JP5863843B2 - 矢板用管体配設装置及び矢板への管体配設方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば矢板に高圧流体噴射用管体を配設するための矢板用管体配設装置及び矢板への管体配設方法に関するものである。
従来から、矢板を振動させたり殴打したりすることで地盤に打ち込む矢板打ち込み工法として、例えば実用新案登録第3165579号に開示されるようなウオータージェットを併用した矢板打込み工法(以下、従来法)が提案されている。
具体的には、この従来法は、これから打ち込もうとする矢板に、高圧水を噴射する管体を該管体の先端噴射口部が矢板の先端部に位置する沿設状態とし、この状態でクレーン(クローラークレーン)により矢板を吊り下げ状態として地盤の打ち込み位置に配し、矢板の基端部に配設したバイブロハンマで矢板を振動させるとともに管体の先端噴射口部から高圧水を噴射して矢板を地盤に打ち込む工法である。
この管体から噴射する高圧水により、矢板先端付近の土砂や泥水が吹き飛ばされ且つ地盤に対する矢板の接触摩擦が低減されるため矢板が円滑に打ち込まれる。尚、通常、一枚の矢板の左右側部に複数(一対)の管体が配設されるのが一般的であり、これら管体の基端部には高圧水供給源から延設される高圧水供給ホースが接続される。
続いて、地盤に対する矢板の打ち込み作業が終了した後、クレーンを作動させることで管体を地盤から引き抜き、この引き抜いた管体を次に打ち込む矢板に配設して同様な打ち込み作業を繰り返す。
実用新案登録第3165579号公報
ところで、この従来法は、河川護岸や止水壁を形成する際など、比較的長い(数十メートルにも及ぶ)矢板を地盤深くまで打ち込む際に用いられるが、この長い矢板に対して該矢板と略同じ長さで、しかも、複数本の管体を配設する作業は非常に厄介である。
即ち、実際に矢板の左右側部に一対の管体を沿設状態に配設する場合、クレーンで吊り下げ状態とした一対の管体夫々の先端部を、地面に置かれた矢板を挟んで左右対向位置に立った二人の作業者が持ち、続いて、この各作業者が矢板の先端部方向へ移動しながらクレーンを作動させて管体の基端部を降下させ、管体の先端部を矢板の先端部(矢板を吊り下げた際の下端部)に配される位置まで移動させつつ管体の基端部を降下させると、一対の管体は矢板の左右に沿設状態となる。その後、この管体の先端部及び基端部を適宜な固定手段で矢板に固定することで、矢板への管体の配設作業は完了する。
従って、従来から、この矢板に対する管体の配設作業は、クレーン操縦者の熟練が必要なのは勿論、クレーン操縦者と管体を持って移動する作業者との連係が良好でないと作業能率が悪くなるなど、この管体の移動を迅速に行うのが難しく、しかも、クレーンで吊り下げ状態とした管体を直接手で持って支えながら移動するという作業者の手作業に頼った部分が多い為、労力を要するのは勿論、特にこの管体を持って移動する作業者の安全性が危惧される。
本発明は、前述した問題点を解消する、従来にない作用効果を発揮する画期的な矢板用管体配設装置及び矢板への管体配設方法を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
基板部21aとこの基板部21aの左右に連設される左右側板部21b・21bとから成る矢板21に管体22を配設するための装置であって、前記矢板21をガイドとして該矢板21の長さ方向に移動自在となる移動体1を有し、この移動体1は、前記矢板21の左右側板部21b・21bに添設状態となる左右部1b・1bとこの左右部1b・1b間に架設される架設部1aとから成り、前記移動体1には、前記管体22の端部を受ける管体受部2が設けられていることを特徴とする矢板用管体配設装置に係るものである。
また、矢板21に管体22を配設するための装置であって、前記矢板21をガイドとして該矢板21の長さ方向に移動自在となる移動体1を有し、この移動体1には、前記管体22の端部を受ける管体受部2が設けられ、この管体受部2は、前記移動体1に受け凹部を設けて構成されていることを特徴とする矢板用管体配設装置に係るものである。
また、矢板21に管体22を配設するための装置であって、前記矢板21をガイドとして該矢板21の長さ方向に移動自在となる移動体1を有し、この移動体1には、前記管体22の端部を受ける管体受部2が設けられ、更に、前記移動体1には握持部4が設けられていることを特徴とする矢板用管体配設装置に係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の矢板用管体配設装置において、前記矢板21は、前記基板部21aとこの基板部21aの左右に傾斜連設される左右側板部21b・21bとから成るものであることを特徴とする矢板用管体配設装置に係るものである。
また、請求項1〜4いずれか1項に記載の矢板用管体配設装置において、前記左右部1b1b夫々に前記管体受部2が設けられていることを特徴とする矢板用管体配設装置に係るものである。
また、請求項1〜5いずれか1項に記載の矢板用管体配設装置において、前記左右部1b1b及び前記架設部1aには前記矢板21に当接して転動する転動体3が設けられていることを特徴とする矢板用管体配設装置に係るものである。
また、請求項1〜6いずれか1項に記載の矢板用管体配設装置において、前記管体22は、加圧流体を噴射しながら地盤に前記矢板21を打ち込む際に用いる高圧流体噴射用管体であることを特徴とする矢板用管体配設装置に係るものである。
また、矢板21に管体22を配設する方法であって、吊り下げ状態とした前記管体22の下端部を、横設状態の前記矢板21の一端側に位置させた移動体1に配し、この状態で前記移動体1を前記矢板21をガイドとして該矢板21の他端側へ移動させるとともに前記管体22の上端部を降下させ、前記管体22を前記矢板21に沿設状態に配設することを特徴とする矢板への管体配設方法に係るものである。
また、請求項記載の矢板への管体配設方法において、前記移動体1には、前記管体22の端部を受ける管体受部2が設けられていることを特徴とする矢板への管体配設方法に係るものである。
また、請求項8,9いずれか1項に記載の矢板への管体配設方法において、前記矢板21は、基板部21aとこの基板部21aの左右に連設される左右側板部21b・21bとから成るものであり、前記移動体1は、前記矢板21の左右側板部21b・21bに添設状態となる左右部1b1bとこの左右部1b1b間に架設される架設部1aとから成ることを特徴とする矢板への管体配設方法に係るものである。
また、請求項8〜10いずれか1項に記載の矢板への管体配設方法において、前記矢板21は、基板部21aとこの基板部21aの左右に傾斜連設される左右側板部21b・21bとから成るものであることを特徴とする矢板への管体配設方法に係るものである。
また、請求項10,11いずれか1項に記載の矢板への管体配設方法において、前記左右部1b1b夫々に前記管体受部2が設けられていることを特徴とする矢板への管体配設方法に係るものである。
また、請求項10〜12いずれか1項に記載の矢板への管体配設方法において、前記左右部1b1b及び前記架設部1aには前記矢板21に当接して転動する転動体3が設けられていることを特徴とする矢板への管体配設方法に係るものである。
また、請求項8〜13いずれか1項に記載の矢板への管体配設方法において、前記管体受部2は、前記移動体1に受け凹部を設けて構成されていることを特徴とする矢板への管体配設方法に係るものである。
また、請求項8〜14いずれか1項に記載の矢板への管体配設方法において、前記移動体1には握持部4が設けられていることを特徴とする矢板への管体配設方法に係るものである。
また、請求項8〜15いずれか1項に記載の矢板への管体配設方法において、前記管体22は、加圧流体を噴射しながら地盤に前記矢板21を打ち込む際に用いる高圧流体噴射用管体であることを特徴とする矢板への管体配設方法に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、矢板への管体の配設作業を少力化でき、しかも、迅速且つ安全に行えることになり、ひいては矢板の打ち込み作業の作業効率も向上させることができるなど、従来にない作用効果を発揮する画期的な矢板用管体配設装置及び矢板への管体配設方法となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例を示す正面図である。 本実施例を示す説明斜視図である。 矢板に対する管体の配設状態の説明図である。 本実施例に係る矢板への管体配設方法の説明図である。 本実施例に係る矢板への管体配設方法の説明図である。 本実施例に係る矢板への管体配設方法の説明図である。 矢板の打ち込み工法の説明図である。 矢板の打ち込み工法の説明図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
矢板21に対して管体22を配設する場合、例えば、移動体1を地面に置いた矢板21の基端部に位置させた状態とし、この移動体1の管体受部2に例えばクレーンで吊り下げ状態とした管体22の先端部(吊り下げ下端部)を配し、この状態で移動体1を矢板21をガイドとして該矢板21の先端部へ移動させるとともに管体22の基端部(吊り下げ上端部)を降下させると、管体22は矢板21に対して徐々に倒れ動して当該矢板21に沿設状態に配設される。
従って、従来から矢板21に対して管体22を配設する際に厄介とされてきた作業、即ち、吊り下げ状態とした管体22の先端部を矢板21の先端部へ移動させる作業が、管体22を移動体1に支持させた状態とし、この移動体1を矢板21をガイドにスムーズに移動させるという作業で済み、しかも、作業者の負担を可及的に低減した状態で行われることになる為、矢板21への管体22の配設作業を少力化でき、しかも、迅速且つ安全に行えることになり、ひいては矢板の打ち込み作業の作業効率も向上することができる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、矢板21に管体22を配設するための矢板用管体配設装置である。
本実施例における矢板21は、例えば河川護岸や止水壁を形成する際などに地盤Eに打ち込まれる公知のハット形鋼矢板である。
具体的には、矢板21は、図2,3に図示したように、基板部(ウェブ)21aとこの基板部21aの左右に傾斜連設される左右側板部(フランジ)21b21bとから成る形状(横断面ハット形状)である。この矢板21の形状は、例えば横断面U字形状や横断面V字形状や横断面コ字形状や横断面C字形状などでも良く、この矢板21の形状に応じて後述する移動体1の形状を適宜設計するものである。更に、矢板21は単なる平板状のものでも良く、要は凹条や凸条を有して移動体1をガイドするものであれば良い。符号21cは隣接する矢板21と係合連結するための連結端部、21dは管体22の先端部を貫挿して固定する管体固定部である。
管体22は、流体供給源(図示省略)から供給される加圧流体L(加圧水)を噴射しながら地盤Eに矢板21を打ち込む際に用いる公知の高圧流体噴射用管体である。
具体的には、管体22は、図3〜9に図示したように適宜な金属製の部材で形成されたものであり、本実施例では一対の管体22が間隔を介して平行状態に設けられ、この各管体22の基端部同士は一つに連設されて流体供給源から延設される流体供給パイプ23が接続されている。尚、管体22の本数は矢板21の巾や形状に応じて1本でも3本以上でも適宜増減変更される。
また、この各管体22の基端部同士の連設部には、矢板21に図示省略のボルト連結手段を介して連結される連結部材24が設けられており、更に、この連結部材24の上端部には矢板21に振動を付与する公知のバイブロハンマ25が連結される。
符号22aは高圧流体Lを噴射する先端噴射口部である。
以下、本実施例に係る矢板用管体配設装置の構成各部について詳細な説明をする。
この本実施例に係る矢板用管体配設装置は、矢板21をガイドとして該矢板21の長さ方向に移動自在となる移動体1を有し、この移動体1には、管体22の端部を受ける管体受部2が設けられたものである。
移動体1は、図1,2に図示したように適宜な金属製の板材で形成したものであり、矢板21の外周面部に被嵌するように構成されている。
具体的には、矢板21の外周面部に被嵌させた際、矢板21の左右側板部21b・21bに添設状態となる左右部1b1bと、この左右部1b1b間に架設され矢板21の基板部21aに沿設状態となる架設部1aとから成る。
尚、移動体1は、例えば肉抜き穴を設けたり材質の選定により適宜軽量化し得るものであり、また、移動体1は管体22を矢板21の内周面部に配設する場合に対応して矢板21の内周面部に嵌合する構造でも良い。
また、移動体1の左右部1b1b及び架設部1aには矢板21に当接して転動する転動体3が設けられている。
この転動体3は、図1,2に図示したように適宜な金属製の車輪であり、左右部1b1b夫々には前後位置に計2個、架設部1aには前後左右位置に計4個設けられている。
従って、この転動体3が矢板21の外周面を転動することで、移動体1は矢板21にガイドされた状態で矢板21の長さ方向に移動することができる。尚、転動体3は車輪に限らず球状体でも良い。
また、この移動体1には、管体22の端部を受ける管体受部2が設けられている。
この管体受部2は、図1,2に図示したように移動体1の左右部1b1b夫々に金属製の屈曲板材から成る受け凹部を設けて構成されている。
従って、この移動体1の左右に設けた管体受部2で一対の管体22の先端部を受けることができる。尚、管体受部2は管体22の先端噴射口部22aに挿入して受ける受け凸部(傾動式)を設けて構成しても良い。
また、移動体1には握持部4が設けられている。
この握持部4は、図1,2に図示したように架設部1aの上面左右位置に金属製のコ字状部材を一対設けて構成されている。
従って、この握持部4を握持して、矢板21に対して移動体1をさせたり、矢板21に移動体1を配設する際や矢板21から移動体1を撤去したりする際に利用される。
尚、本実施例では、矢板21に対する移動体1は、作業者による人力であったり、クレーン26の作動によって移動する管体22の押込み力によって行われる構成であるが、適宜な動力源を設けて自走する構成としても良い。
以上の構成から成る本実施例に係る矢板用管体配設装置を用いた矢板21への管体22の配設方法について説明する。
先ず、移動体1を地面に置いた矢板21の基端部に位置させた状態とし、この移動体1の左右の管体受部2夫々にクレーン26で吊り下げ状態とした管体22夫々の先端噴射口部22aを配する(図5参照)。この際、管体22は、クレーン26の作動により昇降自在に設けられた吊下げフック26aから垂設されるワイヤー27を介して吊り下げられる(ワイヤー27は連結部材24に連結される)。尚、バイブロハンマ25は、クレーン26の作動により昇降自在に設けられた別の吊下げフック26bに吊り下げられ、矢板21を地盤Eへの打ち込み位置に立設状態で配した後、連結部材24の上端部に連結される。
続いて、この状態で移動体1を矢板21をガイドとして該矢板21の先端部へ移動させるとともに、クレーン26を下げることで管体22の基端部(吊り下げ上端部)を降下させると、管体22は矢板21に対して徐々に倒れ動して当該矢板21に沿設状態に配設される(図6参照)。
続いて、移動体1を矢板21から撤去し、管体22夫々の先端部を管体固定部21dに貫挿するとともに連結部材24を矢板21の基端部に連結することで、矢板21に対する一対の管体22の配設は完了する。
その後、クレーン26を作動させて矢板21を吊り下げ状態とし、矢板21を地盤Eへの打ち込み位置に立設状態で配した後、バイブロハンマ25を連結部材24に連結し、この状態で矢板21の基端部に配設したバイブロハンマ25で矢板21を振動させるとともに管体22の先端噴射口部22aから高圧流体L(高圧水)を噴射して地盤Eに矢板21を打ち込むことになる(図8参照)。
続いて、地盤Eに対する矢板21の打ち込み作業が終了した後、吊下げフック26aを上昇させることで管体22を地盤Eから引き抜き、この引き抜いた管体22を次に打ち込む矢板21に配設して同様に打ち込み作業を行う。
本実施例は上述のように構成したから、従来から矢板21に対して管体22を配設する際に厄介とされてきた作業、即ち、吊り下げ状態とした管体22の先端部を矢板21の基端部から先端部へ移動させる作業が、管体22を移動体1に支持させた状態とし、この移動体1を矢板21をガイドにスムーズに移動させるという作業で済み、しかも、作業者の負担を可及的に低減した状態で行われることになる為、矢板21への管体22の配設作業を少力化でき、しかも、迅速且つ安全に行えることになり、ひいては矢板の打ち込み作業の作業効率も向上することができる。本実施例は、前述した従来法に比し、吊り下げ状態の管体22の下方へ作業者が入る機会を可及的に減らすことができて安全である。
また、本実施例は、管体受部2は、移動体1に受け凹部を設けて構成されているから、簡易構造で確実に管体2を受けることができ、しかも、コスト安にして量産性に秀れることになる。
また、本実施例は、左右部1b1b及び架設部1aには矢板21に当接して転動する転動体3が設けられているから、矢板21に対する移動体1の円滑な移動が行われることになる。
また、本実施例は、移動体1には握持部4が設けられているから、この握持部4を握持して、矢板21に対して移動体1をさせたり、矢板21に移動体1を配設する際や矢板21から移動体1を撤去したりする作業が良好に行えることになる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 移動体
1a 架設部
1b 左右部
2 管体受部
3 転動体
4 握持部
21 矢板
21a 基板部
21b 左右側板部
22 管体
地盤

Claims (16)

  1. 基板部とこの基板部の左右に連設される左右側板部とから成る矢板に管体を配設するための装置であって、前記矢板をガイドとして該矢板の長さ方向に移動自在となる移動体を有し、この移動体は、前記矢板の左右側板部に添設状態となる左右部とこの左右部間に架設される架設部とから成り、前記移動体には、前記管体の端部を受ける管体受部が設けられていることを特徴とする矢板用管体配設装置。
  2. 矢板に管体を配設するための装置であって、前記矢板をガイドとして該矢板の長さ方向に移動自在となる移動体を有し、この移動体には、前記管体の端部を受ける管体受部が設けられ、この管体受部は、前記移動体に受け凹部を設けて構成されていることを特徴とする矢板用管体配設装置。
  3. 矢板に管体を配設するための装置であって、前記矢板をガイドとして該矢板の長さ方向に移動自在となる移動体を有し、この移動体には、前記管体の端部を受ける管体受部が設けられ、更に、前記移動体には握持部が設けられていることを特徴とする矢板用管体配設装置。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の矢板用管体配設装置において、前記矢板は、前記基板部とこの基板部の左右に傾斜連設される左右側板部とから成るものであることを特徴とする矢板用管体配設装置。
  5. 請求項1〜4いずれか1項に記載の矢板用管体配設装置において、前記左右部夫々に前記管体受部が設けられていることを特徴とする矢板用管体配設装置。
  6. 請求項1〜5いずれか1項に記載の矢板用管体配設装置において、前記左右部及び前記架設部には前記矢板に当接して転動する転動体が設けられていることを特徴とする矢板用管体配設装置。
  7. 請求項1〜6いずれか1項に記載の矢板用管体配設装置において、前記管体は、加圧流体を噴射しながら地盤に前記矢板を打ち込む際に用いる高圧流体噴射用管体であることを特徴とする矢板用管体配設装置。
  8. 矢板に管体を配設する方法であって、吊り下げ状態とした前記管体の下端部を、横設状態の前記矢板の一端側に位置させた移動体に配し、この状態で前記移動体を前記矢板をガイドとして該矢板の他端側へ移動させるとともに前記管体の上端部を降下させ、前記管体を前記矢板に沿設状態に配設することを特徴とする矢板への管体配設方法。
  9. 請求項記載の矢板への管体配設方法において、前記移動体には、前記管体の端部を受ける管体受部が設けられていることを特徴とする矢板への管体配設方法。
  10. 請求項8,9いずれか1項に記載の矢板への管体配設方法において、前記矢板は、基板部とこの基板部の左右に連設される左右側板部とから成るものであり、前記移動体は、前記矢板の左右側板部に添設状態となる左右部とこの左右部間に架設される架設部とから成ることを特徴とする矢板への管体配設方法。
  11. 請求項8〜10いずれか1項に記載の矢板への管体配設方法において、前記矢板は、基板部とこの基板部の左右に傾斜連設される左右側板部とから成るものであることを特徴とする矢板への管体配設方法。
  12. 請求項10,11いずれか1項に記載の矢板への管体配設方法において、前記左右部夫々に前記管体受部が設けられていることを特徴とする矢板への管体配設方法。
  13. 請求項10〜12いずれか1項に記載の矢板への管体配設方法において、前記左右部及び前記架設部には前記矢板に当接して転動する転動体が設けられていることを特徴とする矢板への管体配設方法。
  14. 請求項8〜13いずれか1項に記載の矢板への管体配設方法において、前記管体受部は、前記移動体に受け凹部を設けて構成されていることを特徴とする矢板への管体配設方法。
  15. 請求項8〜14いずれか1項に記載の矢板への管体配設方法において、前記移動体には握持部が設けられていることを特徴とする矢板への管体配設方法。
  16. 請求項8〜15いずれか1項に記載の矢板への管体配設方法において、前記管体は、加圧流体を噴射しながら地盤に前記矢板を打ち込む際に用いる高圧流体噴射用管体であることを特徴とする矢板への管体配設方法。
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