JP5889075B2 - 潤滑油供給システムおよび仮設給油ポンプ - Google Patents

潤滑油供給システムおよび仮設給油ポンプ Download PDF

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Description

この発明は、潤滑油供給システムおよび仮設給油ポンプに関し、さらに詳しくは、非常用タービンあるいは非常用給水ポンプの起動時の信頼性を向上できる潤滑油供給システムおよび仮設給油ポンプに関する。
従来の原子力発電プラントは、災害発生時などの非常時にて蒸気発生器に対して冷却水を継続的に供給するために、非常用給水システムを備えている。この非常用給水システムは、蒸気発生器の蒸気により動作する非常用タービンと、この非常用タービンにより駆動されて蒸気発生器に冷却水を供給する非常用給水ポンプとを備えている。
また、従来の原子力発電プラントは、非常用タービンおよび非常用給水ポンプの摺動部に起動用の潤滑油を供給するために、潤滑油供給システムを備えている。この潤滑油供給システムは、常設された主給油ポンプを有し、この主給油ポンプにより潤滑油を非常用タービンの摺動部および非常用給水ポンプの摺動部にそれぞれ供給している。
かかる構成を有する従来の潤滑油供給システムとして、特許文献1に記載される技術が知られている。
特開平06−194486号公報
この発明は、非常用タービンあるいは非常用給水ポンプの起動時の信頼性を向上できる潤滑油供給システムおよび仮設給油ポンプを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかる潤滑油供給システムは、蒸気発生器の蒸気により動作する非常用タービンの摺動部および前記非常用タービンにより駆動されて前記蒸気発生器に冷却水を供給する非常用給水ポンプの摺動部の少なくとも一方に潤滑油を供給する潤滑油供給システムであって、常設された油タンクと、常設されて前記摺動部に前記油タンクの潤滑油を供給する主給油ポンプと、前記油タンクに対して着脱可能に接続する第一接続部および前記摺動部に対して開閉弁を介して着脱可能に接続する第二接続部を有すると共に、前記第一接続部および前記第二接続部を介して前記油タンクおよび前記摺動部にそれぞれ接続して前記油タンクの潤滑油を前記摺動部に供給する仮設給油ポンプとを備えることを特徴とする。
また、この発明にかかる仮設給油ポンプは、常設された油タンクに対して着脱可能に接続する第一接続部と、蒸気発生器の蒸気により動作する非常用タービンの摺動部および前記非常用タービンにより駆動されて前記蒸気発生器に冷却水を供給する非常用給水ポンプの摺動部の少なくとも一方に対して開閉弁を介して着脱可能に接続する第二接続部とを備え、且つ、前記第一接続部および前記第二接続部を介して前記油タンクおよび前記摺動部にそれぞれ接続して前記油タンクの潤滑油を前記摺動部に供給することを特徴とする。
この発明にかかる潤滑油供給システムおよび仮設給油ポンプでは、仮設給油ポンプが摺動部に対して着脱可能に接続されるので、例えば、震災などの影響により主給油ポンプが使用不能となったときに、仮設給油ポンプを応急的に追加して設置できる。これにより、摺動部への潤滑油の供給を適正に実施できるので、非常用タービンあるいは非常用給水ポンプの起動時の信頼性を向上できる利点がある。
図1は、蒸気発生器の非常用給水システムを示す構成図である。 図2は、この発明の実施の形態にかかる潤滑油供給システムを示す説明図である。 図3は、図2に記載した潤滑油供給システムの作用を示すフローチャートである。 図4は、図2に記載した潤滑油供給システムを示す説明図である。 図5は、図2に記載した潤滑油供給システムを示す説明図である。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
[蒸気発生器の非常用給水システム]
図1は、蒸気発生器110の非常用給水システム10を示す構成図である。同図は、非常用給水システム10が、原子力発電プラント100の蒸気発生器110に適用される場合を示している。
原子力発電プラント100の通常運転時には、PWR(Pressurized Water Reactor)、BWR(Boiling Water Reactor)などの原子炉(図示省略)にて、核分裂反応により熱エネルギーが発生する(図1参照)。また、蒸気発生器110が、この原子炉からの熱エネルギーにより冷却水を加熱して蒸気を発生させる。また、冷却水が、給水ポンプ120から給水管130を介して蒸気発生器110に供給される。この給水ポンプ120は、外部の交流電源から電力供給を受けて稼動する。また、蒸気発生器110からの蒸気が主蒸気管140を介して主タービン(図示省略)に供給されて、主タービンが駆動される。そして、この主タービンにより発電機(図示省略)が駆動されて、発電が行われる。
ここで、震災発生時などの非常時には、給水ポンプ120が電源喪失などの影響により停止する場合がある。かかる場合においても、原子炉からの熱エネルギーが蒸気発生器110に供給されるため、蒸気発生器110に対して冷却水を継続的に供給する必要がある。このため、原子力発電プラント100は、給水ポンプ120とは別に、以下のような非常用給水システム10を備える。
非常用給水システム10は、給水ポンプ120の停止時にて蒸気発生器110に対して冷却水を供給するための補助給水系統を構成する。この非常用給水システム10は、非常用タービン11と、非常用給水ポンプ(タービン動補助給水ポンプ)12とを備える(図1参照)。
非常用タービン11は、主タービンよりも小型な蒸気タービンであり、蒸気発生器110からの蒸気により駆動される。この非常用タービン11は、主蒸気管140から分岐した非常用蒸気管13を介して蒸気発生器110に接続される。この非常用蒸気管13は、一対の開閉弁15、16により開閉される。また、非常用タービン11は、排気管18を介して排気する。
非常用給水ポンプ12は、非常用タービン11により駆動されて、冷却水を蒸気発生器110に供給するポンプである。この非常用給水ポンプ12は、回転軸17を介して非常用タービン11に連結される。また、非常用給水ポンプ12は、非常用給水管14を介して蒸気発生器110に接続される。
原子力発電プラント100の通常運転時には、一対の開閉弁15、16が閉止されて、非常用蒸気管13が封止される。このため、蒸気発生器110から非常用タービン11への蒸気の供給が遮断されて、非常用タービン11および非常用給水ポンプ12が停止状態にある。
一方、非常時にて給水ポンプ120が停止すると、一対の開閉弁15、16が開放されて、非常用蒸気管13が開通する。すると、蒸気発生器110からの蒸気の一部が主蒸気管140から非常用蒸気管13を介して非常用タービン11に供給されて、非常用タービン11が駆動される。すると、非常用給水ポンプ12が、非常用タービン11により駆動されて、冷却水を非常用給水管14を介して蒸気発生器110に供給する。これにより、給水ポンプ120が停止した場合にも、蒸気発生器110における冷却水の枯渇が防止される。
[潤滑油供給システム]
図2は、この発明の実施の形態にかかる潤滑油供給システム1を示す説明図である。同図は、潤滑油供給システム1が、図1に記載した非常用給水システム10の非常用タービン11および非常用給水ポンプ12に適用される場合を示している。
潤滑油供給システム1は、非常用タービン11および非常用給水ポンプ12に対して起動用の潤滑油を供給するシステムである(図2参照)。この潤滑油供給システム1は、常設されている常設給油系統2と、常設給油系統2が失陥したときに追加的に設置される仮設給油系統3との二系統を備える。
常設給油系統2は、油タンク4から非常用タービン11の摺動部および非常用給水ポンプ12の摺動部に至る第一の給油系統を構成する。この常設給油系統2は、主給油ポンプ21および予備給油ポンプ22と、直流電源23とを有する。主給油ポンプ21および予備給油ポンプ22は、油タンク4に貯留された潤滑油を汲み上げる電動ポンプであり、直流電源23から電力供給を受けて駆動される。また、主給油ポンプ21および予備給油ポンプ22は、ドレン配管24を介して非常用タービン11および非常用給水ポンプ12の各摺動部にそれぞれ接続される。また、予備給油ポンプ22は、主給油ポンプ21が失陥した場合の予備として用いられる。また、直流電源23は、非常用電源であり、例えば、非常用給水システム10の給水ポンプ120を駆動するための交流電源に対して独立して設置される。
この常設給油系統2では、主給油ポンプ21が、油タンク4の潤滑油をドレン配管24を介して非常用タービン11および非常用給水ポンプ12の各摺動部にそれぞれ供給する。同様に、予備給油ポンプ22が、油タンク4の潤滑油をドレン配管24を介して非常用タービン11および非常用給水ポンプ12の各摺動部にそれぞれ供給できる。なお、主給油ポンプ21と予備給油ポンプ22との使い分けについては後述する。
仮設給油系統3は、油タンク4から非常用タービン11の摺動部および非常用給水ポンプ12の摺動部に至る第二の給油系統を構成する。この仮設給油系統3は、仮設給油ポンプ31と、ストレーナ32とを有する。仮設給油ポンプ31は、手動により稼動する手動ポンプあるいは携帯移動可能なバッテリ(図示省略)から電力供給を受けて稼動する電動ポンプである。この仮設給油ポンプ31は、常設給油系統2の主給油ポンプ21および予備給油ポンプ22と比較して、小容量かつ小型であり、任意の場所に移動して設置できる。ストレーナ32は、潤滑油から異物を除去する機器であり、任意の場所に移動して設置できる。
また、仮設給油ポンプ31は、フレキシブルチューブ34を介して常設給油系統2の油タンク4に着脱可能に接続される。また、仮設給油ポンプ31の吐出側に、ストレーナ32および開閉弁33が直列かつ着脱可能に接続される。また、仮設給油ポンプ31、ストレーナ32および開閉弁33が、フレキシブルチューブ34および分岐器35を介して、非常用タービン11および非常用給水ポンプ12の各摺動部に着脱可能にそれぞれ接続される。したがって、仮設給油系統3では、各構成要素が、移動可能であり、相互に着脱可能に接続されて配置される。なお、フレキシブルチューブ34は、柔軟に変形可能なチューブであり、例えば、ステンレス鋼製のフレキシブルチューブから成る。
この仮設給油系統3では、仮設給油ポンプ31が、油タンク4の潤滑油をストレーナ32およびフレキシブルチューブ34を介して非常用タービン11および非常用給水ポンプ12の各摺動部にそれぞれ供給する。なお、常設給油系統2と、仮設給油系統3との使い分けについては後述する。
図3は、図2に記載した潤滑油供給システム1の作用を示すフローチャートである。
非常時にて原子力発電プラント100の給水ポンプ120が停止した場合には、上記のように、非常用給水システム10が稼動して蒸気発生器110に冷却水を供給する(図1参照)。このとき、非常用給水システム10の非常用タービン11の摺動部および非常用給水ポンプ12の摺動部に対して起動用の潤滑油を供給する必要がある(図2参照)。例えば、図2の構成では、起動用の潤滑油が、非常用タービン11と非常用給水ポンプ12とを連結する回転軸17のラジアル軸受111、112、121、122、および、非常用給水ポンプ12のスラスト軸受123に対してそれぞれ供給される。
具体的には、非常用タービン11および非常用給水ポンプ12の起動時にて、以下のように、潤滑油が各摺動部に供給される(図3参照)。
まず、初期状態である通常運転時には、非常用給水システム10(図1参照)の開閉弁15、16が閉止されている。このため、非常用タービン11への蒸気の供給が遮断されて、非常用タービン11および非常用給水ポンプ12が停止状態にある。また、潤滑油供給システム1として、常設給油系統2のみが設置されており、仮設給油系統3は設置されていない。
また、既存の原子力発電プラント100では、監視員が、中央制御室にある中央制御盤の表示結果に基づいて原子力発電プラント100の各種の情報、例えば、後述する給水ポンプ120や常設給油系統2に関する情報(ステップST01〜ST04)、潤滑油供給量に関する情報(ステップST09)などを容易に取得できる。一方で、例えば、震災等の影響により原子力発電プラント100の全電源が喪失した場合などには、監視員が、目視点検により各種情報を取得し、あるいは、周辺状況から各種情報を推定して、各判定を行う。
ステップST01では、原子力発電プラント100の給水ポンプ120(図1参照)が停止しているか否かが判定される。原子力発電プラント100の稼働時にて給水ポンプ120が停止している場合には、蒸気発生器110における冷却水の枯渇を防止するために、蒸気発生器110に対して冷却水を供給する必要がある。このステップST01にて、肯定判定が行われた場合には、ステップST02に進み、否定判定が行われた場合には、処理が終了される。
ステップST02では、常設給油系統2(図2参照)の直流電源23が使用可能か否かの判定が行われる。直流電源23が使用不能である場合として、例えば、震災等の影響により、直流電源23が浸水している場合などが想定される。このステップST02にて、肯定判定が行われた場合には、ステップST03に進み、否定判定が行われた場合には、ステップST07に進む。
ステップST03では、常設給油系統2の主給油ポンプ21が使用可能か否かの判定が行われる。主給油ポンプ21が使用不能である場合として、例えば、震災等の影響により、主給油ポンプ21が破損している場合などが想定される。このステップST03にて、肯定判定が行われた場合には、ステップST05に進み、否定判定が行われた場合には、ステップST04に進む。
ステップST04では、常設給油系統2の予備給油ポンプ22が使用可能か否かの判定が行われる。予備給油ポンプ22が使用不能である場合として、例えば、震災等の影響により、予備給油ポンプ22が破損している場合や直流電源23が浸水している場合などが想定される。このステップST04にて、肯定判定が行われた場合には、ステップST06に進み、否定判定が行われた場合には、ステップST07に進む。
ステップST05では、常設給油系統2の主給油ポンプ21が用いられて、潤滑油が非常用タービン11の摺動部および非常用給水ポンプ12の摺動部にそれぞれ供給される。すなわち、常設給油系統2の直流電源23が使用可能であり(ステップST02の肯定判定)、主給油ポンプ21が使用可能である場合(ステップST03の肯定判定)には、主給油ポンプ21が優先的に用いられて潤滑油の供給が行われる。このステップST05の後に、ステップST09に進む。
ステップST06では、常設給油系統2の予備給油ポンプ22が用いられて、潤滑油が非常用タービン11および非常用給水ポンプ12の各摺動部にそれぞれ供給される。すなわち、常設給油系統2の直流電源23が使用可能であり(ステップST02の肯定判定)、主給油ポンプ21が使用不能であり(ステップST05の否定判定)、予備給油ポンプ22が使用可能である場合(ステップST04の肯定判定)には、主給油ポンプ21に代えて予備給油ポンプ22が用いられて潤滑油の供給が行われる。このステップST06の後に、ステップST09に進む。
ステップST07では、仮設給油系統3が設置される(図2参照)。仮設給油系統3は、常設されている常設給油系統2が使用できない場合に(ステップST02の否定判定あるいはステップST04の否定判定)、応急的に設置されて使用される。具体的には、仮設給油系統3を構成する仮設給油ポンプ31(必要に応じて、仮設給油ポンプ31を駆動するためのバッテリ)、ストレーナ32、開閉弁33、フレキシブルチューブ34および分岐器35が、現場に搬入されて設置される。このステップST07の後に、ステップST08に進む。
ステップST08では、仮設給油系統3の仮設給油ポンプ31が用いられて、潤滑油が非常用タービン11の摺動部および非常用給水ポンプ12の摺動部にそれぞれ供給される。このとき、仮設給油ポンプ31が手動式である場合には、作業員が現場で仮設給油ポンプ31を手作業により駆動する。また、仮設給油ポンプ31が電動式である場合には、仮設給油ポンプ31にバッテリ(図示省略)が接続されて、仮設給油ポンプ31が駆動される。なお、潤滑油の供給時には、開閉弁33が開放される。このステップST08の後に、ステップST09に進む。
ステップST09では、潤滑油供給量が所定の必要油量に到達したか否かが判定される。この必要油量は、非常用タービン11および非常用給水ポンプ12の起動に必要な潤滑油量であり、起動直後における各摺動部の表面のドライ状態を回避できるに足る油量として予め算出される。このステップST09にて、肯定判定が行われた場合には、ステップST10に進み、否定判定が行われた場合には、ステップST09が繰り返される。
ステップST10では、潤滑油供給量が必要油量に到達した後に(ステップST09の肯定判定)、非常用タービン11の摺動部および非常用給水ポンプ12の摺動部への潤滑油供給が停止される。なお、非常用タービン11および非常用給水ポンプ12は、起動して回転軸17の回転数が所定値以上となると、潤滑油を自ら取り込んで摺動部に供給する自動潤滑構造(図示省略)を有している。このステップST10の後に、ステップST11に進む。
ステップST11では、非常用給水システム10(図1参照)の開閉弁15、16が開放される。すると、蒸気発生器110からの蒸気により非常用タービン11が駆動され、非常用タービン11により非常用給水ポンプ12が駆動されて、冷却水が蒸気発生器110に供給される。これにより、給水ポンプ120が停止した場合(ステップST01の肯定判定)にも、蒸気発生器110における冷却水の枯渇が適切に防止される。
なお、復旧作業が完了して給水ポンプ120が再稼働すると、開閉弁15、16が閉止されて、非常用タービン11への蒸気の供給が遮断される。これにより、非常用タービン11および非常用給水ポンプ12が停止して、非常用給水システム10が停止する。
また、給水ポンプ120の停止時(ステップST01の肯定判定)に、仮設給油系統3が設置されて使用された場合(ステップST07、ST08)には、仮設給油系統3が分解されて取り外され、撤去される。
[フレキシブルチューブの接続構造]
図4および図5は、図2に記載した潤滑油供給システム1を示す説明図である。これらの図は、仮設給油ポンプ31側のフレキシブルチューブ34と、非常用タービン11および非常用給水ポンプ12の各摺動部との接続構造を示している。また、図4は、摺動部がラジアル軸受である場合の接続構造を示し、図5は、摺動部がスラスト軸受である場合の接続構造を示している。
図2の構成では、上記のように、非常用タービン11と非常用給水ポンプ12とを連結する回転軸17が、スリーブタイプのラジアル軸受111、112、121、122により支持される。非常用タービン11および非常用給水ポンプ12の起動時には、これらのラジアル軸受111、112、121、122の潤滑が必要となる。
図4に示すように、回転軸17のラジアル軸受111(112、121、122)は、第一給油孔R1および第二給油孔R2を備える。第一給油孔R1および第二給油孔R2は、相互に独立した給油孔であり、ラジアル軸受111の外部から内部の摺動面に貫通している。また、第一給油孔R1には、常設給油系統2のドレン配管24が接続されて固定される。このドレン配管24は、常設である。一方、第二給油孔R2には、仮設給油系統3のフレキシブルチューブ34が接続される。このフレキシブルチューブ34は、ソケット式の接続部を有し、第二給油孔R2に対して容易に着脱できる。なお、第二給油孔R2は、第一給油孔R1を有する既存のラジアル軸受に対して容易に追設できる。
図4において、常設給油系統2の主給油ポンプ21あるいは予備給油ポンプ22が使用される場合(図3のステップST05あるいはステップST06)には、潤滑油がラジアル軸受111の外部から第一給油孔R1を介して内部の摺動面に供給される。これにより、ラジアル軸受111の摺動部が潤滑される。なお、常設されている常設給油系統2が使用可能な場合には、仮設給油系統3は、設置されていない(図3参照)。したがって、かかる場合には、プラグ(図示省略)が第二給油孔R2に差し込まれて、第二給油孔R2が封止されている。
一方、非常時にて仮設給油系統3の仮設給油ポンプ31が使用される場合(図3のステップST08)には、フレキシブルチューブ34が第二給油孔R2に差し込まれて接続される。そして、ラジアル軸受111の外部から第二給油孔R2を介して内部の摺動面に供給される。これにより、ラジアル軸受111の摺動部が潤滑される。なお、摺動部を通過した潤滑油は、ラジアル軸受111の軸方向の開口部(図示省略)から外部に排出されて、油タンク4(図2参照)に回収される。
また、図2の構成では、非常用給水ポンプ12がスリーブタイプのスラスト軸受123を有する。非常用給水ポンプ12の起動時には、このスラスト軸受123の潤滑が必要となる。
図5に示すように、非常用給水ポンプ12のスラスト軸受123は、第一給油孔R1、第二給油孔R2および排出孔R3を備える。第一給油孔R1および第二給油孔R2は、相互に独立した給油孔であり、ラジアル軸受111の外部から内部の摺動面に貫通している。また、第一給油孔R1には、常設給油系統2のドレン配管24が接続されて固定される。このドレン配管24は、常設である。一方、第二給油孔R2には、仮設給油系統3のフレキシブルチューブ34が接続される。このフレキシブルチューブ34は、ソケット式の接続部を有し、第二給油孔R2に対して容易に着脱できる。排出孔R3は、スラスト軸受123の内部から外部に貫通する孔であり、潤滑油の排出路となる。なお、第二給油孔R2は、第一給油孔R1および排出孔R3を有する既存のスラスト軸受123に対して容易に追設できる。
図5において、常設給油系統2の主給油ポンプ21あるいは予備給油ポンプ22が使用される場合(図3のステップST05あるいはステップST06)には、潤滑油が第一給油孔R1からラジアル軸受111の内部に供給される。これにより、ラジアル軸受111の摺動部が潤滑される。なお、常設されている常設給油系統2が使用可能な場合には、仮設給油系統3は、設置されていない(図3参照)。したがって、かかる場合には、プラグ(図示省略)が第二給油孔R2に差し込まれて、第二給油孔R2が封止されている。
一方、非常時にて仮設給油系統3の仮設給油ポンプ31が使用される場合(図3のステップST08)には、フレキシブルチューブ34が第二給油孔R2に差し込まれて接続される。そして、潤滑油が第二給油孔R2からスラスト軸受123の内部に供給される。これにより、スラスト軸受123の摺動部が潤滑される。なお、摺動部を通過した潤滑油は、排出孔R3からスラスト軸受123の外部に排出されて、油タンク4(図2参照)に回収される。
[効果]
以上説明したように、この潤滑油供給システム1は、蒸気発生器110の蒸気により動作する非常用タービン11の摺動部および非常用タービン11により駆動されて蒸気発生器110に冷却水を供給する非常用給水ポンプ12の摺動部の少なくとも一方に潤滑油を供給する(図1および図2参照)。また、潤滑油供給システム1は、常設されて摺動部(図2では、非常用タービン11と非常用給水ポンプ12とを連結する回転軸17のラジアル軸受111、112、121、122および非常用給水ポンプ12のスラスト軸受123)に潤滑油を供給する主給油ポンプ21と、摺動部に対して着脱可能に接続されて潤滑油を供給する仮設給油ポンプ31とをそれぞれ備える。
かかる構成では、仮設給油ポンプ31が摺動部に対して着脱可能に接続されるので、例えば、震災などの影響により主給油ポンプ21が使用不能となったときに、仮設給油ポンプ31を応急的に追加して設置できる。これにより、摺動部への潤滑油の供給を適正に実施できるので、非常用タービン11あるいは非常用給水ポンプ12の起動時の信頼性を向上できる利点がある。
また、この潤滑油供給システム1は、主給油ポンプ21から上記の摺動部に潤滑油を供給するための常設給油系統2と、仮設給油ポンプ31から上記の摺動部に潤滑油を供給するための仮設給油系統3とを相互に独立して備える(図2参照)。既存の原子力発電プラント100では、主給油ポンプ21を有する常設給油系統2が、上記の摺動部の潤滑に加えて、非常用タービン11のガバナーの油圧制御を行う場合がある。かかる構成では、高圧な定格出力が要求されるため、例えば、仮設給油ポンプ31(特に、手動式ポンプ)を常設給油系統2に追設したとしても、油圧が不足して摺動部を適正に潤滑できない場合がある。そこで、常設給油系統2と仮設給油系統3とを相互に独立して構成することにより、摺動部への潤滑油の供給を適正に行い得る利点がある。
また、この潤滑油供給システム1では、仮設給油系統3が、上記の摺動部に対して着脱可能に設置される(図2参照)。これにより、主給油ポンプ21が使用不能となったときに、仮設給油系統3の全体を応急的に追加して設置できる利点がある。
また、この潤滑油供給システム1では、摺動部に対する主給油ポンプ21の接続位置(図4および図5では、ラジアル軸受111に対するドレン配管24の接続位置。第一給油孔R1。)と、摺動部に対する仮設給油ポンプ31の接続位置(図4および図5では、軸受111に対するフレキシブルチューブ34の接続位置。第二給油孔R2。)とが相互に異なる。かかる構成では、主給油ポンプ21に接続する第一給油孔R1を有する既存の軸受(ラジアル軸受111、112、121、122およびスラスト軸受123)に対して、仮設給油ポンプ31に接続する第二給油孔R2を容易に追設できる利点がある。
また、この潤滑油供給システム1では、仮設給油ポンプ31が、フレキシブルチューブ34を介して上記の摺動部に接続される(図2、図4および図5参照)。かかる構成では、仮設給油ポンプ31が取り回し容易なフレキシブルチューブ34を介して接続されるので、仮設給油系統3の設置作業(図3のステップST07)を容易化できる利点があり、また、仮設給油ポンプ31などの設置位置の自由度を拡大できる利点がある。
また、この仮設給油ポンプ31は、蒸気発生器110の蒸気により動作する非常用タービン11の摺動部および非常用タービン11により駆動されて蒸気発生器110に冷却水を供給する非常用給水ポンプ12の摺動部の少なくとも一方に対して着脱可能に接続されて潤滑油を供給する(図1および図2参照)。
1 潤滑油供給システム、2 常設給油系統、21 主給油ポンプ、22 予備給油ポンプ、23 直流電源、24 ドレン配管、3 仮設給油系統、31 仮設給油ポンプ、32 ストレーナ、33 開閉弁、34 フレキシブルチューブ、35 分岐器、4 油タンク、10 非常用給水システム、11 非常用タービン、111、112 ラジアル軸受、12 非常用給水ポンプ、121、122 ラジアル軸受、123 スラスト軸受、13 非常用蒸気管、14 非常用給水管、15、16 開閉弁、17 回転軸、18 排気管、100 原子力発電プラント、110 蒸気発生器、120 給水ポンプ、130 給水管、140 主蒸気管、R1 第一給油孔、R2 第二給油孔、R3 排出孔

Claims (9)

  1. 蒸気発生器の蒸気により動作する非常用タービンの摺動部および前記非常用タービンにより駆動されて前記蒸気発生器に冷却水を供給する非常用給水ポンプの摺動部の少なくとも一方に潤滑油を供給する潤滑油供給システムであって、
    常設された油タンクと、
    常設されて前記摺動部に前記油タンクの潤滑油を供給する主給油ポンプと、
    前記油タンクに対して着脱可能に接続する第一接続部および前記摺動部に対して開閉弁を介して着脱可能に接続する第二接続部を有すると共に、前記第一接続部および前記第二接続部を介して前記油タンクおよび前記摺動部にそれぞれ接続して前記油タンクの潤滑油を前記摺動部に供給する仮設給油ポンプとを備えることを特徴とする潤滑油供給システム。
  2. 前記主給油ポンプから前記摺動部に潤滑油を供給するための常設給油系統と、前記仮設給油ポンプから前記摺動部に潤滑油を供給するための仮設給油系統とを相互に独立して備える請求項1に記載の潤滑油供給システム。
  3. 前記仮設給油系統が、前記摺動部に対して着脱可能に設置される請求項2に記載の潤滑油供給システム。
  4. 前記摺動部に対する前記主給油ポンプの接続位置と、前記摺動部に対する前記仮設給油ポンプの接続位置とが相互に異なる請求項2または3に記載の潤滑油供給システム。
  5. 前記仮設給油ポンプが、フレキシブルチューブを介して前記摺動部に接続される請求項1〜4のいずれか一つに記載の潤滑油供給システム。
  6. 前記摺動部が、軸受であり、前記軸受の外部から内部の摺動面に貫通する相互に独立した第一給油孔および第二給油孔を有し、且つ、
    前記主給油ポンプが、前記第一給油孔に固定状態で接続すると共に、前記仮設給油ポンプが前記第二給油孔に着脱可能に接続する請求項1〜5のいずれか一つに記載の潤滑油供給システム。
  7. 前記仮設給油ポンプが、複数の前記第二接続部を有し、前記複数の第二接続部を介して前記非常用タービンの前記摺動部および前記非常用給水ポンプの前記摺動部の双方に対して着脱可能にそれぞれ接続する請求項1〜6のいずれか一つに記載の潤滑油供給システム。
  8. 前記開閉弁が、前記第二接続部に対して着脱可能な構造を有する請求項1〜7のいずれか一つに記載の潤滑油供給システム。
  9. 常設された油タンクに対して着脱可能に接続する第一接続部と、蒸気発生器の蒸気により動作する非常用タービンの摺動部および前記非常用タービンにより駆動されて前記蒸気発生器に冷却水を供給する非常用給水ポンプの摺動部の少なくとも一方に対して開閉弁を介して着脱可能に接続する第二接続部とを備え、且つ、
    前記第一接続部および前記第二接続部を介して前記油タンクおよび前記摺動部にそれぞれ接続して前記油タンクの潤滑油を前記摺動部に供給することを特徴とする仮設給油ポンプ。
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