JP5891059B2 - 2ストロークエンジン - Google Patents
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Description
本発明の2ストロークエンジンは、略円柱形状に形成され、排気を排出することが可能な排気口と、前記排気の排出方向とは略反対の反排出方向へ燃料及び空気を含む掃気を送り込むことが可能な掃気口とを有するシリンダと、前記シリンダの内部を上死点位置と下死点位置との間で往復移動可能なピストンと、を備え、前記ピストンの頂面には、その一部を窪ませたピストン側凹部が形成され、前記ピストン側凹部は、その全体が略球面状に形成されているとともに、その前記排出方向側の外周縁から最深部へ向かう勾配が前記反排出方向側の外周縁から前記最深部へ向かう勾配よりも急となるように形成され、その前記排出方向及び反排出方向における幅の1/2以上が前記シリンダのボア中心線よりも前記排気口側で、かつ、前記ボア中心線上に位置するように設けられている。
好適には、前記シリンダは、前記ピストンの頂面と対向する対向面部に、前記ピストンが前記上死点位置側へ向けて移動する方向に窪むシリンダ側凹部を有する。
好適には、前記シリンダ側凹部の外周縁は、前記ピストンが前記上死点位置へ移動したときに前記ピストン側凹部の外周縁と近接する位置に形成されている。
好適には、前記シリンダ側凹部は、略球面状に形成されている。
好適には、前記ピストンは、前記頂面に、前記ピストン側凹部の外周縁から前記反排出方向へ延びるピストン側延設面を有し、前記シリンダは、前記対向面部に、前記シリンダ側凹部の外周縁から前記反排出方向へ延び、前記ピストンが前記上死点位置へ移動したときに前記ピストン側延設面との間に間隙が形成されるように設けられるシリンダ側延設面を有している。
好適には、前記間隙は、スキッシュ流を生じさせる大きさである。
好適には、前記シリンダ側凹部には、前記シリンダの外部から点火プラグを取り付けることが可能な取付部が形成されている。
好適には、前記取付部は、前記シリンダ側凹部の前記排出方向側と前記反排出方向側との間の中心位置よりも前記反排出方向側に形成されている。
好適には、前記排気口には、前記排気口の幅方向における中央部の少なくとも一部を塞ぐように壁面が形成されている。
なお、本実施形態で想定する2ストロークエンジン1は、携帯するために小型なものであり、その携帯性ゆえに、必ずしも一定の方向において作業されるものではない。
しかし、通常用途であれば、もっとも一般的な作業状態というのが想定されているのが通常である。つまり、一時的には、天地を逆にして使用する、大きく傾けて使用する等の事態が想定されるが、総合的にみると多くの時間ある一定の状態における使用が想定されて設計される。そして、ユーザは一時的には異なった状態で使用しても、通常はその設計された状態において使用している。
このクランク室31は、ピストン21が往復移動するに従いその内部空間の容積が変化する。
ここで、「掃気」とは、クランク室側掃気口25aを通じて、シリンダ内空間29に流入したガスのうち、未だ、燃焼室30(図3参照)において燃焼されていないものをいう。なお、以下の説明において、上記シリンダ内空間29に流入したガスのうち、燃焼室30において既に燃焼されたものを、「燃焼ガス」と称して使用する。
クランクシャフト9は、クランクピン11、クランクジャーナル13、カウンタウエイト15、クランクアーム17を有する。
コネクティングロッド19は、その下側の部分において、クランクピン11によって回転自在に支持されている。また、コネクティングロッド19は、そのシリンダヘッド3側(以下、「上側」と称す)の部分において、ピストンピン20を介し、ピストン21を揺動自在に支持している。ピストンピン20は、ピストン21を支持した状態で、ボア中心線L1上またはこれに近接する位置に配設されるようになっている。
このように支持されたピストン21は、シリンダ5の内部を、下死点位置と上死点位置(図2及び図3参照)との間を摺動しつつ往復移動するように構成されている。
図2〜図5のように、ピストン21は、頂面21aを有し、この頂面21aは、そのボア中心線L1よりも排気口27a側(排気の排出方向側、以下、「排出方向側」と称す)に、下側方向へ向けて窪むピストン側凹部21bと、ピストン側凹部21bの外周縁から排出方向とは略反対側(以下、「反排出方向側」と称す)へ向けて延設される略平面状のピストン側延設面21cとを有している。
図1〜図5のように、シリンダ5は、その上側にシリンダヘッド3を有している。
なお、シリンダヘッド3は、シリンダ5と分離されている必要はなく、図1等のように、一体に形成されていてもよい。
この吸気口23aを通じて、キャブレタ(図示せず)を経由した、吸気がクランク室31に流入する吸気通路部23が設けられている。
また、この吸気通路部23は、上側から下側、かつシリンダ5のボア中心線L1に向かって連通されている。
換言すると、図1の状態において、吸気口23aからクランクシャフト9のカウンタウエイト15に直線を引いた場合に、この直線の向きと、クランクシャフト9の回転方向が一致する。
掃気通路部25は、2本の通路部から構成されている。図4のように、シリンダ5のボア中心線L1よりも右側の通路部が右側掃気通路部25Rであり、シリンダ5のボア中心線L1よりも左側の通路部が左側掃気通路部25Lである。
右側掃気通路部25R及び左側掃気通路部25Lは、図4の紙面奥側から手前側に向かって延びるように形成されている。
掃気は、この掃気通路部25、右側掃気口25bR及び左側掃気口25bLを通じて、シリンダ内空間29に流入する。
なお、本実施形態では、掃気通路部25が左右に1本ずつ設けられた、所謂2流掃気式の2ストロークエンジンに適用した場合を例にとって説明するが、これに限られず、4流式の2ストロークエンジン(掃気通路部が左右に2本ずつ設けられたもの)や、6流式の2ストロークエンジン(掃気通路部が左右に3本ずつ設けられたもの)、その他の2ストロークエンジンにも適用することも可能である。
そのため、図4のように、掃気口25bから流入した掃気は、シリンダ5のボア中心線L1よりも図中上側方向(反排出方向)へ向かう方向成分を有している。すなわち、この掃気口25bから流入した上記掃気は、シリンダ5のボア中心線L1よりも反排出方向側の側面(図4参照)で、かつ、上側の側面(図2参照)に向けて流入することとなり、その後、シリンダ5のボア中心線L1よりも排出方向側の側面(図4中下側の側面)で、かつ、上側の側面(図2参照)に衝突することによって、シリンダ内空間29内を対流する。さらに、この対流した掃気の少なくとも一部は、後述する、壁面27bに沿って下降し、さらに対流することとなる。
その結果、シリンダ内空間29内の燃焼ガスCは、排気口27aの上側の部分から排気Eとしてシリンダ5外に排出される。
そして、ピストン21が下死点位置側へ向けて移動する間に、ある程度、シリンダ内空間29に残留する燃焼ガスCが排気口27aを介して排出される。
その燃焼ガスCの排出によってシリンダ内空間29の圧力が下がった状態で、右側掃気通路部25R(右側掃気口25bR)及び左側掃気通路部25L(左側掃気口25bL)が、シリンダ内空間29に連通する。
この様になっていることによって、前回の燃焼サイクルにおいて燃焼が終わった燃焼ガスCが排気Eとして排気口27aから排出された状態にて、流れS1〜S3の掃気が流入することになるので、より効果的に排気Eを排出することが可能となっている。
この壁面27bは、シリンダ5のボア中心線L1側から見ると壁面27bはY字形状を有する(図5参照)。
つまり、この壁面27bによって、壁面27bの左側方向位置に左側排気口27aLが形成されている。また、この壁面27bによって、壁面27b右側方向位置に右側排気口27aRが形成されている。
なお、本実施形態では、シリンダ5のボア中心線L1側から見た場合の壁面27bの形状をY字状に形成したが、これに限られず、例えば、I字形状等、他の形状に形成することも可能である。
シリンダ内空間29の掃気の大部分は、図2及び図5に示す流れS1のように、シリンダ5の内側面の両側に沿ってそれぞれ上側へ向けて上昇し、その後、シリンダヘッド3の内周面の中央部分で合流して、ピストン21の頂面21aに向かって下降するように流れる。
このように排気口27aの中央部(壁面27b)を通過して、ピストン21の頂面21aに達した掃気は、略球面状のピストン側凹部21bにより、シリンダ5の内側面の反排出方向側へ向けて、良好に案内されるようになっている。それによって、この掃気は、シリンダ空間29内に留まることになり、吹き抜けることがない。
図1〜図3のように、シリンダヘッド3は、その排出方向側に、上側方向へ向けて窪むシリンダ側凹部3bと、シリンダ側凹部3bの外周縁から反排出方向へ向けて延設される平面状のシリンダ側延設面3cとを有している。
図2、図4及び図5のように、ピストン21が下死点位置にある状態では、掃気口25b(右側掃気口25bR及び左側掃気口25bL)が開口されているため、掃気通路部25から燃料及び空気を少なくとも含む掃気が、シリンダヘッド3、シリンダ5及びピストン21によってシリンダ内空間29に流入することとなる。
前述のように、掃気通路部25は、シリンダ5のボア中心線L1の軸方向の成分に延びて、掃気口25bによってシリンダ5に開口しているため、掃気口25bから流入した掃気の大部分(流れS1の掃気)は、上側方向へ向かう角度成分を有している(図2参照)。その結果、ピストン21が下死点位置付近まで移動して掃気口25bのピストン21による閉塞が解除された際に、掃気口25bから流入した掃気(流れS1、S2及びS3)は、主に、図2に示す流れS1のように、シリンダ5のボア中心線L1よりも反排出方向側の側面、かつ、上側の側面に、衝突するように勢いよく流入する。
流れS2の掃気は、前述のように、一旦タンブル流となったもののシリンダヘッド3へ達することなく、排気口27aへ向かうものであるが、このような掃気が、シリンダ5の排出方向側の側面付近に達すると、上記流れS1の掃気に捕捉されることとなる。すなわち、この捕捉された掃気は、その流れが、流れS2から流れS1に変更されるため、上昇過程のピストン側凹部21bの球面形状に沿って、シリンダ5の反排出方向部側の側面に良好に案内されることとなる。また、流れS2の掃気が、流れS1の掃気に捕捉されない場合であっても、図2、図4及び図5のように、流れS2の掃気は、左右対称の掃気口23aから出ているため、シリンダ中心面D、すなわち、掃気口中央部に到達して壁面27bに衝突し、排気口27aから直接吹き抜けるのを防止・抑制することができる。この場合も、上昇過程のピストン側凹部21bの球面形状に沿って、シリンダ5の反排出方向側の側面に良好に案内されることとなる。したがって、流れS2の掃気においても吹き抜けを有効に抑制することが可能となる。
図2及び図4のように、流れS3の掃気は、そのまま排気口27aへ向かって流れることとなる。
図6は、第2の実施形態を説明するための説明図である。
図7は、第3の実施形態を説明するための説明図である。
図8〜図10は、第4の実施形態及びその変形例を説明するための説明図である。
なお、第4の実施形態及びその変形例においても、ピストン側凹部321b(ピストン側凹部321b´及びピストン側凹部321´´)の表面全体は、上記各実施形態と同様に、略球面状に形成されている。
図11及び図12は、第5の実施形態及びその変形例を説明するための説明図である。
なお、第5の実施形態及びその変形例においても、ピストン側凹部421b(ピストン側凹部421b´)の表面全体は、上記各実施形態と同様に、略球面状に形成されている。
図13及び図14は、第6の実施形態及びその変形例を説明するための説明図である。
図15は、第7の実施形態を説明するための説明図である。
本発明の2ストロークエンジン1は、排気を排出することが可能な排気口27aと、排気の排出方向とは略反対方向へ燃料及び空気の掃気を送り込むことが可能な掃気口25bとを有し、略円柱形状に形成されるシリンダ5と、シリンダ5内を上死点と下死点との間で往復移動可能なピストン21と、を備え、ピストン21の頂面21aは、下側方向へ向けて窪む略球面状のピストン側凹部21bを有している。そして、このピストン側凹部21bは、その全体が略球面状に形成され、排出方向側の外周縁から最深部21b−3へ向かう勾配が急な急斜面部21b−1と、反排出方向側の外周縁から前記最深部へ向かう勾配が急斜面部21b−1よりも緩やかな緩斜面部21b−2とを有している。
3 シリンダヘッド
3a 取付孔(取付部)
3b シリンダ側凹部
3c シリンダ側延設面
5 シリンダ
9 クランクシャフト
21 ピストン
21a 頂面
21b ピストン側凹部
21b−1 急斜面部
21b−2 緩斜面部
21b−3 最深部
21c ピストン側延設面
23 吸気通路部
23a 吸気口
25 掃気通路部
25b 掃気口
25bL 左側掃気口
25bR 右側掃気口
27 排気通路部
27a 排気口
27aL 左側排気口
27aR 右側排気口
27b 壁面
29 シリンダ内空間
30 燃焼室
33 点火プラグ
L1 ボア中心線
L2 燃焼室中心線
C シリンダ側凹部中心
D ボア中心面
Claims (9)
- 略円柱形状に形成され、排気を排出することが可能な排気口と、前記排気の排出方向とは略反対の反排出方向へ燃料及び空気を含む掃気を送り込むことが可能な掃気口とを有するシリンダと、
前記シリンダの内部を上死点位置と下死点位置との間で往復移動可能なピストンと、を備え、
前記ピストンの頂面には、その一部を窪ませたピストン側凹部が形成され、
前記ピストン側凹部は、
その全体が略球面状に形成されているとともに、その前記排出方向側の外周縁から最深部へ向かう勾配が前記反排出方向側の外周縁から前記最深部へ向かう勾配よりも急となるように形成され、
その前記排出方向及び反排出方向における幅の1/2以上が前記シリンダのボア中心線よりも前記排気口側で、かつ、前記ボア中心線上に位置するように設けられている
2ストロークエンジン。 - 前記シリンダは、前記ピストンの頂面と対向する対向面部に、前記ピストンが前記上死点位置側へ向けて移動する方向に窪むシリンダ側凹部を有する
請求項1に記載の2ストロークエンジン。 - 前記シリンダ側凹部の外周縁は、前記ピストンが前記上死点位置へ移動したときに前記ピストン側凹部の外周縁と近接する位置に形成されている
請求項2に記載の2ストロークエンジン。 - 前記シリンダ側凹部は、略球面状に形成されている
請求項2又は請求項3に記載の2ストロークエンジン。 - 前記ピストンは、前記頂面に、前記ピストン側凹部の外周縁から前記反排出方向へ延びるピストン側延設面を有し、
前記シリンダは、前記対向面部に、前記シリンダ側凹部の外周縁から前記反排出方向へ延び、前記ピストンが前記上死点位置へ移動したときに前記ピストン側延設面との間に間隙が形成されるように設けられるシリンダ側延設面を有する
請求項2〜請求項4の何れか1項に記載の2ストロークエンジン。 - 前記間隙は、スキッシュ流を生じさせる大きさである
請求項5に記載の2ストロークエンジン。 - 前記シリンダ側凹部には、前記シリンダの外部から点火プラグを取り付けることが可能な取付部が形成されている
請求項2〜請求項6の何れか1項に記載の2ストロークエンジン。 - 前記取付部は、前記シリンダ側凹部の前記排出方向側と前記反排出方向側との間の中心位置よりも前記反排出方向側に形成されている
請求項7に記載の2ストロークエンジン。 - 前記排気口には、前記排気口の幅方向における中央部の少なくとも一部を塞ぐように壁面が形成されている
請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の2ストロークエンジン。
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