JP6129694B2 - 光音響計測用プローブおよびそれを備えた光音響計測装置 - Google Patents

光音響計測用プローブおよびそれを備えた光音響計測装置 Download PDF

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本発明は、測定対象に当てて光音響波を検出する光音響計測用プローブおよびそれを備えた光音響計測装置に関するものである。
近年、光音響効果を利用した非侵襲の計測法が注目されている。この計測法は、所定の波長(例えば、可視光、近赤外光又は中間赤外光の波長帯域)を有するパルス光を被検体に照射し、被検体内の吸収物質がこのパルス光のエネルギーを吸収した結果生じる弾性波である光音響波を検出して、その吸収物質の濃度を定量的に計測するものである。被検体内の吸収物質とは、例えば血液中に含まれるグルコースやヘモグロビンなどである。また、このような光音響波を検出しその検出信号に基づいて光音響画像を生成する技術は、光音響イメージング(PAI:Photoacoustic Imaging)或いは光音響トモグラフィー(PAT:Photo Acoustic Tomography)と呼ばれる。
従来、このような光音響計測に用いられるプローブとしては、被検体からの光音響波を検出する音響波検出部91と、光ファイバ94や導光板92を含み、これらを使って測定光を導光する導光部と、これらを収容する筺体(ハウジング)93とを備えた、例えば図12のaのようなハンドヘルド型のプローブ9が知られている(特許文献1)。その他、光音響計測用の内視鏡プローブ(特許文献2)や直腸プローブ(特許文献3)も知られている。
特開2012−179350号公報 特開2012−239784号公報 特表2010−509977号公報
しかしながら、特許文献1のようなプローブでは、被検体Hの内部組織(計測対象組織M)を開腹術によって計測する場合に、計測可能な領域が、被検体Hおよびプローブ9が互いに干渉しない範囲に限られてしまう。例えば、開腹口Haと計測対象組織Mの位置関係が図12のbに示される状態であれば、内部組織の開腹口Ha側の上部領域Rが基本的に計測可能な領域となる。この場合、内部組織の側方領域Rについては、プローブ9を横向きに倒すことができないため計測することが難しい。
一方、特許文献2または3のようなプローブは、そもそも管状組織を体空内から計測することを想定したものであるから、操作性や撮像範囲等の観点から開腹術による組織の計測には必ずしも適したものではない。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、従来のハンドヘルド型プローブでは計測が難しい組織領域の計測を可能にするハンドヘルド型の光音響計測用プローブおよびそれを備えた光音響計測装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明のハンドヘルド型の光音響計測用プローブは、
音響波検出部と、測定光を導光する光ファイバが接続された導光板とを収容するヘッド部であって、音響波検出部の検出面と被検体に向けて測定光を出射させる導光板の出射面とが並設されてなる計測面を有するヘッド部と、
光ファイバを収容し、ヘッド部に一端が接続された把持部であって所定の長さを有する把持部とを備え、
計測面が、把持部の長さ方向に対して横を向いていることを特徴とするものである。
そして、本発明のプローブにおいて、光ファイバが接続された導光板の入射面の法線ベクトルは、把持部の長さ方向に沿ってヘッド部から把持部を向いた成分を含むことが好ましい。
また、本発明のプローブにおいて、音響波検出部は、把持部の長さ方向に配列した複数の音響波検出素子からなるアレイ検出部であり、導光板は、上記出射面の長辺が上記素子の配列方向に沿って配置されている構成を採用できる。或いは、本発明のプローブにおいて、音響波検出部は、把持部の長さ方向に垂直な方向に配列した複数の音響波検出素子からなるアレイ検出部であり、導光板は、上記出射面の長辺が上記素子の配列方向に沿って配置されている構成を採用できる。
また、本発明のプローブにおいて、導光板は、測定光を拡散させる拡散構造を導光板の側面に有することが好ましい。この場合、拡散構造は、くさびが把持部の長さ方向に複数配列したくさび構造または複数のドットからなるドット構造であることが好ましい。
また、本発明のプローブにおいて、計測面の向きと把持部の長さ方向との成す角度は30°〜150°であることが好ましく、60°〜120°であることがより好ましい。
また、本発明のプローブは、ヘッド部および把持部は回動可能に接続されていてもよい。この場合、計測面の向きと把持部の長さ方向との成す角度の可変範囲は30°〜150°の範囲内であることが好ましく、60°〜120°の範囲内であることがより好ましい。
また、本発明のプローブにおいて導光板は、音響波検出部を挟み互いに対向する配置で2つ設けられていることが好ましい。
本発明の光音響計測装置は、上記に記載のいずれかのプローブと、
音響波検出部によって検出された光音響信号を処理する信号処理部とを備えることを特徴とするものである。
そして本発明の光音響計測装置において、音響波検出部は、被検体に対して送信された音響波に対する反射音響波を検出するものであり、
信号処理部は、反射音響波の信号に基づいて反射音響波画像を生成するものであることが好ましい。
本発明のハンドヘルド型の光音響計測用プローブおよびそれを備えた光音響計測装置は、計測面が、把持部の長さ方向に対して横を向いているから、プローブの挿入方向に対して横向きの光音響計測が可能となる。この結果、従来のハンドヘルド型プローブでは計測が難しい組織領域の計測が可能になる。
第1の実施形態のプローブの構成を示す概略図である。 音響波検出部の検出面および導光板の出射面から構成される計測面を示す概略図である。 計測面の向きと把持部の長さ方向との成す角を示す概略図である。 プローブの把持部とケーブルの接続部分を示す概略図である。 第1の実施形態のプローブの使用例を示す概略図である。 第1の実施形態のプローブの設計変更例を示す概略図である。 第1の実施形態のプローブの他の設計変更例を示す概略図である。 第2の実施形態のプローブの構成を示す概略図である。 第3の実施形態のプローブの構成を示す概略図である。 第1の実施形態の光音響計測装置の構成を示す概略図である。 第2の実施形態の光音響計測装置の構成を示す概略図である。 従来のプローブの使用例を示す概略図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明するが、本発明はこれに限られるものではない。なお、視認しやすくするため、図面中の各構成要素の縮尺等は実際のものとは適宜異ならせてある。
「プローブの第1の実施形態」
まず本発明の光音響計測用プローブの第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態のプローブ11の構成を示す概略図である。特に、図1のaは、プローブ11の斜視図であり、図1のbは正面図であり、図1のcはX−X面における断面図である。また、図2は、音響波検出部20の検出面Sおよび導光板44の出射面Sから構成される計測面Sを示す概略図である。図3は、計測面Sの向きと把持部11aの長さ方向Dとの成す角θを示す概略図である。
本実施形態のプローブ11は、把持部11aと、把持部11aの幅よりも大きい幅のヘッド部11bとに大別されるハンドヘルド型のプローブである。具体的には、本実施形態のプローブ11は、音響波検出部20と、測定光Lを導光する複数の光ファイバ43aが接続された導光板44とを収容するヘッド部11bと、複数の光ファイバ43aから構成されるバンドルファイバ43を収容し、ヘッド部11bに一端が接続された把持部11aとを備える。把持部11aおよびヘッド部11bの各幅は、把持部11aの長さ方向に垂直な面(図1中のxy平面)内における最大幅をいう。本実施形態では、例としてヘッド部11bの幅が把持部11aの幅よりも大きい場合について説明するが、ヘッド部11bの幅は把持部11aの幅よりも小さくてもよい。ヘッド部11bの幅が把持部11aの幅よりも大きい方が、光ファイバの大きな曲げ半径を許容する内部空間を確保することができる。
把持部11aは、使用者がプローブ11を操作する際に把持する持ち手部分である。把持部11aは、ヘッド部11b(或いはプローブ11)を操作するのに適した長さ(例えば5〜15cm程度)を有する筒状の構造を有し、その一端にヘッド部11bが接続され、他端にはケーブル42が接続されている。把持部11aの内部には、ケーブル42に挿通されたバンドルファイバ43が収容されている。把持部11aは、使用者が持ちやすいように手の形状に合わせて窪みを有していてもよい。
ヘッド部11bは、計測面Sを被検体に当接して実際に計測を行う部分である。
音響波検出部20は、例えば一次元または二次元に配列した複数の超音波振動子(音響波検出素子)から構成される。超音波振動子は、例えば、圧電セラミクス、またはPVDF(ポリフッ化ビニリデン)のような高分子フィルムから構成される圧電素子である。超音波振動子は、音響波を受信した場合にその受信信号を電気信号に変換する機能を有している。なお本明細書において、「音響波」とは超音波および光音響波を含む意味である。ここで、「超音波」とは超音波振動子の振動により被検体内に発生した弾性波およびその反射波を意味し、「光音響波」とは測定光の照射による光音響効果により被検体内に発生した弾性波を意味する。なお、音響波検出部20は、正確な音響波信号を検出するため、音響整合層、音響レンズおよびバッキング材等の公知の音響部材を備えることが好ましい。
導光板44は、例えばPMMA等のアクリル樹脂からなる板または石英板の表面に特殊な加工を施して、一方の端面(入射面S)から入れた光を他方の端面(出射面S)から均一に面発光させる光学部材である。したがって、導光板44の入射面Sには、例えば等間隔で光ファイバ43aが接続されている。これにより、光源から出力された測定光Lは光ファイバ43aおよび導光板44を介して被検体に照射される。本実施形態では、一次元に配列した超音波振動子の配列方向に沿って出射面Sの長辺が配置され、かつ、音響波検出部20を挟むように導光板44が2つ並設されている。導光板44の大きさや形状は、特に制限されないが、音響波検出部20直下の計測対象領域全体に均等に測定光が照射されるように設計することが好ましい。本実施形態では、測定光Lが音響波検出部20の直下に向けて屈折するように、導光板44は出射端部に切り欠き形状を有する。一方、入射面Sは、その法線ベクトルが上記長さ方向Dに沿ってヘッド部11bから把持部11aを向く成分(図1中のz軸正方向の成分)を有するように設定されることが好ましい。従来使用されている出射面と入射面が平行な導光板を単に横にしただけでは、入射面と接続するために光ファイバは大きな曲げ角度で湾曲しなければならない。このように入射面を光ファイバ側に向けることにより、曲げ角度をより小さくして、光ファイバ43aが湾曲することで生じる応力を緩和することができる。
本実施形態では、複数の超音波振動子は把持部11aの長さ方向Dに配列している。また、出射面Sの長辺が、一次元に配列した超音波振動子の配列方向に沿って配置されるように、導光板44は音響波検出部20の横に並んで設けられている。ただし、音響波検出部20と導光板44は密着している必要はない。そして、音響波検出部20の検出面Sと被検体に向けて測定光Lを出射させる導光板44の出射面Sとが並設されてなる計測面S(図2)は、把持部11aの長さ方向D(例えば図1中のz軸方向)に対して横を向いている。計測面Sが上記長さ方向Dに対して横を向いているとは、計測面Sの向きと上記長さ方向Dとの成す角度θ(図3)がおよそ10°〜170°程度であることをいう。角度θは、従来のプローブと相互補完的な計測を可能にするため、30°〜150°であることが好ましく、60°〜120°であることがより好ましい。例えば図1では、角度θが90°である態様を示している。なお、計測面Sの向きとは、計測面の大部分を占めかつ信号受信の方向を規定する検出面Sの向き、つまり検出面Sの法線ベクトルnの向きとする。
本明細書において、把持部11aの長さ方向とは、把持部11aの筒状構造が伸びる方向を意味し、例えばその筒状構造の両端の各中心を結んだ方向を選択する等して、その筒状構造の形状に応じて決定される。通常、光ファイバはまっすぐの状態で筒状構造内に挿入されることを考慮して、図4のようにケーブル42と把持部11aの接続部分Jにおける光ファイバ43aの光軸方向を参酌してもよい。
以上より、本実施形態のハンドヘルド型の光音響計測用プローブは、計測面Sが、把持部11aの長さ方向Dに対して横を向いているから、プローブ11の挿入方向に対して横向きの光音響計測が可能となる。この結果、開腹術において、計測面が把持部の長さ方向を向いている従来のプローブでは計測が難しい組織領域Rの計測が可能になる(図5)。例えば従来のプローブと本発明のプローブを計測対象領域に応じて使い分けることにより、測定対象の組織の計測を相互補完的に様々な方向から行うこともできる。例えば、開腹術により前立腺周囲の神経血管束を観察する場合に有用である。
(設計変更)
上記の説明では、リニア型のプローブについて説明したが、本発明はこれに限られない。本発明は、コンベックス型やセクタ型のプローブにも適用可能である。例えば図6は、本発明が適用されたコンベックス型のプローブの構成を示す概略図である。図6のaは、プローブ51の斜視図であり、図6のbは図1のcと同様の断面図である。
プローブ51も、把持部51aと、把持部51aの幅よりも大きい幅のヘッド部51bとに大別されるハンドヘルド型のプローブである。具体的には、プローブ51は、音響波検出部50と、測定光Lを導光する複数の光ファイバ43aが接続された導光板54とを収容するヘッド部51bと、複数の光ファイバ43aから構成されるバンドルファイバ43を収容し、ヘッド部51bに一端が接続された把持部51aとを備える。特に、プローブ51は、音響波検出部50において超音波振動子が扇状に配列している点で図1のプローブと異なる。
プローブ51においても、音響波検出部50の検出面および導光板54の出射面から構成される計測面は、把持部51aの長さ方向Dに対して横を向いている。なお、プローブ51の計測面Sの向きは、配列中央の超音波振動子の検出面の法線ベクトルnの向きとする。
このようにプローブ51も、計測面が、把持部51aの長さ方向Dに対して横を向いているから、図1のプローブ11と同様の効果を奏する。
また、導光板は、測定光を拡散させる拡散構造を導光板の側面に有することが好ましい。例えば図7は、このような拡散構造Dfを有する導光板の構成例を示す概略図である。図7では音響波検出部の図示は省略している。具体的には、図7の導光板44は、拡散構造Dfとして、細長いくさびが把持部の長さ方向に複数配列したくさび構造を出射面Sに対向する副側面T(比較的面積の小さい側面)に有する。このように拡散構造Dfを有することにより、出射面Sにおけるより均一な面発光が可能となる。また、拡散構造Dfとしては、上記のようなくさび構造に代えて、複数の微小ドットからなるドット構造でもよい。また、樹脂から導光板を形成する場合には、導光板内に金属微粒子等の拡散粒子を分散させて拡散機能をさらに付与することもできる。
「プローブの第2の実施形態」
次に、本発明のプローブの第2の実施形態について説明する。本実施形態のプローブは、音響波検出部20について把持部の長さ方向に垂直な方向に超音波振動子が配列している点で、第1の実施形態と異なる。したがって、第1の実施形態と同様の構成要素についての詳細な説明は、特に必要がない限り省略する。図8は、第2の実施形態のプローブの構成を示す概略図である。特に、図8のaは、プローブ16の斜視図であり、図8のbは正面図であり、図8のcはX−X面における断面図である。
本実施形態のプローブ16は、把持部16aと、把持部16aの幅よりも大きい幅のヘッド部16bとに大別されるハンドヘルド型のプローブである。具体的には、本実施形態のプローブ16は、音響波検出部20と、測定光Lを導光する複数の光ファイバ43aが接続された導光板45とを収容するヘッド部16bと、複数の光ファイバ43aから構成されるバンドルファイバ43を収容し、ヘッド部16bに一端が接続された把持部16aとを備える。
導光板45においても、入射面Sは、その法線ベクトルが上記長さ方向Dに沿ってヘッド部16bから把持部16aを向く成分(図8中のz軸正方向の成分)を有するように設定されている。具体的には図8のcに示されるように、本実施形態では、主側面T(比較的面積の大きい側面)が三次元的に折曲若しくは湾曲することで、入射面Sが光ファイバ側を向くように導光板45が構成されている。なお、入射面Sの法線ベクトルがz軸正方向を向く成分を有するようにするには、導光板45を折曲若しくは湾曲させる他に、導光板45の入射面端部に切り欠きを設けて斜めの面を形成する方法でもよい。また、本実施形態の導光板45の側面にも拡散構造を設けてもよい。
本実施形態では、複数の超音波振動子は把持部16aの長さ方向Dに垂直な方向(図8中のx軸方向)に配列している。また第1の実施形態と同様に、出射面Sの長辺が、一次元に配列した超音波振動子の配列方向に沿って配置されるように、導光板45は音響波検出部20の横に並んで設けられている。そして、音響波検出部20の検出面と導光板45の出射面とが並設されてなる計測面も、把持部16aの長さ方向D(図8中のz軸方向)に対して横を向いている。計測面の向きと上記長さ方向Dとの成す角度の好ましい範囲は第1の実施形態と同様である。例えば図8では、計測面の向きと上記長さ方向Dとの成す角度が90°である態様を示している。
このようにプローブ16も、計測面が、把持部16aの長さ方向Dに対して横を向いているから、図1のプローブ11と同様の効果を奏する。
「プローブの第3の実施形態」
次に、本発明のプローブの第3の実施形態について説明する。本実施形態のプローブは、ヘッド部が回動可能に把持部と接続されている点で、第1の実施形態と異なる。したがって、第1の実施形態と同様の構成要素についての詳細な説明は、特に必要がない限り省略する。図9は、第3の実施形態のプローブの構成を示す概略図である。特に、図9のaは通常の状態のプローブ17の側面図であり、図9のbは回動後の状態のプローブ17の側面図である。
本実施形態のプローブ17において、ヘッド部17bが回転軸47の周りで把持部17aに対して回動可能に接続されている。回動は、例えば光ファイバ等と共にプローブ筺体内に挿通されたワイヤ46を出し入れすることで制御される。或いは、回転軸47がモーターで回動する電動式回動機構であり、当該回動機構を電気回路で制御する回動手法を採用してもよい。把持部17aおよびヘッド部17bの接続部分は、回動に際し隙間ができないように構成されることが好ましい。例えば当該接続部分の筺体を伸縮性材料で形成すればよい。ヘッド部17bの回動に関して、計測面の向きと長さ方向との成す角度の可変範囲は30°〜150°の範囲内であることが好ましく、60°〜120°であることがより好ましい。
このようにプローブ17も、計測面が、把持部17aの長さ方向Dに対して横を向いているから、図1のプローブ11と同様の効果を奏する。また、本実施形態のプローブ17は、ヘッド部が回動するから、計測対象部位の状態に応じて計測中に適宜計測面の向きを変更できる。これにより、プローブの操作性がより向上する。
(設計変更)
上記の説明では、図1のタイプのプローブに回動機構を適用したが、図8のタイプのプローブに回動機構を適用することもできる。
「光音響計測装置の第1の実施形態」
次に、光音響計測装置の第1の実施形態について説明する。本実施形態では、光音響計測装置が、光音響波Uの信号に基づいて光音響画像を生成する光音響画像生成装置である場合について具体的に説明する。図10は、本実施形態の光音響画像生成装置10の構成を示すブロック図である。
本実施形態の光音響画像生成装置10は、第1の実施形態に係るプローブ11、超音波ユニット12、レーザユニット13および表示部14を備える。
<レーザユニット>
レーザユニット13は、Qスイッチ固体レーザ型の光源を有し、測定光Lとしてレーザ光を出力する。レーザユニット13は、ケーブルによってプローブ11と接続されており、出力された測定光Lはプローブ11の出射面から被検体に照射される。レーザユニット13は、例えば、超音波ユニット12の制御部34からのトリガ信号を受けてレーザ光を出力するように構成されている。レーザユニット13は、レーザ光として1〜100nsecのパルス幅を有するパルス光を出力するものであることが好ましい。例えば本実施形態では、レーザユニット13の光源はQスイッチアレキサンドライトレーザである。
レーザ光の波長は、計測の対象となる被検体内の吸収体の光吸収特性によって適宜決定される。例えば計測対象が生体内のヘモグロビンである場合(つまり、血管を撮像する場合)には、一般的にはその波長は近赤外波長域に属する波長であることが好ましい。近赤外波長域とはおよそ700〜850nmの波長域を意味する。しかしながら、レーザ光の波長は当然これに限られるものではない。また、レーザ光は、単波長でもよいし、複数の波長(例えば750nmおよび800nm)を含んでもよい。さらに、レーザ光が複数の波長を含む場合には、これらの波長の光は、同時に計測対象組織Mに照射されてもよいし、交互に切り替えられながら照射されてもよい。レーザユニット13は、アレキサンドライトレーザの他、同様に近赤外波長域のレーザ光を出力可能なYAG−SHG−OPOレーザやTi−Sapphireレーザとすることもできる。
<超音波ユニット>
超音波ユニット12は、受信回路21、AD変換部22、受信メモリ23、光音響画像生成部24、表示制御部30および制御部34を有する。超音波ユニット12が本発明における信号処理部に相当する。
制御部34は、光音響計測装置10の各部を制御するものであり、本実施形態ではトリガ制御回路(図示省略)を備える。トリガ制御回路は、例えば光音響計測装置の起動の際に、レーザユニット13に光トリガ信号を送る。これによりレーザユニット13で、フラッシュランプが点灯し、レーザロッドの励起が開始される。そして、レーザロッドの励起状態は維持され、レーザユニット13はパルスレーザ光を出力可能な状態となる。
そして、制御部34は、その後トリガ制御回路からレーザユニット13へQswトリガ信号を送信する。つまり、制御部34は、このQswトリガ信号によってレーザユニット13からのパルスレーザ光の出力タイミングを制御している。また本実施形態では、制御部34は、Qswトリガ信号の送信と同時にサンプリングトリガ信号をAD変換部22に送信する。サンプリングトリガ信号は、AD変換部22における光音響信号のサンプリングの開始タイミングの合図となる。このように、サンプリングトリガ信号を使用することにより、レーザ光の出力と同期して光音響信号をサンプリングすることが可能となる。
受信回路21は、プローブ11で検出された光音響信号を受信する。受信回路21で受信された光音響信号はAD変換部22に送信される。
AD変換部22は、受信回路21が受信した光音響信号をサンプリングしてデジタル信号に変換する。AD変換部22は、例えば外部から入力する所定周波数のADクロック信号に基づいて、所定のサンプリング周期で受信した光音響信号をサンプリングする。
受信メモリ23は、AD変換部22でサンプリングされた光音響信号を記憶する。そして、受信メモリ23は、プローブ11によって検出された光音響信号のデータを光音響画像生成部24に出力する。
光音響画像生成部24は、例えば受信メモリ23に格納された上記光音響信号データを、超音波振動子の位置に応じた遅延時間で互いに加算して1ライン分のデータを再構成し、各ラインのデータに基づいて断層画像(光音響画像)のデータを生成する。なお、この光音響画像生成部24は、遅延加算法に代えて、CBP法(Circular Back Projection)により再構成を行うものでもよい。あるいは光音響画像生成部24は、ハフ変換法又はフーリエ変換法を用いて再構成を行うものでもよい。光音響画像生成部24は、上記のようにして生成された光音響画像のデータを表示制御部30に出力する。
表示制御部30は、光音響画像生成部24から取得した光音響画像データに基づいて、光音響画像をディスプレイ装置等の表示部14に表示させる。表示制御部30は、プローブ11が二次元配列した振動子アレイを有することまたはプローブ走査により、複数の光音響画像が取得された場合には、例えば、それらの光音響画像に基づいてボリュームデータを作成し、三次元画像として合成画像を表示部14に表示させることもできる。
以上のように、本実施形態の光音響計測装置は、前述したプローブ11を備えるから、プローブ11の挿入方向に対して横向きの光音響計測が可能となる。この結果、開腹術において、計測面が把持部の長さ方向を向いている従来のプローブでは計測が難しい組織領域Rの計測が可能になる。
「光音響計測装置の第2の実施形態」
次に、光音響計測装置の第2の実施形態について説明する。図11は、第2の実施形態の光音響計測装置の構成を示す概略図である。本実施形態は、光音響画像に加えて超音波画像も生成する点で、第1の実施形態と異なる。したがって、第1の実施形態と同様の構成要素についての詳細な説明は、特に必要がない限り省略する。
本実施形態の光音響計測装置10は、プローブ11、超音波ユニット12、レーザユニット13および表示部14を備える。プローブ11、レーザユニット13および表示部14については、第1の実施形態と同様である。
<超音波ユニット>
本実施形態の超音波ユニット12は、図10に示す光音響計測装置の構成に加えて、超音波画像生成部29および送信制御回路33を備える。
本実施形態では、プローブ11は、光音響信号の検出に加えて、被検体に対する超音波の出力(送信)、及び送信した超音波に対する被検体からの反射超音波(反射音響波)の検出(受信)を行う。超音波の送受信を行う超音波振動子としては、音響波検出部20中の超音波振動子を使用してもよいし、超音波の送受信用に別途プローブ11中に設けられた新たな超音波振動子を使用してもよい。また、超音波の送受信は分離してもよい。例えばプローブ11とは異なる位置から超音波の送信を行い、その送信された超音波に対する反射超音波をプローブ11で受信してもよい。
制御部34は、超音波画像の生成時は、送信制御回路33に超音波送信を指示する旨の超音波送信トリガ信号を送る。送信制御回路33は、このトリガ信号を受けると、例えばプローブ11から超音波を送信させる。プローブ11は、超音波の送信後、被検体からの反射超音波を検出する。
プローブ11が検出した反射超音波は、受信回路21を介してAD変換部22に入力される。制御部34は、超音波送信のタイミングに合わせてAD変換部22にサンプリグトリガ信号を送り、反射超音波のサンプリングを開始させる。AD変換部22は、反射超音波のサンプリング信号を受信メモリ23に格納する。光音響信号のサンプリングと、反射超音波のサンプリングとは、どちらを先に行ってもよい。
超音波画像生成部29は、プローブ11の複数の超音波振動子で検出された反射超音波(そのサンプリング信号)に基づいて、再構成処理、検波処理および対数変換処理等の信号処理を施して、超音波画像のデータを生成する。画像データの生成には、光音響画像生成部24における画像データの生成と同様に、遅延加算法などを用いることができる。
表示制御部30は、例えば、光音響画像と超音波画像とを別々に、またはこれらの合成画像を表示部14に表示させる。表示制御部30は、例えば光音響画像と超音波画像とを重畳することで画像合成を行う。
本実施形態では、光音響計測装置は、光音響画像に加えて超音波画像を生成する。したがって、第1の実施形態の効果に加えて、超音波画像を参照することで、光音響画像では画像化することができない部分を観察することができる。
10 光音響計測装置
11 プローブ
11a 把持部
11b ヘッド部
12 超音波ユニット
13 レーザユニット
14 表示部
20 音響波検出部
42 ケーブル
43 バンドルファイバ
43a 光ファイバ
44、45 導光板
46 ワイヤ
47 回転軸
D 把持部の長さ方向
Df 拡散構造
H 被検体
Ha 開腹口
L 測定光
M 計測対象組織
S 計測面
検出面
出射面
入射面
U 光音響波

Claims (15)

  1. 音響波検出部と、測定光を導光する光ファイバが接続された導光板とを収容するヘッド部であって、前記音響波検出部の検出面と被検体に向けて前記測定光を出射させる前記導光板の出射面とが並設されてなる計測面を有するヘッド部と、
    前記光ファイバを収容し、前記ヘッド部に一端が接続された把持部であって所定の長さを有する把持部とを備え、
    前記計測面が、前記把持部の長さ方向に対して横を向いており、
    前記光ファイバが接続された前記導光板の入射面の法線ベクトルが、前記把持部の長さ方向に沿って前記ヘッド部から前記把持部を向いた成分を含むプローブ。
  2. 前記音響波検出部が、前記把持部の長さ方向に配列した複数の音響波検出素子からなるアレイ検出部であり、
    前記導光板が、前記出射面の長辺が前記素子の配列方向に沿って配置されている請求項記載のプローブ。
  3. 前記音響波検出部が、前記把持部の長さ方向に垂直な方向に配列した複数の音響波検出素子からなるアレイ検出部であり、
    前記導光板が、前記出射面の長辺が前記素子の配列方向に沿って配置されている請求項記載のプローブ。
  4. 前記導光板が、前記測定光を拡散させる拡散構造を前記導光板の側面に有する請求項1からいずれか1項記載のプローブ。
  5. 前記拡散構造が、くさびが前記把持部の長さ方向に複数配列したくさび構造または複数のドットからなるドット構造である請求項記載のプローブ。
  6. 前記計測面の向きと前記把持部の長さ方向との成す角度が30°〜150°である請求項1からいずれか1項記載のプローブ。
  7. 前記計測面の向きと前記把持部の長さ方向との成す角度が60°〜120°である請求項記載のプローブ。
  8. 前記ヘッド部および前記把持部が回動可能に接続されている請求項1からいずれか1項記載のプローブ。
  9. 前記計測面の向きと前記把持部の長さ方向との成す角度の可変範囲が30°〜150°の範囲内である請求項記載のプローブ。
  10. 前記可変範囲が60°〜120°の範囲内である請求項記載のプローブ。
  11. 前記導光板が、前記音響波検出部を挟み互いに対向する配置で2つ設けられた請求項1から1いずれか1項に記載のプローブ。
  12. 前記導光板の出射面が、前記検出面に沿って延びる面であり、かつ前記導光板の入射面が、複数の前記光ファイバが配列して接続され、該光ファイバの配列方向に延びる面であり、前記入射面の前記把持部側の一端の方が他端よりも前記出射面に近づくように、前記入射面が前記出射面に対して傾いている請求項1記載のハンドヘルド型のプローブ。
  13. 前記導光板の出射面および入射面が、前記把持部の長さ方向に直交する方向に延びる面であり、前記導光板の入射面が、前記把持部側を向いている請求項1記載のハンドヘルド型のプローブ。
  14. 請求項1から13いずれか1項に記載のプローブと、
    前記音響波検出部によって検出された光音響信号を処理する信号処理部とを備えることを特徴とする光音響計測装置。
  15. 前記音響波検出部が、前記被検体に対して送信された音響波に対する反射音響波を検出するものであり、
    前記信号処理部が、前記反射音響波の信号に基づいて反射音響波画像を生成するものである請求項14記載の光音響計測装置。
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