JP5887456B2 - 駆動装置、およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転体を回転させる回転駆動力を発生する駆動装置、およびこれを備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を利用した、複写機、プリンター、ファクシミリ等の画像形成装置は、像担持体(例えば、感光体ドラムや転写ベルト)上に形成された静電潜像に現像剤を供給して該静電潜像を現像することにより、像担持体上にトナー像を形成する。該トナー像は転写装置によってシート上に転写された後、定着装置によってシート上に定着処理される。
像担持体は、静電潜像の形成、トナーによる静電潜像の現像およびトナー像の転写に関わるため、高い回転精度が要求される。このため、駆動モーターから像担持体に回転駆動力が伝達される途中に配置される減速手段として、異なる径のプーリー間に架け渡された無端状の金属ベルトによって、駆動速度が減速される技術が知られている。このような技術では、ギア同士の噛み合いがないため、減速に伴う振動が像担持体に伝わりにくい。
特許文献1および特許文献2には、弾性波を検出するアコースティックエミッションセンサーと、その検出信号を電磁誘導により無線送信する送信部と、異常を判別する判別部と、備える技術が開示されている。プーリーに架け渡される金属チェーンに亀裂等の異常が生じると、前記センサーが検出する金属チェーンの弾性波に変化が生じる。そして、判別部によって弾性波の変化が解析され、異常が検出される。
特開2006−250236号公報 特開2007−212226号公報
上記のような金属ベルトが、張架されるプーリー上で軸方向に移動したり、軸方向に対して傾いた状態で周回されると、減速比に微小な変化が生じる場合がある。特許文献1および2のように、弾性波の変化に基づく技術では、上記のような金属ベルトの挙動を検出することは難しい。加えて、弾性波の解析に基づいて異常が検出されるため、装置が複雑化してしまう。
本発明は、金属ベルトを用いた伝達機構を備えた駆動装置およびこれを備えた画像形成装置において、金属ベルトが破断した場合であっても、回転駆動力を出力シャフトに伝達することを目的とする。
本発明の一局面に係る駆動装置は、回転駆動力を発生する駆動シャフトを含むモーターと、周面を備えた円板形状からなり、その中央部に前記駆動シャフトの軸方向と平行に延設される出力シャフトを備え、かつ、前記周面が前記駆動シャフトに対して、前記回転における径方向に間隔をおいて配置されるプーリーと、前記駆動シャフトと前記プーリーの前記周面との間に架け渡され、周回駆動され、前記駆動シャフトの回転を前記プーリーに伝達する金属ベルトと、前記プーリーを回転可能に支持する第1ユニットと、前記モーターを支持し、かつ、前記駆動シャフトの前記径方向を含む断面視において、前記駆動シャフトと前記出力シャフトとを結ぶ第1方向にスライド移動可能な第2ユニットと、前記金属ベルトが前記駆動シャフトと前記プーリーの前記周面との間に架け渡された状態において、前記駆動シャフトが前記出力シャフトから離れる方向に前記第2ユニットを付勢する付勢部材と、前記金属ベルトの破断に伴って、前記駆動シャフトに連結され、前記駆動シャフトの回転駆動力を前記出力シャフトに伝達する補助伝達部と、を有し、前記補助伝達部は、前記出力シャフトが延設される方向である前記出力シャフトの軸方向に前記プーリーと間隔をおいて前記出力シャフトに固定される第1補助伝達部と、前記第1補助伝達部に回転駆動力を伝達する伝達部と、前記駆動シャフトに対して前記出力シャフトと反対側で前記駆動シャフトと径方向に間隔をおいて、前記伝達部と同軸上に配置される連結部と、を備え、回転可能に支持される第2補助伝達部と、を有し、前記金属ベルトの破断に伴って、前記第2ユニットが前記付勢部材に付勢されることで、前記駆動シャフトが前記連結部に連結されることを特徴とする。
本構成によれば、モーターの駆動シャフトが回転されると、金属ベルトを介して、プーリーが回転される。この結果、出力シャフトが回転駆動され、駆動装置に連結される被駆動手段が回転可能とされる。第1ユニットはプーリーを回転可能に支持する。一方、第2ユニットは、モーターを支持するとともに、駆動シャフトの径方向を含む断面視において、駆動シャフトと出力シャフトとを結ぶ方向にスライド移動可能とされる。そして、付勢部材は、駆動シャフトが出力シャフトから離れる方向に第2ユニットを付勢する。この結果、駆動シャフトは、金属ベルトによって出力シャフトに近づく方向に付勢されるとともに、付勢部材によって出力シャフトから離れる方向に付勢される。駆動シャフトとプーリーとの間で金属ベルトが弛むと、駆動シャフトが付勢部材の付勢力によって出力シャフトから離れるように移動される。この結果、駆動シャフトと出力シャフトとの軸間距離が変化される。また、本構成によれば、金属ベルトが破断した場合であっても、補助伝達部によって駆動シャフトの回転駆動力が出力シャフトに好適に伝達される。更に、本構成によれば、金属ベルトが破断した場合であっても、駆動シャフトが付勢部材の付勢力によって、第2補助伝達部の連結部に連結される。駆動シャフトの回転駆動力は、連結部と同軸上の伝達部から第1補助伝達部に伝達される。この結果、前記回転駆動力が出力シャフトに好適に伝達される。
上記の構成において、前記付勢部材は、前記断面視において、前記駆動シャフトと前記出力シャフトとを結ぶ方向に延設されるばね部材であって、前記付勢部材の一端は前記第1ユニットの第1固定部に固定され、前記付勢部材の他端は、前記第2ユニットのうちの前記第1固定部よりも、前記駆動シャフトから前記出力シャフトに向かう方向に離間した第2固定部に固定されることが望ましい。
本構成によれば、第1ユニットの第1固定部と第2ユニットの第2固定部との間に配置されたばね部材によって、第2ユニットのスライド移動が可能とされる。
上記の構成において、前記第1ユニットは、前記プーリーを回転可能に支持する第1プレートと、前記断面視において、前記第1プレートのうち前記第1方向と直交する第2方向の両端部からそれぞれ立設され、前記第1方向に延びるように配置された第1側壁部および第2側壁部と、を備え、前記第2ユニットは、前記モーターを支持する第2プレートと、前記断面視において、前記第2プレートのうち前記第2方向の両端部からそれぞれ立設され、前記第1方向に延びるように配置された第3側壁部および第4側壁部と、を備え、前記第2ユニットが前記第1ユニットに対向して配置されると、前記第3側壁部および前記第4側壁部が、それぞれ、前記第2方向において、前記第1側壁部および前記第2側壁部の内側に配置されることが望ましい。
上記の構成において、前記第1固定部は、前記第1側壁部および前記第2側壁部の前記第1方向の一端部にそれぞれ形成された第1切欠き部および第2切欠き部であって、前記第2固定部は、前記第3側壁部および前記第4側壁部の前記第1方向の他端部にそれぞれ形成された第3切欠き部および第4切欠き部であって、前記付勢部材は、一対配置され、一の前記付勢部材の一端が前記第1切欠き部に掛けられ、前記一の付勢部材の他端が前記第3切欠き部に掛けられ、他の前記付勢部材の一端が前記第2切欠き部に掛けられ、前記他の付勢部材の他端が前記第4切欠き部に掛けられることが望ましい。
上記の構成において、前記駆動シャフトおよび前記プーリーの前記周面は、それぞれ軸方向に沿って外径が変化するクラウン形状からなることが望ましい。
上記の構成において、前記駆動シャフトおよび前記プーリーの前記周面のうちの一方が、軸方向に沿って外径が変化するクラウン形状からなることが望ましい。
上記の構成において、前記駆動シャフトは金属からなり、前記プーリーは樹脂からなり、前記プーリーの前記周面が前記クラウン形状からなることが望ましい。
上記の構成において、前記プーリーの外径は前記駆動シャフトの外径よりも大きいことが望ましい。
本構成によれば、駆動シャフトの回転駆動力が金属ベルトを介してプーリーに伝達される際に、前記回転駆動の減速が好適に実現される。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、上記の何れかに記載の駆動装置と、前記出力シャフトに連結され、回転駆動され、表面にトナー像を担持する像担持体と、を有することを特徴とする。
本構成によれば、検出部が駆動シャフトと出力シャフトとの軸間距離の変化を検出することで、金属ベルトが弛んだ状態を検出することが可能となる。更に、金属ベルトが破断した場合、駆動シャフトが出力シャフトから離間されるため、検出部によって前記破断を検出することが可能となる。したがって、ギアの噛み合いを伴わない金属ベルトによって、像担持体が安定して回転駆動されるとともに、金属ベルトの状態が検出部によって好適に検出される。
本発明によれば、金属ベルトを用いた伝達機構を備えた駆動装置およびこれを備えた画像形成装置において、金属ベルトが破断した場合であっても、回転駆動力を出力シャフトに伝達することが可能となる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る駆動装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係る駆動装置の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る駆動装置の正面図である。 本発明の実施形態に係る駆動装置において、金属ベルトが正常に張架された状態の側面図である。 本発明の一実施形態に係る駆動装置において、金属ベルトが破断した状態の側面図である。 本発明の実施形態に係る駆動装置において、金属ベルトが正常に張架された状態の(A)正面図および(B)側面図である。 本発明の実施形態に係る駆動装置において、金属ベルトが傾斜して張架された状態の(A)正面図および(B)側面図である。 本発明の実施形態に係る駆動装置において、金属ベルトが破断した状態の(A)正面図および(B)側面図である。 本発明の実施形態に係る駆動装置において、金属ベルトが傾斜して張架された状態を説明するための(A)拡大斜視図および(B)模式的な側面図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の内部構造を示す断面図である。ここでは、画像形成装置1として、プリンター機能と複写機能とを備えた複合機を例示するが、画像形成装置は、プリンター、複写機、ファクシミリ装置であってもよい。
<画像形成装置の説明>
画像形成装置1は、略直方体形状の筐体構造を有する装置本体10と、装置本体10上に配置される自動原稿給送装置20とを備える。装置本体10の内部には、複写する原稿画像を光学的に読み取る読取ユニット25と、シートにトナー像を形成する画像形成部30と、前記トナー像をシートに定着させる定着部60と、画像形成部30へ搬送されるシートを貯留する給紙部40と、シートを給紙部40又は給紙トレイ46から画像形成部30及び定着部60を経由してシート排出口10Eまで搬送する搬送経路50と、この搬送経路50の一部を構成するシート搬送路を内部に有する搬送ユニット55とが収容されている。
自動原稿給送装置(ADF)20は、装置本体10の上面に回動自在に取り付けられている。ADF20は、装置本体10における所定の原稿読取位置に向けて、複写される原稿シートを自動給送する。一方、ユーザーが手置きで原稿シートを所定の原稿読取位置に載置する場合は、ADF20は上方に開かれる。ADF20は、原稿シートが載置される原稿トレイ21と、自動原稿読取位置を経由して原稿シートを搬送する原稿搬送部22と、読取後の原稿シートが排出される原稿排出トレイ23とを含む。
読取ユニット25は、装置本体10の上面のADF20から自動給送される原稿シート又は手置きされる原稿シートの画像を光学的に読み取る。読取ユニット25内には、光源、移動キャリッジ、反射ミラー等を含む走査機構と、撮像素子とが収容されている(図略)。走査機構は、原稿シートに光を照射し、その反射光を撮像素子に導く。撮像素子は、前記反射光をアナログ電気信号に光電変換する。前記アナログ電気信号は、A/D変換回路でデジタル電気信号に変換された後、画像形成部30に入力される。
画像形成部30は、フルカラーのトナー画像を生成しこれをシート上に転写する処理を行うもので、タンデムに配置されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の各トナー像を形成する4つのユニット32Y、32M、32C、32Bkを含む画像形成ユニット32と、該画像形成ユニット32の上に隣接して配置された中間転写ユニット33と、中間転写ユニット33上に配置されたトナー補給部34とを含む。
各画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Bkは、感光体ドラム321(像担持体)と、この感光体ドラム321の周囲に配置された、帯電器322、露光器323、現像装置324、一次転写ローラー325及びクリーニング装置326とを含む。
感光体ドラム321は、その軸回りに回転し、その周面に静電潜像及びトナー像が形成される。感光体ドラム321としては、アモルファスシリコン(a−Si)系材料を用いた感光体ドラムを用いることができる。帯電器322は、感光体ドラム321の表面を均一に帯電する。露光器323は、レーザー光源とミラーやレンズ等の光学系機器とを有し、感光体ドラム321の周面に、原稿画像の画像データに基づく光を照射して、静電潜像を形成する。
現像装置324は、感光体ドラム321上に形成された静電潜像を現像するために、感光体ドラム321の周面にトナーを供給する。現像装置324は、2成分現像剤用のものであり、スクリューフィーダー、磁気ローラー、及び現像ローラーを含む。
一次転写ローラー325は、中間転写ユニット33に備えられている中間転写ベルト331を挟んで感光体ドラム321とニップ部を形成し、感光体ドラム321上のトナー像を中間転写ベルト331上に一次転写する。クリーニング装置326は、クリーニングローラー等を有し、トナー像転写後の感光体ドラム321の周面を清掃する。
中間転写ユニット33は、中間転写ベルト331、駆動ローラー332及び従動ローラー333を備える。中間転写ベルト331は、駆動ローラー332及び従動ローラー333に架け渡された無端ベルトであって、該中間転写ベルト331の外周面には、複数の感光体ドラム321からトナー像が、同一箇所に重ねて転写される。中間転写ユニット33は図1では反時計回りに回転される。
駆動ローラー332の周面に対向して、二次転写ローラー35が配置されている。駆動ローラー332と二次転写ローラー35とのニップ部は、中間転写ベルト331に重ね塗りされたフルカラーのトナー像をシートに転写する二次転写部となる。駆動ローラー332又は二次転写ローラー35のいずれか一方のローラーに、トナー像と逆極性の二次転写バイアス電位が印加され、他方のローラーは接地される。また、駆動ローラー332よりも、中間転写ベルト331の回転方向上流側の位置には、中間転写ベルト331の周面に対向する位置に、濃度センサー35Aが対向配置されている。濃度センサー35Aは、中間転写ベルト331上に形成された画像の濃度に応じた電気信号を出力する。
トナー補給部34は、イエロー用トナーコンテナ34Y、マゼンタ用トナーコンテナ34M、シアン用トナーコンテナ34C、及びブラック用トナーコンテナ34Bkを含む。これらトナーコンテナ34Y、34C、34M、34Bkは、それぞれ各色のトナーを貯留するものであり、YMCBk各色に対応する画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Bkの現像装置324に、図略の供給経路を通して各色のトナーを供給する。
給紙部40は、画像形成処理が施されるシートを収容する2段の給紙カセット40A、40Bを備える。これら給紙カセット40A、40Bは、装置本体10の前方から手前方向に引出可能である。
定着部60は、シートにトナー像を定着させる定着処理を施す誘導加熱方式の定着装置であって、加熱ローラー61、定着ローラー62、加圧ローラー63、定着ベルト64及び誘導加熱ユニット65を含む。定着ローラー62に対して加圧ローラー63が圧接され、定着ニップ部が形成されている。加熱ローラー61及び定着ベルト64は誘導加熱ユニット65によって誘導加熱され、その熱を前記定着ニップ部に与える。シートが定着ニップ部を通過することで、シートに転写されたトナー像が当該シートに定着される。
<駆動装置の構成>
次に、本実施形態に係る駆動ユニット7(駆動装置)について説明する。図2は、駆動ユニット7の斜視図であり、図3は、図2の駆動ユニット7の分解斜視図である。本実施形態では、駆動ユニット7は、感光体ドラム321を回転駆動させる駆動手段として機能する。
駆動ユニット7は、モーター752と、出力シャフト712とを備える。モーター752の回転に伴って、出力シャフト712が回転駆動される。出力シャフト712の先端部には駆動伝達部713が配置される。駆動伝達部713は、感光体ドラム321の不図示のシャフトに連結される。この結果、モーター752の回転駆動力が、感光体ドラム321に伝達され、感光体ドラム321が回転駆動される。
より詳しくは、駆動ユニット7は、ハウジング70と、従動プーリー71(プーリー)と、ベルト72と、速度検出部73と、固定ユニット74(第1ユニット)と、モーターユニット75(第2ユニット)とを備える。
ハウジング70は、駆動ユニット7の筐体であり、後方部分が開放された略箱型形状を備える。ハウジング70は、軸穴701と、第1締結部702と、第2締結部703と、第3締結部704とを備える。
軸穴701は、ハウジング70の前側の側面に開口される穴部である。軸穴701には、第1軸受部701Aが配置される。第1軸受部701Aは、後記の出力シャフト712を回転可能に支持する軸受である。なお、他の実施形態において、軸穴701には軸受が配置されない態様であってもよい。この場合、駆動ユニット7が装着される装置本体10に、軸受が配置されてもよい。すなわち、出力シャフト712は、軸穴701を貫通した後、前記装置本体10の軸受に軸支される。第1締結部702、第2締結部703、第3締結部704は、後記の固定ユニット74がハウジング70に固定されるための締結部であり、それぞれ、固定用のスクリューが締結される。
従動プーリー71は、円板形状からなりプーリーである。従動プーリー71は、従動プーリー本体711と、出力シャフト712と、を備える。従動プーリー本体711は、従動プーリー71の本体部分である。従動プーリー本体711の周面は、軸方向において僅かに外径が変化されるクラウン形状を備える(図10(B)参照)。従動プーリー本体711の中央部には、出力シャフト712が貫通するように固定される。出力シャフト712の前側の先端部には、前述の駆動伝達部713が配置される。出力シャフト712が、ハウジング70の第1軸受部701Aに挿通されると、ハウジング70の前側に駆動伝達部713が突出される。
ベルト72は、従動プーリー本体711の周面と、後記の駆動プーリー752Aとの間に架け渡される。ベルト72は、駆動プーリー752Aから従動プーリー本体711に回転駆動力を伝達する機能を備える。本実施形態では、ベルト72は無端状の金属ベルトからなる。金属ベルトから構成されることによって、ベルト72の剛性が高く維持される。また、ベルト72の周回方向におけるベルト72の伸縮は少なく、駆動伝達部713の回転数が安定して維持される。周回されるベルト72は、下方周回部721および上方周回部722の2つの領域に分類される。下方周回部721は、従動プーリー本体711の周面に巻かれ、上方周回部722は後記の駆動プーリー752Aの外周部に巻かれる。
速度検出部73は、出力シャフト712の回転数を検出する。速度検出部73によって検出された出力シャフト712の回転数は、不図示の制御部に送信される。前記制御部は、出力シャフト712の回転数の変動に応じて、モーター752の回転数を微調整する。また、速度検出部73は、出力シャフト712の後側の軸受機能を兼ねる。なお、他の実施形態において、速度検出部73とは別に、出力シャフト712の後側の端部を軸支する軸受部が配置されてもよい。
固定ユニット74は、従動プーリー71を回転可能に支持する。また、固定ユニット74はハウジング70に固定される。固定ユニット74は、固定プレート741と、第1スクリュー固定部741Aと、第1側壁部742と、第2側壁部743と、第1ばね744(付勢部材)と、第2ばね745(付勢部材)と、を備える。
固定プレート741は、固定ユニット74の本体部分であり、上下および左右方向に延設される略矩形形状からなる板金部材である。固定プレート741は、固定穴74Aと、挿通穴74Bとを備える。固定穴74Aは、固定プレート741の上下方向の中央部よりもわずかに下方の位置に開口された穴部である。上記の軸受機能を備えた速度検出部73が、固定ユニット74の固定穴74Aに装着されることで、従動プーリー71が固定ユニット74に回転可能に支持される。換言すれば、従動プーリー71の出力シャフト712は、ハウジング70の第1軸受部701Aと、固定ユニット74に装着された速度検出部73の軸受部との間で回転可能に支持される。挿通穴74Bは、固定プレート741のうち、固定穴74Aの上方に略矩形形状をもって、開口される開口部である。挿通穴74Bには、後記の駆動プーリー752Aが移動可能に挿通される。そして、第1スクリュー固定部741Aは、固定プレート741の下方かつ右方の端部に配置される。第1スクリュー固定部741Aは、ハウジング70の第1締結部702に固定される。なお、図3には現れていないが、固定プレート741に配置されたその他の2つの固定部が、それぞれ、ハウジング70の第2締結部703および第3締結部704に固定される。この結果、固定ユニット74がハウジング70に一体的に固定される。第1側壁部742および第2側壁部743は、固定プレート741の左右の側縁の上下方向の中央部から、それぞれ後方に立設された壁部である。なお、図3では、第1側壁部742しか現れていない。第1側壁部742の上端部には、第1切欠き部742A(第1固定部)が配置される。第1切欠き部742Aは、第1側壁部742の上端部の一部が下方に向かって切りかかれた部分である。なお、図3には現れていないが、第2側壁部743も同様に、第2切欠き部743A(第1固定部)を備える。そして、第1ばね744および第2ばね745は、それぞれ、その上端部(一端)が、第1切欠き部742Aおよび第2切欠き部743Aに掛けられたばね部材である。なお、第1ばね744および第2ばね745の下端部(他端)は、モーターユニット75に掛けられる。
モーターユニット75は、固定ユニット74の後方において、固定ユニット74に対向して配置される。モーターユニット75は、モーター支持部材751と、モーター752と、第3側壁部753と、第4側壁部754とを備える。モーター支持部材751は、モーターユニット75の本体部分であり、上下および左右方向に延設される略矩形形状からなる板金部材である。モーター752は、モーター支持部材751の上方に配置されるモーターである。モーター752は、駆動プーリー752A(駆動シャフト)を備える。駆動プーリー752Aは、モーター752から前方に向かって突設された駆動軸である。駆動プーリー752Aは、軸方向に外径が僅かに変化されるクラウン形状からなる(図10参照)。なお、駆動プーリー752Aは、前述のように、固定ユニット74の固定プレート741の挿通穴74Bに挿通される。そして、駆動プーリー752Aの外周部には、前述のベルト72(上方周回部722)が掛けられる。
第3側壁部753および第4側壁部754は、モーター支持部材751の左右の側縁から後方に向かって立設される壁部である。モーターユニット75が固定ユニット74に対向して配置されると、第3側壁部753および第4側壁部754は、固定ユニット74の第1側壁部742および第2側壁部743の左右方向の内側に配置される。第3側壁部753および第4側壁部754は、それぞれ第3切欠き部753A(第2固定部)および第4切欠き部754A(第2固定部)を備える。第3切欠き部753Aおよび第4切欠き部754Aは、それぞれ第3側壁部753および第4側壁部754の下端部において、上方に向かって切りかかれた切欠き部である。第3切欠き部753Aおよび第4切欠き部754Aには、前述の第1ばね744および第2ばね745の下端部が掛けられる。この結果、固定ユニット74の第1側壁部742および第2側壁部743の内側において、モーターユニット75が第1ばね744および第2ばね745の弾性力を持って、上下方向にスライド移動可能とされる。
上記について換言すれば、駆動ユニット7は、モーター752と、従動プーリー71と、ベルト72と、固定ユニット74と、モーターユニット75と、第1ばね744および第2ばね745と、を備える。モーター752は、回転される駆動プーリー752Aを含み、駆動プーリー752Aの回転駆動力を発生する。また、従動プーリー71は、周面を備えた円板形状からなり、その中央部に駆動プーリー752Aと平行に延設される出力シャフト712を備える。また、従動プーリー71の前記周面は、駆動プーリー752Aに対して、前記回転における径方向に間隔をおいて配置される。また、ベルト72は、駆動プーリー752Aと従動プーリー71の前記周面との間に架け渡され、周回駆動され、駆動プーリー752Aの回転を従動プーリー71に伝達する。また、固定ユニット74は、従動プーリー71を回転可能に支持する。更に、モーターユニット75は、モーター752を支持し、かつ、駆動プーリー752Aの径方向を含む断面視において、駆動プーリー752Aと出力シャフト712とを結ぶ方向にスライド移動可能とされる。なお、ベルト72が駆動プーリー752Aと従動プーリー本体711の周面との間に架け渡された状態において、第1ばね744および第2ばね745は、駆動プーリー752Aが出力シャフト712から離れる方向にモーターユニット75を付勢する。
かくして、モーター752の駆動プーリー752Aが回転駆動されると、ベルト72によって、駆動プーリー752Aの回転駆動力が従動プーリー本体711に伝達される。そして、従動プーリー71の出力シャフト712が回転されることによって、駆動伝達部713に連結された感光体ドラム321が回転される。なお、本実施形態では、駆動プーリー752Aの外径よりも従動プーリー本体711の外径が大きく設定される。このため、駆動プーリー752Aの回転駆動力がベルト72を介して従動プーリー本体711に伝達される際に、前記回転駆動の減速が好適に実現される。すなわち、ベルト72が減速機構としての機能を備える。
<補助駆動機構7Aについて>
次に、図4乃至図6を参照して、本実施形態に係る補助駆動機構7A(補助伝達部)について説明する。図4は、補助駆動機構7Aが装着された駆動ユニット7を前方から見た正面図である。また、図5は、図4を右方から見た側面図である。更に、図6は、図5において、ベルト72が破断した際の側面図である。補助駆動機構7Aは、駆動ユニット7に連結される。補助駆動機構7Aは、ベルト72の破断に伴って、駆動プーリー752Aの回転駆動力を出力シャフト712に伝達する機能を備える。
図4および図5を参照して、補助駆動機構7Aは、第1補助駆動ギア76(第1補助伝達部)と、第2補助駆動ギア77(第2補助伝達部)とを備える。
第1補助駆動ギア76は、円板形状からなり、その周面に不図示のギア歯を備える。第1補助駆動ギア76は、出力シャフト712の軸方向に従動プーリー本体711と間隔をおいて出力シャフト712に固定される(図5)。
第2補助駆動ギア77は、第1補助駆動ギア76に連結される。第2補助駆動ギア77は、シャフト773に回転可能に支持される。図5に示されるように、シャフト773は、画像形成装置1の装置本体10の後方内壁部101に、内壁軸受部102を介して配置される。シャフト773が、第2補助駆動ギア77の内部に形成された不図示の挿入穴に挿通されることで、第2補助駆動ギア77がシャフト773に回転可能に支持される。
第2補助駆動ギア77は、被連結ギア771(連結部)と、伝達ギア772(伝達部)とを備える。伝達ギア772は、第1補助駆動ギア76に回転駆動力を伝達する。伝達ギア772は円板形状からなり、その周面には、不図示のギア歯を備える。被連結ギア771は、駆動プーリー752Aに対して出力シャフト712と反対側で、駆動プーリー752Aと径方向に間隔をおいて、伝達ギア772と同軸上に配置される。
図5を参照して、駆動プーリー752Aと従動プーリー本体711との間に、ベルト72が架け渡され、駆動プーリー752Aの回転駆動力が、ベルト72を介して、出力シャフト712に伝達される。この際、第1補助駆動ギア76は、出力シャフト712と一体的に回転駆動されている。また、伝達ギア772が駆動伝達ニップ部Cにおいて、第1補助駆動ギア76と噛み合っているため、第2補助駆動ギア77は、第1補助駆動ギア76に従動して回転されている。この際、前述のように、ベルト72は、駆動プーリー752Aを下方に向かって付勢している(図5の矢印D51)。また、第1ばね744(第2ばね745)が、モーター支持部材751を上方に向かって付勢しているため(矢印D52)、駆動プーリー752Aは、第1ばね744(第2ばね745)によって、上方に付勢されている。この結果、駆動プーリー752Aと第2補助駆動ギア77の被連結ギア771との間には、隙間Gが形成されている。
一方、図6を参照して、駆動ユニット7の駆動中に突発的な要因が生じ、または、ベルト72の長期使用に伴ってベルト72が破断すると、ベルト72を介した出力シャフト712の回転駆動力の伝達経路が失われる。同時に、ベルト72が駆動プーリー752Aを下方に向かって付勢する力が失われる。これにより、第1ばね744(第2ばね745)の付勢力によって、モーター支持部材751が固定プレート741に対して相対的に上方に移動される(図6の矢印D61)(スライド移動)。この結果、駆動プーリー752Aの先端部である連結部752Bが、第2補助駆動ギア77の被連結ギア771に当接される。なお、連結部752Bと被連結ギア771との外周部には、予め同じピッチのギア歯が形成されている。このため、駆動プーリー752Aの回転駆動力が、連結部752Bから被連結ギア771に伝達される。この結果、駆動プーリー752Aの回転駆動力は、第2補助駆動ギア77から第1補助駆動ギア76を介して、出力シャフト712に伝達される。したがって、ベルト72が破断した場合であっても、出力シャフト712に回転駆動力が伝達されることが可能となる。なお、上記のように、駆動伝達ニップ部Cでは、所定のギア歯によって、第1補助駆動ギア76と第2補助駆動ギア77とが噛み合っているため、ベルト72の回転駆動力の伝達と比較すると、ギア歯の噛み合い振動が発生する場合がある。しかしながら、上記のように、ベルト72の破断に伴って、感光体ドラム321の回転駆動が停止されることが抑止され、画像形成装置1の継続的な使用が実現される。
<検出部78について>
次に、図7乃至図10を参照して、本実施形態に係る検出部78について詳述する。図7は、検出部78を備えた駆動ユニット7の(A)正面図および(B)側面図である。また、図8は、図7において、ベルト72が軸方向に移動した状態の駆動ユニット7の(A)正面図および(B)側面図である。更に、図9は、ベルト72が破断した場合の駆動ユニット7の(A)正面図および(B)側面図である。また、図10は、ベルト72が駆動プーリー752A上で傾斜して張架された状態を説明するための(A)拡大斜視図および(B)模式的な側面図である。
駆動ユニット7は、検出部78を有する。検出部78は、駆動プーリー752Aと出力シャフト712との軸間距離の変化を検出する。特に、本実施形態では、モーターユニット75が固定ユニット74に対してスライド移動をすることに伴って、駆動プーリー752Aが移動されることで、前記軸間距離の変化が検出部78によって検出される。
検出部78は、アーム部781(アクチュエータ)と、センサー部782とを備える。
アーム部781は、固定ユニット74に回動可能に支持される。アーム部781は、モーターユニット75のスライド移動に伴って、モーターユニット75に押圧される。アーム部781は、支点部781Aと、左アーム部781B(第2アーム部)と、右アーム部781D(第1アーム部)とを備える。支点部781Aは、アーム部781の回動の支点となる。支点部781Aは、アーム部781に開口された不図示の孔部であり、固定プレート741から前方に突設された不図示の軸部に挿通される。左アーム部781Bは、支点部781Aから左方に延設された後、下方に向かって屈曲されたアーム部である。左アーム部781Bは、先端部に被当接部781Cを備える。被当接部781Cは、後記のモーター支持部材751の突起部755に当接可能とされる。右アーム部781Dは、支点部781Aから右方に向かって延設されるアーム部である。すなわち、左アーム部781Bは、右アーム部781Dとは異なる方向に延設される。右アーム部781Dの先端部には、更に右方に向かって突設される検出片781Eが配置される。検出片781Eは、センサー部782によって検出される。検出片781Eは、アーム部781の回動に伴って、略上下方向に移動される。
センサー部782は、画像形成装置1の後方内壁部101(図5)に固定されるセンサーである。センサー部782は、アーム部781の回動に伴う検出片781Eの移動を検出する。本実施形態では、センサー部782では、上下方向に複数の光センサーが隣接して配置される。このため、検出片781Eの上下方向のわずかな移動を、前記複数の光センサーが精度良く検出することが可能となる。
更に、モーターユニット75のモーター支持部材751のうち、駆動プーリー752Aの上方部分には、突起部755(当接部)が配置される。突起部755は、モーター支持部材751から前方に向かって突設される突片である。突起部755は、アーム部781の被当接部781Cに当接する。また、突起部755は、モーターユニット75のスライド移動に伴って、被当接部781Cを上方に向かって押圧する。
図7を参照して、ベルト72が駆動プーリー752Aと従動プーリー本体711との間に架け渡されている状態において、モーターユニット75の突起部755は、アーム部781の被当接部781Cに僅かに当接している。この際、アーム部781の検出片781Eは、最も上方に配置され、センサー部782の内部の複数の光センサーによって検出されている。特に、本実施形態では、モーター752の回転駆動時において、ベルト72が上下方向に安定して延伸している場合に、図7に示されるような状態となる。換言すれば、ベルト72が駆動プーリー752Aの延設方向と直交または略直交する第1の方向(上下方向)に延伸するように、駆動プーリー752Aと従動プーリー本体711の周面との間に架け渡された第1の状態において、突起部755は、左アーム部781Bの被当接部781Cに僅かに当接する第1の位置に配置される。
一方、図8(B)に示されるように、駆動プーリー752Aと従動プーリー本体711との間に架け渡されるベルト72が、軸方向に移動した場合、突起部755は僅かに上方に移動される。図10を参照して、本実施形態では、前述のように、駆動プーリー752Aおよび従動プーリー本体711は、軸方向において僅かに外径が変化されるクラウン形状を備える。換言すれば、いずれも軸方向の中央部の外径よりも、軸方向の外側の外径が小さく設定される。
駆動ユニット7の駆動に伴って、ベルト72が周回されると、ベルト72が従動プーリー本体711上を軸方向に移動する場合がある(図10(B)の矢印D101)。この場合、ベルト72は、図10(A)、(B)の72Aから72Bで示される位置に移動する。この際、駆動プーリー752Aおよび従動プーリー本体711がクラウン形状からなるため、ベルト72に僅かな弛みが生じる。この結果、前記弛みの分だけ、従動プーリー本体711に対して駆動プーリー752Aが移動可能とされる。したがって、第1ばね744および第2ばね745の付勢力によって、モーターユニット75が固定ユニット74に対して上方にスライド移動される。この結果、駆動プーリー752Aが、従動プーリー本体711に対して僅かに上方に移動される。このような、ベルト72の挙動に伴う、駆動プーリー752Aと従動プーリー本体711(出力シャフト712)との軸間距離の変動が、センサー部782によって検出される。すなわち、図8に示すように、モーター支持部材751が固定プレート741に対して相対的に上方にスライド移動すると(図8(A)の矢印D81、図8(B)の矢印D82)、突起部755が僅かに左アーム部781Bの被当接部781Cを上方に向かって押圧する。この結果、アーム部781が支点部781Aを支点として回動され、検出片781Eが僅かに下方に移動される。この際、検出片781Eを検出していた複数の光センサーのうち、上方に配置される光センサーの対向位置から検出片781Eが下方に離脱される。したがって、画像形成装置1の不図示の制御部は、センサー部782から送信される前記光センサー部の出力変動によってモーター支持部材751の移動を検出する。換言すれば、駆動プーリー752Aと出力シャフト712との間で架け渡されるベルト72の姿勢の変化(状態変更)が検出される。なお、上記について換言すれば、ベルト72の駆動プーリー752Aに対する傾きが前記第1の方向よりも傾斜するように、ベルト72が駆動プーリー752Aと従動プーリー本体711の周面との間に架け渡された第2の状態において、突起部755は、前記第1の位置よりも左アーム部781Bの被当接部781Cを上方に押圧する。そして、このようなベルトの挙動は、駆動プーリー752A上において軸方向にベルト72が移動する場合も同様に生じうる(図10(A)、(B)の矢印D102)。
更に、図9を参照して、前述のように突発的事由または長期の使用によって、ベルト72が破断すると、ベルト72を介した出力シャフト712の回転駆動力の伝達経路が失われる。同時に、ベルト72が駆動プーリー752Aを下方に向かって付勢する力が失われる。これにより、第1ばね744(第2ばね745)の付勢力によって、モーター支持部材751が固定プレート741に対して相対的に上方に移動される。この結果、突起部755が、図8の状態よりも更に被当接部781Cを上方に押圧する第2の位置に配置され、アーム部781が支点部781Aを支点として大きく回動される。そして、検出片781Eは、センサー部782の内部に配置される全ての光センサーの対向部分から下方に離脱される。すなわち、センサー部782の全ての光センサーから前述の制御部に送信される信号がLOW信号となる。この結果、前記制御部は、検出片781Eがセンサー部782から離脱されたこと、換言すれば、ベルト72が破断したことを検出することができる。この際、本実施形態では、前述のように、補助駆動機構7Aが備えられることによって、ベルト72が破断した後であっても、出力シャフト712への回転駆動力の伝達が好適に継続される。
以上、本実施形態によれば、モーター752の駆動プーリー752Aが回転されると、ベルト72を介して、従動プーリー本体711が回転される。この結果、出力シャフト712が回転駆動され、駆動ユニット7に連結される被駆動手段が回転可能とされる。固定ユニット74は従動プーリー本体711を回転可能に支持する。一方、モーターユニット75は、モーター752を支持するとともに、駆動プーリー752Aの径方向を含む断面視において、駆動プーリー752Aと出力シャフト712とを結ぶ方向にスライド移動可能とされる。そして、第1ばね744および第2ばね745は、駆動プーリー752Aが出力シャフト712から離れる方向にモーターユニット75を付勢する。この結果、駆動プーリー752Aは、ベルト72によって出力シャフト712に近づく方向に付勢されるとともに、第1ばね744および第2ばね745によって出力シャフト712から離れる方向に付勢される。出力シャフト712と従動プーリー本体711との間でベルト72が弛むと、駆動プーリー752Aが第1ばね744および第2ばね745の付勢力によって出力シャフト712から離れるように移動される。この結果、駆動プーリー752Aと出力シャフト712との軸間距離が変化される。この際、検出部78が前記軸間距離の変化を検出することで、ベルト72が弛んだ状態を検出することが可能となる。更に、ベルト72が破断した場合、同様に、駆動プーリー752Aが出力シャフト712から離間されるため、検出部78によって前記破断を検出することが可能となる。
また、上記の実施形態によれば、モーターユニット75のスライド移動に伴って、出力シャフト712に対して駆動プーリー752Aが移動される。この結果、前記軸間距離が検出部78によって検出される。
また、上記の実施形態によれば、検出部78は、アーム部781と、検出片781Eと、センサー部782とを有する。そして、モーターユニット75のスライド移動によってアーム部781が回動され、センサー部782が検出片781Eの移動を検出することが可能となる。
また、上記の実施形態によれば、モーターユニット75のスライド移動に伴って、突起部755が左アーム部781Bに当接すると、アーム部781が支点部781Aを支点として回動される。この結果、右アーム部781Dの検出片781Eが移動され、検出部78によって前記移動が好適に検出される。
また、上記の実施形態によれば、ベルト72が駆動プーリー752Aの延設方向と直交または略直交する第1の方向に延伸するように、駆動プーリー752Aと従動プーリー本体711の周面との間に架け渡されると(第1の状態)、突起部755は第1の位置に配置される。一方、ベルト72の駆動プーリー752Aに対する傾きが第1の方向よりも傾斜するように、ベルト72が駆動プーリー752Aと従動プーリー本体711の周面との間に架け渡されると(第2の状態)、突起部755は第2の位置に配置される。突起部755は、第2の位置において、第1の位置よりも左アーム部781Bを押圧する。このため、ベルト72が斜行して周回される状態が、検出部78によって好適に検出される。
また、上記の実施形態によれば、センサー部782は検出片781Eの移動を複数の段階で検出することが可能となる。このため、駆動プーリー752Aと従動プーリー本体711との間に架け渡されたベルト72の状態を、より細かく検出することができる。特に、検出片781Eの移動方向に沿って複数配置される光センサーによって、前記ベルト72の状態を、細かく検出することができる。
また、上記の実施形態によれば、第1ばね744および第2ばね745は、駆動プーリー752Aの軸方向と交差する断面視において、駆動プーリー752Aと出力シャフト712とを結ぶ方向に延設されるばね部材であって、第1ばね744および第2ばね745の一端は固定ユニット74の第1切欠き部742Aおよび第2切欠き部743Aに固定され、第1ばね744および第2ばね745の他端は、モーターユニット75のうちの第1切欠き部742Aおよび第2切欠き部743Aよりも、駆動プーリー752Aから出力シャフト712に向かう方向に離間した第3切欠き部753Aおよび第4切欠き部754Aに固定される。このため、固定ユニット74の第1切欠き部742Aおよび第2切欠き部743Aとモーターユニット75の第3切欠き部753Aおよび第4切欠き部754Aとの間に配置された第1ばね744および第2ばね745によって、モーターユニット75のスライド移動が可能とされる。
また、上記の実施形態によれば、従動プーリー本体711の外径は駆動プーリー752Aの外径よりも大きく設定される。このため、駆動プーリー752Aの回転駆動力がベルト72を介して従動プーリー本体711に伝達される際に、前記回転駆動の減速が好適に実現される。
また、上記の実施形態によれば、ベルト72が破断した場合であっても、補助駆動機構7Aによって駆動プーリー752Aの回転駆動力が出力シャフト712に好適に伝達される。詳しくは、ベルト72が破断した場合であっても、駆動プーリー752Aが第1ばね744および第2ばね745の付勢力によって第2補助駆動ギア77の被連結ギア771に連結される。駆動プーリー752Aの回転駆動力は、被連結ギア771と同軸上の伝達ギア772から第1補助駆動ギア76に伝達される。この結果、前記回転駆動力が出力シャフト712に好適に伝達される。
以上、本発明の実施形態に係る駆動ユニット7およびこれを備えた画像形成装置1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を採用することができる。
(1)上記の実施形態では、駆動ユニット7が、補助駆動機構7Aおよび検出部78を備える態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。駆動ユニット7は、補助駆動機構7A、検出部78の一方を備えるものであってもよい。駆動ユニット7が検出部78だけを備える場合、検出部78によってベルト72の挙動または破断が好適に検出される。このため、検出部78の検出結果を、画像形成装置1の不図示の表示部などに表示させることによって、早期に駆動ユニット7のメンテナンスを実行することが可能となる。一方、駆動ユニット7が補助駆動機構7Aだけを備える場合、ベルト72が破断した場合であっても、補助駆動機構7Aが出力シャフト712への回転駆動力の伝達を引き継ぐことが可能となる。したがって、感光体ドラム321の回転不良に伴って、画像形成装置1の動作が停止される時間が低減されることが可能となる。
(2)上記の実施形態では、駆動ユニット7が回転駆動させる対象として、感光体ドラム321を用いて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。駆動ユニット7は、中間転写ベルト331など、画像形成装置のその他の回転体を回転させるものであってもよい。特に、感光体ドラム321や中間転写ベルト331のように、トナー像を担持する部材においては、ベルト72における金属ベルトの滑らかな駆動伝達特性によって、トナー像に振動による画質欠陥が生じることが好適に抑止される。
(3)また、上記の実施形態では、図10に示されるように、駆動プーリー752Aおよび従動プーリー本体711がクラウン形状からなる態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。駆動プーリー752Aおよび従動プーリー本体711のうちの一方がクラウン形状からなる態様であってもよい。特に、駆動プーリー752Aが金属製であり、従動プーリー本体711が樹脂製である場合は、従動プーリー本体711がクラウン形状からなることが望ましい。金属製の駆動プーリー752Aと比較して、従動プーリー本体711を成型する金型の形状変更によって、安価にクラウン形状を備えることができる。また、駆動プーリー752Aよりも大径の従動プーリー本体711がクラウン形状からなることによって、ベルト72が安定して周回される。なお、金属ベルトの更なる安定した周回のためには、前述のように、駆動プーリー752Aおよび従動プーリー本体711が、クラウン形状からなる態様が望ましい。
1 画像形成装置
101 後方内壁部
102 内壁軸受部
7 駆動ユニット
7A 補助駆動機構(補助伝達部)
70 ハウジング
701 軸穴
701A 第1軸受部
702 第1締結部
703 第2締結部
704 第3締結部
71 従動プーリー(プーリー)
711 従動プーリー本体
712 出力シャフト
713 駆動伝達部
72 ベルト
721 下方周回部
722 上方周回部
73 速度検出部
74 固定ユニット(第1ユニット)
741 固定プレート
741A 第1スクリュー固定部
742 第1側壁部
742A 第1切欠き部(第1固定部)
743 第2側壁部
743A 第2切欠き部(第1固定部)
744 第1ばね(付勢部材)
745 第2ばね(付勢部材)
75 モーターユニット(第2ユニット)
751 モーター支持部材
752 モーター
752A 駆動プーリー(駆動シャフト)
752B 連結部
753 第3側壁部
753A 第3切欠き部(第2固定部)
754 第4側壁部
754A 第4切欠き部(第2固定部)
755 突起部(当接部)
76 第1補助駆動ギア(第1補助伝達部)
77 第2補助駆動ギア(第2補助伝達部)
771 被連結ギア(連結部)
772 伝達ギア(伝達部)
773 シャフト
78 検出部
781 アーム部(アクチュエータ)
781A 支点部
781B 左アーム部(第2アーム部)
781C 被当接部
781D 右アーム部(第1アーム部)
781E 検出片
782 センサー部

Claims (9)

  1. 回転駆動力を発生する駆動シャフトを含むモーターと、
    周面を備えた円板形状からなり、その中央部に前記駆動シャフトの軸方向と平行に延設される出力シャフトを備え、かつ、前記周面が前記駆動シャフトに対して、前記回転における径方向に間隔をおいて配置されるプーリーと、
    前記駆動シャフトと前記プーリーの前記周面との間に架け渡され、周回駆動され、前記駆動シャフトの回転を前記プーリーに伝達する金属ベルトと、
    前記プーリーを回転可能に支持する第1ユニットと、
    前記モーターを支持し、かつ、前記駆動シャフトの前記径方向を含む断面視において、前記駆動シャフトと前記出力シャフトとを結ぶ第1方向にスライド移動可能な第2ユニットと、
    前記金属ベルトが前記駆動シャフトと前記プーリーの前記周面との間に架け渡された状態において、前記駆動シャフトが前記出力シャフトから離れる方向に前記第2ユニットを付勢する付勢部材と、
    前記金属ベルトの破断に伴って、前記駆動シャフトに連結され、前記駆動シャフトの回転駆動力を前記出力シャフトに伝達する補助伝達部と、
    を有し、
    前記補助伝達部は、
    前記出力シャフトが延設される方向である前記出力シャフトの軸方向に前記プーリーと間隔をおいて前記出力シャフトに固定される第1補助伝達部と、
    前記第1補助伝達部に回転駆動力を伝達する伝達部と、前記駆動シャフトに対して前記出力シャフトと反対側で前記駆動シャフトと径方向に間隔をおいて、前記伝達部と同軸上に配置される連結部と、を備え、回転可能に支持される第2補助伝達部と、
    を有し、
    前記金属ベルトの破断に伴って、前記第2ユニットが前記付勢部材に付勢されることで、前記駆動シャフトが前記連結部に連結されることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記付勢部材は、前記断面視において、前記駆動シャフトと前記出力シャフトとを結ぶ方向に延設されるばね部材であって、
    前記付勢部材の一端は前記第1ユニットの第1固定部に固定され、前記付勢部材の他端は、前記第2ユニットのうちの前記第1固定部よりも、前記駆動シャフトから前記出力シャフトに向かう方向に離間した第2固定部に固定されることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記第1ユニットは、
    前記プーリーを回転可能に支持する第1プレートと、
    前記断面視において、前記第1プレートのうち前記第1方向と直交する第2方向の両端部からそれぞれ立設され、前記第1方向に延びるように配置された第1側壁部および第2側壁部と、
    を備え、
    前記第2ユニットは、
    前記モーターを支持する第2プレートと、
    前記断面視において、前記第2プレートのうち前記第2方向の両端部からそれぞれ立設され、前記第1方向に延びるように配置された第3側壁部および第4側壁部と、
    を備え、
    前記第2ユニットが前記第1ユニットに対向して配置されると、前記第3側壁部および前記第4側壁部が、それぞれ、前記第2方向において、前記第1側壁部および前記第2側壁部の内側に配置されることを特徴とする請求項2に記載の駆動装置。
  4. 前記第1固定部は、前記第1側壁部および前記第2側壁部の前記第1方向の一端部にそれぞれ形成された第1切欠き部および第2切欠き部であって、
    前記第2固定部は、前記第3側壁部および前記第4側壁部の前記第1方向の他端部にそれぞれ形成された第3切欠き部および第4切欠き部であって、
    前記付勢部材は、一対配置され、
    一の前記付勢部材の一端が前記第1切欠き部に掛けられ、前記一の付勢部材の他端が前記第3切欠き部に掛けられ、
    他の前記付勢部材の一端が前記第2切欠き部に掛けられ、前記他の付勢部材の他端が前記第4切欠き部に掛けられることを特徴とする請求項3に記載の駆動装置。
  5. 前記駆動シャフトおよび前記プーリーの前記周面は、それぞれ軸方向に沿って外径が変化するクラウン形状からなることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の駆動装置。
  6. 前記駆動シャフトおよび前記プーリーの前記周面のうちの一方が、軸方向に沿って外径が変化するクラウン形状からなることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の駆動装置。
  7. 前記駆動シャフトは金属からなり、前記プーリーは樹脂からなり、
    前記プーリーの前記周面が前記クラウン形状からなることを特徴とする請求項6に記載の駆動装置。
  8. 前記プーリーの外径は前記駆動シャフトの外径よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の駆動装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の駆動装置と、
    前記出力シャフトに連結され、回転駆動され、表面にトナー像を担持する像担持体と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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