JP5870743B2 - 地点別気圧値収集方法、地点別気圧値収集プログラム及び地点別気圧値収集装置 - Google Patents

地点別気圧値収集方法、地点別気圧値収集プログラム及び地点別気圧値収集装置 Download PDF

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Description

本件は、地点別気圧値収集方法、地点別気圧値収集プログラム及び地点別気圧値収集装置に関する。
従来、携帯電話やスマートフォン、あるいはその他の携帯端末では、歩行者の現在位置を地図上に表示したり、歩行者の現在位置に対応した情報(現在位置付近で役立つ情報など)を表示するサービスが提供されている。
この場合、歩行者の現在位置の検出には、GPS(Global Positioning System)を利用するのが一般的である。しかしながら、GPSによる位置検出においては、水平方向(緯度・経度)に比べて高さ方向(標高)の検出精度が悪い。このため、歩行者がビルの中などにいる場合には、ビルの何階にいるのかを正確に検出するのが難しい。
これを解決するため、最近では、携帯端末で気圧を測定し、当該測定された気圧に基づいて、高さ情報を得る方法が提案されている(特許文献1、2参照)。
なお、特許文献1には、ビルの基準高さ(例えば、1階)における気圧データなどの測定値と、現在位置における測定値と、を比較することによって、現在位置がビルの何階であるのかを表示する方法について開示されている。また、特許文献2には、車両に搭載した気圧計のデータに基づいて標高および道路勾配を測定する方法が開示されている。
特開2002−286492号公報 特開2005−69841号公報
気圧データは時々刻々と変化するものである。このため、現在位置の高さを正確に推定するには、ビルの基準高さにおける測定値が常に最新であることが望ましい。
しかしながら、上記特許文献1ではビルの基準高さ(1階)における気圧を計測するために、ユーザがビルの1階において意図的に気圧を計測するための操作を行う必要がある。また、ユーザはビルに入る際にビルの1階部分を必ず通過するとは限らないという問題がある。
なお、地表における気圧値を正確に知ることができれば、上述したようなユーザが存在している高さ(階数)を検出する以外にも、様々な分野において利用することができると考えられる。
そこで本件は上記の課題に鑑みてなされたものであり、地点別の気圧値を精度良く収集することが可能な地点別気圧値収集方法、地点別気圧値収集プログラム及び地点別気圧値収集装置を提供することを目的とする。
本発明者は、地点別に地表近くで気圧値を収集する方法について鋭意研究した結果、車両は人よりも地表近くに存在している可能性が高いことから、車両に搭載した気圧計を利用することが有効であることに気づいた。また、本発明者は、高速で移動する車両や立体駐車場に駐車した状態の車両に搭載された気圧計の計測値は、地表における正確な気圧値であるとは言えないことに気づいた。
そこで、本発明者は、以下のような地点別気圧値収集方法、地点別気圧値収集プログラム及び地点別気圧値収集装置を提案する。
本明細書に記載の地点別気圧値収集方法は、車両に搭載された気圧計によ計測により得られた気圧値と、該計測を行なった地点の位置情報と、該計測を行なった時点の車両の速度情報とを、取得する取得工程と、取得した前記気圧値のうち、前記車両の速度がゼロよりも大きく且つ所定速度よりも小さいときに計測された気圧値、及び/又は、前記車両の速度がゼロであった期間が所定期間よりも短く且つ前記車両の速度がゼロであるときに計測された気圧値を抽出する抽出工程と、抽出した前記気圧値に基づいて、地点別の気圧値を収集する収集工程と、をコンピュータが実行する地点別気圧値収集方法である。
本明細書に記載の地点別気圧値収集プログラムは、車両に搭載された気圧計によ計測により得られた気圧値と、該計測を行なった地点の位置情報と、該計測を行なった時点の車両の速度情報とを、取得し、取得した前記気圧値のうち、前記車両の速度がゼロよりも大きく且つ所定速度よりも小さいときに計測された気圧値、及び/又は、前記車両の速度がゼロであった期間が所定期間よりも短く且つ前記車両の速度がゼロであるときに計測された気圧値を抽出し、抽出した前記気圧値に基づいて、地点別の気圧値を収集する、処理をコンピュータに実行させる地点別気圧値収集プログラムである。
本明細書に記載の地点別気圧値収集装置は、車両に搭載された気圧計によ計測により得られた気圧値と、該計測を行なった地点の位置情報と、該計測を行なった時点の車両の速度情報とを、取得する取得部と、取得した前記気圧値のうち、前記車両の速度がゼロよりも大きく且つ所定速度よりも小さいときに計測された気圧値、及び/又は、前記車両の速度がゼロであった期間が所定期間よりも短く且つ前記車両の速度がゼロであるときに計測された気圧値を抽出する抽出部と、抽出した前記気圧値に基づいて、地点別の気圧値を収集する収集部と、を備えている。
本明細書に記載の地点別気圧値収集方法、地点別気圧値収集プログラム及び地点別気圧値収集装置は、地点別の気圧値を精度良く収集することができるという効果を奏する。
一実施形態に係る情報提供システムの構成を概略的に示す図である。 図2(a)は、携帯端末のブロック図であり、図2(b)は、車載端末のブロック図である。 サーバのハードウェア構成図である。 サーバの機能ブロック図である。 位置・気圧DBを示す図である。 気圧値一時保存DBを示す図である。 地図DBを示す図である。 ビルDBを示す図である。 取得・登録部の処理を示すフローチャート(その1)である。 取得・登録部の処理を示すフローチャート(その2)である。 処理部の一連の処理を示すフローチャートである。 図11のステップS64の具体的な処理を示すフローチャートである。 図12の処理を説明するための図である。
以下、一実施形態について、図1〜図13に基づいて詳細に説明する。図1には、一実施形態に係る情報提供システム100の構成が概略的に示されている。
図1に示すように、情報提供システム100は、携帯端末10と、車載端末20と、地点別気圧値収集装置としてのサーバ30と、を備えている。これら携帯端末10、車載端末20及びサーバ30は、インターネットなどのネットワーク80に接続されている。
携帯端末10は、携帯電話やスマートフォンなどの、ユーザが携帯可能な端末である。この携帯端末10は、図2(a)のブロック図に示すように、通信部11と、気圧センサ12と、測位センサ14と、表示装置16と、入力装置18と、を有する。なお、図2(a)では、携帯端末10が有する通話機能やインターネット機能、メール機能などを実現するための構成についての図示を省略している。
通信部11は、サーバ30との通信が可能なネットワークインタフェースである。気圧センサ12は、気圧値を電気信号に変換可能なセンサを用いることができる。すなわち、気圧センサ12としては、例えば携帯端末10への組み込みが容易な半導体型の気圧センサなどを用いることができる。測位センサ14としては、例えばGPS受信機を用いることができる。なお、屋内においても測位を行う場合には、無線LANの信号を利用した測位センサ等を携帯端末10に組み込むこととしてもよい。なお、測位センサ14としては、緯度、経度、標高などの絶対位置を検出可能なその他の装置を採用することとしてもよい。表示装置16は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイを含む。入力装置18は、キーボードやタッチパネルを含む。
なお、携帯端末10が図2(a)のいずれかの機能を予め備えている場合には、当該機能を利用することとしてもよい。
図1に戻り、車載端末20は、車両に搭載される端末であり、図2(b)に示すように、通信部21と、気圧計としての気圧センサ22と、測位センサ24と、速度センサ26と、を有する。
通信部21、気圧センサ22及び測位センサ24は、上述した携帯端末10の通信部11、気圧センサ12及び測位センサ14と同様であるものとする。
速度センサ26は、車両から車速パルスを取得することが可能なセンサであるものとする。ただし、これに限らず、測位センサ24としてGPS受信機を用いる場合には、GPS受信機により検出される位置の変化に基づいて速度を算出することとしてもよい。
なお、車載端末20は車載用のPCあるいはカーナビゲーション装置によって実現することができる。また、車両が、通信部21、気圧センサ22、測位センサ24、速度センサ26と代替可能な機能を別途有している場合には、当該機能を利用することとしてもよい。
図1に戻り、サーバ30は、携帯端末10と車載端末20とから情報を取得し、当該情報から携帯端末10の位置(携帯端末10を保有するユーザがビルの何階にいるか)を検出する。また、サーバ30は、検出した携帯端末10の位置の情報を携帯端末10に対して提供する。
図3には、サーバ30のハードウェア構成が示されている。この図3に示すように、サーバ30は、CPU290、ROM292、RAM294、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))296、及び可搬型記憶媒体用ドライブ299等を備えており、サーバ30の構成各部は、バス298に接続されている。サーバ30では、ROM292あるいはHDD296に格納されているプログラム(地点別気圧値収集プログラムを含む)、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ299が可搬型記憶媒体291から読み取ったプログラム(地点別気圧値収集プログラムを含む)をCPU290が実行することにより、図4の各部の機能が実現される。
図4には、サーバ30の機能ブロック図が示されている。図4に示すように、サーバ30は、CPU290がプログラムを実行することにより、取得部、抽出部、収集部としての取得・登録部34、及び推定部としての処理部36、の機能を実現する。なお、図4には、HDD296あるいはRAM294に格納されている各種DB(データベース)についても図示されている。
取得・登録部34は、車載端末20の通信部21から送信されてくる情報(位置、気圧値、速度)を取得し、必要な情報のみを取捨選択して位置・気圧DB42に格納する。
ここで、位置・気圧DB42は、図5に示すように、「日時」、「緯度」、「経度」、「標高」、「気圧値」、「気圧値(海面高換算)」の各フィールドを有している。「日時」のフィールドには、気圧値の取得日時(年月日時分)が入力され、「緯度」、「経度」、「標高」の各フィールドには、気圧値を取得したときに測位センサ24において取得された緯度、経度、標高が入力される。「気圧値」のフィールドには、気圧センサ22において計測された気圧値(実測値)が入力される。「気圧値(海面高換算)」のフィールドには、取得・登録部34が、標高の値に基づいて、気圧値(実測値)を海面高(標高0m)における気圧値に換算した結果が入力される。
なお、取得・登録部34は、情報の取捨選択の際に、気圧値一時保存DB44を用いるものとする。気圧値一時保存DB44は、図6に示すようなデータ構造を有している。具体的には、気圧値一時保存DB44は、「日時」、「車両ID」、「緯度」、「経度」、「標高」、「速度」、「気圧値」、「使用不可フラグ」の各フィールドを有している。「日時」のフィールドには、気圧値の取得日時(月日時分秒)が入力され、「車両ID」のフィールドには、気圧値等の情報を送信してきた車載端末ごとに割り振られているID(車両を一意に識別する識別情報)が入力される。また、「速度」のフィールドには、気圧値を取得した際の車両の速度(速度センサ26により計測される)が入力される。「使用不可フラグ」のフィールドには、気圧値などのデータを使用できないか否かを示すフラグが入力される。この「使用不可フラグ」のフィールドには、具体的には、データが使用不可の場合に「1」、使用できる場合に「0」が入力されるものとする。その他のフィールドは、位置・気圧DB42と同様である。
処理部36は、位置・気圧DB42と、地図DB46と、ビルDB48と、に基づいて、携帯端末10の高さ位置(ビルの何階に存在しているか)を判断し、当該判断結果を携帯端末10に対して送信する。ここで、地図DB46は、図7に示すようなデジタル地図であるものとする。処理部36は、地図DB46と、携帯端末10から送信されてくる緯度、経度の情報とを用いることで、携帯端末10がビル内に存在しているのか、存在しているならどのビル内であるかを推定することができる。なお、図7の場合、携帯端末10の位置が星印で示す位置(東経139.80000°、北緯35.50000°)である場合、携帯端末10がCビルの中に存在しているということがわかる。
ビルDB48は、図8に示すように、ビル名、基準高さ、ビルの高さ、階数の各フィールドを有する。「基準高さ」のフィールドには、ビルの1階(地表面)の高さ(標高)が入力される。「ビルの高さ」のフィールドには、ビルの鉛直方向に関する寸法が入力される。「階数」のフィールドには、ビルの総階数が入力される。なお、ビルDB48は、都市計画図等に基づいて予め用意されているデータベースであるものとし、時間の経過に応じて適宜追加、修正されるものとする。
次に、本実施形態のサーバ30の処理について、図9〜図12のフローチャートに沿って、その他図面を適宜参照しつつ詳細に説明する。
(取得・登録部34の処理)
まず、図9、図10のフローチャートに沿って、取得・登録部34の処理について説明する。なお、図9、図10の処理は、取得・登録部34において同時並行的に実行される処理であるものとする。
図9の処理では、取得・登録部34は、まず、ステップS10において、車両ID、位置、速度、気圧値のデータを車載端末20(通信部21)から受信する。なお、各車載端末20では、所定の時間間隔で位置、速度、気圧を計測し、当該計測結果を車両IDとともに取得・登録部34に対して送信しているものとする。
次いで、ステップS12では、取得・登録部34は、ステップS10で取得したデータのうち速度のデータが閾値以下であるか否かを判断する。なお、ここでの閾値としては、略ゼロ(例えば5km/h)の値を採用することができる。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS16に移行するが、ここでの判断が否定された場合には、ステップS14に移行する。
ステップS14に移行した場合(S12:否定)、取得・登録部34は、データ無効化処理を行う。すなわち、ステップS10で取得したデータを破棄する。その後は、ステップS30に移行する。なお、ステップS30では、取得・登録部34が処理終了か否かを判断するが、ここでの判断が否定された場合には、ステップS10に戻る。
一方、ステップS12の判断が肯定され、ステップS16に移行した場合には、取得・登録部34は、速度が0であるか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合、すなわち、速度が0より大きく、閾値(5km/h)よりも小さい場合には、ステップS17に移行する。なお、ステップS17〜S19の処理については後述する。
一方、ステップS16の判断が肯定されて、ステップS20に移行した場合(速度0の場合)には、取得・登録部34は、時刻、車両ID、位置、速度、気圧の各データを気圧値一時保存DB44に一時保存する。なお、この一時保存の段階では、気圧値一時保存DB44の使用不可フラグのフィールドには「0」が入力される。
次いで、ステップS22では、取得・登録部34は、車両IDごとに時刻をキーとして、気圧値一時保存DB44のデータを並べ替える。
次いで、ステップS24では、取得・登録部34は、ステップS20で一時保存されたデータと同一の車両IDのデータのうちの最も古いデータとに基づいて、気圧値一時保存DB44に一時保存されてからの経過時間が閾値以上となったか否かを判断する。この場合の閾値は、例えば、3分などであるとする。ここでの判断が否定された場合、すなわち、車両が停止した後、所定の時間(例えば、3分)が経過していない場合にはステップS10に戻る。
一方、ステップS24の判断が肯定された場合、すなわち、車両の停止時間が閾値(例えば、3分)以上となった場合には、ステップS28に移行する。なお、ここでの判断が肯定される場合とは、車両が駐車している可能性が高いことを意味する。ステップS28に移行すると、取得・登録部34は、気圧値一時保存DB44の、経過時間が閾値以上となった車両の全データの使用不可フラグをオン(=1)にする。その後は、ステップS30に移行する。なお、ステップS30の判断が否定された場合には、ステップS10に戻る。
前述したステップS16の判断が否定された場合には、ステップS17において、取得・登録部34が、同一車両IDのデータが一時保存されており、使用不可フラグがオフ(=0)であるか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS18に移行する。ステップS18では、取得・登録部34は、一時保存されている直近の時刻、位置、気圧値のデータを位置・気圧DB42に登録し、気圧値一時保存DB44から同一車両IDのデータをすべて削除する。なお、取得・登録部34は、一時保存されている気圧値及び標高に基づいて「気圧値(海面高換算)」を算出し、当該気圧値(海面高換算)についても位置・気圧DB42に登録するものとする。その後は、ステップS19に移行する。
ステップS17の判断が否定された後、あるいは上述したステップS18の処理が終了した後は、取得・登録部34は、ステップS19に移行する。ステップS19では、取得・登録部34が、ステップS10で受信した時刻、位置、気圧値のデータを位置・気圧DB42に登録する。なお、取得・登録部34は、計測された気圧及び標高に基づいて「気圧値(海面高換算)」を算出し、位置・気圧DB42に登録するものとする。
なお、ステップS17〜S19の処理では、取得・登録部34は、車両が短時間停車した後に発進した場合(S17:肯定)、停車中に計測された気圧等のデータを位置・気圧DB42に登録する(S18)とともに、発進直後に計測された気圧等のデータを位置・気圧DB42に登録する(S19)。また、ステップS17〜S19の処理では、取得・登録部34は、車両が長時間駐車した後に発進した場合又は車両が直前に停車していない場合(S17:否定)に、低速走行中に計測された気圧等のデータを位置・気圧DB42に登録する(S19)。なお、ステップS19では、取得・登録部34は、取得した気圧値のうち、車両の速度がゼロより大きく閾値(所定速度(例えば5km/h))よりも小さいときに計測された気圧値を抽出し、当該抽出された気圧値に基づいて、地点別の気圧値を収集しているといえる。
ステップS19の後は、取得・登録部34は、ステップS30に移行する。ステップS30では、取得・登録部34は、前述のように終了か否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS10に戻るが、肯定された場合には、図9の全処理を終了する。
以上のように、図9の処理を行うことで、車載端末20において計測されたデータのうち、低速走行中において計測された気圧値を含むデータと、短時間の停車中(路上での信号待ちなどの停車中)において計測された気圧値を含むデータと、を位置・気圧DB42に登録することができる。これにより、本実施形態では、高速走行中に計測された気圧(ベルヌーイの定理等により、地表における正確な気圧が計測されない場合や、走行風の影響を受けて正確な気圧が計測されない場合)や、立体駐車場などに駐車した車両の車載端末20において計測された気圧(地表における気圧ではない可能性がある)が、位置・気圧DB42に登録されないようになっている。
次に、図10の処理について説明する。この図10の処理は、位置・気圧DB42に登録されているデータのうち、登録されてから長時間経過したデータを削除する処理である。
図10の処理では、まず、ステップS40において、取得・登録部34が、位置・気圧DB42のうちの1つのデータを特定する。ここでは、例えば、位置・気圧DB42の最初のデータを特定するものとする。
次いで、ステップS42では、取得・登録部34は、データ登録(気圧等が計測された時刻)からの時間が閾値以上であるか否かを判断する。ここでの閾値としては、例えば、10分などの時間を採用することができる。このステップS42の判断が否定された場合には、ステップS46に移行する。一方、ステップS42の判断が肯定された場合には、ステップS44に移行する。
ステップS44に移行すると、取得・登録部34は、位置・気圧DB42から、登録(気圧等が計測された時刻)からの時間が閾値以上となったデータを削除する。その後は、ステップS46に移行する。
ステップS46に移行した場合、取得・登録部34は、次のデータを特定し、ステップS42に戻る。以降は、ステップS42〜S46の処理・判断を繰り返す。
以上のような処理を行うことで、取得・登録部34は、位置・気圧DB42に登録されている気圧等のデータのうちの古いデータ(現在の気圧との差異が大きい可能性のある気圧データ)を破棄することができる。
(処理部36の処理)
次に、図11、図12に基づいて、処理部36の処理について詳細に説明する。図11は、処理部36の一連の処理を示すフローチャートであり、図12は、図11のステップS64の具体的な処理を示すフローチャートである。
図11の処理では、まず、ステップS50において、処理部36は、携帯端末10(通信部11)から位置、気圧値のデータを受信する。なお、携帯端末10のユーザは、携帯端末10において現在位置の情報等を閲覧したい場合に、携帯端末10の入力装置18を介してその旨を入力するものとする。また、携帯端末10の通信部11は、当該入力があった場合に、気圧センサ12及び測位センサ14の計測結果をサーバ30(処理部36)に対して送信するものとする。
次いで、ステップS52では、処理部36が、地図DB46(図7)を参照する。すなわち、ステップS50で受信した携帯端末10の位置が地図DB46上のどの位置であるかを照合する。次いで、ステップS54では、処理部36が、携帯端末10の位置がビルの存在する位置であるか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、処理部36は、ステップS56に移行し、階数値を1にセットした後、ステップS74に移行する。
一方、ステップS54の判断が肯定された場合、すなわち、ビルの存在する位置に携帯端末10が存在している場合には、処理部36は、ステップS58に移行する。ステップS58では、処理部36は、携帯端末10の位置の路面高度(H)に値をセットする。例えば、携帯端末10がCビル内に存在している場合には、図8のビルDB48より、基準高さ30mが、Hとしてセットされる。
次いで、ステップS60では、処理部36が、位置・気圧DB42を参照する。この場合、処理部36は、携帯端末10の位置と位置・気圧DB42内に登録されているデータの位置とを照合する。
次いで、ステップS62では、処理部36が、携帯端末10の位置と一致するデータが存在するか否かを判断する。なお、このステップS62では、処理部36は、携帯端末10の位置から所定の誤差範囲に含まれている位置のデータがある場合には、一致するデータが存在すると判断するものとする。このステップS62の判断が肯定された場合には、ステップS66に移行するが、位置が一致するデータが存在せず、ステップS62の判断が否定された場合には、ステップS64の補間処理のサブルーチンに移行する。
ステップS64の補間処理のサブルーチンに移行した場合、処理部36は、図12のフローチャートに沿った処理を実行する。
図12の処理では、まず、ステップS80において、処理部36は、現在の携帯端末10の位置に基づいて、近傍3地点の位置、気圧値(海面高換算)を抽出する。次いで、ステップS82では、処理部36は、近傍3地点の位置、気圧値(海面高換算)を用いて現在位置における気圧値(海面高換算)を求める。以下、ステップS82の処理について、詳細に説明する。なお、以下で用いる気圧値は、全て海面高換算した気圧値であるものとする。
図13は、現在の携帯端末10の位置を星印で示すとともに、ステップS80で抽出された近傍3地点を黒丸印で示す模式図である。図13では、近傍点として抽出された3地点のうち、現在位置(星印)に最も近い点を近傍点0として、近傍点0の座標を(0,0)、気圧値を(0)としている。また、近傍点1、近傍点2の近傍点0に対する相対座標値、相対気圧値を求め、近傍点1の座標を(x1,y1)、気圧値を(p1)とし、近傍点2の座標を(x2,y2)、気圧値を(p2)としている。さらに、現在の携帯端末10の相対座標値を (xt,yt)、気圧値を(pt)としている。なお、X軸方向が経度方向であり、Y軸方向が緯度方向であるとする。
この場合において、X軸方向(経度方向)の気圧変化率をa、Y軸方向(緯度方向)の気圧変化率をbとすると、次式(1)、(2)の連立方程式が成り立つ。
a×x1+b×y1=p1 …(1)
a×x2+b×y2=p2 …(2)
上式(1),(2)よりa,bを求めると、次式(3)、(4)のようになる。
a=(y2×p1−y1×p2)/(x1×y2−x2×y1) …(3)
b=(x2×p1−x1×p2)/(x2×y1−x1×y2) …(4)
以上よりa,bは定数となるため、気圧値pt(近傍点0を基準とする相対気圧値)は、次式(5)にて表すことができる。
pt=a×xt+b×yt …(5)
したがって、位置(xt,yt)における絶対気圧値ptaは、近傍点0の気圧値(実測値)をp0とすると、次式(6)より求めることができる。
pta=pt+p0 …(6)
以上のように、ステップS64では、近傍3地点の位置及び気圧値のデータから、現在の携帯端末10の位置における気圧値を推定(補間)することができる。すなわち、補間処理では、処理部36は、収集した地点別の気圧値(位置・気圧DB42に登録されている気圧値)に基づいて、収集できていない地点(位置・気圧DB42に登録されていない地点)の気圧値を推定することができる。上記のようにしてステップS64の補間処理が終了した場合には、図11のステップS66に移行する。また、ステップS62の判断が肯定された場合にも、ステップS66に移行する。
ステップS66に移行した場合、処理部36は、現在の携帯端末10の位置における気圧値(海面高換算)P(t0)にステップS50で受信した気圧値又はステップS64で算出された気圧値をセットする。
次いで、ステップS68では、処理部36が、ビルDB48を参照する。次いで、ステップS70では、処理部36が、現在の携帯端末10の位置のビルの1階当たり高度差h(i)を算出する。この場合、図8のCビルであれば、250m/50階=5(m/階)が、h(i)として算出される。
次いで、ステップS72では、処理部36が、現在の携帯端末10の位置の階数を計算し、階数値に値をセットする。この場合、気圧/高度変化係数をd[hPa/m]とすると、現在の携帯端末10の位置のビル1階の気圧推定値P(t1)は、次式(7)にて求めることができる。
P(t1)=P(t0)+d×H …(7)
したがって、現在の携帯端末10の位置の階数F(t)は、携帯端末10の気圧データをP(t)とすると、次式(8)にて求めることができる。
F(t)=[(P(t)−P(t1))/d/h(i)+1] …(8)
なお、上式(8)の[α]は、αを四捨五入した値を意味する。
上記のようにして階数値に値がセットされた後(ステップS56又はステップS72の処理が行われた後)は、処理部36は、ステップS74に移行する。ステップS74では、携帯端末10に対して、階数値を送信する。
ステップS76に移行すると、処理部36は、処理終了であるか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS50に戻り、上記と同様の処理を繰り返す。一方、ステップS76の判断が肯定された場合には、図11の全処理を終了する。なお、携帯端末10では、サーバ30から送信されてきた階数値を取得した段階で、当該階数値に関連する情報を、表示装置16上に表示するものとする。例えば、表示装置16上には、携帯端末10が存在する階のフロアマップが表示されたり、携帯端末10が存在する階の情報(例えば店舗のクーポン券など)が表示されたりする。
以上のように、処理部36が、図11、図12の処理を実行することで、携帯端末10の存在する階数を高精度に推定することが可能となり、携帯端末10のユーザは、当該推定結果に応じた情報を取得することが可能となる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、取得・登録部34は、車両に搭載された気圧センサ22により計測された気圧値と、該計測を行なった地点の位置と、該計測を行なった時点の車両の速度とを、取得し、取得した気圧値のうち、車両の速度が閾値(例えば5km/h)よりも小さいときに計測された気圧値を抽出し、地点別の気圧値を収集する。これにより、本実施形態では、車両の速度が速い場合のように、車両がビルの1階における気圧値を正確に取得できない状態にある場合に取得された気圧値以外の気圧値を地点別の気圧値として収集するので、地点別の気圧値を精度良く収集することができる。したがって、本実施形態では、精度よく収集された地点別の気圧値を用いることで、携帯端末10の存在する階数を精度よく検出することが可能となる。
また、本実施形態では、取得・登録部34は、車両を一意に識別する識別情報(車両ID)も取得し、車両の速度がゼロであるときに計測された気圧値については、同一の車両から次に取得される速度がゼロよりも大きく所定速度(例えば5km/h)よりも小さい速度で、かつ当該車両の速度がゼロであった期間が所定期間(例えば3分)よりも短かった場合に、抽出する。これにより、本実施形態では、車両が停車していた可能性の高いときに気圧センサ22で検出された気圧値を地点別の気圧値として収集するので、速度の影響、高度の影響を受けていない可能性の高い気圧値を収集することができる。
また、本実施形態では、位置・気圧DB42に登録されている地点別の気圧値に基づいて、収集できていない地点の気圧値を推定する(補間する)。これにより、携帯端末10が存在している地点の気圧値が収集できていない場合であっても、携帯端末10の存在するビルの階数を精度良く推定することができる。
なお、上記実施形態では、処理部36は、携帯端末10に対して階数値を通知する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、処理部36が階数値に基づいて、携帯端末10に対して通知すべき情報(フロアマップや店舗情報など)を収集し、携帯端末10に提供することとしてもよい。
なお、上記実施形態では、立体駐車場に駐車した前後(立体駐車場内を移動している間)における気圧値が位置・気圧DB42に格納されるのを排除するため、取得・登録部34は、駐車(速度が0である時間が所定時間以上)の前後数分における気圧値を位置・気圧DB42に格納しないようにしてもよい。
なお、上記実施形態では取得・登録部34が位置・気圧DB42に登録したデータを用いて携帯端末10が存在する階数を推定する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、位置・気圧DB42を用いて、気圧の急激な変化を検知し、前線の接近等のローカル気象予報に利用することとしてもよい。また、位置・気圧DB42と生物の観察データとをつき合わせて、生物の挙動に気圧が及ぼす影響を調査することとしてもよい。また、位置・気圧DB42と店舗での売上データとつき合わせて、ある商品の売れ行きに気圧が及ぼす影響を調査したり、NOxなどの有害物質の濃度観測データとつき合わせて、有害物質濃度と気圧の関係を調査することとしてもよい。また、位置・気圧DB42と地域の病気発生率とをつき合わせて、気圧と病気発生率の関係を調査することとしてもよい。このように、高精度に検出される各地点における気圧値が登録された位置・気圧DB42を用いることで、様々な分野において応用することができる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) 車両に搭載された気圧計により計測された気圧値と、該計測を行なった地点の位置情報と、該計測を行なった時点の車両の速度情報とを、取得する取得工程と、
前記取得した気圧値のうち、前記車両の速度が所定速度よりも小さいときに計測された気圧値を抽出する抽出工程と、
前記抽出した気圧値に基づいて、地点別の気圧値を収集する収集工程と、をコンピュータが実行することを特徴とする地点別気圧値収集方法。
(付記2) 前記取得工程では、前記車両を一意に識別する識別情報も取得し、
前記抽出工程では、前記車両の速度がゼロであるときに計測された気圧値については、当該車両と識別情報が同一の車両から次に取得される速度がゼロよりも大きく前記所定速度よりも小さい速度で、かつ当該車両の速度がゼロであった期間が所定期間よりも短かった場合に、抽出することを特徴とする付記1に記載の地点別気圧値収集方法。
(付記3) 前記収集工程で収集した前記地点別の気圧値に基づいて、当該収集工程で収集できていない地点の気圧値を推定する推定工程を前記コンピュータが更に実行することを特徴とする付記1又は2に記載の地点別気圧値収集方法。
(付記4) 車両に搭載された気圧計により計測された気圧値と、該計測を行なった地点の位置情報と、該計測を行なった時点の車両の速度情報とを、取得し、
前記取得した気圧値のうち、前記車両の速度が所定速度よりも小さいときに計測された気圧値を抽出し、
前記抽出した気圧値に基づいて、地点別の気圧値を収集する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする地点別気圧値収集プログラム。
(付記5) 前記取得する処理では、前記車両を一意に識別する識別情報も取得し、
前記抽出する処理では、前記車両の速度がゼロであるときに計測された気圧値については、当該車両と識別情報が同一の車両から次に取得される速度がゼロよりも大きく前記所定速度よりも小さい速度で、かつ当該車両の速度がゼロであった期間が所定期間よりも短かった場合に、抽出することを特徴とする付記4に記載の地点別気圧値収集プログラム。
(付記6) 前記収集する処理で収集した前記地点別の気圧値に基づいて、当該収集する処理で収集できていない地点の気圧値を推定する処理を前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする付記4又は5に記載の地点別気圧値収集プログラム。
(付記7) 車両に搭載された気圧計により計測された気圧値と、該計測を行なった地点の位置情報と、該計測を行なった時点の車両の速度情報とを、取得する取得部と、
前記取得した気圧値のうち、前記車両の速度が所定速度よりも小さいときに計測された気圧値を抽出する抽出部と、
前記抽出した気圧値に基づいて、地点別の気圧値を収集する収集部と、を備える地点別気圧値収集装置。
(付記8) 前記取得部は、前記車両を一意に識別する識別情報も取得し、
前記抽出部は、前記車両の速度がゼロであるときに計測された気圧値については、当該車両と識別情報が同一の車両から次に取得される速度がゼロよりも大きく前記所定速度よりも小さい速度で、かつ当該車両の速度がゼロであった期間が所定期間よりも短かった場合に、抽出することを特徴とする付記7に記載の地点別気圧値収集装置。
(付記9) 前記収集部が収集した前記地点別の気圧値に基づいて、当該収集部が収集できていない地点の気圧値を推定する推定部を更に備える付記7又は8に記載の地点別気圧値収集装置。
30 サーバ(地点別気圧値収集装置)
34 取得・登録部(取得部、抽出部、収集部)
36 処理部(推定部)

Claims (5)

  1. 車両に搭載された気圧計によ計測により得られた気圧値と、該計測を行なった地点の位置情報と、該計測を行なった時点の車両の速度情報とを、取得する取得工程と、
    取得した前記気圧値のうち、前記車両の速度がゼロよりも大きく且つ所定速度よりも小さいときに計測された気圧値、及び/又は、前記車両の速度がゼロであった期間が所定期間よりも短く且つ前記車両の速度がゼロであるときに計測された気圧値を抽出する抽出工程と、
    抽出した前記気圧値に基づいて、地点別の気圧値を収集する収集工程と、をコンピュータが実行することを特徴とする地点別気圧値収集方法。
  2. 前記取得工程、前記車両を一意に識別する識別情報も取得し、
    前記抽出工程、前記車両の速度がゼロであるときに計測された気圧値については、当該車両と識別情報が同一の車両から次に取得される速度がゼロよりも大きく前記所定速度よりも小さい速度となる場合に、抽出することを特徴とする請求項1に記載の地点別気圧値収集方法。
  3. 前記収集工程で収集した前記地点別の気圧値に基づいて、当該収集工程で収集できていない地点の気圧値を推定する推定工程を前記コンピュータが更に実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の地点別気圧値収集方法。
  4. 車両に搭載された気圧計によ計測により得られた気圧値と、該計測を行なった地点の位置情報と、該計測を行なった時点の車両の速度情報とを、取得し、
    取得した前記気圧値のうち、前記車両の速度がゼロよりも大きく且つ所定速度よりも小さいときに計測された気圧値、及び/又は、前記車両の速度がゼロであった期間が所定期間よりも短く且つ前記車両の速度がゼロであるときに計測された気圧値を抽出し、
    抽出した前記気圧値に基づいて、地点別の気圧値を収集する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする地点別気圧値収集プログラム。
  5. 車両に搭載された気圧計によ計測により得られた気圧値と、該計測を行なった地点の位置情報と、該計測を行なった時点の車両の速度情報とを、取得する取得部と、
    取得した前記気圧値のうち、前記車両の速度がゼロよりも大きく且つ所定速度よりも小さいときに計測された気圧値、及び/又は、前記車両の速度がゼロであった期間が所定期間よりも短く且つ前記車両の速度がゼロであるときに計測された気圧値を抽出する抽出部と、
    抽出した前記気圧値に基づいて、地点別の気圧値を収集する収集部と、を備える地点別気圧値収集装置。
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