JP5869403B2 - 鉄道車両用台車及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両用台車及びその製造方法に関する。
従来、車両の床面を低くして、子供や高齢者等が容易に乗降できるようにした低床式の鉄道車両に用いられる鉄道車両用台車が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された鉄道車両用台車は、台車枠と、一対の車軸と、二対の車輪と、一対の歯車箱と、一対の電動機とを備える。各車軸は、台車枠に対して回転可能に設けられている。各車軸の両端には、一対の車輪が固定されており、これらは輪軸として機能する。一方の車軸の一端には、電動機と接続された歯車箱が取り付けられている。他方の車軸の他端には、電動機と接続された歯車箱が取り付けられている。つまり、一対の歯車箱は、台車枠を間において対角に位置している。
特開2005−212711号公報
このように、従来の鉄道車両用台車においては、ある程度の重量物である歯車箱が車軸端部に取り付けられているので、各車輪(車軸の各端部)にかかる荷重が均等でない。この場合、車両の走行安定性に影響が生じる虞があるため、歯車箱が取り付けられていない側の車軸端部に、歯車箱と同等の重さのカウンターウエイトを取り付けている。そのため、鉄道車両用台車の質量が増大してしまっている。
そこで、本発明は、質量の増加を防ぎつつ各車輪にかかる荷重のバランスをとることが可能な鉄道車両用台車及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る鉄道車両用台車は、鉄道車両の車体を搭載して軌道上を走行する鉄道車両用台車であって、第1の方向に沿って延びる第1及び第2の側梁と、第1及び第2の側梁を接続すると共に第1の方向と直交する第2の方向に沿って延びる横梁とを有する台車枠と、第1の側梁に対して回転可能に設けられた第1の車軸と、第1の車軸に固定された第1の車輪と、第2の側梁に対して回転可能に設けられた第2の車軸と、第2の方向において第1の車輪と対向するように配置されると共に第2の車軸に固定された第2の車輪と、第1の車軸に取り付けられた第1の重量物とを備え、第1及び第2の方向の双方に直交する第3の方向から見て、第1の車輪と第2の車輪と間の第1の中心点と車体の荷重が第2の車軸に作用する第1の作用点との直線距離は、第1の中心点と車体の荷重が第1の車軸に作用する第2の作用点との直線距離よりも大きい。
本発明に係る鉄道車両用台車では、第1の重量物(例えば、歯車箱、駆動源、制動装置)が第1の車軸に取り付けられているので、第1の車輪にかかる荷重が第2の車輪にかかる荷重よりも大きくなる傾向にある。しかしながら、本発明に係る鉄道車両用台車では、第3の方向から見て、第1の中心点と車体の荷重が第2の車軸に作用する第1の作用点との直線距離は、第1の中心点と車体の荷重が第1の車軸に作用する第2の作用点との直線距離よりも大きい。そのため、第2の車輪にかかる車体の荷重が、第1の車輪にかかる車体の荷重よりも大きくなる。その結果、カウンターウエイトを取り付けることなく、第1及び第2の車輪にかかる荷重がほぼ等しくなる。従って、質量の増加を防ぎつつ各車輪にかかる荷重のバランスをとることが可能となる。
第3の方向から見て、第1及び第2の車軸、第1及び第2の車輪並びに第1の重量物の重心位置である第1の点と第1の中心点との直線距離は、第1及び第2の作用点の中心と第1の中心点との直線距離に等しくてもよい。この場合、各車輪にかかる荷重をより均等にできる。
第1の側梁と第1の車軸、及び、第2の側梁と第2の車軸とは、それぞれ軸ばねで接続されていてもよい。この場合、第1の側梁と第1の車軸との間で生じる衝撃や、第2の側梁と第2の車軸との間で生じる衝撃を、軸ばねによって緩衝できる。
第1の車軸と第2の車軸とは同一の車軸であってもよい。この場合、第1及び第2の車輪が同一の車軸に固定され、輪軸として機能する。そのため、本発明に係る鉄道車両用台車を用いた鉄道車両が、路面電車として道路上に敷設された軌道を走行している状態から、在来線に乗り入れて高速走行する場合、各車輪が独立して回転する構成の台車と比較して、高速安定性や曲線通過時の安定性を十分に確保できる。
鉄道車両用台車は、第1の側梁に対して回転可能に設けられた第3の車軸と、第3の車軸に固定された第3の車輪と、第2の側梁に対して回転可能に設けられた第4の車軸と、第2の方向において第3の車輪と対向するように配置されると共に第4の車軸に固定された第4の車輪と、第4の車軸に取り付けられた第2の重量物とを備え、第3の方向から見て、第3の車輪と第4の車輪との間の第2の中心点と車体の荷重が第3の車軸に作用する第3の作用点との直線距離は、第2の中心点と車体の荷重が第4の車軸に作用する第4の作用点との直線距離よりも大きくてもよい。
この場合、第2の重量物(例えば、歯車箱、駆動源、制動装置)が第4の車軸に取り付けられているので、第4の車輪にかかる荷重が第3の車輪にかかる荷重よりも大きくなる傾向にある。しかしながら、第3の方向から見て、第2の中心点と車体の荷重が第3の車軸に作用する第3の作用点との直線距離は、第2の中心点と車体の荷重が第4の車軸に作用する第4の作用点との直線距離よりも大きい。そのため、第3の車輪にかかる車体の荷重が、第4の車輪にかかる車体の荷重よりも大きくなる。その結果、カウンターウエイトを取り付けることなく、第3及び第4の車輪にかかる荷重がほぼ等しくなる。従って、質量の増加を防ぎつつ各車輪にかかる荷重のバランスをとることが可能となる。
第3の方向から見て、第3及び第4の車軸、第3及び第4の車輪並びに第2の重量物の重心位置である第2の点と第2の中心点との直線距離は、第3及び第4の作用点の中心と第2の中心点との直線距離に等しくてもよい。この場合、各車輪にかかる荷重をより均等にできる。
第1の側梁と第3の車軸、及び、第2の側梁と第4の車軸とは、それぞれ軸ばねで接続されていてもよい。この場合、第1の側梁と第3の車軸との間で生じる衝撃や、第2の側梁と第4の車軸との間で生じる衝撃を、軸ばねによって緩衝できる。
第3の車軸と第4の車軸とは同一の車軸であってもよい。この場合、第3及び第4の車輪が同一の車軸に固定され、輪軸として機能する。そのため、本発明に係る鉄道車両用台車を用いた鉄道車両が、路面電車として道路上に敷設された軌道を走行している状態から、在来線に乗り入れて高速走行する場合、各車輪が独立して回転する構成の台車と比較して、高速安定性や曲線通過時の安定性を十分に確保できる。
第1の点と車体の荷重が第2の車軸に作用する点との直線距離は、第2の点と車体の荷重が第3の車軸に作用する点との直線距離と等しくてもよい。この場合、各車輪に生じる反力のバランスをより小さくすることができる。
本発明に係る鉄道車両用台車の製造方法は、第1の中心点と車体の荷重が第1の車軸に作用する点との直線距離、及び、第1の中心点と車体の荷重が第2の車軸に作用する点との直線距離を、車体の質量と、第1の重量物の質量と、第1の中心点と重量物の荷重が第1の車軸に作用する点との直線距離とに基づいて求める第1の工程と、第1の工程により求められた各直線距離に従って、第1の車軸を第1の側梁に対して回転可能に設けると共に第2の車軸を第2の側梁に対して回転可能に設ける第2の工程とを有する。この場合、質量の増加を防ぎつつ各車輪にかかる荷重のバランスをとることが可能な上記の鉄道車両用台車を製造できる。
本発明によれば、質量の増加を防ぎつつ各車輪にかかる荷重のバランスをとることが可能な鉄道車両用台車及びその製造方法を提供できる。
図1は、本実施形態に係る鉄道車両用台車の上面図である。 図2は、本実施形態に係る鉄道車両用台車の側面図である。 図3は、車軸にかかる荷重及び反力の様子を示す概略図である。
本発明の好適な実施形態について、図面を参照して説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
本実施形態に係る鉄道車両用台車1は、鉄道車両の車体(図示せず)を搭載して軌道上を走行するものであり、特に底床式の鉄道車両に好適に用いられる。鉄道車両用台車1は、図1及び図2に示されるように、台車枠10と、枕ばね12A,12Bと、車軸14A,14Bと、車輪16A,16B,18A,18Bと、接続部20A,20B,22A,22Bと、歯車箱24A,24Bと、主電動機26A,26Bと、制動装置28A,28B,30A,30Bとを備える。
台車枠10は、鉄道車両の進行方向(第1の方向)Xに沿って延びる一対の側梁10a,10bと、側梁10a,10bを接続すると共にX方向と直交する第2の方向(台車枠10の幅方向)Yに沿って延びる横梁10cとを有する。X方向における側梁10a,10bの中央近傍には、Y方向に沿って外方に突出する突出部10d、10eがそれぞれ設けられている。横梁10cは、X方向における側梁10a,10bの中央近傍に位置する。
台車枠10は、図1に示されるように、方向X及び方向Yの双方に直交する第3の方向(鉛直方向)Zから見たときに、H形状を呈する。Z方向から見て、X方向に沿って延びる台車枠10の中心線L1(Y方向における側梁10aと側梁10bとの中央を通る線)と、Y方向に沿って延びる台車枠10の中心線L2(X方向における側梁10aの中央とX方向における側梁10bの中央との双方を通る線)とが交差する点が、台車枠10の中心点Oである。台車枠10は、本実施形態において、Z方向から見て、中心点Oに関し幾何学的に点対称形状を呈する。
枕ばね12A,12Bは、そのばね上質量(鉄道車両の車体)を受けると共に、鉄道車両の走行などに伴って発生する振動や衝撃を吸収して車両の走行安定性や乗り心地を確保するためのものである。本実施形態において、枕ばね12A,12Bは空気ばねにより構成されているが、枕ばね12A,12Bとして、板ばね、コイルばね、ゴムなどの他の公知の緩衝手段を利用してもよい。本実施形態において、枕ばね12A,12Bは、Z方向から見て、中心点Oに関して幾何学的に点対称となるように位置している。
枕ばね12Aは、突出部10dの上面に取り付けられている。枕ばね12Aは、X方向において、枕ばね12Bよりも車軸14B(歯車箱24B)寄りに位置している。より具体的には、Z方向から見たときに、枕ばね12Aの重心と中心線L2との直線距離(ずれ量)がδ1となるように、枕ばね12Aが位置決めされている。つまり、Z方向から見て、枕ばね12Aの重心は、中心線L2上に存在しておらず、中心線L2よりも車軸14B(歯車箱24B)寄りに位置している。
枕ばね12Bは、突出部10eの上面に取り付けられている。枕ばね12Bは、X方向において、枕ばね12Aよりも車軸14A(歯車箱24A)寄りに位置している。より具体的には、Z方向から見たときに、枕ばね12Bの重心と中心線L2との直線距離(ずれ量)がδ2となるように、枕ばね12Bが位置決めされている。つまり、Z方向から見て、枕ばね12Bの重心は、中心線L2上に存在しておらず、中心線L2よりも車軸14A(歯車箱24A)寄りに位置している。
本実施形態において、枕ばね12A,12Bは、Z方向から見て、中心点Oに関して幾何学的に点対称となるように位置している。そのため、ずれ量δ1とずれ量δ2とが等しくなるように、枕ばね12A,12Bが位置決めされている。
車軸14Aは、Y方向に沿って、側梁10a,10bにわたって延びる。車軸14Aにおける側梁10a寄りの端部には、車輪16Aが固定されている。車軸14Aにおける側梁10b寄りの端部には、車輪16Bが固定されている。これにより、車軸14A及び車輪16A,16Bは輪軸として機能する。
車軸14Aにおける側梁10a寄りの端部であって車輪16Aの外側には、車軸14Aを回転可能に保持する軸受32Aが取り付けられている。軸受32Aは、図2に示されるように、X方向に沿って延びており、軸箱体33A及び接続部20Aを介して側梁10aと接続されている。そのため、車軸14Aは、鉄道車両用台車1がX方向に沿って走行するように回転可能とされている。
車軸14Aにおける側梁10b寄りの端部であって車輪16Bの外側には、車軸14Aを回転可能に保持する軸受32Bが取り付けられている。軸受32Bは、図2に示されるように、X方向に沿って延びており、軸箱体33B及び接続部20Bを介して側梁10bと接続されている。そのため、車軸14Aは、鉄道車両用台車1がX方向に沿って走行するように回転可能とされている。
車軸14Bは、Y方向に沿って、側梁10a,10bにわたって延びる。車軸14Bにおける側梁10a寄りの端部には、車輪18Aが固定されている。車軸14Bにおける側梁10b寄りの端部には、車輪18Bが固定されている。これにより、車軸14B及び車輪18A,18Bは輪軸として機能する。
車軸14Bにおける側梁10a寄りの端部であって車輪18Aの外側には、車軸14Bを回転可能に保持する軸受34Aが取り付けられている。軸受34Aは、図2に示されるように、X方向に沿って延びており、軸箱体35A及び接続部22Aを介して側梁10aと接続されている。そのため、車軸14Bは、鉄道車両用台車1がX方向に沿って走行するように回転可能とされている。
車軸14Bにおける側梁10b寄りの端部であって車輪18Bの外側には、車軸14Bを回転可能に保持する軸受34Bが取り付けられている。軸受34Bは、図2に示されるように、X方向に沿って延びており、軸箱体35B及び接続部22Bを介して側梁10bと接続されている。そのため、車軸14Bは、鉄道車両用台車1がX方向に沿って走行するように回転可能とされている。
車輪16A,16Bは、Z方向から見て、中心線L1に関して幾何学的に線対称となるように位置している。車輪18A,18Bは、Z方向から見て、中心線L1に関して幾何学的に線対称となるように位置している。車輪16A,18Aは、Z方向から見て、中心線L2に関して幾何学的に線対称となるように位置している。車輪16B,18Bは、Z方向から見て、中心線L2に関して幾何学的に線対称となるように位置している。
車軸14A,14Bは、Z方向から見て、中心点Oに関して幾何学的に点対称となるように位置している。車輪16A,18Bは、Z方向から見て、中心点Oに関して幾何学的に点対称となるように位置している。車輪16B,18Aは、Z方向から見て、中心点Oに関して幾何学的に点対称となるように位置している。
接続部20A,20B,22A,22Bは、軸受32A,32B,34A,34Bを支持する軸箱体33A,33B,35A,35Bと側梁10a,10bとを接続して、これらのばね上質量を受けると共に、鉄道車両の走行などに伴って発生する振動や衝撃を吸収して車両の走行安定性や乗り心地を確保するものである。本実施形態において、接続部20A,20B,22A,22Bはいずれも、一対のコイルばねによって構成されているが、接続部20A,20B,22A,22Bとして、他の公知の軸ばねを利用してもよい。
接続部20Aは、本実施形態において、歯車箱24Aと車輪16Aとの間であって、車輪16A寄り(歯車箱24Aから離れる側)に位置している。接続部20Bは、本実施形態において、車輪16Bの外側(車輪16Bよりも歯車箱24Aから離れる側)に位置している。
本実施形態において、Z方向から見て、中心線L1(車輪16A,16Bの中心)と接続部20B(車体の荷重が接続部20Bを介して車軸14Aに作用する作用点Q2)との直線距離d2は、中心線L1と接続部20A(車体の荷重が接続部20Aを介して車軸14Aに作用する作用点Q1)との直線距離d1とのよりも大きくなるように設定されている。つまり、Z方向から見て、作用点Q1,Q2の中心点P1は、中心線L1よりも側梁10b(車輪16B)寄りに位置している。
接続部20A,20Bは、このように設定された直線距離d1,d2に従って、それぞれ側梁10a,10bと軸受32A,32Bとの間に取り付けられる。これにより、このように設定された直線距離d1,d2に従って、車軸14Aが側梁10a,10bに対して回転可能に設けられる。
接続部22Aは、本実施形態において、車輪18Aの外側(車輪18Aよりも歯車箱24Bから離れる側)に位置している。接続部22Bは、本実施形態において、歯車箱24Bと車輪18Bとの間であって、車輪18B寄り(歯車箱24Bから離れる側)に位置している。
本実施形態において、Z方向から見て、中心線L1(車輪18A,18Bの中心)と接続部22A(車体の荷重が接続部22Bを介して車軸14Bに作用する作用点Q3)との直線距離d3は、中心線L1と接続部22B(車体の荷重が接続部22Bを介して車軸14Bに作用する作用点Q4)との直線距離d4とのよりも大きくなるように設定されている。つまり、Z方向から見て、作用点Q3,Q4の中心点P2は、中心線L1よりも側梁10a(車輪18A)寄りに位置している。
接続部22A,22Bは、このように設定された直線距離d3,d4に従って、それぞれ側梁10a,10bと軸受34A,34Bとの間に取り付けられる。これにより、このように設定された直線距離d3,d4に従って、車軸14Bが側梁10a,10bに対して回転可能に設けられる。
本実施形態においては、直線距離d1と直線距離d4とが等しくなるように設定されていると共に、直線距離d2と直線距離d3とが等しくなるように設定されている。Z方向から見て、接続部20Aと接続部22Bとは中心点Oに関して幾何学的に点対称となるように位置しており、接続部20Bと接続部22Aとは中心点Oに関して幾何学的に点対称となるように位置している。
歯車箱24Aは、内部に複数の歯車を有している。歯車箱24Aは、車軸14A及び主電動機26Aのそれぞれに接続されており、主電動機26Aの回転数を減速したうえで車軸14Aに主電動機26Aの動力を伝達する。歯車箱24Aは、車軸14Aにおける側梁10a寄り(車輪16A寄り)の端部に位置している。
歯車箱24Bは、内部に複数の歯車を有している。歯車箱24Bは、車軸14B及び主電動機26Bのそれぞれに接続されており、主電動機26Bの回転数を減速したうえで車軸14Bに主電動機26Bの動力を伝達する。歯車箱24Bは、車軸14Bにおける側梁10b寄り(車輪18B寄り)の端部に位置している。
主電動機26Aは、突出部10dの下面に取り付けられている。そのため、主電動機26Aは、車軸14A,14Bの間(本実施形態ではZ方向から見て中心線L2上)に位置している。主電動機26Bは、突出部10eの下面に取り付けられている。そのため、主電動機26Bは、車軸14A,14Bの間(本実施形態ではZ方向から見て中心線L2上)に位置している。
制動装置28A,28B,30A,30Bはそれぞれ、ブレーキパッドと、当該ブレーキパッドを各車輪16A,16B,18A,18Bに当接又は離間させるアクチュエータとを有する。制動装置28A,28B,30A,30Bはいずれも、側梁10a,10bの間に位置している。
制動装置28Aは、車輪16Aの近傍であって、側梁10aに取り付けられている。制動装置28Bは、車輪16Bの近傍であって、側梁10bに取り付けられている。制動装置30Aは、車輪18Aの近傍であって、側梁10aに取り付けられている。制動装置30Bは、車輪18Bの近傍であって、側梁10bに取り付けられている。
歯車箱24A,24Bは、Z方向から見て、中心点Oに関して幾何学的に点対称となるように位置している。主電動機26A,26Bは、Z方向から見て、中心点Oに関して幾何学的に点対称となるように位置している。制動装置28A,30Bは、Z方向から見て、中心点Oに関して幾何学的に点対称となるように位置している。制動装置28B,30Aは、Z方向から見て、中心点Oに関して幾何学的に点対称となるように位置している。
続いて、ずれ量δ1の求め方について、図3を参照して説明する。まず、車軸14A及び車輪16A,16B(輪軸)に加わる力の関係を考える。車軸14A及び車輪16A,16B(輪軸)に関する力の釣り合い及びR1点まわりのモーメントの釣り合いは、式(1)及び式(2)によってそれぞれ表される。
Figure 0005869403

Figure 0005869403

ただし、Ra、Rb、R1、R3、Z、d1、d2、l0、l2はそれぞれ、
R1:接続部20Aを介して車軸14Aに作用する荷重、
R3:接続部20Bを介して車軸14Aに作用する荷重、
Z:車軸14Aに作用する歯車箱24Aの質量、
Ra:車輪16Aに作用する反力、
Rb:車輪16Bに作用する反力、
d1:中心線L1と接続部20Aとの直線距離、
d2:中心線L1と接続部20Bとの直線距離、
l0:車輪16A,16Bと中心線L1との直線距離、
l2:歯車箱24Aの荷重が車軸14Aに作用する点と中心線L1との直線距離、
を示す。
式(1)及び式(2)よりR1及びR3をそれぞれ求めると、式(3)及び式(4)のように表される。
Figure 0005869403

Figure 0005869403
以上のような本実施形態においては、枕ばね12Aが、X方向において、枕ばね12Bよりも車軸14B(歯車箱24B)寄りに位置している。つまり、Z方向から見て、枕ばね12Aと車軸14Bとの直線距離は、枕ばね12Aと車軸14Aとの直線距離よりも小さい。枕ばね12Aが受ける車両からの荷重は、側梁10a及び車軸14A,14Bを介して車輪16A,18Aにかかるので、車輪16Aにかかる荷重は車輪18Aにかかる荷重よりも小さくなる。ただし、車軸14Aにおける側梁10a寄りの端部には歯車箱24Aが取り付けられているので、車輪16Aには歯車箱24Aの荷重もかかる。結果として、車輪16A,18Aにかかる荷重はほぼ等しくなる。一方、本実施形態においては、枕ばね12Bが、X方向において、枕ばね12Aよりも車軸14A(歯車箱24A)寄りに位置している。つまり、Z方向から見て、枕ばね12Bと車軸14Aとの直線距離は、枕ばね12Bとの車軸14Bとの直線距離よりも小さい。枕ばね12Bが受ける車両からの荷重は、側梁10b及び車軸14A,14Bを介して車輪16B,18Bにかかるので、車輪18Bにかかる荷重は車輪16Bにかかる荷重よりも小さくなる。ただし、車軸14Bにおける側梁10b寄りの端部には歯車箱24Bが取り付けられているので、車輪18Bには歯車箱24Bの荷重もかかる。結果として、車輪16B,18Bにかかる荷重はほぼ等しくなる。以上により、カウンターウエイトを取り付けることなく各車輪にかかる荷重がほぼ等しくなる。従って、質量の増加を防ぎつつ各車輪にかかる荷重のバランスをとることが可能となる。
本実施形態においては、車輪16A,16Bが車軸14Aに固定され、車輪18A,18Bが車軸14Bに固定されており、それぞれ輪軸として機能する。そのため、本実施形態に係る鉄道車両用台車1を用いた鉄道車両が、路面電車として道路上に敷設された軌道を走行している状態から、在来線に乗り入れて高速走行する場合、各車輪が独立して回転する構成の台車と比較して、高速安定性や曲線通過時の安定性を十分に確保できる。
本実施形態においては、主電動機26A,26Bがそれぞれ、車軸14A,14Bの間に位置している。そのため、重量物である主電動機26A,26Bが、X方向において台車枠10の中央近傍に位置するので、各車輪にかかる荷重のバランスが取りやすくなる。
本実施形態においては、ずれ量δ1とずれ量δ2とが等しい。そのため、各車輪にかかる荷重をより均等にできる。
本実施形態においては、Z方向から見て、台車枠10が中心点Oに関し幾何学的に点対称形状を呈していると共に、枕ばね12A,12B、車軸14A,14B、車輪16A,16B,18A,18B、接続部20A,20B,22A,22B、歯車箱24A,24B、主電動機26A,26B及び制動装置28A,28B,30A,30Bが、中心点Oに関して幾何学的に点対称となるように位置している。そのため、各車輪にかかる荷重をさらに均等にできる。
本実施形態においては、歯車箱24A(重量物)が車軸14Aにおける車輪16A(側梁10a)寄りに取り付けられているので、車輪16Aにかかる荷重が車輪16Bにかかる荷重よりも大きくなる傾向にある。しかしながら、本実施形態に係る鉄道車両用台車1では、Z方向から見て、中心線L1と作用点Q2との直線距離d2は、中心線L1と作用点Q1との直線距離d1よりも大きい。そのため、車輪16Bにかかる車体の荷重が、車輪16Aにかかる車体の荷重よりも大きくなる。その結果、カウンターウエイトを取り付けることなく、車輪16A,16Bにかかる荷重がほぼ等しくなる。従って、質量の増加を防ぎつつ各車輪にかかる荷重のバランスをとることが可能となる。
本実施形態においては、歯車箱24B(重量物)が車軸14Bにおける車輪18B(側梁10b)寄りに取り付けられているので、車輪18Bにかかる荷重が車輪18Aにかかる荷重よりも大きくなる傾向にある。しかしながら、本実施形態に係る鉄道車両用台車1では、Z方向から見て、中心線L1と作用点Q3との直線距離d3は、中心線L1と作用点Q4との直線距離d4よりも大きい。そのため、車輪18Aにかかる車体の荷重が、車輪18Bにかかる車体の荷重よりも大きくなる。その結果、カウンターウエイトを取り付けることなく、車輪18A,18Bにかかる荷重がほぼ等しくなる。従って、質量の増加を防ぎつつ各車輪にかかる荷重のバランスをとることが可能となる。
本実施形態においては、側梁10aと車軸14Aとが軸箱体33A及び接続部20Aを介して接続されており、側梁10bと車軸14Aとが軸箱体33B及び接続部20Bを介して接続されており、側梁10aと車軸14Bとが軸箱体35A及び接続部22Aを介して接続されており、側梁10bと車軸14Bとが軸箱体35B及び接続部22Bを介して接続されている。そして、接続部20A,20B,22A,22Bはいずれも軸ばねによって構成されている。そのため、側梁10a,10bと車軸14A,14Bとの間で生じる衝撃を、接続部20A,20B,22A,22Bによって緩衝できる。
本実施形態においては、直線距離d1と直線距離d4とが等しくなるように設定されていると共に、直線距離d2と直線距離d3とが等しくなるように設定されている。そのため、各車輪に生じる反力のバランスをより小さくすることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
本実施形態では、枕ばね12A,12Bによりそのばね上質量(鉄道車両の車体)を受けていたが、このような緩衝作用を有しない支持部材により車体を支持してもよい。
本実施形態では、主電動機26Aが車軸14A,14Bの間に位置していたが、車軸14A,14Bの間に位置していなくてもよい。
本実施形態では、Z方向から見て、台車枠10が中心点Oに関し幾何学的に点対称形状を呈していたが、完全に点対称形状でなくてもよい。本実施形態では、枕ばね12A,12B、車軸14A,14B、車輪16A,16B,18A,18B、接続部20A,20B,22A,22B、歯車箱24A,24B、主電動機26A,26B、制動装置28A,28B,30A,30B及び軸箱体33A,33B,35A,35Bが、中心点Oに関して幾何学的に点対称となるように位置していたが、完全に点対称となるように位置していなくてもよく、若干の位置ずれは許容される。
本実施形態では、軸箱体33A,33B,35A,35B及び接続部20A,20B,22A,22Bを介して、軸受32A,32B,34A,34Bと側梁10a,10bとを接続していたが、このような緩衝作用を有しない接続部材によりこれらを接続してもよいし、軸受32A,32B,34A,34Bが側梁10a,10bに直接設けられていてもよい。
歯車箱24Aは、車輪16Aの近傍に位置していれば、車輪16A,16Bの間に位置していてもよい。歯車箱24Bは、車輪18Bの近傍に位置していれば、車輪18A,18Bの間に位置していてもよい。
本実施形態では、Z方向から見て、中心点Oに関して点対称となるように(台車枠10の対角に)重量物である歯車箱24A,24Bが位置しているので、歯車箱24A,24Bから離れて位置する接続部20B,22Aのずれ量(直線距離d2,d3)が大きくなるように設定していた。しかしながら、少なくとも、Y方向において、歯車箱24A,24Bなどの重量物が取り付けられている側とは反対側に位置する接続部と重心位置との直線距離が、重量物が取り付けられている側に位置する接続部と重心位置との直線距離よりも大きくなるように設定されていればよい。
本実施形態では、車輪16A,16Bが同一の車軸14Aに固定され、車輪18A,18Bが同一の車軸14Bに固定されていたが、各車輪がそれぞれ異なる車軸に固定されていてもよい。すなわち、各車輪が独立して側梁10a,10bに対して回転可能となっていてもよい。
本実施形態では、車軸14A,14Bに歯車箱24A,24Bが取り付けられていたが、主電動機や制動装置などの他の重量物が車軸14A,14Bに取り付けられていてもよい。
1…鉄道車両用台車、10…台車枠、10a,10b…側梁、10c…横梁、12A,12B…枕ばね、14A,14B…車軸、16A,16B,18A,18B…車輪、20A,20B,22A,22B…接続部、24A,24B…歯車箱、26A,26B…主電動機。

Claims (8)

  1. 鉄道車両の車体を搭載して軌道上を走行する鉄道車両用台車であって、
    第1の方向に沿って延びる第1及び第2の側梁と、前記第1及び第2の側梁を接続すると共に前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って延びる横梁とを有する台車枠と、
    前記第1の側梁に対して回転可能に設けられた第1の車軸と、
    前記第1の車軸に固定された第1の車輪と、
    前記第2の側梁に対して回転可能に設けられた第2の車軸と、
    前記第2の方向において前記第1の車輪と対向するように配置されると共に前記第2の車軸に固定された第2の車輪と、
    前記第1の車軸に取り付けられた第1の重量物とを備え、
    前記第1及び第2の方向の双方に直交する第3の方向から見て、前記第1の車輪と前記第2の車輪との間の第1の中心点と前記車体の荷重が前記第2の車軸に作用する第1の作用点との直線距離は、前記第1の中心点と前記車体の荷重が前記第1の車軸に作用する第2の作用点との直線距離よりも大きい、鉄道車両用台車。
  2. 前記第1の側梁と前記第1の車軸、及び、前記第2の側梁と前記第2の車軸とは、それぞれ軸ばねで接続されている、請求項に記載の鉄道車両用台車。
  3. 前記第1の車軸と前記第2の車軸とは同一の車軸である、請求項1又は2に記載の鉄道車両用台車。
  4. 前記第1の側梁に対して回転可能に設けられた第3の車軸と、
    前記第3の車軸に固定された第3の車輪と、
    前記第2の側梁に対して回転可能に設けられた第4の車軸と、
    前記第2の方向において前記第3の車輪と対向するように配置されると共に前記第4の車軸に固定された第4の車輪と、
    前記第4の車軸に取り付けられた第2の重量物とを備え、
    前記第3の方向から見て、前記第3の車輪と前記第4の車輪との間の第2の中心点と前記車体の荷重が前記第3の車軸に作用する第3の作用点との直線距離は、前記第2の中心点と前記車体の荷重が前記第4の車軸に作用する第4の作用点との直線距離よりも大きい、請求項1〜のいずれか一項に記載の鉄道車両用台車。
  5. 前記第1の側梁と前記第3の車軸、及び、前記第2の側梁と前記第4の車軸とは、それぞれ軸ばねで接続されている、請求項に記載の鉄道車両用台車。
  6. 前記第3の車軸と前記第4の車軸とは同一の車軸である、請求項4又は5に記載の鉄道車両用台車。
  7. 前記第1の中心点と前記車体の荷重が前記第2の車軸に作用する点との直線距離は、前記第2の中心点と前記車体の荷重が前記第3の車軸に作用する点との直線距離と等しい、請求項のいずれか一項に記載の鉄道車両用台車。
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載の鉄道車両用台車の製造方法であって、
    前記第1の中心点と前記車体の荷重が前記第1の車軸に作用する点との直線距離、及び、前記第1の中心点と前記車体の荷重が前記第2の車軸に作用する点との直線距離を、前記車体の質量と、前記第1の重量物の質量と、前記第1の中心点と前記第1の重量物の荷重が前記第1の車軸に作用する点との直線距離とに基づいて求める第1の工程と、
    前記第1の工程により求められた各直線距離に従って、前記第1の車軸を前記第1の側梁に対して回転可能に設けると共に前記第2の車軸を前記第2の側梁に対して回転可能に設ける第2の工程とを有する、鉄道車両用台車の製造方法。
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