JP5877221B2 - スーツケース - Google Patents

スーツケース Download PDF

Info

Publication number
JP5877221B2
JP5877221B2 JP2014101634A JP2014101634A JP5877221B2 JP 5877221 B2 JP5877221 B2 JP 5877221B2 JP 2014101634 A JP2014101634 A JP 2014101634A JP 2014101634 A JP2014101634 A JP 2014101634A JP 5877221 B2 JP5877221 B2 JP 5877221B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
translucent cover
suitcase
photoelectric element
lid
reinforcing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014101634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015217034A (ja
Inventor
瑞成 齊
瑞成 齊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T&S CORPORATION
Original Assignee
T&S CORPORATION
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T&S CORPORATION filed Critical T&S CORPORATION
Priority to JP2014101634A priority Critical patent/JP5877221B2/ja
Publication of JP2015217034A publication Critical patent/JP2015217034A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5877221B2 publication Critical patent/JP5877221B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

本発明は、ビジネスや旅行等で持ち運ぶスーツケースに関し、特に、発電装置を備えたスーツケースに関するものである。
近年、ノートパソコン、タブレット、スマートフォン等の携帯端末や、電気かみそり等の電化製品の発達により、旅先に携帯端末や電化製品を持ち運ぶ機会が増えている。旅先では充電設備のあるホテル等で、携帯端末や電化製品を充電できれば問題ないが、僻地など充電設備が整っていない地域への旅行では、充電に苦労することがある。
一方、旅行では荷物の持ち運びに鞄やスーツケースを使用することが多い。このため、鞄やスーツケースに発電装置を収納して持ち運び、この発電装置で携帯端末等を充電すればよいが、充電の度に鞄やスーツケースから発電装置を出しているのでは不便である。発電装置を鞄やスーツケースから出さなくても充電できれば便利である。このような発電装置を備えた鞄が知られている(例えば、特許文献1(図2、図3)参照。)。
この特許文献1に示される鞄は、荷物を収納する箱状の収納部と、この収納部の外面に設けられた取っ手ユニットと、ソーラーパネルとからなる。取っ手ユニットは、手で握る取っ手と、取っ手の下方で且つ収納部の外面にソーラーパネルを保持する枠部とを有する。収納部の外面にソーラーパネルを配置し、その上からソーラーパネルの縁を枠部で押さえ、ねじで枠部を収納部に締結することでソーラーパネルが収納部の外面に保持される。
ソーラーパネルは、枠部内側の開口から光を受けて発電することができる。しかし、ソーラーパネルは、枠部内側の開口から剥き出しのため、傷つき易く、平積みが不可能となる。また、ソーラーパネルを保持するための専用部品である枠部を、収納部の外面に設けるので、外観性の点で改善の余地がある。さらに、傷等によりソーラーパネルを交換する場合に、ねじの締結を外してから取っ手ユニットを取り外す必要があり、手間が掛かる。そこで、ソーラーパネルが傷つくことを防止するとともに外観性を向上させ、ソーラーパネルのメンテナンスも容易にできる鞄やスーツケースが求められている。
実用新案登録第3150709号公報
本発明は、ソーラーパネルと呼ばれる光電素子が傷つくことを防止するとともに外観性を向上させ、光電素子のメンテナンスも容易にできるスーツケースを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、主物品を収納するケース本体にヒンジを介して蓋体が取り付けられているスーツケースにおいて、前記蓋体の外面に、内方へ窪むとともに副物品を収納する凹部が形成され、この凹部を、開閉可能な透光性カバーで塞ぎ、この透光性カバーの裏面に、光を電気に変換する光電素子が設けられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、蓋体は、正面部と、この正面部の上縁からケース本体へ延びる上部延長部とを有し、凹部は、正面部及び上部延長部に連続して形成されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、凹部は、底面から外方に突出するようにリブを備えていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、透光性カバーは、蓋体にサブヒンジを介して設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、透光性カバーの外周に、スライドファスナーが設けられ、このスライドファスナーによって開閉されることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、透光性カバーの裏面に、光電素子を収納するポケットが設けられていることを特徴とする。
請求項7に係る発明では、ポケットは、透光性カバー及びこの透光性カバーの裏面に設けられた補強部材とによって構成され、光電素子は、腰が弱いフィルム又はシート状素子であり、ポケットに差し込まれて補強部材に支持されることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、補強部材のうち凹部に対向する面に、副物品を保持する保持ネットが設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、主物品を収納するケース本体にヒンジを介して蓋体が取り付けられているスーツケースにおいて、蓋体の外面に、内方へ窪むとともに副物品を収納する凹部が形成されている。凹部を、開閉可能な透光性カバーで塞ぎ、この透光性カバーの裏面に、光を電気に変換する光電素子が設けられているので、透光性カバーによって光電素子が傷つくことを防止できる。結果、旅行の際、飛行機の積荷としてスーツケースが平積みされても、光電素子を保護することができる。
加えて、光電素子を透光性カバーで覆うので、スーツケースの外観性を向上させることができる。さらに、開閉可能な透光性カバーを開けることで、光電素子を取り外すことができ、光電素子のメンテナンスを容易にできる。
請求項2に係る発明では、蓋体は、正面部と、この正面部の上縁からケース本体へ延びる上部延長部とを有する。凹部は、蓋体の正面部及び上部延長部に連続して形成されているので、透光性カバーの面積を広くし、光電素子の受光面積を広くすることができる。
請求項3に係る発明では、凹部は、底面から外方に突出するようにリブを備えているので、凹部の剛性を向上させることができる。加えて、リブによって凹部を区画するように仕切り、複数の副物品を分けて収納することができる。
請求項4に係る発明では、透光性カバーは、蓋体にサブヒンジを介して設けられているので、透光性カバーを容易に開閉でき、光電素子のメンテナンス性を向上することができる。
請求項5に係る発明では、透光性カバーの外周に、スライドファスナーが設けられているので、スライドファスナーを閉めることで、外部から凹部内に汚れが浸入することを防止し、光電素子に汚れが付着することを防ぐことができる。
請求項6に係る発明では、透光性カバーの裏面に、光電素子を収納するポケットが設けられているので、光電素子を容易に装着することができる。
請求項7に係る発明では、光電素子は、腰が弱いフィルム又はシート状素子である。フィルム又はシート状の光電素子であっても、ポケットに差し込むことで補強部材によって支持することができる。
請求項8に係る発明では、補強部材のうち凹部に対向する面に、副物品を保持する保持ネットが設けられているので、複数の副物品保持ネットに入れるとで、複数の副物品をバラバラにせずにまとめて収納することができる。
本発明に係るスーツケース(透光性カバーは開いている。)の斜視図である。 図1の要部断面図である。 本発明に係るスーツケースの斜視図である。 図3の要部断面図である。 透光性カバーの正面図である。 透光性カバーと光電素子と補強部材の相関を示す図である。 透光性カバーの作用図である。 光電素子を差し入れる手順を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
先ず、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、スーツケース10は、衣類などの主物品を収納するケース本体11と、このケース本体11に図示せぬヒンジを介して開閉可能に取り付けられた蓋体12と、ケース本体11に設けられた引出可能に伸縮取っ手13と、ケース本体11及び蓋体12に設けられたキャスター14とを備えている。
キャスター14の取付位置をケース本体11及び蓋体12の下部とした場合に、伸縮取っ手13はケース本体11の背面上部に位置しており、伸縮取っ手13を引き出し、手で把持することで、スーツケース10を牽引移動させることができる。また、キャスター14を地面や床に設置することで、スーツケース10を自立させることができる。
ケース本体11の上部には、伸縮取っ手13とは別に、持ち運び用の上部把持部15が、揺動可能、起伏又は引出可能に設けられている。さらに、ケース本体11におけるヒンジの反対側の側部には、持ち運び用の側部把持部16が揺動可能、起伏又は引出可能に設けられている。なお、上部把持部15の形状及び側部把持部16の形状は、実施例の形状に限定されず、固定式であってもよく、手で把持することができれば、他の一般的な取っ手の形状であっても差し支えない。また、側部把持部16は、無くても差し支えない。
また、蓋体12の外面17に、内方へ窪むとともに携帯端末などの副物品を収納する凹部21が形成されており、この凹部21は、開閉可能な透光性カバー31で塞がれている。透光性カバー31は、蓋体12に布製のサブヒンジ22を介して開閉可能に設けられている。
なお、実施例では、サブヒンジ22を布製としたが、これに限定されず、樹脂製、金属性等でもよく、透光性カバー31を開閉することができれば、材質、構成はいずれであっても差し支えない。さらには、凹部21を塞ぐ透光性カバー31を開閉できれば、サブヒンジ31がなくても差し支えない。
透光性カバー31の外周には、スライドファスナー41が設けられており、このスライドファスナー41によって透光性カバー31の外周が開閉される。また、凹部21と透光性カバー31とに布製のストッパー31aが設けられており、ストッパー31aによって透光性カバー31の開きが所定の位置で規制される。なお、実施例では、ストッパ−31aを帯状の部材としたが、これに限定されず、プリーツ等であっても差し支えない。また、ストッパー31aは取り外し可能であり、ストッパー31aを取り外すことで、透光性カバー31を大きく開くことができる。
次に凹部21の形状及び透光性カバー31の取付構造について説明する。
図1、図2に示されるように、蓋体12はシェル状に形成されており、下部12aと、この下部12aから立ち上がる正面部12bと、この正面部12bの上縁12cからケース本体11へ延びる上部延長部12dとを有する。
凹部21は、蓋体12の正面部12b及び上部延長部12dに連続して形成されており、底面23と、この底面23の上縁24からケース本体11へ延びる底面延長部25と、この底面延長部25の周縁及び底面23の周縁から外面17まで延びる側壁26と、底面23から外方に突出するように形成されるリブ27とを有する。
透光性カバー31は、凹部21の底面23に対向するカバー正面部32と、このカバー正面部32の上部に形成されるカバー湾曲部33と、このカバー湾曲部33からケース本体11へ延びるカバー延長部34とを有する。
スライドファスナー41は、第1テープ42と、この第1テープ42に先端に設けられる複数の第1エレメント43と、第2テープ44と、この第2テープ44の先端に設けられる複数の第2エレメント45と、この第2エレメント45と第1エレメント43を噛み合わせるスライダ46とからなる。
透光性カバー31の外周部には、断面U字状の第1ファスナー枠35が設けられており、この第1ファスナー枠35に第1テープ42が配置され、第1ファスナー枠35及び第1テープ42が共に透光性カバー31の外周部に縫い付けられている。
また、凹部21の縁には、断面T字状の第2ファスナー枠36が設けられている。この第2ファスナー枠36に第2テープ44が縫い付けられ、第2ファスナー枠36は、複数の締結部材37で凹部21の縁に締結されている。
次に透光性カバー31を閉じた状態を説明する。
図3に示されるように、スライドファスナー41を閉めて、透光性カバー31を閉じた状態にすると、蓋体12の外面17に対して透光性カバー31が面一の状態となる。このため、外観性を向上させるとともに、移動時に透光性カバー31が障害物等に引っ掛かりにくくなり、容易にスーツケース10を持ち運ぶことができる。なお、実施例では、透光性カバー31を閉じた状態において、蓋体12の外面17に対して透光性カバー31が面一の状態としたが、これに限定されず、蓋体12の外面17に対して透光性カバー31の面が外方に突出する形状や、蓋体12の外面17に対して透光性カバー31の面が内方に窪む形状にしても差し支えない。
また、透光性カバー31は、蓋体12の正面部12bから上部延長部12dまで延びるように形成されており、受光面積を広くすることができる。このため、詳細は後述するが、透光性カバー31の裏面に配置される光電素子51の受光面積も広くすることができる。キャスター14を地面に設置し、スーツケース10を立てた状態であっても、透光性カバー31のカバー延長部34から光を取り入れることができる。
また、蓋体12の色は、光電素子51の色と同色である。透光性カバー31は光を遮らないようにするために、透明であることが好ましく、光電素子51の色が透光性カバー31の色となる。このため、蓋体12の色を光電素子51の色と同色にすることで、透光性カバー31と蓋体12とを一体的にし、透光性カバー31を通して見える光電素子51と蓋体12に一体感も持たせて外観性を向上させることができる。なお、透光性カバー31は、透明であることが好ましいが、これに限定されず、光を通すことができれば、半透明であっても、差し支えない。
次に透光性カバー31の光電素子支持構造について説明する。
図4、図5に示されるように、透光性カバー31の裏面38には、光電素子51を収納するポケット60が設けられている。ポケット60は、透光性カバー31の裏面38側にて、外周に設けられた第1ファスナー枠35に接着される補強部材61と、透光性カバー31の裏面38とによって構成されている。
補強部材61は、透光性カバー31のカバー正面部32からカバー湾曲部33を越えて、カバー延長部34の途中まで、裏面38を覆うように形成されている。補強部材61を第1ファスナー枠35に接着することで、透光性カバー31を表側から見た際に、接着面を隠すことができ、外観性を向上させることができる。
なお、実施例では、補強部材を可撓性を有するシートとしたが、これに限定されず、光電素子51を支持することができれば、板状の部材であっても差し支えない。また、補強部材61を第1ファスナー枠35に接着したが、これに限定されず、縫い付けや、締結部材を用いて、取り付けても差し支えない。また、補強部材61を第1ファスナー枠35に接着したが、これに限定されず、透光性カバー31の裏面38に直接取り付けても差し支えない。
光電素子51は、腰が弱いフィルム又はシート状素子であり、ポケット60に差し込まれて、補強部材61に支持される。光電素子51が、フィルム又はシート状素子であっても、補強部材61がカバー延長部34の途中まで形成されているので、光電素子51を透光性カバー31の裏面38全体にわたって配置することができる。このため、光電素子51の受光面積を広くし、発電効率を向上させることができる。
次に副物品を収納する保持ネットについて説明する。
図4、図6に示されるように、透光性カバー31の裏面38に、補強部材61が配置され、透光性カバー31の縁及び補強部材61の縁を共に第1ファスナー枠35に挟むことで、補強部材61が透光性カバー31に取り付けられる。補強部材61の凹部21に対向する面62に、副物品を保持する保持ネット71が設けられている。
保持ネット71は、その上部に小さい副物品を保持する第1保持部72及び第2保持部73が設けられ、第1保持部72及び第2保持部73の下方に横方向に延びるクッション材74が設けられ、クッション材74の下方に大きい副物品を保持する第3保持部75が設けられている。なお、保持ネット71は、実施例では、網状のものを使用したが、これに限定されず、布製のであってもよく、第1保持部72及び第2保持部73等に副物品を収納することができればよく、ポケット状の部材が取り付いていれば材質は問わない。
補強部材61の面62の周縁部に第1粘着部材63が設けられており、この第1粘着部材63に、保持ネット71の裏面に設けた第2粘着部材64を貼り付けることで、保持ネット71を補強部材61に取り付けることができる。なお、第1粘着部材63及び第2粘着部材64を繰り返し着脱できる部材とすれば、異なる種類の保持ネット71容易に交換することができる。また、第1粘着部材63及び第2粘着部材64は、重ね合わせることで布同士を留めるテープ式のものであってもよく、さらには、接着部材であっても差し支えない。
なお、シート状の光電素子51には、ハーネス52が設けられている。このようなハーネス52付きのシート状光電素子51は、所定の大きさのものを安価で入手することができ、本発明によれば、所定の大きさのシート状光電素子51をそのまま取り付けることができるので、発電装置を備えたスーツケース10全体としても製造コストを低くすることができる。
以上に述べたスーツケース10の作用について説明する。
図7に示されるように、外部から矢印のように光りを受けることで、光が透光性カバー31を通過し、光電素子51によって発電される。光電素子51は、外部に露出しておらず、透光性カバー31に保護されているので、傷が付くことを防止できる。
透光性カバー31の裏面38には、光電素子51が収納されている。保持ネット71の第2保持部73にバッテリー76が保持され、第3保持部75に携帯端末77が保持されている。光電素子51から延びるハーネス52を携帯端末77に接続することで、携帯端末77を充電することができる。また、ハーネス52をバッテリー76に接続することで、バッテリー76を充電することができる。なお、実施例では、大型の携帯端末77及びバッテリー76を充電したが、これに限定されず、いわゆるスマートフォンやタブレットと呼ばれる小型の携帯端末であっても差し支えない。
また、透光性カバー31を閉じた状態で、クッション材74が、リブ27に接触している。このため、外部から透光性カバー31に対して衝撃力が作用し、透光性カバーが内方に凹んでも、クッション材74及びリブ27によって、凹みを抑えることができ、副物品76,77を保護することができる。
なお、実施例では、凹部21は樹脂面としたが、これに限定されず、凹部21に布やクッション材を設けても差し支えない。これにより、副物品に傷が付くことをより防止することができる。また、実施例では、保持ネット71を補強部材61に設けたが、これに限定されず、保持ネット71を凹部21に設けても差し支えない。これにより、透光性カバー31の開閉に左右されず、副物品を安定して保持することができる。
次に光電素子51を差し入れる手順について説明する。
図8に示されるように、スライドファスナー41を開けて、透光性カバー31を開く。透光性カバー31のポケット60に、実線で示すシート状の光電素子(以下、ソーラーシートという。)51を矢印のように差し込む。すると、想像線で示すソーラーシート51は、補強部材61によって支持される。
また、メンテナンスの際は、想像線で示すソーラーシート51を、手で抜き取るだけでよい。このように、ソーラーシート51を工具を使わずに、手だけで挿入及び取り出しができるので、ソーラーシートのメンテナンスを容易にできる。
尚、実施例では、透光性カバー31の材質を、ポリカーボネートとしたが、これに限定されず、光を通すことができれば他の樹脂でもよく、材質を問わない。また、実施例では、ケース本体11及び蓋体12の材質を、ポリカーボネートとしたが、これに限定されず、他の樹脂や、金属製、布製、革製、木製等でもよく、材質は問わない。また、実施例では、スーツケース10の形状を縦長の箱形状としたが、これに限定されず、横長の箱形状や、縦横長さが同等の箱形状でもよく、物品を収納できれば、スーツケース10の形状は問わない。
また、実施例では、ソーラーシート51を1枚だけ、透光性カバー31の裏面38に配置したが、これに限定されず、移動していない場合は、伸縮取っ手13にフックを設け、このフックに予備のソーラーシート51を掛けて、2枚のソーラーシート51,51で発電しても差し支えない。この場合は、伸縮取っ手13をソーラーシート支持手段として使用することができ、2枚のソーラーシート51,51で効率よく発電することができる。
本発明の発電装置は、スーツケースに好適である。
10… スーツケース
11… ケース本体
12… 蓋体
12b…正面部
12c…上縁
12d…上部延長部
17… 蓋体の外面
21… 凹部
22… サブヒンジ
23… 底面
27… リブ
31… 透光性カバー
38… 透光性カバーの裏面
41… スライドファスナー
51… 光電素子
60… ポケット
61… 補強部材
62… 凹部に対向する面
71… 保持ネット
76… 副物品(バッテリー)
77… 副物品(携帯端末)

Claims (8)

  1. 主物品を収納するケース本体にヒンジを介して蓋体が取り付けられているスーツケースにおいて、
    前記蓋体の外面に、内方へ窪むとともに副物品を収納する凹部が形成され、
    この凹部を、開閉可能な透光性カバーで塞ぎ、
    この透光性カバーの裏面に、光を電気に変換する光電素子が設けられていることを特徴とするスーツケース。
  2. 前記蓋体は、正面部と、この正面部の上縁から前記ケース本体へ延びる上部延長部とを有し、
    前記凹部は、前記正面部及び前記上部延長部に連続して形成されていることを特徴とする請求項1記載のスーツケース。
  3. 前記凹部は、底面から外方に突出するようにリブを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスーツケース。
  4. 前記透光性カバーは、前記蓋体にサブヒンジを介して設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のスーツケース。
  5. 前記透光性カバーの外周に、スライドファスナーが設けられ、このスライドファスナーによって開閉されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のスーツケース。
  6. 前記透光性カバーの裏面に、前記光電素子を収納するポケットが設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のスーツケース。
  7. 前記ポケットは、前記透光性カバー及びこの透光性カバーの裏面に設けられた補強部材とによって構成され、前記光電素子は、腰が弱いフィルム又はシート状素子であり、前記ポケットに差し込まれて前記補強部材に支持されることを特徴とする請求項6記載のスーツケース。
  8. 前記補強部材のうち前記凹部に対向する面に、前記副物品を保持する保持ネットが設けられていることを特徴とする請求項7記載のスーツケース。
JP2014101634A 2014-05-15 2014-05-15 スーツケース Active JP5877221B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014101634A JP5877221B2 (ja) 2014-05-15 2014-05-15 スーツケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014101634A JP5877221B2 (ja) 2014-05-15 2014-05-15 スーツケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015217034A JP2015217034A (ja) 2015-12-07
JP5877221B2 true JP5877221B2 (ja) 2016-03-02

Family

ID=54777003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014101634A Active JP5877221B2 (ja) 2014-05-15 2014-05-15 スーツケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5877221B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6680510B2 (ja) * 2015-11-04 2020-04-15 サミー株式会社 遊技機
JP6674088B2 (ja) * 2015-11-04 2020-04-01 サミー株式会社 遊技機
KR101994413B1 (ko) * 2018-08-14 2019-06-28 김현옥 변형이 자유로운 다용도 캐리어 백
CN115736464B (zh) * 2022-11-29 2024-03-15 浙江星耀箱包有限公司 一种多功能拉杆箱

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0591424U (ja) * 1992-05-13 1993-12-14 住友電気工業株式会社 かばん
JP3045350U (ja) * 1997-07-15 1998-01-27 はるやま商事株式会社 アタッシュケース

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015217034A (ja) 2015-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5877221B2 (ja) スーツケース
US9486046B2 (en) Integrated polycarbonate case
US7843432B2 (en) Mouse pad carrying case
US20110290686A1 (en) Electronic device case
US20160183654A1 (en) Bag with electroluminescent lighting system
US20150157104A1 (en) Portable handbag for disposal of pet defecation
US11076668B2 (en) Portable folding solar power generation cloth bag
US20110110611A1 (en) Bag With Interior Pockets With Removable Nametags
US20100006384A1 (en) Portable electronic device carrier
KR20120000390U (ko) 아이패드 외부 수납형 가방
KR101552062B1 (ko) 백팩
JP3202302U (ja) トラベルケース
JP3187772U (ja) 硬質スーツケース用電子製品収納構造
JP3200564U (ja)
JP2017012296A (ja)
CN212036364U (zh) 行李箱组合及其行李箱
KR101978188B1 (ko) 모듈식 서랍 가방
JP6235289B2 (ja) タブレット端末用ケース
JP3246113U (ja) スーツケース
CN216255878U (zh) 具有隐藏电子装置之夹层的袋包内层结构
KR200478448Y1 (ko) 덮개형 카드 수납 케이스가 구비된 스마트폰 케이스
CN209834349U (zh) 包装盒和电动牙刷套件
KR20130006643U (ko) 다기능 체결수단을 구비한 접이식 수납함 및 이를 구비한 거치대
CN211021333U (zh) 一种电子设备用具有分类结构的收纳包
KR101418166B1 (ko) 도난방지 기능을 가진 가방

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150924

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20150924

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20160114

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5877221

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250