JPS61226506A - タ−ビンの緊急時潤滑油供給装置 - Google Patents
タ−ビンの緊急時潤滑油供給装置Info
- Publication number
- JPS61226506A JPS61226506A JP6761585A JP6761585A JPS61226506A JP S61226506 A JPS61226506 A JP S61226506A JP 6761585 A JP6761585 A JP 6761585A JP 6761585 A JP6761585 A JP 6761585A JP S61226506 A JPS61226506 A JP S61226506A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricating oil
- turbine
- emergency
- oil supply
- steam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、潤滑油ポンプが運転されない緊急時における
タービンの緊急時潤滑油供給装置に関するものである。
タービンの緊急時潤滑油供給装置に関するものである。
地熱エネルギーは、新しいエネルギーとして期待されて
いるが、その質や量は一様でなくそのために質や量に合
わせて効率的且つ総合的なエネルギーの活用を図ること
が肝要となる。地熱エネルギーの活用は、現在ではほと
んどが発電に集中しているといってよい。この地熱発電
システムでは、地熱生産井から抽出した熱水より蒸気を
分離し、この分離した蒸気を蒸気タービンに導き発電す
るのが一般的な方式であり、蒸気タービンに対しては潤
滑油を供給するために潤滑油ポンプが設けられている。
いるが、その質や量は一様でなくそのために質や量に合
わせて効率的且つ総合的なエネルギーの活用を図ること
が肝要となる。地熱エネルギーの活用は、現在ではほと
んどが発電に集中しているといってよい。この地熱発電
システムでは、地熱生産井から抽出した熱水より蒸気を
分離し、この分離した蒸気を蒸気タービンに導き発電す
るのが一般的な方式であり、蒸気タービンに対しては潤
滑油を供給するために潤滑油ポンプが設けられている。
潤滑油ポンプは、蒸気タービンが駆動されている間、電
源が供給され運転状態にあって常時潤滑油を供給してい
る。
源が供給され運転状態にあって常時潤滑油を供給してい
る。
ところで、システムが緊急停止するような何らかのトラ
ブルが発生すると、蒸気タービンが停止し電源の供給も
遮断される場合がある。このような場合、電源の供給遮
断により潤滑油ポンプは停止し直ちに潤滑油が供給され
なくなるが、蒸気タービンは、直ちには停止せず、さら
に数分間にわたり回転し続は回転部が焼損する事態を招
（ことになる。そこで従来は、緊急停止による回転部の
焼損を防止するため、予備電源（バッテリー）を備えて
緊急停止時にこの予備電源により１０分間程度潤滑油ポ
ンプを継続運転させ給油を続けるようにしている。
ブルが発生すると、蒸気タービンが停止し電源の供給も
遮断される場合がある。このような場合、電源の供給遮
断により潤滑油ポンプは停止し直ちに潤滑油が供給され
なくなるが、蒸気タービンは、直ちには停止せず、さら
に数分間にわたり回転し続は回転部が焼損する事態を招
（ことになる。そこで従来は、緊急停止による回転部の
焼損を防止するため、予備電源（バッテリー）を備えて
緊急停止時にこの予備電源により１０分間程度潤滑油ポ
ンプを継続運転させ給油を続けるようにしている。
上述の如〈従来は、緊急時に電源の供給が遮断されたに
もかかわらず、蒸気タービンが停止するまでの所定の時
間潤滑油を回転部に給油するため、潤滑油ポンプを継続
運転させる予備電源（バッテリー）設備を必要とし、シ
ステムが高価になり、また、予備電源設備の保守、管理
などそのメンテナンスにかける負担も無視できないとい
う問題があった。
もかかわらず、蒸気タービンが停止するまでの所定の時
間潤滑油を回転部に給油するため、潤滑油ポンプを継続
運転させる予備電源（バッテリー）設備を必要とし、シ
ステムが高価になり、また、予備電源設備の保守、管理
などそのメンテナンスにかける負担も無視できないとい
う問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するものであって、簡単な
設備により予備電源（バッテリー）設備を省略すること
が可能なタービンの緊急時潤滑油供給装置の提供を目的
とするものである。
設備により予備電源（バッテリー）設備を省略すること
が可能なタービンの緊急時潤滑油供給装置の提供を目的
とするものである。
そのために本発明のタービンの緊急時潤滑油供給装置は
、地熱生産井から抽出された地熱流体の熱エネルギーを
利用して駆動されるタービンの緊急時潤滑油供給装置で
あって、タービンの位置より高い位置に潤滑油供給タン
クを設け、潤滑油ポンプが運転されない緊急時に潤滑油
供給タンクから自然流下によりタービンに潤滑油を供給
するように構成したことを特徴とするものである。
、地熱生産井から抽出された地熱流体の熱エネルギーを
利用して駆動されるタービンの緊急時潤滑油供給装置で
あって、タービンの位置より高い位置に潤滑油供給タン
クを設け、潤滑油ポンプが運転されない緊急時に潤滑油
供給タンクから自然流下によりタービンに潤滑油を供給
するように構成したことを特徴とするものである。
本発明のタービンの緊急時潤滑油供給装置では、緊急時
に潤滑油ポンプが運転されなくても、潤滑油供給タンク
から自然流下により潤滑油がタービンに給油される。従
って、電源が遮断され潤滑油ポンプが停止しても、ター
ビンには、潤滑油供給タンクが空になるまで引き続き継
続して潤滑油が供給される。
に潤滑油ポンプが運転されなくても、潤滑油供給タンク
から自然流下により潤滑油がタービンに給油される。従
って、電源が遮断され潤滑油ポンプが停止しても、ター
ビンには、潤滑油供給タンクが空になるまで引き続き継
続して潤滑油が供給される。
以下、実施例を図面を参照しつつ説明する。
第１図は本発明に係るタービンの緊急時潤滑油供給装置
を備えた発電システムの１実施例構成を示す図、第２図
は本発明に係るタービンの緊急時潤滑油供給装置の他の
実施例を説明するための図である。図中、１はサイレン
サー、２は生産井、３は気水分離器、４は蒸気だめ、５
はスケール・セパレータ、６は蒸気タービン、７は発電
機、８は蒸気エジェクター、９はコンデンサー、１０は
冷水塔、１１はポンプ、１２は温水槽、１３は潤滑油供
給タンク、１４は潤滑油受タンク、１５はストップ・バ
ルブ、１６は潤滑油ポンプを示す。
を備えた発電システムの１実施例構成を示す図、第２図
は本発明に係るタービンの緊急時潤滑油供給装置の他の
実施例を説明するための図である。図中、１はサイレン
サー、２は生産井、３は気水分離器、４は蒸気だめ、５
はスケール・セパレータ、６は蒸気タービン、７は発電
機、８は蒸気エジェクター、９はコンデンサー、１０は
冷水塔、１１はポンプ、１２は温水槽、１３は潤滑油供
給タンク、１４は潤滑油受タンク、１５はストップ・バ
ルブ、１６は潤滑油ポンプを示す。
サイレンサー１は、例えば生産井２から出てくる蒸気を
運転上の都合で装置内に多量に送りこむ必要がない場合
や生産井２の蒸気量をあまり絞ると生産井２の性質上好
ましくない場合において、蒸気を大量に放出するときの
騒音防止のためのものであり、気水分離器３は、蒸気と
熱水とを分離すのものである。蒸気だめ４は、生産井２
からの流量や気水比が変動するような場合にタービン入
口圧力があまり変動しないようにするものであり、スケ
ール・セパレータ５は、スケールやダストが蒸気タービ
ン６に入らないようにするものである。
運転上の都合で装置内に多量に送りこむ必要がない場合
や生産井２の蒸気量をあまり絞ると生産井２の性質上好
ましくない場合において、蒸気を大量に放出するときの
騒音防止のためのものであり、気水分離器３は、蒸気と
熱水とを分離すのものである。蒸気だめ４は、生産井２
からの流量や気水比が変動するような場合にタービン入
口圧力があまり変動しないようにするものであり、スケ
ール・セパレータ５は、スケールやダストが蒸気タービ
ン６に入らないようにするものである。
エジェクター８は、コンデンサー９において大気圧以下
の圧力で蒸気から分離された不凝縮ガスを大気へ放出す
るものである。コンデンサー９は、蒸気タービン６で使
用後の蒸気を冷却して復水するものであり、この温水を
溜めるのが温水槽１２、この温水をさらに冷却して冷水
をつ（るのが冷水塔１０である。
の圧力で蒸気から分離された不凝縮ガスを大気へ放出す
るものである。コンデンサー９は、蒸気タービン６で使
用後の蒸気を冷却して復水するものであり、この温水を
溜めるのが温水槽１２、この温水をさらに冷却して冷水
をつ（るのが冷水塔１０である。
上述の如き各装置を有する発電システムにおいて、本発
明に係るタービンの緊急時潤滑油供給装置は、自然流下
により潤滑油を供給する潤滑油供給タンク１３を設ける
とともに、蒸気タービン６からの潤滑油を受ける潤滑油
受タンク１４を設けるものである。従って、潤滑油供給
タンク１３は、蒸気タービン６より高い位置に設けられ
、緊急時、潤滑油ポンプ（図示省略）の電源が遮断され
ても、潤滑油はこの潤滑油供給タンク１３から蒸気ター
ビン６に供給され、潤滑油受タンク１４に回収される。
明に係るタービンの緊急時潤滑油供給装置は、自然流下
により潤滑油を供給する潤滑油供給タンク１３を設ける
とともに、蒸気タービン６からの潤滑油を受ける潤滑油
受タンク１４を設けるものである。従って、潤滑油供給
タンク１３は、蒸気タービン６より高い位置に設けられ
、緊急時、潤滑油ポンプ（図示省略）の電源が遮断され
ても、潤滑油はこの潤滑油供給タンク１３から蒸気ター
ビン６に供給され、潤滑油受タンク１４に回収される。
潤滑油の供給制御は、第２図に示すようにストツブ・バ
ルブ１５を潤滑油の供給路に設け、このストップ・バル
ブ１５を緊急時に開放するように構成する。ストップ・
バルブ１５は、電磁バルブを用いる場合であれば正常運
転時に供給電源により付勢されると潤滑油の供給路を閉
鎖するようにし、緊急時になって供給電源が遮断され消
勢されたことにより潤滑油の供給路を開放させればよい
、また、第２図に示すように正常運転時にも潤滑油ポン
プ１６により潤滑油供給タンク１３に潤滑油を補給し、
潤滑油供給タンク１３から潤滑油を蒸気タービン６に供
給するようにしてもよい。この場合には、常に所定の容
量の潤滑油が潤滑油供給タンク１３に収容されるように
潤滑油ポンプ１６を運転することによって、緊急時に潤
滑油ポンプ１６が停止しても潤滑油供給タンク１３に収
容された所定の容量の潤滑油を確実に供給することがで
きる。なお、潤滑油供給タンク１３に収容される潤滑油
の容量は、単位時間当たりに必要な油量と緊急時に蒸気
タービン６が停止するまでに要する時間から算出される
。
ルブ１５を潤滑油の供給路に設け、このストップ・バル
ブ１５を緊急時に開放するように構成する。ストップ・
バルブ１５は、電磁バルブを用いる場合であれば正常運
転時に供給電源により付勢されると潤滑油の供給路を閉
鎖するようにし、緊急時になって供給電源が遮断され消
勢されたことにより潤滑油の供給路を開放させればよい
、また、第２図に示すように正常運転時にも潤滑油ポン
プ１６により潤滑油供給タンク１３に潤滑油を補給し、
潤滑油供給タンク１３から潤滑油を蒸気タービン６に供
給するようにしてもよい。この場合には、常に所定の容
量の潤滑油が潤滑油供給タンク１３に収容されるように
潤滑油ポンプ１６を運転することによって、緊急時に潤
滑油ポンプ１６が停止しても潤滑油供給タンク１３に収
容された所定の容量の潤滑油を確実に供給することがで
きる。なお、潤滑油供給タンク１３に収容される潤滑油
の容量は、単位時間当たりに必要な油量と緊急時に蒸気
タービン６が停止するまでに要する時間から算出される
。
以上に説明したように本発明は、図示実施例に限定され
るものではなく、種々の変形を加えて適用してもよいこ
とはいうまでもない。
るものではなく、種々の変形を加えて適用してもよいこ
とはいうまでもない。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、蒸気
タービンより高い位置に潤滑油供給タンクを設は自然流
下により潤滑油を供給するため、設備が簡単且つ安価に
提供でき、また、高価な予備電源設備を必要としないの
で、緊急時のための設備費を軽減できる。さらには、従
来の予備電源設備に比べ、保守、管理負担も軽減できる
。
タービンより高い位置に潤滑油供給タンクを設は自然流
下により潤滑油を供給するため、設備が簡単且つ安価に
提供でき、また、高価な予備電源設備を必要としないの
で、緊急時のための設備費を軽減できる。さらには、従
来の予備電源設備に比べ、保守、管理負担も軽減できる
。
第１図は本発明に係るタービンの緊急時潤滑油供給装置
を備えた発電システムの１実施例構成を示す図、第２図
は本発明に係るタービンの緊急時潤滑油供給装置の他の
実施例を説明するための図である。 １・・・サイレンサー、２・・・生産井、３・・・気水
分離器、４・・・蒸気だめ、５・・・スケール・セパレ
ータ、６・・・蒸気タービン、７・・・発電機、８・・
・蒸気エジェクター、９・・・コンデンサー、１０・・
・冷水塔、１１・・・ポンプ、１２・・・温水槽、１３
・・・潤滑油供給タンク、１４・・・潤滑油受タンク、
１５・・・ストップ・バルブ、１６・・・潤滑油ポンプ
。 特許出願人 清水建設株式会社 代理人弁理士 阿 部 龍 吉 第１図 第２図
を備えた発電システムの１実施例構成を示す図、第２図
は本発明に係るタービンの緊急時潤滑油供給装置の他の
実施例を説明するための図である。 １・・・サイレンサー、２・・・生産井、３・・・気水
分離器、４・・・蒸気だめ、５・・・スケール・セパレ
ータ、６・・・蒸気タービン、７・・・発電機、８・・
・蒸気エジェクター、９・・・コンデンサー、１０・・
・冷水塔、１１・・・ポンプ、１２・・・温水槽、１３
・・・潤滑油供給タンク、１４・・・潤滑油受タンク、
１５・・・ストップ・バルブ、１６・・・潤滑油ポンプ
。 特許出願人 清水建設株式会社 代理人弁理士 阿 部 龍 吉 第１図 第２図
Claims (2)
- （１）地熱生産井から抽出された地熱流体の熱エネルギ
ーを利用して駆動されるタービンの緊急時潤滑油供給装
置であって、タービンの位置より高い位置に潤滑油供給
タンクを設け、潤滑油ポンプが運転されない緊急時に潤
滑油供給タンクから自然流下によりタービンに潤滑油を
供給するように構成したことを特徴とするタービンの緊
急時潤滑油供給装置。 - （２）潤滑油の供給路に潤滑油ポンプの電源が遮断され
たことを条件に開放されるバルブを設けたことを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載のタービンの緊急時潤滑
油供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6761585A JPS61226506A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | タ−ビンの緊急時潤滑油供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6761585A JPS61226506A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | タ−ビンの緊急時潤滑油供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61226506A true JPS61226506A (ja) | 1986-10-08 |
Family
ID=13350039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6761585A Pending JPS61226506A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | タ−ビンの緊急時潤滑油供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61226506A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013199912A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 潤滑油供給システムおよび仮設給油ポンプ |
| JP2015524543A (ja) * | 2012-07-24 | 2015-08-24 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | 封止液及び蒸気抽出システムを利用する蒸気タービンのシール構造体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5013409A (ja) * | 1973-06-08 | 1975-02-12 |
-
1985
- 1985-03-30 JP JP6761585A patent/JPS61226506A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5013409A (ja) * | 1973-06-08 | 1975-02-12 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013199912A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 潤滑油供給システムおよび仮設給油ポンプ |
| JP2015524543A (ja) * | 2012-07-24 | 2015-08-24 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | 封止液及び蒸気抽出システムを利用する蒸気タービンのシール構造体 |
| US9885246B2 (en) | 2012-07-24 | 2018-02-06 | Siemens Aktiengesellschaft | Sealing arrangement of a steam turbine in which a sealing liquid and a vapor steam extraction system are used |
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