JP5871604B2 - 被検体情報取得装置 - Google Patents

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Description

本発明は被検体からの音響波を受信する被検体情報取得装置に関する。
音響波を受信して被検体情報を取得する被検体情報取得装置として、特許文献1に、光照射により被検体から発生する音響波を探触子で受信して画像化する光音響効果を利用した装置が開示されている。この装置は、対向する2枚の保持部材で被検体である乳房を保持し、音響波受信の際は、探触子は保持部材に沿って水平方向と垂直方向とに二次元走査される。探触子(変換素子)を収納している筐体にはオイルシールが設けられており、探触子と保持部材との間に音響インピーダンスの整合をとるためのオイル等のマッチング液を満たしておくことができる。オイルシールは、マッチング液に混入した気泡を除去するため、上面に開口が設けられている。この開口からあふれ出たマッチング液は保持部材を伝って流れ落ち、回収機構によりタンクに回収される。
特開2011−103913号公報
特許文献1には、あふれ出たマッチング液が保持部材を伝って流れ落ちることは開示されているが、筐体の上面にマッチング液があふれ出た場合(つまり筐体上面にマッチング液が載った場合)に関しては考慮されていない。
図1に示すように、ベッド(支持部材201)上に被検者がうつ伏せに横たわり、開口202から挿入された乳房を保持部材で保持する装置の場合、探触子の垂直方向上側にベッドが位置する構成となる。また、被検体を保持した時の保持部材の変形を抑制するための補強部材が探触子の垂直方向上方に設けられることも考えられる。
本発明者は、筐体の上面にマッチング液があふれ出た状態で、探触子を上方に移動させた場合について検討した。その結果、マッチング液が筐体上方に設けられるベッドや補強部材等と接触することにより、マッチング液が飛散し装置内が汚れる場合があることが分かった。このような事態を回避するため、マッチング液がベッドや補強部材等と接触しないよう、ベッドや補強部材があるぎりぎりまで走査せずに、上方への走査範囲を制限することも考えられる。しかしながら、上方へ走査しない場合、被検体の情報が取得できない領域であるデッドスペースができてしまう。
上記課題に鑑み、本発明は、デッドスペースを増やさず、マッチング液の飛散を低減した被検体情報取得装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を採用する。すなわち、本発明の被検体情報取得装置は、前記保持部材に対して走査可能に配置され前記保持部材に離間して対向するベース部材と、前記保持部材と前記ベース部材との間に位置し前記ベース部材に接続され音響整合液を収納する空間を形成する音響整合液ホルダーと、前記ベース部材に接続され前記空間に収納された前記音響整合液を介して前記被検体からの音響波を受信する探触子を備えるプローブと、を有し、前記保持部材に対向して設けられるプローブユニットと、前記プローブユニットと間隙を挟んで対向し前記保持部材に接続されている対向部材と、を有する被検体情報取得装置であって、前記プローブユニットと前記対向部材の一方に接続され前記プローブユニットと前記対向部材の他方に当接した際に変形可能な可橈性部材が、前記間隙に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、マッチング液の飛散を低減することができる。
本発明が適用可能な被検体情報取得装置の概略を示す斜視図。 本発明が適用可能な測定ユニットの概略を示す斜視図。 本発明の実施形態1における探触子ユニットの概略を示す斜視図。 本発明の実施形態1における探触子ユニットの軌道を示す斜視図。 本発明の実施形態1における垂直走査による探触子ユニットの状態変化を示す模式図。 本発明の実施形態1における仕切り部材の変形例を示す模式図。 本発明の実施形態2における垂直走査による探触子ユニットの状態変化を示す模式図。
本発明では、マッチング液が筐体上方に設けられるベッドや補強部材等の対向部材と接触し、マッチング液が飛散し装置内が汚れてしまうことに着目した。特に、探触子を備えた探触子ユニットの後方(探触子ユニットに対して保持部材とは反対側の空間)には、探触子から出力された電気信号をコンピュータ等の処理手段に接続する配線をまとめるためのケーブルが設けられている。よって、マッチング液が後方に飛散すると、装置内が汚れてしまうだけでなく、ケーブルにマッチング液が付着してしまい、場合によっては探触子ユニットとケーブルとの接続部分からマッチング液が入りこんでしまうこともあった。また、後方に飛散したマッチング液は、保持部材の下方に設けられたオイルトレイで回収することができない場合もあった。
そこで本発明は、形状可変な仕切り部材を、探触子ユニットと対向部材の少なくとも一方に設けることにより、デッドスペースを増やさず、マッチング液の少なくとも一方向への飛散を低減することを特徴とする。好ましくは、マッチング液が探触子ユニットの後方に飛散することを低減することを特徴とする。
なお、本発明において、音響波とは、音波、超音波、光音響波、光超音波と呼ばれる弾性波を含み、探触子は、被検体内を伝播した音響波を受信する。また、本発明の被検体情報取得装置は、被検体に光(可視光線や赤外線を含む電磁波)を照射することにより被検体内で発生した音響波を受信して、被検体情報を取得する装置を含む。
取得される被検体情報とは、光照射によって生じた音響波の初期音圧分布、あるいは初期音圧分布から導かれる光エネルギー吸収密度分布や、吸収係数分布、組織を構成する物質の濃度分布等を反映した特性情報を示す。物質の濃度分布とは、例えば、酸素飽和度分布や酸化あるいは還元ヘモグロビン濃度分布などである。また、被検体情報は、数値データとしてだけではなく、被検体内の各位置の分布情報として取得しても良い。つまり、吸収係数分布や酸素飽和度分布等の分布情報を画像データとして取得しても良い。
また、本発明の被検体情報取得装置は、被検体に超音波を送信し、被検体内部で反射した反射波を受信して、被検体情報を取得する超音波エコー技術を利用した装置であってもよい。この超音波エコー技術を利用した装置の場合、取得される被検体情報とは、被検体内部の組織の音響インピーダンスの違いを反映した特性情報である。
以下に図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。なお、同一の構成要素には原則として同一の符号を付して、説明を省略する。
<実施形態1>
本実施形態では、被検体に光を照射し、被検体から発生する音響波を探触子で受信して被検体情報を取得する装置の例について説明する。図1は本実施形態の被検体情報取得装置の概略を示す斜視図である。被検体情報取得装置は、被検者1を支持するベッドとしての支持部材201と、支持部材201の下部に設けられた測定ユニットと、を有する。支持部材201には、被検者の体の一部である被検体としての乳房等を挿入する開口202が設けられている。支持部材201の下部の測定ユニット100は、被検体からの音響波を受信するための測定ユニット100が設けられている。
(測定ユニット)
図2は、測定ユニット100の斜視図である。測定ユニット100には、探触子ユニット10、光学ユニット40、保持部材である固定保持部材22と可動保持部材32、が少なくとも設けられている。固定保持部材22の下部には、探触子ユニット10内の探触子と固定保持部材22との間に形成された空間からあふれ出たマッチングオイルを回収するオイルトレイ52が設けられている。オイルトレイ52は、固定保持部材22を伝い落ちるマッチングオイルを受け取るように配置されている。
探触子ユニット10は、水平方向軸21a及び垂直方向軸21bの2軸の探触子走査ユニット21に取り付けられており、固定保持部材22に沿って二次元に走査可能である。探触子走査ユニット21の制御は不図示のマイクロコントローラ又はコンピュータで行われる。また、本実施形態では、探触子ユニット10の上方に支持部材201が設けられている。つまり、本実施形態において、探触子ユニットの走査可能範囲の上方に設けられた対向部材は支持部材201である。ただし、本発明において対向部材とは支持部材201に限定されず、保持部材の強度を補強する補強部材等の探触子の走査可能範囲の上方に設けられた部材を含む。なお、本発明では、重力が働く向き(重力場の向き)を「下(又は下方)」とし、重力が働く向きとは逆の向きを「上(又は上方)」として記載する。
(保持部材)
測定対象となる被検体は、固定保持部材22と、固定保持部材22に対向して設けられた可動保持部材32とで両側から圧迫保持される。固定保持部材22の材質は、被検体から探触子11(図3参照)までの音響インピーダンスの整合をとるため樹脂が好ましく、特にポリメチルペンテンが好適である。固定保持部材22は固定プレート23に固定され、可動保持部材32は可動プレート33に固定されている。可動プレート33は、ガイドロッド34により被検体を圧迫保持する方向に移動可能に設けられ、保持部材駆動機構35により駆動される。保持部材駆動機構35はモーター35a、ボールねじ35b、ナット35cで構成されている。ナット35cが設けられた部材は可動プレート33と連結されているため、モーター35aを駆動させることで可動保持部材32は移動する。
(光学ユニット)
光学ユニット40は、固定保持部材22側の探触子ユニット10と対向する位置に配置される。光学ユニット40には図示していない光源からファイバやレンズ等の光学系を介して光が導かれ、光学ユニット40内の光学系の出射端から光が被検体に照射される。光源は、ナノ秒オーダーのパルス光を発生するレーザーが用いられる。光学ユニット40は、探触子走査ユニット21と同様に水平方向軸31a、垂直方向軸31bの2軸を有する光学走査ユニット31により、二次元的に走査可能である。光学走査ユニット31の制御は探触子走査ユニット21と同様に、不図示のマイクロコントローラ又はコンピュータで行われる。探触子走査ユニット21と光学走査ユニット31を同期制御することで、被検体を挟んで対向配置させた光学ユニット40と探触子ユニット10とを常に対向させた位置で走査させることができる。
また、本実施形態では、探触子ユニット10が固定保持部材22側に設けられ、光学ユニット40が可動保持部材32側に設けられているが、本発明は上記構成に限定されない。探触子ユニット10は可動保持部材32側に設けられていても良いし、固定保持部材22と可動保持部材32の両側に設けられても良い。光学ユニット40も、固定保持部材22側に設けられても良いし、固定保持部材22と可動保持部材32の両側に設けられても良い。さらに、探触子ユニット10にファイバ等を挿入して探触子ユニット内から光を照射する構成にしてもよい。以下、探触子ユニット10の詳細な構成について説明する。
(探触子ユニット)
図3は探触子ユニット10の模式図であり、図3(a)は斜視図、図3(b)は上面図である。探触子ユニット10は、被検体からの音響波を、固定保持部材22を介して受信する探触子11を備えている。なお、本発明において、探触子とは、音響波を受信して電気信号に変換する変換素子のことを示す。圧電現象を用いた圧電素子等の変換素子、光の共振を用いた変換素子、静電容量の変化を用いた変換素子など、音響波を受信して電気信号に変換できるものであればどのようなものを用いてもよい。また、変換素子はアレイ状に複数配置されていても良いし、1つの変換素子でもよい。
探触子11は筐体12内に収められ固定されている。筐体12は、探触子11の周囲を囲むシール材13を有しており、シール材13としては、ゴム、多孔質材(スポンジ)、皮革、樹脂などの材質からなるパッキンを用いることができる。このシール材13により、固定保持部材22と探触子11との間に、音響インピーダンスの整合をとるためのマッチング液であるマッチングオイルを保持するための空間15が形成される。
また、シール材13の上部には、マッチングオイルに混入した空気を逃がすための開口が形成されている。筐体12には、不図示のポンプによりマッチングオイルを空間15内に供給するための供給口14が形成されている。ポンプの制御は不図示のマイクロコントローラ又はコンピュータで行われる。マッチング液としては、脱気したものが好ましく、油以外にも、水などを用いることができる。
筐体12の上部には仕切り部材として、PETフィルムで形成されたオイルフェンス17が設けられている。本発明において、仕切り部材とは、筐体上にあふれるマッチング液が、対向部材に接した際に飛散することを低減するための部材である。本実施形態においては、仕切り部材は、探触子ユニットの後方(探触子ユニットに対して保持部材と反対側の空間)に飛散することを低減するよう構成されている。また、本発明の仕切り部材は応力に対して形状可変であり、仕切り部材と対向部材とが(もしくは実施形態2に示すように仕切り部材と探触子ユニットとが)接しても、探触子ユニットが、対向部材側の直前まで走査できるよう形成されている。
以下に記載されている仕切り部材の構成部品の寸法、材質、形状及びそれらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
本実施形態の仕切り部材であるオイルフェンス17は、筐体12の上面に対して、斜め上方へ折り曲げられ、垂直方向(上下方向)に対して探触子側に傾く形状を有する。そのため、探触子ユニット10が垂直移動して支持部材201と接触した際に、力がオイルフェンス17を撓ませる方向へ作用する。つまり、オイルフェンス17は形状可変である。材質は、PCなど他の樹脂シートや、ばね性のある板金、ゴムでも良い。筐体12とオイルフェンス17の結合部は、筐体12の上面に流れ出たマッチングオイルが、そこからが浸み出さないようにシール性のある接着剤で結合されている。結合方法は、ゴムや多孔質材(スポンジ)などを挟んで、別部材で抑えるなどの方法でも良い。また、オイルフェンス17は筐体12の辺Aの全幅にわたり結合されていることが好ましい。このような構成により、筐体12の上面に流れ出たマッチングオイルが探触子11の後方に設けられた探触子ケーブル11a側へ流れることを防止する効果が高まる。
探触子が音響波を受信する測定時には、固定保持部材22と探触子11とシール材13とで囲まれた空間15(少なくとも、固定保持部材22と探触子11との間)がマッチングオイルで満たされるようにする。筐体12には探触子11の上方に液面センサー16が設けられている。液面センサー16がマッチングオイルを検知できる状態であれば、固定保持部材22と探触子11の間にマッチングオイルが満たされていると判断される。
測定前準備として、液面センサー16の検知結果に基づき、空間15にマッチングオイルが満たされているか否かを確認する。空間15にマッチングオイルが満たされていることが確認されれば、測定前準備は完了である。測定中においても、探触子ユニット10の走査によってマッチングオイルが漏れても、測定に充分な量が維持できるように、マッチングオイルは空間15に供給され続ける。
(探触子ユニット10の走査軌道)
次に、探触子ユニット10の走査軌道について説明する。図4は、測定時における探触子ユニット10の軌道を説明するための模式図である。矢印61は、測定時における探触子ユニット10の走査(移動)の軌道を示している。
まず、探触子ユニット10は、測定初期段階において、測定範囲(走査範囲)の最上部に位置している。測定が開始されると、矢印61に示すように、探触子ユニット10は音響波の受信をしながら水平方向に1ライン分の走査を連続的に行うと、1ライン下に移動して先ほどとは逆向きに次ライン分の走査を行う。この動作を繰り返し、上から順番に1ラインずつ走査する。探触子ユニット10が終了位置に到達すると、初期位置に戻り測定が終了する。走査方法は、下のポジションから上へ走査する走査方法や、各受信位置で止まって音響波を受信するステップアンドリピート方式など、前述の走査方法に限られるものではない。音響波を受信した探触子から出力される電気信号を用いて、被検体の情報を画像データ化する手法については、従来知られている方法を利用可能である。
図5は、探触子ユニット10が下方(例えば終了位置)から、最上部(例えば初期位置)へ移動した時の、探触子ユニット10の状態を表している。図5(a)は探触子ユニット10が下方に位置している時の図である。図5(b)はオイルフェンス17が支持部材201に接触した時の図である。図5(c)はマッチングオイルが支持部材201に接触した時の図である。図5(d)は探触子ユニット10が最上部へ移動した時の図である。
図5(a)において、空間15から筐体12の上面にあふれ出たマッチングオイルは、表面張力により所定の厚さ(例えば約3mm)の層54となるまで留まってから下方に流れ落ちる。本実施形態ではオイルフェンス17は筐体12の幅すべてにわたり結合されているため、オイルフェンス17を回り込んで探触子ケーブル11a側へは流れず、筐体12の側面から下方へ流れ落ちる。また、本実施形態ではオイルフェンス17の先端17a(最上部)は無負荷の状態で、マッチングオイルの層54の上端よりも高い位置となるよう形成されている。
次に図5(b)に示すように、探触子ユニット10を下方から上方へ移動させ、探触子ユニットを支持部材201に近づける。ここで、対向部材周辺の被検体情報を取得できない領域(デッドスペース)を小さくするためには、探触子ユニット10を対向部材である支持部材201が設けられた高さの直近まで移動させる必要がある。つまり、探触子ユニット10が最上部に位置する時の筐体12の上面と支持部材201との間隔を、マッチングオイルの層54の厚さよりも、狭く(小さく)なるよう探触子ユニット10を走査させる。そして、本実施形態では、オイルフェンス17の先端17aが無負荷の状態でマッチングオイルの層54の上端よりも高い位置となるよう形成されている。よって、探触子ユニット10が上方へ移動する場合、まずオイルフェンス17の先端17aが支持部材201と接触して図5(b)の状態になる。つまり、オイルフェンス17がマッチングオイルよりも先に支持部材201に接触する。
探触子ユニット10がさらに上方へ移動すると、オイルフェンス17は支持部材201に接触しながら筐体12との間隔に従って撓んで変形する。その後マッチングオイルの層54が支持部材201と接触して図5(c)の状態になる。さらに探触子ユニット10が上方へ移動すると、支持部材201と筐体12とに挟まれたマッチングオイルの層54が、筐体12の上面から押し出されて側面側へ流れ落ちる。この時、オイルフェンス17と支持部材201とが接触しているため、マッチングオイルはオイルフェンス17の反対側である探触子ケーブル11a側への飛散が抑制(又は低減)される。したがって、マッチングオイルが支持部材201と接触した後も、マッチングオイルを探触子ケーブル11a側への飛散を低減し、図5(d)のように探触子ユニット10を最上部まで移動させることができる。
(変形例)
前述の例では、垂直方向(上下方向)に可撓性を有するオイルフェンス17が、マッチングオイルよりも先に支持部材201に接触する例について説明した。しかしながら、本実施形態の仕切り部材としては、可撓性を有する構成だけでなく、仕切り部材全体として可変形状であればよい。また、1部品で構成されるだけではなく、2部品以上の構成であっても良い。図6は仕切り部材の変形例を示す模式図である。
図6(a)は1部品で構成した変形例の模式図である。オイルフェンス71はジャバラ状の形状を有している。そのため、垂直方向に伸縮が可能である。この形状においてオイルフェンス71はマッチングオイルよりも先に支持部材201に接触し、且つ探触子ユニット10の垂直方向の移動による変形が可能である。
図6(b)は、仕切り部材であるオイルフェンスを2部品以上で構成した場合の変形例である。オイルフェンスは、フェンス部81、スライドガイド82、ばね83で構成されている。スライドガイド82は筐体12に設けられている。フェンス部81はスライドガイド82に沿って垂直方向に移動可能である。フェンス部81は支持部材201の方向へばね83によって付勢されている。つまり仕切り部材がフェンス部81、スライドガイド82、ばね83から構成されているので、仕切り部材全体で形状可変となっている。フェンス部81は、探触子ユニット10の移動によって支持部材201から押された場合は、ばね83の付勢によって常に支持部材201に接触している。フェンス部81は、ばね83により移動可能であるため、剛性のある材料であっても良い。
また、以上に述べた構成では、マッチングオイルが探触子ユニットの探触子ケーブル11a側へ飛散することを低減する位置に仕切り部材を設けたが、本発明はこのような構成に限定されず、マッチングオイルの少なくとも一方向への飛散を低減すればよい。例えば、筐体の側面側(つまり探触子ユニットの側面側でもある)の空間に電気回路等が設けられている場合は、側面側へマッチングオイルが飛散することを低減できるように、図3に示す筐体12の側面側へ仕切り部材を設けても良い。この場合、辺Bの全幅にわたり結合されていることが好ましい。また、探触子ユニットの後方及び側面側の両方の空間へのマッチングオイルの飛散を低減するために、辺Aの方向と辺Bの方向の両方に設けても良い。
本実施形態の構成によれば、探触子ユニット10を上方へ移動させた際に、筐体12の上面にあふれ出たマッチング液が対向部材と接触しても、仕切り部材によりマッチング液の飛散が低減される。
<実施形態2>
本実施形態は、仕切り部材が設けられている位置が実施形態1とは異なる。図7は実施形態2における探触子ユニット10の側面図であり、探触子ユニット10が下方(例えば終了位置)から、最上部(例えば初期位置)へ移動した時の状態を表している。図7(a)は探触子ユニット10が下方に位置している時の図である。図7(b)はオイルフェンス18が筐体12に接触した時の図である。図7(c)はマッチングオイルが支持部材201に接触した時の図である。図7(d)は探触子ユニット10が最上部へ移動した時の図である。
実施形態2では、仕切り部材であるオイルフェンス18が対向部材である支持部材201に設けられている。オイルフェンス18は支持部材201に対して、斜め下方へ折り曲げられている形状を有する。探触子ユニット10が垂直方向に移動して筐体12と接触した際に、支持部材201からの力がオイルフェンス18を撓ませる方向へ作用する。つまりオイルフェンス18は形状可変である。オイルフェンス18が支持部材201とシール性を有して結合されていることは実施形態1と同様である。また、オイルフェンス18の先端18aの向きは図7と逆向きでもよい。つまり、先端18aが支持部材201との接触部よりも探触子側(紙面左側)になるよう設けられても良い。
本実施形態では、図7(a)に示すように、筐体12の上面には空間15からあふれ出たマッチングオイル(マッチング液)の層54が探触子ケーブル11a側に流れ落ちないよう、支持部側にも仕切り部材としてフェンス12aが形成されている。ただし、マッチング液が飛散するのは、特に、マッチング液と対向部材とが接した時であるため、本実施形態においては、少なくとも対向部材である支持部材201側の仕切り部材が設けられていればよく、探触子ユニット側の仕切り部材は必須ではない。つまり、本発明の仕切り部材は、探触子ユニットと対向部材の少なくとも一方に設けられていればよい。また、本実施形態においてフェンス12aが設けられている場合、探触子ユニット10が最上部まで移動した時にフェンス12aと干渉しないように、支持部材201に溝203が形成されている。これにより、被検体情報が取得できないデッドスペースが小さくなる。
図7(b)に示すように、探触子ユニット10が上方に移動した場合、まずオイルフェンス18が筐体12に接触する。これは、オイルフェンス18の先端18aの支持部材201からの距離が、マッチングオイルの層54の厚みよりも大きくなるよう形成されているためである。これにより、探触子ユニット10が上方へ移動すると、マッチングオイルが支持部材201に接触するよりも先に、オイルフェンス18が筐体12に接触する。探触子ユニット10が図7(b)の状態より上方に移動すると、オイルフェンス18が筐体12に接触したまま変形する。
その後、マッチングオイルの層54が支持部材201に接触して図7(c)の状態になる。さらに探触子ユニット10が上方へ移動すると、支持部材201と筐体12とに挟まれたマッチングオイルの層54が、筐体12の上面から押し出されて筐体12の側面側から流れ落ちる。この時、オイルフェンス18と筐体12が接触しているため、マッチングオイルはオイルフェンス18の反対側である探触子ケーブル11a側へ飛散することが低減される。したがって、マッチングオイルが支持部材201と接触した後も、マッチングオイルを探触子ケーブル11a側へ飛散させることなく、図7(d)のように探触子ユニット10を最上部へ移動させることができる。
よって本実施形態においても、筐体12の上面にあふれ出たマッチングオイルが支持部材201と接した時に、探触子ケーブル11a側へマッチングオイルが飛散することが低減される。また、本実施形態においても、実施形態1の変形例(図6参照)に示したような仕切り部材を対向部材側に設けて用いることができる。また、実施形態1に記載したように、本実施形態の仕切り部材も、探触子ユニットの後方へのマッチングオイルの飛散を低減する構成に限定されない。探触子ユニットの側面側の空間へのマッチングオイルの飛散を低減する構成としてもよく、少なくとも一方向へのマッチングオイルの飛散を低減する構成とすればよい。
10 探触子ユニット
11 探触子
12 筐体
17 オイルフェンス
22 固定保持部材
32 可動保持部材
201 支持部材

Claims (15)

  1. 被検体を保持する保持部材と、
    前記保持部材に対して走査可能に配置され前記保持部材に離間して対向するベース部材と、前記保持部材と前記ベース部材との間に位置し前記ベース部材に接続され音響整合液を収納する空間を形成する音響整合液ホルダーと、前記ベース部材に接続され前記空間に収納された前記音響整合液を介して前記被検体からの音響波を受信する探触子を備えるプローブと、を有し、前記保持部材に対向して設けられるプローブユニットと、前記プローブユニットと間隙を挟んで対向し前記保持部材に接続されている対向部材と、を有する被検体情報取得装置であって、
    前記プローブユニットと前記対向部材の一方に接続され前記プローブユニットと前記対向部材の他方に当接した際に変形可能な可橈性部材が、前記間隙に位置していることを特徴とする被検体情報取得装置。
  2. 前記プローブユニットは前記探触子が受信した音響波を電気信号として出力するケーブルと接続される接続領域を有し、前記可橈性部材は、前記対向部材と前記接続領域との間に位置していることを特徴とする請求項1に記載の被検体情報取得装置。
  3. 前記可橈性部材は、前記音響整合液ホルダーと前記接続領域との間に位置していることを特徴とする請求項に記載の被検体情報取得装置。
  4. 前記接続領域は、前記プローブユニットにおいて、前記保持部材と反対側に位置することを特徴とする請求項又はに記載の被検体情報取得装置。
  5. 前記可橈性部材は、液密性を有する接合材を介して、前記対向部材と前記プローブユニットのいずれか一方に接続されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  6. 前記可橈性部材は、前記プローブユニットと前記対向部材の他方とは接続されていないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  7. 前記可橈性部材は、曲げ、圧縮、引っ張りの少なくともいずれかの変形から変形前の形状に復元する復元性を有していることを特徴とする請求項乃至6のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  8. 前記プローブユニットが前記対向部材に近接する際、前記音響整合液が前記対向部材に接触する前に前記可橈性部材が前記対向部材に接触するにように、前記可橈性部材は、前記プローブユニットおよび前記対向部材のいずれか一方に接続されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  9. 前記対向部材は、前記被験者を支持する支持部材であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  10. 前記対向部材は、前記被験者が伏臥位の検査姿勢をとる検査寝台の少なくとも一部であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  11. 前記検査寝台は、前記被検体を挿入する貫通孔を有していることを特徴とする請求項10に記載の被検体情報取得装置。
  12. 前記保持部材は、前記貫通孔の下に位置していることを特徴とする請求項11に記載の被検体情報取得装置。
  13. 前記被検体は、前記被験者の乳房であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  14. 前記ベース部材は、前記音響整合液を供給するポンプに連通する供給口を前記空間と接する側に有し、
    前記空間は、前記供給口を介して前記音響整合液が供給されることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
  15. 前記音響整合液ホルダーは、前記対向部材と対向する開口を有することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の被検体情報取得装置。
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