JP5866200B2 - ローリングシャッタを用いる画像センサのためのフリッカ検出回路 - Google Patents

ローリングシャッタを用いる画像センサのためのフリッカ検出回路 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2008年11月14日出願の米国仮出願番号61/114,748「ローリングシャッタを用いる画像センサのためのフリッカ検出回路」の優先権及び利益を主張し、その全部が参照のためにここに組み込まれる。
本開示は、概してフリッカ検出回路及びそれを用いるデバイスに関する。
CMOS画像センサは多くの携帯型デバイスにおいて一般的である。この技術の課題の1つは、蛍光照明とセンサの電子的ローリングシャッタ(electronic rolling shutter)の相互作用に起因する画像フリッカ(image flicker)である。非定常的なシーケンス(non stationary sequence)は、多重フレームプロセスに対して困難な課題をもたらす。これらの欠点に対処するために、フレーム位置調整(frame alignment)を用いることによってフリッカ検出性能を改善する新しいプロセスが提案されている。この方法は、ハンドシェーク(handshake)及び垂直パニング(vertical panning)の条件における性能を大幅に改善する。
画像デバイスが多くのデジタル携帯型デバイスにおいてますます一般的になってきている。これらのデバイスの多くは電子的ローリングシャッタを伴うCMOS画像センサを用いている。機械的なシャッタとは異なり、ローリングシャッタは、画像の異なる部分が異なる時間間隔にわたって露光されることを必要とする。具体的には、画像の各連続する行(row)は、時間軸上でオフセットされる。この手法の1つの結論は、各行が異なる量の全照度(total illuminance)で露光されることにより、蛍光照明下での画像に空間的フリッカが生じることである。カメラを適切に構成してアーティファクツ(artifacts)を除去するためには、このフリッカのロバストな検出(robust detection)が必須である。リアルタイムの画像システムは、フリッカ検出に対する追加的な制約をもたらす。実用的な画像システムは、画像における空間的フリッカ周波数を大幅に下げる15又は30fpsで動作する必要があり、検出プロセスをより挑戦的なものにしている。
この問題に対して種々の試みが提案されてきた。アール・エル・ベーア、アール・カカラーラによる米国特許番号7,397,503、「光源性フリッカに起因するアーティファクツを低減するためのシステム及び方法」(R.L. Baer, R. Kakarala, "Systems and methods for reducing artifacts caused by illuminant flicker," U.S. Patent No. 7,397,503)に記載されているように、ベーア等は、各画素を逆の順序で2回読み出して結果を合算してフリッカの出現を低減するようにセンサアーキテクチャを改良することを提案した。他の方法は、捕捉された画像又は画像シーケンスを用いてフリッカを検出する。そのような方法の多くはフリッカを検出するためにシーケンシャルなフレームに頼っており、あるいは、ディー・ポプリン、「内蔵型カメラシステムのための自動フリッカ検出方法」、IEEE家庭用電化製品におけるトランザクション、52(2)、308〜311(2006)、ティー・タバクシュ、アール・アール・グリガト、「ローリングシャッタカメラシステムにおける光源性フリッカ周波数の分類」、IASTED2007紀要、信号及び画像処理、288〜293(2007)、及びエム・カプリンスキ、アイ・スボチン、「ローリングシャッタを伴う撮像装置のための照明光源の周波数と光学的積分時間の間の不整合に対する方法」、米国特許番号7,142,234(D. Poplin, "An Automatic Flicker Detection Method for Embedded Camera Systems," IEEE Transactions on Consumer Electronics, 52(2), 308-311 (2006); T.Tajbakhsh, R.R. Grigat, "Illumination Flicker Frequency Classification in Rolling Shutter Camera Systems," Proceedings of IASTED 2007, Signal and Image Processing, 288-293 (2007); and M. Kaplinsky, I. Subbotin, "Method for mismatch detection between the frequency of illumination source and the duration of optical integration time for imager with rolling shutter," U.S. Patent No. 7,142,234)に記載されている。これらの研究においては、場面(scene)は実際上は稀なケースである定常的なものであることが常に仮定されている。
蛍光光源からの照度は、電力源における交流電流供給に起因して時間軸上で変化することが見出されてきている。地理的な位置に依存して、供給は60Hz又は50Hzのいずれかである。光源に移された電力は供給周波数の2倍で振動し、結果として照度は120Hz又は100Hzのいずれかで変化する。光源からの照度は次の関数でモデル化される。
Figure 0005866200
ここで、Aは光源に移されている電力がないときの電力源における電圧のゼロ交差でのDC照度である。照度のDC部分はいかなるフリッカをも含まないので、簡単にするためにAはゼロに設定される。Bは所与の光源におけるフリッカの大きさを決定するスカラーであり、電圧が最大から定数Aを引いたものであるときの照度に等しい。A及びBの両方とも光源毎に異なるであろう定数である。Tはフリッカ周期である。この周波数でのフリッカは人間の視覚では感じられないが、ローリングシャッタCMOSセンサはこの変化を拾うことができる。
簡単にするために、F=120Hz及びA=0、B=1に対する数1をプロットしている図1を考察する。典型的な電子的ローリングシャッタがその下方に示されている。ローリングシャッタにおいては、各行は、時間軸上で異なる瞬間に積分を開始すると共に終了する。任意の2つの行の間の差はΔrで与えられる。行1における信号は、右下がりのハッチングで示されるその積分時間にわたる曲線の下の面積に比例する。従って、行nにおける信号は、右上がりのハッチングで示される面積に比例する。交差ハッチングの区域は、行1及び行nの両方が一緒に積分している時間に対応する。この図は、行1に対する総面積、即ち行1に対する信号が行nに対する面積よりも大きいことを示している。露光におけるこの相対的な差異が、画像を覆う明帯に対して暗さとして現れる。全ての積分時間がフリッカを生成するわけではない。積分時間がフリッカ周波数の倍数に設定されている場合には、曲線の下の面積はオフセットΔrにかかわりなく一定である。そのような場合にはフリッカは存在しない。積分時間は従って次の式で表される。
Figure 0005866200
ここで、Nは完全フリッカ周期の数であり、ΔtはN個のフリッカ周期と実際の積分時間の間の時間差である。
センサにおける各行のセンサ応答は、積分時間にわたって各行が受ける照度に比例する。フリッカ照度に対するセンサ応答は、行開始時間におけるオフセットΔr及び積分時間tの関数として導くことが可能である。
Figure 0005866200

Figure 0005866200
A=0として数1を数4へ代入すると次が得られる。
Figure 0005866200
この式はΔrによる行オフセットの応答を表している。この式は、次の関係を用いることによって、行nの応答を表すように一般化することができる。

Figure 0005866200
ここで、Δrdは2つの隣り合う行の間の行遅延である。数6を数5へ代入することによって、行数の関数としての行応答の次の式がもたらされる。
Figure 0005866200
最後のモデルにおいては、応答は、積分時間のみによって決定され且つ行には依存しない線形項B(NT+Δt)を含んでいる。この線形項から変調された高調波項が減じられる。この項においては、余弦高調波は行数及び行遅延の関数である。この高調波は、周波数がΔtに依存する正弦波によって変調されている。この変調の影響は明白である。積分時間がフリッカ周波数の倍数であるとき、Δt=0であり、そして数7は次の式に帰着する。

Figure 0005866200
予測されるように、応答は行の間ではもはや変化せず、そして積分時間の長さのみに依存している。このような場合には、画像内にはフリッカが存在しないであろう。また、Δt=T/2のときに変調ファクタが最大になるであろうことを特記しておくことも重要である。以下に示されるように、フリッカ信号の強度は概して弱いので、信号の振幅を最大化することは検出を支援することになる。
行遅延Δrdは画像におけるフリッカの周波数に影響を与えるであろう。図2は3つの異なる行遅延での理論的な応答をプロットしている。隣り合う行の間での遅延が増大するのに従って、画像において見られるフリッカの周波数もまた増大している。光源のフリッカ周期と画像内のフリッカの空間周期の間の関係は次のようである。
Figure 0005866200
リアルタイムフリッカ検出システムにおける重要な課題の1つは、画像内のフリッカの低い空間周波数である。30fpsではフレーム時間はたった33.33μsであり、このことは、50Hzでは3.3周期、そして60Hzでは4周期があるにすぎないことを意味している。
総積分時間もまた画像内のフリッカの信号強度に影響を与える。フリッカ比Fratioは、最大信号を伴う行からの応答を最小信号を伴う行からの応答で除した値として定義される。
Figure 0005866200
図3はこの比を60Hzフリッカ周波数に対する総積分時間の関数としてプロットしている。比はフリッカ周波数の倍数で1に近づき、またΔt=T/2のときにピークとなる。しかし、ピークはNが増大するのに従って小さくなる。フリッカ比、従って画像内のフリッカは、Tより小さい積分時間に対して無限大に向かって増加する。
画像内の場面コンテンツは連続するフレームを減じることによって著しく低減され得ることを先行する研究が明らかにしてきており、例えば、ディー・ポプリン、「内蔵型カメラシステムのための自動フリッカ検出方法」、IEEE家庭用電化製品におけるトランザクション、52(2)、308〜311(2006)、及びエム・カプリンスキ、アイ・スボチン、「ローリングシャッタを伴う撮像装置のための照明光源の周波数と光学的積分時間の間の不整合に対する方法」、米国特許番号7,142,234(D. Poplin, "An Automatic Flicker Detection Method for Embedded Camera Systems," IEEE Transactions on Consumer Electronics, 52(2), 308-311 (2006); and M. Kaplinsky, I. Subbotin, "Method for mismatch detection between the frequency of illumination source and the duration of optical integration time for imager with rolling shutter," U.S. Patent No. 7,142,234)がある。結果は静止場面を用いて得られたものであったし、場面コンテンツが動的である更に実際的な場合は想定していなかった。フリッカ信号の大きさは下層の場面の信号と比較して極めて小さいであろうから、小さい不整合(misalignment)でさえも、減算の後に場面からの信号を残してしまう可能性がある。ローリングシャッタのせん断効果(shearing effects)を低減するために、先行する研究がフレームからフレームへの位置調整(alignment)の問題を取り扱ってきており、例えば、シー・ケー・リャン、エル・ダブル・チャン、エイチ・エイチ・チェン、「ローリングシャッタ効果の解析及び補償」、IEEE画像処理のトランザクション、17(8)、1323〜1330(2008)(C.K. Liang, L. W. Chang, H.H. Chen, "Analysis and Compensation of Rolling Shutter Effect," IEEE Transactions on Image Processing, 17(8), 1323-1330 (2008))に記載されている。しかし、上述の研究は、ローリングシャッタ構造を用いる画像センサのための適切なフリッカ検出及び補正のスキームを提供していない。
以下の図面と共に後述の説明を考慮することで、本開示はより容易に理解されるであろうし、ここでは、同様の参照符号は同様の要素を表している。
図1は60Hz照度の光源、A=0、B=1のモデル及び電子的ローリングシャッタの影響の例を示す図である。
図2は画像フリッカ周波数に対する行遅延の影響の例を示す図である。
図3はフリッカの大きさに対する積分時間の影響の例を示す図である。
図4は本開示の1つの実施形態に従う装置の1つの例を示すブロック図である。
図5は本開示の1つの実施形態に従う電子装置によって実施される方法の1つの例を示すフローチャートである。
図6は本開示において記載される1つの例に従いローリングシャッタを用いるフリッカ検出画像センサのための方法の1つの例を示すフローチャートである。
図7は本開示の1つの実施形態に従い2つの連続するフレームからの列投影の例を示す図である。
図8は本開示の1つの実施形態に従い2つの連続する列投影の相互相関の例を示す図である。
図9は検出されるフリッカを示す平坦フィールド場面12.5ms、15fpsの例を示す図である。
図10はフリッカを有する複雑場面12.5ms、15fpsの例を示す図である。
図11は15fpsで12.5msの積分時間により取得された2つの連続する平坦フィールド画像の差信号の例を示す図である。
図12は差信号の電力スペクトラムの例を示す図である。
図13は本開示の1つの実施形態に従うSNR対列投影で用いられる列のパーセンテージの例を示す図である。
図14は位置調整を伴う電力スペクトラムの例を示す図である。
図15は位置調整を伴わない電力スペクトラムの例を示す図である。
図16は本開示の1つの実施形態に従う垂直シフトの関数としてのSNR向上の例を示す図である。
簡潔には、回路、装置及び方法は、画像センサを用いるデジタルカメラのためのフリッカ検出及び改良された画像生成を提供する。1つの実施形態においては、回路及び方法は、第1の捕捉されたフレームを、例えば必要に応じてシーケンシャル且つ連続的(consecutive)又は非連続的であってよい第2の捕捉されたフレームと比較して、これらフレーム間の場面コンテンツの不整合を決定するように作用する。これらのフレームが不整合であると決定された場合には、第2のフレームを第1のフレームに対して再位置調整することによって、再位置調整された第2のフレームが生成される。再位置調整された第2のフレームからの輝度データ及び第1のフレームからの輝度データが、不所望なフリッカ状態が存在するかどうかを決定するために用いられる。不所望なフリッカ状態が検出される場合には、フリッカを低減するために、フレームを捕捉した画像センサへの出力のための露光時間制御情報が生成される。この動作は、例えば、デジタルカメラのためのプレビューモードの間に行われてよく、あるいは任意の他の適切なときに実行されてよい。
1つの実施形態では、装置、例えば、多機能携帯電話(smart phone)、携帯電話(cell phone)、又はCMOS画像センサのような画像センサ及びローリングシャッタ構造を伴うデジタルカメラを採用している任意の他の適切な装置は、ある回路を採用しており、その回路は、CMOS画像センサによって捕捉された第1のフレームをCMOS画像センサによって捕捉された第2のフレームと比較して、これら捕捉されたフレーム間の場面コンテンツの不整合を決定する。その回路は、第1及び第2のフレームが不整合であると決定された場合、第2のフレームの画素を移動させることによって第2のフレームを再位置調整して、第2のフレームの画素が第1のフレームに対して同じ位置になるようにそれらを再配置する。再位置調整された第2のフレームからの(その画素からの)輝度データ及び第1のフレームからの輝度データが、不所望なフリッカ状態が存在するかどうかを決定するために用いられる。不所望なフリッカ状態が存在する場合には、CMOS画像センサの露光時間が調節されてフリッカを低減する。上述の動作を実行するように動作する回路を含む集積回路を含んでいてよい制御論理は、個別論理を含んでいてよく、動作を実行するように構成される状態マシンを含んでいてよく、1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)を含んでいてよく、実行されたときにマイクロプロセッサにここに説明されるよう動作させるようにコンピュータ可読メモリに記憶される実行可能な命令を実行する1つ以上のマイクロプロセッサを含んでいてよい。任意の他の適切な構造も採用され得る。
幾つかある利点のなかでも特に、開示される回路、装置、及び方法は、フレーム間での位置調整を用いてフリッカ検出性能を改善する多重フレーム手法を提供する。とりわけ、フレーム間での位置調整を用いる多重フレーム手法は、定常的な(stationary)及び非定常的な画像シーケンスの両方においてフリッカを検出することができるロバストな(robust)フリッカ検出を可能にするという理由で有利である。これにより、例えば、ハンドシェイク(handshake)、垂直パニング(panning)、及び水平パニングの画像化シナリオにおいて、改善されたフリッカ検出が提供される。良好なフリッカ検出は、蛍光照明とCMOS画像センサのローリングシャッタの間での相互作用に起因する不所望な影響を低減するために必須である。他の利点は当業者によって認識されるであろう。
図4は装置400の1つの例を示すブロック図であり、装置400は、例示のみを目的として、デジタルカメラサブシステム402と、ワイヤレスサブシステム、ディスプレイ、キーボード又は当該分野で知られる任意の他のサブシステムを含む必須の携帯電話サブシステムのような必要不可欠なサブシステム404とを含む携帯電話又は多機能携帯電話として説明されることになる。また、装置400はメモリ406を含み、メモリ406は、例えば、フレームバッファメモリ又は任意の他の適切な種類のメモリのようなFIFOメモリ、RAMであってよい。装置400はまた、回路408を含むものとして図示されており、回路408は、大規模集積回路の一部であってよく、RAM、ROMのようなメモリ(図示せず)、インターネットサーバにおける分散型のメモリ、又は実行可能な命令を記憶する任意の他の適切なメモリに記憶される実行可能な命令を実行するマイクロプロセッサとして作られてよく、実行可能な命令は、実行されたときに、ここに説明される動作をマイクロプロセッサにさせる。
この例におけるカメラサブシステム402は、ローリングシャッタ構造を伴うCMOS画像センサであるとして図示されている。しかし、ローリングシャッタ動作を伴う任意の画像センサであれば、ここに説明される動作の利益を享受し得る。カメラサブシステム402は、例えばプレビューモードの間、捕捉されたフレーム410のストリームを捕捉しそして供給し、捕捉されたフレーム410は一時的にメモリ406内に記憶される。この例において図示されるように、フレームN412は現在のフレームであり、フレームN+1は時間軸上で次に捕捉されるフレームであり、以下同様である。回路408(制御器とも称される)は、モーション推定回路416、モーション補償回路418、輝度ベースのフレーム減算回路420、フリッカ信号検出回路422、及びカメラ露光時間制御情報生成回路424を含む。
モーション推定回路416は、画素の最新のフレームとその次の、この実施形態ではシーケンシャルフレーム414の両方を受け取り、そしてモーションがフレーム内で検出されるかどうかを決定する。例えば、フレームの各々からの同じ位置での画素が比較されて、値が変化したかどうかが決定され、例えば、画像が左又は右に画素の1行若しくは1列又は画素の多重列シフトしたかが任意の適切な技術を用いて決定される。不整合検出(misalignment detection)の1つの例が以下に更に説明される。図示されるように、モーション推定論理は、例えば画素×画素ベース、ブロック×ブロックベース、又は任意の他の適切なベースで現在のフレーム412を次のフレーム414と比較して、これらのフレームの間での場面コンテンツ(scene content)の不整合を決定する。モーション推定回路416は、x方向におけるオフセットの量を表す位置調整オフセット情報430及びこの例では加えて不整合又はオフセット情報432で図示されるy方向のオフセットをもたらす。しかし、単にx方向又はy方向のいずれかにおける変化を検出することもまた採用され得ることが認識されるであろう。オフセット情報430及び432はモーション補償回路418によって第2のフレーム414と共に受け取られ、第2のフレーム414は、第1のフレーム412の対応する位置に整合するように再位置調整(場面コンテンツを)され得る。結果として、オフセット情報430及び432に基いて不整合が決定された場合、第1のフレームに対する第2のフレーム414の位置調整である再位置調整された第2のフレーム434が生成される。
輝度ベースのフレーム減算回路420は、現在のフレーム412及び再位置調整された第2のフレーム414に対して画素×画素ベースの輝度情報を決定し、両方のフレームのセットからの輝度データを用い(再位置調整された第2のフレーム及び第1のフレームの各々から画素位置に対応する輝度データを減算し)、そしてフリッカ画像(位置調整されたフレーム差)を表すデータ438を生成する。フリッカ信号検出回路422は、データ438のエネルギレベルを評価してフリッカが検出されたかどうかを決定する。フリッカ検出信号440はカメラ露光調節論理424へ供給され、カメラ露光調節論理424は次いで、カメラサブシステムがカメラ露光時間を変化させてフリッカを低減するように、カメラ露光時間制御情報426をカメラサブシステム402へ送る。
図5も参照すると、例えば回路408によって実施され得る方法は、ブロック500において、例えばモーション推定回路416を用い、第1の捕捉されたフレーム412を第2の捕捉されたフレーム414と比較して、これらのフレームの間の場面コンテンツの不整合を決定する。ブロック502に示されるように、方法は、第1及び第2のフレームが不整合であると決定された場合に、例えば第2のフレームを第1のフレームに対して再位置調整することによってモーション補償回路418により再位置調整された第2のフレーム434を生成することを含む。ブロック504に示されるように、方法は、例えば輝度ベースのフレーム減算回路420によって再位置調整されたフレームの輝度データと、第1のフレームからの輝度データとを用いて、例えばフリッカ信号検出回路422によって、不所望なフリッカ状態が存在するかどうかを決定することを含む。不所望なフリッカ状態が存在する場合には、方法は、カメラの画像センサのために露光時間制御情報426を生成してフリッカを低減することを含む。
図6は図4においてx及びy方向の両方におけるのとは対照的にy方向のみにおける画素の行を利用して回路408によってフリッカを検出する1つの例を示している。この例で示されまた以下に更に説明されるように、フレーム412及び414からの画素は、ブロック602及び604によって示されるように、RGBフォーマットから輝度値へ変換される(例えば以下の数11を参照)。この例では、フレームの各々に対して、ブロック606及び608において示されるように、フレーム全体が単一の列に投影される(例えば以下の数12を参照)。モーション推定は、例えば以下の数13及び数14を実行することにより達成され、またモーション補償418は以下に説明するように列シフトを行うことによって達成される。フリッカ信号検出回路422はより詳細に図示されており、より詳細に以下に説明される。必要に応じて任意の適切な検出回路が用いられてもよいことが認識されるであろう。
以下に更に説明されるように、多重フレーム手法がフレーム間の位置調整を用いて、場面からの信号を除去すると共にフリッカ検出性能を改善する。
まず、I(x,y,d,i)が画像シーケンスであるとし、ここでx及びyはそれぞれ列及び行の指標を表す。dは画像の面であるとし、iはシーケンスにおけるフレーム番号であるとする。どのフレームも次に示すようにRGBから輝度へ変換される。
Figure 0005866200
画像内のフリッカ信号の厳密な垂直性(strict vertical nature)を考慮すると、各フレーム内の列は平均化されて次の列投影(column projection)をもたらす。
Figure 0005866200
ここで、Mは平均化するための列の総数であり、Yは表1によって与えられるような画像における列の総数であり、情報の全フレームと比較して少ない処理をもたらしている。しかし、所望に応じて列投影手法は採用される必要がないことが認識されるであろう。2つの連続するフレームの列投影が図7に示されている。連続するフレームは非定常的なシーケンスから取られたので、これらのフレームの間には不整合が見られる。この不整合に対処するために、連続する投影の相互相関がブロック610において示されるように計算される。
Figure 0005866200
図7における投影の相互相関が図8に示されている。この関数のピークの指標は、フレーム間の垂直シフトに対応していると想定される。ブロック612はこの垂直シフトを決定することを示している。
Figure 0005866200
フレーム間のシフトは、2つの投影を減算に先立ち位置調整するために用いられる。
Figure 0005866200
列投影差は、ブロック614において示されるようにハミングウインドウ(hamming window)W(D(y))でウインドウ処理され(windowed)、それに続く信号がブロック616において示されるようにFFTで周波数領域に取り込まれて信号フーリエ表現F(ω)が生成され、ここでωは空間周波数である。信号の電力スペクトラムは、ブロック618において示されるように、次のように得られる。
Figure 0005866200
フリッカは、ブロック620において示されるように、フリッカ周波数S(ω)に最も近いビン(bin)内の信号電力を周囲の周波数ビンの平均信号電力と比較することによって検出される。周囲のビンは、0.25ω<ω<0.75ω及び1.25ω<F<1.75ωによって定義される。周囲のビンの平均は、ブロック622において示されるように、雑音レベルNとして定義される。従って、信号対雑音比は、下記の数17において定義されると共にブロック624において示されている。ここでのSNRは、種々の条件下で検出されるフリッカ信号の強度を評価するために用いられる。スレッショルドを数17に適用することによって、数17は単純な分類器(classifier)としても用いることができる。ブロック626は信号を分類していることを示している。SNRがスレッショルドを越えている場合には、信号はブロック424において示されるようにフリッカとして分類される。SNRがスレッショルドを越えていなければ、信号はブロック628において示されるようにフリッカとしては分類されずに次のフレームが評価される。
Figure 0005866200
実験的な画像シーケンスの試験結果
図示される画像のシーケンスを捕捉するために、リアルタイム画像システムを伴う5メガ画素CMOSセンサが用いられた。図9及び10に示されるような2つの異なる場面、即ち平坦フィールド及び複雑場面についてシーケンスが捕捉されている。どちらの場面も60Hz電力源によって電力供給される2つの5400K蛍光源によって45度で照明されている。両場面の全体的な光レベル(overall light level)は1000ルクス(lux)である。
シーケンスは、現実的な画像条件を再現し、そして条件のある範囲にわたってプロセスの有効性を調査するように設計されている。シーケンスは、リアルタイム画像システムで要求される実際的なフレームレートを代表する15fps及び30fpsの両方で捕捉される。カメラ及び画像システムの帯域制限が、これらのフレームレートでの全5メガ画素の収集を阻んだ。各フレームレートで捕捉された画像ディメンションは、下記の表1に示されている。
提案されたフリッカモデルの性能を考慮して、センサプログラミングには追加的な制約が課せられている。既に論じられたように、積分時間式(数2)においてΔt=T/2のときに画像フリッカは最大値を有する。その結果、60Hz源のフリッカの大きさを最大化するために、12.5ms及び29.2msの積分時間が用いられている。また、提案されたプロセスは、連続するフレーム間の差を計算する。フリッカが定常的である場合には、フレーム減算は全体のフリッカ信号を除去してしまうであろう。これを防止し且つ異なる画像における高調波の大きさを最大にするために、T/2の位相差がフレーム間に導入される。これらの制約と共に、センサは表1に示される行遅延でプログラムされている。30fpsシーケンスディメンションは15fpsの1/2であるから、行遅延は15fpsシーケンスと30fpsシーケンスの間で同様である。結果として、15fpsで各フレームが多くの周期の2倍を含んでいるにもかかわらず、画素内で測定される空間周期は2つのフレームレートの間で同様である。
表1:画像シーケンス特性
Figure 0005866200
定常的な場面
開示されるプロセスは、場面コンテンツが動かない定常的な場面を用いて評価することができる。平坦フィールド画像シーケンスは、フリッカ信号の検出を妨げる場面データが存在しないので、最も簡単な場合を代表する。結果として、フリッカ信号は図9の画像において容易に見ることができる。プロセスは画像のシーケンスに適用される。この実験に対しては、各フレーム内の全ての列が用いられ、M=Yである。図11はシーケンス内の2つのフレームの差信号を示している。差信号は明らかに周期的信号を表している。図12に示される信号の電力スペクトラムは、明らかに0.0078のフリッカ周波数を示している。
画像の4つのシーケンスが処理されると共にシーケンスに対する平均SNRが記録された。結果は表2に表示されている。高い平均SNRは、平坦フィールド場面においてフリッカを検出することが15fps及び30fpsの両方で取るに足らない簡単なことであることを裏付けている。SNRは30fpsで僅かに減少しているが、概してフリッカは4つの全てのシーケンスにおいて容易に検出される。
表2:プロセスを用いる平坦フィールド画像シーケンスにおけるフリッカ信号の平均SNR
Figure 0005866200
もう少し挑戦的な定常的条件が複雑な場面のシーケンスについて評価される。これらのシーケンスの平均SNRが以下の表3に示されている。ここでもSNRは十分に高く、フリッカは容易に検出可能である。両場面において、積分時間が長くなるのに従ってSNRが僅かに低下している。このことは、積分時間が長くなるのに従ってフリッカの大きさが増大するという事実に合致している。また、平均SNRは、より速いフレームレートに対して大幅に低くなっている。より速いフレームレートでは、フリッカはより長い波長及び画像内のより少ない周期を有している。結果として、フリッカ周波数は、DC項の極めて近くに位置するので、FFTにおいて解像することがより困難である。
表3;複雑な定常的場面画像シーケンスにおけるフリッカ信号の平均SNR
Figure 0005866200
これらの結果は、完全フレーム減算をもたらす各画像内の全ての列を用いて生成された。完全フレーム減算を行うことは必ずしも実用的ではないかもしれない。差における列の数を限定する効果が図13に示されている。列投影P(y,i)に含まれる列が少ないほど、SNRは低下する。一般的に、列の40パーセントでプロセスを実行することは許容可能なSNRをもたらし、それを超えると効果逓減(diminishing returns)をもたらす。この理由により、各フレームにおける中央の40パーセントの列が用いられる。
非定常的な場面
非定常的な場面は、実用的なフリッカ検出性能のより現実的な評価を提供する。3つの典型的な使用のケースは、ハンドシェイク、垂直パニング及び水平パニングである。試験においては、プロセスの位置調整ステップの有無でのプロセスを用いてハンドシェイクシーケンスが処理された。平均SNRの結果が以下の表4及び表5にまとめられている。表4における結果から、15fpsでの位置調整なしでは、SNRが大幅に低下していることが明らかである。SNRの低下は30fpsではそれほど深刻ではない。これは、場面がフレーム間で極端にシフトすることを妨げた高速のフレームレートに起因している可能性が最も高い。15fpsでは場面はフレーム間でより大きくシフトし、そしてSNRは静止場面の場合から16dBほど低くなっている。表5においては、位置調整プロセスを用いた場合に平均SNRが顕著に増大している結果が示されている。5〜6dBの改善が15fpsで達成され、ここでは、SNRにおける最も大きな低下が見られた。
表4;位置調整なしで非定常的に処理された場面におけるフリッカ信号の平均SNR(dB)
Figure 0005866200
表5;位置調整ありで非定常的に処理された場面におけるフリッカ信号の平均SNR(dB)及び結果としてのdB利得
Figure 0005866200
上述のSNR結果は全体的なシーケンスにわたる平均である。しかし、実際には、ハンドシェークによるランダムモーションに起因して、フレームからフレームに至る個々の結果には大きなばらつきがある。非定常的な場面の効果は、図14及び15に明らかに示されている。図14及び15は、28画素の大きなシフトを有していた2つの連続的な列投影の間の差の電力スペクトラムを位置調整の有無で表示している。図14は、位置調整なしでは、より支配的なピークが0.01に存在しているので、フリッカ周波数が検出し得ないことを示している。図15は、位置調整を伴うと、プロセスはフリッカ周波数を容易に0.0078近傍に分離し得ることを示している。
水平及び垂直パニングのシーケンスもまた、位置調整の有無を通して処理されている。平均SNR結果が表6及び表7に表示されている。表6における水平パニングの結果は、提案されたプロセスがフリッカ検出性能を改善していないことを明らかにしている。幾つかの条件では小さな改善があるものの、個々のフレームをもっとよく見ると、より高いSNRが達成されたのは垂直移動の場合であることが明らかになった。更なる研究を行って、位置調整を垂直に拡大適用することができた。列の40%のみが選択されているとして、各フレームから位置調整している列を選択することによって位置調整を確保することができた。
表6;水平パニング場面におけるフリッカ信号の平均SNR(dB)
Figure 0005866200
表7;垂直パニング場面におけるフリッカ信号の平均SNR(dB)
Figure 0005866200
表7においては、垂直パニングの結果は、全ての条件において位置調整ステップが著しい改善を提供していることを明らかにしている。平均SNRにおいて最も顕著な改善は30fpsで生じている。個々のフレームからフレームへの結果をもっとよく見ると、この改善の程度が明らかになる。誤検出(false positive)を低減するためには、スレッショルドSNRとして5が設定され、そして検出を分類するために用いられる。このスレッショルドを30fpsデータに適用することで、表8に示される検出率がもたらされる。位置調整プロセスによって検出率が大幅に増大していることが明らかである。
図16における垂直シフトに対するSNR改善は、性能向上が何故30fpsで大きいかを明らかにしている。図16においては、相互相関として決定される垂直シフトが水平軸上にプロットされている。列投影を位置調整することにより得られるSNRの増大は垂直軸上に示されている。15fpsでは20あたりのシフトで最大の改善が生じており、SNRの増大は、位置調整が60あたりでSNRを実際上は劣化させるまで減少に転ずる。15fpsでのフリッカの空間周期は128画素であるから、1周期の半分くらいのシフトが、連続するフレーム間に導入された位相差を消失させるであろう。結果として、異なるステップの間に60あたりでフリッカ信号が消失するであろうことが予想される。15fps及び29msでは、非位置調整のプロセスによってSNRは改善されない。15fps及び12.5msでは、位置調整されるプロセスは、より悪く機能している。これは、12.5msではフリッカ信号の大きさはかなり大きく、そして場面コンテンツの大きさと同じオーダであるという事実に起因している可能性が高い。従って、非位置調整の減算であっても、比較的に強いフリッカ信号を検出することができる。30fpsでは、最も明白な差は、処理されるシーケンスにおいて25画素より大きい垂直シフトがないことである。より高いフレームレートに起因して、場面はフレーム間で半分だけシフトする。結果として、位置調整シフトは30fpsで122画素の半分をはるかに下回り、SNRにおける改善はロバストな検出を可能にする。
表8;位置調整有無による30fpsでの検出率
Figure 0005866200
非定常的な場面に対処するために、SNRを増大させる垂直位置調整(及び/又は必要であれば水平位置調整)と共に多重フレーム検出プロセスが用いられる。開示されるプロセスは、空間周波数の半分より小さいフレーム間のシフトに対して、ロバストで且つ実装が容易な検出システムを提供する。しかし、相関が一致している限り、シフトされたフレームもまた用いられ得る。
上述したように、数ある利点のなかでも、開示される回路、装置、及び方法は、フレーム間の位置調整を用いてフリッカ検出性能を改善する多重フレーム手法を提供する。とりわけ、フレーム間での位置調整を用いる多重フレーム手法は、定常的な及び非定常的な画像シーケンスの両方においてフリッカを検出することができるロバストなフリッカ検出を可能にするという理由で有利である。これにより、例えば、ハンドシェイク、垂直パニング、及び水平パニングの画像化シナリオにおいて、改善されたフリッカ検出が提供される。良好なフリッカ検出は、蛍光照明とCMOS画像センサのローリングシャッタの間での相互作用に起因する不所望な影響を低減するために必須である。他の利点は当業者によって認識されるであろう。
開示の上述した詳細な説明及びそこで説明される例は、例示及び説明のみを目的として示されてきたものであり、限定によって示されているものではない。従って、本開示は、上に開示されまたここに請求される基本的に内在する原理の精神及び範囲内に包含される任意のそして全ての修正、変更又は均等なものに及ぶことが意図されている。

Claims (18)

  1. ローリングシャッタ構造を伴うCMOS画像センサと回路とを備えた装置であって、
    前記回路は、
    前記CMOS画像センサによって捕捉される第1のフレームを前記CMOS画像センサによって捕捉される第2のフレームと比較してこれらフレーム間の場面コンテンツの不整合を決定し、
    前記第1及び第2のフレームが不整合であると決定された場合に前記第2のフレームを前記第1のフレームに対して再位置調整することによって再位置調整された第2のフレームを生成し、
    前記再位置調整された第2のフレームからの輝度データ及び前記第1のフレームからの輝度データを用いて不所望なフリッカ状態が存在するかどうかを決定し、不所望なフリッカ状態が存在する場合に前記CMOS画像センサの露光時間を調節してフリッカを低減し、
    前記第1のフレームを列に投影して第1の列投影を生成し、前記第2のフレームを列に投影して第2の列投影を生成し、前記第1及び第2の列投影の間の相互相関値を計算することによって、前記第1及び第2のフレームの間の場面コンテンツの不整合を決定するように動作する装置。
  2. 前記回路はy方向における画素の行のみを利用することによって前記第1のフレームを前記第2のフレームと比較して不整合を決定する請求項1の装置。
  3. 前記回路は、前記第1のフレームに関連する複数の列値を平均化することによって前記第1の列投影を生成し前記第2のフレームに関連する複数の列値を平均化することによって前記第2の列投影を生成するように動作する請求項の装置。
  4. 前記回路は、前記第1のフレームに関連する画素の少なくとも1つのブロックを前記第2のフレームに関連する対応する少なくとも1つのブロックと比較することによって、前記第1及び第2のフレームの間の場面コンテンツの不整合を決定するように動作する請求項1の装置。
  5. 前記回路は、前記第2の列投影を列シフトさせて前記第1の列投影に対して再位置調整することによって、前記再位置調整された第2のフレームを生成するように動作する請求項の装置。
  6. 前記回路は、フリッカ周波数に最も近いビンにおける信号電力を周囲の周波数ビンの平均信号電力と比較することによって、不所望なフリッカ状態が存在するかどうかを決定するように動作する請求項1の装置。
  7. 電子装置によって実施される方法であって、
    画像センサによって捕捉される第1のフレームを前記画像センサによって捕捉される第2のフレームと比較してこれらフレーム間の場面コンテンツの不整合を決定することと、
    前記第1及び第2のフレームが不整合であると決定された場合に前記第2のフレームを前記第1のフレームに対して再位置調整することによって再位置調整された第2のフレームを生成することと、
    前記再位置調整された第2のフレームからの輝度データ及び前記第1のフレームからの輝度データを用いて不所望なフリッカ状態が存在するかどうかを決定することと、
    不所望なフリッカ状態が存在する場合に前記画像センサの露光時間を調節してフリッカを低減することと
    前記第1のフレームを列に投影して第1の列投影を生成することと、
    前記第2のフレームを列に投影して第2の列投影を生成することと、
    前記第1及び第2の列投影の間の相互相関値を計算して前記第1及び第2のフレームの間の場面コンテンツの不整合を決定することとを備えた方法。
  8. 前記画像センサによって捕捉される第1のフレームを前記画像センサによって捕捉される第2のフレームと比較するためにy方向における画素の行のみを利用して前記第1及び第2のフレームの間の場面コンテンツの不整合を決定することを更に備えた請求項の方法。
  9. 前記第1のフレームに関連する複数の列値を平均化することによって前記第1の列投影を生成することと、
    前記第2のフレームに関連する複数の列値を平均化することによって前記第2の列投影を生成することとを更に備えた請求項の方法。
  10. 前記第1のフレームに関連する画素の少なくとも1つのブロックを前記第2のフレームに関連する対応する少なくとも1つのブロックと比較して前記第1及び第2のフレームの間の場面コンテンツの不整合を決定することを更に備えた請求項の方法。
  11. 前記第2の列投影を列シフトさせて前記第1の列投影に対して再位置調整して前記再位置調整された第2のフレームを生成することを更に備えた請求項の方法。
  12. フリッカ周波数に最も近いビンにおける信号電力を周囲の周波数ビンの平均信号電力と比較することと、
    不所望なフリッカ状態が存在するかどうかを決定することとを更に備えた請求項の方法。
  13. 回路を備えた集積回路であって、前記回路は、
    第1の捕捉されたフレームを第2の捕捉されたフレームと比較してこれらフレーム間の場面コンテンツの不整合を決定し、
    前記第1及び第2のフレームが不整合であると決定された場合に前記第2のフレームを前記第1のフレームに対して再位置調整することによって再位置調整された第2のフレームを生成し、
    前記再位置調整された第2のフレームからの輝度データ及び前記第1のフレームからの輝度データを用いて不所望なフリッカ状態が存在するかどうかを決定し、不所望なフリッカ状態が存在する場合にカメラの画像センサへの出力のための露光時間制御情報を生成してフリッカを低減し、
    前記第1の捕捉されたフレームを列に投影して第1の列投影を生成し、前記第2の捕捉されたフレームを列に投影して第2の列投影を生成し、前記第1及び第2の列投影の間の相互相関値を計算することによって、前記第1及び第2の捕捉されたフレームの間の場面コンテンツの不整合を決定するように動作する集積回路。
  14. 前記回路はy方向における画素の行のみを利用することによって前記第1の捕捉されたフレームを前記第2の捕捉されたフレームと比較して不整合を決定する請求項13の集積回路。
  15. 前記回路は、前記第1の捕捉されたフレームに関連する複数の列値を平均化することによって前記第1の列投影を生成し前記第2の捕捉されたフレームに関連する複数の列値を平均化することによって前記第2の列投影を生成するように動作する請求項13の集積回路。
  16. 前記回路は、前記第1の捕捉されたフレームに関連する画素の少なくとも1つのブロックを前記第2の捕捉されたフレームに関連する対応する少なくとも1つのブロックと比較することによって、前記第1及び第2の捕捉されたフレームの間の場面コンテンツの不整合を決定するように動作する請求項13の集積回路。
  17. 前記回路は、前記第2の列投影を列シフトさせて前記第1の列投影に対して再位置調整することによって、前記再位置調整された第2のフレームを生成するように動作する請求項13の集積回路。
  18. 前記回路は、フリッカ周波数に最も近いビンにおける信号電力を周囲の周波数ビンの平均信号電力と比較することによって、不所望なフリッカ状態が存在するかどうかを決定するように動作する請求項13の集積回路。
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