JP5892044B2 - 部品の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用部品などの部品を取付部材に取り付ける部品の取付構造に関する。
車両に取り付けられているアシストグリップは、例えば、後述の図1に示すように、長尺状のグリップ本体10と、グリップ本体10の両端に取り付けられる基台11と、基台11を車体側パネル2に形成した取付穴2aに取り付けるクリップ3と、クリップ3を覆うキャップ4とから構成されている。
アシストグリップ1を車体側パネル2に取り付けるために、グリップ本体10に、基台11、クリップ3及びキャップ4を組み付けて一体化する。そして、アシストグリップ1を車両の組み立て作業場に搬入し、アシストグリップ1を車体側パネル2に位置合わせして一旦仮止めした後、アシストグリップ1を車体側パネル2に本固定する。
このような仮止め状態を経て車体側パネル2に本固定状態に取り付けるタイプのアシストグリップは、例えば、特許文献1に開示されている。図12及び13は、特許文献1の図11及び9に相当する図面であり、アシストグリップの仮止め状態を示している。図14は、特許文献1の図12に相当する図面であり、アシストグリップの本固定状態を示している。
図12及び13に示すように、仮止め状態のアシストグリップ91では、基台911に形成されたクリップ保持穴911bにクリップ93が挿入されている。クリップ93の一対の側壁93e間の内部空間に、キャップ94が挿入されている。キャップ94は、クリップ保持穴911bを塞いで、クリップ93のクリップ保持穴911bからの外れを防止している。キャップ94は、基台911の側壁に形成した仮止め係止凹部911qに被係止凸部94eが挿入されて仮止め位置に係止されている。キャップ94の被係止凸部94eの外側は、グリップ本体910の凹部910aの内面で被覆されている。これにより、キャップ94に挿入方向への大荷重が加わったとしても、被係止凸部94eが外側に開くことがなく、仮止め係止凹部911qへの被係止凸部94eの係止を維持して、キャップ94が仮止め位置を保持することができる。
アシストグリップ91を車体側パネル92に本固定するために、図12に示すように、第1ステップ目で、クリップ93を車体側パネル92に形成した取付穴92aに挿入して仮止めする。その後、図13に示すように、第2ステップ目で、グリップ本体910を回動させて凹部910aからキャップ94を露出させる。第3ステップ目で、仮止め位置にあるキャップ94を挿入方向に押すことで、キャップ94が外側に変形して仮止め係止凹部911qへの被係止凸部94eの係止を解除する。そして、図13中に白抜き矢印で示されているようにキャップ94を本固定位置まで押し込んで、キャップ94をクリップ93の内部空間に進入させる。これにより、キャップ94の被係止凸部94eが、基台911の側壁に形成した本固定係止凹部911rに係止されて、アシストグリップ91が車体側パネル92に本固定される。
特開2009−120119号公報
特許文献1に開示されているアシストグリップ91では、グリップ本体910の凹部910aの内面でキャップ94の被係止凸部94eを覆うことでキャップ94の変形を防止している。これにより、アシストグリップ91の搬入時や車体側パネル92への取り付け時にアシストグリップ91に外力が加わったとしても、被係止凸部94eと仮止め係止凹部911qとの係合が外れないように規制している。すなわち、キャップ94が仮止め位置に係止されているときに、誤ってキャップ94が本固定位置に固定されることを防止している。
このため、アシストグリップ91を仮止め状態から本固定状態に移行させるときに、グリップ本体910を回動させてキャップ94を露出させることで、キャップ94の変形を可能とし、被係止凸部94eと仮止め係止凹部911qとの係合が外れないような規制を解除する必要があった。このため、アシストグリップ91の取り付けには、上述した3ステップが必要であり、取付工数が多く、手間がかかっていた。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、部品を取付部材に取り付ける工数を削減できる部品の取付構造を提供することを課題とする。
(1)本発明の部品の取付構造は、基台を有する部品と、前記部品を取り付けるための取付穴をもつ取付部材と、前記基台に保持される保持部、前記取付穴に挿入される一対の側壁、及び各該側壁に設けられ前記取付穴の周縁に係止される折り返し部が形成された弾性係止部を有し、前記一対の側壁の間に内部空間が形成され、前記一対の側壁の先端部において前記一対の側壁が連結され、前記一対の側壁の基端部において前記内部空間に連通する開口が形成されてなるクリップと、各前記弾性係止部の各前記折り返し部が前記取付穴周縁に係止されているときに、前記開口から前記内部空間に挿入されて本固定位置に位置することにより各前記折り返し部が前記内部空間の外側に向けて突出した状態を維持させる脚部を有するキャップと、前記クリップの外周に外嵌されることにより各前記弾性係止部に当接して各該弾性係止部を弾性変形させて各前記折り返し部を前記内部空間側に進入させると共に、前記クリップが前記取付穴に挿入されるにつれて前記取付穴周縁に押圧されて該クリップの前記基端部側に移動され各前記弾性係止部との当接が解除される仮止め部材と、を備え、
前記キャップが前記本固定位置よりも手前の仮止め位置にあるときに、前記脚部は、前記仮止め部材により前記内部空間側に進入させられた各前記折り返し部に前記クリップの前記基端部側から当接し、各前記弾性係止部と前記仮止め部材との当接が解除されたときに、前記脚部は、前記内部空間の外側に向けて突出した両前記折り返し部間に進入可能となり、前記キャップが前記本固定位置にあるときに、前記脚部は、各前記折り返し部に前記内部空間側から当接又は近接することを特徴とする。
このような構成によると、キャップがクリップの開口から内部空間に挿入されてキャップが仮止め位置にあるときに、キャップの脚部がクリップの折り返し部にクリップの基端部側から当接している。このため、クリップの先端部を取付部材の取付穴に位置合わせした後、キャップを先端部側に向けて押圧すると、この押圧力が脚部及び折り返し部を経由してクリップの先端部に伝わり、取付穴へのクリップの挿入が進行する。そして、クリップが取付穴に挿入されるにつれて仮止め部材が取付穴周縁に押圧されて基端部側に移動し弾性係止部と仮止め部材との当接が解除される。弾性係止部と仮止め部材との当接が解除されると、折り返し部が内部空間の外側に向けて突出して折り返し部が取付穴の周縁に係止され、キャップの脚部が折り返し部間に進入可能となる。
そして、キャップを先端部側に向けて押圧しつづけると、やがて、キャップは本固定位置に到達し、脚部が折り返し部に内部空間側から当接又は近接して、折り返し部が内部空間の外側に向けて突出した状態を維持させることが可能となる。したがって、キャップを先端部側に向けて押圧するという1ステップの動作のみで部品を取付部材に取り付けることが可能であり、取付工数を削減できる。
また、キャップが仮止め位置にある状態からキャップを先端部側に向けて押圧して、弾性係止部と仮止め部材との当接が解除されて、折り返し部が取付穴の周縁に係止されるまでの間は、仮止め部材により折り返し部が内部空間側に進入した状態となっている。したがって、クリップを取付穴に挿入するときに挿入抵抗がほとんど発生しない。これにより、折り返し部を内部空間の外側に向けて突出付勢する弾性係止部の弾性力を大きくして、部品を取付部材に強固に取り付ける場合であっても、部品を取付部材に取り付けるときの作業性が低下することはない。
また、上述したように、クリップを取付部材の取付穴に挿入する動作に連動して弾性係止部と仮止め部材との当接が解除される。このため、仮止め部材をクリップの基端部側又は先端部側に移動させるような外力が働くことがない部品の搬入時においては、弾性係止部と仮止め部材との当接が解除されることがなく、キャップが仮止め位置から本固定位置に移行する誤作動を防止することができる。
(2)前記(1)で述べた本発明の部品の取付構造において、好ましくは、前記キャップが前記本固定位置にあるときに、前記弾性係止部は、前記内部空間の外側かつ前記基端部側に向けて突出した後、前記折り返し部が前記内部空間側かつ前記基端部側に向けて折り返されたく字状を呈している。
このような構成によると、折り返し部を有する弾性係止部を曲げ加工により容易に形成することができる。
(3)前記(1)又は(2)で述べた本発明の部品の取付構造において、好ましくは、前記部品は、車両用のアシストグリップであり、前記取付部材は、車体側パネルである。
このような構成によると、従来は、車体側パネルへのアシストグリップの取り付けに3ステップが必要であったのに対して、1ステップの動作のみでアシストグリップを車体側パネルに取り付けることが可能であり、取付工数を削減する効果が大きい。
本発明の部品の取付構造によれば、1ステップの動作のみで部品を取付部材に取り付けることが可能であり、部品を取付部材に取り付ける工数を削減できる部品の取付構造を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るアシストグリップの取付構造の正面図である。 一実施形態に係るアシストグリップの取付構造の分解斜視図である。 一実施形態に係るアシストグリップの取付構造をクリップの横幅方向の中央で切断した断面図であって、キャップが本固定位置まで挿入された状態を示している。 一実施形態に係るアシストグリップの取付構造をクリップの奥行き方向の中央のやや後方寄りで切断した断面図であって、キャップが本固定位置まで挿入された状態を示している。 一実施形態に係るクリップの斜視図である。 一実施形態に係るキャップの斜視図である。 一実施形態に係るアシストグリップの取付構造の組み立て要領を説明するための分解斜視図である。 一実施形態に係る基台の斜視図である。 一実施形態に係るアシストグリップの取付構造の部分斜視図である。 一実施形態に係るアシストグリップの取付構造をクリップの横幅方向の中央で切断した断面図であって、キャップが仮止め位置にある状態を示している。 一実施形態に係るアシストグリップの取付構造をクリップの奥行き方向の中央のやや後方寄りで切断した断面図であって、キャップが仮止め位置にある状態を示している。 従来例のアシストグリップの取付構造をクリップの横幅方向の中央で切断した断面図であって、キャップが仮止め位置にある状態を示している。 従来例のアシストグリップの取付構造をクリップの奥行き方向の中央付近で切断した断面図であって、キャップが仮止め位置にある状態を示している。 従来例のアシストグリップの取付構造をクリップの横幅方向の中央で切断した断面図であって、キャップが本固定位置まで挿入された状態を示している。
図1〜11に基づいて、本発明の一実施形態に係る部品の取付構造について説明する。本実施形態では、部品が車両用のアシストグリップであり、取付部材が車体側パネルである。図1は、車体側パネル2(取付部材)に取り付けられたアシストグリップ1(部品)の正面図である。図2は、アシストグリップ1の分解斜視図である。アシストグリップ1は、グリップ本体10と、基台11と、クリップ3と、キャップ4と、リング9(仮止め部材)とを備えている。
グリップ本体10は、左右方向に長い長手形状で、その長手方向の左右両端に凹部10aを有する。凹部10aは、基台11を収容している。各凹部10aの左右両側の側壁には、軸孔10bが形成されている。
図3及び4は、いずれもキャップ4が本固定位置まで挿入されてアシストグリップ1が本固定状態となっている状態を示している。図3は、アシストグリップ1の取付構造をクリップ3の横幅方向の中央で切断した断面図を示している。図4は、アシストグリップ1の取付構造をクリップ3の奥行き方向の中央のやや後方寄りで切断した断面図を示している。図3において、紙面下方向をクリップ3の挿入方向(以下、挿入方向とはこの方向のことをいう)、紙面上方向をクリップ3の抜け方向(以下、抜け方向とはこの方向のことをいう)、紙面左右方向をクリップ3の内部空間3bの奥行き方向とする(以下、奥行き方向とはこの方向のことをいう)。図4において、紙面下方向をクリップ3の挿入方向、紙面上方向をクリップ3の抜け方向、紙面左右方向をクリップ3の内部空間3bの横幅方向とする(以下、横幅方向とはこの方向のことをいう)。
また、図3においてクリップ3の一対の側壁3eの間の奥行きの中心に向かう方向を、奥行き中心方向Gといい、クリップ3の側壁3eの奥行きの外側に向かう方向を、奥行き外側方向Hという。クリップ3の両側壁3eの平面部3h間の内部空間3bの奥行き方向の幅は、奥行き幅Dという。図4において、クリップ3の横方向の幅は、横幅Cという。
図3及び4に示すように、車体側パネル2は、車室内に露出している表面パネル21と、表面パネル21とボディとの間に介設されている内部パネル22とをもつ。表面パネル21は、車両の天井パネルに表皮材が貼り付けられたものである。表面パネル21及び内部パネル22には、基台11を取り付ける位置に、取付穴2aが貫通して形成されている。取付穴2aは、表面パネル21を貫通する表面パネル貫通部2bと、内部パネル22を貫通する内部パネル貫通部2cとからなる。取付穴2aの表面パネル貫通部2bは、内部パネル貫通部2cよりも開口径が大きいため、内部パネル貫通部2cの周縁は、表面パネル貫通部2bに露出している。
図3及び5に示すように、クリップ3は、断面U字形状を呈している。クリップ3は、内部空間3bを挟んでその両側に一対の側壁3eをもつ。図4及び5に示すように、クリップ3の先端部3gでは、一対の側壁3eの横幅方向の左端同士及び右端同士がU字状に湾曲して連結されている。クリップ3の先端部3gの横幅方向の中間部には、挿入及び抜け方向に開口する先端保持孔3iが形成されている。また、一対の側壁3eの各先端部3gの横幅方向の各中間部には、先端保持孔3iの中央に向かって延びるL字状を呈する把持片3rが形成されている。クリップ3の基端部3dでは、側壁3e同士は連結されていない。一対の側壁3eの両基端部3dの間には、内部空間3bに連通する開口3cを有している。図3及び4に示すように、クリップ3は、その長手方向に車体側パネル2の取付穴2aに嵌挿される。
各側壁3eは、それぞれ、矩形に開口する穴部3jと、長手方向と直交する方向である内部空間3bの奥行き方向の相対する位置に弾性係止部3aとをもつ。弾性係止部3aは、側壁3eの穴部3jの先端部3g側の縁部から基端部3d側かつ奥行き外側方向Hに向かって斜めに延びている。また、弾性係止部3aの先端側(基端部3d側)の横幅方向中央には、基端部3d側かつ奥行き中心方向Gに向かって斜めに延びる折り返し部3pが形成されている。したがって、図3に示すように、弾性係止部3aの断面形状は、折れ部が奥行き外側方向Hに向かって張り出したく字状を呈している。
また、側壁3eにおける弾性係止部3aよりも基端部3d側には、基台11に保持される保持部としての段部3f(保持部)を有している。段部3fは、側壁3eを奥行き外側方向HにL字状に屈折させて形成された部分である。また、段部3fの挿入方向側には、穴部3jの基端部3d側の縁部から先端部3g側かつ奥行き外側方向Hに向かって斜めに延びる横幅方向に一対の爪部3qが形成されている。クリップ3は、金属板に打ち抜き曲げ加工を施して形成される。クリップ3は、合成樹脂で射出成形等により形成されてもよい。
図3、4及び6に示すように、キャップ4は、クリップ3の基端部3dを覆う覆い部4aと、クリップ3の開口3cから内部空間3bに挿入され挿入方向に延びる脚部4bをもつ。図4に示すように、覆い部4aの奥行き方向の断面形状は、基台11の図4中の上部に形成されたキャップ保持壁11cの図4中の上面及び側面を覆うように、断面コ字状に湾曲した断面形状を呈している。脚部4bは、奥行き方向に一対の支持壁4cをもつ。各支持壁4cは、奥行き方向に直交する方向に広がる面を有する板部材であり、その厚みは、挿入方向の先端4d近傍で、挿入方向に向けて漸次薄くなっている。図4及び6に示すように、キャップ4の覆い部4aの側壁内面側には、内側に突出する被係止凸部4eが形成されている。
図3、4、7及び8に示すように、アシストグリップ1の基台11は、クリップ3を保持するためのクリップ保持穴11bが形成された枠部11aと、枠部11aから抜け方向に突出するキャップ保持壁11cと、クリップ保持穴11bを奥行き方向に二等分し枠部11aから挿入方向に向かって延びる当接リブ11dと、キャップ保持壁11cの奥行き方向の後端部に隣接してキャップ4と重ならない位置に形成されるケース用凹部11gとを有している。
枠部11aは、挿入及び抜け方向から見て矩形状を呈している。クリップ保持穴11bは、挿入及び抜け方向に貫通する矩形状を呈する穴であり、横幅方向及び奥行き方向の開口寸法は、クリップ3の横幅C及び奥行き幅Dよりも僅かに大きい。当接リブ11dにより二等分されたクリップ保持穴11bの各開口は、横幅方向に長い矩形状を呈しており、この長穴状の開口をクリップ3に形成された段部3fが通過可能となっている。
図3に示すように、キャップ保持壁11cの奥行き方向に対向する内面同士の離隔は、クリップ保持穴11bの奥行き方向の開口寸法よりも大きい。したがって、クリップ3がクリップ保持穴11bに挿着された状態において、クリップ保持穴11bの抜け方向側の周縁にクリップ3の段部3fが係止され、クリップ保持穴11bの挿入方向側の周縁にクリップ3の爪部3qが係止されている。これにより、クリップ3をクリップ保持穴11bに挿着したときに、クリップ3が挿入及び抜け方向に移動しないように固定される。
キャップ保持壁11cは、キャップ4の覆い部4aの内側面に沿った形状をもち、覆い部4aにより左方、右方、前方及び抜け方向を被覆される。相対する一対のキャップ保持壁11cの外側面11pには、それぞれ、仮止め係止凹部11q及び本固定係止凹部11rが、キャップ4の挿入方向に向かって配列されている。キャップ保持壁11cの外側面11pと枠部11aの外側面との間には段部11sが形成されている(図4及び8参照)。
図2、3、7及び8に示すように、枠部11aから挿入方向に向かって延びる当接リブ11dは、クリップ3を車体側パネル2の取付穴2aに嵌挿するときに、クリップ3の抜け方向への動きを規制する。当接リブ11dは、平滑な板状を呈しており、当接リブ11dの横幅は、クリップ3の横幅Cとほぼ同じである。
図8に示すように、当接リブ11dの先端11eは、面取りされて先端に向かうにつれて横幅が縮小されている。先端11eの横幅方向の中央には、挿入方向に向かって突出する先端凸部11fが形成されている。図3及び9に示すように、この先端凸部11fは、クリップ3の先端部3gに開口する先端保持孔3iに挿入されて、クリップ3の一対の側壁3eの先端部から先端保持孔3iの中央に向かって延びる一対の把持片3rにより挟持されている。これにより、当接リブ11dがクリップ3の内部空間3bの奥行き幅Dの略中央に位置決めされており、クリップ3は、当接リブ11dにより、ガタつくことなく安定に保持されている。
図2、7及び8に示すように、キャップ保持壁11cの後端部に隣接して形成されたケース用凹部11gの右側壁には横幅方向に貫通する貫通孔11hが形成されている。ケース用凹部11gの左側壁には、貫通孔11hと同軸で横幅方向の外方(左方)に突出する軸突起11iが一体に形成されている。
図2及び7に示すように、グリップ本体10の左側の凹部10aに保持される基台11には、ケース用凹部11gにスプリングケース5及びピン部材8が設けられている。スプリングケース5の中には、コイルスプリング6が収容されている。コイルスプリング6の短い方の一端61はスプリングケース5に係止され、L字状に屈曲された他端60は、スプリングケース5に形成されたスリット53に周方向に移動可能に挿通されている。この他端60は、凹部10aの係合部10dに係止されている。この構成により、スプリングコイル6は、凹部10aが基台11を覆う方向に、グリップ本体10を付勢している。
図7に示すように、スプリングケース5の軸方向の一方(右方)の立壁51と、ケース用凹部11gの右側壁の貫通孔11hとの間には、金属製のピン部材8が保持されている。スプリングケース5の軸方向の他方(左方)の立壁52の外側面には、ケース用凹部11gの左側壁の内側面に形成された凹形状に嵌合する図略の凸形状が形成されている。
図2に示すように、グリップ本体10の右側の凹部10aに保持される基台11には、ケース用凹部11gにオイルダンパー7及びピン部材8が設けられている。オイルダンパー7は、軸方向の一端(右端)にリブ70が設けられ、外ケースの外周面に係合凸部71が設けられている。リブ70は、ケース用凹部11gの図略の凹部に係止され、係合凸部71は、凹部10aの内面に形成されたダンパー係止部10eに係止されている。基台11に対してグリップ本体10を回動させたときに、オイルダンパー7のダンパー軸が外ケースに対して回動し、適度な回動抵抗を付与する。なお、上述したキャップ4、スプリングケース5、グリップ本体10及び基台11は、金型を用いて合成樹脂材料を射出成形して形成されたものである。
図9〜11は、いずれもキャップ4が仮止め位置にありアシストグリップ1が仮止め状態となっている状態を示している。図9は、アシストグリップ1の取付構造のグリップ本体10の左側の部分斜視図を示している。図10は、アシストグリップ1の取付構造をクリップ3の横幅方向の中央で切断した断面図を示している。図11は、アシストグリップ1の取付構造をクリップ3の奥行き方向の中央のやや後方寄りで切断した断面図を示している。アシストグリップ1は、図9〜11に示すようなキャップ4が仮止め位置にある状態で搬入された後、車体側パネル2に本固定される。
図9〜11に示すように、仮止め状態のアシストグリップ1のクリップ3の外周には、仮止め部材である金属製のリング9が外嵌されている。リング9は矩形筒状を呈しており、リング9の横幅方向及び奥行き方向の開口寸法は、クリップ3の横幅C及び奥行き幅Dよりも僅かに大きい。アシストグリップ1の仮止め状態において、リング9は、クリップ3の弾性係止部3aと重なる位置に取り付けられており、アシストグリップ1が本固定されるときに、クリップ3の抜け方向に移動可能とされている。
アシストグリップ1を車体側パネル2に取り付ける方法について説明する。まずは、アシストグリップ1を、図2に示した分解状態から図9に示した仮止め可能な状態まで組み立てる手順について説明する。まず、クリップ3の両側壁3eを奥行き中心方向Gに圧縮して、クリップ3の内部空間3bの奥行き幅Dを狭くする。この状態でクリップ3を基端部3d側から、アシストグリップ1の基台11のクリップ保持穴11bに挿入する(図10参照)。
そして、クリップ3の基端部3dに形成された段部3fをクリップ保持穴11bの抜け方向側の周縁に係止し、爪部3qをクリップ保持穴11bの挿入方向側の周縁に係止する(図10参照)。このとき、当接リブ11dの先端11eに形成されている先端凸部11fが、クリップ3の先端部3gに開口する先端保持孔3iに嵌挿されて、クリップ3の先端部3g側の一対の把持片3rにより挟持される。このようにして、クリップ3を基台11に保持するとともに、当接リブ11dを、クリップ3の内部空間3bの奥行き幅Dの略中央に位置決めする。
次に、図10及び11に示すように、クリップ3の基端部3d側の開口3cから内部空間3bに、キャップ4の脚部4bを挿入する。このとき、図11に示すように、キャップ4の覆い部4aの内側面に突出する被係止凸部4eが、基台11のキャップ保持壁11cの仮止め係止凹部11qに係止され、この位置でキャップ4の挿入が一旦停止されて、キャップ4が保持される。図10に示すように、キャップ4が仮止め位置に保持されているときに、脚部4bの一対の支持壁4cの各先端4dは、基台11の当接リブ11dの上部に誘導されながらクリップ3の内部空間3bに配置されている。
次に、図9及び10に示すように、クリップ3の弾性係止部3aを奥行き中心方向Gに向かって押し込みながら、クリップ3の先端部3g側からクリップ3の外周にリング9を外嵌する。このとき、図10に示すように、脚部4bの各先端4dが、奥行き中心方向Gに向かって押し込まれた各弾性係止部3aの各折り返し部3pにクリップ3の基端部3d側から当接する。このように、キャップ4が各折り返し部3pに挿入方向側から支持されることにより、キャップ4が仮止め位置に保持され、キャップ4がクリップ3に対して挿入方向に挿入不能な状態となる。
次に、図7、9及び10に示すように、基台11をグリップ本体10の凹部10aに配設する。例えば、グリップ本体10の左側では、凹部10aの左側の軸孔10bに、基台11の軸突起11iを挿入し、図略の右側の軸孔10bに、基台11の貫通孔11hから突出するピン部材8を挿入する。これにより、スプリングケース5が取り付けられた基台11がグリップ本体10に保持される。グリップ本体10の左側についても同様に、オイルダンパー7が取り付けられた基台11がグリップ本体10に保持される。こうして、アシストグリップ1を構成する各部品が一体化されて、アシストグリップ1が図9に示した仮止め可能な状態となる。
上述したように各部品が一体化されたアシストグリップ1を車体側パネル2に取り付ける方法について説明する。まず、図10に示すように、クリップ3の先端部3gを車体側パネル2の内部パネル貫通部2cに位置合わせして、リング9と内部パネル22とを当接させる。その後、アシストグリップ1が仮止め状態となっている図10に示す状態から、グリップ本体10を車体側パネル2側(図10の白抜き矢印方向)に向けて押圧する。これにより、グリップ本体10の凹部10aの内面から突出する押圧リブ10cでキャップ4の覆い部4aが挿入方向に押される。この押圧力がキャップ4の各先端4dからクリップ3の各折り返し部3pに伝わって、クリップ3が内部パネル貫通部2cに挿入されていく。
クリップ3が内部パネル貫通部2cに挿入されるにつれて、リング9が内部パネル22の内部パネル貫通部2c周縁により抜け方向に押圧されて、リング9がクリップ3の抜け方向に移動する。そして、グリップ本体10を車体側パネル2側に向けて押圧し続けると、やがて、リング9と各弾性係止部3aとの当接が外れて、図3に示すように各弾性係止部3aが奥行き外側方向Hに向けて弾性復帰する。これにより、各折り返し部3pの先端同士の離隔が両支持壁4cが挿入方向に通過可能な程度まで開き、キャップ4の脚部4bがクリップ3の内部空間3bに向けて挿入可能な状態となる。そして、各折り返し部3pが内部パネル貫通部2cの内壁に押接する。
その後、グリップ本体10を車体側パネル2側に向けて押圧し続けると、キャップ4の被係止凸部4eと基台11のキャップ保持壁11cの仮止め係止凹部11qとの係止が外れて、キャップ4は、挿入方向に本挿入される。そして、図3に示すように、クリップ3の基端部3d側及び基台11のキャップ保持壁11cがキャップ4の覆い部4aで覆われて、被係止凸部4eが本固定係止凹部11rに係止されて、キャップ4が本固定位置に保持されると共に、アシストグリップ1が本固定状態となる。
アシストグリップ1が本固定状態となっているときには、各折り返し部3pの先端がキャップ4の両支持壁4cの壁面に当接又は極近接している。これにより、各弾性係止部3aの奥行き中心方向Gへの動きが規制され、各折り返し部3pが内部パネル貫通部2cの内壁に押接された状態を保持して、クリップ3が取付穴2aから抜け出ることを防止することができる。
このような本実施形態の構成によると、キャップ4がクリップ3の開口3cから内部空間3bに挿入されてキャップ4が仮止め位置にあるときに、キャップ4の脚部4bがクリップ3の折り返し部3pにクリップ3の基端部3d側から当接している。このため、クリップ3の先端部3gを車体側パネル2の取付穴2aに位置合わせした後、キャップ4を先端部3g側に向けて押圧すると、この押圧力が脚部4b及び折り返し部3pを経由してクリップ3の先端部3gに伝わり、取付穴2aへのクリップ3の挿入が進行する。そして、クリップ3が取付穴2aに挿入されるにつれてリング9(仮止め部材)が取付穴2a周縁に押圧されて基端部3d側に移動し弾性係止部3aとリング9との当接が解除される。弾性係止部3aとリング9との当接が解除されると、折り返し部3pが内部空間3bの外側に向けて突出して折り返し部3pが取付穴2aの周縁に係止され、キャップ4の脚部4bが折り返し部3p間に進入可能となる。
そして、キャップ4を先端部3g側に向けて押圧しつづけると、やがて、キャップ4は本固定位置に到達し、脚部4bが折り返し部3pに内部空間3b側から当接又は近接して、折り返し部3pが内部空間3bの外側に向けて突出した状態を維持させることが可能となる。したがって、キャップ4を先端部3g側に向けて押圧するという1ステップの動作のみでアシストグリップ1を車体側パネル2に取り付けることが可能であり、従来は、車体側パネル2へのアシストグリップの取り付けに3ステップが必要であったのに対して、取付工数を大きく削減できる。
また、キャップ4が仮止め位置にある状態からキャップ4をクリップ3の先端部3g側に向けて押圧して、弾性係止部3aとリング9との当接が解除されて、折り返し部3pが取付穴2aの周縁に係止されるまでの間は、リング9により折り返し部3pが内部空間3b側に進入した状態となっている。したがって、クリップ3を取付穴2aに挿入するときに挿入抵抗がほとんど発生しない。これにより、折り返し部3pを内部空間3bの外側に向けて突出付勢する弾性係止部3aの弾性力を大きくして、アシストグリップ1を車体側パネル2に強固に取り付ける場合であっても、アシストグリップ1を車体側パネル2に取り付けるときの作業性が低下することはない。
また、上述したように、クリップ3を車体側パネル2の取付穴2aに挿入する動作に連動して弾性係止部3aとリング9との当接が解除される。このため、リング9をクリップ3の基端部3d側又は先端部3g側に移動させるような外力が働くことがないアシストグリップ1の搬入時においては、弾性係止部3aとリング9との当接が解除されることがなく、キャップ4が仮止め位置から本固定位置に移行する誤作動を防止することができる。
また、キャップ4が本固定位置にあるときに、弾性係止部3aは、内部空間3bの外側かつ基端部3d側に向けて突出した後、折り返し部3pが内部空間3b側かつ基端部3d側に向けて折り返されたく字状を呈している。このため、折り返し部3pを有する弾性係止部3aを曲げ加工により容易に形成することができる。
本発明の部品の取付構造は、上述した一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、当業者が行い得る変更、改良等を施した種々の形態にて実施することができることは言うまでもない。
例えば、本実施形態において、仮止め部材であるリング9は矩形筒状を呈しているが、仮止め部材の形状は矩形筒状に限定されない。仮止め部材を各弾性係止部3aを弾性変形させて各折り返し部3pを内部空間3b側に進入させることが可能な他の形状にすることも可能であり、例えば、仮止め部材の形状をコ字状とすることもできる。また、金属製の仮止め部材に限らず合成樹脂製の仮止め部材とすることもできる。
また、本実施形態においては、キャップ4が仮止め位置にあるときに、キャップ4の脚部4bがクリップ3の折り返し部3pにクリップ3の基端部3d側から当接していると共に、キャップ4の被係止凸部4eが基台11の仮止め係止凹部11qに係止されている。しかし、キャップ4が仮止め位置にあるときに、被係止凸部4eが仮止め係止凹部11qに係止されていることは必須ではない。例えば、本実施形態における仮止め位置をキャップ4の二次仮止め位置として、二次仮止め位置よりも手前の一次仮止め位置において、被係止凸部4eが仮止め係止凹部11qに係止される構成とすることができる。また、被係止凸部4eと仮止め係止凹部11qとの組み合わせのような凹凸嵌合による係止に限らず、摩擦による係止とすることもできる。また、被係止凸部4eや仮止め係止凹部11qを形成することなく、キャップ4の脚部4bをクリップ3の折り返し部3pに当接させることのみによりキャップ4を仮止め位置に保持することもできる。
また、本実施形態においては、部品を車両用のアシストグリップ、取付部材を車体側パネルとしているが、これに限定されず、本発明の部品の取付構造を他の様々な部品及び取付部材に適用することができる。
1 … アシストグリップ(部品) 11 … 基台
2 … 車体側パネル(取付部材) 2a … 取付穴
3 … クリップ 3a … 弾性係止部
3b … 内部空間 3c … 開口
3d … 基端部 3e … 側壁
3f … 段部(保持部) 3g … 先端部
3p … 折り返し部 4 … キャップ
4b … 脚部 9 … リング(仮止め部材)

Claims (3)

  1. 基台を有する部品と、
    前記部品を取り付けるための取付穴をもつ取付部材と、
    前記基台に保持される保持部、前記取付穴に挿入される一対の側壁、及び各該側壁に設けられ前記取付穴の周縁に係止される折り返し部が形成された弾性係止部を有し、前記一対の側壁の間に内部空間が形成され、前記一対の側壁の先端部において前記一対の側壁が連結され、前記一対の側壁の基端部において前記内部空間に連通する開口が形成されてなるクリップと、
    各前記弾性係止部の各前記折り返し部が前記取付穴周縁に係止されているときに、前記開口から前記内部空間に挿入されて本固定位置に位置することにより各前記折り返し部が前記内部空間の外側に向けて突出した状態を維持させる脚部を有するキャップと、
    前記クリップの外周に外嵌されることにより各前記弾性係止部に当接して各該弾性係止部を弾性変形させて各前記折り返し部を前記内部空間側に進入させると共に、前記クリップが前記取付穴に挿入されるにつれて前記取付穴周縁に押圧されて該クリップの前記基端部側に移動され各前記弾性係止部との当接が解除される仮止め部材と、を備え、
    前記キャップが前記本固定位置よりも手前の仮止め位置にあるときに、前記脚部は、前記仮止め部材により前記内部空間側に進入させられた各前記折り返し部に前記クリップの前記基端部側から当接し、
    各前記弾性係止部と前記仮止め部材との当接が解除されたときに、前記脚部は、前記内部空間の外側に向けて突出した両前記折り返し部間に進入可能となり、
    前記キャップが前記本固定位置にあるときに、前記脚部は、各前記折り返し部に前記内部空間側から当接又は近接することを特徴とする部品の取付構造。
  2. 前記キャップが前記本固定位置にあるときに、前記弾性係止部は、前記内部空間の外側かつ前記基端部側に向けて突出した後、前記折り返し部が前記内部空間側かつ前記基端部側に向けて折り返されたく字状を呈している請求項1に記載の部品の取付構造。
  3. 前記部品は、車両用のアシストグリップであり、前記取付部材は、車体側パネルである請求項1又は2に記載の部品の取付構造。
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