側部の内板の中で、破口を抑制する必要がある部位を特定し、当該部位に使用する鋼板に、国際船級協会連合(IACS)の統一規格(Unified Requirement W11 Rev.8 2014)に準拠した規格を満たし、前記IACSの前記統一規格で規定された全伸びの値の1.4倍以上の全伸びが仕様として課せられ、且つ前記仕様を満たすことが確認された、強度区分32、36または40の高延性鋼板を使用することを特徴とする船体構造の設計方法。
- 更に、前記高延性鋼板が使用された前記内板に対向する外板の中で、破口を抑制する必要がある部位を特定し、当該部位に使用する鋼板に、前記高延性鋼板を使用することを特徴とする請求項14に記載の船体構造の設計方法。
- 更に、前記高延性鋼板が使用された前記部位に付随する防撓材の一部又は全部に使用する鋼板に、前記高延性鋼板を使用することを特徴とする請求項12〜15のいずれか一項に記載の船体構造の設計方法。
- 更に、ストリンガーの一部又は全部に使用する鋼板に、前記高延性鋼板を使用することを特徴とする請求項12〜16のいずれか一項に記載の船体構造の設計方法。
- 更に、アッパーデッキの一部又は全部に使用する鋼板に、前記高延性鋼板を使用することを特徴とする請求項12〜17のいずれか一項に記載の船体構造の設計方法。
- 更に、ビルジの一部又は全部に使用する鋼板に、前記高延性鋼板を使用することを特徴とする請求項12〜18のいずれか一項に記載の船体構造の設計方法。
- 更に、トランスの一部又は全部に使用する鋼板に、前記高延性鋼板を使用することを特徴とする請求項12〜19のいずれか一項に記載の船体構造の設計方法。
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