JP5871856B2 - 処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は処理装置に関し、特に、半導体ウェハ上に形成されたアルミニウムの薄膜をエッチングする処理装置に関するものである。
半導体ウェハの表面上にたとえばMOS(Metal Oxide Semiconductor)デバイスを構成するためのアルミニウムの配線構造が形成される際に、半導体ウェハに形成されたアルミニウムの薄膜がエッチングされる。ここでのエッチングは薬液を用いたいわゆるウェットエッチングによりなされることが好ましいが、エッチングされる領域全体においてエッチング速度をほぼ均一にするためには、薬液が半導体ウェハの表面に均一に供給されるようにする必要がある。
そこでアルミニウムの薄膜のウェットエッチングの際は、エッチングされるべき薄膜の表面に十分な量の薬液を供給してエッチングの効率を高める必要がある。そこでたとえばアルミニウムの薄膜が形成された半導体ウェハがセットされた試料台(バスケットなど)が薬液中に浸漬された状態で試料台を上下左右の各方向に揺動させる方法が用いられている。このようにすれば半導体ウェハの表面に高効率に薬液が付着するためエッチング作業の効率が高められる。
その他にも上記と同様の技術が、たとえば以下の各特許文献1〜6に開示されている。
特開昭61−166134号公報 特開昭60−119728号公報 特開2000−311881号公報 特開平5−198555号公報 特開平4−17334号公報 特開平5−267274号公報
上記の試料台を上下左右の各方向に揺動させる方法においては、試料台が揺動ロボットに吊り下げられた状態で揺動される。この方法は揺動により試料台に加えられる衝撃などにより、試料台が揺動ロボットから外れ、試料台が薬液槽内の底部に落下する不具合を誘発する可能性がある。上記の特許文献1〜6にはこのような不具合に対する対策について何ら記載されていないため、上記の不具合が発生する可能性を孕んでいる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、試料台の落下などの不具合を誘発する可能性が低減された処理装置を提供することである。
本発明の一の実施の形態に係る処理装置は、内部に処理液を満たすことが可能な内槽と、内槽を回転させることにより処理液を撹拌させることを可能とする回転機構とを備える。内槽の内部底面には処理液により処理される処理対象物をセットする治具を固定するための固定台が設置される。固定台は治具の一部が固定台に嵌挿することにより治具を固定可能とする溝部を有する。
本発明の一の実施の形態に係る処理装置は、内部に処理液を満たすことが可能な内槽と、内槽を回転させることにより処理液を撹拌させることを可能とする回転機構とを備える。
本発明の他の実施の形態に係る処理装置は、内部に処理液を満たすことが可能な内槽と、内槽の内部の処理液に浸漬し、処理液を撹拌するための撹拌棒と、撹拌棒が内槽内を環状に移動することにより処理液を撹拌させることを可能とする回転機構とを備える。内槽の内部底面には処理液により処理される処理対象物をセットする治具を固定するための固定台が設置される。固定台は治具の一部が固定台に嵌挿することにより治具を固定可能とする溝部を有する。
本発明の他の実施の形態に係る処理装置は、内部に処理液を満たすことが可能な内槽と、内槽の内部の処理液に浸漬し、処理液を撹拌するための撹拌棒と、撹拌棒が内槽内を環状に移動することにより処理液を撹拌させることを可能とする回転機構とを備える。
本発明のさらに他の実施の形態に係る処理装置は、内部に処理液を満たすことが可能な内槽と、内槽に接続され内槽を揺動可能とする揺動機構とを備える。内槽の内部底面には処理液により処理される処理対象物をセットする治具を固定するための固定台が設置される。固定台は治具の一部が固定台に嵌挿することにより治具を固定可能とする溝部を有する。
本発明のさらに他の実施の形態に係る処理装置は、内部に処理液を満たすことが可能な内槽と、内槽に接続され内槽を揺動可能とする揺動機構とを備える。
本発明によれば、試料台を上下左右の各方向に揺動させることなく内槽内の処理液を撹拌させることができるため、試料台の落下などの不具合を誘発する可能性を低減できる。
実施の形態1の処理装置の構成を示す概略断面図である。 図1中の丸点線で囲んだ領域IIの、バスケット固定台と内槽突起部およびバスケット突起部との構成を詳細に示す概略断面図である。 内槽がバスケットに対して回転する第1の状態を示す概略平面図(A)と、内槽がバスケットに対して回転する第2の状態を示す概略平面図(B)とである。 実施の形態2の処理装置の構成を示す概略断面図である。 撹拌棒がバスケットに対して回転する第1の状態を示す概略平面図(A)と、撹拌棒がバスケットに対して回転する第2の状態を示す概略平面図(B)とである。 図4中の丸点線で囲んだ領域VIの、ハンドル固定部と天板との構成を詳細に示す概略断面図である。 実施の形態3の処理装置の構成を示す概略断面図である。 第1のシリンダが内槽を押圧する第1の状態を示す概略平面図(A)と、第2のシリンダが内槽を押圧する第2の状態を示す概略平面図(B)とである。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
まず本実施の形態の処理装置としてのエッチング装置の構成について図1を用いて説明する。図1を参照して、本実施の形態のエッチング装置10は、外槽1と、内槽2と、回転機構としてのモータ3とを主に有している。
外槽1は、内槽2を外側から囲むように収納する、エッチング装置10の本体部分である。外槽1は内槽2を収納可能な直方体状、または(図1の上下方向に延在する平面視において円形を有する)円柱形状を有している。
内槽2は、外槽1内に収納可能な形状およびサイズを有する、たとえば(図1の上下方向に延在する平面視において円形を有する)円柱形状を有している。内槽2はたとえばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)からなることが好ましい。内槽2の内側における、図1の上下方向に延在する内壁面としての内槽側面2aの内側の壁面には、内槽羽根部(羽根部)2bが取り付けられている。
内槽羽根部2bはPFAなどの、後述するエッチング液により腐食されない樹脂材料により形成されることが好ましく、たとえば平板形状を有することが好ましい。内槽羽根部2bは、たとえば図1に示すように内槽2の中心軸lに対して互いに対向する位置(内槽2の平面視における外周に関して互いに180°の位置)に1対配置されていてもよい。またたとえば図1に示すように内槽羽根部2bの上下方向に関して互いに間隔をあけて複数(図1では2つ)の内槽羽根部2bが並ぶように配置されてもよい。しかしこのような態様に限らず、たとえば内槽2の上下方向に関して1つのみまたは3つ以上の内槽羽根部2bが配置されてもよいし、たとえば図1の紙面に垂直な方向に関しても内槽側面2aの内側の壁面に内槽羽根部2bが配置されてもよい。
内槽羽根部2bは図の左右方向に関する寸法が、内槽2内の(エッチング液4で満たされる領域の)図の左右方向に関する寸法の6.6%以上10%以下の寸法を有することが好ましい。たとえば内槽2の(エッチング液4で満たされる)内部が平面視における直径が30cmの円形である場合、内槽羽根部2bの図の左右方向に関する寸法は2cm以上3cm以下であることが好ましい。このようにすれば、内槽羽根部2bは内槽2内においてバスケット5やハンドル部8などと干渉することなく高効率にエッチング液4を撹拌させることができる。
モータ3は、モータ本体3aとモータ回転軸3bとを有しており、内槽2の外部、具体的にはたとえば内槽2の内槽底面2c(図1の下側の面)の外側に取り付けられている。モータ3は、内槽2の長手方向(図1の上下方向)に延在する中心軸lの周りに内槽2を回転(自転)させることを可能とする。
内槽2の内部には処理液としてのエッチング液4が満たされている。エッチング液4はたとえば半導体ウェハの表面上に形成されたアルミニウムの薄膜をエッチングすることが可能な一般公知の薬液であることが好ましい。
エッチング液4に浸漬されるように、内槽2の内部にはバスケット5が設置される。バスケット5はPFAなどの、エッチング液4により腐食しない樹脂材料により形成されることが好ましい。バスケット5は処理対象物である半導体ウェハなどの基板6を収納するようにセットするためのたとえば円柱形状を有する治具(試料台)である。バスケット5は互いに接触しないように間隔をあけて複数の基板6をセットすることが可能な形状を有している。
内槽2の内部の底面(内槽底面2c)上にはバスケット5を固定するための固定台としてのバスケット固定台7が設置されている。バスケット固定台7は塩化ビニルやPFAなどの、エッチング液4により腐食されない樹脂材料により形成されることが好ましい。
図1および図2を参照して、バスケット固定台7は、たとえば図示されないが平面視において円形状の固定台本体7aを有している。バスケット固定台本体7aの下側(内槽底面2cと対向する側)の面には固定台下側溝部7bが形成されている。固定台下側溝部7bは内槽2の内槽底面2cから延びる内槽突起部2dを嵌挿することが可能な形状を有する溝部である。内槽突起部2dは内槽2内の内槽底面2cに固定され内槽底面2cから図の上側(内槽2の内側)に向けて延びる突起部である。これに対して固定台下側溝部7bは図の下側を向くように形成される。下側を向く固定台下側溝部7bに上向きに延びる内槽突起部2dが嵌挿されることによりバスケット固定台7が内槽2に拘束されるように固定される。
内槽2とバスケット固定台7との双方が円形の平面形状を有する場合、バスケット固定台7の上側(バスケット5がセットされる側の面)の面には固定台上側溝部7cが形成されている。固定台上側溝部7cはバスケット5の下側に形成される突起部であるバスケット突起部5aを嵌挿することが可能な形状を有する溝部である。バスケット突起部5aはバスケット5の一部であり、バスケット5の底部に固定されバスケット5から図の下側に向けて延びる突起部である。これに対して固定台上側溝部7cは図の上側を向くように形成される。上側を向く固定台上側溝部7c内に、下向きに延びるバスケット突起部5aが嵌挿されることによりバスケット5がバスケット固定台7に固定される。これによりバスケット5の強固な固定が実現できる。
以上のようにバスケット5はその下側がバスケット固定台7の固定台上側溝部7cにより(バスケット固定台7に対して静止するように)固定されるが、バスケット5の上側はハンドル部8およびハンドル固定部9により(静止するように)固定されている。ハンドル部8およびハンドル固定部9はPFAなどの、エッチング液4により腐食しない樹脂材料により形成されることが好ましい。
ハンドル部8はバスケット5の上部を把持している。またハンドル固定部9は図示されないがエッチング装置10の外部の任意の部分に固定するように接続されており、かつハンドル固定部9はハンドル部8を把持している。よってハンドル部8はハンドル固定部9に固定されている。したがってハンドル部8には辞されるバスケット5はハンドル固定部9に固定される。
以上の構成を有するエッチング装置10においては、図1に示すように、処理しようとする基板6がバスケット5にセットされた状態で、バスケット5がエッチング液4で満たされた内槽2の内部にセットされる。バスケット5はバスケット固定台7によりその下方から固定され、ハンドル部8およびハンドル固定部9によりその上方から固定される。
この状態でモータ3を駆動させ、内槽2を中心軸lの周りに回転させることにより、内槽2内のエッチング液4が中心軸lの周りに回転しながら撹拌される。具体的には図1および図3(A)、(B)を参照して、たとえば初期状態が内槽2の点A,B,C,Dが図1および図3(A)に示す位置に配置された状態であるとし、当該初期状態から内槽2が中心軸lの周りに180°回転した状態が図3(B)であるとする。内槽2がさらに中心軸lの周りに180°回転すれば再び図3(A)および図1に示す状態に戻る。なお内槽2の回転運動の周期(1回転するのに要する時間)は3秒以上4秒以下であることが好ましい。
ただしバスケット5は、内槽2の回転に追随して回転することはなく、図1および図3(A)に示す状態と、図3(B)に示す状態との双方において点E,Fが同じ位相となるように静止している。ハンドル部8についても同様に、図1および図3(A)に示す状態と、図3(B)に示す状態との双方において点G,Hが同じ位相となるように静止している。
このように内槽2が回転しても内槽2内のバスケット5が回転しない構成は、たとえば図2に示す(内槽突起部2dが嵌挿される)固定台下側溝部7bが、環状(より好ましくは円環状)の平面形状を有するレール状に形成されることにより実現できる。なお内槽突起部2dも同様に円環状のレール状に形成されてもよい。この構成において内槽2が回転すれば、内槽突起部2dは固定台下側溝部7b内に嵌挿された状態を保ったまま固定台下側溝部7b内を回転しながらスライドすることが可能となる。すなわちバスケット固定台7は内槽2に完全に固定されることも、内槽2とは別体として内槽2から完全に解放されることもなく、内槽2をバスケット5(バスケット固定台7)に対して回転可能なように固定(拘束するように支持)することが可能となる。
固定台下側溝部7bにおいては内槽2が固定台下側溝部7bに対して回転可能なように支持されるのに対して、固定台上側溝部7cにおいてはバスケット5が静止するように固定される。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態によれば、内槽2を回転させることにより内槽2内のエッチング液4を撹拌させることができる。このため内槽2内の基板6(処理対象物)に形成される薄膜の表面にエッチング液4を均一に供給することができる。よって当該薄膜を均一にエッチングすることができる。
本実施の形態においては内槽2を回転させるだけでエッチング液4を撹拌させることができるため、たとえば基板6がセットされたバスケット5を内槽2内で上下左右に揺動させる必要がなくなる。バスケット5は回転せずバスケット固定台7、ハンドル部8およびハンドル固定部9により(静止した系に)固定された状態であるため、バスケット5を上下左右に揺動させることによりハンドル部8が捻れてバスケット5がハンドル部8などの把持力から外れて落下し、バスケット5にセットされる基板6が損傷を受ける不具合などの発生を抑制することができる。
本実施の形態においてはモータ3が内槽2の外部に設置されているため、モータ3の駆動機構がエッチング液4に浸漬されるなど、エッチング液4に接触しない。このためモータ3がエッチング液4に起因して損傷を受ける可能性を低減することができる。
本実施の形態においては内槽2の内壁面(内槽側面2a)に内槽羽根部2bが設置されるため、内槽羽根部2bの作用によりエッチング液4をより高効率に撹拌することができる。また内槽羽根部2bは回転する内槽2の側面2aに接続されるのみであり、内槽羽根部2bを回転させるために別途モータなどの駆動機構を設置する必要がない。このため設備をより簡素化することができ、設備のコストを削減することができる。
なおエッチング液4はたとえば内槽2の内部と外部との間で循環することなく、内槽2の内部に貯留している。内槽2を回転させるだけで内槽2内のエッチング液4を高効率に撹拌することができるため、たとえば内槽2内のエッチング液4を揺動させるための循環機構などを設置した場合に比べて設備を大幅に簡素化することができ、設備のコストを削減することができる。
(実施の形態2)
まず本実施の形態の処理装置としてのエッチング装置の構成について図4を用いて説明する。図4を参照して、本実施の形態のエッチング装置20は、内槽2と、内槽2の内部のエッチング液4を撹拌するための撹拌棒12と、撹拌棒12を回転させる回転機構としてのモータ3とを主に有している。
撹拌棒12は、その本体としての撹拌棒軸部12aと、撹拌棒軸部12aの先端部に取り付けられた撹拌棒羽根部12bとを有している。撹拌棒羽根部12bは撹拌棒軸部12aの下側(内槽底面2c側)に取り付けられている。撹拌棒軸部12aおよび撹拌棒羽根部12bは、PFAなどの、エッチング液4により腐食しない樹脂材料により形成されることが好ましく、たとえば平板形状を有することが好ましい。
撹拌棒12は内槽2の上下方向(図4の上下方向)に延在するように少なくとも1本配置されている。なお図4においては内槽2の左右側に1本ずつ合計2本の撹拌棒12が配置されているが、これに限らずたとえば図4に示す位置に加え、図4に示されない紙面の奥行き方向にも撹拌棒12がたとえば1対、内槽2の中心軸lに対して互いに対向する位置(内槽2の平面視における外周に関して互いに180°の位置)に配置されてもよい。
撹拌棒12の羽根部12bは図の左右方向に関する寸法が、内槽2内の(エッチング液4で満たされる領域の)図の左右方向に関する寸法の7.5%以上10%以下の寸法を有することが好ましい。たとえば内槽2の(エッチング液4で満たされる)内部が平面視における直径が40cmの円形である場合、撹拌棒羽根部12bの図の左右方向に関する寸法は3cm以上4cm以下であることが好ましい。
撹拌棒12の(図4の)上側の端部は天板13により固定されている。天板13は図示されないがたとえば(内槽2の平面視における円形状と同様に)円形の平面形状を有している。天板13はその中心が概ね内槽2の中心軸lと重なる位置に配置されている。天板13の下側の面の、平面視における縁部の近傍に撹拌棒12が取り付けられており、天板13の下側の面の中心部(内槽2の中心軸lの近傍)にはハンドル固定部9が取り付けられている。ハンドル固定部9は実施の形態1と同様にハンドル部8を固定しており、ハンドル部8は実施の形態1と同様にバスケット5を固定把持している。バスケット5は実施の形態1と同様にその下側がバスケット固定台7に固定されており、バスケット5は内槽2の内部のエッチング液4に浸漬されている。
天板13にはモータ3が取り付けられており、モータ3は実施の形態1と同様にモータ本体3aとモータ回転軸3bとを有している。モータ3は内槽2の外部に設置されている。モータ3は天板13を回転させることにより、天板13に取り付けられた撹拌棒12を内槽2の内部で回転させる。つまり撹拌棒12は内槽2内を環状に移動するように、内槽2の中心軸lの周りを回転(公転)する。撹拌棒12(特に撹拌棒羽根部12b)は内槽2内のエッチング液4に浸漬されるため、撹拌棒12が平面視において環状を描くように回転移動すれば、エッチング液4が撹拌される。
具体的には図4および図5を参照して、天板13の下側の面に固定された撹拌棒12は、天板13の回転により、内槽2内において中心軸lの周りを回転する。撹拌棒12はたとえば3秒以上4秒以下の時間で1回転する速度で回転することが好ましい。このため、たとえば初期状態が撹拌棒12の点I,Jが図4および図5(A)に示す位置に配置された状態であるとし、当該初期状態から撹拌棒12が中心軸lの周りに180°回転した状態が図5(B)であるとする。天板13(撹拌棒12)がさらに中心軸lの周りに180°回転すれば再び図5(A)および図4に示す状態に戻る。
ただし内槽2、バスケット5およびハンドル部8は、天板13の回転に追随して回転することはなく、図4および図5(A)に示す状態と、図5(B)に示す状態との双方において点A〜Hが同じ位相となるように静止している。
図6に示すように、(バスケット5およびハンドル部8を固定する)ハンドル固定部9は、静止した系に固定されている。天板13の中心部には、天板13の一方の表面からこれに対向する他方の表面まで貫通する貫通孔13aが形成されており、ハンドル固定部9の(図6の上下方向に延びる)軸部は貫通孔13aを貫通している。ハンドル固定部9の軸部は貫通孔13aと接触していない。このためハンドル固定部9(バスケット5およびハンドル部8を含む)は天板13の回転に追随せず静止している。図4のハンドル固定部9と天板13との構成は実際には図6に示す構成となっているため、ハンドル部8などを天板13の回転に追随させずに静止させることが可能となる。
また本実施の形態においては内槽2もバスケット5と同様に、回転することなく、図5(A)に示す状態と、図5(B)に示す状態との双方において内槽2の点A,B,C,Dが同じ位相となるように静止している。
なお図4においては外槽1の図示が省略されているが、本実施の形態のエッチング装置20にも外槽1が設置されていてもよい。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態によっても、撹拌棒12の回転によりエッチング液4を撹拌させることができるため、実施の形態1と同様に、内槽2内の基板6(処理対象物)に形成される薄膜の表面にエッチング液4を均一に供給することができる。よって当該薄膜を均一にエッチングすることができる。
本実施の形態においては撹拌棒12を回転させるだけでエッチング液4を撹拌させることができるため、たとえば基板6がセットされたバスケット5を内槽2内で上下左右に揺動させる必要がなくなる。バスケット5は回転せずバスケット固定台7、ハンドル部8およびハンドル固定部9により(静止した系に)固定された状態であるため、バスケット5を上下左右に揺動させることによりハンドル部8が捻れてバスケット5がハンドル部8などの把持力から外れて落下し、バスケット5にセットされる基板6が損傷を受ける不具合などの発生を抑制することができる。
なお撹拌棒12はたとえば中心軸lの位置において移動することなく回転(自転)するよりも、本実施の形態のように環状に移動するように回転(公転)する方が、エッチング液4を撹拌する効果をいっそう高めることができる。したがって基板6の表面にエッチング液4をいっそう均一に供給することができ、たとえば同時に処理する複数の基板6間のエッチング状態のばらつきを低減することができる。
本実施の形態においても実施の形態1と同様にモータ3が内槽2の外部に設置されている。このため、モータ3の駆動機構がエッチング液4に浸漬されるなど、エッチング液4に接触しない。このためモータ3がエッチング液4に起因して損傷を受ける可能性を低減することができる。
本発明の実施の形態2は、以上に述べた各点についてのみ、本発明の実施の形態1と異なる。すなわち、本発明の実施の形態2について、上述しなかった構成や条件、手順や効果などは、全て本発明の実施の形態1に準ずる。
(実施の形態3)
まず本実施の形態の処理装置としてのエッチング装置の構成について図7を用いて説明する。図7を参照して、本実施の形態のエッチング装置30は、外槽1と、内槽2と、内槽2に接続され内槽2を揺動可能とするための揺動機構としてのエアシリンダ22と、エアシリンダ22を駆動するためのシーケンサ23とを主に有している。
エアシリンダ22は内槽2の外部に配置されており、対をなす第1のエアシリンダ22aと、第2のエアシリンダ22bとを有している。第1のエアシリンダ22aは図7の内槽2の一の方向側であるたとえば左側に、第2のエアシリンダ22bは図7の内槽2の一の方向側と対向する他の方向側であるたとえば右側に、それぞれ配置されている。
第1のエアシリンダ22aは内槽2の左側の内槽側面2aに外側から接触しており、第2のエアシリンダ22bは内槽2の右側の内槽側面2aに外側から接触している。つまり内槽2は第1のエアシリンダ22aおよび第2のエアシリンダ22bにより内槽側面2aの外壁面において挟みこまれるように保持されている。外槽1の底面(外槽底面1a)と内槽底面2cとは互いに接触せず両者の間には隙間g1が設けられている。このため内槽2が水平方向に揺動しても外槽底面1aおよび内槽底面2cの擦り減りまたは損傷の発生を抑制することができる。
第1のエアシリンダ22aおよび第2のエアシリンダ22bは交互に内槽側面2aを押圧することにより、両者の間に挟まれた内槽2を一の方向および他の方向、すなわち図7の左右方向に交互に揺動させる。
具体的には図8(A)を参照して、たとえばまず第1の時刻t1に、図示されないたとえばエアポンプから第1のエアシリンダ22aにエアが送り込まれることにより、第1のエアシリンダ22aは一の方向側から他の方向側へ、すなわち図7の左側から右側へ、内槽2(内槽側面2a)を押圧する(図8(A)中の矢印の方向に力F1が加えられる)。これにより内槽2は図の右側に移動する。
次に図8(B)を参照して、第1の時刻t1より少し時間が経過した第2の時刻t2に、図示されないたとえばエアポンプから第2エアシリンダ22bにエアが送り込まれることにより、第2のエアシリンダ22bは他の方向側から一の方向側へ、すなわち図7の右側から左側へ、内槽2(内槽側面2a)を押圧する(図8(B)中の矢印の方向に力F2が加えられる)。これにより内槽2は図の左側に移動する。このため内槽2の点A,Bの位置が図8(A)よりも左側に移動している。
再び図8(A)を参照して、第2の時刻t2からさらにt2−t1と同じ時間が経過した第3の時刻t3に、第1の時刻t1と同様に第1のエアシリンダ22aが一の方向側から他の方向側へ、すなわち図7の左側から右側へ、内槽2(内槽側面2a)を押圧する。以降、上記と同様の動作(図8(A)および図8(B))を交互に繰り返すことにより、内槽2が水平方向(図7の左右方向)に往復運動する。
内槽2の往復運動の振幅L1(図8(B))は図の左右方向に関する寸法の7.5%以上10%以下の長さであることが好ましく、たとえば内槽2の(エッチング液4で満たされる)内部の平面視における直径が40cmの場合には、振幅L1は3cm以上4cm以下であることが好ましい。また内槽2の往復運動の周期(1往復するのに要する時間)が3秒以上4秒以下の往復運動を繰り返すことが好ましい。
なお第1のエアシリンダ22aおよび第2のエアシリンダ22bは、シーケンサ23に接続されている。シーケンサ23は、第1のエアシリンダ22aおよび第2のエアシリンダ22bに交互に一定の時間間隔でエアを送り込むために、エアシリンダ22に接続されている。
以上の内槽2の往復運動により、内槽2内のエッチング液4が撹拌される。
一方、内槽2の内部のバスケット5は、内槽2の往復運動に追随して往復運動することはなく、図8(A)に示す状態と、図8(B)に示す状態との双方において点E,Fが同じ位置となるように静止している。ハンドル部8についても同様に、図8(A)に示す状態と、図8(B)に示す状態との双方において点G,Hが同じ位置となるように静止している。
以上のように内槽2が往復運動しても内槽2内のバスケット5が往復運動しない構成は、たとえば図2に示す内槽突起部2dが嵌挿される固定台下側溝部7bが、一定の間隔を隔てて2本平行に並ぶ直線状の平面形状を有するレール状に形成されることにより実現される。なお内槽突起部2dも2本平行に並ぶ直線状に形成されてもよい。この構成において内槽2が図7の左右方向に往復運動すれば、内槽突起部2dは固定台下側溝部7bに嵌挿された状態を保ったまま固定台下側溝部7b内を左右方向に往復運動するようにスライドすることが可能となる。すなわち実施の形態1と同様に、バスケット固定台7は内槽2に完全に固定されることも、内槽2とは別体として内槽2から完全に解放されることもなく、内槽2をバスケット5(バスケット固定台7)に対して往復運動可能なように固定(拘束するように支持)することが可能となる。
これに対して本実施の形態においても固定台上側溝部7cにはバスケット突起部5aが嵌挿されることにより、バスケット5の下側がバスケット固定台7に(静止するように)固定される。またバスケット5の上側はハンドル部8およびハンドル固定部9により固定されるため、バスケット5は静止するように固定される。
以上より、図8においてはバスケット5およびハンドル部8は(実施の形態1と同様に)円環状の平面形状として図示されるが、本実施の形態のバスケット5(バスケット固定台7)およびハンドル部8はたとえば矩形状の平面形状(つまり直方体状)であってもよい。
なお図7に示すように(複数の)基板6は、その主表面が図の奥行き方向を向くようにセットされているため、内槽2は図の左右方向に往復運動する。このように基板6の主表面の向く方向と内槽2の移動方向とが互いに交差することが好ましい。このようにすれば全ての基板6の主表面上に均一に、撹拌されたエッチング液4を供給することができる。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態によれば、内槽2をエアシリンダ22で往復運動させることにより内槽2内のエッチング液4を撹拌させることができる。このため内槽2内の基板6(処理対象物)に形成される薄膜の表面にエッチング液4を均一に供給することができる。よって当該薄膜を均一にエッチングすることができる。
本実施の形態においては内槽2を往復運動させるだけでエッチング液4を撹拌させることができるため、たとえば基板6がセットされたバスケット5を内槽2内で上下左右に揺動させる必要がなくなる。バスケット5は往復運動せずバスケット固定台7、ハンドル部8およびハンドル固定部9により(静止した系に)固定された状態であるため、バスケット5を上下左右に揺動させることによりハンドル部8が捻れてバスケット5がハンドル部8などの把持力から外れて落下し、バスケット5にセットされる基板6が損傷を受ける不具合などの発生を抑制することができる。
また内槽2を往復運動させるため、たとえば内槽2が水平方向に関する一の方向のみに運動しエッチング液4が一の方向のみに流動する場合に比べて、セットされる複数の基板6間のエッチング均一性を向上させることができる。
本実施の形態においてはエアシリンダ22が内槽2の外部に設置されているため、エアシリンダ22の駆動機構がエッチング液4に浸漬されるなど、エッチング液4に接触しない。このためエアシリンダ22がエッチング液4に起因して損傷を受ける可能性を低減することができる。
本発明の実施の形態3は、以上に述べた各点についてのみ、本発明の実施の形態1,2と異なる。すなわち、本発明の実施の形態3について、上述しなかった構成や条件、手順や効果などは、全て本発明の実施の形態1,2に準ずる。また以上の各実施の形態の構成要素を適宜組み合わせてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 外槽、1a 外槽底面、2 内槽、2a 内槽側面、2b 内槽羽根部、2c 内槽底面、2d 内槽突起部、3 モータ、3a モータ本体、3b モータ回転軸、4 エッチング液、5 バスケット、5a バスケット突起部、6 基板、7 バスケット固定台、7a 固定台本体、7b 固定台下側溝部、7c 固定台上側溝部、8 ハンドル部、9 ハンドル固定部、10,20,30 エッチング装置、12 撹拌棒、12a 撹拌棒軸部、12b 撹拌棒羽根部、13 天板、13a 貫通孔、22 エアシリンダ、22a 第1のエアシリンダ、22b 第2のエアシリンダ、23 シーケンサ。

Claims (10)

  1. 内部に処理液を満たすことが可能な内槽と、
    前記内槽を回転させることにより前記処理液を撹拌させることを可能とする回転機構とを備え
    前記内槽の内部底面には前記処理液により処理される処理対象物をセットする治具を固定するための固定台が設置され、
    前記固定台は前記治具の一部が前記固定台に嵌挿することにより前記治具を固定可能とする溝部を有する、処理装置。
  2. 前記回転機構は前記内槽の外部に設置されている、請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記内槽の内壁面に羽根部を備える、請求項1または2に記載の処理装置。
  4. 内部に処理液を満たすことが可能な内槽と、
    前記内槽の内部の前記処理液に浸漬し、前記処理液を撹拌するための撹拌棒と、
    前記撹拌棒が前記内槽内を環状に移動することにより前記処理液を撹拌させることを可能とする回転機構とを備え
    前記内槽の内部底面には前記処理液により処理される処理対象物をセットする治具を固定するための固定台が設置され、
    前記固定台は前記治具の一部が前記固定台に嵌挿することにより前記治具を固定可能とする溝部を有する、処理装置。
  5. 前記回転機構は前記内槽の外部に設置されている、請求項4に記載の処理装置。
  6. 内部に処理液を満たすことが可能な内槽と、
    前記内槽に接続され前記内槽を揺動可能とする揺動機構とを備え
    前記内槽の内部底面には前記処理液により処理される処理対象物をセットする治具を固定するための固定台が設置され、
    前記固定台は前記治具の一部が前記固定台に嵌挿することにより前記治具を固定可能とする溝部を有する、処理装置。
  7. 前記揺動機構は前記内槽の外部に設置されている、請求項6に記載の処理装置。
  8. 前記揺動機構は、前記内槽の一の方向側に配置される第1の揺動機構と、前記内槽の前記一の方向側に対向する他の方向側に配置される第2の揺動機構とを含み、
    前記第1の揺動機構は前記内槽を前記他の方向側に移動するように押圧し、
    前記第2の揺動機構は前記内槽を前記一の方向側に移動するように押圧する、請求項6または7に記載の処理装置。
  9. 前記治具はハンドル部により固定される、請求項1〜のいずれか1項に記載の処理装置。
  10. 前記処理液は前記内槽の内部に貯留する、請求項1〜のいずれか1項に記載の処理装置。
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