JP5885492B2 - 送電装置および送電装置の制御方法 - Google Patents

送電装置および送電装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5885492B2
JP5885492B2 JP2011277322A JP2011277322A JP5885492B2 JP 5885492 B2 JP5885492 B2 JP 5885492B2 JP 2011277322 A JP2011277322 A JP 2011277322A JP 2011277322 A JP2011277322 A JP 2011277322A JP 5885492 B2 JP5885492 B2 JP 5885492B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
power transmission
amount
user
receiving device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011277322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013127933A (ja
Inventor
七野 隆広
隆広 七野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2011277322A priority Critical patent/JP5885492B2/ja
Publication of JP2013127933A publication Critical patent/JP2013127933A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5885492B2 publication Critical patent/JP5885492B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

本発明は装置間で電力の送受電を行うシステムにおける送電装置および送電方法に関する。
装置間で電力の送受電を行うシステムがある。特許文献1では、装置のユーザがユーザインターフェース(以下、UI)上で送電量を設定して、装置間で電力の送受電を行っている。
特開2010−115064
装置間で送受電を行うシステムでは、装置を所有するユーザに応じて送電量に差をつけたい場合がある。例えば、送電装置と受電装置のユーザが異なる場合の送電量は、ユーザが同一である場合の送電量と比較して少なく設定したいという要望がある。一方で、送電量をUI上で設定するのでは、ユーザの操作が煩雑になってしまう。
上記課題を解決するための本発明の送電装置は、受電装置のユーザ情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した前記受電装置のユーザ情報に基づいて、前記送電装置と前記受電装置のユーザが同じであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記送電装置と前記受電装置のユーザが同じであると判定された場合、該ユーザが同じでないと判定された場合よりも送電量が多くなるように、前記取得手段により取得した前記受電装置のユーザ情報に基づいて、前記送電装置から前記受電装置への送電量を決定する送電量決定手段と、前記受電装置への送電を行うか否かを決定する送電決定手段と、前記受電装置への送電を行うことを前記送電決定手段が決定した場合、前記送電量決定手段により決定した前記送電量に応じた電力を前記受電装置に送電する送電手段であって、前記送電装置と前記受電装置のユーザが同じであると判定された場合、該ユーザが同じでないと判定された場合よりも送電量が多くなるように決定された送電量に応じた電力を前記受電装置に送電する送電手段とを有する。
ユーザが送電量を設定することなく、送電装置と受電装置の各々のユーザに応じた送電量を設定できる。
本発明のシステム構成図 DSC100のブロック図 携帯電話101のブロック図 装置状態記憶部 暫定量記憶部 送電量記憶部 実施例1のシーケンス図 DSC100の制御部209のフロー 決定部203のフロー
[実施例1]
図1に本発明のシステム構成図を示す。図1において、デジタルスチルカメラ(以下、DSC)100は送電装置、携帯電話101は受電装置として動作する。102はDSC100のユーザであり、103は携帯電話101のユーザである。
図2は、DSC100のブロック図である。通信部200は、受電装置である携帯電話101との通信を行う。装置状態記憶部201は、DSC100および携帯電話101それぞれの電池残量やユーザ情報等を記憶する。本実施形態では、ユーザ情報は、DSC100および携帯電話101の各々において、ユーザが事前に設定しておくものとする。暫定量記憶部202は、電池残量やユーザ情報等に基づいた暫定の送電量を記憶する。決定部203は暫定量記憶部202や装置状態記憶部201に基づいて、携帯電話101に送電する送電量を決定する。送電量記憶部204は、前記暫定の送電量や、決定部203が決定する送電量を記憶する。送電部205は、決定部203が決定した送電量を携帯電話101へ送電する。206はDSC100に内蔵される電池である。給電部207は、送電装置であるDSC100が図示しない外部の電源から給電される部分である。カメラ部208はDSC100がデジタルスチルカメラとして動作する為の機能を持つ。そして制御部209は、記憶部210に記憶されたプログラムを読み出して実行することで、DSC100全体の制御を行う。
図3は本発明に適用できる携帯電話101のブロック図である。通信部300はDSC100との通信を行う。受電部301は送電部205が送電する電力を受電する。通話部302は携帯電話101の通話機能であり、カメラ部303は携帯電話101のカメラ機能である。304は携帯電話101に内蔵される電池である。制御部305は、記憶部306に記憶されたプログラムを読み出して実行することで、携帯電話101全体を制御する。
なお、ここでは、制御部209、制御部305としてCPU、記憶部210としてRAMおよびROMを用いる。しかしこれに限らず、制御部209、制御部305としてMPUを用いてもよい。また、記憶部210、記憶部306としてフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、DVDなどの記憶媒体を用いてもよい。
また、これらのブロックうちの複数のブロックを纏めて1つのブロックとして実現させるようにしてもよいし、1つのブロックを複数のブロックに分割して実現させるようにしてもよい。
図4に、装置状態記憶部201が記憶するテーブルを示す。図4(a)は送電装置であるDSC100の装置状態を記憶するためのテーブルである。図4(a)によれば、DSC100の電池残量400は電池206の容量の20%である。ユーザ情報401はDSC100のユーザ102の識別情報である“A”を記憶している。使用頻度402はDSC100の一日の使用状況を記憶する。使用頻度402によればDSC100は一日に0.5時間使用される。給電403はDSC100が図示しない外部の商用電源から給電されている場合は“1”を、そうでない場合は“0”を記憶する。
図4(b)は受電装置である携帯電話101の装置状態を記憶している。電池残量404は電池304の容量の5%である。ユーザ情報405は携帯電話101のユーザ103の識別情報である“B”を記憶している。使用頻度407は携帯電話101の一日の使用状況を記憶する。要求電力406は、携帯電話101がDSC100に要求する電力量を記憶する。ここには、要求された電力量がDSC100の電池206に占める割合を記憶する。要求電力406によれば携帯電話101はDSC100の電池206の容量の5%を要求している。使用頻度407は携帯電話101の一日の使用状況を記憶する。使用頻度407によれば携帯電話101は一日に1時間使用される。また、ユーザ情報401とユーザ情報405を比較すると、DSC100と携帯電話101のユーザは異なることが分かる。
図5に、暫定量記憶部202が記憶するテーブルを示す。暫定記憶部202では、3つの条件(優先度500、電池残量501、ユーザ比較502)に基づいて選択される暫定の送電量を記憶している。暫定の送電量は、送電装置であるDSC100の電池の容量に対する割合で表わされる。優先度500は送電装置であるDSC100に対する受電装置(即ち、携帯電話101)の優先度を示す。なお、優先度は、例えば、送電装置と受電装置の使用頻度に基づいて決定されるものとし、詳細は後述する。電池残量501は受電装置または送電装置の電池残量を示す。ユーザ比較502はDSC100と携帯電話101のユーザ情報(401、405)を比較した結果を示している。図5によれば、携帯電話101の優先度500が高く、携帯電話101の電池残量が10%以下で、DSC100と携帯電話101のユーザが異なる場合は、暫定の送電量として8%の電力を設定することを示している。また、ユーザ比較502が異なる場合の暫定の送電量は、ユーザ比較502が同一の場合の送電量に比べて低い値に設定している。
図6に、送電量記憶部204が記憶するテーブルを示す。優先度600は送電装置であるDSC100に対する受電装置(即ち、携帯電話101)の優先度を示す。ユーザ比較601は、DSC100と携帯電話101のそれぞれのユーザ情報を比較した結果、同一であるか異なるかを記憶する。暫定送電量602は、後述する決定部203のフローに基づいて決定部203が暫定量記憶部202から選択する暫定の送電量である。送電量603は、決定部203が決定する携帯電話101への送電量である。図6によれば、携帯電話101の優先度600はDSC100より高く、DSC100と携帯電話101のユーザは異なっている。また、決定部203は暫定送電量602として“8%“を選択し、最終的に携帯電話101に送電する送電量603は5%と決定したことを示している。
図7に、本実施形態のシーケンス図を示す。また、図8、図9にDSC100の制御部209が記憶部210から読み出して実現するフローチャートを示す。なお、図8(a)に示すフローチャートは、装置状態記憶部201を更新する際に実現され、図8(b)に示すフローチャートは、受電装置である携帯電話101の優先度を決定する際に実現される。また、図9(a)に示すフローチャートは、暫定の送電量を選択する際に実現され、図9(b)に示すフローチャートは、携帯電話101に送電する送電量を決定する際に実現される。
携帯電話101はDSC100に対して、通信部300を介して携帯電話101の装置IDを通知する(700)。この装置ID通知は、DSC100と携帯電話101が電力の送受電に使用するプロトコル(送受電方式)が同一かどうかの認証に使用される。制御部209はプロトコルの認証に成功すると、DSC100の電池206の残量を取得する(701、S800)。そして制御部209は装置状態記憶部201における電池残量400の値を更新する(702、S801)。続いて、携帯電話101はDSC100に、携帯電話101の電池304の残量を通知する(703)。制御部209は、携帯電話101の電池残量を取得すると(S802)、装置状態記憶部201の電池残量404の値を更新する(S803)。次に携帯電話101は自身のユーザ情報(ここでは、“B”)をDSC100に通知する(705)。制御部209は携帯電話101のユーザ情報を取得すると(S804)、装置状態記憶部201のユーザ情報405を更新する(706、S805)。そして、携帯電話101はDSC100に要求する電力量を通知する(707)。制御部209は携帯電話101の要求電力を取得すると(S806)、装置状態記憶部201の要求電力406を更新する(708、S807)。
続いて、制御部209はDSC100の使用頻度を取得し(709、S808)、装置状態記憶部201のDSC100の使用頻度402を更新する(710、S809)。次に、携帯電話101はDSC100に、自身の使用頻度を通知する(711)。制御部209は携帯電話101の使用頻度を取得すると(S810)、装置状態記憶部201の使用頻度407を更新する(712、S811)。
続いて、暫定の送電量および最終的に携帯電話101に送電する送電量を決定する処理について、決定部203のフロー(図9)に基づいて説明する。図9(a)のフローでは、決定部203は、送電量記憶部204と暫定量記憶部202を参照し、暫定送電量602を選択する。
決定部203は携帯電話101の優先度を決定する為にDSC100の使用頻度402と携帯電話101の使用頻度407を比較する(713)。DSC100の使用頻度402と携帯電話101の使用頻度407を比較すると、携帯電話101の使用頻度407の方が高い(S900でYES)。よって、決定部203は携帯電話101の優先度はDSC100の優先度よりも高いと判定し(S901)、送電量記憶部204の優先度600を更新する(714、S902)。S900において、携帯電話101の使用頻度407の方が高くなければ(S900でNO)、決定部203は携帯電話101の優先度はDSC100の優先度よりも低いと判定する(S903)。
決定部203は、送電量記憶部204の優先度600を参照する(715)。優先度600によれば、携帯電話101の優先度は高い(S904でYES)。
次に、決定部203は装置状態記憶部201の携帯電話101の電池残量404を参照し(716)、電池残量404が10%以上かどうか判定する(S905)。電池残量404によれば、携帯電話101の電池残量は10%より小さい(S905でNO)。
次に、決定部203は装置状態記憶部201のユーザ情報(401、406)を参照し(717)、ユーザ情報を比較する(S906)。ユーザ情報401および406によれば、DSC100と携帯電話101のユーザ情報は異なるので(S906でNO)、決定部203は送電量記憶部204のユーザ比較601を更新する(718)。
そして、決定部203は送電量記憶部204を参照し、送電量記憶部204の優先度600とユーザ比較601に基づいて、暫定量記憶部202から暫定送電量602を選択する。
送電量記憶部204によれば、携帯電話101の優先度600は“高”であり、ユーザ比較601は“異なる”である。よって、決定部203は暫定量記憶部202を参照し、優先度500が“高”、ユーザ比較が“異なる”、かつS905で判定した携帯電話101の電池残量が10%以下という条件に合致する暫定送電量である“8%”を選択する(S907)。そして、決定部203は送電量記憶部204の暫定送電量602を更新する(721)。
図9(b)のフローでは、決定部203は、図9(a)で選択した暫定送電量602が適正か否かおよびDSC100が送電可能か否かを判定し、最終的に送電量を決定する(722)。
まず、決定部203は装置状態記憶部201の給電403を参照し、DSC100が外部の電源から給電されているかを判定する(S919)。給電403によれば、DSC100は給電されていない(S919でNO)。次に決定部203は暫定送電量602が適正か否かを判定する為に、暫定送電量602と要求電力406を比較する(S920)。ここで、暫定送電量602は8%であり、要求電力406の5%よりも大きい(S920でYES)。
ここで、DSC100が要求電力406(5%)より大きい暫定送電量602(8%)を送電した場合に、携帯電話101の電池304にダメージを与える可能性があり、暫定送電量602は適切でないといえる。ここで、ダメージとは、過充電することにより電池が発熱したり、電池の性能が劣化したりすることを指す。このため、決定部203は、暫定送電量602は適切でないと判定する。そして、S920でYES以降のステップでは、送電量604として暫定送電量602は設定しない。
つづいて決定部203は要求電力406とDSC100の電池残量400を比較する(S921)。図4によると要求電力406は電池残量400よりも小さい(S921でNO)。よって、決定部203は要求電力406が送電可能であると判定し、送電量602を要求電力406の“5%”に決定し(S922、722)、送電量記憶部204の送電量603を更新する(723)。
送電量603が決定すると、DSC100の制御部209は通信部200を介して携帯電話101に送電量を通知し(724、S923)、送電部205を介して携帯電話101に送電を開始する(S924)。
S920において、暫定送電量602が要求電力量よりも小さい場合は(S920でNO)、暫定送電量602を送電しても携帯電話101の電池304にダメージを与える可能性はないと考えられる。よって、決定部203はS925で電池残量400と比較した上で、送電可能であれば(S925でNO)、送電量603を暫定送電量602に決定する(S926)。
S919において、DSC100が外部の電源から給電を受けていれば(S919でYES)、送電量602を要求電力406に決定する(S922)。
S925やS921において、暫定送電量602や要求電力406が電池残量400よりも大きい場合(S921でYES、S925でYES)、決定部203は携帯電話101の優先度600が“高”であるかを判定する(S927)。携帯電話101の優先度600が“高”であれば(S927でYES)、決定部203は、送電量602を電池残量400に決定する(S928)。また、携帯電話101の優先度600が“高”でなければ(S927でNO)、決定部203は送電するか否かの選択肢をDSC100の図示しないUI上に表示し、ユーザ100に選択させる(S929)。これは、携帯電話101に電池残量400を送電することによりDSC100は使用できなくなることをユーザに認識させることを目的としている。S929の結果、“送電する”が選択された場合は(S930でYES)、決定部203は送電量602を電池残量400に決定する(S928)。また、“送電する”が選択されなかった場合は(S930でNO)、決定部203は携帯電話101に送電不可通知を行う(S931)。当該通知を受けた携帯電話101は、カメラ100から受電できないことをユーザに通知する。
以上のように、本実施例によれば送電装置であるDSC100は、自身と受電装置である携帯電話101とのユーザ情報を比較し、比較結果に応じて送電量(図5)を選択する構成とした。これにより、送電装置と受電装置の各々のユーザに応じた送電量で充電することができる。また、送電量をUI上で設定する為に押し間違いによって意図しない送電量が設定されることを防止することができる。
図9(a)のフローでは、決定部203は、優先度500が“低”の場合の暫定送電量の最大値が、優先度500が“高”の場合の暫定送電量の最大値を超えないように設定する。これは、優先度500が“高”の場合(S904でYES)に選択される暫定送電量の最大値が10%(S908)であること、優先度500が“低”の場合(S904でNO)に選択される最大値が6%(S918)であることを比較すれば明らかである。
また、決定部203は、優先度500が“低”の場合の暫定送電量の最小値が、優先度500が“高”の場合の暫定送電量の最小値を超えないように設定する。これは、優先度500が“高”の場合(S904でYES)に選択される暫定送電量の最小値が4%(S910)であること、優先度500が“低”の場合(S904でNO)に選択される最大値が2%(S914)であることを比較すれば明らかである。こうすることで、受電装置である携帯電話101の優先度に応じた送電量の制御が可能となる。
また、図9(a)のフローは優先度の高い装置(DSC100または携帯電話101)の装置状態を考慮したフローとしている。例えば、S904において携帯電話101の優先度が高い場合は(S904でYES)、つづくS905で携帯電話101の装置状態(電池残量404)に基づいて、決定部203が暫定送電量を選択する。また、例えば、S904においてDSC100の優先度が高い場合は(S904でNO)、つづくS912でDSC100の装置状態(電池残量400)に基づいて、決定部203が暫定送電量を選択する。こうすることで、優先度が高い装置の装置状態に応じた送電が可能となる。
また、決定部203はDSC100と携帯電話101のユーザが異なる場合の暫定送電量が、ユーザが同一場合の暫定送電量を超えないように設定する。これは、S907とS908、S910とS911、S914とS915、S917とS918の暫定送電量をそれぞれ比較すれば明らかである。こうすることで、DSC100と携帯電話101のユーザ情報に基づいた送電量の制御が可能となる。
また、装置情報記憶部201、暫定量記憶部202、決定部203、送電量記憶部204は、DSC100の内部に存在しなくてもよい。例えば、受電装置である携帯電話101の内部に存在してもよいし、図1に図示しない装置の内部にあってもよい。
また、装置状態記憶部201のユーザ情報401および405は、図1のユーザ102および103の識別情報としたが、識別情報は個人の識別情報であってもよいし、ユーザ102および103が属するグループの識別情報であってもよい。
また、優先度600は、DSC100および携帯電話101の使用頻度(1日の使用状況)に基づいて決定されたが、これは時間あたりの電池残量の変化を基づいてもよい。即ち、DSC100の電池の減りかたの方が携帯電話101の電池の減りかたと比べて小さい場合には優先度600を“高”とし、そうでない場合は優先度600を“低”とする。これにより、送電装置よりも電池の減りが早い(時間あたりの電池残量の変化が大きい)受電装置に対しては、送電量を大きくすることができる。
また、優先度600は、電池容量に基づいて決定されてもよい。即ち、DSC100の電池容量よりも携帯電話101の電池容量の方が大きい場合には優先度600を“高”とし、そうでない場合は優先度600を“低”とする。これにより、電池容量が大きな受電装置に対して送電量を大きくすることができ、受電装置の動作可能な時間を長く確保することができる。
また、送電装置であるDSC100の電池残量400は、DSC100の電池206に保持しておくべき最低限の電池量を電池残量から減算したものであってもよい。例えば、DSC100が最低限撮影できる枚数から前記最低限の電池量を算出するといった方法がある。また、前記最低限の電池量は、受電装置である携帯電話の優先度600に応じて複数設定できる構成でもよい。例えば、優先度600が“高”である場合は、優先度600が“低”である場合と比較して、前記最低限の電池量を低く設定する。こうすることで、S928において、携帯電話101の優先度600が“高”であった場合に、携帯電話101の優先度600が“低”であった場合と比較して多くの送電が可能となる。
上述の本実施形態では、送電を開始する前に、送電装置は受電装置に対して送電量を通知した。しかしこれに限らず、受電装置に送電量を通知することなく、決定部203が決定した送電量の送電を完了すると送電装置が送電を停止するようにしてもよい。これにより、受電装置に予め送電量を通知することなく、送電装置送電量を制御することができる。
また、要求電力量を通知しない受電装置である場合には、制御部209はこれを判定して、要求電力量は暫定送電量と同じ値であるものとして扱う。該判定は、例えば、S806において所定時間経過しても要求電力量を取得できなかったことにより判定すればよい。この場合、例えば、図9(b)のS920では要求電力量と暫定送電量は同じ値であるため、NOに分岐する。なお、受電装置から送電停止の要求が来た場合には送電を停止する。これにより、要求電力量を通知しない受電装置に対しても、送電装置と受電装置の各々のユーザに応じた送電量制御を行うことができる。また、送電停止の要求の受信に応じて送電を停止するので、受電装置の電池にダメージを与える可能性を低減することができる。
また、上述の実施形態では、送電装置が商用電源から給電されている場合には、送電装置から受電装置への送電量は、要求電力量としていた。しかしこれに限らず、送電装置が商用電源から給電されている場合には、受電装置が満充電となるまで、または、受電装置から送電停止の要求が来るまで、送電するようにしてもよい。これにより、商用電源からの給電を、より有効に活用することができる。
また、上述の実施形態では、送電装置のユーザと受電装置のユーザとが同じ場合、異なる場合と比べて送電量を多くした。これに限らず、送電装置側で友人リストを作成できるようにし、受電装置のユーザが友人リストに登録されたユーザである場合には、ユーザが同じ場合と同様に処理を行うようにしてもよい。これにより、所定の相手が有する受電装置に対しては、送電装置の所有者が有する受電装置と同様に送電を行うことができる。
また、送電装置のユーザと受電装置のユーザとが異なる場合には送電量を0、即ち、電力を送らないようにしてもよい。これにより、ユーザが意図せずに他人の受電装置に電力を送信してしまうことを防ぐことができる。
200 通信部
201 装置状態記憶部
202 暫定量記憶部
203 決定部
204 送電量記憶部
205 送電部
206 電池
207 給電部
208 カメラ部
209 制御部
210 メモリ

Claims (9)

  1. 受電装置に送電する送電装置であって、
    前記受電装置のユーザ情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した前記受電装置のユーザ情報に基づいて、前記送電装置と前記受電装置のユーザが同じであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記送電装置と前記受電装置のユーザが同じであると判定された場合、該ユーザが同じでないと判定された場合よりも送電量が多くなるように、前記取得手段により取得した前記受電装置のユーザ情報に基づいて、前記送電装置から前記受電装置への送電量を決定する送電量決定手段と、
    前記受電装置への送電を行うか否かを決定する送電決定手段と
    前記受電装置への送電を行うことを前記送電決定手段が決定した場合、前記送電量決定手段により決定した前記送電量に応じた電力を前記受電装置に送電する送電手段であって、前記送電装置と前記受電装置のユーザが同じであると判定された場合、該ユーザが同じでないと判定された場合よりも送電量が多くなるように決定された送電量に応じた電力を前記受電装置に送電する送電手段と、
    を有することを特徴とする送電装置。
  2. 前記受電装置の優先度を設定する設定手段を更に有し、
    前記送電量決定手段は、前記受電装置のユーザ情報、前記送電装置のユーザ情報、および、前記設定手段により設定された前記優先度に基づいて、前記送電量を決定する
    ことを特徴とする請求項に記載の送電装置。
  3. 前記設定手段は、前記送電装置の使用頻度と前記受電装置の使用頻度とに基づいて、前記優先度を設定することを特徴とする請求項に記載の送電装置。
  4. 前記設定手段は、前記送電装置の電池容量と前記受電装置の電池容量とに基づいて、前記優先度を設定することを特徴とする請求項に記載の送電装置。
  5. 前記受電装置が要求する送電量を受信する第1の受信手段を更に有し、
    前記送電量決定手段は、更に前記第1の受信手段により受信した前記受電装置が要求する送電量に基づいて、前記送電装置から前記受電装置への送電量を決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の送電装置。
  6. 前記受電装置の電池残量を受信する第2の受信手段を更に有し、
    前記送電量決定手段は、更に前記第の受信手段により受信した前記受電装置と前記送電装置の電池残量とに基づいて、前記送電装置から前記受電装置への送電量を決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の送電装置。
  7. 送電装置の制御方法であって、
    受電装置のユーザ情報を取得する取得工程と、
    取得工程により取得した前記受電装置のユーザ情報に基づいて、前記送電装置と前記受電装置のユーザが同じであるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程により前記送電装置と前記受電装置のユーザが同じであると判定された場合、該ユーザが同じでないと判定された場合よりも送電量が多くなるように、前記受電装置のユーザ情報に基づいて、前記送電装置から前記受電装置への送電量を決定する送電量決定工程と、
    前記受電装置への送電を行うか否かを決定する送電決定工程と、
    前記受電装置への送電を行うことが前記送電決定工程により決定された場合、前記送電量決定工程において決定した前記送電量に応じた電力を前記受電装置に送電する送電工程であって、前記送電装置と前記受電装置のユーザが同じであると判定された場合、該ユーザが同じでないと判定された場合よりも送電量が多くなるように決定された送電量に応じた電力を前記受電装置に送電する送電工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  8. 送電装置と受電装置とを含むシステムであって、
    前記送電装置は、
    前記受電装置のユーザ情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した前記受電装置のユーザ情報に基づいて、前記送電装置と前記受電装置のユーザが同じであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記送電装置と前記受電装置のユーザが同じであると判定された場合、該ユーザが同じでないと判定された場合よりも送電量が多くなるように、前記取得手段により取得した前記受電装置のユーザ情報に基づいて、前記送電装置から前記受電装置への送電量を決定する送電量決定手段と、
    前記受電装置への送電を行うか否かを決定する送電決定手段と、
    前記受電装置への送電を行うことが前記送電決定手段により決定された場合、前記送電量決定手段により決定した前記送電量に応じた電力を前記受電装置に送電する送電手段であって、前記送電装置と前記受電装置のユーザが同じであると判定された場合、該ユーザが同じでないと判定された場合よりも送電量が多くなるように決定された送電量に応じた電力を前記受電装置に送電する送電手段と、
    を有することを特徴とするシステム。
  9. コンピュータを請求項1乃至のいずれか1項に記載の送電装置として機能させるためのプログラム。
JP2011277322A 2011-12-19 2011-12-19 送電装置および送電装置の制御方法 Active JP5885492B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011277322A JP5885492B2 (ja) 2011-12-19 2011-12-19 送電装置および送電装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011277322A JP5885492B2 (ja) 2011-12-19 2011-12-19 送電装置および送電装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013127933A JP2013127933A (ja) 2013-06-27
JP5885492B2 true JP5885492B2 (ja) 2016-03-15

Family

ID=48778352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011277322A Active JP5885492B2 (ja) 2011-12-19 2011-12-19 送電装置および送電装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5885492B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6252051B2 (ja) * 2013-09-06 2017-12-27 株式会社村田製作所 電力変換器
JP6491433B2 (ja) 2013-10-09 2019-03-27 キヤノン株式会社 送電装置並びにその制御方法、及びプログラム
CN113824206B (zh) * 2021-09-17 2023-05-23 中国船舶科学研究中心 一种基于岸基供电的水下试验平台供电控制系统

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005151609A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 携帯型電子装置
JP2006279844A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置、充電器、および充電システム
JP4459159B2 (ja) * 2005-12-02 2010-04-28 シャープ株式会社 端末装置
JP5239706B2 (ja) * 2008-09-30 2013-07-17 富士通株式会社 充電装置及び充電方法
JP5963399B2 (ja) * 2011-05-10 2016-08-03 キヤノン株式会社 無線電力伝送装置、無線電力伝送システム、および、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013127933A (ja) 2013-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10141791B2 (en) Systems and methods for controlling communications during wireless transmission of power using application programming interfaces
AU2015333819B2 (en) Audio class-compliant charging accessories for wireless headphones and headsets
JP6173057B2 (ja) 給電装置、給電方法、プログラム及び記録媒体
US9930708B2 (en) Method of reconnecting master device and slave device
US11588342B2 (en) Charging circuit, electronic device, charging control method and device
JP2014220944A (ja) 給電装置、電子機器、方法及びプログラム
JP5885492B2 (ja) 送電装置および送電装置の制御方法
WO2015113461A1 (zh) 电源适配器和终端
JP2013162651A (ja) 電子機器
JP6381304B2 (ja) 電子機器
JP2016067066A (ja) 給電装置及び電子機器
JP6624887B2 (ja) 電子機器、電子機器の制御方法及びプログラム
JP5827649B2 (ja) 電力供給システム
US9853500B2 (en) Power supply apparatus, method, and recording medium
JP6366292B2 (ja) 電子機器、制御方法及びプログラム
JP6700856B2 (ja) 給電装置、受電装置およびそれらの制御方法、プログラム
CN107124012B (zh) 充电方法、装置、充电器、终端和系统
JP6100078B2 (ja) 給電装置、給電方法及びコンピュータプログラム
US20150373777A1 (en) Communication apparatus, method for controlling communication apparatus, and program
CN105188156B (zh) 一种控制方法及电子设备
JP6314046B2 (ja) 連携システム
US10541568B2 (en) Power transmission device for wirelessly transmitting electric power to power reception device, control method for power transmission device, and recording medium
CN113784251A (zh) Tws耳机、充电盒、充电方法及系统
JP6443932B2 (ja) Ssid及びパスワード変更システム、充電器、ssid及びパスワード変更方法及び制御プログラム
US11239704B2 (en) Electronic apparatus, wireless power supply system, and control methods thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160209

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5885492

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151