JP5875407B2 - 磁気カップリングの取り付け方法、取り外し方法 - Google Patents
磁気カップリングの取り付け方法、取り外し方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5875407B2 JP5875407B2 JP2012042311A JP2012042311A JP5875407B2 JP 5875407 B2 JP5875407 B2 JP 5875407B2 JP 2012042311 A JP2012042311 A JP 2012042311A JP 2012042311 A JP2012042311 A JP 2012042311A JP 5875407 B2 JP5875407 B2 JP 5875407B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axial direction
- magnetic coupling
- speed reducer
- inner rotor
- outer rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
Description
本発明に係る磁気カップリングの取り外し方法は、回転軸を備えたタービンと、入力軸および出力軸を備えた減速機と、前記回転軸に取り付けられたインナーロータ、前記入力軸に取り付けられたアウターロータ、および前記インナーロータの外側全体を覆うようにして前記インナーロータと前記アウターロータとの間に配置された隔壁を備えた磁気カップリングと、回転軸を備えた発電機とが、一つの台盤上に、軸方向に沿って一列に配置され、かつ、前記タービンと前記減速機とが、前記磁気カップリングを介して連結され、前記減速機と前記発電機とが、フレキシブルカップリングを介して連結された動力伝達機構における前記磁気カップリングの取り外し方法であって、前記フレキシブルカップリングを前記軸方向と直交する方向に移動させて取り外し、前記台盤上に設けられたレールの上を、前記減速機を、前記アウターロータの中に収まっていた前記隔壁の全体が前記アウターロータの外に露出するように前記発電機の側に移動し、前記アウターロータを前記軸方向と直交する方向に移動させて取り外して、前記隔壁を一旦前記軸方向に移動させ、その後、前記隔壁を軸方向と直交する方向に移動させて、前記隔壁を取り外し、前記インナーロータを一旦前記軸方向に移動させ、その後、前記インナーロータを軸方向と直交する方向に移動させて、前記インナーロータを取り外すようにした。
これにより、例えば、船舶の推進用主機としてのディーゼルエンジン(内燃機関)の排熱回収用として設置した排熱回収型船舶推進装置を構成する排熱回収発電装置において、パワータービンの回転を減速機に伝達する磁気カップリングを、特殊な工具や治具等を用いることなく、一定の技量を有する者であれば誰でも容易に取り付けることができる。
これにより、例えば、船舶の推進用主機としてのディーゼルエンジン(内燃機関)の排熱回収用として設置した排熱回収型船舶推進装置を構成する排熱回収発電装置において、パワータービンの回転を減速機に伝達する磁気カップリングを、特殊な工具や治具等を用いることなく、容易に取り付けることができて、また、磁気カップリングを取り付ける際の軸のアラインメント調整も特殊な技量を必要とせず、一定の技量を有する者であれば誰でも行うことができる。
これにより、例えば、船舶の推進用主機としてのディーゼルエンジン(内燃機関)の排熱回収用として設置した排熱回収型船舶推進装置を構成する排熱回収発電装置において、パワータービンの回転を減速機に伝達する磁気カップリングを、特殊な工具や治具等を用いることなく、容易に取り付け、取り外しすることができて、また、磁気カップリングを取り付ける際の軸のアラインメント調整も特殊な技量を必要とせず、一定の技量を有する者であれば誰でも行うことができる。
図1に示すように、本実施形態に係る排熱回収型船舶推進装置1は、排熱回収発電装置2を、船舶の推進用主機としてのディーゼルエンジン3の排熱回収用として設置したものである。
排熱回収発電装置2は、第1サイクル4と第2サイクル5の二つの有機流体経路を有する。第1サイクル4は、第1循環ポンプ11と、第1流量調整弁(図示せず)と、第1蒸発器(高圧蒸発器)12と、パワータービン13と、凝縮器14と、を備えている。第2サイクル5は、第2循環ポンプ21と、第2流量調整弁(図示せず)と、第2蒸発器(低圧蒸発器)22と、パワータービン13と、凝縮器14と、を備えている。パワータービン13には、磁気カップリング23および減速機24を介して発電機25が接続されている。
なお、第2蒸発器22は、第1蒸発器12で有機流体を加熱した熱媒水の熱によって第2循環ポンプ21から送出された液相の有機流体を加熱することとしてもよい。
第1排熱回収流路31は閉回路とされており、熱媒水を循環させるための排熱回収用ポンプ41が設けられている。この排熱回収用ポンプ41によって、熱媒水は、第1空気冷却器32、排ガスエコノマイザ33、第1蒸発器12、第2蒸発器22と熱交換するように循環する。第1蒸発器12、第2蒸発器22にて冷却された熱媒水は、減圧弁(図示せず)を介して大気圧ドレンタンク42に回収される。排熱回収用ポンプ41から第1蒸発器12、第2蒸発器22に送られる熱媒水の流量は、第1排熱回収流路31に設けられた給水制御弁43で調整される。
ディーゼルエンジン3のターボチャージャ34によって圧縮された空気は、第1空気冷却器32と第2空気冷却器50によって冷却される。この際に第1空気冷却器32内を流れる第1排熱回収流路31の熱媒水が圧縮空気によって昇温させられることによって、熱媒水は圧縮空気から熱を回収する。第1空気冷却器32にて熱回収した後の熱媒水温度は、例えば、約142℃とされる。
なお、図2から図11中の符号24bは減速機24の出力軸、符号25aは発電機25の回転軸、符号26はフレキシブルカップリング、符号100は台盤を示しており、減速機24の出力軸24bと発電機25の回転軸25aとは、フレキシブルカップリング26を介して連結され、台盤100の上面には、パワータービン13、減速機24、発電機25が設置されている。
つづいて、図4および図5に示すように、フレキシブルカップリング26を軸方向と直交する方向に移動させて、フレキシブルカップリング26を取り外す。
つづいて、減速機24の入力軸24aとアウターロータ62とを連結するボルトを取り外し、図8および図9に示すように、アウターロータ62を軸方向と直交する方向に移動させて、アウターロータ62を取り外す。
つづいて、インナーロータ61とロータ軸13aとを連結するナット102(図10参照)を取り外し、隔壁63と同様にして、すなわち、インナーロータ61を一旦軸方向に移動させ、その後、インナーロータ61を軸方向と直交する方向に移動させて、インナーロータ61を取り外し、磁気カップリング23の取り外し作業を終了する。
なお、本実施形態に係る磁気カップリング23の取り付け方法(手順)については、上述した磁気カップリング23の取り外し方法(手順)と逆の手順であるので、ここではその説明を省略する。
これにより、船舶の推進用主機としてのディーゼルエンジン3の排熱回収用として設置した排熱回収型船舶推進装置1を構成する排熱回収発電装置2において、パワータービン13の回転を減速機24に伝達する磁気カップリング23を、特殊な工具や治具等を用いることなく、一定の技量を有する者であれば誰でも容易に取り付けることができる。
これにより、船舶の推進用主機としてのディーゼルエンジン3の排熱回収用として設置した排熱回収型船舶推進装置1を構成する排熱回収発電装置2において、パワータービン13の回転を減速機24に伝達する磁気カップリング23を、特殊な工具や治具等を用いることなく、容易に取り付けることができて、また、磁気カップリング23を取り付ける際の軸のアラインメント調整も特殊な技量を必要とせず、一定の技量を有する者であれば誰でも行うことができる。
13a 回転軸
23 磁気カップリング
24 減速機
24a 入力軸
24b 出力軸
25 発電機
25a 回転軸
26 フレキシブルカップリング
61 インナーロータ
62 アウターロータ
63 隔壁
100 台盤
101 レール
Claims (4)
- 回転軸を備えたタービンと、入力軸および出力軸を備えた減速機と、前記回転軸に取り付けられたインナーロータ、前記入力軸に取り付けられたアウターロータ、および前記インナーロータの外側全体を覆うようにして前記インナーロータと前記アウターロータとの間に配置された隔壁を備えた磁気カップリングと、回転軸を備えた発電機とが、一つの台盤上に、軸方向に沿って一列に配置され、かつ、前記タービンと前記減速機とが、前記磁気カップリングを介して連結され、前記減速機と前記発電機とが、フレキシブルカップリングを介して連結された動力伝達機構における前記磁気カップリングの取り外し方法であって、
前記フレキシブルカップリングを前記軸方向と直交する方向に移動させて取り外し、
前記台盤上に設けられたレールの上を、前記減速機を、前記アウターロータの中に収まっていた前記隔壁の全体が前記アウターロータの外に露出するように前記発電機の側に移動し、
前記アウターロータを前記軸方向と直交する方向に移動させて取り外して、
前記隔壁を一旦前記軸方向に移動させ、その後、前記隔壁を軸方向と直交する方向に移動させて、前記隔壁を取り外し、
前記インナーロータを一旦前記軸方向に移動させ、その後、前記インナーロータを軸方向と直交する方向に移動させて、前記インナーロータを取り外すようにしたことを特徴とする磁気カップリングの取り外し方法。 - 前記フレキシブルカップリングの前記軸方向における長さが、前記減速機を前記発電機の側に移動させて、前記アウターロータの中に収まっていた前記隔壁の全体を前記アウターロータの外に露出させるのに最低必要な距離と同じになるように設定されていることを特徴とする、請求項1に記載の磁気カップリングの取り外し方法。
- 回転軸を備えたタービンと、入力軸および出力軸を備えた減速機と、前記回転軸に取り付けられるインナーロータ、前記入力軸に取り付けられるアウターロータ、および前記インナーロータの外側全体を覆うようにして前記インナーロータと前記アウターロータとの間に配置される隔壁を備えた磁気カップリングと、回転軸を備えた発電機とが、一つの台盤上に、軸方向に沿って一列に配置されるとともに、前記タービンと前記減速機とが、前記磁気カップリングを介して連結され、前記減速機と前記発電機とが、フレキシブルカップリングを介して連結される動力伝達機構における前記磁気カップリングの取り付け方法であって、
前記インナーロータを一旦前記軸方向と直交する方向に移動させ、その後、前記インナーロータを前記軸方向に移動させて、前記インナーロータを取り付け、
前記隔壁を一旦前記軸方向と直交する方向に移動させ、その後、前記隔壁を前記軸方向に移動させて、前記隔壁を取り付け、
前記アウターロータを前記軸方向と直交する方向に移動させて取り付け、
前記台盤上に設けられたレールの上を、前記減速機を、前記タービンの側に移動させて、前記アウターロータの中に前記隔壁の全体が収まるようにし、
前記フレキシブルカップリングを前記軸方向と直交する方向に移動させて取り付けるようにしたことを特徴とする磁気カップリングの取り付け方法。 - 回転軸を備えたタービンと、入力軸および出力軸を備えた減速機と、前記回転軸に取り付けられたインナーロータ、前記入力軸に取り付けられたアウターロータ、および前記インナーロータの外側全体を覆うようにして前記インナーロータと前記アウターロータとの間に配置された隔壁を備えた磁気カップリングと、回転軸を備えた発電機とが、一つの台盤上に、軸方向に沿って一列に配置され、かつ、前記タービンと前記減速機とが、前記磁気カップリングを介して連結され、前記減速機と前記発電機とが、フレキシブルカップリングを介して連結される動力伝達機構において、前記磁気カップリングを着脱する際に用いられる磁気カップリングの着脱機構であって、
前記台盤上に設けられて、前記減速機の前記軸方向への移動をガイドするレールを備えているとともに、
前記フレキシブルカップリングの前記軸方向における長さが、前記減速機を前記発電機の側に移動させて、前記アウターロータの中に収まっていた前記隔壁の全体を前記アウターロータの外に露出させるのに最低必要な距離と同じになるように設定されていることを特徴とする磁気カップリングの着脱機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012042311A JP5875407B2 (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | 磁気カップリングの取り付け方法、取り外し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012042311A JP5875407B2 (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | 磁気カップリングの取り付け方法、取り外し方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013177931A JP2013177931A (ja) | 2013-09-09 |
JP5875407B2 true JP5875407B2 (ja) | 2016-03-02 |
Family
ID=49269756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012042311A Active JP5875407B2 (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | 磁気カップリングの取り付け方法、取り外し方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5875407B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6489856B2 (ja) * | 2015-02-04 | 2019-03-27 | 三菱重工業株式会社 | 排熱回収装置、排熱回収型船舶推進装置および排熱回収方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3458891B2 (ja) * | 1999-05-19 | 2003-10-20 | ウシオ電機株式会社 | エキシマレーザ装置の磁気カップリング機構 |
JP4929190B2 (ja) * | 2008-01-15 | 2012-05-09 | 株式会社日立製作所 | 磁気歯車装置 |
-
2012
- 2012-02-28 JP JP2012042311A patent/JP5875407B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013177931A (ja) | 2013-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101290289B1 (ko) | 선박용 온도차 유기 랭킨 사이클 발전 장치 | |
US8739538B2 (en) | Generating energy from fluid expansion | |
US8400005B2 (en) | Generating energy from fluid expansion | |
US20150361831A1 (en) | System and method for thermal management | |
WO2011136118A1 (ja) | 排熱回収発電装置およびこれを備えた船舶 | |
JP6132214B2 (ja) | ランキンサイクル装置、熱電併給システム及びランキンサイクル装置の運転方法 | |
JP2012149541A (ja) | 排熱回収発電装置および船舶 | |
KR101110695B1 (ko) | 선박용 해수 온도차 발전 장치 | |
JP2013151931A (ja) | 廃熱回収システム | |
JP2013180625A (ja) | 排熱回収型船舶推進装置およびその運用方法 | |
WO2015025146A1 (en) | Heat generator | |
JP5875407B2 (ja) | 磁気カップリングの取り付け方法、取り外し方法 | |
JP5527513B2 (ja) | 流体機械駆動システム | |
WO2016185783A1 (ja) | 熱音響発電システム | |
WO2016129451A1 (ja) | 熱交換器、エネルギー回収装置、および船舶 | |
WO2016027576A1 (ja) | 圧縮装置 | |
JP2014114939A (ja) | 磁気カップリング | |
JP2006009592A (ja) | 発電装置及びその運転方法 | |
JP2019027338A (ja) | ランキンサイクル装置 | |
JP2013181571A (ja) | 磁気カップリング | |
JP6254918B2 (ja) | エネルギー回収装置および船舶、並びに、エネルギー回収装置の設置方法 | |
EP3074613B1 (en) | Supplemental heating in waste heat recovery | |
JP2013249857A (ja) | 磁気カップリング | |
KR200456118Y1 (ko) | 온도차를 이용한 발전장치를 장착한 에너지절약형 선박 | |
KR101967039B1 (ko) | 재가열수단이 구비되는 유기랭킨사이클 발전시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151210 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160119 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5875407 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |