JP5885703B2 - 電磁弁の駆動制御装置 - Google Patents
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Description
この構成によれば、比較的簡単な演算で変曲点対応時刻を特定することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の電磁弁の駆動制御装置において、前記補正手段は、前記遅れ時間(TIDLY)が長いほど前記戻しタイミング(tIE)が遅くなるように補正することを特徴とする。
[第1の実施形態]
図1は本発明の一実施形態にかかる内燃機関(以下「エンジン」という)1及びその燃料噴射装置を示しており、4気筒のエンジン1は各気筒に対応して4つの燃料噴射弁2を備えている。燃料噴射弁2は、エンジン1の燃焼室内に直接燃料を噴射する。
ID=a1×t+b1 (1)
a1=(ID2−ID1)/(tS2−tS1) (2)
b1=(ID1×tS2−ID2×tS1)/(tS2−tS1) (3)
ID=a2×t+b2 (4)
a2=(ID4−ID3)/(tS4−tS3) (5)
b2=(ID3×tS4−ID4×tS3)/(tS4−tS3) (6)
tPX=(b1−b2)/(a2−a1) (7)
ステップS11では、算出されている燃料噴射指令時間TINJCMD及び燃料噴射開始指令時間TISCMDに基づいて、燃料噴射実行用のタイマの設定を行い、燃料噴射開始時期において燃料噴射弁2(ソレノイド39)への駆動電流IDの供給を開始する(ステップS12,図4の時刻tIS)。燃料噴射開始指令時間TISCMDは、燃料噴射を実行すべきクランク角度期間の開始時点から開弁指令信号出力開始時点(tIS)までの待機時間に相当する。
TIDLY=tPX−tIS (8)
ステップS32では、噴射遅れ時間TIDLYに応じて図8(a)に示すFSPGテーブルを検索し、スプリング付勢力FSPGを算出する。スプリング付勢力FSPGは、第2スプリング40の収縮状態に応じて変化するが、ここで算出するスプリング付勢力FSPGは平均値である。スプリング付勢力FSPGが大きいほど、弁体32の作動開始時期は遅れるため、FSPGテーブルは、噴射遅れ時間TIDLYが長くなるほどスプリング付勢力FSPGが増加するように設定されている。
tOP=tPX (9)
tCL=tIE+TDEAD+TCLS (10)
TINJA=tCL−tOP (11)
TINJ=KVB×TINJTH (12)
DTINJ=TINJ−TINJA (13)
tIE=tIE+DTINJ (14)
TINJCMD=TINJCMD+DTINJ (15)
本実施形態は、変曲点PXに対応する時点を第1の実施形態とは異なる手法で特定するようにしたものであり、以下に説明する点以外は第1の実施形態と同一である。
SAID(k)=SAID(k-1)+ID(k)×DTS (21)
DSAID(k)=SAID(k)−SAID(k-1) (22)
tPX=tS1+DTS×kPX (23)
図10に示す処理は、図11に示すように変形してもよい。図11に示す処理は、図10のステップS53を削除し、ステップS54及びS55をそれぞれステップS54a及びS55aに代えたものである。
DID(k)=ID(k)−ID(k-1) (24)
ステップS55aでは、駆動電流変化量DID(k)が判定閾値DIDTH以上であるか否かを判別し、この答が否定(NO)である間はステップS56に進み、肯定(YES)となるとステップS57に進む。
2 燃料噴射弁
11 CPU(サンプリング手段、変曲点取得手段、計測手段、補正手段)
Claims (4)
- 流体の流量を制御する電磁弁の駆動制御装置において、
前記電磁弁の駆動電流の供給開始時点から前記駆動電流が最大となる時点までの電流増加期間中における所定のタイミングで前記駆動電流の値をサンプリングするサンプリング手段と、
前記サンプリング手段によるサンプリング値に基づいて、前記電流増加期間中において前記電磁弁の弁体が弁座から離れることによって現れる、前記駆動電流の変化特性における変曲点に対応する時点を取得する変曲点取得手段と、
前記駆動電流の供給開始時点から前記変曲点に対応する時点までの遅れ時間を計測する計測手段と、
計測される遅れ時間に応じて、前記弁体を前記弁座方向へ付勢する戻しタイミングを補正する補正手段とを備え、
前記サンプリング手段は、前記電磁弁の駆動電流の供給開始時点から第1時間経過した第1時点、該第1時点から第2時間経過した第2時点、該第2時点から第3時間経過した第3時点、及び該第3時点から第4時間経過した第4時点において、前記駆動電流の値をサンプリングし、
前記変曲点取得手段は、
前記第1及び第2時点においてサンプリングされた第1及び第2電流値を用いて、前記第1時点から第2時点までの電流変化特性を近似する第1近似直線を求めるとともに、
前記第3及び第4時点においてサンプリングされた第3及び第4電流値を用いて、前記第3時点から第4時点までの電流変化特性を近似する第2近似直線を求め、
前記第1近似直線と前記第2近似直線の交点に対応する時点を前記変曲点に対応する時点として算出し、
前記第2時点は、前記電磁弁の通常の変曲点対応時刻範囲より前の時点に設定され、前記第3時点は前記通常の変曲点対応時刻範囲より後の時点に設定され、前記第4時点は前記駆動電流が最大となる時点より前の時点に設定されることを特徴とする電磁弁の駆動制御装置。 - 流体の流量を制御する電磁弁の駆動制御装置において、
前記電磁弁の駆動電流の供給開始時点から前記駆動電流が最大となる時点までの電流増加期間中における所定のタイミングで前記駆動電流の値をサンプリングするサンプリング手段と、
前記サンプリング手段によるサンプリング値に基づいて、前記電流増加期間中において前記電磁弁の弁体が弁座から離れることによって現れる、前記駆動電流の変化特性における変曲点に対応する時点を取得する変曲点取得手段と、
前記駆動電流の供給開始時点から前記変曲点に対応する時点までの遅れ時間を計測する計測手段と、
計測される遅れ時間に応じて、前記弁体を前記弁座方向へ付勢する戻しタイミングを補正する補正手段とを備え、
前記変曲点取得手段は、
前記サンプリング値の一定時間毎の変化量を算出し、
前記サンプリング値の変化量が判定閾値以上と判定された時点から前記変曲点に対応する時点を特定することを特徴とする電磁弁の駆動制御装置。 - 前記補正手段は、前記遅れ時間が長いほど前記戻しタイミングが遅くなるように補正することを特徴とする請求項1または2に記載の電磁弁の駆動制御装置。
- 前記電磁弁は、内燃機関の燃焼室内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の電磁弁の駆動制御装置。
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