JP2000231816A - 光源装置およびバックライト装置 - Google Patents
光源装置およびバックライト装置Info
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- JP2000231816A JP2000231816A JP11034241A JP3424199A JP2000231816A JP 2000231816 A JP2000231816 A JP 2000231816A JP 11034241 A JP11034241 A JP 11034241A JP 3424199 A JP3424199 A JP 3424199A JP 2000231816 A JP2000231816 A JP 2000231816A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バックライト装置の小型・薄型化の要請に応
え得る光源装置を提供すること、安価に白色を発光し得
る光源装置およびバックライト装置を提供すること。 【解決手段】 光ファイバー３から一定の放射角で出射
された光は、拡散膜５によって散乱されることによっ
て、冷陰極管からの光に近い散乱光とされる。また、同
時に、それぞれのファイバーから出射される赤色、青
色、緑色の光が混じり合い、白色の光に変換される。
え得る光源装置を提供すること、安価に白色を発光し得
る光源装置およびバックライト装置を提供すること。 【解決手段】 光ファイバー３から一定の放射角で出射
された光は、拡散膜５によって散乱されることによっ
て、冷陰極管からの光に近い散乱光とされる。また、同
時に、それぞれのファイバーから出射される赤色、青
色、緑色の光が混じり合い、白色の光に変換される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示パネルを背面
から光照射するバックライト装置および当該バックライ
ト装置に光を供給する光源装置に関する。
から光照射するバックライト装置および当該バックライ
ト装置に光を供給する光源装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のバックライト装置においては、光
源として、主に、線状光源である冷陰極管が用いられて
いる。かかるバックライト装置は、携帯電話等の携帯型
情報機器等に使用されているが、かかる携帯型情報機器
に対し、近年、小型・薄型化が望まれている。しかしな
がら、かかるバックライト装置に使用される冷陰極管
は、その構造上、小型・薄型化に限界があり、バックラ
イト装置の小型・薄型化に支障が生じている。
源として、主に、線状光源である冷陰極管が用いられて
いる。かかるバックライト装置は、携帯電話等の携帯型
情報機器等に使用されているが、かかる携帯型情報機器
に対し、近年、小型・薄型化が望まれている。しかしな
がら、かかるバックライト装置に使用される冷陰極管
は、その構造上、小型・薄型化に限界があり、バックラ
イト装置の小型・薄型化に支障が生じている。
【０００３】また、バックライト装置をカラー液晶ディ
スプレイ用として用いる場合には、白色の光源が必要と
なる。かかる白色を発光する光源としては、上記冷陰極
管の他、白色ＬＥＤ（Light Emitting Device）がある
が、かかる白色ＬＥＤは高価であり、これを使用する
と、バックライト装置全体の製造コストの上昇を引き起
こす結果となる。
スプレイ用として用いる場合には、白色の光源が必要と
なる。かかる白色を発光する光源としては、上記冷陰極
管の他、白色ＬＥＤ（Light Emitting Device）がある
が、かかる白色ＬＥＤは高価であり、これを使用する
と、バックライト装置全体の製造コストの上昇を引き起
こす結果となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、バ
ックライト装置の小型・薄型化の要請に応え得る光源装
置を提供することを第１の課題とする。また、かかる小
型・薄型化の要請に応えながら安価に白色を発光し得る
光源装置およびバックライト装置を提供することを第２
の課題とする。
ックライト装置の小型・薄型化の要請に応え得る光源装
置を提供することを第１の課題とする。また、かかる小
型・薄型化の要請に応えながら安価に白色を発光し得る
光源装置およびバックライト装置を提供することを第２
の課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み本発明は
以下の特徴を有する。
以下の特徴を有する。
【０００６】請求項１に記載の発明は、少なくとも１つ
のＬＥＤと、出射端をほぼ直線状に配すると共に入射端
を前記ＬＥＤに対向するように配した複数の光ファイバ
ーと、前記ＬＥＤと前記光ファイバーの入射端を光学的
に連結する光連結手段とを有することを特徴とする光源
装置である。
のＬＥＤと、出射端をほぼ直線状に配すると共に入射端
を前記ＬＥＤに対向するように配した複数の光ファイバ
ーと、前記ＬＥＤと前記光ファイバーの入射端を光学的
に連結する光連結手段とを有することを特徴とする光源
装置である。
【０００７】請求項２に記載の発明は、請求項１におい
て、前記ＬＥＤを赤色、青色、緑色を発する３種類のＬ
ＥＤとし、当該各ＬＥＤから光が入射される各色毎の光
ファイバーが出射端において異なる色同士が互いに隣り
合うように配列されていることを特徴とする。
て、前記ＬＥＤを赤色、青色、緑色を発する３種類のＬ
ＥＤとし、当該各ＬＥＤから光が入射される各色毎の光
ファイバーが出射端において異なる色同士が互いに隣り
合うように配列されていることを特徴とする。
【０００８】請求項３に記載の発明は、請求項２におい
て、赤色、青色、緑色の各ＬＥＤに流れる電流をそれぞ
れ独立して変化させる電流調整手段が配されていること
を特徴とする。
て、赤色、青色、緑色の各ＬＥＤに流れる電流をそれぞ
れ独立して変化させる電流調整手段が配されていること
を特徴とする。
【０００９】請求項４に記載の発明は、請求項２または
３の何れかの光源装置を光源として用いるバックライト
装置であって、側面から入射された光を上面から出射す
る導光板と、前記光ファイバーから前記導光板に入射さ
れる光を散乱させる光散乱手段とを有することを特徴と
する。
３の何れかの光源装置を光源として用いるバックライト
装置であって、側面から入射された光を上面から出射す
る導光板と、前記光ファイバーから前記導光板に入射さ
れる光を散乱させる光散乱手段とを有することを特徴と
する。
【００１０】請求項５に記載の発明は、請求項４におい
て、前記光散乱手段は、前記導光板の入射面と前記光フ
ァイバーの出射端との間に配されていることを特徴とす
る。
て、前記光散乱手段は、前記導光板の入射面と前記光フ
ァイバーの出射端との間に配されていることを特徴とす
る。
【００１１】請求項６に記載の発明は、請求項４または
５において、前記光散乱手段は、前記導光板の下面に配
されている乱反射手段であることを特徴とする。
５において、前記光散乱手段は、前記導光板の下面に配
されている乱反射手段であることを特徴とする。
【００１２】請求項７に記載の発明は、請求項１の光源
装置を光源として用いるバックライト装置であって、側
面から入射された光を上面から出射する導光板と、当該
導光板の入射側面と前記光ファイバーの出射端との間に
配された光散乱手段とを備えることを特徴とする。
装置を光源として用いるバックライト装置であって、側
面から入射された光を上面から出射する導光板と、当該
導光板の入射側面と前記光ファイバーの出射端との間に
配された光散乱手段とを備えることを特徴とする。
【００１３】請求項８に記載の発明は、請求項６または
７において、前記導光板の下面には、当該導光板の入射
面から離れるに従って上面側に接近する複数の傾斜部が
配されており、前記光ファイバーは、前記出射端の光軸
が前記上面に平行よりも前記上面方向または下面方向に
向くように配されていることを特徴とする。
７において、前記導光板の下面には、当該導光板の入射
面から離れるに従って上面側に接近する複数の傾斜部が
配されており、前記光ファイバーは、前記出射端の光軸
が前記上面に平行よりも前記上面方向または下面方向に
向くように配されていることを特徴とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【００１５】図１は、本実施の形態の上面図である。な
お、本実施の形態は、白色を発光し得るバックライト装
置に本発明を適用したものである。
お、本実施の形態は、白色を発光し得るバックライト装
置に本発明を適用したものである。
【００１６】図において、１Ｒ、１Ｇ、１Ｂはそれぞれ
赤色、緑色、青色を発光するＬＥＤである。２Ｒ、２
Ｇ、２Ｂは、ＬＥＤ１Ｒ、１Ｇ、１Ｂから出射される放
射状の光を平行光に変更するためのコリメータレンズで
ある。３Ｒ１〜３Ｒｎ、３Ｇ１〜３Ｇｎ、３Ｂ１〜３Ｂ
ｎは光ファイバーで、それぞれ出射端がほぼ直線状に配
列されており、また、各ファイバーの入射端は、光ファ
イバー３Ｒ１〜３Ｒｎが赤色ＬＥＤ１Ｒに対向し、光フ
ァイバー３Ｇ１〜３Ｇｎが緑色ＬＥＤ１Ｇに対向し、光
ファイバー３Ｂ１〜３Ｂｎが青色ＬＥＤ１Ｂに対向する
ように配されている。ここで、各ＬＥＤ１Ｒ〜１Ｇに対
向する光ファイバーの入射端は、ＬＥＤの光軸周辺に局
所的に配置されている。これにより、各ＬＥＤからの光
が各光ファイバーに対しほぼ均等な光量で入射されるよ
うになる。
赤色、緑色、青色を発光するＬＥＤである。２Ｒ、２
Ｇ、２Ｂは、ＬＥＤ１Ｒ、１Ｇ、１Ｂから出射される放
射状の光を平行光に変更するためのコリメータレンズで
ある。３Ｒ１〜３Ｒｎ、３Ｇ１〜３Ｇｎ、３Ｂ１〜３Ｂ
ｎは光ファイバーで、それぞれ出射端がほぼ直線状に配
列されており、また、各ファイバーの入射端は、光ファ
イバー３Ｒ１〜３Ｒｎが赤色ＬＥＤ１Ｒに対向し、光フ
ァイバー３Ｇ１〜３Ｇｎが緑色ＬＥＤ１Ｇに対向し、光
ファイバー３Ｂ１〜３Ｂｎが青色ＬＥＤ１Ｂに対向する
ように配されている。ここで、各ＬＥＤ１Ｒ〜１Ｇに対
向する光ファイバーの入射端は、ＬＥＤの光軸周辺に局
所的に配置されている。これにより、各ＬＥＤからの光
が各光ファイバーに対しほぼ均等な光量で入射されるよ
うになる。
【００１７】４は導光板で、アクリル樹脂やポリカーボ
ネートのような合成樹脂にて射出成形される。かかる導
光板４の外観を図２に示す。同図（ａ）は側面図、同図
（ｂ）は裏面図である。同図において、光は左側の側面
４ａから入射される。かかる導光板４には、下面４ｂに
複数の傾斜部４ｃが形成されており、各傾斜部４ｃの幅
は入射側面４ａから離れるに従って小さくなるように設
定されている。また、下面４ｂと端部４ｄおよび横側面
４ｅには反射膜が形成されている。さらに、入射側面４
ａには、光透過性の拡散膜５が形成されている。
ネートのような合成樹脂にて射出成形される。かかる導
光板４の外観を図２に示す。同図（ａ）は側面図、同図
（ｂ）は裏面図である。同図において、光は左側の側面
４ａから入射される。かかる導光板４には、下面４ｂに
複数の傾斜部４ｃが形成されており、各傾斜部４ｃの幅
は入射側面４ａから離れるに従って小さくなるように設
定されている。また、下面４ｂと端部４ｄおよび横側面
４ｅには反射膜が形成されている。さらに、入射側面４
ａには、光透過性の拡散膜５が形成されている。
【００１８】図３に、導光板４の入射側面４ａに対する
光ファイバー出射端の配列を示す。図において、Ｒは赤
色ＬＥＤ１Ｒからの光を入射された光ファイバの出射
端、Ｇは緑色ＬＥＤ１Ｇからの光を入射された光ファイ
バの出射端、Ｂは青色ＬＥＤ１Ｂからの光を入射された
光ファイバの出射端を示す。図示のように、赤、青、緑
の光ファイバを一定の順番で互いに接近させて配してお
くと、各光ファイバーからの光強度が等しければ、各出
射端において白色に近い発光を得ることができる。特
に、出射光同図（ａ）または（ｂ）のように、一連の全
ての光ファイバを近接させて配すると、入射側面全域に
渡って、ほぼ白色に近い線光源を得ることができる。
光ファイバー出射端の配列を示す。図において、Ｒは赤
色ＬＥＤ１Ｒからの光を入射された光ファイバの出射
端、Ｇは緑色ＬＥＤ１Ｇからの光を入射された光ファイ
バの出射端、Ｂは青色ＬＥＤ１Ｂからの光を入射された
光ファイバの出射端を示す。図示のように、赤、青、緑
の光ファイバを一定の順番で互いに接近させて配してお
くと、各光ファイバーからの光強度が等しければ、各出
射端において白色に近い発光を得ることができる。特
に、出射光同図（ａ）または（ｂ）のように、一連の全
ての光ファイバを近接させて配すると、入射側面全域に
渡って、ほぼ白色に近い線光源を得ることができる。
【００１９】図４に、各ＬＥＤの発光輝度を調整するた
めの電流調整回路の一例を示す。各可変抵抗器を調整す
ることによりＬＥＤ１Ｒ〜１Ｂに流入する電流量を変化
させることができ、これにより各ＬＥＤの発光輝度を調
整することができる。
めの電流調整回路の一例を示す。各可変抵抗器を調整す
ることによりＬＥＤ１Ｒ〜１Ｂに流入する電流量を変化
させることができ、これにより各ＬＥＤの発光輝度を調
整することができる。
【００２０】図５に、本実施の形態にかかるバックライ
ト装置の光学作用を模式的に示す。同図（ａ）は、光フ
ァイバーの出射端の光軸を上面４ｆに平行にした場合を
示すものである。光ファイバー３から一定の放射角で出
射された光は、拡散膜５によって散乱されることによっ
て、従来の冷陰極管からの光に近い状態の散乱光とされ
る。また、同時に、それぞれのファイバーから出射され
る赤色、青色、緑色の光が混じり合い、白色の光に変換
される。
ト装置の光学作用を模式的に示す。同図（ａ）は、光フ
ァイバーの出射端の光軸を上面４ｆに平行にした場合を
示すものである。光ファイバー３から一定の放射角で出
射された光は、拡散膜５によって散乱されることによっ
て、従来の冷陰極管からの光に近い状態の散乱光とされ
る。また、同時に、それぞれのファイバーから出射され
る赤色、青色、緑色の光が混じり合い、白色の光に変換
される。
【００２１】このように、散乱された状態で導光板４に
入射された光は、その一部が上面または下面に達する。
この内、下面４ｂに達した光は、傾斜面４ｃによって、
光の進行方向が、水平面で反射される場合よりも上面４
ｂ側に指向するようにして反射される。このため、上面
４ｆに入射される光は、傾斜面４ｃで反射を繰り返す度
に、上面４ｆに対する入射角が小さくなり、やがて入射
角が全反射角よりも小さくなった時に、上面４ｆから出
射される。
入射された光は、その一部が上面または下面に達する。
この内、下面４ｂに達した光は、傾斜面４ｃによって、
光の進行方向が、水平面で反射される場合よりも上面４
ｂ側に指向するようにして反射される。このため、上面
４ｆに入射される光は、傾斜面４ｃで反射を繰り返す度
に、上面４ｆに対する入射角が小さくなり、やがて入射
角が全反射角よりも小さくなった時に、上面４ｆから出
射される。
【００２２】ここで、拡散膜５によって光が十分に拡散
される場合には、図５（ａ）に示すように光ファイバー
出射端の光軸が上面４ｂに平行であっても、これまでの
冷陰極管と同様に拡散光を得ることができる。しかしな
がら、拡散膜５による拡散が不十分である場合には、光
ファイバー出射端からの光は冷陰極管からの光よりも放
射角が小さい状態で導光板４内に光が入射されることに
なる。このため、図５（ａ）のように、出射端の光軸が
上面４ｆに平行である場合には、導光板４内に入射され
た光の内、入射側面４ａに近い部分で上面４ｆに達する
光は、その殆どが全反射され、このため、入射側面４ａ
に近い上面４ｆからは十分な発光輝度が得られなくな
る。
される場合には、図５（ａ）に示すように光ファイバー
出射端の光軸が上面４ｂに平行であっても、これまでの
冷陰極管と同様に拡散光を得ることができる。しかしな
がら、拡散膜５による拡散が不十分である場合には、光
ファイバー出射端からの光は冷陰極管からの光よりも放
射角が小さい状態で導光板４内に光が入射されることに
なる。このため、図５（ａ）のように、出射端の光軸が
上面４ｆに平行である場合には、導光板４内に入射され
た光の内、入射側面４ａに近い部分で上面４ｆに達する
光は、その殆どが全反射され、このため、入射側面４ａ
に近い上面４ｆからは十分な発光輝度が得られなくな
る。
【００２３】したがって、かかる場合には、図５（ｂ）
または（ｃ）に示すように、出射端の光軸を上面４ｆに
水平よりも上面側または下面側に傾斜させるようにすれ
ばよい。これにより、入射側面４ａに近い部分で上面４
ｆに達する光の入射角が図５（ａ）の場合よりも小さく
なり、当該部分の発光輝度を向上させることができる。
または（ｃ）に示すように、出射端の光軸を上面４ｆに
水平よりも上面側または下面側に傾斜させるようにすれ
ばよい。これにより、入射側面４ａに近い部分で上面４
ｆに達する光の入射角が図５（ａ）の場合よりも小さく
なり、当該部分の発光輝度を向上させることができる。
【００２４】なお、上記実施例では導光板４の傾斜部４
ｃの幅を端部４ｄに向かうにつれて小さくなるように設
定したが、これは、端部４ｄ側では導光板４内を進行す
る光、すなわち上面４ｆから出射されずに上面４ｆと下
面４ｂとの間で全反射を繰り返して進行する光を端部４
ｆ側にて上面４ｆから効率よく出射させるためのもので
ある。
ｃの幅を端部４ｄに向かうにつれて小さくなるように設
定したが、これは、端部４ｄ側では導光板４内を進行す
る光、すなわち上面４ｆから出射されずに上面４ｆと下
面４ｂとの間で全反射を繰り返して進行する光を端部４
ｆ側にて上面４ｆから効率よく出射させるためのもので
ある。
【００２５】以上、本実施の形態によれば、赤色、青
色、緑色の比較的安価なＬＥＤを用いながら、白色の面
発光を実現することができ、しかも、光ファイバーによ
り導光板に光を入射させるものであるから、導光板４が
極めて薄型化したとしても、導光板に効率よく光を入射
させることができる。
色、緑色の比較的安価なＬＥＤを用いながら、白色の面
発光を実現することができ、しかも、光ファイバーによ
り導光板に光を入射させるものであるから、導光板４が
極めて薄型化したとしても、導光板に効率よく光を入射
させることができる。
【００２６】ところで、本実施の形態によれば、ＬＥＤ
の発光輝度を適当に調整することにより上記のように白
色の面発光を得ることができるが、各ＬＥＤの流入電流
をボリューム摘み等で外部から調整できるようにすれ
ば、ユーザの好みに応じた色の面発光を実現することが
できるようにもなる。
の発光輝度を適当に調整することにより上記のように白
色の面発光を得ることができるが、各ＬＥＤの流入電流
をボリューム摘み等で外部から調整できるようにすれ
ば、ユーザの好みに応じた色の面発光を実現することが
できるようにもなる。
【００２７】また、上記実施の形態では、赤、青、緑の
３つのＬＥＤにて白色を実現する例を示したが、白色が
必要ない場合には２色または１色のＬＥＤに置き換えれ
ばよく、さらにコストの上昇を容認して薄型化の要請の
みに対応するのであれば、白色のＬＥＤを代用すること
もできる。この場合、ＬＥＤは３つ設ける必要はなく、
十分な発光輝度が得られれば、単一または２つのＬＥＤ
から光ファイバーにより導光板に光を導くようにしても
良い。
３つのＬＥＤにて白色を実現する例を示したが、白色が
必要ない場合には２色または１色のＬＥＤに置き換えれ
ばよく、さらにコストの上昇を容認して薄型化の要請の
みに対応するのであれば、白色のＬＥＤを代用すること
もできる。この場合、ＬＥＤは３つ設ける必要はなく、
十分な発光輝度が得られれば、単一または２つのＬＥＤ
から光ファイバーにより導光板に光を導くようにしても
良い。
【００２８】さらに、上記実施の形態では、拡散膜を導
光板４の入射側面４ａのみに配する構成としたが、赤、
青、緑の光を混ぜようとする場合には、拡散膜を導光板
４の下面または上面に単独でまたはそれぞれ同時に配す
ることもできる。
光板４の入射側面４ａのみに配する構成としたが、赤、
青、緑の光を混ぜようとする場合には、拡散膜を導光板
４の下面または上面に単独でまたはそれぞれ同時に配す
ることもできる。
【００２９】本発明は、これらの実施形態に限らず、さ
らに種々の変更が可能であることは言うまでもない。た
とえば、ＬＥＤとして、半球部を含む外囲器の付いたＬ
ＥＤの代わりにチップ型のＬＥＤを用いてもよい。ま
た、各色ＬＥＤの発光の強度の違いにより、各色導光用
の光ファイバーの数や太さを変えてもよい。
らに種々の変更が可能であることは言うまでもない。た
とえば、ＬＥＤとして、半球部を含む外囲器の付いたＬ
ＥＤの代わりにチップ型のＬＥＤを用いてもよい。ま
た、各色ＬＥＤの発光の強度の違いにより、各色導光用
の光ファイバーの数や太さを変えてもよい。
【００３０】
【発明の効果】本発明によれば、バックライト装置の小
型・薄型化の要請に応え得る光源装置を実現することが
できる。また、赤色、青色、緑色の比較的安価なＬＥＤ
を用いながら、白色の面発光を実現することができる。
型・薄型化の要請に応え得る光源装置を実現することが
できる。また、赤色、青色、緑色の比較的安価なＬＥＤ
を用いながら、白色の面発光を実現することができる。
【図１】実施の形態の構成を示す図
【図２】実施の形態に係る導光板を示す図
【図３】実施の形態に係る光ファイバーの配列を示す図
【図４】実施の形態に係る電流調整回路を示す図
【図５】実施の形態の光学作用を示す図
１Ｒ 赤色ＬＥＤ １Ｇ 緑色ＬＥＤ １Ｂ 青色ＬＥＤ ２Ｒ コリメータレンズ ２Ｇ コリメータレンズ ２Ｂ コリメータレンズ ３ 光ファイバー ４ 導光板 ４ａ 導光板の入射側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 真人 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 Ｆターム(参考） 2H091 FA14Z FA23Z FA24Z FA26Z FA31Z FA45Z LA11 5F041 AA11 AA47 EE03 EE11 EE23 EE25 FF11 5G435 AA04 AA18 BB04 BB15 EE27 FF06 FF08 FF11 GG23
Claims (8)
- 【請求項１】 少なくとも１つのＬＥＤと、出射端をほ
ぼ直線状に配すると共に入射端を前記ＬＥＤに対向する
ように配した複数の光ファイバーと、前記ＬＥＤと前記
光ファイバーの入射端を光学的に連結する光連結手段と
を有することを特徴とする光源装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記ＬＥＤを赤色、
青色、緑色を発する３種類のＬＥＤとし、当該各ＬＥＤ
から光が入射される各色毎の光ファイバーが出射端にお
いて異なる色同士が互いに隣り合うように配列されてい
ることを特徴とする光源装置。 - 【請求項３】 請求項２において、赤色、青色、緑色の
各ＬＥＤに流れる電流をそれぞれ独立して変化させる電
流調整手段が配されていることを特徴とする光源装置。 - 【請求項４】 請求項２または３の光源装置を光源とし
て用いるバックライト装置であって、側面から入射され
た光を上面から出射する導光板と、前記光ファイバーか
ら前記導光板に入射される光を散乱させる光散乱手段と
を有することを特徴とするバックライト装置。 - 【請求項５】 請求項４において、前記光散乱手段は、
前記導光板の入射面と前記光ファイバーの出射端との間
に配されていることを特徴とするバックライト装置。 - 【請求項６】 請求項４または５において、前記光散乱
手段は、前記導光板の下面に配されている乱反射手段で
あることを特徴とするバックライト装置。 - 【請求項７】 請求項１の光源装置を光源として用いる
バックライト装置であって、側面から入射された光を上
面から出射する導光板と、当該導光板の入射側面と前記
光ファイバーの出射端との間に配された光散乱手段とを
備えることを特徴とするバックライト装置。 - 【請求項８】 請求項６または７において、前記導光板
の下面には、当該導光板の入射面から離れるに従って上
面側に接近する複数の傾斜部が配されており、前記光フ
ァイバーは、前記出射端の光軸が前記上面に平行よりも
前記上面方向または下面方向に向くように配されている
ことを特徴とするバックライト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11034241A JP2000231816A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 光源装置およびバックライト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11034241A JP2000231816A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 光源装置およびバックライト装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000231816A true JP2000231816A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12408674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11034241A Pending JP2000231816A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 光源装置およびバックライト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000231816A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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