JP5867516B2 - 高性能熱伝導性フィルムおよびその方法 - Google Patents
高性能熱伝導性フィルムおよびその方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5867516B2 JP5867516B2 JP2013553186A JP2013553186A JP5867516B2 JP 5867516 B2 JP5867516 B2 JP 5867516B2 JP 2013553186 A JP2013553186 A JP 2013553186A JP 2013553186 A JP2013553186 A JP 2013553186A JP 5867516 B2 JP5867516 B2 JP 5867516B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nanowire
- polymer
- nanowires
- magnetic field
- prepolymer mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y30/00—Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites
Description
複合体内の熱伝導性粒子間の相互作用不良を最小限にできる熱伝導性材料の必要性がある。熱伝導性粒子と熱素子自身、例えば、エレクトロニクス素子および/または放熱体間の相互作用不良を最小限にできる熱伝導性材料の必要性もある。さらに、費用対効果の良い製造法によって熱伝導性材料中に熱伝導性粒子を配列させる必要性もある。
本開示は、上記の必要性の少なくとも一つを解決する手段を提供する。
一つの実施態様は、ナノワイヤーを含有するポリマー体からなり、ナノワイヤー(またはワイヤー状の針状材料)が一つの方向に配列し、ポリマー体から伸びる少なくとも一端を有し、ナノワイヤーが、ナノワイヤーの全体にわたって、正味の磁気モーメントを有する、ポリマー複合体を含む。一つの実施態様において、ナノワイヤーの少なくとも90%はその方向のプラスマイナス10°以内に配列し、ナノワイヤーの少なくとも90%は、ポリマー体から伸びる少なくとも一端を有する。一つの実施態様において、ポリマー体は、エポキシポリマー、アクリレートポリマー、ポリウレタン、ポリオレフィン、ポリエステルまたはその混合物からなり;ナノワイヤーは、コバルト、ニッケル、鉄、ガドリニウム、ネオジムまたはその合金もしくはその複合体からなる。一つの実施態様において、ナノワイヤーの少なくとも90%は、約10μm〜約200μmの断面、および3:1〜200:1の断面アスペクト比に対応する長さを有する。一つの実施態様において、ナノワイヤーの重量パーセントは、ポリマー複合体の全重量の約75wt%〜約98wt%である。さらなる実施態様において、ナノワイヤーは、約10nm〜約200nmの直径、および3:1〜200:1の断面アスペクト比に対応する長さを有する。一つの実施態様において、ポリマー複合体は、シート状ポリマー複合体であり、ナノワイヤーは、ポリマー複合体の厚さの方向に配列している。
一つの実施態様は、配列磁場をかける前に、マイクロエレクトロニクス素子および放熱体の少なくとも一つとプレポリマー混合物を接触させることを含む。一つの実施態様は、プレポリマー混合物の重合後に、放熱体またはエレクトリック素子上にポリマー複合体を取りつけることを含む。一つの実施態様において、マイクロエレクトロニクス素子は、コンピューター演算処理装置または発光ダイオードである。
ポリマー複合体を製造する方法の一つの実施態様は、マイクロエレクトロニクス素子と放熱体との間にポリマー複合体を配置することを含む。一つの実施態様において、マイクロエレクトロニクス素子は、コンピューター演算処理装置または発光ダイオードである。
前記の一般的な記載および以下の詳細な記載の両方とも、例示および説明のためのものであり、開示した化合物、組成物および方法のさらなる説明を提供することを意図するものであることを理解すべきである。
不定冠詞「一つ("a" および"an")」は、本明細書中で一つまたは二つ以上の対象物を指すために使用される。例えば、「要素(an element)」とは、一つまたは二つ以上の要素のことである。
本明細書に記載された任意の範囲の間の全部または一部のあらゆる整数が含まれると理解される。
用語「ポリマー複合体」は、少なくとも一つのポリマー材料および少なくとも一つの非ポリマー材料を含有する複合体を指す。
用語「ポリマー」は、1モル当たり少なくとも10,000グラムの分子量を有し、少なくとも一つのモノマー分子の重合から形成されている、分子を指す。
用語「ポリマー体」は、少なくとも一つのポリマーを含有する、固体または半固体材料を指す。
用語「開始剤」は、重合反応または架橋プロセスを開始できる任意の化合物または材料を指す。
用語「架橋剤」は、少なくとも一つのポリマー、オリゴマーまたはモノマー分子をともに結合し、架橋ポリマーを形成できる化合物または材料を指す。
用語「配列磁場」は、ナノワイヤーを配列させるために外部磁場をかけることを指す。
用語「熱移動面」は、ポリマー複合体に対しまたはポリマー複合体から熱を移動できる素子または放熱体の表面を指す。
用語「正味の磁気モーメント」は、少なくとも一つの磁性材料からなる対象物の特性であって、対象物が一つの方向においてゼロよりも大きい磁気モーメントを有するように、磁性材料の磁区が配列される特性を指す。例えば、強磁性材料は、対象物の磁気モーメントのベクトル和が任意の方向においてゼロであるように、様々な強さおよび方向の磁気モーメントを有する磁区を有してもよい。しかしながら、十分に強い磁場を対象物にかける場合、磁区は、少なくとも一つの方向における磁気モーメントがゼロより大きいように、配列できる。
一つの実施態様において、ポリマー複合体は、ナノワイヤーを含有するポリマー体からなり、ナノワイヤーが、一つの方向に配列し、ポリマー体から伸びる少なくとも一端を有し、ナノワイヤーが、ナノワイヤーの全体にわたって、正味の磁気モーメントを有する、ポリマー体からなる。一つの実施態様において、ポリマー複合体は、シート状ポリマー複合体であり、ナノワイヤーは、ポリマー複合体の厚さの方向に配列している。特定の実施態様において、複数のナノワイヤーがともに配列してポリマー複合体において針状組織(図5および6)を形成し、針状組織の少なくとも一端が、シート状ポリマー体の表面から伸びる。ポリマー体がナノワイヤーを含有し、ナノワイヤーが、ポリマー体のポリマーよりもさらに効率的に熱を伝導できることが見出されている。熱伝導性粒子が配列していない場合よりも、ポリマー体内部の熱伝導性粒子が配列している場合にはさらに効率的にポリマー体を通して熱を伝導できることも見出されている。一つの実施態様において、ナノワイヤーの一端または両端がポリマー体から伸びてナノワイヤーと熱移動面との間を直接接触させることができる。かかる熱移動面の一例は、コンピューター演算処理装置の底面であってもよい。ここで、ナノワイヤーはポリマー体より上に突き出て、熱発生素子および/または放熱体と直接に接触する。理想的には、ナノワイヤーが、熱発生素子および放熱体の表面粗さに依存して、典型的には、数ナノメートル〜数ミクロン、ポリマー体より上に突き出る。
ナノワイヤーを形成するために用いる材料は、ナノワイヤー用の材料が、誘起されて正味の永久磁気モーメントを形成するか、または磁場によって配列できる限り、特に限定されない。例えば、ナノワイヤーは、鉄、ニッケル、フェライトまたは希土類元素の磁性材料からなってもよい。さらに、ナノワイヤーは、コバルト、ニッケル、鉄、ガドリニウム、ネオジムまたはその合金もしくはその複合体からなってもよい。ナノワイヤーの材料の一例として、Nd2Fe14Bが挙げられる。ここで、等方性のNd2Fe14Bナノワイヤーは、強い磁場で磁化でき、(図1に示すように)ナノワイヤーに正味の永久磁気双極子(異方性)を出現できる。
ナノワイヤーの別の例として、強磁性材料(Fe、Ni、Co、Gd、Ndまたはその合金もしくはその複合体等)の細長粒子が挙げられる。かかる実施態様において、細長粒子の各々は、必ずしも一つの方向でポリマー体を突き抜けていなくともよい。むしろ、複数の細長粒子が、ポリマー体中でともに配列し、針状組織の少なくとも一端がポリマー体の表面から伸びるように、針状組織を形成してもよい(図5および6)。強磁性材料の細長粒子は、例えば、強磁性材料(Fe等)の細長粒子を豊富に含有する粉末をふるい(330ミクロン等)を用いて選別し、細長粒子を集めることによって調製してもよい。
さらなる実施態様において、ナノワイヤーは、その上に強磁性材料(Fe粒子等)が配置されたカーボンナノチューブ、またはカーボンナノチューブが外部磁場により配列できるように(図7)、その中に強磁性材料が埋め込まれたカーボンナノチューブであってもよい。
なお、いくつかの用途に関して、ポリマー複合体の配列および重合の後に、磁気ナノワイヤーの永久磁気モーメントを低減または除去することが求められ得る。磁束を低減または除去する利点は、ポリマー複合体がエレクトロニクス素子と干渉しないようにすることである。そのような場合には、ポリマー体用のポリマー材料として、ナノワイヤーのキュリー温度よりも高温に加熱し、ナノワイヤーの磁性材料内の電子スピンをランダム化できるポリマーを選択してもよい。このようにポリマー選択を選択すれば、ナノワイヤーの磁気モーメントが低減または除去した場合を除き、磁気的に配列したナノワイヤーを含有するポリマー複合体を形成できると思われる。別の実施態様において、ナノワイヤーは、自発磁化によって永久磁気双極子モーメントを付与されるが、このことは、温度をキュリー温度よりも低くすれば起こり得る。
一つの実施態様において、ポリマー複合体全体に対するナノワイヤーの重量パーセントは、ポリマーの量がナノワイヤーを固定化するのに十分であり、大部分のナノワイヤーが直接互いに接触しない限り、特に限定されない。一つの実施態様において、ナノワイヤーの重量パーセントは、ポリマー複合体の全重量の約75wt%〜約98wt%、または約80wt%〜約90wt%である。
一つの実施態様において、プレポリマー混合物が機能して粘性媒体を与え、このことにより配列磁場によるナノワイヤーの配列ができる。一旦、ナノワイヤーが配列磁場により配列すれば、プレポリマー混合物が重合してナノワイヤーを配列状態に固定する。
プレポリマー混合物とナノワイヤーとを組み合わせる工程は、ナノワイヤーが、プレポリマー混合物と直接接触し、大部分のナノワイヤーがお互いに直接接触しないように、プレポリマー混合物中に分布する限り、特に限定されない。組み合わせ工程は、注入、混合、撹拌、粉砕、振動などまたはその組合せを含む。ナノワイヤーをプレポリマーに加えてもよい、またはプレポリマーをナノワイヤーに加えてプレポリマー混合物を提供してもよい。
ナノワイヤーに磁場をかける利点は、ナノワイヤーに、正味の永久磁気モーメントを付与することにより、エレクトロニクス素子の製作方法に適合し得る強さを有する磁場を用いてナノワイヤーの配列ができることである。一つの実施態様において、ポリマー複合体を製造する方法は、ナノワイヤーの全体にわたって、ナノワイヤーに、正味の永久磁気モーメントを付与するのに十分強い磁場を生成できる磁気素子により磁場をかけることを含む。かかる磁気素子の例として、放電コンデンサ、ハルバッハ配列などのうちの少なくとも一つが挙げられる。
一つの実施態様において、ポリマー複合体を製造する方法は、ポリマー体を含んでもよい。ポリマー体用材料の選択は、ポリマー体が、熱を伝導でき、ナノワイヤーを固定し、ポリマー複合体がエレクトロニクス素子を短絡させるほどには電気伝導性を有しない、ポリマーからなる限り、特に限定されない。一つの実施態様において、ポリマー体は、エポキシポリマー、アクリレートポリマー、ポリウレタン、ポリオレフィン、ポリエステルまたはその共重合体、そのブレンドもしくはその混合物、および、任意に、開始剤と架橋剤の少なくとも一つからなる。ポリマー体の機能は、ナノワイヤーの配列を保ちつつ、空気よりさらに効率的に、素子から出る熱を放熱体に向けて伝熱することであり得る。
一つの実施態様において、ポリマー複合体を製造する方法は、さらに、配列磁場をかける前に、マイクロエレクトロニクス素子と放熱体の少なくとも一つとプレポリマー混合物を接触させることからなる。この任意の工程の利点は、ポリマー複合体が使用される場所に、プレポリマー混合物を配置することであり得る。配列磁場をかけてプレポリマー混合物を重合する工程は、ポリマー複合体が使用される場所で行われてもよい。例えば、ポリマー複合体がマイクロエレクトロニクス素子と放熱体との間の高熱伝導性材料として働く場合には、当該方法により、マイクロエレクトロニクス素子および/または放熱体にプレポリマー混合物を直接適用できる。その後、ポリマー複合体を製造する残りの工程は、マイクロエレクトロニクス製造プロセスに組み入れられる。ある実施例において、マイクロエレクトロニクス素子は、コンピューター演算処理装置または発光ダイオードであってもよい。
ある実施例において、ポリマー複合体を製造する方法は、プレポリマー混合物の重合後に、放熱体またはエレクトロニクス素子上にポリマー複合体を取りつけることを含んでもよい。重合工程後に放熱体またはエレクトロニクス素子上にポリマー複合体を取りつける長所は、ポリマー複合体を放熱体、エレクトロニクス素子等とは別に製造し、その後、後工程で据え付けることであり得る。
本出願で示した引用文献および出版物のすべては、あらゆる目的で出典明記により全体に組み込まれる。以下、本発明は、実施例によりさらに詳細に説明する。しかしながら、これらの実施例は本発明の範囲の限定と解釈されるべきものではない。
篩いにかけた(330ミクロン)Fe粉末(6g、関東化学株式会社)、セロキサイド2021(3.0g、株式会社ダイセル)および開始剤CPI210S(0.03g、サンアプロ株式会社)の混合物をPPパッド(5cm×8cm)に注入した。フェライト磁石(単極プレート10×10cm、11mT)上にパッド中の混合物を取りつけ、高圧水銀ランプ(1500mJ/cm2)を用いて照射した。得られたプレートを室温まで冷却し、キセノンフラッシュ熱分析装置(ネッチLFA447ナノフラッシュR(登録商標))により熱伝導率を測定した。試料の1cm×1cm、厚さ1.18mmは、熱伝導率1.02W/m・Kを示す。
篩いにかけた(330ミクロン)Fe粉末(6g、関東化学株式会社)、セロキサイド2021(3.0g、株式会社ダイセル)および開始剤CPI210S(0.03g、サンアプロ株式会社)の混合物をPPパッド(5cm×8cm)に注入した。紫外線ランプ(1500mJ/cm2の高圧水銀ランプ)を用いてパッド中の混合物に照射した。得られたプレートを室温まで冷却し、キセノンフラッシュ熱分析装置(ネッチLFA447ナノフラッシュR(登録商標))により熱伝導率を測定した。試料の1cm×1cm、厚さ0.83mmは、熱伝導率0.66W/m・Kを示す。
実施例1と比較例との違いは、樹脂を硬化させた際、比較例では磁石を使用しなかったのに対し、実施例1では磁石を使用したことである。実施例1の熱伝導率は、比較例の熱伝導率よりも著しく高かった。
市販のNiワイヤー(直径0.05mm×50m)からNi片(直径0.05mm×1mm)を調製した。Ni片(150mg)、セロキサイド2021(100mg、株式会社ダイセル)および開始剤CPI210S(1mg、サンアプロ株式会社)の混合物を金属セル(10×10cm)に注入した。フェライト磁石(単極プレート、50mT)上にセル中の混合物を取りつけ、紫外線を照射した(1500mJ/cm2の高圧水銀ランプ)。得られたプレートを室温まで冷却し、キセノンフラッシュ熱分析装置(ネッチLFA447ナノフラッシュR(登録商標))により熱伝導率を測定した。厚さ1.22mmの試料は、熱伝導率1.84W/m・Kを示した。
実施例2において実証したとおり、形状制御Niワイヤーを用いることにより、実施例1において用いたFe粉末を超える、熱伝導率の向上が観察された。
Claims (5)
- プレポリマー混合物とナノワイヤーとを組み合わせ、プレポリマー混合物が、少なくとも部分的にナノワイヤーをカプセル化し、ナノワイヤーが、ナノワイヤーの全体にわたって、負でない正味の磁気モーメントを有し;
十分に強い配列磁場をかけて、配列磁場の一つの方向に、プレポリマー混合物に含有されるナノワイヤーを配列させ;
プレポリマー混合物を重合してポリマー体を形成することからなる、
ポリマー複合体を製造する方法であって、
ポリマー体の少なくとも一部を除去してポリマー体からナノワイヤーの少なくとも一端を伸ばすことからなる、方法。 - プレポリマー混合物とナノワイヤーとを組み合わせ、プレポリマー混合物が、少なくとも部分的にナノワイヤーをカプセル化し、ナノワイヤーが、ナノワイヤーの全体にわたって、負でない正味の磁気モーメントを有し;
十分に強い配列磁場をかけて、配列磁場の一つの方向に、プレポリマー混合物に含有されるナノワイヤーを配列させ;
プレポリマー混合物を重合してポリマー体を形成することからなる、
ポリマー複合体を製造する方法であって、
さらに、組み合わせ工程の前に、
ナノワイヤーの全体にわたって、ナノワイヤーに、正味永久磁気モーメントを付与するのに十分強い磁場をかけることからなる、方法。 - ナノワイヤーの全体にわたって、ナノワイヤーに、正味の永久磁気モーメントを付与するのに十分強い磁場を生成できる磁気素子により磁場をかける、
請求項2に記載のポリマー複合体を製造する方法。 - 除去工程が、ナノワイヤーの端部がポリマー体から伸びるように、ナノワイヤーの端部を露出させるために液体またはプラズマとポリマー体の一部を接触させることからなる、
請求項1に記載のポリマー複合体を製造する方法。 - 前記液体が、(i)ナノワイヤーより速い速度でポリマー体をエッチングおよび/または溶解する酸性溶液または塩基性溶液、または(ii)シクロヘキサン、THF、DMSOもしくはトリクロロエタノールであり、
プラズマが、酸素プラズマまたは酸素/テトラフルオロメタンプラズマである、
請求項4に記載のポリマー複合体を製造する方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201161442542P | 2011-02-14 | 2011-02-14 | |
US61/442,542 | 2011-02-14 | ||
PCT/JP2012/053898 WO2012111837A1 (en) | 2011-02-14 | 2012-02-13 | High-performance thermal interface films and methods thereof |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014511405A JP2014511405A (ja) | 2014-05-15 |
JP5867516B2 true JP5867516B2 (ja) | 2016-02-24 |
Family
ID=46672746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013553186A Expired - Fee Related JP5867516B2 (ja) | 2011-02-14 | 2012-02-13 | 高性能熱伝導性フィルムおよびその方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5867516B2 (ja) |
WO (1) | WO2012111837A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9468989B2 (en) | 2015-02-26 | 2016-10-18 | Northrop Grumman Systems Corporation | High-conductivity bonding of metal nanowire arrays |
US10639711B2 (en) * | 2015-06-13 | 2020-05-05 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Nanowire-based magnets and methods of making same |
WO2021148911A1 (en) * | 2020-01-22 | 2021-07-29 | 3M Innovative Properties Company | Magnetic film |
WO2021148910A1 (en) * | 2020-01-22 | 2021-07-29 | 3M Innovative Properties Company | Thermal interface layer |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000191987A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-11 | Polymatech Co Ltd | 熱伝導性接着フィルムおよび半導体装置 |
JP2001214075A (ja) * | 2000-02-04 | 2001-08-07 | Jsr Corp | 高熱伝導性シート用組成物、高熱伝導性シート、高熱伝導性シートの製造方法および高熱伝導性シートを用いた放熱構造 |
JP2008098303A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-04-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 配線板、配線板接続体およびその製造方法 |
-
2012
- 2012-02-13 WO PCT/JP2012/053898 patent/WO2012111837A1/en active Application Filing
- 2012-02-13 JP JP2013553186A patent/JP5867516B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2012111837A1 (en) | 2012-08-23 |
JP2014511405A (ja) | 2014-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Elhajjar et al. | Magnetostrictive polymer composites: Recent advances in materials, structures and properties | |
Kim et al. | Vertical particle alignment of boron nitride and silicon carbide binary filler system for thermal conductivity enhancement | |
TWI336762B (en) | Conducting liquid crystal polymer matrix comprising carbon nanotubes, use thereof and method of fabrication | |
JP5867516B2 (ja) | 高性能熱伝導性フィルムおよびその方法 | |
Cao et al. | Template synthesis and magnetic behavior of an array of cobalt nanowires encapsulated in polyaniline nanotubules | |
Yuan et al. | Thermal conductivity enhancement of platelets aligned composites with volume fraction from 10% to 20% | |
KR101556100B1 (ko) | 열전도성 고분자 복합재료 및 이의 제조방법 | |
Kim et al. | Magnetic filler alignment of paramagnetic Fe3O4 coated SiC/epoxy composite for thermal conductivity improvement | |
JP7262878B2 (ja) | 3dプリンティング用組成物 | |
US8748504B2 (en) | Polymeric composites having oriented nanomaterials and methods of making the same | |
JP2009010296A (ja) | 熱伝導性接着フィルム及びその製造方法 | |
Kimura et al. | Magnetic field responsive silicone elastomer loaded with short steel wires having orientation distribution | |
JP2002080617A (ja) | 熱伝導性シート | |
TW559837B (en) | Magnetic core comprising a bond magnet including magnetic powder whose particle's surface is coated with oxidation-resistant metal | |
JP2000195998A (ja) | 熱伝導性シ―トおよびその製造方法ならびに半導体装置 | |
JP6729943B2 (ja) | 3dプリンティング用組成物 | |
Wu et al. | Creating thermal conductive pathways in polymer matrix by directional assembly of synergistic fillers assisted by electric fields | |
Ausanio et al. | Magneto-piezoresistance in elastomagnetic composites | |
JP5470851B2 (ja) | 径方向空隙型磁石モータ | |
US11541580B2 (en) | Method for preparing compact of resin compound having anisotropy | |
JP2020055961A (ja) | 制御された熱伝導率分布を有する樹脂シート及びその製造方法 | |
KR20220014894A (ko) | 복합재 | |
JP5768676B2 (ja) | 異方性導電フィルム、その製造方法、接続構造体及びその製造方法 | |
JP3981641B2 (ja) | 熱伝導性反応硬化型樹脂成形体の製造方法 | |
KR20140085053A (ko) | 방열 접착테이프 조성물과 방열 접착테이프 및 이를 제조하는 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150804 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150818 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5867516 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |