JP5881461B2 - 冷媒圧縮機 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷媒圧縮機の縦断面図である。図1及び後述の各図においてハッチングで示した部分は、潤滑油を示している。また、図1及び後述の各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。更に、明細書全文に表れている構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
吸入弁71は、内部に給油流路72が形成された弁室73と、弁室73内に設けられ、給油流路72を開閉する弁体74とを備えている。弁体74は、液冷媒90よりも低く且つ潤滑油50よりも高い比重を有し、自身が液冷媒90に浸漬しているのか又は潤滑油50に浸漬しているのかに応じて上下に移動することで、給油流路72を開閉する。
電動機機構10に電力が供給されると、回転子12がトルクを発生し主軸30が回転する。主軸30の回転により、揺動スクロール22がオルダムリング(図示せず)により自転を規制されて揺動運動する。吸入管42から密閉容器40内に吸入されたガス冷媒は、固定スクロール21の渦巻歯21aと揺動スクロール22の渦巻歯22aとの間に形成された圧縮室に取り込まれる。そして、ガス冷媒を取り込んだ圧縮室は、揺動スクロール22の揺動運動に伴い、外周部から中心方向に移動しながら容積を減じ、冷媒ガスを圧縮する。そして、圧縮された冷媒ガスは、固定スクロール21に設けた吐出口21bから吐出弁21cに抗して吐出され、吐出管43から密閉容器40外へ排出される。
まず、図1に示すように油溜り部41に潤滑油50が貯留され、下側給油機構70の吸入弁71が図2(a)に示すように給油流路72を開放した状態にあるときの各ポンプの動作について説明する。
この状態の場合には、電動機機構10により主軸30を回転させることにより、下側給油機構70が油溜り部41に貯留された潤滑油50を吸い上げ、主軸30及び圧縮機構20の各摺動部に供給する。このとき、偏心穴81の位置には何ら液体が位置していないため、上側給油機構80ではポンプ動作は行われない。
実施の形態1では、下側給油機構を容積形ポンプ、上側給油機構を遠心ポンプで構成した例を示したが、実施の形態2は、下側給油機構も遠心ポンプで構成したものである。なお、実施の形態1と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施の形態2及び後述の実施の形態についても同様に適用される。
実施の形態2の下側給油機構70Aは、主軸30に軸心から偏心して主軸30の上端面から軸方向に貫通し、下端開口が油溜り部41内に位置するように形成された偏心穴78によって構成されている。そして、偏心穴78の途中に、実施の形態1と同様の動作を行う吸入弁71が設けられている。よって、図4に示すように下側給油機構70Aが液冷媒90中に浸漬している状態では、下側給油機構70Aは液冷媒の吸い上げを行わず、上側給油機構80側が潤滑油50を吸い上げて主軸30及び圧縮機構20の各摺動部に供給する動作を行う。
実施の形態3は、下側給油機構及び上側給油機構の両方を、容積形ポンプで構成したものである。
実施の形態3の上側給油機構80Aも実施の形態1と同様、潤滑油50の規定油量の液面位置1a(図1参照)よりも上方に配置されており、実施の形態1の上側給油機構80と同様の動作を行う。
上記実施の形態1〜3では、下側給油機構及び上側給油機構の2つの給油機構を設けていたが、実施の形態4は、1つの給油機構で上記の下側給油機構及び上側給油機構の両方の機能を兼ね備えたものである。
実施の形態4の冷媒圧縮機における給油機構100は、ここでは容積形ポンプで構成されており、ポンプ本体76と、図2に示した実施の形態1と同様の吸入弁71と、吸入弁71の吸入口(以下、下側吸入口という)75及び後述の上側吸入口80Bから異物が吸入されるのを防止するためのフィルター77と、が一体化された構成を有している。なお、フィルター77は必須の構成ではなく、省略可能である。
Claims (6)
- 電動機機構と、
冷媒を圧縮する圧縮機構と、
前記電動機機構と前記圧縮機構とを連結し、前記電動機機構の回転力を前記圧縮機構に伝達する、上下方向に延びる主軸と、
前記電動機機構、前記圧縮機構及び前記主軸を収容する密閉容器と、
前記密閉容器の底部に設けられ、潤滑油を貯留する油溜り部と、
前記主軸の下端部に設けられ、前記油溜り部内の潤滑油を前記主軸及び前記圧縮機構の各摺動部に供給する給油機構とを備え、
前記給油機構は、
前記油溜り部内に位置する下側吸入口から吸い込んだ潤滑油を前記主軸及び前記圧縮機構の各摺動部に供給する第1給油流路と、
前記潤滑油の規定油量の液面位置よりも上方に位置する上側吸入口から吸い込んだ潤滑油を前記主軸及び前記圧縮機構の各摺動部に供給する第2給油流路とを有し、
前記第2給油流路は前記第1給油流路の周囲に形成されて二重配管式に構成され、
前記下側吸入口の高さ位置に潤滑油が位置している場合は、前記下側吸入口から前記潤滑油を吸い上げて前記主軸及び前記圧縮機構の各摺動部に供給し、
前記上側吸入口の高さ位置に潤滑油が位置している場合は、前記上側吸入口から前記潤滑油を吸い上げて前記主軸及び前記圧縮機構の各摺動部に供給する
ことを特徴とする冷媒圧縮機。 - 前記給油機構は、
自身の設置位置に潤滑油又は液冷媒のどちらが位置しているかに応じて、前記第1給油流路から前記主軸及び前記圧縮機構の各摺動部への供給・停止を切り換える切り換え機構を有し、
前記切り換え機構は、
自身の設置位置に潤滑油が位置している場合には、前記第1給油流路を開放し、
自身の設置位置に液冷媒が位置している場合には、前記第1給油流路を閉塞する
ことを特徴とする請求項1記載の冷媒圧縮機。 - 前記切り換え機構は、
内部に前記第1給油流路が形成された弁室と、
前記弁室内において上下方向に移動可能に設けられ、液冷媒よりも低く且つ潤滑油よりも高い比重を有し、上方に移動して前記第1給油流路を閉塞し、下方に移動して前記第1給油流路を開放する弁体と
を有する吸入弁である
ことを特徴とする請求項2記載の冷媒圧縮機。 - 前記切り換え機構は、温度に応じて前記第1給油流路を開閉するサーモ弁であることを特徴とする請求項2記載の冷媒圧縮機。
- 前記給油機構は、遠心ポンプであることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の冷媒圧縮機。
- 前記給油機構は、容積形ポンプであることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の冷媒圧縮機。
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