JP6408163B2 - 光音響計測用プローブ並びにそれを備えたプローブユニットおよび光音響計測装置 - Google Patents

光音響計測用プローブ並びにそれを備えたプローブユニットおよび光音響計測装置 Download PDF

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Description

本発明は、被検体に向けて光を出射させ、その光を吸収して被検体内で発生した光音響波を検出する光音響計測用プローブに関するものである。
また本発明は、そのようなプローブを備えたプローブユニットおよび光音響計測装置に関するものである。
近年、光音響効果を利用した非侵襲の計測法が注目されている。この計測法は、ある適宜の波長(例えば、可視光、近赤外光または中間赤外光の波長帯域)を有するパルス光を被検体に向けて出射し、被検体内の吸収物質がこのパルス光のエネルギーを吸収した結果生じる弾性波である光音響波を検出して、その吸収物質の濃度を定量的に計測するものである。被検体内の吸収物質とは、例えば血液中に含まれるグルコースやヘモグロビンなどである。また、このような光音響波を検出しその検出信号に基づいて光音響画像を生成する技術は、光音響イメージング(PAI:Photoacoustic Imaging)あるいは光音響トモグラフィー(PAT:Photo Acoustic Tomography)と呼ばれている。
光音響イメージングでは、例えば特許文献1および2に示されるように、パルス光等の測定光を被検体に向けて出射させる光出射部と、測定光を吸収した被検体の部分から発せられた音響波を検出する音響波検出器と、内部に上記光出射部および音響波検出器を収容した筐体とを備えてなるプローブが多く使用される。
上述のようなプローブにおいては、音響波検出器等が発する熱を効率的に放熱させて、被検体に接するプローブ表面の温度が過度に高くならないようにすることが求められる。特許文献3には、そのような観点から、プローブ内部で発生した熱が伝熱する部材のうち、被検体の管腔内壁に接するプローブ部分に伝熱する部材は熱伝導率が比較的小さい材料から構成し、その他のプローブ部分に伝熱する部材は熱伝導率が比較的大きい材料から構成した構成が開示されている。
特開2012−166009号公報 特開2012−179350号公報 特開2008−043440号公報
上記した光出射部、音響波検出器および筐体を備えてなるプローブにおいて、音響波検出器が出力する光音響波の検出信号は非常に微弱である。そこで、例えば光音響画像を取得する場合等には、光音響波の検出信号をプローブ外の受信回路等で増幅する前に、プローブ内で増幅しておくことが望まれる。そのためにプローブ内に増幅器を設置すると、音響波検出器に加えてこの増幅器が新たな熱源となるので、プローブの被検体に接する表面の温度がさらに高くなりがちである。
特許文献3に示されたプローブは、光音響波を検出する構成を備えていないので、上述のような増幅器を設置した場合のさらなる温度上昇に対処できるものとなっていない。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、内部に音響波検出器と共に、光音響波の検出信号を増幅する増幅器を備えた光音響計測用プローブにおいて、プローブ表面の過度な温度上昇を防止できる効率的な放熱構造を得ることを目的とする。
さらに本発明は、上記のように効率的な放熱を実現するプローブユニットおよび光音響計測装置を提供することを目的とする。
本発明による光音響計測用プローブは、
測定光を被検体に向けて出射させる光出射部と、
測定光を光出射部まで導光する光ファイバと、
測定光を吸収した被検体の部分から発せられた音響波を検出する、少なくとも第1の方向に並べて配された複数の電気音響変換素子を含む音響波検出器と、
音響波検出器の出力を増幅する増幅器と、
側板によって囲われた筒状の部材からなり、内部に光出射部、光ファイバ、音響波検出器、および増幅器を収容した筐体とを備えた光音響計測用プローブにおいて、
側板の一部および増幅器に接して、増幅器が発する熱を側板に伝導させる第1の熱伝導部材と、
側板の上記一部とは異なる部分および音響波検出器に接して、音響波検出器が発する熱を側板に伝導させる第2の熱伝導部材と、
が設けられたことを特徴とするものである。
上記構成を有する本発明の光音響計測用プローブにおいては、
筒状の部材が、少なくとも一部が4つの側板によって囲われた四角筒状のものであり、
第1の熱伝導部材が、第1の方向において互いに向かい合う2つの側板の少なくとも一方に接し、
第2の熱伝導部材が、第1の熱伝導部材が接している2つの側板とは別の2つの側板の少なくとも一方に接していることが望ましい。
そのような構成とされる場合は、特に、第2の熱伝導部材が接している2つの側板の各幅が、第1の熱伝導部材が接している2つの側板の各幅よりも大であることが望ましい。
なお、上記の「四角筒状」とは、その断面が完全な四角形である筒状のもののみならず、角の部分が丸みを帯びたり、各側板が例えば丸みを帯びた曲面になっているような概略四角筒状の形状や、さらには、筒状の部材の全長(筒軸方向の長さ)に亘って同じ断面形状ではなくて、比較的大きな四角筒状の部分と比較的小さな四角筒状部分とが筒軸方向に繋がって構成されているような概略四角筒状の形状も含むものである。
また、本発明の光音響計測用プローブにおいては、複数の光ファイバが、筒状の部材の筒軸方向に延び、かつ第1の方向と平行な方向に並ぶ状態に配されており、第2の熱伝導部材が、複数の光ファイバの周囲に配された部分を有することが望ましい。
また、本発明の光音響計測用プローブにおいて、複数の光ファイバを筐体に固定するファイバ固定部材がさらに設けられている場合は、そのファイバ固定部材よりも側板の基端側において、第2の熱伝導部材が側板に接していることが望ましい。
上記「側板の基端」とは、プローブが光ファイバを介して測定光の光源と繋がっている構造を考えた場合、光源に向かってプローブから光ファイバが出ている側の側板端、つまり光音響計測の際に被検体に接触するプローブ表面とは反対側の側板端のことである。
また、本発明の光音響計測用プローブにおいては、第2の熱伝導部材が、複数の光ファイバを筐体に固定するファイバ固定部材を兼ねていてもよい。
また、本発明の光音響計測用プローブにおいては、第2の熱伝導部材が保持部材を介して側板の内面に接していることが望ましい。
また、本発明の光音響計測用プローブにおいては、2つの光出射部を有し、
筒状の部材の先端側に音響波検出器が配され、
筒状の部材の先端側において2つの光出射部が、複数の電気音響変換素子の並び方向と交わる第2の方向内で、音響波検出器を間に置く状態に配されていることが望ましい。
上記「筒状の部材の先端」とは、光音響計測の際に被検体に接触するプローブ表面側の部材先端のことである。
他方、本発明によるプローブユニットは、
以上説明した本発明による光音響計測用プローブと、
測定光を出力する光源と、
測定光を光音響計測用プローブの光出射部へ光学的に接続する接続部とを備えてなるものである。
また、本発明による光音響計測装置は、
以上説明した本発明による光音響計測用プローブと、
光音響計測用プローブが出力する光音響波検出信号に基づいて光音響画像を生成する信号処理部とを備えてなるものである。
本発明の光音響計測用プローブは、側板の一部および増幅器に接して、増幅器が発する熱を側板に伝導させる第1の熱伝導部材と、側板の上記一部とは異なる部分および音響波検出器に接して、音響波検出器が発する熱を側板に伝導させる第2の熱伝導部材とを備えたものであるので、増幅器が発する熱と音響波検出器が発する熱とをプローブ側板の別々の部分に伝熱して効率的に放熱可能となり、よって、プローブ表面の過度な温度上昇を防止できるものとなる。
本発明の一実施形態による光音響計測装置の全体構成を示す概略図 本発明の第1実施形態によるプローブを示す側断面図 図2のプローブの一部を示す斜視図 図2のA−A線に沿った部分の断面形状を示す平断面図 図2のB−B線に沿った部分の断面形状を示す平断面図 本発明の第2実施形態によるプローブを示す側断面図 本発明の第3実施形態によるプローブを示す側断面図 本発明の第4実施形態によるプローブを示す側断面図 本発明の第5実施形態によるプローブを示す側断面図 本発明の第6実施形態によるプローブを示す側断面図 本発明の第7実施形態によるプローブを示す側断面図 本発明の第8実施形態によるプローブを示す側断面図 プローブの筐体の詳しい形状例を示す斜視図 図13のプローブの側面図 本発明の別の実施形態による光音響計測装置の全体構成を示す概略図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳しく説明する。
<第1の実施形態>
まず、本発明の第1の実施形態による光音響計測用プローブ、プローブユニットおよび光音響計測装置について説明する。図1は本実施形態の光音響計測装置10の全体構成を示す概略図である。また、図2、3、4および5はそれぞれ、上記光音響計測装置10に用いられた光音響計測用プローブ(以下、単にプローブという)11を示す側断面図、部分斜視図、図2のA−A線に沿った断面を示す平断面図、および図2のB−B線に沿った断面を示す平断面図である。なお図1において、プローブ11の形状は概略的に示してある。
本実施形態の光音響計測装置10は、一例として、光音響信号に基づいて光音響画像を生成する機能を有するものであり、図1に概略的に示すように、超音波探触子からなるプローブ11、超音波ユニット12、レーザユニット13および表示部14等を備えている。以下、それらの構成要素について順次説明する。
プローブ11は、例えば生体である被検体Mに向けて測定光および超音波を出射する機能と、被検体M内を伝搬する音響波Uを検出する機能とを有する。すなわちプローブ11は、被検体Mに対する超音波の出射(送信)、および被検体Mで反射して戻って来た反射超音波(反射音響波)の検出(受信)を行うことができる。さらにプローブ11は、被検体M内で発生した超音波(光音響波)も検出可能である。
本明細書において「音響波」とは、超音波および光音響波を含む用語である。ここで、「超音波」とはプローブにより送信された弾性波およびその反射波を意味し、「光音響波」とは吸収体65が測定光を吸収することにより発する弾性波を意味する。また、プローブ11が発する音響波は超音波に限定されるものでは無く、被検対象や測定条件等に応じて適切な周波数を選択してさえいれば、可聴周波数の音響波を用いてもよい。なお被検体M内の吸収体65としては、例えば血管、金属部材等が挙げられる。
プローブ11は一般に、セクタ走査対応のもの、リニア走査対応のもの、コンベックス走査対応のもの等が用意され、それらの中から適宜のものが撮像部位に応じて選択使用される。またプローブ11には、後述するレーザユニット13から発せられた測定光であるレーザ光Lを、光出射部40まで導光させる接続部としての光ファイバ60が接続されている。
プローブ11は、図2に詳しく示される通り、音響波検出器である振動子アレイ20と、この振動子アレイ20を間に置いて、振動子アレイ20の両側に各々1つずつ配設された合計2つの光出射部40と、振動子アレイ20および2つの光出射部40等を内部に収容した筐体50とを備えている。
図2に示される通り筐体50は、例えば4つの側板50aによって囲われた筒状の部材と、この筒状の部材の両端を閉じる上板50bおよび底板50dとからなるものである。側板50a、上板50bおよび底板50dは、一例としてABS(acrylonitrile butadiene styrene)樹脂等の合成樹脂から構成されている。なお上板50bには、光出射部40から出射したレーザ光Lを透過させる、例えば合成樹脂やガラス等からなる透明窓50cが嵌め込まれている。側板50a、上板50bおよび底板50dは、一体的に成形されてもよいし、あるいは、別々の部材から構成された後に接合されてもよい。
本実施形態において振動子アレイ20は、超音波送信素子としても機能する。振動子アレイ20は、端子41および配線42を介して、後述するプリアンプ44や、超音波送信用の回路および音響波受信用の回路等と接続されている。
振動子アレイ20は図3に示すように、電気音響変換素子である超音波振動子20aが複数、一方向に並設されてなるものである。これらの超音波振動子20aの並び方向を、「第1の方向」と称することとする。この第1の方向は、図2では紙面に垂直な方向であり、図4では左右方向である。超音波振動子20aは、例えば圧電セラミクス、またはポリフッ化ビニリデン(PVDF)のような高分子フィルムから構成された圧電素子である。超音波振動子20aは、受信した音響波Uを電気信号に変換する機能を有している。なお、振動子アレイ20は音響レンズを含んでもよい。
本実施形態における振動子アレイ20は、上述の通り、複数の超音波振動子20aが一次元に配列されてなるものであるが、複数の超音波振動子20aが二次元に配列されてなる振動子アレイが用いられてもよい。
上記超音波振動子20aは、超音波を送信する機能も有する。すなわち、この超音波振動子20aに交番電圧が印加されると、超音波振動子20aは交番電圧の周波数に対応した周波数の超音波を発生させる。なお、超音波の送信と受信は互いに分離させてもよい。つまり、例えばプローブ11とは異なる位置から超音波の送信を行い、その送信された超音波に対する反射超音波をプローブ11で受信するようにしてもよい。
光出射部40は、光ファイバ60によって導光されたレーザ光Lを被検体Mに向けて出射させる部分である。本実施形態において光出射部40は、光ファイバ60の先端部、つまり測定光の光源であるレーザユニット13から遠い方の端部によって構成されている。図1および図2に示されるように、本実施形態では2つの光出射部40が、振動子アレイ20を間に置いて、振動子アレイ20の例えばエレベーション方向の両側に配置されている。このエレベーション方向とは、複数の超音波振動子20aが一次元に配列された場合、その配列方向(前述した第1の方向)に対して直角で、振動子アレイ20の検出面に平行な方向である。上記エレベーション方向を、「第2の方向」と称することとする。この第2の方向は、図2では左右方向であり、図4では上下方向である。
図2に示される通り光ファイバ60の先端に近い部分は、ファイバ固定部材43によって、筐体50の側板50aの内面に固定されている。このファイバ固定部材43は、例えば合成樹脂からなる直方体状の部材の一表面(図2中で配線42側を向く表面)側に、光ファイバ60を1本ずつ、あるいは複数本ずつ嵌合、固定する溝が形成されたものである。
なお光出射部は、光ファイバ60の先端に光学的に結合させた導光板および拡散板から構成されてもよい。そのような導光板は、例えばアクリル板や石英板から構成することができる。また拡散板としては、マイクロレンズが基板上にランダムに配置されているレンズ拡散板や、例えば拡散微粒子が分散された石英板等を使用することができる。レンズ拡散板としてはホログラフィック拡散板やエンジニアリング拡散板を用いてもよい。
図1に示されるレーザユニット13は、例えばQスイッチアレキサンドライトレーザ等のフラッシュランプ励起Qスイッチ固体レーザを有し、測定光としてのレーザ光Lを発する。レーザユニット13は、例えば超音波ユニット12の制御部34からのトリガ信号を受けてレーザ光Lを出力するように構成されている。レーザユニット13は、1〜100nsec(ナノ秒)のパルス幅を有するパルスレーザ光Lを出力するものであることが好ましい。
レーザ光Lの波長は、計測の対象となる被検体M内の吸収体65の光吸収特性に応じて適宜選択される。例えば計測対象が生体内のヘモグロビンである場合、つまり血管を撮像する場合、一般的にその波長は、近赤外波長域に属する波長であることが好ましい。近赤外波長域とはおよそ700〜850nmの波長域を意味する。しかし、レーザ光Lの波長は当然これに限られるものではない。またレーザ光Lは、単波長のものでもよいし、例えば750nmおよび800nm等の複数波長を含むものでもよい。レーザ光Lが複数の波長を含む場合、これらの波長の光は、同時に出射されてもよいし、交互に切り替えながら出射されてもよい。
なおレーザユニット13は、上に述べたアレキサンドライトレーザの他、同様に近赤外波長域のレーザ光を出力可能なYAG−SHG(Second harmonic generation:第二次高調波発生)−OPO(Optical Parametric Oscillation:光パラメトリック発振)レーザや、Ti−Sapphire(チタン−サファイア)レーザ等を用いて構成することもできる。
光源としての上記レーザユニット13は、プローブ11および光ファイバ60と共にプローブユニットを構成している。
光ファイバ60は、レーザユニット13から出射されたレーザ光Lを、2つの光出射部40まで導く。光ファイバ60は特に限定されず、石英ファイバ等の公知のものを使用することができる。例えば1本の太い光ファイバが用いられてもよいし、あるいは複数の光ファイバが束ねられてなるバンドルファイバが用いられてもよい。一例としてバンドルファイバが用いられる場合、1つにまとめられたファイバ部分の光入射端面から上記レーザ光Lが入射するようにバンドルファイバが配置され、そしてバンドルファイバの2つに分岐されたファイバ部分の各先端部が前述した通り光出射部40を構成する。
超音波ユニット12は、受信回路21、受信メモリ22、データ分離手段23、光音響画像生成部24、超音波画像生成部29、表示制御部30、送信制御回路33および制御部34を有する。
制御部34は、光音響計測装置10の各部を制御するものであり、本実施形態では図示外のトリガ制御回路を備える。このトリガ制御回路は、例えば光音響画像を取得する場合には、レーザユニット13に光トリガ信号を送る。これによりレーザユニット13のQスイッチ固体レーザにおいて励起源のフラッシュランプが点灯し、レーザロッドの励起が開始される。このレーザロッドの励起状態が維持されている間、レーザユニット13はレーザ光Lを出力可能な状態となる。
制御部34は、その後トリガ制御回路からレーザユニット13へQスイッチトリガ信号を送信する。つまり制御部34は、このQスイッチトリガ信号によって、レーザユニット13からのレーザ光Lの出力タイミングを制御する。また制御部34は、Qスイッチトリガ信号の送信と同時に、サンプリングトリガ信号を受信回路21に送信する。このサンプリングトリガ信号は、受信回路21のAD変換器(Analog to Digital convertor)における光音響信号のサンプリングの開始タイミングを規定する。このように、サンプリングトリガ信号を使用することにより、レーザ光Lの出力と同期して光音響信号をサンプリングすることが可能となる。
制御部34は、超音波画像を取得する場合は、送信制御回路33に超音波送信を指示する超音波送信トリガ信号を送信する。送信制御回路33は、超音波送信トリガ信号を受けると、プローブ11から超音波を送信させる。制御部34は、超音波送信のタイミングに合わせて受信回路21にサンプリングトリガ信号を送信し、反射超音波信号のサンプリングを開始させる。
以上述べた光音響画像あるいは超音波画像を取得する際、プローブ11は、被検体Mに対して例えば前述したエレベーション方向に少しずつ位置が変えられて、レーザ光Lあるいは超音波により被検体Mが走査される。そこで上記光音響信号あるいは反射超音波信号のサンプリングはこの走査と同期して、音響波検出ラインを一ラインずつずらしながらなされる。なお上記走査は、術者がプローブ11を手操作で動かすことによってなされてもよいし、あるいは自動走査機構を用いてなされてもよい。
受信回路21は、プローブ11の振動子アレイ20が出力する検出信号を受信し、受信した検出信号を受信メモリ22に格納する。受信回路21は典型的には、低ノイズアンプ、可変ゲインアンプ、ローパスフィルタ、およびAD変換器を含んで構成される。プローブ11の検出信号は、低ノイズアンプで増幅された後に、可変ゲインアンプで深度に応じたゲイン調整がなされ、ローパスフィルタで高周波成分がカットされた後にAD変換器でデジタル信号に変換され、受信メモリ22に格納される。受信回路21は、例えば1つのICで構成される。
本実施形態においてプローブ11は、光音響波の検出信号と反射超音波の検出信号とを出力する。そこで受信メモリ22には、デジタル化された光音響波および反射超音波の検出信号(サンプリングデータ)が格納される。データ分離手段23は、受信メモリ22から光音響波検出信号のサンプリングデータ(光音響データ)を読み出して、光音響画像生成部24に送信する。またデータ分離手段23は、受信メモリ22から反射超音波検出信号のサンプリングデータ(反射超音波データ)を読み出して、超音波画像生成部29に送信する。
光音響画像生成部24は、受信メモリ22に格納された上記光音響データを、プローブ11の振動子アレイ20の位置に応じた遅延時間で互いに加算して1ライン分のデータを再構成し、各ラインの光音響データに基づいて断層画像(光音響画像)のデータを生成する。なお、この光音響画像生成部24は、遅延加算法に代えて、CBP法(Circular Back Projection)により再構成を行うものでもよい。あるいは光音響画像生成部24は、ハフ変換法またはフーリエ変換法を用いて再構成を行うものでもよい。光音響画像生成部24は、上記のようにして生成された光音響画像のデータを表示制御部30に出力する。
以上の説明から明らかな通り、光音響画像生成部24は、本発明の光音響計測装置における信号処理部を構成している。
超音波画像生成部29は、受信メモリ22に格納された反射超音波データに対して、基本的に上記光音響データに対するのと同様の処理を施して、断層画像(超音波画像)のデータを生成する。超音波画像生成部29は、そのようにして生成された超音波画像のデータを表示制御部30に出力する。
表示制御部30は、上記光音響画像のデータに基づいて光音響画像を、また上記超音波画像のデータに基づいて超音波画像を、それぞれ表示部14に表示させる。これら2つの画像は別々に、あるいは合成されて合成画像として表示部14に表示される。後者の場合、表示制御部30は、例えば光音響画像と超音波画像とを重畳させて画像合成を行う。このように、光音響画像に加えて超音波画像を生成、表示させれば、光音響画像では画像化することができない部分を超音波画像において観察可能となる。
次に、以上述べた通りの基本構成を有する光音響計測装置10において、プローブ11が発する熱を効率的に放熱させる構成について説明する。なお、以下で説明するプローブ11における上、下、左、右という方向は、特記しない限り、プローブ11を図2に示すように配置した状態での方向を言うものとする。
プローブ11の振動子アレイ20が出力する検出信号は、前述したように図1に示す受信回路21に入力されるが、光音響波の検出信号は反射超音波の検出信号と比べて微弱であるため、受信回路21の前段で増幅しておくことが望まれる。そのため本実施形態では、図2に示されるように、筐体50内にプリアンプ44(前置増幅器)が設置されている。このプリアンプ44は、前述の配線42を介して振動子アレイ20および上記受信回路21に接続されている。なおプリアンプ44は、例えば1つのIC(Integrated Circuit)で構成される。その場合のICは、プリアンプ44以外の回路を含んで構成されても構わない。
プローブ11においては、本来、振動子アレイ20が発する熱が直接、あるいは上板50bを介して被検体Mに伝わりやすくなっている。この振動子アレイ20に加えて、新たな熱源としてのプリアンプ44が設けられると、被検体Mに接触する振動子アレイ20および上板50bがさらに高温になる可能性があるので、振動子アレイ20および上板50bの温度上昇を抑えることが必要になる。そのためには、プリアンプ44の発熱自体を抑制することも考えられるが、そうした場合は、超音波を送信するために振動子アレイ20に加える印加電圧の低下や、受信回路21における検出信号のサンプリングレートの低下といった、光音響計測装置10の満足度や表示画質に関わる問題が生じる。
そこで本実施形態においては、振動子アレイ20およびプリアンプ44から発生する熱を効率的に放熱させることによって、上記問題を防止可能としている。以下、そのための構成について詳しく説明する。プリアンプ44の左右両側には、高熱伝導性材料からなる第1の熱伝導部材としての伝熱板51が密着固定され、各伝熱板51の一端、他端はそれぞれ、筐体50の向かい合う2つの側板50aの内面に密着固定されている。これら2つの側板50aは、図4における左右の側板50a、つまり前述した第1の方向において向かい合う側板50aである。
ここで、上記の「高熱伝導性材料」とは、一般に、熱伝導率が1W/m・K以上である材料を指すものとする。そのような高熱伝導性材料として具体的には、例えばアルミニウムやステンレス鋼、パナソニックエレクトロニクスデバイス株式会社製の「PGSグラファイトシート」などのパイロリティックグラファイト、さらには3M社(3M Company)製の「3M(登録商標)ハイパーソフト放熱材」で代表される高熱伝導性樹脂等が適用可能である。なお、伝熱板51の一端、他端はそれぞれT字状に加工されて、側板50aとの固定強度が高められている。この固定は、例えば耐熱性の有る接着剤による接着や、あるいはネジ止めによる接合によってなされる。
一方、振動子アレイ20の下部の左右両側には、高熱伝導性材料からなる伝熱板52の上端部がそれぞれ固定されている。伝熱板52は、先に例を挙げた伝熱板51に用いられるものと同様の高熱伝導性材料から構成することができる。この伝熱板52は図に示されるように3か所で折り曲げられた板状のものとされ、各伝熱板52の下端はそれぞれ伝熱部材53の上部に固定されている。
伝熱部材53は一方のものを図5に示す通り、1列に並べて配設された複数の光ファイバ60の周囲に配された部分を有する概略薄い四角筒状のものであり、高熱伝導性材料を用いて構成されている。この高熱伝導性材料としては、例えば銅箔やアルミニウム箔等の金属箔を適用することができる。
各伝熱部材53の下端に近い部分には、それぞれ伝熱板54の一端が固定されている。2つの伝熱板54の各他端は、筐体50の向かい合う2つの側板50aの内面に密着固定されている。つまり伝熱部材53は、ファイバ固定部材43よりも側板50aの基端側(プローブ11の表面と反対側)において、伝熱板54を介して側板50aに固定されている。上記2つの側板50aは、図4における上下の側板50a、つまり前述した第2の方向において向かい合う側板50aである。伝熱板54も、先に例を挙げた伝熱板51に用いられるものと同様の高熱伝導性材料から構成することができる。
以上説明した伝熱板52、伝熱部材53および伝熱板54は、本発明における第2の熱伝導部材を構成している。また伝熱部材53は、複数の光ファイバ60を保護する機能も果たす。特に伝熱部材53が弾性に富む部材から構成された場合は、プローブ11に外部から加わる振動によって光ファイバ60が破損したり、位置ずれを起こしたりすることを防止する効果も得られる。
なお、伝熱板52および伝熱板54の幅は、複数の光ファイバ60を取り囲んでいる上記伝熱部材53の幅とほぼ同じとされている。また、振動子アレイ20に対する伝熱板52の固定、および筐体側板50aに対する伝熱板54の固定は、例えば耐熱性の有る接着剤による接着や、あるいはネジ止めによる接合によってなされる。一方、伝熱板52および伝熱板54の伝熱部材53に対する固定は、例えば耐熱性の有る接着剤による接着によってなされる。
以上の構成において、主にプリアンプ44から発生する熱は伝熱板51を介して、良好に2つの側板50aに伝えられる。また、主に振動子アレイ20から発生する熱は伝熱板52、伝熱部材53および伝熱板54を介して良好に2つの側板50aに伝えられる。合計4つの側板50aは、筐体50の上板50bと比べれば面積が相当大きいので、これらの側板50aから良好に放熱がなされ得る。それにより、被検体Mに接する筐体50の上板50bや振動子アレイ20、さらにはそれらの近辺部分が過度に温度上昇することが防止される。
なお、主にプリアンプ44から発生する熱を、伝熱板51を介して1つの側板50aに伝えるようにしてもよい。また、主に振動子アレイ20から発生する熱を伝熱板52、伝熱部材53および伝熱板54を介して1つの側板50aに伝えるようにしてもよい。
上に列挙した高熱伝導性材料の熱伝導率は、筐体50の材料として多く使われるABS樹脂等の一般的な樹脂と比較すると、通常、金属の場合で2〜3桁程度、高熱伝導性樹脂の場合で1〜2桁程度高い。そこで、筐体自体を伝熱経路とする場合と比べれば、プローブ11の表面(上板50bの表面や振動子アレイ20の表面)の近くで発生する熱を、より効率的にプローブ11の根元側、つまりプローブ表面から遠い側に伝えることが可能になっている。
なお本実施形態では、主に振動子アレイ20から発生する熱を、前述した通りの形状を有する伝熱部材53を介して側板50aに伝熱するようにしているので、前述した第2の方向(エレベーション方向)で考えた場合、振動子アレイ20と側板50aとの間に複数の光ファイバ60が存在していても、上記伝熱がなされ得る。
本実施形態では、主にプリアンプ44から発生する熱を前述した第1の方向、つまり振動子アレイ20における超音波振動子20aのアレイ方向に伝熱させ、主に振動子アレイ20から発生する熱を前述した第2の方向(エレベーション方向)に伝熱させるようにしているが、それとは反対に、主にプリアンプ44から発生する熱を第2の方向(エレベーション方向)に伝熱させ、主に振動子アレイ20から発生する熱を第1の方向(アレイ方向)に伝熱させるようにしてもよい。以上の点は、後述する第2〜第4の実施形態においても同様である。
ただし図4に示される通り、一般に、筐体50の4つの側板50aのうち、上記第2の方向(エレベーション方向)に向かい合う2つの側板50aは、振動子アレイ20にある程度十分な長さが必要になることから、第1の方向(アレイ方向)に向かい合う2つの側板50aと比べて、より幅が広いものとなる。そして通常は、プリアンプ44が発する熱量よりも、振動子アレイ20が発する熱量の方が大である。したがって、主に振動子アレイ20から発生する熱を上記第2の方向(エレベーション方向)に伝熱させて、この第2の方向に向かい合う、より幅が広い2つの側板50aから放熱させる方が、放熱の上でより効率的であると言える。
<第2の実施形態>
次に図6を参照して、本発明の第2の実施形態によるプローブ211について説明する。図6は、本実施形態のプローブ211の側断面形状を示すものである。なおこの図6において、先に説明した図2中のものと同等の要素には同番号を付してあり、それらについての説明は、特に必要の無い限り省略する(以下、同様)。このプローブ211は、図2に示したプローブ11と比べると、第2の熱伝導部材の構成が異なるものである。すなわち本実施形態では、図2のファイバ固定部材43に代えて、高熱伝導性材料から構成されたファイバ固定部材55が適用されている。上記高熱伝導性材料としては、例えばアルミニウムやステンレス鋼、パナソニックエレクトロニクスデバイス株式会社製の「PGSグラファイトシート」などのパイロリティックグラファイト、3M社(3M Company)製の「3M(登録商標)ハイパーソフト放熱材」で代表される高熱伝導性樹脂、さらにはそのような高熱伝導性樹脂の表面に銅箔などの高熱伝導性材料を配したもの等が適用可能である。このファイバ固定部材55は、直方体状の部材の一表面(図6中で配線42側を向く表面)からやや内側に、光ファイバ60を1本ずつ、あるいは複数本ずつ嵌合、固定する溝が形成されてなるものである。
そして伝熱板52は、伝熱部材53に密着固定されると共に、上記ファイバ固定部材55にも密着固定される形状とされている。また伝熱部材53およびファイバ固定部材55は、保持部材としてのフレーム部材56に密着固定され、そしてこのフレーム部材56は筐体50の側板50aの内面に密着固定されている。つまり伝熱部材53およびファイバ固定部材55は、間にフレーム部材56を介して側板50aの内面に固定されている。こうして光ファイバ60の先端に近い部分が、ファイバ固定部材55を介して、筐体50の側板50aの内面に固定されている。フレーム部材56も、先に例を挙げた伝熱板51に用いられるものと同様の高熱伝導性材料から構成されている。
以上述べた伝熱板52、伝熱部材53、ファイバ固定部材55およびフレーム部材56は、本発明における第2の熱伝導部材を構成している。一方、第1の熱伝導部材は、図2の構成におけるのと同様に伝熱板51から構成されている。
以上の構成において、主にプリアンプ44から発生する熱は伝熱板51を介して、良好に2つの側板50aに伝えられる。また、主に振動子アレイ20から発生する熱は伝熱板52、伝熱部材53およびフレーム部材56を介して、さらには伝熱板52、ファイバ固定部材55およびフレーム部材56を介して良好に2つの側板50aに伝えられる。そこで、上記4つの側板50aから良好に放熱がなされ得る。それにより本実施形態においても、被検体Mに接する筐体50の上板50bや振動子アレイ20、さらにはそれらの近辺部分が過度に温度上昇することが防止される。
特に本実施形態では、共に高熱伝導性材料からなるファイバ固定部材55およびフレーム部材56を適用したことにより、第1の実施形態と比較して、第2の熱伝導部材が筐体50の側板50aに接する面積をより大きくすることが可能である。それにより本実施形態のプローブ211は、特に放熱効果が高いものとなる。
<第3の実施形態>
次に図7を参照して、本発明の第3の実施形態によるプローブ311について説明する。図7は、本実施形態のプローブ311の側断面形状を示すものである。このプローブ311は、図6に示したプローブ211と比べると、伝熱板52に代えて、一端部、他端部がそれぞれ振動子アレイ20とファイバ固定部材55に密着固定された伝熱板58が用いられ、また、伝熱部材53が省かれた点で基本的に異なっている。なお伝熱部材53が省かれたことにより、図6の構成におけるフレーム部材56とは若干異なって、単純な板状とされたフレーム部材57が用いられている。
以上の構成において、主にプリアンプ44から発生する熱は伝熱板51を介して、良好に2つの側板50aに伝えられる。また、主に振動子アレイ20から発生する熱は伝熱板58、ファイバ固定部材55およびフレーム部材57を介して良好に2つの側板50aに伝えられる。そこで、上記4つの側板50aから良好に放熱がなされ得る。それにより本実施形態においても、被検体Mに接する筐体50の上板50bや振動子アレイ20、さらにはそれらの近辺部分が過度に温度上昇することが防止される。
<第4の実施形態>
次に図8を参照して、本発明の第4の実施形態によるプローブ411について説明する。図8は、本実施形態のプローブ411の側断面形状を示すものである。このプローブ411は、図7に示したプローブ311と比べると、フレーム部材57が省かれた点で基本的に異なっている。つまりファイバ固定部材55は、直接筐体50の側板50aの内面に密着固定されている。
以上の構成において、主にプリアンプ44から発生する熱は伝熱板51を介して、良好に2つの側板50aに伝えられる。また、主に振動子アレイ20から発生する熱は伝熱板58およびファイバ固定部材55を介して良好に2つの側板50aに伝えられる。そこで、上記4つの側板50aから良好に放熱がなされ得る。それにより本実施形態においても、被検体Mに接する筐体50の上板50bや振動子アレイ20、さらにはそれらの近辺部分が過度に温度上昇することが防止される。
なお、本実施形態のプローブ411と比較すると図7に示したプローブ311は、プローブの根元側まで大きく延びたフレーム部材57を用いている分、第2の熱伝導部材が筐体50の側板50aに接する面積がより大きいので、より放熱効果が高いものとなっている。
<第5の実施形態>
次に図9を参照して、本発明の第5の実施形態によるプローブ511について説明する。図9は、本実施形態のプローブ511の側断面形状を示すものである。このプローブ511は、図2に示した第1実施形態のプローブ11と比べると、伝熱板51および伝熱板52に代えて、振動子アレイ20およびプリアンプ44に密着固定された伝熱板71と、この伝熱板71および伝熱部材53にそれぞれ一端、他端が密着固定された伝熱板72とが用いられている点で異なるものである。
以上の構成において、主にプリアンプ44から発生する熱および、主に振動子アレイ20から発生する熱は、伝熱板71、伝熱板72、伝熱部材53および伝熱板54を介して良好に2つの側板50aに伝えられる。そこで、上記2つの側板50aから良好に放熱がなされ得る。それにより本実施形態においても、被検体Mに接する筐体50の上板50bや振動子アレイ20、さらにはそれらの近辺部分が過度に温度上昇することが防止される。
本実施形態では、主にプリアンプ44および振動子アレイ20から発生する熱を前述した第2の方向(エレベーション方向)に伝熱させるようにしているが、それとは反対に、前述した第1の方向(アレイ方向)に伝熱させるようにしてもよい。以上の点は、後述する第6〜第8の実施形態においても同様である。
<第6の実施形態>
次に図10を参照して、本発明の第6の実施形態によるプローブ611について説明する。図10は、本実施形態のプローブ611の側断面形状を示すものである。このプローブ611は、図6に示した第2実施形態のプローブ211と比べると、伝熱板51および伝熱板52に代えて、振動子アレイ20およびプリアンプ44に密着固定された伝熱板71と、この伝熱板71および伝熱部材53にそれぞれ一端、他端が密着固定された伝熱板72および73とが用いられている点で異なるものである。
以上の構成において、主にプリアンプ44から発生する熱および、主に振動子アレイ20から発生する熱は、伝熱板71、伝熱板73、ファイバ固定部材55およびフレーム部材56の伝熱経路と、伝熱板71、伝熱板72、伝熱部材53およびフレーム部材56の伝熱経路とで良好に2つの側板50aに伝えられる。そこで、上記2つの側板50aから良好に放熱がなされ得る。それにより本実施形態においても、被検体Mに接する筐体50の上板50bや振動子アレイ20、さらにはそれらの近辺部分が過度に温度上昇することが防止される。
<第7の実施形態>
次に図11を参照して、本発明の第7の実施形態によるプローブ711について説明する。図11は、本実施形態のプローブ711の側断面形状を示すものである。このプローブ711は、図7に示した第3実施形態のプローブ311と比べると、伝熱板51および伝熱板58に代えて、振動子アレイ20およびプリアンプ44に密着固定された伝熱板71と、この伝熱板71およびファイバ固定部材55にそれぞれ一端、他端が密着固定された伝熱板72とが用いられている点で異なるものである。
以上の構成において、主にプリアンプ44から発生する熱および、主に振動子アレイ20から発生する熱は、伝熱板71、伝熱板72、ファイバ固定部材55およびフレーム部材57の伝熱経路で良好に2つの側板50aに伝えられる。そこで、上記2つの側板50aから良好に放熱がなされ得る。それにより本実施形態においても、被検体Mに接する筐体50の上板50bや振動子アレイ20、さらにはそれらの近辺部分が過度に温度上昇することが防止される。
<第8の実施形態>
次に図12を参照して、本発明の第8の実施形態によるプローブ811について説明する。図12は、本実施形態のプローブ811の側断面形状を示すものである。このプローブ811は、図8に示した第4実施形態のプローブ411と比べると、伝熱板51および伝熱板58に代えて、振動子アレイ20およびプリアンプ44に密着固定された伝熱板71と、この伝熱板71およびファイバ固定部材55にそれぞれ一端、他端が密着固定された伝熱板72とが用いられている点で異なるものである。
以上の構成において、主にプリアンプ44から発生する熱および、主に振動子アレイ20から発生する熱は、伝熱板71、伝熱板72およびファイバ固定部材55の伝熱経路で良好に2つの側板50aに伝えられる。そこで、上記2つの側板50aから良好に放熱がなされ得る。それにより本実施形態においても、被検体Mに接する筐体50の上板50bや振動子アレイ20、さらにはそれらの近辺部分が過度に温度上昇することが防止される。
以上説明した実施形態のプローブは全て、音響波検出器である振動子アレイ20を間に置いて、その両側に各々光出射部40が1つずつ配設されてなるものであるが、本発明はそのようなプローブに限らず、1つの音響波検出器の両側の少なくとも一方に光出射部が複数配設されてなるプローブや、音響波検出器と光出射部が各々1つだけ設けられてなるプローブや、さらには音響波検出器が複数設けられてなるプローブにも適用可能である。
また、以上説明した各実施形態を示す図面においては、筐体50が全長(筒軸方向の長さ)に亘って断面形状が一定である四角筒状であるものとして示したが、本発明の光音響計測用プローブにおける筐体は、そのような四角筒状のものに限られるものではない。また、筐体50の一部あるいは全部が四角筒状に形成される場合も、完全な四角筒状に限らず、先に説明したような種々の概略四角筒状に形成されてもよい。
図13および図14は、筐体50の形状例を詳細に示すものである。なおこの形状例は、第1の実施形態のプローブ11に適用されたものとして、以下説明を続ける。図13および図14はそれぞれ、本例のプローブ11の斜視形状および側面形状を示している。これらの図に示される通り、筐体50の概略四角筒状に形成された側板50aは、断面が比較的大きくて上板50bに連なる先端側の四角筒状の部分と、比較的長くて断面が比較的小さい四角筒状部分とが筒軸方向に繋がっている形状とされている。プローブ11の使用時には、上記の比較的長い四角筒状部分が術者によって把持される。そしてこの部分に連続して筐体50には円筒状の基部50eが形成されており、さらにこの基部50eに連続して、図2に示した配線42や光ファイバ60等を通過させるスリーブ50fが設けられている。
また、上では光音響画像と共に反射超音波画像も生成、表示可能とされた光音響計測装置10に適用されたプローブ11について説明したが、本発明のプローブは、反射超音波画像の生成、表示は行わず、光音響画像の生成、表示のみを行うように構成された光音響計測装置に適用することも勿論可能である。図15は、そのように構成された光音響計測装置10の一例を示すものである。この図15に示す光音響計測装置10は、図1に示したものと比べると、データ分離手段23、超音波画像生成部29および送信制御回路33が除かれた形のものとなっている。
さらに、以上説明した光音響計測装置10は、光音響画像を生成、表示するように構成されたものであるが、本発明のプローブはその種の光音響計測装置に限らず、検出した光音響波に基づいて何らかの計測を行う光音響計測装置全てに対して適用可能である。すなわち、本発明のプローブを光音響計測装置に適用すれば、前述した通り、被検体Mに接するプローブ表面やその近辺部分が過度に温度上昇することが防止される。
10 光音響計測装置
11、211、311、411、511、611、711、811 プローブ
12 超音波ユニット
13 レーザユニット
14 表示部
20 振動子アレイ
21 受信回路
22 受信メモリ
23 データ分離手段
24 光音響画像生成部
29 超音波画像生成部
30 表示制御部
33 送信制御回路
34 制御部
40 光出射部
43 ファイバ固定部材
44 プリアンプ
50 筺体
50a 筐体の側板
50b 筐体の上板
50d 筐体の底板
51、52、54、58、71、72 伝熱板
53 伝熱部材
55 ファイバ固定部材
56、57 フレーム部材(保持部材)
60 光ファイバ
65 吸収体
L レーザ光(測定光)
M 被検体
U 音響波

Claims (10)

  1. 測定光を被検体に向けて出射させる光出射部と、
    前記測定光を前記光出射部まで導光する光ファイバと、
    前記測定光を吸収した被検体の部分から発せられた音響波を検出する、少なくとも第1の方向に並べて配された複数の電気音響変換素子を含む音響波検出器と、
    前記音響波検出器の出力を増幅する増幅器と、
    側板によって囲われた筒状の部材からなり、内部に前記光出射部、前記光ファイバ、前記音響波検出器、および前記増幅器を収容した筐体とを備えた光音響計測用プローブにおいて、
    前記側板の一部および前記増幅器に接して、前記増幅器が発する熱を前記側板に伝導させる第1の熱伝導部材と、
    前記側板の前記一部とは異なる部分および前記音響波検出器に接して、前記音響波検出器が発する熱を前記側板に伝導させる第2の熱伝導部材と、
    が設けられたことを特徴とする光音響計測用プローブ。
  2. 前記筒状の部材が、少なくとも一部が4つの側板によって囲われた四角筒状のものであり、
    前記第1の熱伝導部材が、前記第1の方向において互いに向かい合う2つの側板の少なくとも一方に接し、
    前記第2の熱伝導部材が、前記第1の熱伝導部材が接している2つの側板とは別の2つの側板の少なくとも一方に接している請求項1記載の光音響計測用プローブ。
  3. 前記第2の熱伝導部材が接している2つの側板の各幅が、前記第1の熱伝導部材が接している2つの側板の各幅よりも大である請求項2記載の光音響計測用プローブ。
  4. 複数の前記光ファイバが、前記筒状の部材の筒軸方向に延び、かつ前記第1の方向と平行な方向に並ぶ状態に配されており、
    前記第2の熱伝導部材が、前記複数の光ファイバの周囲に配された部分を有する請求項1から3いずれか1項記載の光音響計測用プローブ。
  5. 前記複数の光ファイバを前記筐体に固定するファイバ固定部材がさらに設けられ、
    前記ファイバ固定部材よりも前記側板の基端側において、前記第2の熱伝導部材が前記側板に接している請求項1から4いずれか1項記載の光音響計測用プローブ。
  6. 前記第2の熱伝導部材が、前記複数の光ファイバを前記筐体に固定するファイバ固定部材を兼ねている請求項1から5いずれか1項記載の光音響計測用プローブ。
  7. 前記第2の熱伝導部材が保持部材を介して前記側板の内面に接している請求項1から6いずれか1項記載の光音響計測用プローブ。
  8. 2つの前記光出射部を有し、
    前記筒状の部材の先端側に前記音響波検出器が配され、
    前記筒状の部材の先端側において前記2つの光出射部が、前記第1の方向と交わる第2の方向に、前記音響波検出器を間に置く状態に配されている請求項1から7いずれか1項記載の光音響計測用プローブ。
  9. 請求項1から8いずれか1項記載の光音響計測用プローブと、
    測定光を出力する光源と、
    前記測定光を前記光音響計測用プローブの光出射部へ光学的に接続する接続部とを備えてなるプローブユニット。
  10. 請求項1から8いずれか1項記載の光音響計測用プローブと、
    前記光音響計測用プローブが出力する光音響波検出信号に基づいて光音響画像を生成する信号処理部とを備えてなる光音響計測装置。
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