JP5885703B2 - 電磁弁の駆動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁弁の駆動制御装置に関し、特に内燃機関に装着される燃料噴射弁や排気還流制御弁などのように流体の流量を制御する電磁弁の開閉制御を行う装置に関する。
特許文献1には、電磁弁の駆動電流波形に基づいて電磁弁の実開弁時期を検出するとともに、駆動電圧波形に基づいて電磁弁の実閉弁時期を検出する電磁弁制御装置が示されている。この装置によれば、電流波形の変曲点が実開弁時期として検出され、電圧波形の変曲点が実閉弁時期として検出され、検出された実開弁時期及び実閉弁時期に応じて電磁弁の駆動信号が補正される。
特開平6−174139号公報
特許文献1に示された装置では、実開弁時期の検出は電流波形の変曲点を取得することにより行われる一方、実閉弁時期の検出は電圧波形の変曲点を取得することにより行われ、そのようにして検出された実開弁時期及び実閉弁時期に応じて駆動信号の補正が行われる。そのため、制御装置における実開閉弁時期を検出し、駆動信号を補正するための演算処理負荷が大きくなるという課題がある。
本発明はこの点に着目してなされたものであり、電磁弁の実開閉弁時期に対応した駆動信号の補正を、比較的少ない演算処理負荷で行うことができる電磁弁の駆動制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、流体の流量を制御する電磁弁(2)の駆動制御装置において、前記電磁弁の駆動電流の供給開始時点(tIS)から前記駆動電流が最大となる時点(tSW)までの電流増加期間中における所定のタイミング(tS1〜tS4)で前記駆動電流の値をサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプリング手段によるサンプリング値(ID1〜ID4)に基づいて、前記電流増加期間中において前記電磁弁の弁体(32)が弁座(37)から離れることによって現れる、前記駆動電流の変化特性における変曲点(PX)に対応する時点(tPX)を取得する変曲点取得手段と、前記駆動電流の供給開始時点(tIS)から前記変曲点に対応する時点(tPX)までの遅れ時間(TIDLY)を計測する計測手段と、計測される遅れ時間(TIDLY)に応じて、前記弁体(32)の前記弁座(37)方向への移動を開始させる戻しタイミング(tIE)を補正する補正手段とを備え、前記サンプリング手段は、前記電磁弁の駆動電流の供給開始時点から第1時間(TS1)経過した第1時点(tS1)、該第1時点から第2時間(TS2)経過した第2時点(tS2)、該第2時点から第3時間(TS3)経過した第3時点(tS3)、及び該第3時点から第4時間(TS4)経過した第4時点(tS4)において、前記駆動電流の値をサンプリングし、前記変曲点取得手段は、前記第1及び第2時点においてサンプリングされた第1及び第2電流値(ID1,ID2)を用いて、前記第1時点から第2時点までの電流変化特性を近似する第1近似直線(LA1)を求めるとともに、前記第3及び第4時点においてサンプリングされた第3及び第4電流値(ID3,ID4)を用いて、前記第3時点から第4時点までの電流変化特性を近似する第2近似直線(LA2)を求め、前記第1近似直線(LA1)と前記第2近似直線(LA2)の交点に対応する時点(tPX)を前記変曲点(PX)に対応する時点として算出し、前記第2時点(tS2)は、前記電磁弁の通常の変曲点対応時刻範囲より前の時点に設定され、前記第3時点(tS3)は前記通常の変曲点対応時刻範囲より後の時点に設定され、前記第4時点(tS4)は前記駆動電流が最大となる時点より前の時点に設定されることを特徴とする。
この構成によれば、電磁弁の駆動電流の供給開始時点から最大となる時点までの電流増加期間中における所定のタイミングで駆動電流の値がサンプリングされ、そのサンプリング値に基づいて、電流増加期間中において電磁弁の弁体が弁座から離れることによって現れる、駆動電流の変化特性における変曲点に対応する時点が取得され、駆動電流の供給開始時点から変曲点に対応する時点までの遅れ時間が計測され、計測される遅れ時間に応じて、弁体を弁座方向へ付勢する戻しタイミングが補正される。弁体が弁座から離れる方向へ作動するときは、弁体を弁座方向へ付勢するスプリングの付勢力が弁体の移動方向に対して逆方向に作用するため、スプリングの付勢力が大きいほど遅れ時間は長くなる傾向がある。すなわち、スプリングの付勢力が遅れ時間に反映される。一方、弁体が弁座方向へ移動する際には、スプリングの付勢力が弁体の移動方向に対して順方向に作用するため、遅れ時間が長いほど弁体の移動速度が速まる。したがって、遅れ時間に応じて戻しタイミングを補正することにより、比較的少ない演算処理負荷で、スプリングの付勢力のばらつきや経時変化の影響を排除し、電磁弁の実開弁時間を所望値に正確に制御することができる。また4つのサンプリングデータを用いた近似的な演算によって変曲点対応時刻が得られるので、高価な高速サンプリング回路が不要となり、コストを低減するとともに演算装置の演算負荷を軽減することができる。
請求項2に記載の発明は、流体の流量を制御する電磁弁(2)の駆動制御装置において、前記電磁弁の駆動電流の供給開始時点(tIS)から前記駆動電流が最大となる時点(tSW)までの電流増加期間中における所定のタイミング(tS1〜tS4)で前記駆動電流の値をサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプリング手段によるサンプリング値(ID1〜ID4)に基づいて、前記電流増加期間中において前記電磁弁の弁体(32)が弁座(37)から離れることによって現れる、前記駆動電流の変化特性における変曲点(PX)に対応する時点(tPX)を取得する変曲点取得手段と、前記駆動電流の供給開始時点(tIS)から前記変曲点に対応する時点(tPX)までの遅れ時間(TIDLY)を計測する計測手段と、計測される遅れ時間(TIDLY)に応じて、前記弁体(32)の前記弁座(37)方向への移動を開始させる戻しタイミング(tIE)を補正する補正手段とを備え、前記変曲点取得手段は、前記サンプリング値の一定時間毎の変化量(DID(k))を算出し、前記サンプリング値の変化量(DID(k))が判定閾値(DIDTH)以上と判定された時点から前記変曲点に対応する時点を特定することを特徴とする。
この構成によれば、比較的簡単な演算で変曲点対応時刻を特定することが可能となる。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の電磁弁の駆動制御装置において、前記補正手段は、前記遅れ時間(TIDLY)が長いほど前記戻しタイミング(tIE)が遅くなるように補正することを特徴とする。
この構成によれば、遅れ時間が長いほど戻しタイミングが遅くなるように補正される。遅れ時間が長い、すなわちスプリング付勢力が大きいほど、弁体の移動速度が速まるので、戻しタイミングを遅くすることによって、実開弁時間を所望値に一致させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1からの何れか1項に記載の電磁弁の駆動制御装置において、前記電磁弁は、内燃機関の燃焼室内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁(2)であることを特徴とする。
この構成によれば、燃料噴射弁の実開弁時間を所望値に制御できるので、燃料噴射量の制御精度を高めることができる。
本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその燃料噴射装置を示す図である。 図1に示す燃料噴射弁の要部の構成を説明するための断面図である。 図1に示す電子制御ユニット(ECU5)に含まれる燃料噴射弁駆動部の構成を説明するための回路図である。 燃料噴射弁を開弁するときに燃料噴射弁のソレノイドに印加される駆動電圧(VD)及び供給される駆動電流(ID)の波形を示す図である。 駆動電流変化特性の変曲点に対応する時点(tPX)を算出する手法を説明するための図である。 燃料噴射制御を行う燃料噴射制御処理を説明するためのフローチャート(第1の実施形態)である。 図6の処理で実行されるサブルーチンのフローチャートである。 図7の処理で参照されるテーブルを示す図である。 駆動電流変化特性の変曲点に対応する時点(tPX)を算出する手法を説明するためのタイムチャートである(第2の実施形態)。 燃料噴射制御処理を説明するためのフローチャートである(第2の実施形態)。 図10に示す処理の変形例のフローチャートである。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の一実施形態にかかる内燃機関(以下「エンジン」という)1及びその燃料噴射装置を示しており、4気筒のエンジン1は各気筒に対応して4つの燃料噴射弁2を備えている。燃料噴射弁2は、エンジン1の燃焼室内に直接燃料を噴射する。
スタータモータ4がエンジン1のクランク軸3を駆動可能に設けられており、スタータモータ4はスイッチ回路7を介してバッテリ6に接続されている。バッテリ6からスタータモータ4へ駆動電力が供給される。スイッチ回路7は電子制御ユニット(以下「ECU」という)5に接続されており、ECU5によってオンオフ制御が行われる。
4つの燃料噴射弁2はそれぞれECU5に接続されており、ECU5によって、その作動が制御される。ECU5には、バッテリ6が接続されており、バッテリ6からECU5が動作するための電力及び燃料噴射弁2を駆動するための電力が供給される。
図2は燃料噴射弁2の要部の構成を説明するための断面図であり、燃料噴射弁2は、弁軸31と、弁軸31の先端に固定された弁体32と、弁軸31に固定されたフランジ33,34と、電磁力が作用するコア35と、コア35とフランジ34との間に設けられた第1スプリング36と、弁座37と、スリーブ38と、ソレノイド39と、フランジ34を閉弁方向(図の下方向)に付勢する第2スプリング40と、燃料通路として機能する中空部を有するインナカラー41とを備えている。
ソレノイド39に駆動電流が供給されると、コア35が図の上方向に移動し、弁軸31及び弁体32が同様に上方向に移動して、燃料噴射弁2が開弁作動する。弁体32には、図の上方向から供給される燃料の圧力及び第2スプリング40の付勢力が印加される。したがって、これらの閉弁方向の付勢力より大きな開弁方向の付勢力が、ソレノイド39に供給される駆動電流によって弁体32に作用し、燃料噴射弁2が開弁作動する。
ECU5には、エンジン1の回転数NEを検出するエンジン回転数センサ21、エンジン1の吸入空気流量GAIRを検出する吸入空気流量センサ22、吸気温TAを検出する吸気温センサ23、エンジン冷却水温TWを検出する冷却水温センサ24などのエンジン運転状態を検出する各種センサが接続されており、それらのセンサの検出信号はECU5に供給される。
燃料噴射弁2は、燃料通路8を介してデリバリパイプ9に接続されており、デリバリパイプ9には、高圧ポンプ16によって加圧された燃料が通路17を介して供給される。通路17の途中には、燃圧調整機構15が設けられており、燃圧調整機構15の作動はECU5によって制御される。ECU5は、上述したセンサ及び図示しない他のセンサの検出信号に応じて燃圧調整機構15を介してデリバリパイプ9における燃料圧PFを調整する。
図3はECU5に含まれる燃料噴射弁駆動部の構成を説明するための回路図であり、1つの気筒の燃料噴射弁2を駆動するソレノイド39に駆動電流を供給する回路構成が示されている。他の気筒の燃料噴射弁を駆動する回路も同様に構成されている。
図3に示す燃料噴射弁駆動部は、ソレノイド39の一端に供給する電源電圧を切り換えるためのスイッチング素子としての電界効果トランジスタ(以下「FET」という)Q1,Q2と、ソレノイド39の他端とアースとの接続/非接続を切り換えるためのスイッチング素子としてのFETQ3と、ダイオードD1〜D3と、抵抗R1と、昇圧回路10と、CPU11と、駆動回路12と、電源回路13と、コンデンサC21,C22とを備えており、CPU11からFETQ1〜Q3及び昇圧回路10に制御信号が供給される。
昇圧回路10は、バッテリ6の出力電圧VB(例えば13V)を昇圧して第1電源電圧VS1(例えば40V)を出力する回路であり、コイルL11とダイオードD11の直列回路,コンデンサC11,抵抗R11,R12,FETQ11,及び駆動回路14を備えている。
CPU11は、入力端子VINに入力されるフィードバック電圧VFBに応じて出力端子DCSWから出力するFETQ11のオンオフ切換信号SSWのデューティ比DTYを制御する。具体的には、フィードバック電圧VFBが目標電圧VFBXと一致するようにデューティ比DTYを制御し、目標電圧VFBXは例えば第1電源電圧VS1が40Vである状態に対応する値に設定される。
電源回路13は、バッテリ出力電圧VBを安定化して第2電源電圧VS2(例えば6V)を出力し、CPU11に電源電圧として供給する。コンデンサC21及びC22は、特にスタータモータ4を作動させるエンジン始動時において、第2電源電圧VS2が一時的に低下することを防止するために設けられている。
バッテリ出力電圧VBは、FETQ2及びダイオードD1を介してソレノイド39の一端に供給され、第1電源電圧VS1は、FETQ1を介してソレノイド39の一端に供給される。ソレノイド39の他端は、FETQ3及び抵抗R1を介してアースに接続され、ダイオードD3は、ソレノイド39の他端と、昇圧回路10の出力との間に配置されている。
CPU11の出力端子HSW1及びHSW2から出力される第1電圧制御信号SDVS1及び第2電圧制御信号SDVS2は、駆動回路12を介してFETQ1,Q2のゲートに供給され、CPU11の出力端子LSWから出力されるロー側制御信号SDLは、駆動回路12を介してFETQ3のゲートに供給される。CPU11は、FETQ1〜Q3のオンオフ制御を行うことにより、ソレノイド39に供給する駆動電流を制御し、燃料噴射弁2を開閉する。
抵抗R1とFETQ3との接続点が、CPU11の電流検出端子VIDINに接続されている。電流検出端子VIDINの入力電圧は、ソレノイド39を流れる駆動電流IDに比例するので、駆動電流IDを検出することができる。また本実施形態では、バッテリ出力電圧VBに応じた燃料噴射時間の補正を行うため、CPU11のバッテリ電圧入力端子VBINがバッテリ6の出力端子に接続されている。
図4(a)は、燃料噴射弁2のリフト量LFT(開弁作動特性)の推移を示し、図4(b)及び(c)は、同図(a)の開弁作動特性に対応する、ソレノイド39に印加される駆動電圧VD及びソレノイド39に供給される駆動電流IDの波形を示す図であり、図4(d)は、開弁指令信号SCTLを示す。開弁指令信号SCTLは、時刻tISからtIEまでの期間において供給され、時刻tISからtSWまでの期間TVS1においては、FETQ1がオンされて第1電源電圧VS1が供給される。時刻tSWからtIEまでの期間TVBにおいては、FETQ1がオフされ、燃料噴射弁2の開弁状態を保持するための保持電流IHLDが目標電流ICMDと一致するように、FETQ2がオンオフデューティ制御される。
燃料噴射弁2が実際に開弁作動を開始する実開弁時期tOPは、図4(c)に示す駆動電流変化曲線LIDが最大値に向かって上昇する過程の変曲点PXに対応する時刻(以下「変曲点対応時刻」という)tPXとほぼ一致することが確認されている。また、実閉弁時期tCLは、時刻tIEから無効時間TDEAD及び閉弁移動時間TCLSが経過した後の時点であり、閉弁移動時間TCLSは主として第2スプリング40の付勢力に依存して変化する。
無効時間TDEADは、燃料噴射弁2を構成する部品の仕様によって決まるものであり、そのばらつきは第2スプリング40の付勢力のばらつきと比較して無視できる程度であって予め計測しておくことができる。よって、本実施形態では、時刻tISから変曲点対応時刻tPXまでの噴射遅れ時間TIDLYに応じてスプリング付勢力FSPGを算出し、スプリング付勢力FSPGに応じて閉弁移動時間TCLSを算出するようにしている。
閉弁移動時間TCLSを用いることにより、実閉弁時期tCLさらに実開弁時間TOPNAを算出することができる。よって本実施形態では、閉弁移動時間TCLSを用いて開弁指令信号SCTLの終期(以下「閉弁指令時期」という)tIEを補正することにより、実燃料噴射時間TINJAを、エンジン1の要求燃料量に対応する燃料噴射時間TINJと一致させる制御を行う。
図5は、変曲点対応時刻tPXを算出する手法を説明するための図であり、図4(c)における変曲点PX付近を拡大したものである。本実施形態では、以下の手順で変曲点対応時刻tPXを算出する。
1)駆動電流IDの供給開始時点(時刻tIS)から第1時間TS1経過後の第1時点tS1における第1電流値ID1(第1サンプル点PS1)と、第1時点tS1から第2時間TS2経過後の第2時点tS2における第2電流値ID2(第2サンプル点PS2)とを用いて、第1及び第2サンプル点PS1,PS2を通る第1近似直線LA1を求める。具体的には、下記式(1)の係数a1,b1を下記式(2),(3)により算出する。
ID=a1×t+b1 (1)
a1=(ID2−ID1)/(tS2−tS1) (2)
b1=(ID1×tS2−ID2×tS1)/(tS2−tS1) (3)
2)第2時点tS2から第3時間TS3経過後の第3時点tS3における第3電流値ID3(第3サンプル点PS3)と、第3時間TS3から第4時間TS4経過後の第4時点tS4における第4電流値ID4(第4サンプル点PS4)とを用いて、第3及び第4サンプル点PS3,PS4を通る第2近似直線LA2を求める。具体的には、下記式(4)の係数a2,b2を下記式(5),(6)により算出する。
ID=a2×t+b2 (4)
a2=(ID4−ID3)/(tS4−tS3) (5)
b2=(ID3×tS4−ID4×tS3)/(tS4−tS3) (6)
3)近似直線LA1とLA2の交点に対応する時点を変曲点対応時刻tPXとする。具体的には下記式(7)により変曲点対応時刻tPXを算出する。
tPX=(b1−b2)/(a2−a1) (7)
このようにして4つのサンプル点PS1〜PS4を用いた近似的な演算によって変曲点対応時刻tPXが得られるので、高価な高速サンプリング回路が不要となり、コストを低減するとともにCPU11の演算負荷を軽減することができる。
なお、図4(c)に示す駆動電流波形の立ち上り部分は、燃料噴射量に関わらずほぼ同一の波形となるので、第1〜第4時間TS1〜TS4は予め実験的に求めた時間を用いる。ただし、第2時点tS2は通常の変曲点対応時刻範囲より前の時点に設定し、第3時点tS3は、通常の変曲点対応時刻範囲より後の時点に設定し、第4時点tS4は駆動電流IDが最大となる時点tSWより前の時点に設定する。
図6は上述した手法により変曲点対応時刻tPXを算出し、燃料噴射制御を行う処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS11では、算出されている燃料噴射指令時間TINJCMD及び燃料噴射開始指令時間TISCMDに基づいて、燃料噴射実行用のタイマの設定を行い、燃料噴射開始時期において燃料噴射弁2(ソレノイド39)への駆動電流IDの供給を開始する(ステップS12,図4の時刻tIS)。燃料噴射開始指令時間TISCMDは、燃料噴射を実行すべきクランク角度期間の開始時点から開弁指令信号出力開始時点(tIS)までの待機時間に相当する。
ステップS13では時刻tISから第1時間TS1が経過したか否かを判別し、経過するまで待機する。ステップS13の答が肯定(YES)となったとき、すなわち第1時点tS1において第1電流値ID1のサンプリングを行う(ステップS14)。ステップS15では第1時点tS1から第2時間TS2が経過したか否かを判別し、経過するまで待機する。ステップS15の答が肯定(YES)となったとき、すなわち第2時点tS2において第2電流値ID2のサンプリングを行う(ステップS16)。
ステップS18では第2時点tS2から第3時間TS3が経過したか否かを判別し、経過するまで待機する。ステップS18の答が肯定(YES)となったとき、すなわち第3時点tS3において第3電流値ID3のサンプリングを行う(ステップS19)。ステップS20では第3時点tS3から第4時間TS4が経過したか否かを判別し、経過するまで待機する。ステップS20の答が肯定(YES)となったとき、すなわち第4時点tS4において第4電流値ID4のサンプリングを行う(ステップS21)。
ステップS18〜S21の処理と並行してステップS17を実行し、上記式(2)及び(3)による係数a1,b1の算出を行う。またステップS21実行後は、ステップS22において、上記式(5)及び(6)による係数a2,b2の算出を行う。
ステップS23では、上記式(7)により変曲点対応時刻tPXを算出する。ステップS24では、図7に示すTINJCMD算出処理を実行する。
図7のステップS31では、変曲点対応時刻tPX及び駆動電流供給開始時期tISを下記式(8)に適用し、噴射遅れ時間TIDLYを算出する。
TIDLY=tPX−tIS (8)
ステップS32では、噴射遅れ時間TIDLYに応じて図8(a)に示すFSPGテーブルを検索し、スプリング付勢力FSPGを算出する。スプリング付勢力FSPGは、第2スプリング40の収縮状態に応じて変化するが、ここで算出するスプリング付勢力FSPGは平均値である。スプリング付勢力FSPGが大きいほど、弁体32の作動開始時期は遅れるため、FSPGテーブルは、噴射遅れ時間TIDLYが長くなるほどスプリング付勢力FSPGが増加するように設定されている。
ステップS33では、スプリング付勢力FSPGに応じて図8(b)に示すTCLSテーブルを検索し、閉弁移動時間TCLSを算出する。スプリング付勢力FSPGが大きくなるほど閉弁移動時間TCLSは短くなるため、TCLSテーブルは閉弁移動時間TCLSが長くなるほどスプリング付勢力FSPGが減少するように設定されている。
ステップS34では、下記式(9)及び(10)によって実開弁時期tOP及び実閉弁時期tCLを算出し、さらに下記式(11)に実開弁時期tOP及び実閉弁時期tCLを適用して、実燃料噴射時間TINJAを算出する。
tOP=tPX (9)
tCL=tIE+TDEAD+TCLS (10)
TINJA=tCL−tOP (11)
ステップS35では、エンジン運転状態(例えばエンジン回転数NE、吸入空気流量GAIR、吸気温TAなど)に応じて理論噴射時間TINJTHを算出し、理論噴射時間TINJTHを下記式(12)に適用して、燃料噴射時間TINJを算出する。理論噴射時間TINJTHは、検出されたエンジン運転状態において必要な燃料噴射量に対応する燃料噴射時間である。
TINJ=KVB×TINJTH (12)
式(12)のKVBは、検出されるバッテリ出力電圧VBに応じて、図8(c)に示すKVBテーブルを検索することにより算出される補正係数である。KVBテーブルは、バッテリ出力電圧VBが低下するほど、補正係数KVBが減少するように設定されている。開弁指令時間が同一であっても、バッテリ出力電圧VBが低下するほど燃料噴射弁2の実開弁時間が短くなることに対応させたものである。
ステップS36では、下記式(13)に燃料噴射時間TINJ及び実燃料噴射時間TINJAを適用して、噴射時間偏差DTINJを算出する。
DTINJ=TINJ−TINJA (13)
ステップS37では、下記式(14)により、閉弁指令時期tIEを補正する。式(14)により、噴射時間偏差DTINJが正の値であるときは、噴射時間が不足することから閉弁指令時期tIEを噴射時間偏差DTINJだけ遅らせる一方、噴射時間偏差DTINJが負の値であるときは、噴射時間が過剰となることから閉弁指令時期tIEを噴射時間偏差DINJだけ早める補正が行われる。
tIE=tIE+DTINJ (14)
ステップS38では、下記式(15)に噴射時間偏差DTINJを適用して、燃料噴射指令時間TINJCMDを補正する。
TINJCMD=TINJCMD+DTINJ (15)
ステップS38で算出される燃料噴射指令時間TINJCMDに基づいて、次の燃料噴射が実行される。実行中の燃料噴射の閉弁指令時期より前に、ステップS37における閉弁指令時期tIEの変更を行うことができるときは、燃料噴射実行タイマの設定時間を変更することによって、直ちに閉弁指令時期tIEの補正を行う。実行中の燃料噴射の閉弁指令時期より前に閉弁指令時期tIEの変更ができないときは、次回の燃料噴射指令時間TINJCMDの補正によって閉弁指令時期tIEの補正を行う。
以上のように本実施形態では、燃料噴射弁2の駆動電流の供給開始時点tISから最大となる時点tSWまでの電流増加期間中における第1〜第4時点tS1〜tS4で駆動電流の値IDがサンプリングされ、そのサンプリング値ID1〜ID4に基づいて、電流増加期間中において燃料噴射弁2の弁体32が弁座37から離れることによって現れる、駆動電流の変化特性における変曲点PXに対応する変曲点対応時刻tPXが取得され、駆動電流の供給開始時点tISから変曲点対応時刻tPXまでの噴射遅れ時間TIDLYが算出され、噴射遅れ時間TIDLYに応じて、弁体32を弁座方向へ付勢する戻しタイミングである閉弁指令時期tIEが補正される。弁体32を弁座方向へ付勢する第2スプリング40の付勢力FSPGが大きいほど噴射遅れ時間TIDLYは長くなる一方、弁体32の閉弁作動時は、付勢力FSPGは弁体32の移動方向に対して順方向に作用するため、噴射遅れ時間TIDLYが長いほど、すなわち付勢力FSPGが大きいほど弁体32の移動速度が速まる。したがって、噴射遅れ時間TIDLYに応じて閉弁指令時期tIEを補正することにより、比較的少ない演算処理負荷で、第2スプリング40の付勢力FSPGのばらつきや経時変化の影響を排除し、燃料噴射弁2による実燃料噴射時間TINJAを、目標値に相当する燃料噴射時間TINJに正確に制御し、燃料噴射量の制御精度を高めることができる。
また噴射遅れ時間TIDLYが長いほど閉弁指令時期tIEが遅くなるように補正される。噴射遅れ時間TIDLYが長い、すなわちスプリング付勢力FSPGが大きいほど、閉弁方向への弁体32の移動速度が速まるので、閉弁指令時期tIEを遅くすることによって、実燃料噴射時間TINJAを燃料噴射時間TINJに正確に一致させることができる。
本実施形態では、ECU5のCPU11が、サンプリング手段、変曲点取得手段、計測手段、及び補正手段を構成する。
[第2の実施形態]
本実施形態は、変曲点PXに対応する時点を第1の実施形態とは異なる手法で特定するようにしたものであり、以下に説明する点以外は第1の実施形態と同一である。
図9は、本実施形態における変曲点対応時点(tPX)の特定手法を説明するためのタイムチャートであり、駆動電流IDの変化を模式的に示す。駆動電流IDの変化特性を近似する直線の傾きが、変曲点PXを過ぎると増加する点に着目し、以下のように特定する。すなわち、所定サンプリング周期DTS毎にサンプリングされる駆動電流値ID(k)と、所定サンプリング周期DTSとの積(図9に示す矩形の面積値)を積算することにより、積算値SAID(k)を算出し、その積算値SAID(k)の変化量DSAID(k)が判定閾値DSAIDTHを超えた時点tPXPの1サンプリング周期前の時点を、変曲点対応時点として特定する。kは、所定サンプリング周期DTSで離散化した離散化時刻である。
図10は本実施形態における燃料噴射制御を説明するためのフローチャートであり、図図6のステップS14〜S23をステップS51〜S58に変更し、ステップS58実行後にステップS24に進むようにしたものである。
ステップS51では、所定サンプリング周期DTSの経過を待ち、経過すると駆動電流値ID(k)のサンプリングを行う(ステップS52)。離散化時刻kは、本処理の開始時点で「1」に初期化されている。ステップS53では、下記式(21)により積算値SAID(k)を算出する。なお、SAID(0)は「0」に初期化されている。
SAID(k)=SAID(k-1)+ID(k)×DTS (21)
ステップS54では、下記式(22)により積算値変化量DSAID(k)を算出し、ステップS55で積算値変化量DSAID(k)が判定閾値DSAIDTH以上であるか否かを判別する。
DSAID(k)=SAID(k)−SAID(k-1) (22)
ステップS55の答が否定(NO)である間は、離散化時刻kを「1」だけ増加させて(ステップS56)、ステップS51に戻る。積算値変化量DSAID(k)が判定閾値DSAIDTH以上となると、ステップS57に進んで、その時点の離散化時刻kから「1」を減算した値を、離散化変曲点対応時刻kPXとして記憶する。ステップS58では、下記式(23)により、変曲点対応時刻tPXを算出する。
tPX=tS1+DTS×kPX (23)
本実施形態では、サンプリングされる駆動電流値ID(k)の積算値SAID(k)が算出され、さらにこの積算値の変化量DSAID(k)が算出され、積算値変化量DSAID(k)が判定閾値DSAIDTH以上と判定された時点の1サンプリング周期前の時点が、変曲点対応時刻tPXと判定されるので、比較的簡単な演算で変曲点対応時刻tPXを特定することができる。
[変形例]
図10に示す処理は、図11に示すように変形してもよい。図11に示す処理は、図10のステップS53を削除し、ステップS54及びS55をそれぞれステップS54a及びS55aに代えたものである。
ステップS54aでは、下記式(24)により駆動電流変化量DID(k)を算出する。
DID(k)=ID(k)−ID(k-1) (24)
ステップS55aでは、駆動電流変化量DID(k)が判定閾値DIDTH以上であるか否かを判別し、この答が否定(NO)である間はステップS56に進み、肯定(YES)となるとステップS57に進む。
図9から明らかなように、変曲点PXの前後で駆動電流値ID(k)の変化量が変化するので、駆動電流変化量DID(k)が判定閾値DIDTH以上となった時点の1サンプリング周期前の時点を、変曲点PXに対応する時点として特定することができる。したがって、比較的簡単な演算で変曲点対応時刻tPXを特定することが可能となる。
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、内燃機関に装着される燃料噴射弁の駆動制御装置に本発明を適用した例を示したが、流体の流量を制御するための一般的な電磁弁の駆動制御装置にも適用可能である。
1 内燃機関
2 燃料噴射弁
11 CPU(サンプリング手段、変曲点取得手段、計測手段、補正手段)

Claims (4)

  1. 流体の流量を制御する電磁弁の駆動制御装置において、
    前記電磁弁の駆動電流の供給開始時点から前記駆動電流が最大となる時点までの電流増加期間中における所定のタイミングで前記駆動電流の値をサンプリングするサンプリング手段と、
    前記サンプリング手段によるサンプリング値に基づいて、前記電流増加期間中において前記電磁弁の弁体が弁座から離れることによって現れる、前記駆動電流の変化特性における変曲点に対応する時点を取得する変曲点取得手段と、
    前記駆動電流の供給開始時点から前記変曲点に対応する時点までの遅れ時間を計測する計測手段と、
    計測される遅れ時間に応じて、前記弁体を前記弁座方向へ付勢する戻しタイミングを補正する補正手段とを備え
    前記サンプリング手段は、前記電磁弁の駆動電流の供給開始時点から第1時間経過した第1時点、該第1時点から第2時間経過した第2時点、該第2時点から第3時間経過した第3時点、及び該第3時点から第4時間経過した第4時点において、前記駆動電流の値をサンプリングし、
    前記変曲点取得手段は、
    前記第1及び第2時点においてサンプリングされた第1及び第2電流値を用いて、前記第1時点から第2時点までの電流変化特性を近似する第1近似直線を求めるとともに、
    前記第3及び第4時点においてサンプリングされた第3及び第4電流値を用いて、前記第3時点から第4時点までの電流変化特性を近似する第2近似直線を求め、
    前記第1近似直線と前記第2近似直線の交点に対応する時点を前記変曲点に対応する時点として算出し、
    前記第2時点は、前記電磁弁の通常の変曲点対応時刻範囲より前の時点に設定され、前記第3時点は前記通常の変曲点対応時刻範囲より後の時点に設定され、前記第4時点は前記駆動電流が最大となる時点より前の時点に設定されることを特徴とする電磁弁の駆動制御装置。
  2. 流体の流量を制御する電磁弁の駆動制御装置において、
    前記電磁弁の駆動電流の供給開始時点から前記駆動電流が最大となる時点までの電流増加期間中における所定のタイミングで前記駆動電流の値をサンプリングするサンプリング手段と、
    前記サンプリング手段によるサンプリング値に基づいて、前記電流増加期間中において前記電磁弁の弁体が弁座から離れることによって現れる、前記駆動電流の変化特性における変曲点に対応する時点を取得する変曲点取得手段と、
    前記駆動電流の供給開始時点から前記変曲点に対応する時点までの遅れ時間を計測する計測手段と、
    計測される遅れ時間に応じて、前記弁体を前記弁座方向へ付勢する戻しタイミングを補正する補正手段とを備え、
    前記変曲点取得手段は、
    前記サンプリング値の一定時間毎の変化量を算出し、
    前記サンプリング値の変化量が判定閾値以上と判定された時点から前記変曲点に対応する時点を特定することを特徴とする電磁弁の駆動制御装置。
  3. 前記補正手段は、前記遅れ時間が長いほど前記戻しタイミングが遅くなるように補正することを特徴とする請求項1または2に記載の電磁弁の駆動制御装置。
  4. 前記電磁弁は、内燃機関の燃焼室内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁であることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の電磁弁の駆動制御装置。
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