JP5892769B2 - 投写型表示装置及び画像表示方法 - Google Patents
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Description
図1は、この発明の実施の形態1による投写型表示装置を示す構成図である。
図1に示す投写型表示装置(プロジェクタ)100は、複数の可視光の波長(380−780nm)を放射する光源モジュール112と、光源モジュール112からの照明光を被照面であるライトバルブ22に導く照明光学系111と、照明光学系111により導かれた照明光を映像信号に応じて光量を調整し、空間的に変調するライトバルブ22と、ライトバルブ22で作られる小さな画像を表示面26に拡大投影する投写光学系110から構成される。さらに詳細には、光源モジュール112は、複数の変調光源20(20a〜20i)と、複数の変調光源20からの照明光をビーム形状に成形し、複数を混合して合成する合成光学系21(21a〜21c)から構成される。
この発明の1つ目のポイントは、ライトバルブ22の画像光を表示面26に投影する際に、後段投写光学系27に角度の広がりが大きな画像光を導き、その瞳上の空間分布を均一にすることで、表示面26に配置されるスクリーンの表面の凹凸を照明する画像光のコヒーレンスを低減させ、結果として明暗の斑点であるスペックルノイズを低減するものである。よって、ここでは、本発明の特徴であるライトバルブ22以降の動作について説明する。ライトバルブ22は、外部の入力信号、主に画像信号に応じて照明光の空間分布に変調を与えて画像を形成する、透過型液晶、反射型液晶、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)などであるが、これに特定するものではない。
さらに、後段投写光学系27のF値が前段投写光学系24のF値より小さい、つまり後段投写光学系27の方が広い角度の光を透過できる明るいレンズ系になっているとする。この場合、前段投写光学系24の光が角度変換手段25で広げられ、広がった光が後段投写光学系27を透過することで、前段投写光学系24で決定された光束の広がりより広がった画像光で表示面26に配置されるスクリーンの表面の凹凸を照明できることになる。表面の凹凸を異なる角度の光で照明できると、凹凸でできる明暗のパターンが角度で異なることから、その明暗、光強度の和が平均化されて、明暗の差が小さくなる。このためぎらつき、すなわちスペックルノイズが小さくなる。
一般にスペックル、もしくはシンチレーションと呼ばれる現象が透過型スクリーンで見られる原因について説明する。物体の表面が光の波長のスケールに対して粗い凹凸を持つ場合、表面で散乱、透過、反射したコヒーレント照明光の像に現れる。これは異なる散乱点から発生した、多数の振幅分布(強度分布ではない)の重畳からなされるもので、光源のもつコヒーレンスによる干渉で説明できる。
Ej(r,t)=Re[Ejkexpi(kr−ωt+δjk)] (1)
の重ね合わせを考える。2つの単色波がある点で重なり合う、つまり、
E=E1+E2 (2)
の状態を考えると、その強度の時間平均は、
で表される。これは各々の強度の和に加えて干渉項
が付加されていることから、各々の偏光や位相差によって強度が変化することになる。
間隔dのスリットと、有限の大きさDのインコヒーレントな単色光源があり、この両端、第一の光源と第二の光源から光が出る場合を考える。第一の光源からの光が異なる光路を通るため実線の干渉縞を作り、第二の光源からの光も同様に破線の干渉縞を作る。それぞれの干渉縞の原点は、光源の位置の差Dが小さければ干渉縞の原点のずれも小さくなる。
と考えられる。この干渉性を保つ長さdは、
となる。FはF値で光束の広がり(の逆数)F〜z/Dを表す。従って光束の広がりが狭いほど(F値が大きいほど)干渉性を保つ長さdが大きくなる。
y1θ1=y2θ2 (7)
となる。この関係式は、像の大きさと見込み角θの積は光学系の中で不変であることを示し、Helmholz−Lagrangeの不変量と呼ばれ、厳密には近軸理論で成り立つ。
β=y2/y1 (8)
に反比例して小さくなることがわかる。プロジェクタ光学系の倍率は一般に50〜100倍といった高倍率なものが多いため、光束の広がりはそれに反比例して小さくなる。
像は投写光学系110の横倍率β=y2/y1で拡大されるので、光束の広がりθ2は、1/β倍となり、干渉性を保つ長さdは、
となる。例えば、投写光学系の倍率β=100倍、照明光学系のF値、F=3.5、波長λ=530nmとすると、d<186ミクロンとなる。距離dは倍率βやF値に比例するため、F値とβが大きいほど(光束の広がりが狭いほど)dも大きくなる。
図10は、実施の形態2の投写型表示装置を示す構成図である。実施の形態2における投写型表示装置は、空間透過率変換手段28の設置位置を、実施の形態1の後段投写光学系27の瞳位置またはその前後の空間の設置に代えて、前段投写光学系24の瞳位置またはその前後に設置するようにしたものである。他の構成については、実施の形態1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
空間透過率変換手段28は、実施の形態1で説明したように、F値が大きい後段投写光学系27に配置することが望ましいが、レンズ系やその他部品等の隙間の関係から、配置が困難な場合も考えられる。この場合、次善の例として、空間透過率変換手段28を前段投写光学系24の瞳位置またはその近傍に配置しておくことで、前段投写光学系24の瞳面上の空間分布を均一に近づけておくことができるので、仮に角度変換手段25がなければ後段投写光学系27の瞳も均一に近づくことになる。但し、角度変換手段25により後段投写光学系27へ入射する光束を広げる必要があるので、その効果を考慮して瞳面上の空間分布に多少の分布を残しておくことが望ましい。
実施の形態3は、ライトバルブ22に入射する光の配光分布を、角度に対して中心強度が小さく周辺強度が大きくなるようにしたものであり、図11に実施の形態3の投写型表示装置の構成を示す。
図11に示すように、実施の形態3では、ライトバルブ22に入射される光の配光分布が、角度に対して中心強度が小さく周辺強度が大きくなるよう設定され、また、実施の形態1、2における空間透過率変換手段28が省かれている。なお、図示のような光源の配光分布を得るには、照明光学系111によって行う。その他の構成は実施の形態1、2と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
これまで実施の形態1、2では空間透過率変換手段28にて瞳面上の光束の空間分布を均一にしてきた。一方、実施の形態3では、照明光の起源である光源モジュール112からの照明光の配光分布を、中心が少なく、周辺が多くなるように事前に調整しておくものである。このように調整すると、起源の光源の配光分布にて周辺光量が多くなるため、後段投写光学系27の瞳まで光学系を伝搬した光束の光量分布も均一に近づくことになる。これによりスペックルノイズが効率良く低減できる。
図12は実施の形態4の投写型表示装置を示す構成図である。
図示の投写型表示装置は、実施の形態3におけるライトバルブ22に入射する光の配光分布を角度に対して中心強度が小さく周辺強度が大きくなるようにした構成を実施の形態1に適用したものである。すなわち、ライトバルブ22以降の構成は図5に示した実施の形態1の構成と同様である。
実施の形態5は、複数の変調光源からの光の偏光方向を変化させる複屈折層を設け、合成光学系は、前記複屈折層を介して前記複数の変調光源からの光を受け取ることにより、当該複数の変調光源からの光の位相をずらして合成するようにしたものである。
図において、複屈折層120a〜120cは、複数の変調光源20a〜20iからの光の偏光方向を変化させるものであり、それぞれの出力は合成光学系21a〜21cに入力されるようになっている。その他の構成は、実施の形態1〜4のいずれかに記載の投写型表示装置と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。なお、均一化要素10は、図中、破線円の拡大部分に示すように矩形状の均一化要素10である。
まず、光波のコヒーレンスについて簡単に説明する。一般にコヒーレンスは位相・振幅に一定の関係がある波とされているが、初期位相、周波数(スペクトル)、波数(ベクトル量のため方向を示す)のひとまとめ(モード)が似ている状態にあるとコヒーレンスが高いとされる。反対にこれらのモードがばらばらな状態にあるとコヒーレンスが低くなる。つまり位相が揃った光であったり、光の周波数が揃った光であったり、方向が揃った光であるとコヒーレンスが高くなる。例えば、レーザ光は初期位相が揃っていて、周波数幅が狭く(周波数が揃った光)、広がりの小さい(方向の揃った)光であるため、コヒーレンスが高い。反対に、白色光は初期位相がばらばらで、周波数幅が広く(例えば黒体放射スペクトルなど)、広がりも大きいため、コヒーレンスが低い(インコヒーレントな)光となる。
なお、同じシート状の樹脂でもTAC(TriAcetylCellulose)フィルムは押し出し成形で作られることがないため、上記のような効果は有しない。
Claims (5)
- 少なくとも赤、緑、青色光をそれぞれ放射する複数の変調光源と、
前記複数の変調光源からの光を合成する合成光学系と、
前記合成光学系で合成された前記複数の変調光源からの光を映像信号に基づき変調するライトバルブと、
前記ライトバルブが作る画像を所定の倍率で投影して中間像を形成する前段投写光学系と、
前記前段投写光学系によって形成される中間像の位置に配置される角度変換手段と、
前記中間像からの光を所定の倍率で表示面まで投影する後段投写光学系と、
前記後段投写光学系の瞳位置またはその前後の空間に設置された空間透過率変換手段とを備え、
前記後段投写光学系のF値は前記前段投写光学系のF値より小さく、
前記角度変換手段は、表示面と共役の関係にあり、かつ、前記前段投写光学系から出射した光に角度の広がりを与えるよう設定され、
前記空間透過率変換手段は、光の透過率分布が光軸中心から外側に向かって大きくなるよう設定されたことを特徴とする投写型表示装置。 - 前記空間透過率変換手段は、前記後段投写光学系の瞳位置またはその前後の空間の設置に代えて、前記前段投写光学系の瞳位置またはその前後の空間に設置されたこと特徴とする請求項1記載の投写型表示装置。
- 前記ライトバルブに入射する光の配光分布を、角度に対して中心強度が小さく周辺強度が大きくなるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の投写型表示装置。
- 複数の変調光源からの光の偏光方向を変化させる複屈折層を設け、前記合成光学系は、前記複屈折層を介して前記複数の変調光源からの光を受け取ることにより、当該複数の変調光源からの光の位相をずらして合成することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の投写型表示装置。
- 少なくとも赤、緑、青色光をそれぞれ放射する複数の変調光源と、
前記複数の変調光源からの光を合成する合成光学系と、
前記合成光学系で合成された前記複数の変調光源からの光を映像信号に基づき変調するライトバルブと、
前記ライトバルブが作る画像を所定の倍率で投影して中間像を形成する前段投写光学系と、
前記前段投写光学系によって形成される中間像の位置に配置される角度変換手段と、
前記中間像からの光を所定の倍率で表示面まで投影する後段投写光学系と、
前記後段投写光学系の瞳位置またはその前後の空間に設置された空間透過率変換手段とを備えた投写型表示装置の画像表示方法であって、
前記後段投写光学系のF値を前記前段投写光学系のF値より小さくし、かつ、前記角度変換手段を表示面と共役の関係とすると共に、前記角度変換手段は、前記前段投写光学系から出射した光に角度の広がりを与え、かつ、前記空間透過率変換手段は、光の透過率分布が光軸中心から外側に向かって大きくなるよう設定することを特徴とする画像表示方法。
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