JP5880940B2 - ステアリングコラム - Google Patents
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Description
請求項4記載の発明は、前記リベットは、前記嵌合部において周方向の複数箇所に設けられていることを特徴とする、請求項2または3記載のステアリングコラムである。
また、固定部によってセンサハウジングとインナージャケットとが固定されているので、インナージャケットとセンサハウジングとの嵌合部の剛性および強度を向上することができる。
請求項4記載の発明によれば、アウタージャケットが、センサハウジングに底付きする際に複数のリベットの頭部を乗り越えることにより、アウタージャケットがセンサハウジングに底付きするときの衝撃を大幅に緩和できるので、底付き荷重を一層低減することができる。
図1Aは、この発明の一実施形態に係るステアリングコラム4を有するステアリング装置1の概略構成を示す模式図であって、衝撃吸収前の状態を示している。図1Bは、図1Aにおいて衝撃を吸収した直後の状態を示している。
本実施形態のステアリング装置1は、電動パワーステアリング装置を想定しているが、この発明は、マニュアル操舵のステアリング装置に適用することもできる。
ステアリングシャフト3は、自動車(図示せず)の車体100の前後方向に沿いつつ、後上側へ傾斜して延びる軸状体である。ステアリングシャフト3では、上端部3Aにステアリングホイール2が連結され、下端部3Bに、自在継手5、中間軸6等を介して車輪を操舵するためのラックアンドピニオン機構等の操舵機構(図示せず)が連結される。ステアリングホイール2が操舵されると、その操舵トルクがステアリングシャフト3等を介して操舵機構に伝達され、これにより車輪を操舵することができる。
図1Aおよび図1Bに示すように、ステアリング装置1において、ステアリングシャフト3およびステアリングコラム4のそれぞれは、自動車が衝突したときの衝撃を吸収できるように収縮可能である。これにより、衝突時にドライバ(運転者)がステアリングホイール2にぶつかるときの衝撃エネルギーを吸収することができる。
図2は、インナージャケット11をセンサハウジング10との組み付けを説明するための模式図である。図3Aは、図1Aにおいてセンサハウジング10、インナージャケット11およびアウタージャケット12を抜き出して示した模式図である。図3Bは、図1Bにおいてセンサハウジング10、インナージャケット11およびアウタージャケット12を抜き出して示した模式図である。図4は、図1Aにおいてセンサハウジング10、インナージャケット11およびアウタージャケット12の要部を抜き出して示した斜視図である。
インナージャケット11は、所定長さの円管状(チューブ状)である。図2を参照して、インナージャケット11の内径は、センサハウジング10の突出部10Aの外径とほぼ同じである。インナージャケット11の長さ方向(軸方向)における一端部11Aには、複数の貫通孔13が周方向に間隔を隔てて形成されている。なお、一端部11Aの端(インナージャケット11における一端部11A側の縁)がインナージャケット11の一端である。
図5は、比較例に係る底付き荷重と時間との関係を示すグラフである。図6は、本願発明に係る底付き荷重と時間との関係を示すグラフである。
この発明は、以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
また、前述した実施形態では、アウタージャケット12のかしめ部16の数とインナージャケット11のリベット15の数とが同じであったが(図4参照)、これらの数を一致させなくてもよい。その場合、図7に示すように、かしめ部16を周方向に細長い溝状にしておいて、1つのかしめ部16が複数のリベット15の頭部15Bを一度に乗り越えられるようにすれば良い。また、かしめ部16が周方向に長ければ、リベット15の周方向位置にずれがあっても、かしめ部16は、リベット15の頭部15Bを確実に乗り越えることができる。つまり、リベット15の周方向位置に自由度を確保できる。
また、アウタージャケット12において、かしめ部16の代わりに、アウタージャケット12の内周面から径方向内側へ突出する凸部を設けてもよい。この場合、アウタージャケット12の肉厚を局所的に増やしたり、凸部をアウタージャケット12の内周面に溶接したりすることによって、当該凸部をアウタージャケット12において一体形成することができる。
Claims (4)
- ステアリングシャフトを保持するステアリングコラムであって、
ステアリングシャフトを収容するインナージャケットと、
前記インナージャケットの一端に嵌合され、ステアリングシャフトにかかる操舵トルクを検出するセンサを収容するためのセンサハウジングと、
前記インナージャケットに対して外嵌されていて、衝撃を受けたときに前記センサハウジングへ向かって前記インナージャケットに対して相対移動するアウタージャケットと、
前記インナージャケットと前記センサハウジングとの嵌合部に設けられ、前記アウタージャケットが前記インナージャケットの一端まで移動して前記センサハウジングに底付きしたときの底付き荷重を低減するための衝撃エネルギー吸収部とを含み、
前記衝撃エネルギー吸収部は、前記センサハウジングに前記インナージャケットを固定するための固定部を含むことを特徴とする、ステアリングコラム。 - 前記固定部は、前記嵌合部に対して外から取り付けられるリベットを含むことを特徴とする、請求項1記載のステアリングコラム。
- 前記アウタージャケットにおいて前記リベットを乗り越える部分には、前記インナージャケット側にかしめられたかしめ部が設けられていることを特徴とする、請求項2記載のステアリングコラム。
- 前記リベットは、前記嵌合部において周方向の複数箇所に設けられていることを特徴とする、請求項2または3記載のステアリングコラム。
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