JP5873296B2 - 車両の空調構造 - Google Patents
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Description
乗員室の前後に隣接する座席の間に位置して該乗員室の天井に設けられた案内板を備え、
前記案内板は、前記乗員室の前部から後方へ向けて送出されて前記天井に沿って流れる空気の流れと交差するように該天井から下方に延出した姿勢で保持されると共に、該延出した姿勢で前方に臨む案内面で受けた空気を下方へ向けて案内するよう形成され、
前後に隣接する座席の中で前側に位置する座席の下方に前後に連通するように設けられた通路部の後方に設けられたガイド板を備え、
前記ガイド板は、前記案内板の下方に位置して、上方から下方に向かって滑らかに前方へ湾曲すると共に前方を臨むガイド面を備え、
前記ガイド板は、該ガイド板の上方に位置する前記案内板によって下方に案内された空気を、前記ガイド面で受けて前記通路部へ向けて案内するよう形成されたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、案内板の案内面によって天井から下方へ案内された空気の流れによって前後に隣接する座席間で乗員室を区分することができるので、乗員室における前側の座席側を効率よく空調することができる。また、空気を案内板の案内面で受けて案内するので、乗員室を区分するのに電力等の余計なエネルギーを要しない。
また、前側に位置する座席の下方に前後に連通する通路部を設けたので、座席の下方に空気の通路が確保される。そして、案内板によって下方に案内された空気を、通路部の後方に設けたガイド板で受けて通路部に向けて前方へ案内することで、乗員室における前側の座席側で空気を効率よく循環させることができる。
請求項2に係る発明によれば、案内板における案内面の天井に対する角度を調節することで、車両環境に対応させて乗員室を効率よく空調できる。
請求項3に係る発明によれば、案内板を退避させることで、乗員室における後側の座席側に空気を供給でき、車両環境に対応させて乗員室を効率よく空調できる。
前記案内板は、該案内板の下方に位置する前記ガイド板によって上方に案内された空気を受けて前記天井に沿って前方へ案内し得るよう構成されたことを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、通路部を介して後方へ流れる空気をガイド板によって上方へ案内することで、空気の流れによって前後に隣接する座席間で乗員室を区分することができるので、乗員室における前側の座席側を効率よく空調することができる。そして、ガイド板によって上方に案内された空気を、上方に位置する案内板で受けて天井に沿って前方へ案内することで、乗員室における前側の座席側で空気を効率よく循環させることができる。
前記ガイド板のガイド面は、前記延出姿勢において、上方に位置する前記案内板によって下方に案内された空気の流れに交差すると共に、前方に位置する通路部から後方へ流れる空気の流れに交差するようになっていることを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、ガイド板を延出姿勢とすることで、案内板により下方へ案内された空気を前方へ案内したり、通路部を介して後方へ流れる空気を上方へ案内し得る。また、ガイド板を退避姿勢とすることで、通路部を介して後方へ流れる空気を、後側に位置する座席以降の後方へ供給し得る。
前述した実施例に限定されず、以下のように変更することもできる。
(1) 実施例では、乗員室に3列の座席が設けられた車両を例に挙げて説明したが、乗員室に前後に隣接する座席を備える車両であればよく、前後に2列以上の座席を備える車両であれば車両の空調構造を適用できる。
(2) 実施例では、案内板が取付ステイによって回動可能に天井に取付けられる構成であるが、案内板は天井に設けられていればよく、天井自体を下方に延在させて案内板としたり、図6に例示するように、別部材として形成した案内板80を天井32に直接固定してもよい。図6の案内板80は、インサート成形により一体化されたクリップ86を備え、このクリップ86を天井32に係合させて取り付けられる。
(3) 実施例では、案内板を第1列座席および第2列座席の間に配設したが、案内板は前後に隣接する座席間の天井に設けられていればよく、第2列座席および第3列座席の間の天井に設けてもよい。
(4) 実施例では、第1列座席の前方に第1空気送出口および第2空気送出口を備える車両を例に挙げて説明したが、案内板が前方から後方に向かって天井に沿って流れる空気を受けることができる構造であればよく、空気送出口の位置および個数は限定されない。
(5) 実施例では、延出姿勢および退避姿勢に変位可能な案内板を備える構造を例に挙げて説明したが、案内板は延出姿勢で固定された構成であってもよい。
(6) 実施例では、ガイド板を備える構造を例に挙げて説明したが、ガイド板がない構造であってもよい。
(7) 実施例では、座席を支持する取付部材によって座席の下面と床との間に通路部が形成される構成を採用するが、通路部は座席の下方に設けられていればよく、座席の下方にダクト等を配設する構成であってもよい。
(8) 実施例では、ガイド板が座席にスライド可能に取付けられる構成を作用するが、通路部の後方にガイド板が設けられる構成であればよく、ガイド板が床に設けられていてもよい。
(9) 実施例では、案内板に切欠を設けたが、案内板に切欠を設けなくてもよい。また、切欠部分を透明な部材で形成してもよく、案内板を透明な部材で形成してもよい。
(10)案内板は、延出姿勢において下端が前側に位置する座席のヘッドレストよりも下側まで延在していてもよい。
(11)ガイド板は、角度調節可能としてもよい。
(12)案内板およびガイド板は、部材の嵌め合い強度により姿勢や位置を保持する構成に限られず、部材の凹凸による噛み合い構造やその他の保持構造を採用し得る。
36 通路部,40 案内板,44 案内面,60 ガイド板,64 ガイド面
Claims (5)
- 乗員室の前後に隣接する座席の間に位置して該乗員室の天井に設けられた案内板を備え、
前記案内板は、前記乗員室の前部から後方へ向けて送出されて前記天井に沿って流れる空気の流れと交差するように該天井から下方に延出した姿勢で保持されると共に、該延出した姿勢で前方に臨む案内面で受けた空気を下方へ向けて案内するよう形成され、
前後に隣接する座席の中で前側に位置する座席の下方に前後に連通するように設けられた通路部の後方に設けられたガイド板を備え、
前記ガイド板は、前記案内板の下方に位置して、上方から下方に向かって滑らかに前方へ湾曲すると共に前方を臨むガイド面を備え、
前記ガイド板は、該ガイド板の上方に位置する前記案内板によって下方に案内された空気を、前記ガイド面で受けて前記通路部へ向けて案内するよう形成された
ことを特徴とする車両の空調構造。 - 前記案内板は、前記案内面の前記天井に対する角度を調節可能に構成された請求項1記載の車両の空調構造。
- 前記案内板は、前記乗員室の前部から後方へ向けて送出されて天井に沿って流れる空気の流れから退避可能に構成された請求項1または2記載の車両の空調構造。
- 前記ガイド板は、前記通路部を介して後方へ流れる空気を受けて上方へ向けて案内するよう形成され、
前記案内板は、該案内板の下方に位置する前記ガイド板によって上方に案内された空気を受けて前記天井に沿って前方へ案内し得るよう構成された請求項1〜3の何れか一項に記載の車両の空調構造。 - 前記ガイド板は、前側に位置する前記座席との間に所要の間隔を有する延出姿勢と、前記ガイド面を前記座席の後面に当接させた退避姿勢との間で変位可能に配設され、
前記ガイド板のガイド面は、前記延出姿勢において、上方に位置する前記案内板によって下方に案内された空気の流れに交差すると共に、前方に位置する通路部から後方へ流れる空気の流れに交差するようになっている請求項1〜4の何れか一項に記載の車両の空調構造。
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