JP5892825B2 - 物品の仕分設備 - Google Patents
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Description
仕分ユニットは、搬送コンベヤの一部である上流コンベヤにより搬入された物品を、分岐コンベヤと、搬送コンベヤの一部である下流コンベヤとの、いずれかに搬出する。
この場合に、特定仕分ユニットにより仕分けられなかった物品(以下、「未仕分物品」という。)が、搬送コンベヤの最上流部に再投入されて特定仕分ユニットまで搬入されるのでは、物品を再投入するための作業が必要になる分、物品の仕分作業に手間がかかり、仕分作業の効率が低下するという問題があった。
また、未仕分物品を最上流の仕分ユニットに戻すために、搬送コンベヤが物品の循環搬送を可能とする環状コンベヤである場合には、戻り用搬送コンベヤが必要になるために、仕分設備のコストが増加すると共に仕分設備が大型化するという問題があった。
そのような場合には、仕分設備の運転が一時的に停止されるため、やはり仕分作業の効率が低下する。
本発明の別の目的は、さらに、逆搬送モード時の物品の仕分作業の効率が向上する仕分設備を提供することである。
また、未仕分物品を特定仕分ユニットに搬送するためには、搬送コンベヤの搬送方向が順搬送方向から逆搬送方向に反転されればよいことから、未仕分物品を最上流の仕分ユニットに戻すための戻り用搬送コンベヤを別途設ける必要がないので、仕分設備のコストおよび設置スペースを削減することができる。
一方、逆搬送モード時に、転向ローラ群が物品を逆分岐搬出方向に搬出するときには、補助分岐転向角度が逆分岐転向角度よりも大きいことで、逆分岐搬出方向に搬出された物品が、補助分岐コンベヤに搬入される際に、搬送コンベヤのコンベヤ幅方向および補助分岐コンベヤのコンベヤ幅方向で仕分ユニットから過度に遠ざかる方向に移動することが防止されるので、補助分岐コンベヤにおいて、物品の先端部が主分岐搬送方向に指向するための、該物品の良好な回頭性を確保しながら、補助分岐コンベヤがそのコンベヤ幅方向で小型化され、ひいては仕分設備が小型化されて、仕分設備のコストおよび設置スペースを削減することができる。
分岐コンベヤの数は、仕分ユニットよりも多くてもよい。
分岐コンベヤは、1つの仕分ユニット毎に、搬送コンベヤの両側方の両方に、または、該両側方の一方のみで同じ側に、または、仕分ユニットに応じて該両側方の一方または他方に配置されてもよい。
搬送コンベヤは、全体が双方向駆動型コンベヤから構成されてもよいし、順搬送モード時および逆搬送モード時に、物品をそれぞれ順搬送方向および逆搬送方向に搬送可能であることを条件として、一部が双方向駆動型コンベヤから構成され、残部が非駆動型コンベヤから構成されてもよい。
図1を参照すると、本発明の実施例において、仕分設備100は、物流施設(例えば、配送センター)に設置されて、仕分先が異なる複数の物品Wを、それら物品Wが混在している状態で搬送すると共に、仕分先に応じて自動的に仕分ける。
各仕分ライン101は、仕分先が異なる複数の物品Wが投入される供給部としての供給コンベヤ102と、供給コンベヤ102から供給された物品Wを順搬送方向A1に搬送する1つの搬送コンベヤ110と、順搬送方向A1で搬送コンベヤ110の途中に配置される複数である所定数の仕分ユニットQと、搬送コンベヤ110から分岐する少なくとも前記所定数の、本実施例では仕分ユニットQと同数の分岐コンベヤEと、貯留部としての貯留コンベヤ103と、各分岐コンベヤEにより搬送された物品Wである仕分済物品が集まる脱荷部104を備えている。
仕分ライン101は、ライン始端としての供給コンベヤ102と、ライン終端としての貯留コンベヤ103とを有する有端のラインである。
前記未仕分物品は、順搬送モードにおいて、1つの仕分ライン101のすべての仕分ユニットQのうちで、本来であれば物品を分岐コンベヤEに搬出すべき(すなわち、仕分けるべき)1以上の仕分ユニットQ(すなわち、特定仕分ユニット)により、分岐コンベヤEに搬出されなかった場合の物品Wである。
ここで、「上流」および「下流」との表現は、特に断らない限り、供給コンベヤ102、搬送コンベヤ110、仕分ユニットQおよび貯留コンベヤ103において、物品Wが、順搬送方向A1に搬送されるときの該物品Wの流れに関してのものである。
物品Wが投入される供給コンベヤ102は、その直下流に配置される最上流仕分ユニットQsの上流コンベヤ111に接続される。貯留コンベヤ103は、その直上流に配置される最下流仕分ユニットQfの下流コンベヤ112に接続される。
なお、1つの仕分ユニットQおよび該仕分ユニットQに接続される分岐コンベヤEは、1つの仕分装置を構成する。
供給コンベヤ102、貯留コンベヤ103、搬送コンベヤ110および仕分ユニットQは、いずれも順搬送方向A1および該順搬送方向A1とは反対の逆搬送方向A2に物品Wを搬送可能な双方向駆動型コンベヤである。
一方、分岐コンベヤEを構成する主分岐コンベヤ130および補助分岐コンベヤ140は、いずれも一方向に物品Wを搬送可能な駆動型コンベヤである。
また、本実施例において、搬送コンベヤ110、供給コンベヤ102および貯留コンベヤ103は、ベルトコンベヤであり、仕分ユニットQ、主分岐コンベヤ130および補助分岐コンベヤ140は、ローラコンベヤである。
該転向ローラ群120は、物品Wを分岐搬出方向B(図4,図5も参照)および非分岐搬出方向Cに搬送する搬送部材でもある。
順分岐搬出方向B1は、上流コンベヤ111により、搬入方向としての順搬送方向A1で仕分ユニットQに搬入された物品Wが分岐コンベヤEに向けて搬出されるときの搬出方向であり、転向ローラ群120により、順搬送方向A1から転向された方向である。同様に、逆分岐搬出方向B2は、下流コンベヤ112により、搬入方向としての逆搬送方向A2で仕分ユニットQに搬入された物品Wが分岐コンベヤEに向けて搬出されるときの搬出方向であり、転向ローラ群120により、逆搬送方向A2から転向された方向である。
ここで、逆搬送モードは、搬送コンベヤ110(したがって、仕分ライン101)が物品Wを逆搬送方向A2に搬送する作動形態である。
順搬出方向C1は、上流コンベヤ111により搬入方向で仕分ユニットQに搬入された物品Wが下流コンベヤ112に向けて搬出されるときの搬出方向であり、転向ローラ群120により、搬入方向としての順搬送方向A1が維持される方向である。同様に、逆搬出方向C2は、下流コンベヤ112により搬入方向で仕分ユニットQに搬入された物品Wが上流コンベヤ111に向けて搬出されるときの搬出方向であり、転向ローラ群120により、搬入方向としての逆搬送方向A2が維持される方向である。
なお、「ほぼ」との表現は、「ほぼ」との修飾語がない場合を含むと共に、「ほぼ」との修飾語がない場合とは厳密には一致しないものの、「ほぼ」との修飾語がない場合と比べて作用効果に関して有意の差異がない範囲を意味する。
そして、カバー125に設けられた貫通孔126(図3参照)からカバー125の上方に一部が露出している各転向ローラ121は、ラインシャフト124による摩擦駆動により駆動されて回転することで物品Wを搬送する一方、前記回動駆動機構により駆動されて、図3に示されるように、その転向位置Pとして、非分岐位置P0、順転向位置P1および逆転向位置P2を占める。
順転向位置P1および逆転向位置P2は、非分岐位置P0に対して互いに反対方向に転向した位置であり、本実施例では、それら転向位置P1,P2での転向角度は、同一であるが、別の例として、異なっていてもよい。
また、本実施例では、すべての転向ローラ121(したがって、すべてのローラ群要素122)が一斉に同じ転向位置Pを占めるが、搬送方向または物品Wの大きさなどに応じて一部の複数のローラ群要素122のすべての転向ローラ121のみが、一斉に同じ転向位置Pを占めるように、制御部151により制御されてもよい。
仕分領域Rは転向ローラ群120を囲む領域であり、その上流端および下流端は、最上流および最下流にそれぞれ位置する転向ローラ121により、それぞれ規定される。
また、搬送方向範囲Srは、順搬送方向A1での仕分領域Rの範囲である。
平面視で(すなわち、鉛直方向から見て)、主分岐搬送方向D1は順搬送方向A1にほぼ直交し、補助分岐搬送方向D2は、主分岐コンベヤ130に向かって主分岐搬送方向D1に対して傾斜する方向である。
そして、主分岐搬入端131は、順搬送方向A1で、補助分岐コンベヤ140寄りの一部のみで、仕分領域Rと重なる位置(すなわち、おなじ位置)を占めるように配置される。
より具体的には、主分岐搬入端131が、主分岐コンベヤ130をその幅方向で二等分する中心線Lcにより、順搬送方向A1で上流側搬入端部分131uと下流側搬入端部分131dとに二分されるとき、上流側搬入端部分131uは、その一部で、ここでは過半で、順搬送方向A1で仕分領域Rと重なる位置にあり、下流側搬入端部分131dは、その全体で仕分領域Rよりも下流に位置する。
該コーナー空間Fuは、仕分ユニットQと主分岐コンベヤ130とで形成される。
そして、補助分岐コンベヤ140は、そのコンベヤ幅方向(補助分岐搬送方向D2に直交する方向でもある。)で、仕分ユニットQおよび主分岐コンベヤ130と対向している内側端143と、コンベヤ幅方向で内側端143とは反対側の側端である外側端としてのガイド部148とを有する。
内側端143は、交差部146(図5も参照)で互いにほぼ直交状態で交わる補助分岐搬入端144および補助分岐搬出端145から構成される。
このため、補助分岐コンベヤ140の形状は、平面視で、交差部146を頂点とし、補助分岐搬入端144と補助分岐搬出端145とガイド部148とを3辺とする概略三角形状であり、該三角形は直角三角形であり、また二等辺三角形である。
補助分岐搬入端144は、主分岐搬入端131よりも上流に配置されると共に、順搬送方向A1で、そのほぼ全体が搬送方向範囲Sr内に位置する。
そして、搬送ローラ部141における搬入端であって、補助分岐搬入端144を構成する補助分岐搬入端部分144aは、その全体が搬送方向範囲Sr内にある。
また、順搬送方向A1での仕分領域Rと補助分岐搬入端144との重なり範囲S2は、順搬送方向A1での仕分領域Rと主分岐搬入端131との重なり範囲S1よりも大きい。
ガイド部148は、支持板142の一部であり、補助分岐搬送方向D2に沿って直線状に延びている直線部148aを有する。
図5に示されるように、角部136からガイド部148までの最小距離T(ここでは、角部136から直線部148aまでの垂線の長さでもある。)は、最大物品WBの最大長さNよりも大きい。
この最大長さNは、平面視での物品Wの最大の長さであり、例えば順搬送方向A1に長い直方体形状の物品Wである場合には、平面視での物品Wの対角線の長さである。
また、長大物品(例えば、物品WA(図4参照))は、順搬送方向A1での物品長さが仕分設備100の仕分対象となるすべての物品Wの物品長さの平均値よりも長い物品である。
また、物品長さが短い物品Wは、物品長さが前記平均値以下の物品である。
そして、補助分岐転向角度β2は、順搬送方向A1に対する順分岐搬出方向B1の順分岐転向角度α1および逆搬送方向A2に対する逆分岐搬出方向B2の逆分岐転向角度α2よりも大きい。
順分岐転向角度α1は、転向ローラ群120が順分岐搬出方向B1に物品Wを搬出するときの非分岐位置P0と順転向位置P1との間の転向ローラ121の転向角度である。同様に、逆分岐転向角度α2は、転向ローラ群120が逆分岐搬出方向B2に物品Wを搬出するときの非分岐位置P0と逆転向位置P12との間の転向ローラ121の転向角度である。本実施例では、順分岐転向角度α1および逆分岐転向角度α2は等しい。
また、図4,図5に示されるように、補助分岐コンベヤ140は、順搬送モード時および逆搬送モード時に、物品Wを同じ補助分岐搬送方向D2に搬送する。本実施例では、補助分岐搬送方向D2は、順搬送モードおよび逆搬送モードにおいて、同じ方向である。
したがって、前記仕分情報には、これら仕分先情報、満杯状態および未仕分物品の有無が含まれる。
満杯検出手段155は、主分岐コンベヤ130の途中に配置される。
未仕分物品検出手段156は、貯留コンベヤ103の上流部に配置されて、未仕分物品が貯留コンベヤ103に搬入され時点で該未仕分物品を検出する。
なお、これら物品WA,WBはいずれも長大物品であり、脱荷部104は、それぞれ脱荷部104A,104Bである。
搬送コンベヤ110が順搬送モードであるときに、各物品WA,WBは、供給コンベヤ102により順搬送方向A1に搬送されて、最上流仕分ユニットQsの上流コンベヤ111に搬入される。
各物品WA,WBは、最上流仕分ユニットQsの上流コンベヤ111における仕分先検出手段154による仕分先の検出結果に基づいて、最上流仕分ユニットQsにより下流コンベヤ112に搬出される。
このとき、長大物品である物品WAは、補助分岐コンベヤ140にアシストされて、主分岐コンベヤ130に向けて搬出され、主分岐コンベヤ130により脱荷部104Aまで搬送される。
仕分設備100において、仕分先が異なる複数の物品Wを搬送する搬送コンベヤ110によりに搬入された物品Wを分岐コンベヤEおよび搬送コンベヤ110のいずれかに搬出する仕分ユニットQが、物品Wの搬出方向を、分岐コンベヤEに指向する分岐搬出方向Bと搬送コンベヤ110に指向する非分岐搬出方向Cとに設定可能な転向ローラ群120を備える。
この構成により、搬送コンベヤ110が順搬送方向A1に搬送して各仕分ユニットQに搬入する物品Wは、物品Wの搬出方向を分岐搬出方向Bまたは非分岐搬出方向Cに設定する仕分ユニットQの転向ローラ群120により、分岐コンベヤEまたは搬送コンベヤ110に搬出され、さらに搬送コンベヤ110に搬出された物品Wは、より下流の仕分ユニットQにより分岐コンベヤEに搬出されることで、順搬送方向A1に搬送される物品Wを仕分けることができる。
また、未仕分物品を特定仕分ユニットに搬送するためには、搬送コンベヤ110の搬送方向が順搬送方向A1から逆搬送方向A2に反転されればよいことから、未仕分物品を最上流の仕分ユニットQに戻すための戻り用搬送コンベヤ110を別途設ける必要がないので、仕分設備100のコストおよび設置スペースを削減することができる。
この構成により、仕分ユニットQにより順分岐搬出方向B1および逆分岐搬出方向B2にそれぞれ搬出される物品W(例えば、長大物品)が、主分岐コンベヤ130および補助分岐コンベヤ140に跨がる状態で分岐コンベヤEに搬出された場合に、該物品Wは、補助分岐コンベヤ140により主分岐コンベヤ130に向かうようにアシストされるので、長大物品を含めて、物品長さが異なる種々の物品Wが主分岐コンベヤ130に円滑に搬送されて、物品Wの仕分作業の効率を向上させることができる。なお、物品長さが短い物品Wは、転向ローラ群120の転向開始時期によっては、補助分岐コンベヤ140により搬送されることなく、仕分ユニットQにより主分岐コンベヤ130に直接搬出されることもある。
一方、逆搬送モード時に、転向ローラ群120が物品Wを逆分岐搬出方向B2に搬出するときには、補助分岐転向角度β2が逆分岐転向角度α2よりも大きいことで、逆分岐搬出方向B2に搬出された物品Wが、補助分岐コンベヤ140に搬入される際に、搬送コンベヤ110のコンベヤ幅方向および補助分岐コンベヤ140のコンベヤ幅方向で仕分ユニットQから過度に遠ざかる方向に移動することが防止されるので、補助分岐コンベヤ140において、物品Wの先端部(例えば、最大物品WBの先端部WBh)が主分岐搬送方向D1に指向するための、該物品Wの良好な回頭性を確保しながら、補助分岐コンベヤ140がそのコンベヤ幅方向で小型化され、ひいては仕分設備100が小型化されて、仕分設備100のコストおよび設置スペースを削減することができる。
この構成により、最大物品WBが逆搬送モードにおいて仕分けられる場合にも、補助分岐コンベヤ140における該最大物品WBの、良好で確実な回頭性を実現できるので、逆搬送モード時の仕分作業の効率を向上させることができる。
補助分岐コンベヤ140は、上流側コーナー空間Fuおよび下流側コーナーに配置されてもよい。
仕分ユニットQに対して、上流側および下流側の両側縁部に、上流側補助分岐コンベヤ140および下流側補助分岐コンベヤ140がそれぞれ設けられてもよい。
下流側補助分岐コンベヤ140逆搬送モード時に、主分岐コンベヤ130に向かって分岐逆搬出方向に搬出する。
搬送コンベヤ110は、搬送が可能であることを条件に、その一部に非駆動型コンベヤを含んでいてもよい。
上流コンベヤ111または下流コンベヤ112は、ローラコンベヤであってもよく、主分岐コンベヤ130、補助分岐コンベヤ140は、ベルトコンベヤであってもよい。
仕分ユニットQは、ローラ群の間に中間にローラコンベヤまたはベルトコンベヤを有していてもよい。
最上流仕分ユニットQの上流コンベヤ111は、物品Wを順搬送方向A1のみに搬送するコンベヤであってもよい。
分岐コンベヤEは、搬送コンベヤ110の両側方にそれぞれに配置されてもよい。
仕分ユニットQが、順搬送方向A1で両仕分ユニットQ要素の間に、物品Wを順搬送方向A1および逆搬送方向A2に搬送可能な中間コンベヤを備えていてもよい。この場合に、この中間コンベヤも仕分領域Rに含まれる。
補助分岐コンベヤ140が、転向ローラ121と同様の転向可能な複数のローラからなるローラ群により構成され、順搬送モード時および逆搬送モード時に、補助分岐搬送方向D2の角度β2が異なる値に設定されてもよい。
102・・・供給コンベヤ
103・・・貯留コンベヤ
104・・・脱荷部
110・・・搬送コンベヤ
111・・・上流コンベヤ
112・・・下流コンベヤ
120・・・転向ローラ群
121・・・転向ローラ
130・・・主分岐コンベヤ
131・・・主分岐搬入端
136・・・角部
140・・・補助分岐コンベヤ
143・・・内側端
144・・・補助分岐搬入端
148・・・ガイド部
150・・・制御装置
151・・・制御部
154・・・仕分先検出手段
155・・・満杯検出手段
156・・・未仕分物品検出手段
Q ・・・仕分ユニット
Qs ・・・最上流仕分ユニット
Qf ・・・最下流仕分ユニット
R ・・・仕分領域
Sr ・・・搬送方向範囲
E ・・・分岐コンベヤ
S1,S2・・・重なり範囲
Fu ・・・コーナー空間
A1 ・・・順搬送方向
A2 ・・・逆搬送方向
B ・・・分岐搬出方向
B1 ・・・順分岐搬出方向
B2 ・・・逆分岐搬出方向
C ・・・非分岐搬出方向
C1 ・・・順搬出方向
C2 ・・・逆搬出方向
D1 ・・・主分岐搬送方向
D2 ・・・補助分岐搬送方向
W,WA・・・物品
WB ・・・最大物品
N ・・・最大長さ
T ・・・最小距離
Claims (5)
- 供給部から供給された複数の物品を順搬送方向に搬送する搬送コンベヤと、前記搬送コンベヤの途中に配置される複数である所定数の仕分ユニットと、前記搬送コンベヤから分岐する少なくとも前記所定数の分岐コンベヤとを備え、前記搬送コンベヤが、前記順搬送方向で前記各仕分ユニットに対して上流側の上流コンベヤおよび下流側の下流コンベヤに分けられ、前記搬送コンベヤによりに搬入された物品を前記分岐コンベヤおよび前記搬送コンベヤのいずれかに搬出する前記仕分ユニットが、物品の搬出方向を、前記分岐コンベヤに指向する分岐搬出方向と前記搬送コンベヤに指向する非分岐搬出方向とに設定可能な搬出方向設定部材を備える仕分設備において、
前記搬送コンベヤが、前記順搬送方向と、前記順搬送方向とは反対の逆搬送方向とに、物品を搬送可能な双方向駆動型コンベヤから構成され、
前記分岐搬出方向が、前記搬送コンベヤが物品を前記順搬送方向に搬送する順搬送モード時に、前記上流コンベヤにより前記順搬送方向に搬入された物品が前記分岐コンベヤに搬出されるときの順分岐搬出方向と、前記搬送コンベヤが物品を前記逆搬送方向に搬送する逆搬送モード時に、前記下流コンベヤにより前記逆搬送方向に搬入された物品が前記分岐コンベヤに搬出されるときの逆分岐搬出方向とであり、
前記非分岐搬出方向が、前記順搬送モード時に、前記上流コンベヤによりに搬入された物品が前記下流コンベヤに搬出されるときの順搬出方向と、前記逆搬送モード時に、前記下流コンベヤにより搬入された物品が前記上流コンベヤに搬出されるときの逆搬出方向とであり、
前記分岐コンベヤが、前記分岐搬出方向に搬出された物品を前記主分岐搬送方向に搬送する主分岐コンベヤと、前記分岐搬出方向に搬出された物品を前記主分岐コンベヤまで補助分岐搬送方向に搬送する補助分岐コンベヤとを備え、
前記補助分岐搬送方向が、前記主分岐コンベヤに向かって前記主分岐搬送方向に対して傾斜する方向であり、
前記仕分ユニットが、前記搬出方向設定部材が配置されている仕分領域を有し、
前記補助分岐コンベヤが、前記順搬送モード時および前記逆搬送モード時に、物品を前記補助分岐搬送方向に搬送し、
前記補助分岐コンベヤの搬入端が、前記順搬送方向で前記主分岐コンベヤの搬入端よりも上流において、前記仕分ユニットの側端に接続され、
前記仕分領域の搬送方向範囲が、前記順搬送方向での前記補助分岐コンベヤの前記搬入端の長さよりも大きく、
前記順搬送方向での前記仕分領域と前記補助分岐コンベヤの前記搬入端との重なり範囲が、前記順搬送方向での前記仕分領域と前記主分岐コンベヤの前記搬入端との重なり範囲よりも大きく、
前記逆分岐搬出方向が、前記補助分岐コンベヤの前記搬入端に指向していることを特徴とする仕分設備。 - 前記補助分岐コンベヤが、前記主分岐コンベヤに対して前記順搬送方向での上流側および下流側のうちの前記上流側のみに、かつ前記仕分ユニットと前記主分岐コンベヤとで形成されるコーナー空間に配置され、
前記補助分岐コンベヤが、前記順搬送モード時および前記逆搬送モード時に、物品を前記補助分岐搬送方向に搬送し、
前記補助分岐コンベヤの搬入端が、そのほぼ全体で前記仕分ユニットの側端に接続され、
前記逆分岐搬出方向が、前記搬入端に指向していることを特徴とする請求項1に記載の仕分設備。 - 前記搬出方向設定部材が、複数の転向ローラから構成される転向ローラ群であり、
前記各転向ローラが、物品を前記順搬送方向および前記逆搬送方向に搬出するために逆回転可能であると共に、物品を前記順分岐搬出方向および前記逆分岐搬出方向にそれぞれ搬出するために、前記順搬送方向に対して前記順分岐搬出方向および前記逆搬送方向に対して前記逆分岐搬出方向にそれぞれ転向可能であり、
前記順搬送方向に対する前記主分岐搬送方向の主分岐転向角度が、前記順搬送方向に対する前記補助分岐搬送方向の補助分岐転向角度よりも大きく、
前記補助分岐転向角度が、前記順搬送方向に対する前記順分岐搬出方向の順分岐転向角度および前記逆搬送方向に対する前記逆分岐搬出方向の逆分岐転向角度よりも大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の仕分設備。 - 前記補助分岐コンベヤが、そのコンベヤ幅方向で前記仕分ユニットおよび前記主分岐コンベヤと対向している内側端と、前記コンベヤ幅方向で前記内側端とは反対側の外側端とを有し、
前記外側端が、前記補助分岐搬送方向に沿って延びており、
前記仕分ユニットと前記主分岐コンベヤとで形成される角部から前記外側端までの最小距離が、前記順搬送方向での長さが最大の物品である最大物品の最大長さよりも大きいことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の仕分設備。 - 前記所定数の前記仕分ユニットによりいずれの前記分岐コンベヤにも搬出されなかった物品である未仕分物品が集まる貯留コンベヤと、物品の仕分先を検出する仕分先検出手段と、前記未仕分物品が前記貯留コンベヤにあることを検出する未仕分物品検出手段と、前記仕分先検出手段および前記未仕分物品検出手段からの検出信号に応じて前記搬送コンベヤ、前記各仕分ユニットおよび前記貯留コンベヤを制御する制御部とを備え、
前記所定数の前記仕分ユニットのうちで、前記順搬送方向で最上流の前記仕分ユニットである最上流仕分ユニットに対する前記上流コンベヤに前記供給部が接続され、前記順搬送方向で最下流の前記仕分ユニットである最下流仕分ユニットに対する前記下流コンベヤに前記貯留コンベヤが接続され、
前記各仕分ユニットが、前記制御部により制御されて、前記仕分先検出手段により検出された物品の仕分先に応じて、前記順搬送モード時に、前記上流コンベヤにより搬入された物品を、前記順分岐搬出方向で前記分岐コンベヤに、または前記順搬出方向で前記下流コンベヤに搬出し、
前記未仕分物品検出手段により前記未仕分物品が検出されたときに、前記貯留コンベヤが、前記制御部により制御されて、前記未仕分物品を前記最下流仕分ユニットに対する前記下流コンベヤに供給し、前記搬送コンベヤが、前記制御部により制御されて、前記逆搬送モードになり、前記各仕分ユニットが、前記制御部により制御されて、前記最下流仕分ユニットに対する前記下流コンベヤにより前記逆搬送方向に搬送された前記未仕分物品を、前記仕分先検出手段により検出される前記未仕分物品の仕分先に応じて、前記逆分岐搬出方向で前記分岐コンベヤに、または前記逆搬出方向で前記上流コンベヤに搬出することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の仕分設備。
Priority Applications (1)
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