JP5865181B2 - 脱穀装置 - Google Patents
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Description
この種のものとして、従来、例えば特許文献1に示されるように、フィーダハウスと扱室とを繋ぐ部分に入口供給板を設けたものがあった。
脱穀機体の内側における前記スクリュー部の下方に扱室側ほど配置高さが高い傾斜姿勢で設ける入口案内底壁体と、前記脱穀機体の左側の横側壁のうちの前記入口案内底壁体の横側方に位置する横側壁部と、前記脱穀機体の右側の横側壁のうちの前記入口案内底壁体の横側方に位置する横側壁部とにより、前記フィーダからの刈取り穀稈を前記扱室に流動案内する入口案内経路を構成し、
前記入口案内底壁体を脱着自在に支持されるよう構成し、
前記左側の横側壁部と前記右側の横側壁部の少なくとも一方を脱着自在に支持されるよう構成してある。
前記入口案内底壁体における前記フィーダ側及び前記扱室側の分割入口案内底壁体が連結する部位と、前記フィーダ側及び前記扱室側の分割横側壁部が連結する部位とが同じ又はほぼ同じ脱穀機体前後方向箇所に位置するように、前記入口案内底壁体及び脱着自在に支持される前記横側壁部を構成してある。
図1は、コンバインの全体を示す側面図である。図2は、コンバインの全体を示す平面図である。図1,2に示すように、コンバインは、運転座席1aが装備された搭乗型の運転部1、運転座席1aの下方に位置する原動部に設けたエンジン3を有し、かつ左右一対のクローラ式の走行装置2,2をエンジン3からの駆動力によって駆動して自走するように構成した走行機体を備えている。走行機体の機体フレーム4の後部に、脱穀装置5及び脱穀装置5の横側方に配置した穀粒回収部6を設けてある。脱穀装置5の前部から機体前方向きに延出するフィーダ11、フィーダ11を構成するフィーダハウス11aの前端部に後端部が連結する前処理フレーム12及び前処理フレーム12に駆動自在に設けたバリカン型の刈取装置13を備えて、刈取り部10を構成してある。
図1,2に示すように、刈取り部10は、フィーダ11が搬送終端部に位置するフィーダ駆動軸11bの機体横向き軸芯まわりに昇降シリンダ14によって揺動操作されることにより、前処理フレーム12の前端部に設けた左右一対のデバイダ15,15が地面近くに下降した下降作業状態と左右一対のデバイダ15,15が地面から高く上昇した上昇非作業状態とに昇降する。
図3は、脱穀装置5を示す側面図である。図4は、脱穀装置5を示す縦断側面図である。図3,4に示すように、フィーダ送出口11dに連通する穀稈投入口21aを有した前壁21、塵埃排出口22aを有した後壁22、前壁21から後壁22に至る左右一対の横側壁23,24及び扱室天板25を備えて、脱穀装置5の脱穀機体20を構成してある。
すなわち、受網30から落下した脱穀粒及び塵埃を揺動選別装置31によって受け止め、揺動選別装置31による揺動選別と、唐箕32が揺動選別装置31に向けて供給する機体後方向きの選別風による選別とによって脱穀粒と塵埃とに選別し、脱穀粒のうちの一番処理物を1番スクリューコンベヤ33に落下させ、二番処理物を2番スクリューコンベヤ34に落下させ、塵埃を選別風と共に塵埃排出口22aに移送して脱穀機体外に排出する。
図5は、扱胴29を示す側面図である。図6は、図5のVI−VI断面矢視図である。図4,5,6に示すように、扱胴29は、脱穀機体20の前壁21及び後壁22に扱胴軸芯Pまわりに回転自在に支持される回転支軸41、回転支軸41に一体回転自在に設けた前支持プレート40、中支持プレート43及び後支持プレート44、扱胴29の周方向に等間隔で分散配置して前支持プレート40、中支持プレート43及び後支持プレート44に連結した6本の扱歯支持杆45,46、各扱歯支持杆45,46の軸芯方向に並ぶ複数箇所から扱胴外周側に突出するバー形の扱歯47,48を備えて構成してある。つまり、扱胴29は、株元から穂先までの全体にわたって扱室28に導入される刈取り穀稈を脱穀対象とするものでありながら、茎稈などを扱歯支持杆45,46どうしの間から内部に入り込ませることにより、脱穀負荷の軽減を図りながら脱穀処理するようにバー型になっている。
図7は、穀稈導入部Cを示す左側面図である。図10は、穀稈導入部Cを示す正面図である。図4,7,10に示すように、穀稈導入部Cを構成する入口案内経路37は、脱穀機体20の内側のスクリュー部36の下方に設けた入口案内底壁体50と、脱穀機体20の左側の横側壁23のうちの入口案内底壁体50の横側方に位置する横側壁部60と、脱穀機体20の右側の横側壁24のうちの入口案内底壁体50の横側方に位置する横側壁部70とによって構成してある。
具体的には、図8,10に示すように、フィーダ側の分割入口案内底壁体50Aにおける前端側の連結部55を、これに設けたボルト孔55aに装着した連結ボルトによって脱穀機体20の前壁21に連結し、フィーダ側の分割入口案内底壁体50Aの左端側の連結部56を、これに設けたボルト孔56a及び左側のフィーダ側の分割横側壁部60Aに設けてあるボルト孔23aに装着の連結ボルトによって左側のフィーダ側の分割横側壁部60Aに連結し、フィーダ側の分割入口案内底壁体50Aの右端側の連結部58を、これに設けたボルト孔58a及び右側のフィーダ側の分割横側壁部70Aに設けたボルト孔70aに装着する連結ボルトによってフィーダ側の分割横側壁部70Aに連結する。扱室側の分割入口案内底壁体50Bの左端側の連結部57を、これに設けたボルト孔57a及び扱室側の下側の分割横側壁部60Cに設けたボルト孔60aに装着の連結ボルトによって扱室側の下側の分割横側壁部60Cに連結し、扱室側の分割入口案内底壁体50Bの右端側の連結部59を、これに設けたボルト孔59a及び右側の扱室側の分割横側壁部70Bに設けたボルト孔70bに装着の連結ボルトによって右側の扱室側の分割横側壁部70Bに連結することにより、入口案内底壁体50を脱穀機体20の内側におけるスクリュー部36の下方箇所に装着できる。
図3及び図7に示すように、唐箕32の回転自在な羽根支軸32aの駆動力を伝動ベルト83によってフィーダ駆動軸11bに伝達するように構成してある。
図13は、穀粒回収部6を示す後面図である。図2及び図13に示すように、穀粒回収部6は、脱穀装置5から1番スクリューコンベヤ33によって搬出された脱穀粒を揚穀装置90(図2参照)によって投入されるように構成したホッパー形の袋詰めタンク91、袋詰めタンク91が備える吐出筒91aの前後側に配備した袋受け杆92、袋詰めタンク91の下方に配置して機体フレーム4の上側に設けた袋受けデッキ93、袋受けデッキ93の機体横外側に位置するよう配備した作業者搭乗デッキ94を備えて構成してある。
(1)上記した実施例では、左側及び右側の横側壁部60,70を脱着自在に支持されるよう構成した例を示したが、左側と右側のいずれか一方の横側壁部だけ、あるいは入口案内底壁体50に対して扱胴下端部の回転方向下手側に位置する方の横側壁部だけを脱着自在に支持されるよう構成して実施してもよい。
20 脱穀機体
23 左側の横側壁
24 右側の横側壁
28 扱室
29 扱胴
36 スクリュー部
37 入口案内経路
50 入口案内底壁体
50A フィーダ側の分割入口案内底壁体
50At 壁厚
50B 扱室側の分割入口案内底壁体
50Bt 壁厚
50R 部位
53 案内流路形成面
53a フィーダ側の案内流路形成面部
53b 扱室側の案内流路形成面部
53c 受止め面部
60 左側の横側壁部
60A フィーダ側の分割横側壁部
60B,60C 扱室側の分割横側壁部
60R 部位
70 右側の横側壁部
70A フィーダ側の分割横側壁部
70At 壁厚
70B 扱室側の分割横側壁部
70Bt 壁厚
70R 部位
Claims (10)
- フィーダからの刈取り穀稈を、扱胴の前端側に、前記扱胴と一体回転自在に設けたスクリュー部によって扱室に掻き込むように構成した脱穀装置であって、
脱穀機体の内側における前記スクリュー部の下方に扱室側ほど配置高さが高い傾斜姿勢で設ける入口案内底壁体と、前記脱穀機体の左側の横側壁のうちの前記入口案内底壁体の横側方に位置する横側壁部と、前記脱穀機体の右側の横側壁のうちの前記入口案内底壁体の横側方に位置する横側壁部とにより、前記フィーダからの刈取り穀稈を前記扱室に流動案内する入口案内経路を構成し、
前記入口案内底壁体を脱着自在に支持されるよう構成し、
前記左側の横側壁部と前記右側の横側壁部の少なくとも一方を脱着自在に支持されるよう構成してある脱穀装置。 - 前記左側の横側壁部と前記右側の横側壁部とのうちの前記入口案内底壁体に対して扱胴下端部の回転方向下手側に位置する方の横側壁部を脱着自在に支持されるよう構成してある請求項1記載の脱穀装置。
- 前記左側の横側壁部及び前記右側の横側壁部を脱着自在に支持されるよう構成してある請求項1記載の脱穀装置。
- 前記左側の横側壁部と前記右側の横側壁部とのうちの前記入口案内底壁体に対して扱胴下端部の回転方向下手側に位置する方の横側壁部の壁厚を、前記左側の横側壁部と前記右側の横側壁部とのうちの前記入口案内底壁体に対して扱胴下端部の回転方向上手側に位置する方の横側壁部の壁厚より大に設定してある請求項3記載の脱穀装置。
- 前記入口案内底壁体を、フィーダ側に位置する分割入口案内底壁体と扱室側に位置する分割入口案内底壁体とに分割自在に構成してある請求項1〜4のいずれか一項に記載の脱穀装置。
- 前記扱室側に位置する分割入口案内底壁体の壁厚を前記フィーダ側に位置する分割入口案内底壁体の壁厚より大に設定してある請求項5記載の脱穀装置。
- 脱着自在に支持される前記横側壁部を、フィーダ側に位置する分割横側壁部と扱室側に位置する分割横側壁部とに分割自在に構成してある請求項1〜6のいずれか一項に記載の脱穀装置。
- 前記扱室側に位置する分割横側壁部の壁厚を前記フィーダ側の分割横側壁部の壁厚より大に設定してある請求項7記載の脱穀装置。
- 前記入口案内底壁体を、フィーダ側に位置する分割入口案内底壁体と扱室側に位置する分割入口案内底壁体とに分割自在に構成し、
前記入口案内底壁体における前記フィーダ側及び前記扱室側の分割入口案内底壁体が連結する部位と、前記フィーダ側及び前記扱室側の分割横側壁部が連結する部位とが同じ又はほぼ同じ脱穀機体前後方向箇所に位置するように、前記入口案内底壁体及び脱着自在に支持される前記横側壁部を構成してある請求項7又は8記載の脱穀装置。 - 前記入口案内底壁体の案内流路形成面におけるフィーダ側の案内流路形成面部と扱室側の案内流路形成面部との間に、流動物を受止める受止め面部を設けてある請求項1〜9のいずれか一項に記載の脱穀装置。
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