JP5880407B2 - 表示媒体の駆動装置、駆動プログラム、及び表示装置 - Google Patents

表示媒体の駆動装置、駆動プログラム、及び表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、表示媒体の駆動装置、駆動プログラム、及び表示装置に関する。
特許文献1には、少なくとも一方が透光性を有すると共に間隙をもって対向して配置された一対の基板と、前記一対の基板間に封入された透光性を有する分散媒と、前記分散媒中に移動可能に分散され、前記基板間に形成される電界に応じて移動すると共に、互いに色及び前記基板からの離脱する力が異なる複数種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体が開示されている。
特許文献2には、互いに異なるレベル範囲の電圧に応答する第1乃至第3の多数のパーティクル等を含む電子インク層、前記電子インク層の一面と対面する第1電極が形成された第1基板、及び前記電子インク層の他面と対面する画素領域の大きさの多数の第2電極パターン等が形成された第2基板を含む電子インクパネルが開示されている。
特許文献3には、少なくとも一方が透光性を有すると共に間の空間に気体が封入され又は該空間が真空に形成された一対の基板と、前記一対の基板の間の空間に封入され、互いに色が異なりかつ同一の帯電極性を有すると共に前記基板に対する付着力を互いに異ならせた複数種類の粒子群と、前記複数種類の粒子群に対し、移動させる粒子群に応じた強度の電界を付与する電界発生手段と、を備えた画像表示装置が開示されている。
特許文献4には、赤色、緑色、青色及び白色各々に該当する副画素を含む電気泳動パネルと、外部からの3色入力映像信号を4色映像信号に変換する信号変換部と、前記信号変換部からの4色映像信号を、データ電圧として前記副画素に供給するデータ駆動部と、を含む電気泳動表示装置が開示されている。
特開2007−249188号公報 特開2007−316586号公報 特開2001−290178号公報 特開2007−25688号公報
本発明は、他の粒子群の色情報等に関係なく、単に粒子群の色情報に応じた印加電圧を表示媒体に印加する場合と比較して、混色が発生するのを抑制することができる表示媒体の駆動装置、駆動プログラム、及び表示装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明の表示媒体の駆動装置は、一対の基板と、前記一対の基板の基板間に形成された電界に応じて前記基板間を移動するように前記基板間に封入された色及び前記基板から剥離させるための電界を発生させる閾値電圧が異なる複数種類の粒子群と、を有する表示媒体に対して、前記複数種類の粒子群の各々の色情報に応じた複数の色情報電圧を予め定めた順序で印加する電圧印加手段と、前記複数種類の粒子群のうち少なくとも一つの粒子群の色情報に応じた前記色情報電圧を、他の粒子群の色情報に応じて補正する補正手段と、を備える。
請求項2記載の発明は、前記補正手段は、前記複数種類の粒子群のうち前に駆動した粒子群の色情報に応じて前記色情報電圧を補正する。
請求項3記載の発明は、前記補正手段は、前記複数種類の粒子群のうち直前に駆動した粒子群の色情報に応じて前記色情報電圧を補正する。
請求項4記載の発明は、前記電圧印加手段が、前記色情報電圧を印加する前に、表示状態を予め定めたリセット状態にするためのリセット色情報に応じたリセット電圧を前記表示媒体に印加する場合、前記補正手段は、前記リセット電圧を印加した後に駆動する前記粒子群の前記色情報電圧を、前記リセット色情報に応じて補正する。
請求項5記載の発明は、前記補正手段は、前記複数種類の粒子群のうち少なくとも一つの粒子群の色情報に応じた前記色情報電圧を、他の粒子群の色情報及び前記複数種類の粒子群の前記一対の基板に対する付着状態に応じて補正する。
請求項6記載の発明は、前記補正手段は、前記複数種類の粒子群のうち前に駆動した粒子群の前記色情報電圧の電圧値及び印加時間の少なくとも一方に応じて前記色情報電圧を補正する。
請求項7記載の発明は、前記補正手段は、前記複数種類の粒子群のうち前に駆動した粒子群の帯電特性に応じて前記色情報電圧を補正する。
請求項8記載の発明は、前記補正手段は、前記複数種類の粒子群のうち前に駆動した粒子群の配置状態に応じて前記色情報電圧を補正する。
請求項9記載の発明の表示媒体の駆動プログラムは、コンピュータを、請求項1〜8の何れか1項に記載の表示媒体の駆動装置を構成する手段として機能させる。
請求項10記載の発明の表示装置は、一対の基板と、前記一対の基板の基板間に形成された電界に応じて前記基板間を移動するように前記基板間に封入された色及び前記基板から剥離させるための電界を発生させる閾値電圧が異なる複数種類の粒子群と、を有する表示媒体と、請求項1〜8の何れか1項に記載の表示媒体の駆動装置と、を備える。
請求項1、9、10の発明によれば、単に粒子群の色情報に応じた印加電圧を表示媒体に印加する場合と比較して、混色が発生するのを抑制することができる、という効果を有する。
請求項2、3の発明によれば、複数種類の粒子群のうち後に駆動する粒子群の色情報に応じて色情報電圧を補正する場合と比較して、より混色を抑制することができる、という効果を有する。
請求項4の発明によれば、リセット電圧を印加した後に駆動する粒子群の色情報電圧を、リセット色情報に関係なく表示媒体に印加する場合と比較して、混色が発生するのを抑制することができる、という効果を有する。
請求項5〜8の発明によれば、複数種類の粒子群のうち少なくとも一つの粒子群の色情報に応じた色情報電圧を、複数種類の粒子群の一対の基板に対する付着状態に関係なく表示媒体に印加する場合と比較して、より混色を抑制することができる、という効果を有する。
(A)は表示装置の概略構成図、(B)は制御部をコンピュータで構成した場合のブロック図である。 各泳動粒子の電圧印加特性を示す図である。 制御部で実行される処理のフローチャートである。 第1実施形態に係る色情報電圧の補正について説明するための模式図である。 (A)は電界強度とシアン色の濃度との関係を示す線図、(B)は電界強度と赤色の濃度との関係を示す線図である。 第1実施形態に係る粒子の配置状態を示す図である。 (A)は電界強度とシアン色の濃度との関係を示す線図、(B)は電界強度と赤色の濃度との関係を示す線図である。 第1実施形態に係る粒子の配置状態を示す図である。 第1実施形態に係る色情報電圧の補正について説明するための模式図である。 第2実施形態に係る色情報電圧の補正について説明するための模式図である。 第2実施形態に係る色情報電圧の補正について説明するための模式図である。 第3実施形態に係る色情報電圧の補正について説明するための模式図である。 第3実施形態に係る色情報電圧の補正について説明するための模式図である。 第4実施形態に係る色情報電圧の補正について説明するための模式図である。 第4実施形態に係る色情報電圧の補正について説明するための模式図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、説明を簡易化するために、適宜1つのセルに注目した図を用いて本実施形態を説明する。
また、赤色の粒子を赤粒子R、赤と補色の関係にあるシアン色の粒子をシアン粒子C、白色の粒子を白粒子Wと記し、各粒子とその粒子群は同じ記号(符号)によって示す。
図1(A)は、本実施形態に係る表示装置を概略的に示している。この表示装置100は、表示媒体10と、表示媒体10を駆動する駆動装置20と、を備えている。駆動装置20は、表示媒体10に電圧を印加する電圧印加部30と、表示媒体10に表示させる画像の画像情報に応じて電圧印加部30を制御する制御部40と、を含んで構成されている。
表示媒体10は、画像表示面とされる、透光性を有する表示基板50と、非表示面とされる背面基板52と、が間隙を持って対向して配置されている。表示基板50には、透光性を有する表示側電極54が形成され、背面基板52には、背面側電極56が形成されている。なお、表示側電極54及び背面側電極56は、表示基板50及び背面基板52に設けず、外部電極としてもよい。
また、表示媒体10には、表示基板50と背面基板52との基板間を定められた間隔に保持すると共に、当該基板間を複数のセルに区画する間隙部材58が設けられている。
上記セルとは、表示側電極54が設けられた表示基板50と、背面側電極56が設けられた背面基板52と、間隙部材58と、によって囲まれた領域を示している。なお、それぞれの電極表面には、保護膜や絶縁材料などからなる層を設けてもよい。セル中には、例えば絶縁性液体で構成された分散媒60と、分散媒60中に分散された第1粒子群62、第2粒子群64、及び白色粒子群66が封入されている。
第1粒子群62と第2粒子群64は、色及び基板から剥離させるための電界を発生させる閾値電圧(電圧値及び電圧印加時間により定まる)が異なり、表示側電極54と背面側電極56との間に予め定めた閾値電界以上の電界を発生させる閾値電圧を印加することにより、第1粒子群62及び第2粒子群64がそれぞれ単独で泳動する特性を有している。一方、白色粒子群66は、第1粒子群62、第2粒子群64よりも帯電量が少なく、第1粒子群62、第2粒子群64が何れか一方の電極側まで移動する電界を発生させる電圧が電極間に印加されても、何れの電極側まで移動しない浮遊粒子群である。
なお、白色粒子群66を用いるのではなく、分散媒60に着色剤を混合することで、白色を表示させてもよい。
本実施形態では、第1粒子群62は、シアンの色彩を有する正帯電の電気泳動粒子(シアン粒子C)であり、第2粒子群64は、シアンの補色である赤の色彩を有する正帯電の電気泳動粒子(赤粒子R)である場合について説明するが、これに限定されない。各粒子の色や粒径は適宜設定すればよい。また、以下の説明で印加する電圧の電圧値も一例であって、これに限定されず、各粒子の帯電極性、帯電量、粒径、応答性、電極間の距離等に応じて適宜設定すればよい。
駆動装置20(電圧印加部30及び制御部40)は、表示媒体10の表示側電極54、背面側電極56間に表示させる色に応じた電圧を印加することにより、第1粒子群62、64を泳動させ、それぞれの帯電極性に応じて表示基板50、背面基板52の何れか一方に引き付ける。
電圧印加部30は、表示側電極54及び背面側電極56にそれぞれ電気的に接続されている。また、電圧印加部30は、制御部40に信号授受されるように接続されている。
制御部40は、図1(B)に示すように、例えばコンピュータ40として構成される。コンピュータ40は、CPU(Central Processing Unit)40A、ROM(Read Only Memory)40B、RAM(Random Access Memory)40C、不揮発性メモリ40D、及び入出力インターフェース(I/O)40Eがバス40Fを介して各々接続された構成であり、I/O40Eには電圧印加部30が接続されている。この場合、後述する各色の表示に必要な電圧の印加を電圧印加部30に指示する処理をコンピュータ40に実行させるプログラムを、例えば不揮発性メモリ40Dに書き込んでおき、これをCPU40Aが読み込んで実行させる。なお、プログラムは、CD−ROM等の記録媒体により提供するようにしてもよい。
電圧印加部30は、表示側電極54及び背面側電極56に電圧を印加するための電圧印加装置であり、制御部40の制御に応じた電圧を表示側電極54及び背面側電極56に印加する。
本実施形態では、一例として表示側電極54を表示基板50の全面に形成された共通電極とし、背面側電極56を複数の孤立電極で構成し、アクティブマトリクス駆動に対応した電極構成とする。従って、本実施形態では、共通電極としての表示側電極54を接地し、背面側電極56を構成する複数の孤立電極に画像に応じた電圧を印加する場合について説明する。
図2には、本実施形態に係る表示装置100において、正に帯電されたシアン粒子C、正に帯電された赤粒子Rを表示基板50側、背面基板52側に移動させるために印加する電圧に対する表示濃度の特性(電圧−表示濃度特性)を示した。図2では、シアン粒子Cの電圧−表示濃度特性を特性50C、赤粒子Rの電圧−表示濃度特性を特性50Rで表わしている。また、図2は、表示側電極54をグランド(0V)として背面側電極56に印加された電圧と、各粒子群による表示濃度との関係を示したものである。
実際には、各粒子群を移動させるのに作用する外力Fは電界E×帯電量q(F=qE)であり、電界強度により特性が変化するが、説明を簡単にするため、表示側電極54と背面側電極56の距離dを一定であるとして、電圧Vで説明する。表示側電極54と背面側電極56の距離dが異なる表示媒体を用いる場合は、電界EはE=V/dで決まるため、相対的にdが大きくなった分電圧Vを大きくすればよく、電圧−表示濃度特性は電圧絶対値の大きさが変化しても、各粒子の特性は相似な関係となる。
図2に示すように、背面基板52側のシアン粒子Cが表示基板50側へ移動開始する電界を発生させるための閾値電圧は+V2aであり、表示基板50側のシアン粒子Cが背面基板52側へ移動開始する電界を発生させるための閾値電圧は−V2aである。従って、+V2a以上の電圧を印加することで背面基板52側のシアン粒子Cが表示基板50側へ移動し、−V2a以下の電圧を印加することで表示基板50側のシアン粒子Cが背面基板52側へ移動する。また、背面基板52側のシアン粒子Cが全て表示基板50側へ移動する電界を発生させるための電圧は+V2であり、表示基板50側のシアン粒子Cが全て背面基板52側へ移動する電界を発生させるための電圧は−V2である。
そして、背面基板52側から表示基板50側へ移動させるシアン粒子Cの粒子量は、例えば印加する電圧のパルス幅(電圧印加時間)を同一にした場合には、印加する電圧の電圧値を変えることで制御される(電圧値変調)。例えば、背面基板52側から表示基板50側へ移動させるシアン粒子Cの粒子量を制御する場合、印加する電圧のパルス幅は同一で、電圧値を+V2a以上の任意の電圧値とすることにより、その電圧値に応じた粒子量のシアン粒子Cを表示基板50側へ移動させられる。これにより、シアン粒子Cの階調表示が制御される。表示基板50側のシアン粒子Cを背面基板52側へ移動させる場合の粒子量についても同様である。
また、背面基板52側の赤粒子Rが表示基板50側へ移動開始する電界を発生させるための閾値電圧は+V1aであり、表示基板50側の赤粒子Rが背面基板52側へ移動開始する閾値電圧は−V1aである。従って、+V1a以上の電圧を印加することで背面基板52側の赤粒子Rが表示基板50側へ移動し、−V1a以下の電圧を印加することで表示基板50側の赤粒子Rが背面基板52側へ移動する。また、背面基板52側の赤粒子Rが全て表示基板50側へ移動する電界を発生させるための電圧は+V1であり、表示基板50側の赤粒子Rが全て背面基板52側へ移動する電界を発生させるための電圧は−V1である。
そして、背面基板52側から表示基板50側へ移動させる赤粒子Rの粒子量、表示基板50側から背面基板52側へ移動させる赤粒子Rの粒子量は、前述したシアン粒子Cの場合と同様に、例えば印加する電圧のパルス幅を同一にした場合には、印加する電圧の電圧値によって制御される。
なお、印加する電圧の電圧値を同一にして、パルス幅(電圧印加時間)を変えることで移動する粒子の粒子量を制御し、階調表示を制御するようにしてもよい(パルス幅変調)。例えば、背面基板52側から表示基板50側へ移動させるシアン粒子Cの粒子量を制御する場合において、印加する電圧の電圧値を+V2a以上の予め定めた電圧値とした場合、そのパルス幅が長くなるに従って表示基板50側へ移動するシアン粒子Cの粒子量が多くなる。従って、電圧値を固定にして、パルス幅を階調に応じた長さのパルス幅とすることにより、シアン粒子Cの階調表示が制御される。本実施形態では、一例として、電圧値変調により、移動する粒子の粒子量を制御する場合について説明する。
このような表示媒体10に画像を表示させる場合、閾値電圧の大きい方の粒子から順に駆動して画像を表示させる。すなわち、シアン粒子Cを駆動してシアン色を所望の階調値とした後、赤粒子Rを駆動して赤色を所望の階調値とすることにより画像を表示する。
次に、本実施形態の作用として、制御部40のCPU40Aで実行される制御について図3に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS10では、表示媒体10に表示させるべき画像の色情報、すなわちシアン粒子Cの階調値及び赤粒子Rの階調値の情報を例えばI/O40Eを介して図示しない外部装置から取得する。
ステップS12では、取得したシアン粒子Cの階調値に対応するシアン色情報電圧及び取得した赤粒子Rの階調値に対応する赤色情報電圧を取得する。具体的には、例えば図2に示す特性に基づいて予め設定されたシアン粒子Cの階調値とシアン色情報電圧との対応関係を表すシアン色ルックアップテーブルを不揮発性メモリ40Dに予め記憶しておく。そして、シアン色ルックアップテーブルを参照することにより、シアン粒子Cの階調値に応じたシアン色情報電圧を取得する。
赤粒子Rについても同様に、図2に示す特性に基づいて予め設定された赤粒子Rの階調値と赤色情報電圧との対応関係を表す赤色ルックアップテーブルを不揮発性メモリ40Dに予め記憶しておき、赤色ルックアップテーブルを参照することにより、赤粒子Rの階調値に応じた赤色情報電圧を取得する。
ステップS14では、取得したシアン色情報電圧及び赤色情報電圧のうち、閾値電圧が低い赤粒子Rの赤色情報電圧を、その前に駆動するシアン粒子Cのシアン色情報に基づいて補正する。
図4(A)には、赤色情報電圧を補正する様子を模式的に示した。同図(A)に示すように、シアン粒子Cの色情報、すなわち階調値を入力する(C入力)と共に、赤粒子Rの色情報、すなわち階調値を入力する(R入力)。そして、シアン色情報電圧については、シアン色ルックアップテーブルを参照してシアン粒子Cの階調値に対応したシアン色情報電圧を取得して出力する(C出力)。次に、赤色情報電圧については、シアン粒子Cの階調値に基づいて補正し、補正した赤色情報電圧を出力する(R出力)。
具体的な補正方法としては、赤色が所望の階調となるように、赤粒子Rの前に駆動するシアン粒子Cのシアン色情報電圧の電圧値の絶対値が大きいほど、赤色情報電圧の電圧値の絶対値が大きくなるように赤色情報電圧を補正する。これは、図5(A)に示すように、赤粒子Rの前にシアン粒子Cを駆動する際のシアン色情報電圧の電圧値の絶対値が高い順にC0,C1,C2とした場合、次に駆動する赤粒子Rの駆動特性は同図(B)のように変化する。同図(B)に示すように、シアン色情報電圧の電圧値の絶対値が高いC0の場合とシアン色情報電圧の電圧値の絶対値が低いC2の場合とでは、C0の場合の方が、赤色の濃度の上昇カーブが緩やかである。すなわち、C0の場合の方が、基板に赤粒子Rが強く付着しているため、赤粒子Rの応答が遅くなることを示している。
従って、赤粒子Rの前に駆動するシアン粒子Cのシアン色情報電圧の電圧値の絶対値が大きいほど、赤色情報電圧の電圧値の絶対値が大きくなるように赤色情報電圧を補正することにより、赤粒子Rの応答が遅くなるのが抑制される。このため、所望の階調値で赤色が表示され、混色が抑制される。
なお、補正後の赤色情報電圧の取得方法としては、例えば図5(B)の特性に基づいて予め定めた、シアン色情報電圧、赤色情報電圧、及び補正後の赤色情報電圧の対応関係を表すルックアップテーブルを不揮発性メモリ40Dに記憶しておき、ステップS12で取得したシアン色情報電圧及び赤色情報電圧に対応する補正後の赤色情報電圧をルックアップテーブルから取得する方法がある。また、シアン色情報電圧及び赤色情報電圧をパラメータとする予め定めた関数を用いて補正後の赤色情報電圧を算出することにより取得するようにしてもよい。
なお、パルス幅変調の場合は、赤色が所望の階調となるように、赤粒子Rの前に駆動するシアン粒子Cのシアン色情報電圧のパルス幅、すなわち電圧印加時間が長いほど、赤色情報電圧の電圧印加時間が長くなるように赤色情報電圧を補正すればよい。また、赤色情報電圧の電圧値及び電圧印加時間の両方を補正するようにしてもよい。例えば電圧値の絶対値を高くすると共に電圧印加時間を長くしてもよいし、電圧値の絶対値を大きくして電圧印加時間を短くしてもよいし、電圧値の絶対値を小さくして電圧印加時間を長くしてもよい。すなわち、赤色が所望の階調となるように赤色情報電圧の電圧値及び電圧印加時間の少なくとも一方を補正すればよい。
ステップS16では、シアン色情報電圧、補正した赤色情報電圧の順に電圧印加部30に出力する。これにより、電圧印加部30は、まずシアン色情報電圧を表示側電極54と背面側電極56との間に印加してシアン粒子Cを駆動し、次に補正した赤色情報電圧を表示側電極54と背面側電極56との間に印加して赤粒子Rを駆動する。これにより、シアン色及び赤色がそれぞれ所望の階調値で表示される。
なお、本実施形態では、赤粒子Rの前に駆動するシアン粒子Cのシアン色情報電圧の電圧値の絶対値が大きいほど、赤色情報電圧の電圧値の絶対値が大きくなるように赤色情報電圧を補正する場合について説明したが、赤色情報電圧の補正方法はこれに限られるものではない。
例えば、赤粒子Rの前に駆動するシアン粒子Cの帯電特性(帯電極性及び帯電量)に応じて赤色情報電圧を補正するようにしてもよい。図6(A)、図7(A)に示すようにシアン粒子Cの濃度がC2の場合、シアン粒子Cが表示基板側に多く存在するが、本実施形態では赤粒子R及びシアン粒子Cは同極性であるため粒子間の斥力が作用して反発し合うため、図6(B)、図7(A)に示すようにシアン粒子Cの濃度がC1の場合や図6(C)、図7(A)に示すようにシアン粒子Cの濃度がC0の場合と比較して赤粒子Rの移動が遅くなる。すなわち、図7(B)に示すように、シアン粒子Cの濃度に応じて赤粒子Rの特性が異なる。一方、赤粒子R及びシアン粒子Cが異極性の場合は、図6(C)に示すように、シアン粒子Cの濃度がC0の場合にシアン粒子C及び赤粒子Rは粒子間に引力が作用するため、赤粒子Rの移動が遅くなる。このため、赤粒子Rの特性は図5(B)に示すような特性となる。
従って、赤粒子Rの前に駆動するシアン粒子Cが赤粒子Rと同極性の場合は、シアン粒子Cの濃度が高いほど、すなわち表示基板50側のシアン粒子Cの粒子量が多いほど赤色情報電圧の電圧値の絶対値が大きくなるように赤色情報電圧を補正し、赤粒子Rの前に駆動するシアン粒子Cが赤粒子Rと異極性の場合は、シアン粒子Cの濃度が低いほど、すなわち表示基板50側のシアン粒子Cの粒子量が少ないほど赤色情報電圧の電圧値の絶対値が大きくなるように赤色情報電圧を補正するようにしてもよい。
また、赤粒子Rの前に駆動するシアン粒子Cの配置状態に応じて赤色情報電圧を補正するようにしてもよい。図8(A)〜(C)に示すようにシアン粒子Cの濃度が高いほど、赤粒子Rと背面基板52との距離が短くなる。すなわち、赤粒子Rと背面基板52との接触面積が大きくなり、赤粒子Rの背面基板52に対する付着力が大きくなるため、赤粒子Rの移動が遅くなる。このため、赤粒子Rの特性は図7(B)に示すような特性となる。
従って、赤粒子Rの前に駆動するシアン粒子Cの濃度が高いほど、すなわち赤粒子Rと背面基板52との接触面積が大きいほど赤色情報電圧の電圧値の絶対値が大きくなるように赤色情報電圧を補正するようにしてもよい。
さらに、外部環境情報を取得し、取得した外部環境情報に応じて赤粒子Rの赤色情報電圧を補正するようにしてもよい。ここで、外部環境情報には、例えば温度、滞留時間(前回の表示駆動からの経過時間)、表示履歴(前回の表示色)、駆動履歴、表示の繰り返し回数、表示媒体の製造後の保存時間、表示媒体の製造ロット等の少なくとも一つの情報が含まれる。
また、本実施形態では、シアン粒子Cと赤粒子Rの2種類の粒子群を備えた表示媒体を例に説明したが、3種類以上の粒子群を備えた表示媒体としてもよい。例えば閾値電圧が高い順にシアン粒子C、マゼンタ粒子M、イエロー粒子Yの3種類の粒子群を備えた表示媒体の場合、図4(B)に示すように、マゼンタ粒子Mのマゼンタ色情報電圧は、その直前に駆動するシアン粒子Cの階調値に基づいて補正し、イエロー粒子Yのイエロー色情報電圧は、その直前に駆動するマゼンタ粒子Mの階調値に基づいて補正すればよい。なお、補正方法は上記と同様である。
また、直前に駆動する粒子の階調値のみに基づいて色情報電圧を補正するのではなく、前に駆動した全ての粒子の階調値に基づいて色情報電圧を補正するようにしてもよい。例えば図9(A)に示すように、マゼンタ粒子Mのマゼンタ色情報電圧は、その直前に駆動するシアン粒子Cの階調値に基づいて補正し、イエロー粒子Yのイエロー色情報電圧は、その直前に駆動するマゼンタ粒子Mの階調値及びマゼンタ粒子Mの直前に駆動するシアン粒子Cの階調値に基づいて補正するようにしてもよい。
また、最後に駆動する粒子のみ、その前に駆動する粒子の階調値に基づいて色情報電圧を補正するようにしてもよい。例えば図9(B)に示すように、最後に駆動するイエロー粒子Yのイエロー色情報電圧のみ、それより前に駆動するマゼンタ粒子Mの階調値及びシアン粒子Cの階調値に基づいて補正するようにしてもよい。
また、前に駆動した粒子の補正後の色情報電圧に基づいて色情報電圧を補正するようにしてもよい。例えば図9(C)に示すように、マゼンタ粒子Mのマゼンタ色情報電圧は、その直前に駆動するシアン粒子Cの階調値に基づいて補正し、イエロー粒子Yのイエロー色情報電圧は、その直前に駆動するマゼンタ粒子Mの補正後のマゼンタ色情報電圧に基づいて補正するようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第1実施形態では、赤粒子Rの前に駆動するシアン粒子Cの階調値に基づいて赤色情報電圧を補正する場合について説明したが、本実施形態では、シアン粒子Cの後に駆動する赤粒子Rの階調値に基づいて、シアン色が所望の階調となるようにシアン色情報電圧を補正する場合について説明する。
図10(A)には、シアン色情報電圧を補正する様子を模式的に示した。同図(A)に示すように、シアン粒子Cの階調値を入力する(C入力)と共に、赤粒子Rの階調値を入力する(R入力)。そして、シアン色情報電圧については、シアン色ルックアップテーブルを参照してシアン粒子Cの階調値に対応したシアン色情報電圧を取得する。そして、取得したシアン色情報電圧を、後に駆動する赤粒子Rの階調値に基づいてシアン色が所望の階調となるように補正し、補正したシアン色情報電圧を出力する(C出力)。次に、赤色情報電圧については、赤色ルックアップテーブルを参照して赤粒子Rの階調値に対応した赤色情報電圧を取得して出力する(R出力)。
また、閾値電圧が高い順にシアン粒子C、マゼンタ粒子M、イエロー粒子Yの3種類の粒子群を備えた表示媒体の場合、図10(B)に示すように、シアン粒子Cのシアン色情報電圧は、その直後に駆動するマゼンタ粒子Mの階調値に基づいて補正し、マゼンタ粒子Mのマゼンタ色情報電圧は、その直後に駆動するイエロー粒子Yの階調値に基づいて補正すればよい。
また、直後に駆動する粒子の階調値のみに基づいて色情報電圧を補正するのではなく、後に駆動する全ての粒子の階調値に基づいて色情報電圧を補正するようにしてもよい。例えば図11(A)に示すように、シアン粒子Cのシアン色情報電圧は、その直後に駆動するマゼンタ粒子Mの階調値及びマゼンタ粒子Mの直後に駆動するイエロー粒子Yの階調値に基づいて補正し、マゼンタ粒子Mのマゼンタ色情報電圧は、その直後に駆動するイエロー粒子Yの階調値に基づいて補正するようにしてもよい。
また、最初に駆動する粒子のみ、その後に駆動する粒子の階調値に基づいて色情報電圧を補正するようにしてもよい。例えば図11(B)に示すように、最初に駆動するシアン粒子Cのシアン色情報電圧のみ、その直後に駆動するマゼンタ粒子Mの階調値及びマゼンタ粒子Mの直後に駆動するイエロー粒子Yの階調値に基づいて補正するようにしてもよい。
また、後に駆動する粒子の補正後の色情報電圧に基づいて色情報電圧を補正するようにしてもよい。例えば図11(C)に示すように、マゼンタ粒子Mのマゼンタ色情報電圧は、その直後に駆動するイエロー粒子Yの階調値に基づいて補正し、シアン粒子Cのシアン色情報電圧は、その直後に駆動するマゼンタ粒子Mの補正後のマゼンタ色情報電圧に基づいて補正するようにしてもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。本実施形態では、3種類の粒子群を備えた表示媒体を用いた場合に、2番目に駆動する粒子については、直前に駆動した粒子の階調値及び直後に駆動する粒子の階調値に基づいて色情報電圧を補正する場合について説明する。
図12(A)に示す例では、シアン粒子Cのシアン色情報電圧は、直後に駆動するマゼンタ粒子Mの階調値に基づいて補正する。また、マゼンタ粒子Mのマゼンタ色情報電圧は、直前に駆動するシアン粒子Cの階調値及び直後に駆動するイエロー粒子Yの階調値に基づいて補正する。また、イエロー粒子Yのイエロー色情報電圧は、直前に駆動するマゼンタ粒子Mの階調値に基づいて補正する。
また、図12(B)に示すように、イエロー粒子Yのイエロー色情報電圧については補正しないようにしてもよい。
また、図12(C)に示すように、シアン粒子Cのシアン色情報電圧及びイエロー粒子Yのイエロー色情報電圧については補正しないようにしてもよい。
また、図13に示すように、イエロー粒子Yのイエロー色情報電圧は、直前に駆動するマゼンタ粒子Mの階調値及びマゼンタ粒子Mの直前に駆動するシアン粒子Cの階調値に基づいて補正するようにしてもよい。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。本実施形態では、色情報電圧を表示媒体に印加する前にリセット電圧を印加する場合について説明する。リセット電圧とは、例えば同一色の粒子群は全て表示基板50又は背面基板52側へ移動させて表示をリセット(イニシャライズ)するための電圧である。リセット電圧を印加する場合は、リセット電圧に対応するリセット色情報で表されるリセット色の粒子が増加したと仮定した場合と同様に考えられる。
図14(A)には、リセット電圧を印加する場合におけるシアン色情報電圧及び赤色情報電圧を補正する様子を模式的に示した。この場合、同図(A)に示すように、リセット電圧に対応するリセット色情報を入力し(I入力)、シアン粒子Cの階調値を入力し(C入力)、赤粒子Rの階調値を入力する(R入力)。そして、リセット電圧は、リセット色情報に対応したリセット電圧をそのまま出力する(I出力)。シアン色情報電圧は、リセット色情報に基づいて補正し、補正したシアン色情報電圧を出力する(C出力)。次に、赤色情報電圧は、シアン粒子Cの階調値に基づいて補正し、補正した赤色情報電圧を出力する(R出力)。
また、3種類以上の粒子群を備えた表示媒体の場合も同様であり、図14(B)に示すように、シアン色情報電圧はリセット色情報に基づいて補正し、マゼンタ色情報電圧は直前に駆動するシアン粒子Cの階調値に基づいて補正し、イエロー色情報電圧は直前に駆動するマゼンタ粒子Mの階調値に基づいて補正すればよい。
また、図14(C)に示すように、シアン色情報電圧だけでなく、マゼンタ色情報電圧及びイエロー色情報電圧についても、リセット色情報に基づいて補正するようにしてもよい。
また、リセット電圧を複数回印加する場合もある。例えばリセット電圧を2回印加する場合、図15に示すように、1回目に印加するリセット電圧は、1回目のリセット電圧に対応したリセット色情報(I1)に対応したリセット電圧をそのまま出力し、2回目に印加するリセット電圧は、1回目のリセット色情報に基づいて補正する。そして、シアン色情報電圧は、2回目のリセット色情報(I2)に基づいて補正する。以降は図14(B)と同様である。
以上、本実施形態に係る表示装置について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、泳動しない粒子群として白色粒子群を用いた場合について説明したが、これに限らず、第1粒子群62及び第2粒子群64と異なる色であれば、例えば黒色の粒子群を用いてもよい。
また、本実施形態では、基板間に分散媒を封入した構成の表示媒体を用いた場合について説明したが、基板間を空間(気体)とした表示媒体を用いてもよい。
なお、本実施形態で説明した表示装置100の構成(図1参照)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要な部分を削除したり、新たな部分を追加したりしてもよいことは言うまでもない。
10 表示媒体
20 駆動装置
30 電圧印加部
40 制御部
50 表示基板
52 背面基板
54 表示側電極
56 背面側電極
58 間隙部材
60 分散媒
62 第1粒子群
64 第2粒子群
66 白色粒子群
100 表示装置
C シアン粒子
R 赤粒子
M マゼンタ粒子
Y イエロー粒子
W 白粒子

Claims (10)

  1. 一対の基板と、前記一対の基板の基板間に形成された電界に応じて前記基板間を移動するように前記基板間に封入された色及び前記基板から剥離させるための電界を発生させる閾値電圧が異なる複数種類の粒子群と、を有する表示媒体に対して、前記複数種類の粒子群の各々の色情報に応じた複数の色情報電圧を予め定めた順序で印加する電圧印加手段と、
    前記複数種類の粒子群のうち少なくとも一つの粒子群の色情報に応じた前記色情報電圧を、他の粒子群の色情報に応じて補正する補正手段と、
    を備えた表示媒体の駆動装置。
  2. 前記補正手段は、前記複数種類の粒子群のうち前に駆動した粒子群の色情報に応じて前記色情報電圧を補正する
    請求項1記載の表示媒体の駆動装置。
  3. 前記補正手段は、前記複数種類の粒子群のうち直前に駆動した粒子群の色情報に応じて前記色情報電圧を補正する
    請求項2記載の表示媒体の駆動装置。
  4. 前記電圧印加手段が、前記色情報電圧を印加する前に、表示状態を予め定めたリセット状態にするためのリセット色情報に応じたリセット電圧を前記表示媒体に印加する場合、前記補正手段は、前記リセット電圧を印加した後に駆動する前記粒子群の前記色情報電圧を、前記リセット色情報に応じて補正する
    請求項1〜3の何れか1項に記載の表示媒体の駆動装置。
  5. 前記補正手段は、前記複数種類の粒子群のうち少なくとも一つの粒子群の色情報に応じた前記色情報電圧を、他の粒子群の色情報及び前記複数種類の粒子群の前記一対の基板に対する付着状態に応じて補正する
    請求項1〜4の何れか1項に記載の表示媒体の駆動装置。
  6. 前記補正手段は、前記複数種類の粒子群のうち前に駆動した粒子群の前記色情報電圧の電圧値及び印加時間の少なくとも一方に応じて前記色情報電圧を補正する
    請求項5記載の表示媒体の駆動装置。
  7. 前記補正手段は、前記複数種類の粒子群のうち前に駆動した粒子群の帯電特性に応じて前記色情報電圧を補正する
    請求項5記載の表示媒体の駆動装置。
  8. 前記補正手段は、前記複数種類の粒子群のうち前に駆動した粒子群の配置状態に応じて前記色情報電圧を補正する
    請求項5記載の表示媒体の駆動装置。
  9. コンピュータを、請求項1〜8の何れか1項に記載の表示媒体の駆動装置を構成する手段として機能させるための表示媒体の駆動プログラム。
  10. 一対の基板と、前記一対の基板の基板間に形成された電界に応じて前記基板間を移動するように前記基板間に封入された色及び前記基板から剥離させるための電界を発生させる閾値電圧が異なる複数種類の粒子群と、を有する表示媒体と、
    請求項1〜8の何れか1項に記載の表示媒体の駆動装置と、
    を備えた表示装置。
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