JP5892469B2 - 車両用内燃機関の冷却装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両用内燃機関の冷却装置に係り、特に内燃機関の冷媒(冷却水)の冷媒通路を制御し、内燃機関の温度を適正に保つことができる車両用内燃機関の冷却装置に関する。
車両に搭載される内燃機関の冷却装置においては、冷媒(冷却水)が流れる冷媒通路に、サーモスタットの代わりに電子制御される制御弁を配置することで、冷媒通路を制御し、冷媒の昇温促進による燃費を改善しているものがある。
制御弁による冷媒温度の制御は、内燃機関の冷間状態から、冷媒をなるべく早く高い温度(例えば、110℃)に昇温させ、そして、冷媒が高い温度に到達すると、ノッキングを回避するために、直ぐに少し低い温度(例えば、90℃)で制御弁を制御している。
また、従来、冷却装置としては、冷媒経路とは別に最小循環経路を備え、内燃機関の暖機開始時に、制御弁(切換弁)を全て閉弁し、冷媒を最小循環経路に流通させることで、内燃機関の早期暖機を行っているものがある。
特開2011−220156号公報
特許文献1に係る冷却システムの制御装置は、内燃機関の内部の冷媒(冷却水)を冷却するラジエータと、空調用熱交換器と、内燃機関補機(スロットルボディ)とを、それぞれ別の冷媒経路を設けて内燃機関と接続し、これら各冷媒経路に制御弁(切換弁)を設け、これら制御弁(切換弁)を冷媒温度に応じて順次開弁している。具体的には、冷媒温度が所定の設定温度に達したとき、内燃機関が暖機されたものと判断し、ラジエータ側の冷媒通路、空調用熱交換器側の冷媒通路、内燃機関補機側の冷媒通路の順に開放制御している。
ところが、内燃機関の冷却装置においては、燃費を改善するためには、冷媒温度の昇温を利用して内燃機関の作動油を昇温促進させ、エンジンフリクションを低減することが重要であるが、冷媒温度のみで制御弁を制御すると、ノッキングの発生の回避を確実に行うために、作動油が十分に温まる前に、少し低い冷媒温度、例えば、90℃で制御しているが、内燃機関の冷間状態での燃費を十分に改善できていなかった。
また、上記の特許文献1に記載のように、車両補機としての内燃機関補機や空調用熱交換器は、常に適正な温度に保つことが好ましいものである。例えば、内燃機関補機がスロットルボディである場合は、この温度を一定に保つことでスロットルボディを通過する空気の酸素量を安定させることができ、また、空調用熱交換器が暖房を常時作動可能な状態に維持できる。つまり、内燃機関補機や空調用熱交換器が冷間状態である場合、可能な限り早期に暖機させ、好適な状態に保つことが好ましいものである。
更に、上記の特許文献1の制御装置は、内燃機関補機と空調用熱交換器とを暖機させているものの、これらを早期に暖機するという点については、改善の余地が残されていた。
そこで、この発明の目的は、内燃機関及び車両補機を早期に暖機させることができる車両用内燃機関の冷却装置を提供することにある。
この発明は、車両の走行に用いる内燃機関を設け、前記内燃機関の冷却に用いる冷媒を冷却する冷却機器を設け、前記内燃機関の温度状態に応じて冷媒通路を制御する制御手段を設けた車両用内燃機関の冷却装置において、前記内燃機関から吐出された冷媒が前記冷却機器を介して前記内燃機関へ還流する第1冷媒通路を設け、前記内燃機関から吐出された冷媒が車両補機を介して前記内燃機関へ還流する第2冷媒通路を設け、前記内燃機関から吐出された冷媒を前記内燃機関へ還流し、かつ前記第1冷媒通路及び前記第2冷媒通路よりも冷却能力が小さい第3冷媒通路を設け、前記第1冷媒通路と前記第2冷媒通路と前記第3冷媒通路との冷媒流量を変更する少なくとも1つの制御弁を設け、前記制御手段は、前記内燃機関の温度状態に応じて冷媒の目標温度を設定する目標温度設定手段と、冷媒が前記目標温度となるように前記制御弁を制御する帰還制御手段と、前記内燃機関が冷間状態であるときに、前記目標温度設定手段が目標温度を前記帰還制御時に設定する帰還制御温度よりも高い暖機温度に設定し、この暖機温度に達するまで前記第1冷媒通路の冷媒流量及び前記第2冷媒通路の冷媒流量よりも前記第3冷媒通路の冷媒流量が大きくなるように、前記制御弁を制御する短絡制御手段とを備え、さらに、前記制御手段は、前記内燃機関が暖機状態になったときに前記第2冷媒通路の冷媒流量を増加させて前記車両補機を暖機する補機暖機制御手段と、前記車両補機が暖機されたときに前記第1冷媒通路の冷媒流量を増加させて冷媒を冷却する冷却制御手段とを備え、前記補機暖機制御手段は、冷媒温度が前記暖機温度と前記帰還制御温度との間に設定された中間温度に達するまで冷却制御を禁止し、前記補機暖機制御手段は、前記中間温度を、前記暖機温度から外気温度により推定された推定冷却温度を引いて算出することを特徴とする。
この発明は、内燃機関及び車両補機を早期に暖機させることができる。
図1は内燃機関の冷却装置のシステム構成図である。(実施例) 図2(A)は、短絡制御中における制御弁の動作状態を示す図である。図2(B)は、補機暖機制御中における制御弁の動作状態を示す図である。図2(C)は、冷却制御中における制御弁の動作状態を示す図である。(実施例) 図3は実施例に係る制御のメインフローチャートである。(実施例) 図4は短絡制御のフローチャートである。(実施例) 図5は補機暖機制御のフローチャートである。(実施例) 図6は中間温度(β)の第1の算出方法のフローチャートである。(実施例) 図7は中間温度(β)の第2の算出方法のフローチャートである。(実施例) 図8は図7における中間温度(β)の算出で外気温度と割合値とを説明する図である。(実施例) 図9は中間温度(β)の第3の算出方法のフローチャートである。(実施例) 図10は図9における中間温度(β)の算出で外気温度に対して推定冷却温度を決定する図である。(実施例) 図11は中間温度(β)の第3の算出方法のフローチャートである。(実施例) 図12は図11における中間温度(β)の算出で外気温度と割合値とを説明する図である。(実施例) 図13は冷却制御のフローチャートである。(実施例) 図14は帰還制御のフローチャートである。(実施例) 図15は冷媒温度の変化を示す図である。(実施例) 図16は電動モータを冷却する冷却装置のシステム構成図である。(変形例)
この発明は、内燃機関及び車両補機を早期に暖機させる目的を、内燃機関が冷間状態であるとき冷却能力が低い第3冷媒通路の冷媒流量を大きくし冷媒を高温状態に維持して実現するものである。
図1〜図15は、この発明の実施例を示すものである。
図1において、1は車両に搭載されるパワーユニットである。
このパワーユニット1は、車両の走行に用いる動力源としての内燃機関2と、この内燃機関2に連結した変速機3とが一体になって構成される。
内燃機関2には、冷却装置4が設けられる。この冷却装置4は、内燃機関1の冷却に用いる冷媒(冷却水)を冷却する冷却機器(ラジエータ)5を備える。
また、冷却装置4には、内燃機関2から吐出された冷媒が冷却機器5を介して内燃機関2へ還流する第1冷媒通路6が設けられる。この第1冷媒通路6は、一端が内燃機関2の一側部位に接続するとともに他端が内燃機関2の他側部位に接続し、途中に配置した冷却機器5の前後において、内燃機関2から冷却機器5までの第1インレット側冷媒通路6Aと、冷却機器5から内燃機関2までの第1アウトレット側冷媒通路6Bとに分けられる。
第1インレット側冷媒通路6Aと第1アウトレット側冷媒通路6Bとには、冷却機器5を短絡するように、内燃機関2から吐出された冷媒が車両補機7を構成する第1車両補機(空調用熱交換器又はスロットルボディ)7Aを介して内燃機関2へ還流する第2冷媒通路8が設けられる。この第2冷媒通路8は、第2主冷媒通路8Aと、この第2主冷媒通路8Aから分岐して第1アウトレット側冷媒通路6Bに接続する第2分岐冷媒通路8Bとからなる。この第2分岐冷媒通路8Bには、車両補機7を構成する第2車両補機7Bが配置されている。
また、第1インレット側冷媒通路6Aと第1アウトレット側冷媒通路6Bとには、冷却機器5を短絡するように、内燃機関2から吐出された冷媒を内燃機関2へ還流し第1冷媒通路6及び第2冷媒通路8よりも冷却能力が小さい第3冷媒通路9が、第2冷媒通路8と並列に設けられる。
更に、第1インレット側冷媒通路6Aの途中には、1つの制御弁10が配置される。この制御弁10には、第2冷媒通路8と第3冷媒通路9との各一端に並列に接続している。この制御弁10は、制御弁10の下流側の第1インレット側冷媒通路6Aと第2冷媒通路8と第3冷媒通路9とを制御して、第1インレット側冷媒通路6Aと第2冷媒通路8と第3冷媒通路9との冷媒流量を変更する。第2主冷媒通路8Aと第2分岐冷媒通路8Bと第3冷媒通路9との各他端は、第1アウトレット側冷媒通路6Bに並列に接続している。
制御弁10は、電子制御される三方切替弁であって、図2に示すように、ケース11とこのケース11内の内部空間12で回動作する断面三日月状の弁体13とを備える。そして、制御弁10は、内部空間12に第1インレット側冷媒通路6Aと第2冷媒通路8と第3冷媒通路9との各一端を連通させ、弁体12の回動作によって、第1インレット側冷媒通路6Aと第2冷媒通路8と第3冷媒通路9とを切替連通し、そして、短絡制御が実行中の状態(図2(A))、補機暖機制御が実行中の状態(図2(B))、冷却制御が実行中の状態(図2(C))に動作される。
制御弁10は、制御手段14に連絡し、この制御手段14によって電子制御される。
第1アウトレット側冷媒通路6Bには、第2主冷媒通路8Aと第2分岐冷媒通路8Bと第3冷媒通路9との各他端の接続部位よりも内燃機関2側でウォータポンプ15が配置されている。
この制御手段14には、電力を供給する電源16と、内燃機関2をオン/オフするイグニションスイッチ17と、内燃機関2の内部の異常燃焼を検出するノッキングセンサ18と、内燃機関2の冷媒(冷却水)温度(Tw)を検出する冷媒温センサ19と、外気温度を検出する外気温センサ20とが連絡している。
ノッキングセンサ18は、内燃機関2に取り付けられた圧電素子からなり、所定の周期で内燃機関2の振動を検出し、内燃機関2の振動を受けると、自らに電流を発生する。
制御手段14は、内燃機関2の温度状態に応じて各冷媒通路6、8、9の冷媒流量を制御する。
このため、制御手段14は、目標温度設定手段21と、帰還制御手段22と、短絡制御手段23と、補機暖機制御手段24と、冷却制御手段25とを備える。
目標温度設定手段21は、内燃機関2の温度状態に応じて冷媒の目標温度(γ)を設定する。
帰還制御手段22は、冷媒が目標温度(γ)となるように、制御弁10を制御する(図14参照)。この帰還制御手段22には、制御弁10に付設されたフェイルセーフバルブ26が連絡している。
短絡制御手段23は、内燃機関2が冷間状態であるときに、目標温度設定手段21が目標温度(γ)を帰還制御時に設定する帰還制御温度(第1の帰還制御温度A又は第2の帰還制御温度B)よりも高い暖機温度(α)に設定し、この暖機温度(α)に達するまで第1冷媒通路6の冷媒流量及び第2冷媒通路8の冷媒流量よりも第3冷媒通路9の冷媒流量が大きくなるように、制御弁10を制御する(図2(A)、図4、図15参照)。上記の第1の帰還制御温度Aと第2の帰還制御温度Bとは、A<Bの関係にある。
補機暖機制御手段24は、内燃機関2が暖機状態になったときに第2冷媒通路8の冷媒流量を増加させて車両補機7を暖機する(図5参照)。
また、補機暖機制御手段24は、第3冷媒通路9の開放状態を維持するように、制御弁10を制御する(図2(B)参照)。
更に、補機暖機制御手段24は、冷媒温度(Tw)が暖機温度(α)と帰還制御温度(A又はB)との間に設定された中間温度(β)に達するまで冷却制御を禁止する(図5参照)。
更にまた、補機暖機制御手段24は、中間温度(β)を、暖機温度(α)から外気温度により推定された推定冷却温度を引いて算出する(図9、図10参照)。
また、補機暖機制御手段24は、中間温度(β)を、ノッキングセンサ18による異常燃焼が検出されたときに、ノッキングセンサ18による異常燃焼が検出されない場合と比較して高い温度に設定する(図7、図8、図11、図12参照)。
冷却制御手段25は、車両補機7が暖機されたときに、第1冷媒通路6の冷媒流量を増加させて冷媒を冷却する(図13参照)。
また、冷却制御手段25は、車両補機7が暖機状態となったとき、他の冷媒通路の少なくとも一つを開放状態に維持するとともに第1冷媒通路6の冷媒流量を増加させるように、制御弁10を制御する(図2(C)参照)。この場合、前記他の冷媒通路とは、第2冷媒通路8である。
更に、冷却制御手段25は、車両補機7が暖機状態となったときに、開放状態に維持された他の冷媒通路とは別の冷媒通路の少なくとも1つを閉鎖状態とするように、制御弁10を制御する(図2(C)参照)。この場合、前記別の冷媒通路は、第3冷媒通路9である。
上記の冷媒温度(Tw)の変化について説明する。
図15に示すように、冷媒温度(Tw)の変化にあっては、内燃機関2の始動時(時間t1)から第1の一定期間T1が経過したときまで(時間t2)、第3冷媒通路9のみが開放され、冷媒温度(Tw)が暖機温度(α)まで昇温される。
そして、冷媒温度(Tw)が暖機温度(α)になった後は、第3冷媒通路9と第2冷媒通路8とが開放して、冷媒の熱が奪われ、冷媒温度(Tw)が第2の一定期間T2で中間温度(β)まで低下する(時間t3)。
この第2の一定期間T2では、冷却機器5・車両補機7は、冷媒が流れるまで冷間状態であることから、冷媒の初回の流通時には、その勾配が急になる。
その後、徐々に、冷却機器5・車両補機7が暖機されてくると、勾配が緩やかにになり、つまり、冷却機器5のファンや熱交換器が、付属するファンの回転数を変えない限り、一定の冷却能力を維持する。つまり、この冷却能力は、徐々に冷却しないように、二次曲線Rで変化する。
そして、冷媒温度(Tw)が中間温度(β)よりも低くなると、補機暖機制御が実行され、第1冷媒通路6と第2冷媒通路8とが開放されて帰還制御温度(A又はB)になるまでの第3の一定期間T3が経過すると(時間t4)、帰還制御が開始される。
この帰還制御温度にあっては、上記のように、第1の帰還制御温度Aと第2の帰還制御温度Bとがあり、破線Mでは、ノッキングを検出し、目標温度(γ)を帰還制御温度(A)に設定した場合の冷媒温度(Tw)の変化を示す。
一方、ノッキングが有りの場合には、ノッキングの無しの場合と比較して、中間温度(β)が高くならないように設定し、冷却制御の実行を早くしている。
次に、この実施例に係る制御について説明する。
図3のメインフローチャートに示すように、制御手段14のプログラムがスタートすると(ステップA01)、先ず、電源16がオンか否か、いわゆるアクセサリ電源がオンか否かを判断し(ステップA02)、このステップA02がNOの場合には、この判断を継続する。
このステップA02がYESの場合には、短絡制御を実施する(ステップA03)。このステップA03における短絡制御は、後述の図4のフローチャートで具体的に説明する。
この短絡制御の後は、補機暖機制御を実施する(ステップA04)。このステップA04における補機暖機制御は、後述の図5のフローチャートで具体的に説明する。
この補機暖機制御の後は、冷却制御を実施する(ステップA05)。このステップA05における冷却制御は、後述の図13のフローチャートで具体的に説明する。
この冷却制御の後は、帰還制御を実施する(ステップA06)。このステップA06における帰還制御は、後述の図14のフローチャートで具体的に説明する。
この帰還制御の後は、プログラムをエンドとする(ステップA07)。
上記の図3のステップA03における短絡制御は、図4のフローチャートに沿って実施される。
この短絡制御は、内燃機関2の温度が予め設定された暖機温度(α)に達していない場合であって、内燃機関2が冷間状態と判断され、このため、制御弁10を制御し(図2(A)参照)、第1冷媒通路6及び第2冷媒通路8の通路開口面積を小さく、あるいは第1冷媒通路6及び第2冷媒通路8を閉鎖したりして、第3冷媒通路9の冷媒流量を第1冷媒通路6及び第2冷媒通路8の冷媒流量よりも大きくし、内燃機関2の暖機を早期に行う。
図4に示すように、短絡制御手段23のプログラムがスタートすると(ステップB01)、先ず、冷媒温センサ19から冷媒温度(Tw)を取得し(ステップB02)、そして、この冷媒温度(Tw)が予め設定された暖機温度(α)以上(Tw≧α)か否かを判断する(ステップB03)。なお、このステップB03では、冷媒温度(Tw)等の要因に応じて、目標温度設定手段21は、冷媒の目標温度(γ)を設定する。
このステップB03がNOの場合には、制御弁10を制御し(図2(A)参照)、第3冷媒通路9の冷媒流量を第1冷媒通路6及び第2冷媒通路8の冷媒流量よりも大きくする(ステップB04)。これにより、内燃機関2を早期に暖機することができる。
このステップB04の後は、前記ステップB02に戻す。
前記ステップB03がYESの場合には、ノッキングセンサ18によりノッキング判定処理を行う(ステップB05)。
そして、ノッキングが有るか否かを判断する(ステップB06)。このステップB06においては、ノッキングセンサ18が発生電流を検出し、内燃機関2の振動が所定値以上である場合に、ノッキングが有ると判断する。また、ノッキングの判定を周期的に繰り返しており、所定期間中に1度でもノッキングが有ると検出すると、ノッキングが有ると判断する一方、所定期間中にノッキングが検出されない場合には、ノッキングが無いと判断する。
前記ステップB06がYESの場合には、目標温度(γ)を第1の帰還制御温度(A)(図15参照)に設定する(ステップB07)。
一方、前記ステップB06がNOの場合には、目標温度(γ)を第2の帰還制御温度(B)に設定する(ステップB08)。
前記ステップB07の処理後、又は前記ステップB08の処理後は、プログラムをエンドとする(ステップB09)。
上記の図3のステップA04における補機暖機制御は、図5のフローチャートに沿って実施される。
この補機暖機制御は、上記の短絡制御によって内燃機関2が暖機された後に実行されるものであって、車両補機7を早く且つ効率良く暖機する。具体的には、暖機温度(α)と目標温度(γ)とに基づいて中間温度(β)を算出し、冷媒温度(Tw)が中間温度(β)に達するまで、第2冷媒通路8の冷媒流量を増加させるように制御弁10を制御し(図2(B)参照)、車両補機7を暖機する。
図5に示すように、補機暖機制御手段24のプログラムがスタートすると(ステップC01)、先ず、中間温度(β)を算出する(ステップC02)。この中間温度(β)は、後述の図6〜図12において算出される。
そして、制御弁10を制御し(図2(B)参照)、第2冷媒通路8の冷媒流量を増加させる(ステップC03)。これにより、車両補機7を早期に暖機することができる。
その後、冷媒温度Tw≦中間温度βか否かを判断し(ステップC04)、このステップC04がNOの場合には、冷却制御を禁止するように、前記ステップC02に戻す。
一方、このステップC04がYESの場合には、プログラムをエンドとする(ステップC05)。
上記のステップC02における中間温度(β)の算出方法としては、以下の第1〜第4の算出方法がある。
(1)、第1の算出方法としては、図6に示すように、プログラムがスタートすると(ステップD01)、中間温度βを、
中間温度β=(暖機温度α+目標温度γ)×0.5(割合値:平均値)
で算出する(ステップD02)。
なお、中間温度βを割合値として0.5を乗じているが、ノッキングが有りと判定された場合に、早期に冷却が必要となるため、例えば、0.8等の数値を乗じて、中間温度(β)を高い値に設定し、第1冷媒通路6の開放を早めるように制御することが可能である。
そして、プログラムをエンドとする(ステップD03)。
(2)、第2の算出方法においては、図7、図8に示すように、ノッキングの有無を考慮し、ノッキングが有りでは、第1の設定値(C)を設定するとともに割合値を0.8とし、一方、ノッキングが無しでは、第2の設定値(D)を設定するととも割合値を0.5とする。ここで、第1の設定値(C)と第2の設定値(D)とは、C<Dの関係にある。
そして、図7に示すように、プログラムがスタートすると(ステップE01)、目標温度(γ)が第1の設定値(C:低い側の設定値)か否かを判断する(ステップE02)。
このステップE02がYESの場合には、中間温度(β)を、
中間温度β=(暖機温度α+目標温度γ)×0.8
で算出する(ステップE03)。
一方、このステップE02がNOの場合には、中間温度(β)を、
中間温度β=(暖機温度α+目標温度γ)×0.5
で算出する(ステップE04)。
前記ステップE03の処理後、又は前記ステップE04の処理後は、プログラムをエンドとする(ステップE05)。
(3)、第3の算出方法としては、図9、図10に示すように、外気温度センサ20から検出した外気温度に対して推定冷却温度を求めるものである。
このため、図10には、外気温度に応じて推定冷却温度を決定するテーブルが設定されている。
図9に示すように、プログラムがスタートすると(ステップF01)、外気温度センサ20からの外気温度を検出し、この検出された外気温度に基づいて、図10に示すように、推定冷却温度を推定する(ステップF02)。
そして、中間温度(β)を、
中間温度β=暖機温度α−推定冷却温度
で算出する(ステップF03)。
その後、プログラムをエンドとする(ステップF04)。
(4)、第4の算出方法においては、図11、図12に示すように、ノッキングの有無を考慮し、ノッキングが有りでは、第1の設定値(C)を設定するとともに割合値を0.8とし、一方、ノッキングが無しでは、第2の設定値(D)を設定するととも割合値を0.5とする。ここで、第1の設定値C<第2の設定値Dの関係がある。
また、上記の図10に示すように、外気温度センサ20から検出した外気温度に対して推定冷却温度を求める。
図11に示すように、プログラムがスタートすると(ステップG01)、外気温度センサ20からの外気温度を検出し、この検出された外気温度に基づいて、図10に示すように、推定冷却温度を推定する(ステップG02)。
そして、中間温度(β)を、
中間温度β=暖機温度α−推定冷却温度
で算出する(ステップG03)。
そして、目標温度(γ)が第1の設定値(C:低い側の設定値)か否かを判断する(ステップG04)。
このステップG04がYESの場合には、中間温度(β)を、
中間温度β=(暖機温度α+目標温度γ)×0.8
で算出する(ステップG05)。
一方、このステップG04がNOの場合には、中間温度(β)を、
中間温度β=(暖機温度α+目標温度γ)×0.5
で算出する(ステップG06)。
前記ステップG05の処理後、又は前記ステップG06の処理後は、プログラムをエンドとする(ステップG07)。
上記の図3のステップA05における冷却制御は、図13のフローチャートに沿って実施される。
この冷却制御は、上記の補機暖機制御によって車両補機7が暖機された後に実行されるものであって、車両補機7の暖機後に、冷媒温度(Tw)を速やかに目標温度(γ)へと制御する。具体的には、車両補機7の暖機が完了すると、制御弁10を制御し(図2(C)参照)、第1冷媒通路6への冷媒流量を増加させ、冷却機器(ラジエータ)5による冷却を開始し、同時に、第3冷媒通路9を閉鎖し、通路水圧を高めて冷却機器5に流れる単位時間当たりの冷媒流量を増加させる。さらに、第2冷媒通路8は、開放状態に維持していることで、冷却制御中でも車両補機7の温度を保つ続けることができる。
この冷却制御の特徴とするところは、補機暖機制御の後に行われることにある。補機暖機制御が完了していると、車両補機7は一定以上の温度となっているので、第2冷媒通路8を、第3冷媒通路9と同様に、短絡通路として用いる。
これにより、冷却機器5による冷却を開始しても、急激な冷却になりにくくなる。しかも、第2冷媒通路8を用いているので、車両補機7を安定した温度に保ち続けることができる。
図13に示すように、プログラムがスタートすると(ステップH01)、制御弁10を制御し(図2(C)参照)、第1冷媒通路6の冷媒流量を増加させる一方、第3冷媒通路9を閉鎖させる(ステップH02)。
そして、冷媒温度Tw≦目標温度γか否かを判断し(ステップH03)、このステップH03がNOの場合には、前記ステップH02に戻り、一方、このステップH03がYESの場合には、プログラムをエンドとする(ステップH04)。
次いで、上記の図3のステップA06における帰還制御は、図14のフローチャートに沿って実施される。
この帰還制御は、冷媒温度(Tw)を目標温度(γ)に保つために、制御弁10を制御し、冷媒温度(Tw)が異常加熱温度(Ts)以上である場合には、制御弁10に異常が発生して冷却していないと判定し、フェイルセーフバルブ26を開弁する。
図14に示すように、プログラムがスタートすると(ステップI01)、冷媒温度Tw>目標温度γか否かを判断する(ステップI02)。
このステップI02がYESの場合には、制御弁10を制御して第1冷媒通路6を所定角度閉じる(ステップI03)。つまり、第1冷媒通路6の通路開口面積を小さい側とする。
一方、このステップI03がNOの場合には、制御弁10を制御して第1冷媒通路6を所定角度開く(ステップI04)。つまり、第1冷媒通路6の通路開口面積を大きい側とする。
前記ステップI03の処理後、又は前記ステップI04の処理後は、冷媒温度Tw≧異常加熱温度Tsか否かを判断する(ステップI05)。
このステップI05がYESの場合には、フェイルセーフバルブ26を開弁し(ステップI06)、前記ステップI02に戻す。
このステップI05がNOの場合には、イグニションスイッチ17がオフか否かを判断する(ステップI07)。
このステップI07がNOの場合には、前記ステップI02に戻す。
このステップI07がYESの場合には、目標温度(γ)をリセットし(ステップI08)、プログラムをエンドとする(ステップI09)。
以上、この発明の実施例について説明してきたが、上述の実施例の構成を請求項毎に当てはめて説明する。
先ず、請求項1に係る発明では、内燃機関2が吐出する冷媒が冷却機器5を介して内燃機関2へ還流する第1冷媒通路6を設け、内燃機関2が吐出する冷媒が車両補機7を介して内燃機関2へ還流する第2冷媒通路8を設け、内燃機関2が吐出する冷媒を内燃機関2へ還流し、かつ第1冷媒通路6及び第2冷媒通路8よりも冷却能力が小さい第3冷媒通路9を設け、第1冷媒通路6と第2冷媒通路8と第3冷媒通路9との冷媒流量を変更する少なくとも1つの制御弁10を設ける。また、制御手段14は、内燃機関2の温度状態に応じて冷媒の目標温度(γ)を設定する目標温度設定手段21と、冷媒が目標温度となるように制御弁10を制御する帰還制御手段22と、内燃機関2が冷間状態であるときに、目標温度設定手段21が目標温度(γ)を帰還制御時に設定する帰還制御温度(A又はB)よりも高い暖機温度(α)に設定し、この暖機温度(α)に達するまで第1冷媒通路6の冷媒流量及び第2冷媒通路8の冷媒流量よりも第3冷媒通路9の冷媒流量が大きくなるように、制御弁10を制御する短絡制御手段23とを備える。さらに、制御手段14は、内燃機関2が暖機状態になったときに第2冷媒通路8の冷媒流量を増加させて車両補機7を暖機する補機暖機制御手段24と、車両補機7が暖機されたときに第1冷媒通路6の冷媒流量を増加させて冷媒を冷却する冷却制御手段25とを備える。補機暖機制御手段24は、冷媒温度(Tw)が暖機温度(α)と帰還制御温度(A又はB)との間に設定された中間温度(β)に達するまで冷却制御を禁止する。また、補機暖機制御手段24は、中間温度(β)を、暖機温度(α)から外気温度により推定された推定冷却温度を引いて算出する。
このような構成により、車両補機7が完全に暖機するまで車両補機7の制御を維持することができるため、車両補機7を早期に暖機できる。また、車両補機7の制御後、冷却制御を実行した場合に、車両補機7の温度低下を抑止できる。
請求項に係る発明では、内燃機関2には、内部の異常燃焼を検出するノッキングセンサ18を設ける。また、補機暖機制御手段24は、中間温度(β)を、ノッキングセンサ18による異常燃焼が検出されたときに、ノッキングセンサ18による異常燃焼が検出されない場合と比較して高い温度に設定する。
一般的に、内燃機関2に異常燃焼が発生した場合、異常燃焼を解消するために、早期に冷却する必要がある。そこで、上記のような構成にすれば、異常燃焼が検出されたとき、中間温度(β)を高い温度に設定することで、冷却制御の開始時期を早めて、早期冷却を図ることができる。
なお、この発明においては、冷却装置4を、以下のような構成にすることも可能である。
例えば、変形例として、図16に示すように、上記の実施例に係る冷却装置4において、ハイブリッド車両、電気車両等の電動車両に用いることができるように、動力源として、内燃機関2の代わりに電動モータ27を冷却対象とした。具体的には、電動モータ27において、発熱体であるコイルを覆う樹脂製のモータケースに孔部を形成し、この孔部に金属管を通して冷媒通路として用いたり、あるいは、モータケースを金属製として冷媒通路を一体に形成することも可能である。また、電気車両の場合には、内燃機関2を備えないので、スロットルボディがないことから、車両補機7としては第2主冷媒通路の第1車両補機7Aのみが配置される。
このように、電動モータを車両に搭載した構成でも、上記の実施例と同様な作用効果を得ることができる。
また、ノッキングの発生タイミングを更に精度良く検出するように、ノッキングセンサによってノッキングを検出して、点火時期をノッキング対策でリタードする制御が作動したことを判定して、制御弁の目標温度を、例えば、110℃から90℃に変更することも可能である。
この発明に係る冷却装置を、各種内燃機関に適用可能である。
2 内燃機関
4 冷却装置
5 冷却機器
6 第1冷媒通路
7 車両補機
8 第2冷媒通路
9 第3冷媒通路
10 制御弁
14 制御手段
15 ウォータポンプ
16 電源
17 イグニションスイッチ
18 ノッキングセンサ
19 冷媒温センサ
20 外気温センサ
21 目標温度設定手段
22 帰還制御手段
23 短絡制御手段
24 補機暖機制御手段
25 冷却制御手段

Claims (2)

  1. 車両の走行に用いる内燃機関を設け、
    前記内燃機関の冷却に用いる冷媒を冷却する冷却機器を設け、
    前記内燃機関の温度状態に応じて冷媒通路を制御する制御手段を設けた車両用内燃機関の冷却装置において、
    前記内燃機関から吐出された冷媒が前記冷却機器を介して前記内燃機関へ還流する第1冷媒通路を設け、
    前記内燃機関から吐出された冷媒が車両補機を介して前記内燃機関へ還流する第2冷媒通路を設け、
    前記内燃機関から吐出された冷媒を前記内燃機関へ還流し、かつ前記第1冷媒通路及び前記第2冷媒通路よりも冷却能力が小さい第3冷媒通路を設け、
    前記第1冷媒通路と前記第2冷媒通路と前記第3冷媒通路との冷媒流量を変更する少なくとも1つの制御弁を設け、
    前記制御手段は、
    前記内燃機関の温度状態に応じて冷媒の目標温度を設定する目標温度設定手段と、
    冷媒が前記目標温度となるように前記制御弁を制御する帰還制御手段と、
    前記内燃機関が冷間状態であるときに、前記目標温度設定手段が目標温度を前記帰還制御時に設定する帰還制御温度よりも高い暖機温度に設定し、この暖機温度に達するまで前記第1冷媒通路の冷媒流量及び前記第2冷媒通路の冷媒流量よりも前記第3冷媒通路の冷媒流量が大きくなるように、前記制御弁を制御する短絡制御手段とを備え
    さらに、前記制御手段は、
    前記内燃機関が暖機状態になったときに前記第2冷媒通路の冷媒流量を増加させて前記車両補機を暖機する補機暖機制御手段と、
    前記車両補機が暖機されたときに前記第1冷媒通路の冷媒流量を増加させて冷媒を冷却する冷却制御手段とを備え、
    前記補機暖機制御手段は、冷媒温度が前記暖機温度と前記帰還制御温度との間に設定された中間温度に達するまで冷却制御を禁止し、
    前記補機暖機制御手段は、前記中間温度を、前記暖機温度から外気温度により推定された推定冷却温度を引いて算出することを特徴とする車両用内燃機関の冷却装置。
  2. 前記内燃機関には内部の異常燃焼を検出するノッキングセンサを設け、
    前記補機暖機制御手段は、前記中間温度を、前記ノッキングセンサによる異常燃焼が検出されたときに、前記ノッキングセンサによる異常燃焼が検出されない場合と比較して高い温度に設定することを特徴とする請求項1に記載の車両用内燃機関の冷却装置。
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