JP5889735B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5889735B2
JP5889735B2 JP2012151068A JP2012151068A JP5889735B2 JP 5889735 B2 JP5889735 B2 JP 5889735B2 JP 2012151068 A JP2012151068 A JP 2012151068A JP 2012151068 A JP2012151068 A JP 2012151068A JP 5889735 B2 JP5889735 B2 JP 5889735B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
circuit
path
filter
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012151068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014013525A (ja
Inventor
西本 正輝
正輝 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2012151068A priority Critical patent/JP5889735B2/ja
Priority to US13/919,911 priority patent/US8914561B2/en
Priority to CN201310274723.6A priority patent/CN103533219B/zh
Publication of JP2014013525A publication Critical patent/JP2014013525A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5889735B2 publication Critical patent/JP5889735B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/3243Power saving in microcontroller unit
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

本発明は、所定の処理を実行する複数の機能ブロックを1個の半導体に集積する半導体集積回路技術に関する。
一般にデジタルカメラ等の画像データを取り扱うLSI(半導体集積回路)には、入力された画像(データ)に対し、画像の加工を行うための画像処理回路(データ処理回路)が搭載されており、その画像処理回路の大半は、加算器、乗算器、除算器などの演算器で構成されている(例えば、特許文献1参照)。
この画像処理は、必ずこの処理が施される訳ではなく、場合によっては入力された画像を加工せず、そのまま出力する場合がある。
例えば、動画用フィルタ回路の場合、静止画撮影時は、動画用フィルタを掛けないことが要求される。その場合、着目画素のフィルタ係数を1に、着目画素以外のフィルタ係数を0にすることで、フィルタをOFFすることができ、入力データをそのまま出力することができる。
図1は、従来のフィルタ回路の一実施例を示すブロック図である。
図1において、10は半導体集積回路の中の水平フィルタである。
ここで、水平フィルタ10は、記憶素子101〜105、乗算器111〜115、加算器121〜124で構成されている。
いま、この水平フィルタ10のフィルタ機能をOFFし、入力された画素データT0をそのまま出力するには、注目画素のデータをT8とすると、注目画素のデータT8と乗算する乗算器113のフィルタ係数T3を1に設定し、乗算器113以外のフィルタ係数T1、T2、T4、T5を0に設定する。この係数設定により、乗算器113の出力データT13は、注目画素のデータT8と同じ値になり、乗算器111、112、114、115の出力データT11、T12、T14、T15は0となるので、最終段の加算器124の出力データ(フィルタ出力)T19の値も、注目画素のデータT8と同じ値となり、水平フィルタ10のフィルタ機能はOFF、すなわち、入力データがスルーしてそのまま出力されることになる。
しかしながら、この水平フィルタ10では、入力データの変化によって、フィルタ回路を構成している乗算器や加算器が動作することで、多くの電力消費が発生する。
特開平7−30374号公報
このように、従来のデータ処理回路を備えた半導体集積回路は、入力データの変化によって、データ処理回路を構成している演算器が動作し、電力を消費してしまうという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するために、半導体集積回路の消費電力を抑える技術を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明のデータ処理回路を備えた半導体集積回路は、データ処理回路を備えた半導体集積回路であって、前記データ処理回路でデータ処理を行なう第1の経路と、前記データ処理回路をバイパスする、あるいは簡略化した回路でデータ処理を行なう第2の経路と、前記第1の経路へデータを通過させるか、抑止させるかを決定する第1のデータゲーティング回路と、前記第2の経路へデータを通過させるか、抑止させるかを決定する第2のデータゲーティング回路と、を備え、動作モードに応じて、前記第1のデータゲーティング回路でデータを抑止させるか、前記第2のデータゲーティング回路でデータを抑止させるかを排他的に決定し、データを抑止させた経路へのデータの入力を止めるために、前記第1のデータゲーティング回路と前記第2のデータゲーティング回路は、動作モードに応じた2値で表わされる1つの動作モード信号で、データを通過させるか、抑止させるかが決定され、前記第1のデータゲーティング回路と前記第2のデータゲーティング回路のどちらか一方は、前記動作モード信号を反転させる信号反転回路を備え、他方は信号反転回路を備えていないことを特徴とする。
なお、前記動作モードに応じて、前記第1のデータゲーティング回路でデータを抑止させるか、前記第2のデータゲーティング回路でデータを抑止させるかを排他的に決定し、データを抑止させた経路の回路へのクロックの入力止めることが望ましい。
また、本発明の半導体集積回路は、前記データ処理回路は、複数の記憶素子と複数の演算器から構成されるフィルタ回路であって、前記フィルタ回路の出力タイミングと同じタイミングで、入力されたデータをそのまま出力する遅延回路と、前記フィルタ回路でデータをフィルタ処理する前記第1の経路と、前記フィルタ回路をバイパスして、前記遅延回路でデータをそのまま出力する前記第2の経路と、を備え、前記動作モードにおいて、前記フィルタ回路でデータをフィルタ処理するモードの場合は、前記第1のデータゲーティング回路をデータを通過させるように決定すると共に、前記第2のデータゲーティング回路をデータを抑止させるように決定し、前記フィルタ回路をバイパスするモードの場合は、前記第2のデータゲーティング回路をデータを通過させるように決定すると共に、前記第1のデータゲーティング回路をデータを抑止させるように決定することを特徴とする。
さらに、本発明の半導体集積回路は、前記データ処理回路は除算器であり、前記簡略化した回路はビットシフト回路であって、除数がビットシフトで実行可能かどうか判別する除数判別器と、前記除算器で除算を行なう前記第1の経路と、前記ビットシフト回路で除算を行なう前記第2の経路と、を備え、 前記動作モードにおいて、前記除数判別器で除数がビットシフトで実行できない場合は、前記第1のデータゲーティング回路をデータを通過させるように決定すると共に、前記第2のデータゲーティング回路をデータを抑止させるように決定し、除数がビットシフトで実行可能な場合は、前記第2のデータゲーティング回路をデータを通過させるように決定すると共に、前記第1のデータゲーティング回路をデータを抑止させるように決定することを特徴とする。
本発明の半導体集積回路は、回路のスイッチングアクティビティを下げ、消費電力を抑えることができる。
従来のフィルタ回路の一実施例を示すブロック図である。 本発明によるフィルタ回路のブロック図である。 実施形態1による消費電力削減効果を示すチャートである。 本発明による除算回路のブロック図である。 実施形態2による消費電力削減効果を示すチャートである。
(実施形態1)
以下、本発明をデジタルカメラのフィルタ回路に適用した場合の実施の一形態について図面を参照して説明する。
図2は、本発明の一実施の形態に係るデジタルカメラのフィルタ回路のブロック図である。
図2において、10は入力された画素データT0に対して水平方向にフィルタをかける水平フィルタ、20は水平フィルタ10の出力タイミングと同じタイミングで、入力された画素データT0をそのまま出力する遅延回路、30は水平フィルタ10を使用しない場合、水平フィルタ回路へ入力される画素データT0を0にマスクするマスク回路、40は水平フィルタ10を使用する場合、遅延回路20へ入力される画素データT0を0にマスクするマスク回路、50は本フィルタ回路の最終出力T23が、水平フィルタ10の出力T19か、遅延回路20の出力T22かを選択する選択回路である。
ここで、水平フィルタ10は、ラスタスキャンで入力される画素データT0を遅延させて、水平方向に複数の画素データを記憶させる記憶素子101〜105と、画素の位置によって決定されるフィルタ係数T1〜T5と画素データT6〜T10を乗算する乗算器111〜115と、全ての乗算結果T11〜T15を加算する加算器121〜124で構成されている。また、遅延回路20は、フィルタ回路10の出力タイミングと同じタイミングで、入力された画素データT0をそのまま出力するための、記憶素子201〜203で構成されている。
以下、図2に基づいて本発明の実施例を具体的に説明する。
先ず、本フィルタ回路において、フィルタを適用する場合の動作について説明する。
入力される画素データT0はラスタスキャンで、1サイクルに1画素分のデータが入力される。入力された画素データT0は、フィルタON信号T24が1(フィルタ機能ON)なので、マスク回路30ではマスクされず、水平フィルタ10に入力される。水平フィルタ10では、記憶素子101〜105で、水平5画素分のデータを蓄積する。蓄積された水平5画素分のデータT6〜T10は、蓄積された画素の位置によって決定されるフィルタ係数T1〜T5と、乗算器11〜115により乗算され、その乗算結果T11〜T15は、後段の加算器121〜124で全て加算され、フィルタ処理されたデータT19として、水平フィルタ10から出力される。
この、マスク回路30、水平フィルタ10を経由する経路を第1の経路(図示しない、P1)とする。
一方、遅延回路20は、フィルタON信号T24が1(フィルタ機能ON)なので、画素データT0はマスク回路40でマスクされ、出力データT22は0となっている。
この、マスク回路40、遅延回路20を経由する経路を第2の経路(図示しない、P2)とする。
そして、選択回路50は、フィルタON信号T24が1(フィルタ機能ON)なので、水平フィルタ10の出力T19を選択し、本フィルタ回路の最終出力T23は、フィルタ処理された画素データとして出力される。
次に、本フィルタ回路において、フィルタを適用しない(入力データをそのままスルーして出力する)場合の動作について説明する。
フィルタ機能ONの場合と同様、入力される画素データT0はラスタスキャンで、1サイクルに1画素分のデータが入力される。入力された画素データT0は、フィルタON信号T24が0(フィルタ機能OFF)なので、第2の経路P2のマスク回路40ではマスクされず、遅延回路20に入力される。遅延回路20は、フィルタ回路10の出力タイミングと同じタイミングで、入力された画素データT0をそのまま出力するための、記憶素子201〜203で構成されているので、本実施例においては、出力データT22の値は、入力された画素データT0の内容はそのままで、3クロック分遅延したデータとなって出力される。
一方、水平フィルタ10は、フィルタON信号T24が0(フィルタ機能OFF)なので、第1の経路P1では画素データT0はマスク回路30でマスクされ、出力データT19は0となっている。また、水平フィルタ10の入力データは0に固定されている、すなわち入力データの変化が無いため、水平フィルタ10を構成する乗算器111〜115、加算器121〜124は動作せず、水平フィルタ10の消費電力は大幅に低減する。
そして、選択回路50は、フィルタON信号T24が0(フィルタ機能OFF)なので、遅延回路20の出力T22を選択し、本フィルタ回路の最終出力T23は、入力された画素データをそのままスルーした画素データとして出力される。
このように本発明による半導体集積回路は、フィルタ処理を行なう水平フィルタ10を備えた第1の経路P1と、入力画素データをそのままスルーして出力する遅延回路20を備えた第2の経路P2の2系統の経路を備え、フィルタを適用する場合と適用しない場合で、第1の経路P1と第2の経路P2とを排他的に選択し、動作させない回路の入力をマスクすることで、回路の動作を止めることを特徴としている。
また、本実施例では、動作させない回路に入力される画素データを0にマスクしたが、水平フィルタ10、遅延回路20を駆動するクロックT25を止めることでも、同様の消費電力削減効果を得ることが可能である。
なお、各回路の構成は、前記実施形態1に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。
図3は、実施形態1による消費電力削減効果を示すチャートである。
図3のFLTは、入力された画素データにフィルタを適用しない(入力データをそのままスルーして出力する)場合、従来技術のように、フィルタ回路の中の着目画素のフィルタ係数を1に、着目画素以外のフィルタ係数を0にすることにより、入力データをそのままスルーして出力した時の消費電力である。また、図3のFLT_Low_Powerは、本発明の実施形態1で説明したように、フィルタ回路の動作を止めて、遅延回路で出力タイミングを合わせて、入力データをスルー出力する場合の消費電力である。
図3で示すように、FLT_Low_Powerは、FLTに比べて、消費電力が約半分に抑えられているのがわかる。
(実施形態2)
以下、本発明をデジタルカメラの除算回路に適用した場合の実施の一形態について図面を参照して説明する。
デジタルカメラでは、画像を縮小する処理が必ず必要で、その縮小処理には、一般的に除算器が用いられる。この縮小処理における画像の縮小率は、動画と静止画で異なっており、動画の場合は、イメージセンサデバイスから入力される画像サイズが、規格化されたサイズ(VGA等)が大部分のため、縮小率は÷2、÷4、÷8、というようなビットシフトで実現できる場合が多い。一方、静止画の場合は、イメージセンサデバイスから入力される画像サイズが、規格化されたサイズではないため、ビットシフトでは実現できない縮小率であることがほとんどである。
図4は、前記のようなデジタルカメラの特徴に鑑みた、本発明の一実施の形態に係るデジタルカメラの除算回路のブロック図である。
図4において、60は半導体集積回路の中の除算回路である。
ここで、除算回路60は、除算器601、ビットシフト回路602、除数S1がビットシフトで実現できるか判断し、そのビットシフト量S2を求める除数判断回路603、除数S1がビットシフトで実現できる場合、除算器601へ入力される被除数S0を0にマスクするマスク回路604、除数S1がビットシフトで実現できない場合、ビットシフト回路602へ入力される被除数S0を0にマスクするマスク回路605、本除算回路60から出力される商S6が、除算器601の出力S5か、ビットシフト回路602の出力S4かを選択する選択回路606で構成されている。
以下、図4に基づいて本発明の実施例を具体的に説明する。
先ず、本除算回路において、除算の除数がビットシフトで実現できない場合の動作について説明する。
被除数S0はマスク回路604、605へ入力される。また、除数S1は除算器601と除数判断回路603へ入力される。除数判断回路603は、入力された除数S1が、2、4、8、というような、除算がビットシフトで実現が可能かどうか判断し、入力された除数S1がビットシフトで実現できないため、除算器ON信号S3を1(ビットシフト不可)で出力する。マスク回路604へ入力された被除数S0は、除算器ON信号S3が1(ビットシフト不可)なので、マスク回路604ではマスクされず、除算器601へ入力される。さらに、除算器601には、除数S1が入力されているので、除算器601は、被除数S0を除数S1で除算して、除算結果S4を出力する。
この、マスク回路604、除算器601を経由する経路を第1の経路(図示しない、P1´)とする。
一方、マスク回路605へ入力された被除数S0は、除算器ON信号S3が1(ビットシフト不可)なので、マスク回路605でマスクされ、ビットシフト回路602の出力データS5は0となっている。
この、マスク回路605、ビットシフト回路602を経由する経路を第2の経路(図示しない、P2´)とする。
そして、選択回路606は、除算器ON信号S3が1(ビットシフト不可)なので、除算器601の出力S4を選択し、本除算回路の商S6は、除算回路601により得られた除算結果として出力される。
次に、本除算回路において、除算の除数がビットシフトで実現可能な場合の動作について説明する。
被除数S0はマスク回路604、605へ入力される。また、除数S1は除算器601と除数判断回路603へ入力される。除数判断回路603は、入力された除数S1が、2、4、8、というような、除算がビットシフトで実現が可能かどうか判断し、除算がビットシフトで実現可能なため、除算器ON信号S3を0(ビットシフト可能)で出力する。また、入力された除数S1に対応するビットシフト量S2を出力する。このビットシフト量S2は、例えば、除数S1が2の場合は1、除数S1が4の場合は2、除数S1が8の場合は3、・・・という値となる。第1の経路P1´のマスク回路604へ入力された被除数S0は、除算器ON信号S3が0(ビットシフト可能)なので、マスク回路604でマスクされ、除算器601の出力データS4は0となっている。
一方、第1の経路P2´のマスク回路605へ入力された被除数S0は、除算器ON信号S3が0(ビットシフト可能)なので、マスク回路605ではマスクされず、ビットシフト回路602に入力される。さらに、ビットシフト回路602には、除数判断回路603からビットシフト量S2が入力されているので、ビットシフト回路602は、被除数S0をビットシフト量S2だけビットシフトして、除算結果S5を出力する。
そして、選択回路606は、除算器ON信号S3が0(ビットシフト可能)なので、ビットシフト回路602の出力S5を選択し、本除算回路の商S6は、ビットシフトにより得られた除算結果として出力される。
このように本発明による半導体集積回路は、除算器601を備えた第1の経路P1´と、ビットシフト回路602を備えた第2の経路P2´の2系統の経路を備え、除算の除数がビットシフトで実現可能な場合と、実現できない場合で、第1の経路P1´と第2の経路P2´とを排他的に選択し、動作させない回路の入力をマスクすることで、回路の動作を止めることを特徴としている。
なお、各回路の構成は、前記実施形態2に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。
図5は、実施形態2による消費電力削減効果を示すチャートである。
図5のDIVは、除算を行なう場合、従来技術のように、除数が、2、4、8、というような、除算がビットシフトで実現可能な演算を、除算器を使って演算した時の消費電力である。また、図5のDIV_Low_Powerは、除算をビットシフト回路で実行した場合の消費電力である。
図5で示すように、DIV_Low_Powerは、DIVに比べて、消費電力が1/10以下に抑えられているのがわかる。
前記実施形態1、2で説明したように、本発明の半導体集積回路は、データ処理回路でデータ処理を行なう第1の経路P1(P1´)と、データ処理回路をバイパスする、あるいは簡略化した回路でデータ処理を行なう第2の経路P2(P2´)と、を備え、動作モードに応じて、第1の経路P1(P1´)と第2の経路P2(P2´)を排他的に選択し、選択されない経路の回路へのデータの入力を止めるようにした。
そして、このように構成された本発明の半導体集積回路は、データ処理回路をバイパスする、あるいは簡略化した回路でデータ処理を行なうことができる場合は、データ処理回路の動作を止めることができるので、回路全体のスイッチングアクティビティを下げ、消費電力を大幅に抑えることができる。
以下に、本出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
<付記>
[請求項1]
データ処理回路を備え、前記データ処理回路でデータ処理を行なうか、前記データ処理回路をバイパスする、あるいは簡略化した回路でデータ処理を行なうかの動作モードを有する半導体集積回路において、
前記データ処理回路でデータ処理を行なう第1の経路と、
前記データ処理回路をバイパスする、あるいは簡略化した回路でデータ処理を行なう第2の経路と、を備え、
前記動作モードに応じて、前記第1の経路と前記第2の経路を排他的に選択し、選択されない経路の回路へのデータの入力を止めることを特徴とする半導体集積回路。
[請求項2]
前記動作モードに応じて、前記第1の経路と前記第2の経路を排他的に選択し、選択されない経路の回路へのクロックの入力を止めることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
[請求項3]
請求項1記載の半導体集積回路であって、
複数の記憶素子と複数の演算器から構成されるフィルタ回路と、
前記フィルタ回路の出力タイミングと同じタイミングで、入力されたデータをそのまま出力する遅延回路と、を備え、
前記フィルタ回路でデータをフィルタ処理するか、前記フィルタ回路をバイパスして、前記遅延回路でデータをそのまま出力するかの動作モードを有する半導体集積回路において、
前記フィルタ回路でデータをフィルタ処理する第1の経路と、
前記フィルタ回路をバイパスして、前記遅延回路でデータをそのまま出力する第2の経路と、を備え、
前記動作モードにおいて、前記フィルタ回路でデータをフィルタ処理するモードの場合は、前記第1の経路を選択すると共に、前記第2の経路へのデータの入力を止め、前記フィルタ回路をバイパスするモードの場合は、前記第2の経路を選択すると共に、前記第1の経路へのデータの入力を止めることを特徴とする半導体集積回路。
[請求項4]
請求項1記載の半導体集積回路であって、
除算器と、
ビットシフト回路と、
除数がビットシフトで実行可能かどうか判別する除数判別器と、を備えた半導体集積回路において、
前記除算器で除算を行なう第1の経路と、
前記ビットシフト回路で除算を行なう第2の経路と、を備え、
前記除数判別器で除数がビットシフトで実行できない場合は、前記第1の経路を選択すると共に、前記第2の経路へのデータの入力を止め、除数がビットシフトで実行可能な場合は、前記第2の経路を選択すると共に、前記第1の経路へのデータの入力を止めることを特徴とする半導体集積回路。
10 水平フィルタ
101 記憶素子
102 記憶素子
103 記憶素子
104 記憶素子
105 記憶素子
111 乗算器
112 乗算器
113 乗算器
114 乗算器
115 乗算器
121 加算器
122 加算器
123 加算器
124 加算器
20 遅延回路
201 記憶素子
202 記憶素子
203 記憶素子
30 マスク回路
40 マスク回路
50 選択回路
60 除算回路
601 除算器
602 ビットシフト回路
603 除数判別回路
604 マスク回路
605 マスク回路
606 選択回路
T0 画素データ
T1 フィルタ係数
T2 フィルタ係数
T3 フィルタ係数
T4 フィルタ係数
T5 フィルタ係数
T6 画素データ
T7 画素データ
T8 画素データ
T9 画素データ
T10 画素データ
T11 乗算結果
T12 乗算結果
T13 乗算結果
T14 乗算結果
T15 乗算結果
T16 加算結果
T17 加算結果
T18 加算結果
T19 フィルタ出力
T20 画素データ
T21 画素データ
T22 画素データ
T23 最終出力
T24 フィルタON信号
T25 クロック
S0 被除数
S1 除数
S2 ビットシフト量
S3 除算器ON信号
S4 除算結果
S5 除算結果
S6 商

Claims (4)

  1. データ処理回路を備えた半導体集積回路であって、
    前記データ処理回路でデータ処理を行なう第1の経路と、
    前記データ処理回路をバイパスする、あるいは簡略化した回路でデータ処理を行なう第2の経路と、
    前記第1の経路へデータを通過させるか、抑止させるかを決定する第1のデータゲーティング回路と、
    前記第2の経路へデータを通過させるか、抑止させるかを決定する第2のデータゲーティング回路と、を備え、
    動作モードに応じて、前記第1のデータゲーティング回路でデータを抑止させるか、前記第2のデータゲーティング回路でデータを抑止させるかを排他的に決定し、データを抑止させた経路へのデータの入力を止めるために、前記第1のデータゲーティング回路と前記第2のデータゲーティング回路は、動作モードに応じた2値で表わされる1つの動作モード信号で、データを通過させるか、抑止させるかが決定され、前記第1のデータゲーティング回路と前記第2のデータゲーティング回路のどちらか一方は、前記動作モード信号を反転させる信号反転回路を備え、他方は信号反転回路を備えていないことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記動作モードに応じて、前記第1のデータゲーティング回路でデータを抑止させるか、前記第2のデータゲーティング回路でデータを抑止させるかを排他的に決定し、データを抑止させた経路の回路へのクロックの入力も止めることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 前記データ処理回路は、複数の記憶素子と複数の演算器から構成されるフィルタ回路であって、
    前記フィルタ回路の出力タイミングと同じタイミングで、入力されたデータをそのまま出力する遅延回路と、
    前記フィルタ回路でデータをフィルタ処理する前記第1の経路と、
    前記フィルタ回路をバイパスして、前記遅延回路でデータをそのまま出力する前記第2の経路と、を備え、
    前記動作モードにおいて、前記フィルタ回路でデータをフィルタ処理するモードの場合は、前記第1のデータゲーティング回路をデータを通過させるように決定すると共に、前記第2のデータゲーティング回路をデータを抑止させるように決定し、前記フィルタ回路をバイパスするモードの場合は、前記第2のデータゲーティング回路をデータを通過させるように決定すると共に、前記第1のデータゲーティング回路をデータを抑止させるように決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記データ処理回路は除算器であり、前記簡略化した回路はビットシフト回路であって、
    除数がビットシフトで実行可能かどうか判別する除数判別器と、
    前記除算器で除算を行なう前記第1の経路と、
    前記ビットシフト回路で除算を行なう前記第2の経路と、を備え、
    前記動作モードにおいて、前記除数判別器で除数がビットシフトで実行できない場合は、前記第1のデータゲーティング回路をデータを通過させるように決定すると共に、前記第2のデータゲーティング回路をデータを抑止させるように決定し、除数がビットシフトで実行可能な場合は、前記第2のデータゲーティング回路をデータを通過させるように決定すると共に、前記第1のデータゲーティング回路をデータを抑止させるように決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路。
JP2012151068A 2012-07-05 2012-07-05 半導体集積回路 Expired - Fee Related JP5889735B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012151068A JP5889735B2 (ja) 2012-07-05 2012-07-05 半導体集積回路
US13/919,911 US8914561B2 (en) 2012-07-05 2013-06-17 Semiconductor integrated circuit
CN201310274723.6A CN103533219B (zh) 2012-07-05 2013-07-02 半导体集成电路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012151068A JP5889735B2 (ja) 2012-07-05 2012-07-05 半導体集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014013525A JP2014013525A (ja) 2014-01-23
JP5889735B2 true JP5889735B2 (ja) 2016-03-22

Family

ID=49879452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012151068A Expired - Fee Related JP5889735B2 (ja) 2012-07-05 2012-07-05 半導体集積回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8914561B2 (ja)
JP (1) JP5889735B2 (ja)
CN (1) CN103533219B (ja)

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03270377A (ja) * 1990-03-19 1991-12-02 Fujitsu Ltd 画像データ符号化装置及び画像データ復号化装置
JPH0730374A (ja) 1993-07-13 1995-01-31 Reader Denshi Kk 遅延機能付きのデジタルフィルタ
JP3286120B2 (ja) * 1995-06-29 2002-05-27 沖電気工業株式会社 ノイズ除去回路
JPH10178560A (ja) * 1996-12-17 1998-06-30 Oki Electric Ind Co Ltd ノイズ除去回路
JP4179701B2 (ja) * 1999-04-28 2008-11-12 オリンパス株式会社 画像処理装置
JP3995131B2 (ja) * 1999-05-11 2007-10-24 シャープ株式会社 データ出力回路
US6847071B2 (en) * 2001-06-06 2005-01-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device
JP2003198393A (ja) * 2001-12-26 2003-07-11 Niigata Seimitsu Kk ノイズ除去回路
JP2004153303A (ja) 2002-10-28 2004-05-27 Sony Corp デジタルフィルタ装置および方法、並びに映像信号処理装置および方法
JP2006260140A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Fujitsu Ltd データ処理システム
WO2007010753A1 (ja) * 2005-07-15 2007-01-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 撮像データ処理装置、撮像データ処理方法および撮像素子
JP2008017390A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Seiko Epson Corp アナログ−デジタル変換器の出力検査方法及び集積回路装置
JP4999632B2 (ja) * 2007-10-12 2012-08-15 オンセミコンダクター・トレーディング・リミテッド 半導体集積回路
JP4533447B2 (ja) * 2008-06-30 2010-09-01 オリンパス株式会社 画像処理装置
JP2010049350A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Sharp Corp 画像処理回路
JP2010130412A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Renesas Technology Corp 半導体集積回路
JP5573476B2 (ja) * 2010-08-09 2014-08-20 日本電気株式会社 被制御装置、被制御方法、制御装置、及び、制御システム
US9020418B2 (en) * 2012-02-29 2015-04-28 Fairchild Semiconductor Corporation Methods and apparatus related to a repeater

Also Published As

Publication number Publication date
US20140013133A1 (en) 2014-01-09
CN103533219B (zh) 2017-06-16
CN103533219A (zh) 2014-01-22
US8914561B2 (en) 2014-12-16
JP2014013525A (ja) 2014-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6507271B2 (ja) Cnn処理方法およびデバイス
CN108961170B (zh) 图像处理方法、装置和系统
JP2006121680A (ja) 適応等化器及び等化方法
US11372804B2 (en) System and method of loading and replication of sub-vector values
US9552328B2 (en) Reconfigurable integrated circuit device
US20200319852A1 (en) Processing apparatus, method of controlling the same, and non-transitory computer readable storage medium
JP5889735B2 (ja) 半導体集積回路
JP6737869B2 (ja) スライディングウィンドウ演算
CN108475188A (zh) 数据处理方法和设备
JP2006527868A (ja) Simdデータ処理システムにおける結果区分化
JP2013239120A (ja) 画像処理装置
US9893714B2 (en) Configurable FIR filter with segmented cells
US20140237216A1 (en) Microprocessor
US20160132295A1 (en) Efficient implementation of a multiplier/accumulator with load
US20220092731A1 (en) Downscaler and Method of Downscaling
US20220067891A1 (en) Dynamic allocation of dynamic bins for variable dynamic range image content
JP7242235B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
Büyükmıhçı et al. Output domain downscaler
Hwang et al. Design of SIMT Architecture-based Reconfigurable Image Signal Processor
WO2021035715A1 (zh) 数据处理方法和装置
US9798305B2 (en) Calculation device
JP6089949B2 (ja) Simd型プロセッサ
GB2598917A (en) Downscaler and method of downscaling
Nistchala et al. Optimization of Latency for Color Interpolation Processor
Chang et al. A configurable architecture for fast moments computation

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131101

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150226

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150406

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20150612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5889735

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees