JP5875777B2 - 電動弁 - Google Patents

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    • F16K31/53Mechanical actuating means with toothed gearing

Description

本発明は、例えば、空気調和機の冷媒の流量を制御する電動弁に関する。
特許文献1は、本出願人に係る電動弁の詳細な構造を開示する。この電動弁は、不思議遊星歯車機構を用いて、弁体を昇降するためのステッピングモータの回転を大きく減速させ、冷媒等の微小流量制御を可能としたものである。
図4は特許文献1に開示された電動弁に類似した電動弁の構造を示す。同図においては、要部にハッチングを施してある。
この電動弁は、特許文献1に記載された電動弁の弁口径を大きくしたものであり、弁体の先端部が弁座口径に合わせて拡大されたものである。
この電動弁は、弁本体10を有し、弁本体10には弁室14と弁室14に通ずるオリフィス16が形成される。
弁本体10に対しては、オリフィス16側のパイプ12aと、弁室14の側面の開口部に通ずるパイプ12bが接続される。弁本体10の弁室14の上部にはねじ軸受20が挿入され、弁本体10に固定される。
ねじ軸受20の中心部には雌ねじ部22が形成される。弁本体10の上部にはベースプレート28が固着され、有底円筒形状のキャン30がとりつけられる。
キャン30の外周部には、全体を符号40で示すステータ部材が嵌着される。ステータ部材40は、ヨーク44と、ヨーク44の内部に設けられボビンに巻き付けたコイル46を有し、その全体がプラスチック42で覆われている。コイル46はリード線48を介して給電を受ける。このステータ部材40はキャン30の内部に回転自在に支持されるロータ部材50とともにステッピングモータを構成する。
磁性材料でつくられたロータ部材50は、プラスチック材料でつくられた太陽ギヤ部材51に一体に連結され、太陽ギヤ部材51の中心部にはシャフト62が挿入される。シャフト62の上部はキャン30の頂部の内側に配置される支持部材60に設けられた穴内に挿入され支持されると共に、その下部は後述する軸部70aの上部に設けられた穴内に挿入されこれに支持される。
太陽ギヤ部材51の太陽ギヤ52は、キャリア53に立設された複数のシャフト54に回転自在に支持される複数個の遊星ギヤ55に噛み合う。遊星ギヤ55は軸方向に長いギヤであって、その上半分はねじ軸受20の上部に固定された円筒部材24の上部に取付けられた環状のリングギヤ58に噛み合っている。
遊星ギヤ55の下半分は環状の出力ギヤ70の内歯ギヤ71に噛み合っている。
上述した歯車構成は、いわゆる不思議遊星歯車機構を構成し、リングギヤ58の歯数と、出力ギヤ70の内歯ギヤ71の歯数をわずかに異なる歯数とすることで、太陽ギヤ52の回転数を大きな減速比で減速して出力ギヤ70に伝達することができる。
出力ギヤ70の下面中央に固着され下側に突出する軸部70aの下部にはスリット73aが形成され、またドライバ72の上部には該スリット73aに挿入される平板状の凸部(平板部)73bが形成されている。これらスリット73a及び平板部73bで構成される継手を介して、出力ギヤ70はドライバ72に連結される。
ドライバ72に形成された雄ねじ部74は、ねじ軸受20に形成された雌ねじ部22に螺合されているので、ドライバ72は回転ととともに軸方向に移動する。ドライバ72の軸方向の移動量はボール状の押圧部材76を介して軸状の弁体80に伝達される。このボール状の押圧部材76は、ドライバ72の回転が弁体80に伝達されないように作用する。
弁体80は弁本体10の内部に固定されたパイプ状のばねケース90の下部小径部90cにより案内されて軸方向に移動する。この例においては、ばねケース90は、その上端に設けられたフランジ90aが、弁本体10の上部に形成された径小部の上端面とねじ軸受20の下面との間で挟持されることにより、弁本体10の内部に固定されている。
弁体80の上部にはばね受け部材84が固着され、このばね受け部材84の上部に設けられた径大部84dの下面とばねケース90の段部90bとの間には、コイルばね92が縮装されており、これが弁体80を常時開弁方向に付勢している。
特開2008−101765号公報
上述した電動弁にあっては、弁体80を案内するばねケース90は、その上端に設けられたフランジ部90aを弁本体10の上部に形成した径小部の上端面に支持された状態で弁室14内に突出して配置されている。電動弁のオリフィス16の径寸法Dを大きくして流量の大きなものに設計を変更しようとすると、弁室14内での流体の流路の空間14aを確保するために、ばねケース90の位置(特にコイルばね92が収容された部分の位置)を弁室14の上部に移動させる必要が生ずる。この設計変更のためには、図4に示されたように、弁本体10を軸方向に延長する必要があり、電動弁全体が大型化してしまう問題が発生する。
また、弁体80は弁本体10とは別部材であるばねケース90により案内されるので弁本体10に形成される弁座18と弁体80及びその先端の傾斜部82との間の同軸精度を確保することが難しいという問題があった。
本発明の目的は、上述した問題を解消する電動弁を提供するものである。
本発明の電動弁は、基本的手段として、弁座が形成された弁本体と、前記弁本体に固定され、その内側に雌ねじが形成されたねじ軸受と、前記雌ねじに螺合する雄ねじを備えたドライバと、前記ドライバによる押圧によって、前記弁座に当接又は近接可能とされた弁体と、前記弁本体に固着されたキャンと、前記キャン内に回動自在に配置され、その回転力が前記ドライバを介して前記弁体に伝達されるロータと、前記キャンの外周に配置されたステータと、前記弁体を前記ロータの側に付勢するコイルばね手段とを備え、前記ロータ側において外側に張り出す外フランジ部を有すると共に、前記弁体の上部に係止又は固着されたばねケースをさらに備え、前記ねじ軸受は下端側に細径部を備え、前記細径部は前記ばねケースの内側に挿入され、前記コイルばね手段は、少なくともその一部が前記ねじ軸受と軸方向で重なる位置に配置されたものである。
また、前記ねじ軸受の外周に配置されると共に、前記ロータ側において外側に張り出す外フランジ部を備え、前記弁体の上部に係止又は固着されたばねケースをさらに備え、前記コイルばね手段は、前記弁本体と前記ばねケースとにより画定された空間内において、前記外フランジ部及び前記弁本体の内周段差部との間に配置されることもできる。
さらに、前記弁本体は、前記弁体をガイドするガイド部を備えることもできる。
さらにまた、前記弁座の口径及び前記ガイド部の径はほぼ同一であり、前記弁体は、その弁座側の端部、及び該端部と反対側の端部に位置する背圧室を連通する均圧路を備えることもできる。
上述したように、コイルばね手段を少なくともその一部をねじ軸受側に配置することにより、あるいはコイルばね手段を、弁本体とばねケースとにより画定された空間内において、ばねケースの外フランジ部と前記弁本体の内周段差部との間に配置されることにより、当該電動弁をその全高寸法を増大させることなく製作することができる。
また、弁本体に弁体をガイドするガイド部を備えるようにすれば、該弁体の摺動をさらに良好に行うことが出来る。
さらに、弁座の口径及びガイド部の径をほぼ同一とし、弁体に、その弁座側の端部、及び該端部と反対側の端部に位置する背圧室を連通する均圧路を形成すれば、弁体前後の圧力バランスがとれ、該弁体の摺動を低トルクで行うことが出来、これにより、当該電動弁のアクチュエータ、ひいては当該電動弁をさらに小型化することができる。
本発明の電動弁の一実施例を示す縦断面図。 本発明の電動弁の他の実施例を示す縦断面図。 本発明の電動弁の更に他の実施例を示す縦断面図。 従来の電動弁の一例を示す縦断面図。
図1は本発明の電動弁の一実施例を示す断面図である。図1において、図4と同一の符号は同一又は同等部分をあらわしているので、その説明は省略する。
本実施例の電動弁の弁本体110は、オリフィス16の弁室14側の開口部に弁座18を有し、これが弁体180の先端に設けられた傾斜部82に対向する。弁本体110の上部には、ねじ軸受120が固着されており、ねじ軸受120の上部には、出力ギヤ70に固着された軸部70aが挿入される。出力ギヤ70の軸部70aにはスリット73aが形成されており、これにドライバ72の平板部73bが軸方向に摺動自在に挿入されている。ドライバ72の雄ねじ部74はねじ軸受120の下側に形成された雌ねじ部22に螺合しており、出力ギヤ70の回転を軸方向の直線運動に変換して、押圧部材76を介して弁体180の上部に固定した係止部材184に伝達する。これにより、弁体180は弁座18に対して接離される。係止部材184は、後述するばねケース190の内フランジ部190bを係止する。
弁体180の係止部材184側の外周部は、弁室14の開口部に形成される内径部をガイド部110dとして摺動して案内される。このガイド部110dの内径寸法は、弁座18の内径寸法(オリフィス16の内径寸法)Dにほぼ均しく設定されている。
円筒形状に成形されたばねケース190は、その下端に設けられ内側に突出する内フランジ部190bが係止部材184の上部に設けられた径大部184aと弁体80との間に挟まれて弁体80に取付られる。コイルばね92は、ばねケース190の外側と弁本体110の内径部110eとの間に配設され、かつばねケース190の上端に設けられて外側に突出する外フランジ部190aとガイド部110dの上面との間に縮装される。これによりばねケース190とともに弁体180は常時押し上げる方向(開弁方向)に付勢される。
本実施例にあっては、ねじ軸受120の下部に設けられた細径部120aは、ばねケース190の内側に挿入される構造となっている。これによりコイルばね92の上半分は、ねじ軸受120と軸方向で重なる位置に配置され、またコイルばね92の全体(及びばねケース190の全体)が弁室14よりも上側(アクチュエータ側)に配置される。
図1は弁体180が弁座18に着座した状態を示しているが、この状態からロータ部材50の所定方向の回動によりドライバ72が上昇すると、ばねケース190はコイルばね92の弾発力により、細径部120aの外周面及び内径部110eで規定される空間内で上昇し、また弁体80もガイド部110dに案内されて上昇する。
同様に、ロータ部材50が逆方向に回動するとドライバ72が下降し、コイルばね92の弾発力に抗してばねケース190及び弁体180が下降する。
上述した構成により、電動弁が軸方向に大型化することなく、弁本体110の側壁部に挿入されるパイプ12bに対向する弁室14の空間14aを大として、大容量の流量に対して充分なスペースを確保することができる。
図2は、本発明の電動弁の他の実施例を示す。図2において、図1および図4と同一の符号は、同一又は同等部分をあらわしているので、その説明は省略する。
本実施例の電動弁にあっては弁体280の中心部に均圧路280aが設けてある。係止部材284にも弁体280の均圧路280aに連通する均圧路284a、及び均圧路284aと背圧室285とを連通する均圧路284bが設けてあり、これによりパイプ12a側の流体圧力が背圧室285に導入される。この均圧路280a、284a及び284bと背圧室285を備えることにより、弁体280の上下にかかる圧力差は解消される。弁体280と弁本体210のガイド部210dとの間にはシール部材230が嵌装され、このシール部材230は、係止部材284を介して押え部材270で固定される。
円筒状に成形されたばねケース290の下部に設けられた内フランジ部290bは、径大部284cの下面に係止されている。
コイルばね92は、ばねケース290の外側と弁本体210の内径部210eとの間に配設され、かつばねケース290の上端に設けられて外側に突出する外フランジ部290aとガイド部210dの上面との間に縮装される。これによりばねケース290とともに弁体280は常時押し上げる方向に付勢される。
本実施例にあっても、ねじ軸受220の下部に設けられた細径部220aは、ばねケース290の内側に挿入される構造となっている。これによりコイルばね92の上半分は、ねじ軸受220と軸方向で重なる位置に配置され、またコイルばね92の全体(及びばねケース290の全体)が弁室14よりも上側(アクチュエータ側)に配置される。
図2は図1と同様、弁体280が弁座18に着座した状態を示しているが、この状態からロータ部材50の所定方向の回動によりドライバ72が上昇すると、ばねケース290はコイルばね92の弾発力により、細径部220aの外周面及び内周部210eで規定される空間内で上昇し、また弁体280もガイド部210dに案内されて上昇する。
またロータ部材50が逆方向に回動するとドライバ72が下降し、コイルばね92の弾発力に抗してばねケース290及び弁体280が下降する。
上述した構成により、電動弁が軸方向に大型化することなく、弁本体210の側壁部に挿入されるパイプ12bに対向する弁室14の空間14aを大として、大容量の流量に対して充分なスペースを確保することができる。
またこの実施例においては、ガイド部210dの内径寸法と弁座18の内径寸法Dをほぼ均しくし、かつパイプ12a側の流体を背圧室285に導入することによって、弁体280の前後にかかる軸方向の力はバランスする。
この構成により、弁体80を小さな推力で操作することができる。
図3は、本発明の電動弁の更に他の実施例を示す。図3において、図1、図2および図4と同一の符号は、同一または同等部分をあらわしているので、その説明は省略する。
本実施例の電動弁はさらに大容量の流量を取扱う電動弁に適用される。この例においては、弁本体は、弁本体胴部310及び弁本体蓋部350とより成る。
弁本体胴部310の弁室14の上部の開口部には弁体380のガイド部材となる弁本体蓋部350がボルト360により固着される。また弁本体蓋部350と弁本体胴部310との間はシール部材354でシールされる。弁本体蓋部350は弁室14内に挿入される円筒部352を有し、円筒部352の内径部であるガイド部352aには弁体380が挿入され、弁体380はガイド部352a内を摺動する。弁体380に固着された係止部材284は、弁本体蓋部350の小径部350dに摺動自在に支持される。
なお、弁体380はガイド部352aにより摺動自在に支持されるので、係止部材284と小径部350dとを摺動させることなく、両部材の間に間隙が設けられても良い。
弁体380とガイド部352aとの間にはシール部材320が嵌装され、係止部材284を介して押え部材270で固定される。
円筒状に成形されたばねケース390の下部に設けられた内フランジ部390bは、係止部材284の上部に設けられる径大部284cの下面に係止されている。
コイルばね92は、ばねケース390の外側と弁本体蓋部350の内径部350aとの間に配設され、かつばねケース390の上端に設けられて外側に突出する外フランジ部390aと小径部350dの上面との間に縮装される。これによりばねケース390とともに弁体380は常時押し上げる方向に付勢される。
本実施例にあっても、ねじ軸受220の下部に設けられた細径部220aは、ばねケース390の内側に挿入される構造となっている。これによりコイルばね92の上半分は、ねじ軸受220と軸方向で重なる位置に配置され、またコイルばね92の全体(及びばねケース390の全体)が弁室14よりも上側(アクチュエータ側)に配置される。
この実施例においては、ガイド部352aと弁体380の摺接部の長さ寸法は長く設定されているので、大型の弁体380も弁座18に対して高精度の同芯性を保って確実に案内される。
また実施例においても、弁体380が収容されるガイド部352aの内径寸法は、弁座18の内径寸法Dとほぼ均しく形成される。
さらに弁体380の中心部には均圧路280aが設けてあり、また係止部材284には均圧路280aに連通する均圧路284aが、さらにこの均圧路284aと背圧室285とを連通する均圧路284bが設けてある。この均圧路280a、284a及び284bと背圧室285とを備えることにより、パイプ12a側の流体圧力が背圧室285に導入され、弁体380の上下にかかる圧力差は解消される。
これにより、小さな推力で弁体380を操作することができる。
さて、前述の各実施例においては、図1ないし図3に示されるように、弁体180、280、380の胴部は、その前面に形成され弁座と当接する傾斜部82及びその後端部よりも径小となる縮径部180s、280s、380sとなっており、特に大流量制御に適した構造となっているが、本発明は特に大流量制御用の電動弁のみに限定されることはなく、上記縮径部を備えない弁体を備えた小流量制御用の電動弁に適用されても良いことは当然である。
12a パイプ
12b パイプ
14 弁室
14a 流路
14a 空間
16 オリフィス
18 弁座
22 雌ねじ部
24 円筒部材
28 ベースプレート
30 キャン
40 ステータ部材
46 コイル
48 リード線
50 ロータ部材
51 太陽ギヤ部材
52 太陽ギヤ
53 キャリア
54 シャフト
55 遊星ギヤ
58 リングギヤ
60 支持部材
62 シャフト
70 出力ギヤ
71 内歯ギヤ
72 ドライバ
74 雄ねじ部
82 傾斜部
92 コイルばね
110 弁本体
110d ガイド部
120 ねじ軸受
120a 細径部
180 弁体
184 係止部材
190 ばねケース
190a 外フランジ部
190b 内フランジ部
210 弁本体
210d ガイド部
220 ねじ軸受
220a 細径部
230 シール部材
270 押え部材
280 弁体
280a 均圧路
284 係止部材
284a 均圧路
284b 均圧路
285 背圧室
290 ばねケース
290a 外フランジ部
290b 内フランジ部
310 弁本体胴部
320 シール部材
350 弁本体蓋部
352 円筒部
352a ガイド部
354 シール部材
380 弁体
385 背圧室
390 ばねケース
390a 外フランジ部
390b 内フランジ部

Claims (4)

  1. 弁座が形成された弁本体と、
    前記弁本体に固定され、その内側に雌ねじが形成されたねじ軸受と、
    前記雌ねじに螺合する雄ねじを備えたドライバと、
    前記ドライバによる押圧によって、前記弁座に当接又は近接可能とされた弁体と、
    前記弁本体に固着されたキャンと、
    前記キャン内に回動自在に配置され、その回転力が前記ドライバを介して前記弁体に伝達されるロータと、
    前記キャンの外周に配置されたステータと、
    前記弁体を前記ロータの側に付勢するコイルばね手段とよりなる電動弁において、
    前記ロータ側において外側に張り出す外フランジ部を有すると共に、前記弁体の上部に係止又は固着されたばねケースをさらに備え、
    前記ねじ軸受は下端側に細径部を備え、前記細径部は前記ばねケースの内側に挿入され、
    前記コイルばね手段は、少なくともその一部が前記ねじ軸受と軸方向で重なる位置に配置されたことを特徴とする電動弁。
  2. 弁座が形成された弁本体と、
    前記弁本体に固定され、その内側に雌ねじが形成されたねじ軸受と、
    前記雌ねじに螺合する雄ねじを備えたドライバと、
    前記ドライバによる押圧によって、前記弁座に当接又は近接可能とされた弁体と、
    前記弁本体に固着されたキャンと、
    前記キャン内に回動自在に配置され、その回転力が前記ドライバを介して前記弁体に伝達されるロータと、
    前記キャンの外周に配置されたステータと、
    前記弁体を前記ロータの側に付勢するコイルばね手段とよりなる電動弁において、
    前記ねじ軸受の外周に配置されると共に、前記ロータ側において外側に張り出す外フランジ部と前記弁体側において内側に突出する内フランジ部とを有し、前記弁体の上部に係止又は固着されたばねケースをさらに備え、
    前記コイルばね手段は、前記弁本体と前記ばねケースとにより画定された空間内において、前記外フランジ部と前記弁本体の内周段差部との間に配置されると共に、前記ばねケースの前記外フランジ部を上向きに付勢することを特徴とする電動弁。
  3. 請求項1又は2に記載の電動弁において、
    前記弁本体は、前記弁体をガイドするガイド部を備えたことを特徴とする電動弁。
  4. 請求項に記載の電動弁において、
    前記弁座の口径及び前記ガイド部の径はほぼ同一であり、
    前記弁体は、その弁座側の端部、及び該端部と反対側の端部に位置する背圧室を連通する均圧路を備えたことを特徴とする電動弁。
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