JP5874043B2 - 非接触給電装置における1次コイルの励磁方法及び非接触給電装置 - Google Patents

非接触給電装置における1次コイルの励磁方法及び非接触給電装置 Download PDF

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Description

本発明は、非接触給電装置における1次コイルの励磁方法及び非接触給電装置に関するものである。
近年、非接触給電技術を使った非接触給電システムが種々提案されている。特に、電磁誘導方式よる非接触給電システムにおいては、実用化が進んでいる。
電磁誘導方式よる非接触給電システムおいて、非接触給電装置は、非接触給電する電気機器を載置する載置面と平行に複数の1次コイルが配置されている。一方、非接触給電装置から非接触給電を受ける電気機器には受電装置が設けられ、その受電装置には2次コイルが設けられている。
そして、電気機器を非接触給電装置の載置面に載置すると、非接触給電装置に設けた複数の1次コイルの中で、電気機器の受電装置に設けた2次コイルと対峙した1次コイルが選択される。そして、その選択された1次コイルが励磁駆動され、2次コイルに2次電力を給電する(例えば、特許文献1)。
この特許文献1の非接触給電装置においては、各1次コイルを駆動する発振回路(共振回路)を1つ使用して、その共振回路に対して各1次コイルが適宜接続されて励磁駆動されるようになっている。従って、各1次コイルの励磁周波数は同じであった。
特許第4639773号公報
ところで、非接触給電システムにおいて、用途も広範囲にわたり、1つの非接触給電装置に対する1次コイルの数が増大する傾向にあった。また、複数の非接触給電装置を組み合わせる使用形態も考えられている。
1つの非接触給電装置に対する1次コイルの数が増大すると、上記非接触給電装置では、負荷が大きくなり複数の発振回路を使用しなければならなかった。複数の発振回路を用いた非接触給電装置では、選択された1次コイルがそれぞれ異なる発振回路と接続されて励磁駆動される場合が生ずる。
このとき、各発振回路の回路素子の個体差や周囲の温度差等により、選択された1次コイルの励磁周波数や振幅値にバラツキが生じる。このバラツキは、2次コイルに給電される2次電力のバラツキに繋がり、安定した2次電力の供給を難しくしていた。
そこで、2次電力を安定化するために、受電装置に容量の大きい平滑コンデンサを設けることが考えられるが、容量の大きい平滑コンデンサは高価なことからコストアップに繋がるとともに、コンデンサのサイズが大きくなって受電装置が大型化する問題があった。また、受電装置において、三端子レギュレータのような定電圧電源回路を用いることも考えられるが、整流時の電力損失が大きく給電効率が低下する問題があった。
これは、複数の非接触給電装置を組み合わせて、1つの電気機器の給電装置に給電する使用形態でも同様な問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、給電用の各1次コイルの励磁周波数のバラツキを抑え、給電効率を向上させることができる非接触給電装置における1次コイルの励磁方法及び非接触給電装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の非接触給電装置における1次コイルの励磁方法は、複数の1次コイルを備えるとともに、同期信号が入力され、その同期信号に基づく周波数で1次コイルを励磁駆動させる給電ユニット回路を前記1次コイル毎に設け、受電装置に対して、電磁誘導現象を利用して給電を行う非接触給電装置における1次コイルの励磁方法であって、前記複数の1次コイルが複数組にグループ分けされ、前記各組毎にユニット制御部が備えられ、前記各ユニット制御部が、前記各組毎に、その組に属する各1次コイルの給電ユニット回路に対して個別に、各組共、互いに同じ周波数の前記同期信号をそれぞれ同時に出力して、前記各複数の組の各1次コイルが同じ周波数で励磁駆動されるようにしたことを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の非接触給電装置は、複数の1次コイルを備えるとともに、同期信号が入力され、その同期信号に基づく周波数で1次コイルを励磁駆動させる給電ユニット回路を前記1次コイル毎に設け、受電装置に対して、電磁誘導現象を利用して給電を行う非接触給電装置であって、前記複数の1次コイルが複数の組にグループ分けされ、前記各組毎に、その組に属する各1次コイルの給電ユニット回路に対して、各組共、互いに同じ周波数の前記同期信号を生成し、それぞれ同時に出力して、前記各複数の組の各1次コイルが同じ周波数で同時に励磁駆動されるようにするユニット制御部を1つずつ設けたことを特徴とする。
また、上記構成において、前記各組のユニット制御部に対して、前記各ユニット制御部が同じ周波数の同期信号を生成するための共通のクロック信号を出力するクロック信号生成回路を設けたことが好ましい。
また、上記構成において、前記クロック信号生成回路は、前記各組のユニット制御部のいずれか1つに含まれ、そのクロック信号生成回路を含んだユニット制御部から他のユニット制御部にクロック信号出力したことが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の非接触給電装置は、複数の1次コイルを備えるとともに、同期信号が入力されその同期信号に基づく周波数で1次コイルを励磁駆動させる給電ユニット回路を前記1次コイル毎に設け、受電装置に対して、電磁誘導現象を利用して給電を行う非接触給電装置であって、前記複数の1次コイルが複数組にグループ分けされ、前記各組毎に、その組に属する各1次コイルの給電ユニット回路に対して、前記同期信号を生成しそれぞれ出力するユニット制御部を1つずつ設けるとともに、各ユニット制御部が生成した前記同期信号の周波数を互いに比較し、前記各ユニット制御部が生成した同期信号の周波数が同じになるように、前記各ユニット制御部に制御信号を出力する周波数比較回路を設けたことを特徴とする。
また、上記構成において、前記周波数比較回路は、前記各ユニット制御部が生成した前記同期信号をサンプリングするサンプリング回路部と、サンプリング回路がサンプリングしたサンプリング信号に基づいて、それぞれ各ユニット制御部が生成した前記同期信号の周波数を算出し、前記算出した前記各同期信号の周波数の内の1つの同期信号の周波数を基準とし、他の同期信号の周波数がその基準となる同期信号の周波数と同じになる制御信号を対応するユニット制御部に出力する制御回路とを備えたことが好ましい。
本発明によれば、非接触給電装置の給電モジュールは、設計自由度が高く、種々の形態の接触給電ができ、しかも、簡単且つ短時間で製造することができる。
第1実施形態の給電装置に機器が載置された状態を示す全体斜視図。 1次コイルの配列状態を示す説明図。 給電装置と機器の電気ブロック回路図。 機器に設けた受電回路の電気ブロック回路図。 給電装置の1部電気的構成を説明する電気回路図。 (a)は一方の同期信号の波形図、(b)は他方の同期信号の波形図、(c)はクロック信号の波形図。 第2実施形態の給電装置の電気的構成を説明する電気回路図。 第3実施形態の給電装置の電気的構成を説明する電気回路図。 周波数比較回路の電気ブロック回路図。 (a)(b)(c)は第1組のクロック信号、一方の同期信号、他方の同期信号の波形図、(d)(e)(f)は第2組のクロック信号、一方の同期信号、他方の同期信号の波形図、(g)(h)(i)は第3組のクロック信号、一方の同期信号、他方の同期信号の波形図、(j)(k)(l)は第4組のクロック信号、一方の同期信号、他方の同期信号の波形図。
(第1実施形態)
以下、本発明の非接触給電装置に具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1は、非接触給電装置(以下、単に給電装置という)1とその給電装置1から非接触給電される電気機器(以下、単に機器という)Eの全体斜視図を示す。
給電装置1の筺体2は、四角形状の底板3を有し、その底板3の四方から側板4が上方に延出形成され、その各側板4によって上方に開口した開口部を強化ガラスよりなる天板5が閉塞することによって形成されている。そして、天板5の上面が、機器Eを載置する載置面6となる。
天板5の裏面には、図2に示すように、複数の1次コイルL1が配置されている。各1次コイルL1は、本実施形態では16個であって、天板5の載置面6と平行にX方向に4個、Y方向に4個並ぶように配置されている。
また、底板3、各側板4、天板5で形成される空間(筺体2内)には、図2に示すように、各1次コイルL1とそれぞれ接続される給電ユニット回路M(一部のみ記載)が内蔵されている。各給電ユニット回路Mは対応する1次コイルL1とそれぞれ電気的に接続され、対応する1次コイルL1を励磁駆動する。そして、各1次コイルL1は、単独でまたは他の1次コイルL1と協働して励磁駆動し、載置面6に載置された機器Eに対して非接触給電をするようになっている。
また、図2に示すように、各1次コイルL1の内側には、信号受信アンテナ7が、それぞれ配置固定されている。そして、載置面6に載置された機器Eと信号受信アンテナ7を介して対応する給電ユニット回路Mとの間で、無線通信にてデータ・情報の授受をそれぞれ行うようになっている。
なお、本実施形態では、説明の便宜上、天板5の裏面に配置した16個の1次コイルL1について、X方向に2分割すると共に、Y方向に2分割し、4個の1次コイルL1を1組にグループ分けしている。そして、第1〜4組G1〜G4の1次コイルL1を区別するために「L1」の符号後に「a」、「b」、「c」、「d」を付して説明する。従って、図2において、右上の第1組G1の4個の1次コイルL1は1次コイルL1aと表記し、左上の第2組G2の4個の1次コイルL1は1次コイルL1bと表記する。また、右下の第3組G3の4個の1次コイルL1は1次コイルL1cと表記し、左下の第4組G4の4個の1次コイルL1は1次コイルL1dと表記して説明する。
給電装置1の載置面6に載置される機器Eは、2次コイルL2の外側に当該2次コイルL2を囲むように信号送信アンテナ9が、巻回されている。そして、機器Eは、給電装置1の載置面6に載置したとき、その直下に位置する1次コイルL1a〜L1dを囲む信号受信アンテナ7と機器Eの信号送信アンテナ9との間で、無線通信にてデータ・情報の授受を行うようになっている。
次に、給電装置1と機器Eの電気的構成を図3に従って説明する。
(機器E)
まず、機器Eについて説明する。図3において、機器Eは、給電装置1から2次電力を受電する受電装置としての受電回路20を有している。受電回路20は、図4に示すように、整流平滑回路部21、DC/DCコンバータ回路22、データ生成回路部23及び送信回路部24を有している。
整流平滑回路部21は、2次コイルL2と接続されている。整流平滑回路部21は、給電装置1の1次コイルL1a〜L1dの励磁による電磁誘導にて2次コイルL2に励磁給電された2次電力をリップルのない直流電圧に変換する。DC/DCコンバータ回路22は、整流平滑回路部21にて生成された直流電圧を、所望の電圧にDC/DC変換し、そのDC/DC変換した直流電圧を機器Eの負荷Zに供給する。
ここで、負荷Zは、2次コイルL2にて発生する2次電力で駆動する機器であればよい。例えば、DC/DC変換した直流電源を使って該負荷Zを載置面6上で駆動する機器であったり、2次電力をそのまま交流電源として使って該負荷Zを載置面6上で駆動する機器であったりしてもよい。また、DC/DC変換した直流電源を使って内蔵する充電池(2次電池)を充電する機器であってもよい。
また、DC/DC変換した直流電圧は、整流した直流電源をデータ生成回路部23及び送信回路部24の駆動源としても利用されている。
データ生成回路部23は、機器認証信号ID及び励磁要求信号RQを生成し送信回路部24に出力する回路である。機器認証信号IDは、給電装置1に対して該給電装置1にて給電を受けられる機器Eである旨の認証信号である。励磁要求信号RQは、給電装置1に対して給電を要求する要求信号である。
データ生成回路部23は、例えば、整流平滑回路部21が直流電源を出力しているときや、機器Eに内蔵された2次電池等で駆動可能な状態のとき、機器認証信号ID及び励磁要求信号RQを生成し送信回路部24に出力するようになっている。また、データ生成回路部23は、機器Eに設けられた例えば負荷Zを駆動させるための電源スイッチがオフのときには、機器認証信号ID及び励磁要求信号RQを生成しない。
さらに、データ生成回路部23は、機器Eにマイクロコンピュータが設けられている場合、マイクロコンピュータの判断で給電を休止したいと判断したときには、機器認証信号ID及び励磁要求信号RQを生成しないようになっている。
送信回路部24は、信号送信アンテナ9と接続されている。送信回路部24は、データ生成回路部23からの機器認証信号ID及び励磁要求信号RQを入力し、信号送信アンテナ9を介して給電装置1に送信するようになっている。
(給電装置1)
図3において、給電装置1は、各組G1〜G4の各1次コイルL1a〜L1dに対する給電ユニット回路M、各組毎のユニット制御部8a〜8d、及び、クロック信号生成回路28を有している。
なお、給電装置1において、各組G1〜G4の各1次コイルL1a〜L1dに対する給電ユニット回路M及び各組毎のユニット制御部8a〜8dは、それぞれ同じ回路構成である。従って、ここでは、説明の便宜上、第1組G1の1つの1次コイルL1aに対する給電ユニット回路M及び第1組G1の給電ユニット回路Mを統括制御するユニット制御部8aについて説明する。
給電ユニット回路Mは、図5に示すように、受信回路部31、信号抽出回路部32及び励磁駆動回路部33を有している。
受信回路部31は、信号受信アンテナ7と接続されている。受信回路部31は、載置面6に載置された機器Eの信号送信アンテナ9から送信された送信信号が信号受信アンテナ7を介して受信される。受信回路部31は受信した送信信号を信号抽出回路部32に出力する。
信号抽出回路部32は、送信信号から機器認証信号ID及び励磁要求信号RQを抽出する。信号抽出回路部32は、送信信号から機器認証信号ID及び励磁要求信号RQの両信号を抽出した時、ユニット制御部8aに許可信号ENを出力する。このとき、信号抽出回路部32は、許可信号ENと共に自身の給電ユニット回路Mを識別するユニット識別信号を付加して、ユニット制御部8aに出力する。
ちなみに、信号抽出回路部32は、機器認証信号ID及び励磁要求信号RQのいずれか一方しか抽出しなかった時、又は、両信号とも抽出しなかった時には、ユニット制御部8aに許可信号ENを出力しない。
励磁駆動回路部33は、1次コイルL1aと接続され、本実施形態では同1次コイルL1とでハーフブリッジ回路を構成している。従って、励磁駆動回路部33は、2個のMOSトランジスタ等のスイッチングトランジスタを有している。
該2個のトランジスタのゲート端子には、オン・オフさせるためのパルス信号よりなる図6(a)(b)に示す同期信号PS1,PS2がそれぞれユニット制御部8aから入力されるようになっている。各トランジスタのゲート端子にそれぞれ入力される同期信号PS1,PS2は、相補信号であって、一方のトランジスタがオンの時、他方のトランジスタがオフとなる。
詳述すると、載置面6に機器Eが載置され、信号抽出回路部32がユニット制御部8aに許可信号ENを出力し続けている間、ユニット制御部8aは同期信号PS1、PS2を出力し続ける。従って、この場合、励磁駆動回路部33は1次コイルL1aを連続励磁駆動する。
また、載置面6に機器Eが載置されていない時、ユニット制御部8aは同期信号PS1、PS2を所定の期間だけ間欠的に出力する。従って、この場合、励磁駆動回路部33は、一定の期間毎に1次コイルL1aを間欠励磁駆動する。
この1次コイルL1aの間欠励磁駆動は、載置面6に機器Eが載置された時に該機器Eの負荷Zを直ちに駆動できる2次電力ではなく、負荷Zの充電器を充電できる程度の2次電力が供給されるようしたものである。そして、その充電電圧に基づいて、給電装置1との間で無線通信を行うための機器Eのデータ生成回路部23及び送信回路部24は駆動される。
また、励磁駆動回路部33は、信号抽出回路部32が許可信号ENを出力していない時、載置面6に機器Eが載置されていない時と同様に、1次コイルL1aは間欠励磁駆動する。
ユニット制御部8aは、図5に示すように、電源回路部35と第1組の各給電ユニット回路Mを統括制御する制御回路部36を有している。
電源回路部35は、整流回路及びDC/DCコンバータ回路を有し、外部電源38(図3参照)から電源電圧VEを入力して整流回路にて整流する。電源回路部35は、整流した直流電圧をDC/DCコンバータ回路にて所望の電圧に変換した後、その直流電圧を駆動電源として制御回路部36に出力する。
制御回路部36は、クロック信号生成回路28からの図6(c)に示すクロック信号CLKに基づいて、給電ユニット回路Mの励磁駆動回路部33に出力する図6(a)(b)に示す同期信号PS1,PS2を生成する。制御回路部36は、フリップフロップ回路を有し、クロック信号生成回路28からのクロック信号CLKに同期した一方の同期信号PS1を生成する。制御回路部36は、生成した一方の同期信号PS1についてインバータ回路を介して反転させて他方の同期信号PS2を合わせて生成する。
なお、本実施形態では、制御回路部36は、同期信号PS1,PS2を生成したが、一方の同期信号PS1のみ生成し、各給電ユニット回路Mの励磁駆動回路部33に出力してもよい。そして、各給電ユニット回路Mの励磁駆動回路部33の内部において、一方の同期信号PS1から他方の同期信号PS2を生成して実施してもよい。
制御回路部36は、信号抽出回路部32から許可信号ENを入力する。制御回路部36は、許可信号ENに付加されたユニット識別信号に基づいてどの給電ユニット回路Mから許可信号ENが出力されたか判断する。そして、制御回路部36は、識別した給電ユニット回路Mに対して同期信号PS1、PS2を出力し続けて、励磁駆動回路部33を介して1次コイルL1aを連続励磁駆動させる。
なお、給電可能であって給電を要求している機器Eが、そのサイズが大きくて、給電装置1の載置面6に載置されるとき、2個以上の1次コイルL1aがその直下に位置する場合がある。
この場合、機器Eの直下に位置する各1次コイルL1aに対応する各給電ユニット回路Mは、それぞれ個々に当該機器Eの励磁要求信号RQ及び機器認証信号IDを受信し、制御回路部36に許可信号ENをそれぞれ出力する。
制御回路部36は、各給電ユニット回路Mからのモジュール識別信号が付加された許可信号ENに基づいて、各給電ユニット回路Mの1次コイルL1aの直上に載置された機器Eは同一の機器かどうかを判定する。
このとき、サイズが大きい場合、各給電ユニット回路Mの許可信号ENによって、各給電ユニット回路Mの1次コイルL1aは、離間しないで隣合う1次コイルL1aの集合体であることで判別できる。
そして、制御回路部36は、載置された機器Eの直下に位置し励磁要求信号RQ及び機器認証信号IDを出力してきた各給電ユニット回路Mに対して、同期信号PS1,PS2を同時に出力する。
従って、複数の給電ユニット回路Mが協働して複数の1次コイルL1を励磁して、サイズの大きい1つの機器Eに対して給電を行うことになる。
また、2個以上の給電を要求している機器Eが給電装置1の載置面6に載置される場合がある。
この場合、各機器Eの直下に位置する1次コイルL1に対応する給電ユニット回路Mは、それぞれ対応する機器に対する励磁要求信号RQ及び機器認証信号IDを受信し、制御回路部36に許可信号ENを出力する。
制御回路部36は、各給電ユニット回路Mからのモジュール識別信号が付加された許可信号ENに基づいて、各給電ユニット回路Mの直上に載置された機器Eが1個ではなく2個以上載置されているかどうかを判定する。
このとき、2個以上の場合、各給電ユニット回路Mの許可信号ENによって、各給電ユニット回路Mは互いに離間した位置にあることで判別できる。
そして、制御回路部36は、載置された2個以上の機器Eの直下に位置し許可信号ENを出力してきた各給電ユニット回路Mに対して、個々に同期信号PS1,PS2を出力する。従って、各機器Eに対応した給電ユニット回路Mがそれぞれの1次コイルL1を励磁して、各機器Eに対して個々に給電を行うことになる。
また、制御回路部36は、励磁駆動回路部33に出力する同期信号PS1、PS2を、クロック信号生成回路28からのクロック信号CLK(図6(c)参照)に基づいて生成する。つまり、制御回路部36は、クロック信号CLKに同期した同期信号PS1、PS2を生成し励磁駆動回路部33に出力する。従って、第1組の4個の1次コイルL1aの給電ユニット回路Mに設けた各励磁駆動回路部33には、同じ周期の同期信号PS1、PS2が出力される。その結果、第1組の各1次コイルL1aの励磁周波数は同じとなる。
クロック信号生成回路28は、発振回路を有し、外部電源38から電源電圧VEを入力してその発振回路が発振し、その発振信号に基づいて、図6(c)に示すクロック信号CLKを生成する。クロック信号生成回路28が生成したクロック信号CLKは、各組G1〜G4のユニット制御部8a〜8dに設けた制御回路部36に出力される。
従って、各組の各給電ユニット回路Mに設けた励磁駆動回路部33には、ユニット制御部8a〜8dから同じ周期の同期信号PS1、PS2が出力される。その結果、各組G1〜G4の各1次コイルL1a〜L1dの励磁周波数は同じとなる。
次に、上記のように構成した給電装置1の作用について説明する。
今、図示しない電源スイッチがオンされて、給電装置1に電源が供給されると、外部電源38から、給電装置1のクロック信号生成回路28及び各組G1〜G4のユニット制御部8a〜8dに電源電圧VEが供給される。
クロック信号生成回路28は、外部電源38からの電源電圧VEに基づいてクロック信号CLKを生成し、各組G1〜G4のユニット制御部8a〜8dに出力する。
一方、ユニット制御部8a〜8dは、ユニット制御部8a〜8dの電源回路部35が外部電源38からの電源電圧VEをそれぞれ入力する。そして、ユニット制御部8a〜8dの各電源回路部35は、所望の直流電圧に変換した後、駆動電源として当該ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36に出力するとともに、当該ユニット制御部8a〜8dが制御する各給電ユニット回路Mに出力する。
各ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36は、電源回路部35から外部電源38が入力され、クロック信号生成回路28からクロック信号CLKを入力すると、同期信号PS1、PS2を生成する。このとき、各ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36は、共通のクロック信号CLKに同期して同期信号PS1、PS2が生成されることから、各ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36が生成する同期信号PS1、PS2の周期は同じとなる。各ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36は、生成した同期信号PS1、PS2を当該ユニット制御部8a〜8dが制御する各給電ユニット回路Mに出力する。
ユニット制御部8a〜8dにそれぞれ制御される各給電ユニット回路Mは、同期信号PS1、PS2に基づいて、1次コイルL1を間欠的に励磁駆動させる。つまり、給電装置1の全ての1次コイルL1(L1a〜L1d)が間欠的に励磁して、機器Eからの励磁要求信号RQ及び機器認証信号IDを待つ待機状態となる。
やがて、機器Eが置かれると、機器Eは、機器認証信号ID及び励磁要求信号RQを生成し、機器認証信号ID及び励磁要求信号RQを信号送信アンテナ9を介して機器Eの直下に位置する給電ユニット回路Mの信号受信アンテナ7に向かって送信する。
そして、信号受信アンテナ7が機器Eから機器認証信号ID及び励磁要求信号RQを受信し、信号抽出回路部32で機器認証信号ID及び励磁要求信号RQが抽出される。信号抽出回路部32はユニット制御部8a〜8dの制御回路部36に許可信号ENを出力する。
ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36は、給電ユニット回路Mから許可信号ENに基づいて該給電ユニット回路Mの1次コイルL1の直上に給電可能であって給電を要求している機器Eが載置されたと認識する。そして、ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36は、該給電ユニット回路Mの励磁駆動回路部33に同期信号PS1、PS2を出力し続ける。これによって、機器Eが載置された位置にある1次コイルL1は、連続励磁を開始する。
ここで、機器Eが、そのサイズが大きくて、各組G1〜G4の1次コイルL1a〜L1dがその直下に位置する場合がある。この場合、機器Eの直下に位置する各1次コイルL1a〜L1dに対応する各給電ユニット回路Mは、対応するユニット制御部8a〜8dの制御回路部36に許可信号ENをそれぞれ出力する。
そして、ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36は、載置された機器Eの直下に位置する各組G1〜G4の1次コイルL1a〜L1dの各給電ユニット回路Mに対して、同期信号PS1,PS2を同時に出力する。
従って、各組G1〜G4の複数の給電ユニット回路Mが協働して複数の1次コイルL1a〜L1dを励磁して、サイズの大きい1つの機器Eに対して給電を行う。
このとき、各ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36は、共通のクロック信号CLKに同期して同期信号PS1、PS2が生成されるため、各ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36が生成する同期信号PS1、PS2の周期は同じとなる。
そのため、各組G1〜G4の給電ユニット回路Mの励磁駆動回路部33で励磁駆動される1次コイルL1a〜L1dの励磁周波数は、同じ励磁周波数となる。
そして、同じ励磁周波数で各組G1〜G4の1次コイルL1a〜L1dが連続励磁されると、機器Eは、給電装置1から非接触給電を受け、その2次電力にて負荷Zを駆動させる。
ここで、機器Eが載置面6から取り外されたとき又は励磁要求信号RQが消失し許可信号ENが出力されなくなったとき、ユニット制御部8a〜8dは、該給電ユニット回路Mからの新たな許可信号ENを待つ。そして、ユニット制御部8a〜8dは、同期信号PS1、PS2を当該給電ユニット回路Mに間欠的に出力する。これによって、1次コイルL1は間欠励磁駆動する。つまり、機器Eからの励磁要求信号RQ及び機器認証信号IDを待つ待機状態となる。
次に、上記のように構成した第1実施形態の効果を以下に記載する。
(1)本実施形態では、給電装置1に複数の1次コイルL1を配置した給電装置1において、その複数の1次コイルを、第1〜第4組G1〜G4にグループ分けした。そして、各組G1〜G4毎に、その組に属する1次コイルL1a〜L1dに対応して設けられた給電ユニット回路Mを統括制御するユニット制御部8a〜8dを1個ずつ設けた。
そして、その各組G1〜G4毎に設けたユニット制御部8a〜8dに対してクロック信号生成回路28から共通のクロック信号CLKを出力した。ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36は、その共通のクロック信号CLKに基づいてそれぞれの1次コイルL1a〜L1dを励磁させるための同期信号PS1、PS2を生成する。そして、各組G1〜G4の給電ユニット回路Mに出力される。同期信号PS1、PS2は、同じ周期の方形波パルス信号となることから、各組G1〜G4の1次コイルL1a〜L1dの励磁周波数は、同じ励磁周波数となる。
従って、機器Eは、1次コイルL1a〜L1dが同じ励磁周波数で励磁駆動された状態で、給電装置1から非接触給電を受ける。
その結果、1次コイルL1a〜L1dの励磁周波数のバラツキに起因する2次コイルL2に給電される2次電力のバラツキが低減され安定した2次電力の供給を実現することができる。
(2)本実施形態では、給電装置1側で各組G1〜G4の1次コイルL1a〜L1dの励磁周波数を同じした。従って、2次電力を安定化するために、機器E側に容量の大きい高価でサイズの大きい平滑コンデンサを設けたり、整流時の電力損失が大きい三端子レギュレータのような定電圧電源回路を用いたりすることもない。
(3)本実施形態では、各組G1〜G4のユニット制御部8a〜8dに電源回路部35を設けた。従って、各組の電源回路部35は、その組に属する給電ユニット回路Mだけに駆動電源を供給するだけでよく負荷が軽減され、回路規模を小さくすることができる。
なお、本実施形態では、給電装置1に16個の1次コイルL1を配置したが、これに限定されるものではなく、例えば、20個、40個、48個、50等の多数の1次コイルL1を配置した給電装置1に応用してもよい。
また、本実施形態では、4つの組G1〜G4にグループ分けしたが、4つ以外の複数組に分けて実施してもよい。この場合、組数が多いほど効果が大きい。
さらに、本実施形態では、4個の1次コイルL1を1つの組としたが、4個に限定されるものではなく、4個以外の数を1つの組として実施してもよい。この場合、1つの組に対して1次コイルL1の数が多いほど効果が大きい。このとき、組数も多いほど、より効果が大きい。
さらにまた、本実施形態は、給電装置1の各1次コイルL1は、1つの筺体2の天板5に配置し、その1つの筺体2(天板5)に配置した各1次コイルL1を各組G1〜G4にグループ分けした。これを、各組をそれぞれ互いに分離可能な単体に構成し、これら単体の各組を繋ぎ合せて1つにした給電装置1に応用してもよい。この場合、各単体のいずれか1つにクロック信号生成回路28を設け、そのクロック信号生成回路28が生成したクロック信号CLKを各単体のユニット制御部8a〜8dに出力する必要がある。
このように構成すると、床や壁等の広範囲に給電装置1を設置する場合、大きさに合わせてこれら単体をつなぎ合わせるだけで、各1次コイルL1の励磁周波数が同じとなる1つの給電装置1が安価に実現できる。
勿論、各単体の全てにクロック信号生成回路28を事前に設けておく。そして、これら単体の各組を繋ぎ合せて1つの給電装置1として実施する時、その中の1つのクロック信号生成回路28を選択し、選択したクロック信号生成回路28のクロック信号CLKを各単体のユニット制御部8a〜8dに出力するようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図7に従って説明する。
第1実施形態は各組のユニット制御部8a〜8dにクロック信号CLKを出力するクロック信号生成回路28を備えた。これに対して、本実施形態は、このクロック信号生成回路28を省略した。そして、本実施形態では、1つの組、例えば第1組G1のユニット制御部8aに備えた制御回路部36にクロック信号CLKを生成させるようにした点に特徴を有する。
従って、本実施形態では、第1実施形態と同様な構成部分は説明の便宜上省略し、特徴部分のみを詳細に説明する。
図7において、第1組G1のユニット制御部8aの制御回路部36は、第1実施形態のクロック信号生成回路28に備えた発振回路と同様な発振回路を有している。その発振回路は、外部電源38から電源電圧VEを入力してその発振回路が発振し、その発振信号に基づいて、クロック信号CLKを生成する。そして、生成したクロック信号CLKに基づいて自身のユニット制御部8aにおける同期信号PS1、PS2を生成する。
また、ユニット制御部8aの制御回路部36は、生成したクロック信号CLKを、他の組G2〜G4のユニット制御部8b〜8dに設けた制御回路部36に出力する。各ユニット制御部8b〜8dに設けた制御回路部36は、第1実施形態と同様な回路であって、入力したクロック信号CLKに基づいて同期信号PS1、PS2を生成する。
これによって、第1〜第4各組G1〜G4の各給電ユニット回路Mに設けた励磁駆動回路部33には、ユニット制御部8a〜8dから同じ周期の同期信号PS1、PS2が出力される。その結果、給電装置1上の全ての1次コイルL1(L1a〜L1d)の励磁周波数は同じとなる。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様な効果を奏する。
なお、本実施形態では、クロック信号CLKを第1組G1のユニット制御部8aにて生成したが、これに限定されず、他のユニット制御部8b〜8dの制御回路部36のいずれか1つでクロック信号を生成するようにしてもよい。
また、本実施形態は、第1実施形態と同様に、給電装置1の各1次コイルL1は、1つの筺体2の天板5に配置し、その1つの筺体2(天板5)に配置した各1次コイルL1を各組G1〜G4にグループ分けした。これを、各組をそれぞれ互いに分離可能な単体に構成し、これら単体の各組を繋ぎ合せて1つした給電装置1に応用してもよい。
このように構成すると、床や壁等の広範囲に給電装置1を設置する場合、大きさに合わせてこれら単体をつなぎ合わせるだけで、各1次コイルL1の励磁周波数が同じとなる1つの給電装置1が安価に実現できる。
また、本実施形態は、第1実施形態と同様に、1次コイルL1の数、組数、各組の1次コイルL1の数を適宜変更して実施してもよいことは勿論である。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について図8に従って説明する。
第2実施形態では1つ組の制御回路部36にてクロック信号CLKを生成させるようにした。本実施形態では、全てのユニット制御部8a〜8dの制御回路部36において同期信号PS1,PS2を生成するためのクロック信号CLKを生成するようにした点に特徴を有する。
従って、本実施形態では、第2実施形態と同様な構成部分は説明の便宜上省略し、特徴部分のみを詳細に説明する。
図8において、各組G1〜G4のユニット制御部8a〜8dに設けた制御回路部36は、第2実施形態のユニット制御部8aの制御回路部36と同様に、外部電源38から電源電圧VEを入力する。そして、各ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36は、それぞれ図10(a)(d)(g)(j)に示すような、クロック信号CLKa〜CLKdを生成する。そして、各ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36は、それぞれのクロック信号CLKa〜CLKdに基づいて、図10(b)(e)(h)(k)に示すような、一方の同期信号PS1a〜PS1dをそれぞれ生成する。また、各ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36は、上記実施形態と同様に、それぞれ一方の同期信号PS1a〜PS1dに基づいて、図10(c)(f)(i)(l)に示すような、他方の同期信号PS2a〜PS2dを生成する。
また、各ユニット制御部8a〜8dの制御回路部36は、それぞれが生成した一方の同期信号PS1a〜PS1dを給電装置1に設けた周波数比較回路40に出力するようになっている。
ここで、説明の便宜上、周波数比較回路40に出力されるユニット制御部8aが生成した一方の同期信号PS1aを、「基準クロック信号PS1a」という。また、周波数比較回路40に出力される他のユニット制御部8b〜8dがそれぞれ生成した一方の同期信号PS1b〜PS1dを、「制御クロック信号PS1b〜PS1d」という。
基準クロック信号PS1aは、他の制御クロック信号PS1b〜PS1dに対して周波数が基準となるクロック信号であり、制御クロック信号PS1b〜PS1dは、基準クロック信号PS1aの周波数に調整されるクロック信号をいう。
給電装置1に設けられた周波数比較回路40は、図9に示すように、第1及び第2セレクタ回路41,42、ADコンバータ回路43、メモリ回路44、これらの回路41〜44を統括制御するマイクロコンピュータよりなる制御回路45を有している。
第1セレクタ回路41は、基準クロック信号PS1a及び制御クロック信号PS1b〜PS1dを入力する。第1セレクタ回路41は、制御回路45の制御により、基準クロック信号PS1a→制御クロック信号PS1b→制御クロック信号PS1c→制御クロック信号PS1dの順に一定期間選択して入力し、それを繰り返すようになっている。第1セレクタ回路41は、これら順番に入力した基準クロック信号PS1a及び制御クロック信号PS1b〜PS1dをADコンバータ回路43に出力する。
ADコンバータ回路43は、サンプリング回路内蔵のADコンバータ回路であって、順番に入力されてくる基準クロック信号PS1a及び制御クロック信号PS1b〜PS1dをサンプリングする。
まず、ADコンバータ回路43は、図10で示す方形波パルス信号である基準クロック信号PS1aを非常に短い周期のサンプリング信号でサンプリングする。この時、制御回路45は、基準クロック信号PS1a(方形波パルス信号)の高電位(ハイレベル)でのサンプリング数と低電位(ロウレベル)でのサンプリング数を求める。制御回路45は、求めたこれらサンプリング数によって、基準クロック信号PS1aの周波数を算出する。
制御回路45は、算出した基準クロック信号PS1aの周波数を、一時、書き換え可能なEEPRPMOよりなるメモリ回路44に記憶させる。この時、先の演算処理で算出されてメモリ回路44に記憶されている基準クロック信号PS1aの周波数は、新たな基準クロック信号PS1aの周波数に更新される。
以後同様に、ADコンバータ回路43は、制御クロック信号PS1b〜PS1dについてサンプリングし、制御回路45は、制御クロック信号PS1b〜PS1dのサンプリング数を求め、これら制御クロック信号PS1b〜PS1dの周波数を順次算出する。
制御回路45は、これら制御クロック信号PS1b〜PS1dの周波数が順次算出されると、これら制御クロック信号PS1b〜PS1dの周波数とメモリ回路44に記憶した基準クロック信号PS1aの周波数との間で比較処理が順次行う。
そして、制御回路45は、基準クロック信号PS1aの周波数と制御クロック信号PS1b〜PS1dの周波数とが相違した時、その相違した制御クロック信号PS1b〜PS1dの周波数を基準クロック信号PS1aの周波数にするための処理を実行する。
詳述すると、例えば、制御クロック信号PS1bの周波数が基準クロック信号PS1aの周波数と相違した場合、制御クロック信号PS1bの周波数が基準クロック信号PS1aの周波数となる制御信号CTbを生成する。
制御クロック信号(同期信号)PS1bは、ユニット制御部8bに設けた制御回路部36が自身で生成したクロック信号CLKbに同期して生成されたものである。そのため、制御信号CTbは、ユニット制御部8bの制御回路部36で生成されるクロック信号CLKbの周期を調整する制御信号である。この周波数の相違に対する制御信号CTbの制御値は、予め求められていて、制御回路45内のメモリに記憶されている。
制御回路45は、ユニット制御部8bの制御クロック信号(同期信号)PS1bに対する制御信号CTbを生成すると、第2セレクタ回路42に制御して制御回路45とユニット制御部8bを接続し、制御信号CTbをユニット制御部8bに出力する。そして、制御信号CTbを入力したユニット制御部8bは、制御回路部36において、同制御信号CTbの制御値に基づいて、クロック信号CLKbの周波数をユニット制御部8aのクロック信号CLKaの周波数と同じとなるように調整する。
従って、ユニット制御部8bは、制御回路部36において、同期信号PS1b(同期信号PS2b)の周波数がユニット制御部8aの同期信号PS1a(同期信号PS2a)の周波数と同じとなるように調整される。その結果、第1組G1と第2組G2の各1次コイルL1a、L1bの励磁周波数は同じとなる。
また、ユニット制御部8bは、調整された同期信号PS1bを、新たな制御クロック信号PS1bとして周波数比較回路40に出力する。従って、新たな制御クロック信号PS1bを使って、新たな比較処理が行われる。
同様に、他のユニット制御部8c,8dの制御クロック信号PS1c,PS1dも基準クロック信号PS1aとの間で比較処理が行われる。そして、周波数が相違する場合は、制御回路45は上記のようにユニット制御部8c,8dに対して制御信号CTc,CTdを出力し、同期信号PS1c,PS1dの周波数を調整するようにしている。
従って、給電装置1上の全ての1次コイルL1(L1a〜L1d)の励磁周波数は同じる。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様な効果を奏する。
なお、第3実施形態では、基準クロック信号(同期信号)PS1aの周波数と制御クロック信号(同期信号)PS1b〜PS1dの周波数の比較をサンプリングによってそれぞれの周波数を算出し比較を行った。
これを、基準クロック信号(同期信号)PS1a及び制御クロック信号(同期信号)PS1b〜PS1dの立ち上がりと立ち下がりを求める。そして、それぞれの立ち上がりと立ち下がりの間の時間を計時して、周波数を求めて比較してもよい。
さらに、周波数比較回路40を、例えば、PLLシンセサイザ等にして各制御クロック信号(同期信号)PS1b〜PS1dを基準クロック信号(同期信号)PS1aの周波数と同じになるようにしてもよい。
また、本実施形態は、第1実施形態と同様に、給電装置1の各1次コイルL1は、1つの筺体2の天板5に配置し、その1つの筺体2(天板5)に配置した各1次コイルL1を各組G1〜G4にグループ分けした。これを、各組をそれぞれ分離可能な単体に構成し、これら単体の各組を繋ぎ合せて1つにした給電装置1に応用してもよい。この場合、各単体のいずれか1つに周波数比較回路40を設け、その周波数比較回路40が各単体のユニット制御部8a〜8dの基準クロック信号(同期信号)PS1a及び制御クロック信号(同期信号)PS1b〜PS1dの周波数を比較する。そして、その周波数比較回路40は、その比較結果に基づいて制御信号CTb〜CTdを各単体のユニット制御部8b〜8dに出力する必要がある。
このように構成すると、床や壁等の広範囲に給電装置1を設置する場合、大きさに合わせてこれら単体をつなぎ合わせるだけで、各1次コイルL1の励磁周波数が同じとなる1つの給電装置1が安価に実現できる。
勿論、各単体の全てに周波数比較回路40を事前に設けて実施してもよい。この場合、これら単体の各組を繋ぎ合せて1つの給電装置1として実施する時、その中の1つの周波数比較回路40を選択する。選択した周波数比較回路40は、基準クロック信号(同期信号)PS1a及び制御クロック信号(同期信号)PS1b〜PS1dの周波数を比較する。そして、周波数比較回路40は、その比較結果に基づいて制御信号CTb〜CTdを各単体のユニット制御部8b〜8dに出力する必要がある。
また、本実施形態は、第1実施形態と同様に、1次コイルL1の数、組数、各組の1次コイルL1の数を適宜変更して実施してもよいことは勿論である。
尚、各実施形態において、給電ユニット回路M中に設けた励磁駆動回路部33を、2個のスイッチングトランジスタからなるハーフブリッジ回路で構成したが、これに限定されるものではなく、4個のスイッチングトランジスタからなるフルブリッジ回路で構成し、実施してもよい。
また、各実施形態において、給電装置1に、信号受信アンテナ7を1次コイルL1毎に設けるとともに機器Eに信号送信アンテナ9を設け、信号送信アンテナ9と対応する信号受信アンテナ7との間で信号の授受を行った。
これを、給電装置1の1次コイルL1毎に設けた信号受信アンテナ7を省略し、それぞれ1次コイルL1で信号受信アンテナ7を兼用するとともに、機器Eの信号送信アンテナ9も省略し、2次コイルL2で信号送信アンテナ9を兼用して実施してもよい。
この場合、機器Eの送信回路部24は2次コイルL2に接続し、同2次コイルL2を介して、データ生成回路部23が生成した機器認証信号ID及び励磁要求信号RQを給電装置1の1次コイルL1に送信する。一方、給電装置1の受信回路部31は1次コイルL1に接続し、1次コイルL1が受信した機器Eからの機器認証信号ID及び励磁要求信号RQを入力する。
このように、構成することによって、信号送信アンテナ9及び信号受信アンテナ7が省略できる分、コストダウンを図ることができとともに小型化を図ることができる。
また、給電装置1の1次コイルL1毎に設けた信号受信アンテナ7を省略し、それぞれ1次コイルL1で信号受信アンテナ7を兼用し、機器Eは上記実施形態のまま実施してもよい。
勿論、反対に、給電装置1は上記実施形態のままで、機器Eの信号送信アンテナ9を省略し、2次コイルL2で信号送信アンテナ9を兼用するようにして実施してもよい。
1…給電装置(非接触給電装置)、2…筺体、3…底板、4…側板、5…天板、6…載置面、7…信号受信アンテナ、8a〜8d…ユニット制御部、9…信号送信アンテナ、20…受電回路、21…整流平滑回路部、22…DC/DCコンバータ回路、23…データ生成回路部、24…送信回路部、28…クロック信号生成回路、32…信号抽出回路部、33…励磁駆動回路部、35…電源回路部、36…制御回路部、38…外部電源、40…周波数比較回路、41…第1セレクタ回路、42…第2セレクタ回路、43…ADコンバータ回路(サンプリング回路部)、44…メモリ回路、45…制御回路、E…機器(電気機器)、M…給電ユニット回路、Z…負荷、G1〜G4…第1組〜第4組、ID…機器認証信号、RQ…励磁要求信号、VE…電源電圧、L1,L1a〜L1d…1次コイル、L2…2次コイル、CTb〜CTd…制御信号、CLK、CLka〜CLKd…クロック信号、PS1,PS2…同期信号、PS1a…基準クロック信号、PS1b〜PS1d…制御クロック信号。

Claims (6)

  1. 複数の1次コイルを備えるとともに、同期信号が入力され、その同期信号に基づく周波数で1次コイルを励磁駆動させる給電ユニット回路を前記1次コイル毎に設け、受電装置に対して、電磁誘導現象を利用して給電を行う非接触給電装置における1次コイルの励磁方法であって、
    前記複数の1次コイルが複数の組にグループ分けされ、前記各組毎にユニット制御部が備えられ、前記各ユニット制御部が、前記各組毎に、その組に属する各1次コイルの給電ユニット回路に対して個別に、各組共、互いに同じ周波数の前記同期信号をそれぞれ同時に出力して、前記各複数の組の各1次コイルが同じ周波数で同時に励磁駆動されるようにしたことを特徴とする非接触給電装置における1次コイルの励磁方法。
  2. 複数の1次コイルを備えるとともに、同期信号が入力され、その同期信号に基づく周波数で1次コイルを励磁駆動させる給電ユニット回路を前記1次コイル毎に設け、受電装置に対して、電磁誘導現象を利用して給電を行う非接触給電装置であって、
    前記複数の1次コイルが複数の組にグループ分けされ、前記各組毎に、その組に属する各1次コイルの給電ユニット回路に対して、各組共、互いに同じ周波数の前記同期信号を生成し、それぞれ同時に出力して、前記各複数の組の各1次コイルが同じ周波数で同時に励磁駆動されるようにするユニット制御部を1つずつ設けたことを特徴とする非接触給電装置。
  3. 請求項2に記載の非接触給電装置において、
    前記各組のユニット制御部に対して、前記各ユニット制御部が同じ周波数の同期信号を生成するための共通のクロック信号を出力するクロック信号生成回路を設けたことを特徴とする非接触給電装置。
  4. 請求項3に記載の非接触給電装置において、
    前記クロック信号生成回路は、前記各組のユニット制御部のいずれか1つに含まれ、そのクロック信号生成回路を含んだユニット制御部から他のユニット制御部にクロック信号出力したことを特徴とする非接触給電装置。
  5. 複数の1次コイルを備えるとともに、同期信号が入力されその同期信号に基づく周波数で1次コイルを励磁駆動させる給電ユニット回路を前記1次コイル毎に設け、受電装置に対して、電磁誘導現象を利用して給電を行う非接触給電装置であって、
    前記複数の1次コイルが複数の組にグループ分けされ、前記各組毎に、その組に属する各1次コイルの給電ユニット回路に対して、前記同期信号を生成しそれぞれ出力するユニット制御部を1つずつ設けるとともに、
    各ユニット制御部が生成した前記同期信号の周波数を互いに比較し、前記各ユニット制御部が生成した同期信号の周波数が同じになるように、前記各ユニット制御部に制御信号を出力する周波数比較回路を設けたことを特徴とする非接触給電装置。
  6. 請求項5に記載の非接触給電装置において、
    前記周波数比較回路は、
    前記各ユニット制御部が生成した前記同期信号をサンプリングするサンプリング回路部と、
    サンプリング回路がサンプリングしたサンプリング信号に基づいて、それぞれ各ユニット制御部が生成した前記同期信号の周波数を算出し、前記算出した前記各同期信号の周波数の内の1つの同期信号の周波数を基準とし、他の同期信号の周波数がその基準となる同期信号の周波数と同じになる制御信号を対応するユニット制御部に出力する制御回路と
    を備えたことを特徴とする非接触給電装置。
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