JP5885980B2 - 印刷機のゴミ取り装置及びそれを備えた印刷機 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷機の印刷ユニットに給紙される枚葉紙に付着している紙粉や裏移り防止用のパウダ等のゴミを取り除くゴミ取り装置及びそれを備えた印刷機に関する。
印刷機の印刷ユニットに給紙される枚葉紙に付着している紙粉や裏移り防止用のパウダ等のゴミを取り除くゴミ取り装置としては、例えば、下記特許文献1等に記載されているように、印刷機の枚葉紙流通方向最上流側に位置する印刷ユニットのゴム胴のブランケット面に湿し水のみを供給することにより、当該ゴム胴の当該ブランケット面に上記ゴミを付着させて、ゴミ取りローラで粘着性の表面に転移させて除去するようにしたものが知られている。
また、例えば、下記特許文献2等には、印刷ロールへと搬送される印刷基材の搬送路に面する位置に清掃ロール及び洗浄ロールを2セット設け、印刷基材に表面の塵埃を一方のセットの清掃ロールで清掃するときに、他方のセットの清掃ロールを洗浄ロールで洗浄し、印刷基材の表面の塵埃を他方のセットの清掃ロールで清掃するときに、一方のセットの清掃ロールを洗浄ロールで洗浄するように、これらの清掃ロールを交互に洗浄して使用することにより、印刷機を止めずに清掃ロールを自動的に洗浄しつつ、印刷基材の表面の塵埃を連続的に除去できるようにすることが開示されている。
実公平07−037871号公報 特開平01−258951号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載されているゴミ取り装置においては、ゴミ取りローラの表面に多くのゴミが転移して当該ゴミ取りローラの表面の粘着性が低下したら、印刷を一時中断して、当該ゴミ取りローラの表面を清掃することにより当該ゴミ取りローラの表面の粘着性を回復させるようにしなければならないため、生産性の低下を招いてしまっていた。
また、前記特許文献2に記載されているゴミ取り装置においては、両方のセットの清掃ロールが同じ直径であるため、これら清掃ロールが、早期に劣化してしまう、又は、塵埃を完全に除去することができなくなってしまい、前記特許文献1に記載されているゴミ取り装置の場合と同様に生産性の低下を招いてしまっていた。
具体的に説明すると、ゴミの主要部分を占める紙粉は、紙の表面に付着しているものと、紙の切断面よりこぼれる紙の短繊維との二種類がある。紙の切断面から発生する紙粉は、紙の端辺に集中して発生する。このような紙の端辺に集中して発生する紙粉を連続して除去するには、清掃ロールを強く押圧する必要がある。このため、清掃ロールは、早期に劣化してしまう。
他方、清掃ロールの早期の劣化を抑制するように、清掃ロールの押圧力を弱くすると、紙の端辺に集中して発生する紙粉を完全に除去することができなくなってしまうため、印刷を一時中断しなければならなくなり、生産性の低下を招いてしまう。
特に、シートを印刷する場合には、紙の端辺がロール紙よりも多いだけでなく、シートの搬送方向下流側の端辺(くわえ側)をくわえ爪等でくわえて搬送しながら印刷を行うため、搬送方向上流側の端辺(尻側)が激しくバタついて紙粉を多量に発生して、生産性がさらに大きく低下しやすかった。
このようなことから、本発明は、ゴム胴に付着したゴミを、印刷を中断することなく連続的に除去することができる印刷機のゴミ取り装置及びそれを備えた印刷機を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための、本発明に係る印刷機のゴミ取り装置は、圧胴と、前記圧胴に対して対接離反できるゴム胴と、前記ゴム胴に対接すると共に外周面に粘着性を有する第一の粘着ローラとを備えている印刷機のゴミ取り装置において、前記ゴム胴に対して前記第一の粘着ローラを対接離反させるように当該第一の粘着ローラを移動させる第一の粘着ローラ移動手段と、前記ゴム胴から離反している前記第一の粘着ローラの外周面に当接して当該第一の粘着ローラの外周面を洗浄する第一の粘着ローラ洗浄手段と、前記ゴム胴に対接すると共に外周面に粘着性を有して前記第一の粘着ローラの直径よりも小さい直径をなす第二の粘着ローラと、前記ゴム胴に対して前記第二の粘着ローラを対接離反させるように当該第二の粘着ローラを移動させる第二の粘着ローラ移動手段と、前記ゴム胴に対して前記第一の粘着ローラを対接させるように前記第一の粘着ローラ移動手段を作動させるに伴って、当該ゴム胴に対して前記第二の粘着ローラを離反させるように前記第二の粘着ローラ移動手段を作動させ、前記ゴム胴に対して前記第一の粘着ローラを離反させて前記第一の粘着ローラ洗浄手段に当接させるように前記第一の粘着ローラ移動手段を作動させるに伴って、当該ゴム胴に対して当該第一の粘着ローラを対接させている圧力よりも当該ゴム胴に対して前記第二の粘着ローラを大きい圧力で対接させると共に当該ゴム胴に対して当該第一の粘着ローラを対接させている時間よりも当該ゴム胴に対して前記第二の粘着ローラを短い時間で対接させるように、前記第二の粘着ローラ移動手段を作動させる制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る印刷機は、上述した印刷機のゴミ取り装置を備えていることを特徴とする。
本発明に係る印刷機のゴミ取り装置によれば、制御手段が、ゴム胴に対して第一の粘着ローラを対接させるように第一の粘着ローラ移動手段を作動させるに伴って、ゴム胴に対して第二の粘着ローラを離反させるように第二の粘着ローラ移動手段を作動させ、ゴム胴に対して第一の粘着ローラを離反させて第一の粘着ローラ洗浄手段に当接させるように第一の粘着ローラ移動手段を作動させるに伴って、ゴム胴に対して第二の粘着ローラを対接させるように第二の粘着ローラ移動手段を作動させることにより、第一の粘着ローラをゴム胴から離反させて第一の粘着ローラ洗浄手段で洗浄できるようにすると共に、第一の粘着ローラの洗浄中に、当該第一の粘着ローラに代えて第二の粘着ローラでゴム胴を再生することができるので、ゴム胴に付着したゴミを、印刷を中断することなく連続的に除去することができる。
また、第二の粘着ローラが、第一の粘着ローラの直径よりも小さい直径をなし、制御手段が、ゴム胴に対して第一の粘着ローラを離反させて第一の粘着ローラ洗浄手段に当接させるように第一の粘着ローラ移動手段を作動させるに伴って、ゴム胴に対して第一の粘着ローラを対接させている圧力よりもゴム胴に対して第二の粘着ローラを大きい圧力で対接させると共にゴム胴に対して第一の粘着ローラを対接させている時間よりもゴム胴に対して第二の粘着ローラを短い時間で対接させるように、第二の粘着ローラ移動手段を作動させることから、第一の粘着ローラが、ゴム胴に小さい圧力で長時間対接することにより、ゴム胴及び第一の粘着ローラ自身の劣化を抑制しながらゴミを除去すると共に、第二の粘着ローラが、ゴム胴に大きい圧力で短時間対接することにより、ゴム胴及び第二の粘着ローラ自身の劣化を最小限に抑えつつ、シートの端辺に集中して発生して第一の粘着ローラで完全に除去できなかった紙粉を除去するので、ゴム胴に付着したゴミを、印刷を中断することなく連続的に除去することができ、生産性を向上させることができる。
本発明に係る印刷機のゴミ取り装置を利用する枚葉印刷機の主な実施形態の全体概略構成図である。 図1の枚葉印刷機のゴミ取り装置の要部の抽出拡大図である。 図1の枚葉印刷機のゴミ取り装置の他の要部の抽出拡大図である。 図2の矢線IV方向からみた一部破断図である。 図1のゴミ取り装置の要部の制御ブロック図である。
本発明に係る印刷機のゴミ取り装置及びそれを備えた印刷機の実施形態を図面に基づいて以下に説明するが、本発明は図面に基づいて説明する以下の実施形態のみに限定されるものではない。
[主な実施形態]
本発明に係る印刷機のゴミ取り装置及びそれを備えた印刷機の主な実施形態を図1〜5に基づいて説明する。
図1に示すように、給紙装置100には、給紙台101上に積載されたシートである枚葉紙1を一枚ずつ送り出すフィーダボード102の基端側が連絡している。このフィーダボード102の先端側には、フィーダボード102上の枚葉紙1を渡胴201に一枚ずつ受け渡すスイング装置103が配設されている。
前記渡胴201には、ゴミ取り装置200の圧胴202が対接している。この圧胴202には、ゴム胴203が対接している。前記圧胴202の前記ゴム胴203との対接位置よりも当該圧胴202の回転方向下流側には、渡胴301が対接している。この渡胴301には、第一印刷ユニット300の圧胴302が対接している。この圧胴302には、ゴム胴303が対接している。このゴム胴303には、版胴304が対接している。この版胴304の近傍には、当該版胴304へ第一のインキを供給する第一のインキ供給装置(図示省略)及び当該版胴304へ湿し水を供給する給水装置(図示省略)がそれぞれ配設されている。
前記圧胴302の前記ゴム胴303との対接位置よりも当該圧胴302の回転方向下流側には、渡胴401が対接している。この渡胴401には、第二印刷ユニット400の圧胴402が対接している。この圧胴402には、ゴム胴403が対接している。このゴム胴403には、版胴404が対接している。この版胴404の近傍には、当該版胴404へ第二のインキを供給する第二のインキ供給装置(図示省略)及び当該版胴404へ湿し水を供給する給水装置(図示省略)がそれぞれ配設されている。
前記圧胴402の前記ゴム胴403との対接位置よりも当該圧胴402の回転方向下流側には、渡胴501が対接している。この渡胴501には、第三印刷ユニット500の圧胴502が対接している。この圧胴502には、ゴム胴503が対接している。このゴム胴503には、版胴504が対接している。この版胴504の近傍には、当該版胴504へ第三のインキを供給する第三のインキ供給装置(図示省略)及び当該版胴504へ湿し水を供給する給水装置(図示省略)がそれぞれ配設されている。
前記圧胴502の前記ゴム胴503との対接位置よりも当該圧胴502の回転方向下流側には、渡胴601が対接している。この渡胴601には、第四印刷ユニット600の圧胴602が対接している。この圧胴602には、ゴム胴603が対接している。このゴム胴603には、版胴604が対接している。この版胴604の近傍には、当該版胴604へ第四のインキを供給する第四のインキ供給装置(図示省略)及び当該版胴604へ湿し水を供給する給水装置(図示省略)がそれぞれ配設されている。
前記圧胴602の前記ゴム胴603との対接位置よりも当該圧胴602の回転方向下流側には、排紙装置700の排紙胴701が対接している。この排紙胴701には、スプロケット(図示省略)が同軸上に設けられている。このスプロケットには、くわえ爪を有する爪竿(図示省略)を所定の間隔で複数取り付けられたエンドレス型の排紙チェーン704が掛けられている。この排紙チェーン704は、スプロケット703に掛け渡されている。上記排紙チェーン704の下方には、排紙台705が複数配設されている。
そして、図2〜4に示すように、前記ゴミ取り装置200の前記ゴム胴203は、軸受204を介して本発明に係る偏心軸受205に回転可能に支持されている。前記偏心軸受205は、印刷機のフレーム10に対して回動可能に支持されている。前記偏心軸受205には、アーム205aが突設されている。前記偏心軸受205の前記アーム205aの先端側には、リンクプレート206の一端側がピン結合されている。
前記リンクプレート206の他端側には、L字型をなすレバー207の一端側がピン結合されており、当該レバー207は、L字状の曲折部分が、印刷機のフレームに支持された支持軸208に回動可能に支持されている。前記レバー207の他端側には、ロッド209aを軸方向に沿って移動させるステッピングモータ209の当該ロッド209aの先端側が回動可能に連結されている。前記ステッピングモータ209の基端側は、印刷機のフレーム10に支持されている。
つまり、前記ステッピングモータ209を作動させて前記ロッド209aを軸方向に移動させると、前記レバー207が揺動して、前記リンクプレート206を介して前記偏心軸受205の前記アーム205aが揺動することにより、当該偏心軸受205が回動して、前記圧胴202の外周面に対して前記ゴム胴203を対接離反させることができるようになっているのである。
また、図2に示すように、前記ゴム胴203には、外周面に粘着性を有する第一の粘着ローラである主粘着ローラ210(例えば、直径:199mm)が、前記圧胴202の軸心Opと当該主粘着ローラ210の軸心Oaとを結ぶ平面S1と水平面S0とのなす角度θ1と、当該圧胴202の軸心Opと上記ゴム胴203の軸心Obとを結ぶ平面S2と水平面S0とのなす角度θ2とを相違させるように対接している。
前記主粘着ローラ210は、軸受211を介して偏心軸受212に回転可能に支持されている。前記偏心軸受212は、前記フレーム10に対して回動可能に支持されている。前記偏心軸受212には、アーム212aが突設されている。前記偏心軸受212の前記アーム212aの先端側には、エアシリンダ213の先端側がピン結合されている。前記エアシリンダ213の基端側は、前記フレーム10に対して支持されている。
つまり、前記エアシリンダ213を伸縮させて、前記アーム212aを介して前記偏心軸受212を回動させることにより、前記主粘着ローラ210の外周面を前記ゴム胴203の外周面に対接させることや前記ゴム胴203の外周面から離反させることができるように、当該主粘着ローラ210を移動させてその位置を切り換えることができるようになっているのである。
前記主粘着ローラ210の外周面の近傍には、当該主粘着ローラ210の外周面と対向するようにしてパッド221が配設されており、当該パッド221は、当該主粘着ローラ210の外周面に対して当接離反できるように移動可能となっている。このパッド221の近傍には、洗浄液を含浸された洗浄帯222を巻き付けられた繰り出しローラ223と、この繰り出しローラ223から繰り出される前記洗浄帯222を回収する巻き取りローラ224とが配設されており、上記洗浄帯222は、上記パッド221の前記主粘着ローラ210との対向面側を通過するようになっている。
前記偏心軸受212の前記アーム212aの近傍には、前記フレーム10に対して回動可能に支持された回動軸214が配設されている。この回動軸214には、円板型をなすカム215が偏心して取り付けられている。前記偏心軸受212の前記アーム212aの長手方向中程には、前記カム215のカム面(外周面)に当接するカムフォロア216が設けられている。
つまり、前記エアシリンダ213の作動によって前記ゴム胴203の外周面に前記主粘着ローラ210を対接させているときに、前記回動軸214を回動させて、前記カム215を回動させると、前記カムフォロア216が移動して、前記アーム212aを介して前記偏心軸受212が回動し、前記ゴム胴203に対する前記主粘着ローラ210の押圧力等を調整することができるようになっているのである。
図2,4に示すように、前記ゴム胴203の外周面の近傍には、前記フレーム10に対して回動可能に支持された回動軸231が配設されている。この回動軸231には、略L字型をなす一対のブラケット232の一端側がそれぞれ固定支持されている。対をなす前記ブラケット232の対向面側には、前記ゴム胴203の径方向に沿って長手方向を向けた切欠き溝232aが形成されている。
前記ブラケット232の近傍には、前記ゴム胴203の軸方向へ長手方向を向けた支持ステー233の両端に連結されている支持フレーム234が配設されている。前記支持フレーム234の前記ブラケット232との対面側には、当該ブラケット232の前記切欠き溝232a内に係合する係合ローラ235及び係合バー236が支持部材235a,236aを介してそれぞれ取り付けられており、当該支持フレーム234は、当該ブラケット232に対して、当該係合ローラ235及び当該係合バー236を介して当該切欠き溝232aの長手方向に沿ってスライド移動できるように支承されている。
対をなす前記支持フレーム234の間の先端側(前記ゴム胴203側の端部側)には、外周面に粘着性を有して前記主粘着ローラ210の直径よりも小さい直径(例えば、主粘着ローラ210の直径199mmの約半分の100mm)をなす第二の粘着ローラである副粘着ローラ230が前記ゴム胴203の軸方向へ軸方向を向けて回転可能に支持されている。前記支持フレーム234の基端側には、前記副粘着ローラ230の軸方向へ軸方向を向けた止めピン237が当該支持フレーム234に対して軸方向で摺動移動できるように貫通支持されている。
前記ブラケット232の基端側には、前記止めピン237の先端側と着脱可能に嵌合する嵌合穴232bが形成されている。前記支持フレーム234と前記止めピン237との間には、当該支持フレーム234に対して当該止めピン237の先端側を突出させる方向へ付勢する圧縮コイルばね238が設けられている。
つまり、前記ブラケット232の前記切欠き溝232aに前記係合ローラ235及び前記係合バー236を載せるように前記支持フレーム234を配設して、当該ブラケット232の当該切欠き溝232aの先端側の端部にまで当該係合ローラ235を当接させるように当該支持フレーム234を当該切欠き溝232aに沿ってスライド移動させることにより、当該ブラケット232に対して、当該支持フレーム234、すなわち、前記副粘着ローラ230を規定の位置に位置決めすることができ、当該ブラケット232の前記嵌合穴232b内に前記止めピン237を嵌合させることにより、当該ブラケット232に対して、当該支持フレーム234、すなわち、前記副粘着ローラ230を規定の位置に固定することができる一方、前記圧縮コイルばね238の付勢力に抗して前記止めピン237を前記ブラケット232の前記嵌合穴232bから引き抜いて、当該ブラケット232から前記支持フレーム234を離反させるように前記係合ローラ235及び前記係合バー236を当該ブラケット232の前記切欠き溝232a上で移動させることにより、当該ブラケット232に対して前記副粘着ローラ230を前記支持フレーム234等と共に取り外すことができるようになっているのである。
前記回動軸231には、レバー239の一端側が連結固定されている。前記レバー239の他端側には、エアシリンダ240の先端側がピン結合されている。前記エアシリンダ240の基端側は、前記フレーム10に対して支持されている。
つまり、前記エアシリンダ240を伸縮させると、前記レバー239を介して前記回動軸231が回動して、前記ブラケット232が揺動し、前記支持フレーム234を介して前記副粘着ローラ230を前記ゴム胴203の外周面に対して対接離反させることができるようになっているのである。
また、前記偏心軸受205には、前記回動軸231側へカム面を向けた本発明に係るカム241が取り付けられている。前記ブラケット232の曲折部分には、支持プレート243の基端側が先端側を当該ブラケット232から突出させるようにして固定されている。前記支持プレート243の先端側には、前記カム241のカム面と当接可能な本発明に係るカムフォロア242が取り付けられている。
つまり、前記エアシリンダ240の作動による前記ゴム胴203の外周面への前記副粘着ローラ230の対接に伴って、前記カムフォロア242が前記カム241のカム面に押し付けられるように当接することにより、当該ゴム胴203の外周面に対する前記副粘着ローラ230の押圧力を一定に保持することができるようになっているのである。
また、図5に示すように、前記ステッピングモータ209及び前記エアシリンダ213,240並びに前記パッド221を前記主粘着ローラ210の外周面に対して当接離反移動させるパッド移動手段225は、制御手段である制御装置250の出力部へ電気的に接続されている。この制御装置250の入力部には、枚葉紙1の厚さを入力する紙厚入力手段251と、前記給紙装置100から給紙された枚葉紙1の枚数、すなわち、前記主粘着ローラ210でゴミを除去した枚葉紙1の枚数を計数するカウンタ252と、時間を計測するタイマ253と、前記主粘着ローラ210の洗浄開始時期(ゴミを除去する枚葉紙1の枚数)を入力する洗浄開始時期入力手段254とがそれぞれ電気的に接続されており、当該制御装置250は、当該紙厚入力手段251からの情報に基づいて、上記ステッピングモータ209の作動を制御すると共に、当該カウンタ252、当該タイマ253、当該洗浄時期入力手段254からの情報に基づいて、上記エアシリンダ213,240及び前記パッド移動手段225の作動を制御することができるようになっている(詳細は後述する)。
なお、本実施形態においては、前記リンクプレート206、前記レバー207、前記支持軸208、前記ステッピングモータ209等により、前記偏心軸受205を回動させる偏心軸受回動手段を構成し、前記軸受211、前記偏心軸受212、前記エアシリンダ213等により、第一の粘着ローラ移動手段を構成し、前記回動軸214、前記カム215、前記カムフォロア216等により、第一の粘着ローラ位置調整手段を構成し、前記パッド221、前記洗浄帯222、前記繰り出しローラ223、前記巻き取りローラ224、前記パッド移動手段225等により、第一の粘着ローラ洗浄手段を構成し、前記支持ステー233、前記支持フレーム234等により、前記副粘着ローラ230を回転可能に保持する第二の粘着ローラ保持手段を構成し、前記ブラケット232、前記係合ローラ235、前記係合バー236、前記止めピン237、前記圧縮コイルばね238等により、上記第二の粘着ローラ保持手段を着脱可能に支持する第二の粘着ローラ支持手段を構成し、上記第二の粘着ローラ保持手段、上記第二の粘着ローラ支持手段、前記回動軸231、前記レバー239、前記エアシリンダ240等により、第二の粘着ローラ移動手段を構成している。
このようなゴミ取り装置200を備えた本実施形態に係る枚葉印刷機の作動を次に説明する。
当初、ゴミ取り装置200は、前記主粘着ローラ210を前記ゴム胴203に対接させるように(例えば、ニップ圧:2mm)前記エアシリンダ213が収縮して前記カム215に前記カムフォロア216が当接すると共に、前記副粘着ローラ230を前記ゴム胴203から離反させるように前記エアシリンダ240が伸長している。
そして、給紙装置100の給紙台101上に積載した枚葉紙1の紙厚を前記紙厚入力手段251に入力すると共に、前記洗浄開始時期入力手段254で前記ゴミ取り装置200の前記主粘着ローラ210の洗浄開始時期(ゴミを除去する枚葉紙1の枚数)を入力すると、前記制御装置250は、上記紙厚入力手段251からの情報に基づいて、前記ゴミ取り装置200の前記ゴム胴203を前記圧胴202に対して枚葉紙1の紙厚に対応する押圧力で押圧させるように前記ステッピングモータ209を作動させる。
このとき、前記圧胴202の軸心Opと前記主粘着ローラ210の軸心Oaとを結ぶ平面S1と水平面S0とのなす角度θ1と、当該圧胴202の軸心Opと前記ゴム胴203の軸心Obとを結ぶ平面S2と水平面S0とのなす角度θ2とを相違させるように、当該主粘着ローラ210が当該ゴム胴203に対接していることから、前記偏心軸受205の回動による当該ゴム胴203の、当該圧胴202に対する枚葉紙1の厚さに対応した位置調整や、当該圧胴202に対する対接離反(着脱)を行うことができる。
次に、前記給紙装置100の給紙台101上の枚葉紙1をフィーダボード102上に一枚ずつ給紙してスイング装置103で前記渡胴201に一枚ずつ受け渡すと、当該枚葉紙1は、当該渡胴201から前記ゴミ取り装置200の前記圧胴202に受け渡され、当該圧胴202と前記ゴム胴203との対接位置を通過することにより、紙粉や裏移り防止用のパウダ等のゴミが前記ゴム胴203に付着転移して取り除かれた後、渡胴301を介して第一印刷ユニット300の圧胴302に受け渡され、版胴304に供給された第一のインキがゴム胴303を介して転写されて印刷される。
引き続き、上記枚葉紙1は、渡胴401を介して第二印刷ユニット400の圧胴402に受け渡され、版胴404に供給された第二のインキがゴム胴403を介して転写されて印刷され、渡胴501を介して第三印刷ユニット500の圧胴502に受け渡され、版胴504に供給された第三のインキがゴム胴503を介して転写されて印刷され、渡胴601を介して第四印刷ユニット600の圧胴602に受け渡され、版胴604に供給された第四のインキがゴム胴603を介して転写されて印刷された後、排紙装置700の排紙胴701に受け渡され、排紙チェーンの前記爪竿にくわえ替えされて搬送され、排紙台705上に排紙される。
他方、上記枚葉紙1から前記ゴミを除去した前記ゴミ取り装置200は、前記ゴム胴203に付着した前記ゴミが前記主粘着ローラ210の外周面に転移回収されることにより、当該ゴム胴203が再生されて、新たに送給される枚葉紙1に付着している前記ゴミを再び付着させて取り除く。
そして、前記ゴム胴203でゴミを除去した枚葉紙1の枚数が前記洗浄開始時期入力手段254で入力した枚数に到達すると、前記制御装置250は、前記カウンタ252からの情報に基づいて、前記エアシリンダ240を収縮制御することにより、前記ゴム胴203に対する前記主粘着ローラ210の対接圧力(押圧力)よりも前記ゴム胴203に対して前記副粘着ローラ230を大きい圧力(押圧力)で対接させ(例えば、ニップ圧:主粘着ローラ210と同じ2mm)、所定時間経過してから、前記エアシリンダ213を伸長制御することにより、前記主粘着ローラ210を前記ゴム胴203から離反させた後に、当該主粘着ローラ210に前記パッド221上の前記洗浄帯222を当接させるように前記パッド移動手段225の作動を制御する。
これにより、前記副粘着ローラ230が、前記主粘着ローラ210に代わって、前記ゴム胴203に付着した前記ゴミを転移回収して当該ゴム胴203を再生する一方、前記主粘着ローラ210が、転移回収した前記ゴミを前記洗浄帯222で所定時間洗浄除去される。
このとき、前記カムフォロア242が前記カム241のカム面に当接することにより、前記ゴム胴203の外周面への前記副粘着ローラ230の対接状態が設定されることから、前記偏心軸受205の回動によって上記ゴム胴203の位置が変化しても、上記副粘着ローラ230は、当該ゴム胴203の外周面に対して常に一定の力で押圧される。
このようにして前記洗浄帯222による前記主粘着ローラ210の洗浄を所定時間行うと、前記制御装置250は、前記タイマ253からの情報に基づいて、当該主粘着ローラ210の洗浄が終了したと判断し、前記パッド221上の前記洗浄帯222を当該主粘着ローラ210から離反させるように前記パッド移動手段225の作動を制御した後に、当該主粘着ローラ210を前記ゴム胴203に再び対接させるように(例えば、ニップ圧:2mm)前記エアシリンダ213を短縮制御し、所定時間経過してから、前記副粘着ローラ230を前記ゴム胴203から離反させるように前記エアシリンダ240を伸長制御する。
なお、このとき、前記ゴム胴203に対する前記主粘着ローラ210の対接時間よりも当該ゴム胴203に対する前記副粘着ローラ230の対接時間が短くなるように、前記洗浄帯222による前記主粘着ローラ210の洗浄時間等が設定されている。
これにより、前記ゴム胴203は、枚葉紙1から除去した前記ゴミが、粘着性能を回復された前記主粘着ローラ210によって再び転移回収されて再生される。
そして、印刷を終了したら、前記止めピン237を前記ブラケット232の前記嵌合穴232bから引き抜いて、当該ブラケット232から前記支持フレーム234を離反させるように前記係合ローラ235及び前記係合バー236を当該ブラケット232の前記切欠き溝232a上で移動させて、当該ブラケット232から前記支持フレーム234等と共に前記副粘着ローラ230を取り外すことにより、当該副粘着ローラ230を洗浄して粘着性能を回復させることができる。
このようにして上記副粘着ローラ230を洗浄したら、前記ブラケット232の前記切欠き溝232aに前記係合ローラ235及び前記係合バー236を載せるように前記支持フレーム234を再び配設して、当該ブラケット232の当該切欠き溝232aの先端側の端部にまで当該係合ローラ235を当接させるように当該支持フレーム234を当該切欠き溝232aに沿ってスライド移動させて、前記副粘着ローラ230を規定の位置に位置決めした後、当該ブラケット232の前記嵌合穴232b内に前記止めピン237を嵌合させて、前記副粘着ローラ230を規定の位置に固定することにより、当初の状態に簡単に復帰させることができる。
なお、例えば、前記主粘着ローラ210の使用に伴う直径サイズの変化等を生じた場合には、前記回動軸214を回動させて前記カム215を回動させ、前記カムフォロア216を移動させて前記偏心軸受212を回動させることにより、前記ゴム胴203に対する前記主粘着ローラ210の押圧力等を調整することができる。
したがって、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)前記主粘着ローラ210を前記ゴム胴203から離反させて洗浄帯222等で洗浄できるようにすると共に、当該主粘着ローラ210の洗浄中に、当該主粘着ローラ210に代えて前記副粘着ローラ230で前記ゴム胴203を再生することができるようにしたので、当該ゴム胴203に付着した前記ゴミを、印刷を中断することなく連続的に除去することができる。
(2)前記圧胴202の軸心Opと前記主粘着ローラ210の軸心Oaとを結ぶ平面S1と水平面S0とのなす角度θ1と、当該圧胴202の軸心Opと前記ゴム胴203の軸心Obとを結ぶ平面S2と水平面S0とのなす角度θ2とを相違させるように、当該主粘着ローラ210を当該ゴム胴203に対接させるようにしたので、前記偏心軸受205の回動による当該ゴム胴203の、当該圧胴202に対する枚葉紙1の厚さに対応した位置調整や、当該圧胴202に対する対接離反(着脱)を行うことができる。
(3)前記カムフォロア242を前記カム241のカム面に当接させることにより、前記ゴム胴203の外周面への前記副粘着ローラ230の対接状態を設定できるようにしたので、前記偏心軸受205の回動によって上記ゴム胴203の位置が変化しても、上記副粘着ローラ230を当該ゴム胴203の外周面に対して常に一定の力で押圧することができ、当該ゴム胴203に付着した前記ゴミを当該副粘着ローラ230で転移回収するゴミ除去能力を当該ゴム胴203の位置に左右されることなく常に一定に維持することができる。
(4)前記主粘着ローラ210の洗浄のために前記副粘着ローラ230を前記ゴム胴203に対接させて当該主粘着ローラ210を当該ゴム胴203から離反させるときや、前記主粘着ローラ210の洗浄を終えて当該主粘着ローラ210を前記ゴム胴203に再び対接させて前記副粘着ローラ230を当該ゴム胴203から離反させるときに、前記ゴム胴203に対して上記粘着ローラ210,230の一方を対接させた後に他方を離反させる、言い換えれば、前記ゴム胴203に対して上記粘着ローラ210,230の他方を離反させる前に一方を対接させるようにしたことから、上記粘着ローラ210,230の少なくともいずれかが当該ゴム胴203に常に対接するようになるので、当該ゴム胴203に付着した前記ゴミを常に除去し続けることができる。
(5)前記副粘着ローラ230が、前記主粘着ローラ210の直径よりも小さい直径をなし、前記ゴム胴203に対して前記主粘着ローラ210を対接させている圧力よりも当該ゴム胴203に対して前記副粘着ローラ230を大きい圧力で対接させると共に、当該ゴム胴203に対して前記主粘着ローラ210を対接させている時間よりも当該ゴム胴203に対して前記副粘着ローラ230を短い時間で対接させることによって、上記主粘着ローラ210を上記ゴム胴203に小さい圧力で長時間対接させて、当該ゴム胴203及び当該主粘着ローラ210自身の劣化を抑制しながら前記ゴミを除去すると共に、上記副粘着ローラ230を上記ゴム胴203に大きい圧力で短時間対接させて、当該ゴム胴203及び当該副粘着ローラ230自身の劣化を最小限に抑えつつ、枚葉紙1の端辺に集中して発生して上記主粘着ローラ210で完全に除去できなかった前記ゴミを除去するので、当該ゴム胴203に付着した前記ゴミを、印刷を中断することなく連続的に除去することができ、生産性を向上させることができる。
なお、枚葉紙1の端辺から発生する紙粉の量は、枚葉紙1の繊維の長さや密度、断裁時の刃の状態による繊維断裁面の状態、紙厚を含む枚葉紙1自体の剛性、印刷時の搬送速度等に大きく影響される。
前記副粘着ローラ230は、直径が前記主粘着ローラ210の直径の1/40程度の大きさを有すると、紙粉の少ない種類の枚葉紙1であれば、押圧力や対接時間や搬送速度等を調整することにより前記ゴム胴203のゴミを十分に除去することができる。しかしながら、上記副粘着ローラ230の直径がそれよりも小さいと、前記ゴム胴203のゴミを除去する当該副粘着ローラ230の表面積が小さくなり過ぎてしまうため、押圧力等を調整しても、前記ゴム胴203のゴミを十分に除去することが難しくなってしまう可能性がある。
このようなことから、前記副粘着ローラ230は、直径が前記主粘着ローラ210の直径の1/20以上であると、押圧力や対接時間や搬送速度等の調整に手間を掛けなくても、比較的多くの種類の枚葉紙1の紙粉を十分に除去することができるので好ましく、特に、1/5以上であると、主要な種類の枚葉紙1の紙粉を十分に除去することができるので非常に好ましい。
他方、前記副粘着ローラ230は、直径が前記主粘着ローラ210の直径に近似した大きさを有すると、前記ゴム胴203のゴミを十分に除去できる表面積を有することができるものの、大きい圧力(押圧力)で前記ゴム胴203に対接させるための機構を含めて装置全体が大きくなってしまい、高コストになってしまう。
このようなことから、装置全体としては印刷できる紙寸法によって制限が異なるものの、例えば、A判(625×880mm)以上の大きさの紙に対応可能な装置の場合、前記副粘着ローラ230は、直径が前記主粘着ローラ210の直径の4/5以下であると好ましい。
なお、印刷には、コーティングやインクジェット等を含み、ゴミ取り装置に続く印刷ユニットには、コーティングユニットやインクジェットユニットも含む。
さらに、本発明のシートは、紙に限定されるものではなく、プラスチックス等でもよい。さらにまた、シートを紙又はプラスチックスフィルムのウエブに変更してもよく、印刷物には機能性フィルム等も含む。ウエブに変更する場合において表裏のゴミを除去する必要がある場合は、ウェブの上下にゴミ取り装置を配し、圧胴に代えて二つのゴム胴でウエブを挟む構成を採用する。
本発明に係る印刷機のゴミ取り装置は、ゴム胴に付着したゴミを、印刷を中断することなく連続的に除去することができるので、印刷産業において極めて有益に利用することができる。
1 枚葉紙
10 フレーム
100 給紙装置
101 給紙台
102 フィーダボード
103 スイング装置
200 ゴミ取り装置
201 渡胴
202 圧胴
203 ゴム胴
204 軸受
205 偏心軸受
205a アーム
206 リンクプレート
207 レバー
208 支持軸
209 ステッピングモータ
209a ロッド
210 主粘着ローラ
211 軸受
212 偏心軸受
212a アーム
213 エアシリンダ
214 回動軸
215 カム
216 カムフォロア
221 パッド
222 洗浄帯
223 繰り出しローラ
224 巻き取りローラ
225 パッド移動手段
230 副粘着ローラ
231 回動軸
232 ブラケット
232a 切欠き溝
232b 嵌合穴
233 支持ステー
234 支持フレーム
235 係合ローラ
235a 支持部材
236 係合バー
236a 支持部材
237 止めピン
238 圧縮コイルばね
239 レバー
240 エアシリンダ
241 カム
242 カムフォロア
243 支持プレート
250 制御装置
251 紙厚入力手段
252 カウンタ
253 タイマ
254 洗浄開始時期入力手段
300 第一印刷ユニット
301 渡胴
302 圧胴
303 ゴム胴
304 版胴
400 第二印刷ユニット
401 渡胴
402 圧胴
403 ゴム胴
404 版胴
500 第三印刷ユニット
501 渡胴
502 圧胴
503 ゴム胴
504 版胴
600 第四印刷ユニット
601 渡胴
602 圧胴
603 ゴム胴
604 版胴
700 排紙装置
701 排紙胴
703 スプロケット
704 排紙チェーン
705 排紙台

Claims (2)

  1. 圧胴と、
    前記圧胴に対して対接離反できるゴム胴と、
    前記ゴム胴に対接すると共に外周面に粘着性を有する第一の粘着ローラと
    を備えている印刷機のゴミ取り装置において、
    前記ゴム胴に対して前記第一の粘着ローラを対接離反させるように当該第一の粘着ローラを移動させる第一の粘着ローラ移動手段と、
    前記ゴム胴から離反している前記第一の粘着ローラの外周面に当接して当該第一の粘着ローラの外周面を洗浄する第一の粘着ローラ洗浄手段と、
    前記ゴム胴に対接すると共に外周面に粘着性を有して前記第一の粘着ローラの直径よりも小さい直径をなす第二の粘着ローラと、
    前記ゴム胴に対して前記第二の粘着ローラを対接離反させるように当該第二の粘着ローラを移動させる第二の粘着ローラ移動手段と、
    前記ゴム胴に対して前記第一の粘着ローラを対接させるように前記第一の粘着ローラ移動手段を作動させるに伴って、当該ゴム胴に対して前記第二の粘着ローラを離反させるように前記第二の粘着ローラ移動手段を作動させ、前記ゴム胴に対して前記第一の粘着ローラを離反させて前記第一の粘着ローラ洗浄手段に当接させるように前記第一の粘着ローラ移動手段を作動させるに伴って、当該ゴム胴に対して当該第一の粘着ローラを対接させている圧力よりも当該ゴム胴に対して前記第二の粘着ローラを大きい圧力で対接させると共に当該ゴム胴に対して当該第一の粘着ローラを対接させている時間よりも当該ゴム胴に対して前記第二の粘着ローラを短い時間で対接させるように、前記第二の粘着ローラ移動手段を作動させる制御手段と
    を備えることを特徴とする印刷機のゴミ取り装置。
  2. 請求項に記載の印刷機のゴミ取り装置を備えている
    ことを特徴とする印刷機。
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