JP2007279205A - スクリーン及びリアプロジェクタ - Google Patents

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JP2007279205A
JP2007279205A JP2006102956A JP2006102956A JP2007279205A JP 2007279205 A JP2007279205 A JP 2007279205A JP 2006102956 A JP2006102956 A JP 2006102956A JP 2006102956 A JP2006102956 A JP 2006102956A JP 2007279205 A JP2007279205 A JP 2007279205A
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秀也 ▲関▼
Hideya Seki
Akira Shinpo
晃 真保
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Abstract

【課題】シンチレーションを十分に低減し、かつ高品質な画像を得るためのスクリーン等
を提供すること。
【解決手段】画像信号に応じた光を透過させるスクリーン14であって、入射側端面が、
画像信号に応じて形成される画像の画素と同等、若しくは画素より小さい形状をなす導光
部35と、入射側端面に設けられた入射側反射部42と、入射側反射部42に形成され、
導光部35へ入射する光を通過させる入射側開口部44と、導光部35の出射側端面に設
けられた出射側反射部43と、出射側反射部43に形成され、導光部35から出射する光
を通過させる出射側開口部45と、を有し、導光部35は、入射側開口部44からの光を
導光部35の内面、出射側反射部43及び入射側反射部42で反射させながら出射側開口
部45へ導く。
【選択図】図3

Description

本発明は、スクリーン及びリアプロジェクタ、特に、リアプロジェクタに用いられるス
クリーンの技術に関する。
画像信号に応じて変調された光により画像を表示する際、光の干渉により明点及び暗点
がランダムに分布するシンチレーションが発生する場合がある。シンチレーションは、ぎ
らぎらとするちらつき感を観察者へ与え、画像観賞へ悪影響を及ぼす原因となる。レーザ
光はコヒーレンスが高いことから、光源としてレーザを用いる場合、シンチレーションは
特に発生し易くなる。従来、リアプロジェクタの透過型スクリーンにおいてシンチレーシ
ョンを低減するための技術は、例えば、特許文献1に提案されている。
特開平11−38512号公報
特許文献1には、拡散層、透明層、及び拡散層の3層構造を備える構成が提案されてい
る。拡散材をランダムに分散させると、光の拡散を複雑にすることにより干渉縞をランダ
ムにすることが可能となる。干渉縞がランダムになると、小さい空間周波数の干渉縞が多
くなる。例えば、画像の目視位置を移動させる場合や動画を観賞する場合、小さい空間周
波数の複数の干渉縞が重畳されることにより、干渉縞が認識されにくくなる場合がある。
特許文献1に提案される構成では、拡散材は拡散層中に固定された状態であるため、拡
散層上の各点から拡散する光の位相分布は固定される。拡散層からの光の位相分布が固定
される限り、拡散層上の各点から拡散する光同士が干渉することで生じる干渉縞は、固定
された像として認識され易くなる。よって、画像の特定位置を目視する場合や静止画を観
賞する場合等に干渉縞が認識される場合がある。また、レーザ光に対しては、光を複雑に
拡散させることで光の干渉を十分に低減することは難しく、十分な効果を得ることは非常
に困難である。さらに、拡散層における光の拡散度合いを大きくするほど画像のぼけが生
じ易くなる。このように、従来の技術によると、シンチレーションを十分に低減し、かつ
高品質な画像を得ることが困難であるという問題が生じる。本発明は、上述の問題に鑑み
てなされたものであり、シンチレーションを十分に低減し、かつ高品質な画像を得るため
のスクリーン、及びそのスクリーンを用いるリアプロジェクタを提供することを目的とす
る。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、画像信号に応じた光
を通過させるスクリーンであって、入射側端面が、画像信号に応じて形成される画像の画
素と同等、若しくは画素より小さい形状をなす導光部と、入射側端面に設けられた入射側
反射部と、入射側反射部に形成され、導光部へ入射する光を通過させる入射側開口部と、
導光部の出射側端面に設けられた出射側反射部と、出射側反射部に形成され、導光部から
出射する光を通過させる出射側開口部と、を有し、導光部は、入射側開口部からの光を導
光部の内面、出射側反射部及び入射側反射部で反射させながら出射側開口部へ導くことを
特徴とするスクリーンを提供することができる。
導光部内を出射側端面の方向へ進行した光のうち出射側開口部へ入射した光は、出射側
開口部を通過し、導光部の外部へ出射する。導光部内を出射側端面の方向へ進行した光の
うち出射側反射部へ入射した光は、出射側反射部で反射し、入射側端面の方向へ進行する
。導光部内を入射側端面の方向へ進行した光のうち入射側反射部へ入射した光は、入射側
反射部で反射し、再び出射側端面の方向へ進行する。導光部は、内面での反射により導光
部内で光を拡散させながら、出射側開口部から次々に光を出射させる。
導光部は、出射側反射部及び入射側反射部間で光を往復させるうちに互いに異なる長さ
の光路を経た光を出射させる。互いに異なる長さの光路を経ることで、導光部からの光の
位相分布をランダムに変化させることができる。また、導光部の出射側では、導光部の内
部での反射により位相や角度がランダムに変化した光が重畳される。このようにして、1
つの導光部を経た光同士の干渉を低減し、干渉縞の発生を低減できる。さらに、隣接する
導光部からの光同士の干渉も低減できるため、比較的大型な干渉縞の発生も低減できる。
互いにコヒーレント長より長い光路差を経た光を出射可能とすることにより、殆ど干渉縞
を生じさせず効果的にシンチレーションの低減を図れる。本発明では、画像の画素と同等
、若しくは画素より小さい形状の入射側端面を有する導光部を用いることから、互いに隣
接する画素を形成するための光が混合することによる画像のぼけを低減することもできる
。これにより、シンチレーションを十分に低減し、かつ高品質な画像を得るためのスクリ
ーンを得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、導光部の内面に設けられた導光用反射部を有す
ることが望ましい。これにより、導光部の内面へ入射するさまざまな角度の光を反射させ
ることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、導光部は、光を透過させる透明部材を有するこ
とが望ましい。これにより、導光部内で光を導くことができる。また、透明部材の界面に
おける全反射により光を導く構成とすることが可能となる。
また、本発明の好ましい態様としては、導光部は、透明部材の界面における全反射によ
り光を導くことが望ましい。これにより、導光部の内面での反射による光の損失を低減し
、観察者側へ効率良く光を出射させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、導光部同士の間に設けられ、透過部材の屈折率
より小さい屈折率の部材を備える低屈折率層を有することが望ましい。これにより、透明
部材の界面で光を全反射させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、透明部材に、光を拡散させる拡散材を分散させ
ることが望ましい。透明部材に拡散材を分散させることにより、導光部内での光の拡散度
合いを大きくすることができる。これにより、スクリーンからの出射光同士の干渉を低減
し、さらにシンチレーションを低減できる。また、観察者側で光を十分に拡散させること
も可能となる。光を十分に拡散させることで、良好な視野角特性を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、導光部は、光を拡散させる拡散面を有すること
が望ましい。拡散面を用いることにより、導光部内での光の拡散度合いを大きくすること
ができる。これにより、スクリーンからの出射光同士の干渉を低減し、さらにシンチレー
ションを低減できる。また、観察者側で光を十分に拡散させることも可能となる。光を十
分に拡散させることで、良好な視野角特性を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、導光部は、入射側端面から出射側端面へ向かう
に従い漸次広がるテーパ形状を有することが望ましい。テーパ形状の導光部内で光を往復
させるうち、光の拡散角を大きくさせることができる。これにより、スクリーンからの出
射光同士の干渉を低減し、さらにシンチレーションを低減できる。また、観察者側で光を
十分に拡散させ、良好な視野角特性を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、導光部は、入射側端面から出射側端面へ向かう
方向に対して略直交する断面が画素より小さい形状を有することが望ましい。画素より小
さい形状の断面を備える導光部を用いることにより、導光部の内面における光の反射回数
を増大させることが可能となる。光の反射回数を増大させることで導光部内での光の拡散
度合いを大きくし、スクリーンからの出射光の干渉を低減できる。これにより、さらにシ
ンチレーションを低減できる。また、観察者側で光を十分に拡散させることも可能となる
。光を十分に拡散させることで、良好な視野角特性を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、画像信号に応じた光を出射する側からスクリー
ンへ入射する光を遮光する遮光部を有することが望ましい。これにより、観察者側からス
クリーンへ入射する外光の反射を低減し、高コントラストな画像を得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、画像信号に応じた光を集光して入射側開口部へ
入射させる集光光学系を有することが望ましい。これにより、画像信号に応じた光を効率
良く導光部へ入射させ、明るい画像を得ることができる。
さらに、本発明によれば、上記のスクリーンにて画像信号に応じた光を通過させること
を特徴とするリアプロジェクタを提供することができる。上記のスクリーンを用いること
により、シンチレーションを十分に低減し、かつ高品質な画像を得ることが可能である。
これにより、シンチレーションを十分に低減し、かつ高品質な画像を表示することが可能
なリアプロジェクタを得られる。
また、本発明の好ましい態様としては、画像信号に応じた光を投写する投写光学系を有
し、スクリーンは、画像信号に応じた光を導く導光部を備え、投写光学系及びスクリーン
は、画像信号に応じて形成される画像の画素を導光部の入射側端面の形状に略一致させる
ように配置されることが望ましい。導光部は、投写光学系及びスクリーンの間の距離、及
び投写光学系の倍率に基づいて、スクリーン上での画素と略一致する入射側端面のサイズ
を決定することができる。そして、導光部の入射側端面の形状と画素とが略一致するよう
に、投写光学系及びスクリーンのアライメントを行う。これにより、互いに隣接する画素
を形成するための光が混合することによる画像のぼけを低減し、高品質な画像を得られる
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係るリアプロジェクタ10の概略構成を示す。リアプロジェ
クタ10は、スクリーン14の一方の面に光を投写し、スクリーン14の他方の面から出
射する光を観察することにより画像を鑑賞するものである。光学エンジン部11は、画像
信号に応じて変調された光を供給する。
図2は、光学エンジン部11の概略構成を示す。赤色(R)光用光源部20Rは、赤色
のレーザ光を供給する半導体レーザである。R光用光源部20RからのR光は、発散レン
ズ21で発散された後、コリメータレンズ22で平行化される。コリメータレンズ22か
らの光は、第1インテグレータレンズ24、及び第2インテグレータレンズ25を透過す
る。
第1インテグレータレンズ24及び第2インテグレータレンズ25は、アレイ状に配列
された複数のレンズ素子を有する。第1インテグレータレンズ24は、R光用光源部20
Rからの光束を複数に分割する。第1インテグレータレンズ24の各レンズ素子は、R光
用光源部20Rからの光束を第2インテグレータレンズ25のレンズ素子近傍にて集光さ
せる。第2インテグレータレンズ25のレンズ素子は、第1インテグレータレンズ24の
レンズ素子の像を空間光変調装置上に形成する。
2つのインテグレータレンズ24、25を経た光は、偏光変換素子26にて特定の振動
方向を有する偏光光、例えばs偏光光に変換される。重畳レンズ27は、第1インテグレ
ータレンズ24の各レンズ素子の像を空間光変調装置上で重畳させる。第1インテグレー
タレンズ24、第2インテグレータレンズ25及び重畳レンズ27は、R光用光源部20
Rからの光の強度分布を空間光変調装置上にて均一化させる均一化部を構成する。フィー
ルドレンズ28は、重畳レンズ27からのR光を平行化し、R光用空間光変調装置29R
へ入射させる。
R光用空間光変調装置29Rは、R光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装
置である。R光用空間光変調装置29Rに設けられた不図示の液晶パネルは、2つの透明
基板の間に、画像表示のための液晶層を封入する。液晶パネルに入射したs偏光光は、画
像信号に応じた変調によりp偏光光に変換される。R光用空間光変調装置29Rは、変調
によりp偏光光に変換されたR光を出射する。R光用空間光変調装置29Rで変調された
R光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム23へ入射する。
緑色(G)光用光源部20Gは、緑色のレーザ光を供給する半導体レーザである。G光
用光源部20GからのG光は、R光の場合と同様に発散レンズ21からフィールドレンズ
28までの各光学素子を経た後、G光用空間光変調装置29Gへ入射する。G光用空間光
変調装置29Gは、G光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。G光
用空間光変調装置29Gに入射したs偏光光は、液晶パネルでの変調によりp偏光光に変
換される。G光用空間光変調装置29Gは、変調によりp偏光光に変換されたG光を出射
する。G光用空間光変調装置29Gで変調されたG光は、クロスダイクロイックプリズム
23へ入射する。
青色(B)光用光源部20Bは、青色のレーザ光を供給する半導体レーザである。B光
用光源部20BからのB光は、R光の場合と同様に発散レンズ21からフィールドレンズ
28までの各光学素子を経た後、B光用空間光変調装置29Bへ入射する。B光用空間光
変調装置29Bは、B光を画像信号に応じて変調する透過型の液晶表示装置である。B光
用空間光変調装置29Bに入射したs偏光光は、液晶パネルでの変調によりp偏光光に変
換される。B光用空間光変調装置29Bは、変調によりp偏光光に変換されたB光を出射
する。B光用空間光変調装置29Bで変調されたB光は、クロスダイクロイックプリズム
23へ入射する。
クロスダイクロイックプリズム23は、互いに略直交するように配置された2つのダイ
クロイック膜23a、23bを有する。第1ダイクロイック膜23aは、R光を反射させ
、G光及びB光を透過させる。第2ダイクロイック膜23bは、B光を反射させ、R光及
びG光を透過させる。クロスダイクロイックプリズム23は、それぞれ異なる方向から入
射したR光、G光及びB光を合成し、投写レンズ12の方向へ出射させる。
光源部としては、半導体レーザからのレーザ光の波長を変換する波長変換素子、例えば
、第二高調波発生(Second-Harmonic Generation;SHG)素子を用いても良い。また、光源
部には、半導体レーザに代えて、半導体レーザ励起固体(Diode Pumped Solid State;DPS
S)レーザや、固体レーザ、液体レーザ、ガスレーザ等を用いても良い。
図1に戻って、投写レンズ12は、光学エンジン部11からの光をミラー13の方向へ
投写する投写光学系である。ミラー13は、筐体15の背面部に設けられている。ミラー
13は、反射により投写レンズ12からの光をスクリーン14の方向へ折り曲げる。ミラ
ー13は、略平坦な平面形状を有する。ミラー13は、平行平板上に反射膜を形成するこ
とにより構成できる。反射膜としては、高反射性の部材の層、例えばアルミニウム等の金
属部材の層や誘電体多層膜等を用いることができる。スクリーン14は、筐体15のうち
観察者側の面である正面に形成されている。スクリーン14は、画像信号に応じた光を透
過させる透過型スクリーンである。
図3は、スクリーン14の要部断面構成を示す。フレネルレンズ30は、ミラー13か
らの光L1を略平行な光に角度変換する角度変換部である。フレネルレンズ30は、略同
心円状に配置された複数のプリズム部31を有する。各プリズム部31は、凸レンズの凸
面を切り出した輪状の切片と同様の形状を有する。プリズム部31は、例えば0.11m
mのピッチで配置されている。フレネルレンズ30は、略同心円状に配置された各プリズ
ム部31により、スクリーン14へ入射する光L1を略平行な光に角度変換する。なお、
プリズム部31は、略同心円状に配置する場合に限られず、例えば楕円状に配置すること
としても良い。マイクロレンズアレイ32は、二次元方向にアレイ状に設けられた複数の
マイクロレンズ33を有する。マイクロレンズ33は、球面若しくは非球面形状を有する
。各マイクロレンズ33は、フレネルレンズ30からの画像信号に応じた光を集光する集
光光学系である。
図4は、マイクロレンズアレイ32の側から見た複数の導光部35の平面構成を示す。
図5は、導光部35の構成を説明するものである。複数の導光部35は、二次元方向にア
レイ状に配置されている。導光部35は、光を出射させる方向に長手方向を有する四角柱
形状の中空体をなしている。導光部35の入射側端面S1は、画像信号に応じて形成され
る画像の画素と略同じ大きさの矩形形状をなしている。例えば、60インチのスクリーン
14に導光部35を設ける場合、入射側端面S1は、1mm四方の正方形形状とすること
ができる。導光部35の出射側端面S2は、入射側端面S1と略同じ矩形形状をなしてい
る。
導光部35の内面には、導光用反射部41が形成されている。導光用反射部41は、導
光部35の内面へ入射した光を反射させる。導光部35は、導光用反射部41による反射
を用いて、入射側端面S1から出射側端面S2の方向、及び出射側端面S2から入射側端
面S1の方向へ光を伝播させる。導光用反射部41は、高反射性の金属部材、例えばアル
ミニウムにより構成されている。導光部用反射部41を設けることにより、導光部35の
内面へ入射するさまざまな角度の光を反射させることができる。
図6は、入射側反射部42及び出射側反射部43について説明するものである。入射側
反射部42は、導光部35の入射側端面S1に設けられている。入射側反射部42の中心
部には、入射側開口部44が形成されている。入射側開口部44は、導光部35へ入射す
る光を通過させる。出射側反射部43は、導光部35の出射側端面S2に設けられている
。出射側反射部43の中心部には、出射側開口部45が形成されている。出射側開口部4
5は、導光部35から出射する光を通過させる。
出射側反射部43は、導光部35内において出射側端面S2の方向へ進行する光を入射
側端面S1の方向へ反射させる。入射側反射部42は、導光部35内において入射側端面
S1の方向へ進行する光を出射側端面S2の方向へ反射させる。入射側反射部42及び出
射側反射部43は、導光用反射部41と同様に、高反射性の金属部材により構成されてい
る。
図3に戻って、複数の導光部35の出射側には、ブラックマトリックス層36が設けら
れている。ブラックマトリックス層36は、遮光部37及び開口部38を有する。開口部
38は、出射側開口部45に対応する位置に配置されている。開口部38は、出射側開口
部45からの光を通過させる。遮光部37は、ブラックマトリックス層36のうち開口部
38が設けられた領域以外の領域に設けられている。遮光部37は、画像信号に応じた光
を出射する側である観察者側からスクリーン14へ入射する外光L2を吸収し、遮光する
。遮光部37による外光L2の遮光により、観察者の方向への外光L2の反射を低減する
。外光L2の反射を低減することで、高コントラストな画像を得られる。
拡散層39は、開口部38を透過した光を拡散させる。拡散層39は、光を拡散させる
拡散材を透明部材に分散させて構成されている。拡散材を分散させる他、拡散層39は、
微小な凹凸を施した拡散面により光を拡散させる構成としても良い。拡散層39を設ける
ことで、良好な視野角特性を得られる。スクリーン14の出射面には、スクリーン14を
保護する保護層40が設けられている。
図7は、マイクロレンズ33から導光部35へ入射した光の振舞いを説明するものであ
る。マイクロレンズ33は、画像信号に応じた光を集光して入射側開口部44へ入射させ
る。マイクロレンズアレイ32を設けることで、画像信号に応じた光を効率良く導光部3
5へ入射させ、明るい画像を得ることができる。入射側開口部44から導光部35へ入射
した光は、出射側端面S2の方向へ伝播する。導光部35の内面へ入射した光は、導光用
反射部41で反射しながら導光部35内を伝播する。
導光部35内を出射側端面S2の方向へ伝播した光のうち出射側開口部45へ入射した
光は、出射側開口部45を通過し、導光部35の外部へ出射する。導光部35内を出射側
端面S2の方向へ伝播した光のうち出射側反射部43へ入射した光は、出射側反射部43
で反射し、入射側端面S1の方向へ進行する。導光部35内を入射側端面S1の方向へ進
行した光のうち入射側反射部42へ入射した光は、入射側反射部42で反射し、再び出射
側端面S2の方向へ進行する。導光部35は、導光用反射部41での反射により導光部3
5内で光を拡散させながら、光を出射側開口部45から次々に出射させる。このように、
導光部35は、入射側開口部44からの光を導光用反射部41、出射側反射部43及び入
射側反射部42で反射させながら出射側開口部45へ導く。
導光部35は、出射側反射部43及び入射側反射部42間で光を往復させるうちに互い
に異なる長さの光路を経た光を出射させる。互いに異なる長さの光路を経ることで、導光
部35からの光の位相分布をランダムに変化させることができる。また、導光部35の出
射側では、導光部35の内部での反射により位相や角度がランダムに変化した光が重畳さ
れる。このようにして、1つの導光部35を経た光同士の干渉を低減し、干渉縞の発生を
低減できる。さらに、隣接する導光部35からの光同士の干渉も低減できるため、比較的
大型な干渉縞の発生も低減できる。
互いにコヒーレント長より長い光路差を経た光を出射可能な構成とすることにより、殆
ど干渉縞を生じさせず効果的にシンチレーションの低減を図れる。画像の画素と略同じ矩
形の入射側端面S1を有する導光部35を用いることから、互いに隣接する画素を形成す
るための光が混合することによる画像のぼけを低減することもできる。これにより、シン
チレーションを十分に低減し、かつ高品質な画像を得られるという効果を奏する。また、
スクリーン又はその近傍の部材を振動させることによりシンチレーションの低減を図る従
来の技術と比較して、本発明は、高い静粛性、省電力性、及び高い信頼性を確保すること
が可能である。
導光部35は、導光用反射部41を構成する高反射性の金属部材、例えばアルミニウム
部材そのものを用いて構成することができる。金属部材で構成された導光部35は、例え
ば、アレイ状に並列させた四角柱形状のコア部材の周囲に金属部材の層を形成した後、エ
ッチング等によりコア部材を除去することにより形成することができる。この他、導光部
35は、アルミニウム以外の部材を基材として構成しても良い。この場合、導光用反射部
41は、導光部35を構成する基材にアルミニウムを蒸着することにより形成できる。
リアプロジェクタ10は、画像信号に応じて形成される画像の画素を入射側端面S1の
形状に略一致させるように、投写レンズ12及びスクリーン14(図1参照)の相対位置
を決定することが望ましい。導光部35は、投写レンズ12及びスクリーン14の間の距
離、及び投写レンズ12の倍率に基づいて、スクリーン14上での画素と略一致する入射
側端面S1のサイズを決定することができる。そして、入射側端面S1の形状と画素とが
略一致するように、投写レンズ12及びスクリーン14のアライメントを行う。投写レン
ズ12及びスクリーン14のアライメントを行うことにより、1つの導光部35には1つ
の画素を形成するための光を入射させることが可能となる。これにより、互いに隣接する
画素を形成するための光が混合することによる画像のぼけを低減し、高品質な画像を得ら
れる。
導光部35は、スクリーン14における画素と略一致する形状の入射側端面S1を有す
る構成とする場合に限られない。少なくとも、導光部35は、スクリーン14における画
素と同等、若しくは画素より小さい形状の入射側端面S1を持つ構成であれば良い。これ
により、画像のぼけを低減し、高品質な画像を得ることができる。入射側端面S1から出
射側端面S2までの導光部35の長さは、適宜設定することができる。導光部35は、入
射側端面S1から出射側端面S2までを長く形成するほど、導光部35内での光の反射回
数を増大させることによりシンチレーションを低減することが可能となる。これに対して
、導光部35は、入射側端面S1から出射側端面S2までを短く形成するほど、導光用反
射部41での反射による光の損失を少なくすることにより明るい画像を得ることが可能と
なる。
導光部は、画素と同等、若しくは画素より小さければ矩形形状の入射側端面S1を持つ
構成に限られない。例えば図8に示す導光部50のように、入射側端面S1を六角形形状
としても良い。各導光部50は、入射側端面S1の六角形形状が隙間無く配列するハニカ
ム構造をなすように配置されている。このようなハニカム構造の導光部50は、例えば、
アルミ箔を展開することにより形成することができる。導光部は、入射側端面S1を矩形
形状及び六角形形状以外の多角形形状や円形状、楕円形状等としても良い。
図9に示す導光部52は、大きさ及び形状のいずれもランダムな円形状、又は楕円形状
の入射側端面S1を備える。入射側端面S1の大きさ及び形状がランダムな導光部52の
形状は、例えば、発泡材を特定方向について延展させた後、延展させた方向に対して略直
交する面で発泡材を切断することにより形成することができる。このようにして、発泡材
の気泡部分を中空部分とする導光部52を容易に形成することができる。
図10〜図19は、導光部の変形例を説明するものである。図10に示す導光部54は
、導光部54の内部に設けられた拡散部56を有する。拡散部56は、導光用反射部41
、入射側反射部42、及び出射側反射部43により囲まれた部分を充填するように設けら
れている。拡散部56は、光を透過させる透明部材に光を拡散させる拡散材を分散させて
構成されている。拡散材としては、透明部材とは異なる屈折率の部材で形成された微粒子
を用いることができる。拡散部56へ入射した光は、透明部材と拡散材との界面での反射
や屈折を繰り返すことにより、拡散部56の内部で拡散する。
拡散部56を用いることにより、導光部54内での光の拡散度合いを大きくすることが
できる。これにより、スクリーン14からの出射光同士の干渉を低減し、さらにシンチレ
ーションを低減できる。また、観察者側で光を十分に拡散させることも可能となる。光を
十分に拡散させることで、良好な視野角特性を得られる。
図11に示す導光部60は、透明部材61の界面における全反射により光を導くことを
特徴とする。透明部材61は、入射側開口部44からの光を透過させる。透明部材61は
、四角柱形状の柱状体である。透明部材61のうち入射側開口部44が設けられた部分に
は、マイクロレンズ33からの光の反射を防止する反射防止膜を設けることとしても良い
。反射防止膜を設けることにより、マイクロレンズ33からの光を効率良く導光部60へ
入射させることが可能となる。
図12に示すように、複数の導光部60は、透明部材61間に間隔を設けて配置される
。透明部材61間に間隔を設けることにより、各導光部60の内面で光を全反射させるこ
とが可能となる。このとき、透明部材61間の空気層は、透明部材61の屈折率層より小
さい屈折率の部材を備える低屈折率層として機能する。導光部60の内面で光を全反射さ
せることにより、導光部60の内面での反射による光の損失を低減し、観察者側へ効率良
く光を出射させることができる。
図13に示すように、複数の導光部60は、出射側端面S2側にて透明部材61同士を
連結させることとしても良い。この場合、複数の導光部60は、エッチングやナノインプ
リント等により容易に形成することができる。かかる構成では、導光部60のうち、透明
部材61同士を連結させた部分より入射側端面S1側の内面で光を全反射させることがで
きる。また、複数の導光部60は、透明部材61間に間隔を設ける他、透明部材61の屈
折率より小さい屈折率の部材を備える低屈折率層を介して配置することとしても良い。
図14に示す導光部65は、光ファイバ66を有する。光ファイバ66は、光を透過さ
せる透明部材である。複数の導光部65は、光ファイバ66間に低屈折率層67を介して
配置される。低屈折率層67としては、例えば光硬化性樹脂を用いることができる。複数
の導光部65は、例えば、光硬化性樹脂を介して複数の光ファイバ66を束ね、光硬化性
樹脂を硬化させた後に光ファイバ66の束を切断することで形成できる。かかる構成の場
合も、図15に示すように、光ファイバ66と低屈折率層67との界面で光を全反射させ
ることができる。なお、低屈折率層67を用いる構成に代えて、光ファイバ66間に間隔
を設ける構成としても良い。
図16に示す導光部70は、光を拡散させる拡散面71を有することを特徴とする。拡
散面71は、透明部材61のうち入射側端面S1及び出射側端面S2以外の4つの面のう
ち、互いに対向する2つの面に設けられている。拡散面71は、光を拡散させる微小な凹
凸を有する。拡散面71は、微小な凹凸が施されたフィルム部材を透明部材61に貼着さ
せる他、透明部材61の表面にサンドブラスト加工を施すことにより形成できる。
拡散面71へ入射した光は、さまざまな方向へ拡散する。拡散面71を用いることによ
り、導光部70内での光の拡散度合いを大きくすることができる。これにより、スクリー
ン14からの出射光同士の干渉を低減し、さらにシンチレーションを低減できる。また、
観察者側で光を十分に拡散させることも可能となる。光を十分に拡散させることで、良好
な視野角特性を得られる。なお、拡散面71は、透明部材61のうち入射側端面S1及び
出射側端面S2以外の4つの面の全てに設けることとしても良い。
さらに、透明部材での全反射により光を導く場合に限らず、導光用反射部での反射によ
り光を導く場合にも、拡散面を設けることとしても良い。例えば、上記の中空構造の導光
部35(図5参照)は、導光用反射部41に微小な凹凸を形成することで、導光用反射部
41を拡散面として機能させることが可能である。拡散面として機能させる導光用反射部
41は、例えば、金型を用いた型転写により形成することができる。
図17に示す導光部75は、透明部材に拡散材を分散させた拡散部76を有する。拡散
部76へ入射した光は、透明部材と拡散材との界面での反射や屈折を繰り返すことにより
、導光部75の内部で拡散する。拡散部76を用いる場合も、導光部75内での光の拡散
度合いを大きくし、スクリーン14からの出射光同士の干渉を低減できる。これにより、
さらにシンチレーションを低減できる。
図18は、テーパ形状の導光部80を並列させた構成を示す。導光部80は、入射側端
面から出射側端面へ向かうに従い漸次広がるテーパ形状を有する。出射側反射部43は、
入射側反射部42より大きく形成されている。導光部80は、四角錐のうち頂点を含む部
分を取り除いたような台形形状の中空体をなしている。テーパ形状の導光部80内で光を
往復させるうち、光の拡散角を大きくさせることができる。これにより、スクリーン14
からの出射光同士の干渉を低減し、さらにシンチレーションを低減できる。また、観察者
側で光を十分に拡散させ、良好な視野角特性を得られる。
図19は、画素より小さい形状の断面を有する導光部90を並列させた構成を示す。導
光部90は、入射側端面から出射側端面へ向かう方向に対して略直交する断面が、画素よ
り小さい矩形形状を有する。導光部90は、透明部材91の界面における全反射により光
を導く。透明部材91は、四角柱形状の柱状体である。透明部材91間には、支持部材9
4が設けられている。支持部材94は、透明部材91間の空間を埋めることにより、導光
部90を支持している。
ブラックマトリックス層36と拡散層39との間には、マイクロレンズアレイ92が設
けられている。マイクロレンズアレイ92は、二次元方向にアレイ状に並列させた複数の
マイクロレンズ93を有する。マイクロレンズ93は、導光部90から出射した光を拡散
させる。マイクロレンズアレイ92を設けることにより、画素より小さい矩形断面の導光
部90からの光を画素サイズにまで拡散させることができる。
画素より小さい矩形形状の断面の導光部90を用いることにより、導光部90の内面で
の光の反射回数を増大させることが可能となる。導光部90の内面での光の反射回数を増
大させることにより、スクリーン14からの出射光の干渉を低減できる。これにより、さ
らにシンチレーションを低減できる。また、観察者側で光を十分に拡散させることも可能
となる。光を十分に拡散させることで、良好な視野角特性を得られる。なお、導光部90
は、画素より小さい形状の断面を有する構成であれば良く、矩形形状の断面を有する構成
に限られない。例えば、導光部90は、略円形状の断面を有する構成としても良い。また
、マイクロレンズアレイ92により十分光を拡散させることが可能であれば、拡散層39
を省略しても良い。
リアプロジェクタは、空間光変調装置として反射型液晶表示装置(LCOS)や微小ミ
ラーアレイデバイスを用いるもの、光の回折効果を利用して光の向きや色等を制御する投
影デバイス(例えば、GLV(Grating Light Valve))を用いるものであっても良い。
リアプロジェクタは、光源部としてレーザに代えて、超高圧水銀ランプや発光ダイオード
素子(LED)等を用いる構成としても良い。さらに、リアプロジェクタは、画像信号に
応じて変調されたレーザ光を走査させるレーザプロジェクタであっても良い。レーザプロ
ジェクタとする場合、光学エンジン部11に代えて、画像信号に応じた変調されたレーザ
光を供給するレーザ光源と、レーザ光源からの光を走査させる走査光学系とが用いられる
以上のように、本発明に係るスクリーンは、リアプロジェクタのスクリーンとして用い
る場合に適している。
本発明の実施例に係るリアプロジェクタの概略構成を示す図。 光学エンジン部の概略構成を示す図。 スクリーンの要部断面構成を示す図。 複数の導光部の平面構成を示す図。 導光部の構成を説明する図。 入射側反射部及び出射側反射部について説明する図。 マイクロレンズから導光部へ入射した光の振舞いを説明する図。 六角形形状の入射側端面を有する導光部を示す図。 大きさ及び形状のいずれもランダムな入射側端面を有する導光部を示す図。 拡散部を有する変形例を説明する図。 透明部材を有する変形例を説明する図。 複数の導光部を示す図。 出射側端面側にて透明部材同士を連結させた構成を示す図。 光ファイバを有する変形例を説明する図。 光ファイバの界面における光の全反射を説明する図。 拡散面を有する変形例を説明する図。 拡散部を有する変形例を説明する図。 テーパ形状の導光部を並列させた構成を示す図。 画素より小さい形状の断面を有する導光部を並列させた構成を示す図。
符号の説明
10 リアプロジェクタ、11 光学エンジン部、12 投写レンズ、13 ミラー、
14 スクリーン、15 筐体、20R R光用光源部、20G G光用光源部、20B
B光用光源部、21 発散レンズ、22 コリメータレンズ、23 クロスダイクロイ
ックプリズム、23a 第1ダイクロイック膜、23b 第2ダイクロイック膜、24
第1インテグレータレンズ、25 第2インテグレータレンズ、26 偏光変換素子、2
7 重畳レンズ、28 フィールドレンズ、29R R光用空間光変調装置、29G G
光用空間光変調装置、29B B光用空間光変調装置、30 フレネルレンズ、31 プ
リズム部、32 マイクロレンズアレイ、33 マイクロレンズ、35 導光部、36
ブラックマトリックス層、37 遮光部、38 開口部、39 拡散層、40 保護層、
41 導光用反射部、42 入射側反射部、43 出射側反射部、44 入射側開口部、
45 出射側開口部、S1 入射側端面、S2 出射側端面、50 導光部、52 導光
部、54 導光部、56 拡散部、60 導光部、61 透明部材、65 導光部、66
光ファイバ、67 低屈折率層、70 導光部、71 拡散面、75 導光部、76
拡散部、80 導光部、90 導光部、91 透明部材、92 マイクロレンズアレイ、
93 マイクロレンズ、94 支持部材

Claims (13)

  1. 画像信号に応じた光を透過させるスクリーンであって、
    入射側端面が、前記画像信号に応じて形成される画像の画素と同等、若しくは前記画素
    より小さい形状をなす導光部と、
    前記入射側端面に設けられた入射側反射部と、
    前記入射側反射部に形成され、前記導光部へ入射する光を通過させる入射側開口部と、
    前記導光部の出射側端面に設けられた出射側反射部と、
    前記出射側反射部に形成され、前記導光部から出射する光を通過させる出射側開口部と
    、を有し、
    前記導光部は、前記入射側開口部からの光を前記導光部の内面、前記出射側反射部及び
    前記入射側反射部で反射させながら前記出射側開口部へ導くことを特徴とするスクリーン
  2. 前記導光部の内面に設けられた導光用反射部を有することを特徴とする請求項1に記載
    のスクリーン。
  3. 前記導光部は、光を透過させる透明部材を有することを特徴とする請求項1又は2に記
    載のスクリーン。
  4. 前記導光部は、前記透明部材の界面における全反射により光を導くことを特徴とする請
    求項3に記載のスクリーン。
  5. 前記導光部同士の間に設けられ、前記透明部材の屈折率より小さい屈折率の部材を備え
    る低屈折率層を有することを特徴とする請求項4に記載のスクリーン。
  6. 前記透明部材に、光を拡散させる拡散材を分散させることを特徴とする請求項3〜5の
    いずれか一項に記載のスクリーン。
  7. 前記導光部は、光を拡散させる拡散面を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    か一項に記載のスクリーン。
  8. 前記導光部は、前記入射側端面から前記出射側端面へ向かうに従い漸次広がるテーパ形
    状を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のスクリーン。
  9. 前記導光部は、前記入射側端面から前記出射側端面へ向かう方向に対して略直交する断
    面が前記画素より小さい形状を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記
    載のスクリーン。
  10. 前記画像信号に応じた光を出射する側から前記スクリーンへ入射する光を遮光する遮光
    部を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のスクリーン。
  11. 前記画像信号に応じた光を集光して前記入射側開口部へ入射させる集光光学系を有する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のスクリーン。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載のスクリーンにて画像信号に応じた光を通過させ
    ることを特徴とするリアプロジェクタ。
  13. 前記画像信号に応じた光を投写する投写光学系を有し、
    前記スクリーンは、前記画像信号に応じた光を導く導光部を備え、
    前記投写光学系及び前記スクリーンは、前記画像信号に応じて形成される画像の画素を
    前記導光部の入射側端面の形状に略一致させるように配置されることを特徴とする請求項
    12に記載のリアプロジェクタ。
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