JP5863475B2 - 穴形状測定装置及び穴形状測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、穴形状測定装置及び穴形状測定方法に関する。
部材を締結する為に、皿ボルトが用いられることがある。皿ボルトを用いる場合、締結される部材には、皿ボルトに対応した穴(以下、皿ボルト用穴)が設けられる。皿ボルト用穴に皿ボルトが挿入されることにより、部材が締結される。図1は、皿ボルト用穴6の一例を示す断面図である。図1には、対象部材3に設けられた皿ボルト用穴6が示されている。対象部材3は、第1部材1及び第2部材2を有しており、第1部材1及び第2部材2は積層されている。第1部材1は、複合材である。第2部材2は、複合材又は金属材(Ti及びAl等)である。皿ボルト用穴6は、対象部材の主面4から、対象部材3の裏面5に向かって伸びており、皿部7及び一定部8を有している。皿部7は、主面4に設けられた開口に接続されており、深くなるほど径が小さくなるように構成されている。一定部8は、皿部7の底部分と裏面4に設けられた開口とを接続している。一定部8の径は、深さ方向において一定である。この皿ボルト用穴6に図示しない皿ボルトが挿入されることにより、第1部材1と第2部材2が締結される。
皿ボルト用穴6は、ドリル等により形成される。適切に部材を締結する為には、形成された皿ボルト用穴6の形状が、所望する形状精度になっていることが重要である。そのため、皿ボルト用穴6の形成後、皿ボルト用穴6の形状が測定される。具体的には、皿ボルト用穴6の皿深さと、穴径とが測定される。皿深さとは、皿部7にいて径が予め定められた基準径となるような部分の深さhであり、穴径とは、一定部8における径である。
図2Aは、皿深さの測定方法を示す断面図である。図2Aに示されるように、皿深さの測定時には、段差ゲージ9が用いられる。段差ゲージ9にはロッドが設けられており、このロッドの先端部分を測定対象である皿ボルト用穴6に挿入することにより、皿深さが測定される。また、図2Bは、穴径の測定方法を示す断面図である。穴径の測定時には、プランジャーゲージ10が用いられ、皿深さの測定時と同様に、プランジャーゲージ10に設けられたロッドの先端を皿ボルト用穴6に挿入することにより、穴径が測定される。
上記に関連して、特許文献1(特開平4−138301号公報)には、円筒穴形状測定機が開示されている。この円筒穴形状測定機は、一対の接触子と、それぞれの接触子の変位量を電気信号に変換する一対の差動トランスを用いる。
特開平4−138301号公報
ところで、皿ボルトは、航空機の主翼部材等に用いられる。近年、主翼部材の材料として、金属部材の代わりに、複合材を含む部材が用いられるようになってきている。主翼部材として複合材を含む部材を用いる場合、複数の部材を締結する為に、金属部材を用いる場合よりも多数の皿ボルトが使用される。すなわち、対象部材には、多数の皿ボルト用穴6が設けられる。皿ボルト用穴6が多数設けられるため、皿ボルト用穴6の形状を短時間で測定することが求められる。しかしながら、図2A及び図2Bに示した方法では、段差ゲージ9により皿深さを測定した後、プランジャーゲージ10により厚み方向全域、0°90°方向の穴径を測定する必要があり、短時間で皿ボルト用穴6の形状を測定することが困難であった。
尚、特許文献1には、円筒穴形状測定機が開示されているが、皿ボルト用穴の形状の測定方法については、何らの記載もない。
以下に、(発明を実施するための形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明に係る穴形状測定装置は、複合材を含む対象部材に設けられた皿ボルト用穴(6)の形状を測定する、穴形状測定装置である。前記皿ボルト用穴(6)は、前記対象部材(3)の主面(4)に設けられた開口に接続され、前記主面(4)からの深さが大きくなるほど径が小さくなるような形状を有する皿部(7)と、一端で前記皿部(7)の底部分に接続され、他端で前記対象部材の裏面(5)に設けられた開口に接続され、径が一定である、一定部(8)とを有する。前記穴形状測定装置は、前記一定部の径を測定する、穴径測定機構(23、32)と、前記皿部(7)の径が予め決められた基準径となる深さを皿深さとして測定する、皿深さ測定機構(24、31)とを備える。前記穴径測定機構(23、32)は、先端部分で前記一定部(8)に挿入され、前記一定部(8)の径に応じて変位するように構成された、穴径測定ロッド(32)と、前記穴径測定ロッドの変位量を測定する、穴径測定センサ(23)とを有する。前記皿深さ測定機構(24、31)は、先端部分で前記皿部(7)に挿入され、前記皿深さに応じて変位するように構成された、皿深さ測定ロッド(31)と、前記皿深さ測定ロッド(31)の変位量を測定する、皿深さ測定センサ(24)とを有する。前記穴径測定ロッド(32)と前記皿深さ測定ロッド(31)とは、同軸になるように設けられている。
本発明に係る穴形状測定方法は、複合材を含む対象部材(3)に設けられた皿ボルト用穴(6)の形状を測定する、穴形状測方法である。前記皿ボルト用穴(6)は、前記対象部材(3)の主面(4)に設けられた開口に接続され、前記主面(4)からの深さが大きくなるほど径が小さくなるような形状を有する皿部(7)と、一端で前記皿部(7)の底部分に接続され、他端で前記対象部材(3)の裏面(5)に設けられた開口に接続され、径が一定である、一定部(8)とを有する。前記穴形状測定方法は、穴径測定ロッド(32)の先端を前記一定部(8)に挿入することにより、前記一定部(8)の径を測定するステップと、前記穴径測定ロッド(32)と同軸になるように設けられた皿深さ測定ロッド(31)の先端を前記皿部(7)に挿入することにより、前記皿部(7)の皿深さを測定するステップとを具備する。
本発明によれば、短時間で皿ボルト用穴の形状を測定することができる、穴形状測定装置及び穴形状測定方法が提供される。
皿ボルト用穴の一例を示す断面図である。 皿深さの測定方法を示す断面図である。 穴径の測定方法を示す断面図である。 実施形態に係る穴形状測定装置を示す断面図である。 測定機構を示す断面図である。 測定ヘッドが測定ヘッド保持機構に取り付けられた状態を示す断面図である。 測定ヘッドを示す断面図である。 穴径測定ゲージを示す断面図である。 測定ヘッドを示す断面図である。 穴形状測定方法を示すフローチャートである。 測定ヘッドが開口に挿入された状態を示す断面図である。 穴形状測定方法を示す断面図である。 マスターゲージを示す断面図である。 マスターゲージの上面図である。 実施形態における皿深さ測定子の変形例を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
図3は、本実施形態に係る穴形状測定装置を示す断面図である。図3に示されるように、穴形状測定装置は、対象部材3に設けられた皿ボルト用穴6の形状を測定する為に用いられる。図1に示した例と同様に、対象部材3は、第1部材1及び第2部材2を有している。例えば、第1部材1は複合材であり、第2部材2は複合材又は金属材(Ti又はAl)である。尚、皿ボルト用穴6は、図1に示した例と同様に、皿部7及び一定部8を有している。また、対象部材3は、複合材を含み、航空機の主翼部材であるものとする。
穴形状測定装置は、本体部11、測定機構12、バランスエアシリンダ13及びプレッシャフット19を備えている。
本体部11は、測定機構12及びプレッシャフット19を保持する部分である。本体部11は、Z軸スライドユニット16、Z軸サーボモータ15、Z軸位置検出センサ17、及びアーム18を有している。アーム18は、測定機構12を保持する部分あり、Z軸スライドユニット16に、Z軸方向(第1方向)に沿って移動可能となるように保持されている。Z軸サーボモータ15は、アーム18を第1方向に沿って移動させるモータである。Z軸位置検出センサ17は、アーム18のZ軸上における位置を検出する機能を有している。尚、本体部11は、第1方向が主面4に垂直な方向になるように、対象部材3上に配置される。
プレッシャフット19は、対象部材3の主面4を平坦にする為に設けられている。プレッシャフット19は、本体部11に支持されており、主面4を押さえつけるように構成されている。対象部材3の主面4は、湾曲している場合がある。主面4が湾曲している場合、正確に穴形状を測定することが困難になる場合がある。これに対し、本実施形態では、プレッシャフット19により主面4が押さえつけられるので、主面4が平坦になり、正確に穴形状を測定することが可能になる。尚、プレッシャフット19には、開口20が設けられている。プレッシャフット19は、皿ボルト用穴6が開口20を介して露出するように、主面4を押さえつける。
バランスエアシリンダ13は、測定機構12の第1方向における位置を調節する為に設けられている。バランスエアシリンダ13には、バランス調整減圧弁14が取り付けられており、このバランス調整減圧弁14により、バランスエアシリンダ13が制御され、測定機構12の位置が調節される。測定機構12と本体部11との間には、測定機構12の重量により、撓みが生じることがある。主翼部材には、通常、上面及び下面のそれぞれに皿ボルト用穴6が取り付けられる。従って、穴形状測定装置は、主翼部材の上面および下面のそれぞれに配置されることがある。主翼部材の上面上に穴形状測定装置が配置された場合、測定機構12が主翼部材(対象部材3側)に近づくように、撓みが生じることがある。一方、主翼部材の下面上に穴形状測定装置が配置された場合、測定機構12が主翼部材(対象部材3)から離れるように、撓みが生じることがある。バランスエアシリンダ13を設けることにより、撓みを相殺することができ、測定機構12の第1方向における位置を所望する位置に合わせることが可能になる。
続いて、測定機構12について説明する。
測定機構12は、皿ボルト用穴6の形状を測定する機能を有している。図4Aは、測定機構12を示す断面図である。図4Aに示されるように、測定機構12は、測定ヘッド21及び測定ヘッド保持機構22を有している。測定ヘッド21は、測定ヘッド保持機構22に着脱自在になるように、保持される。対象部材3には、様々な種類の皿ボルト用穴6が設けられる。そこで、測定対象である皿ボルト用穴6の形状に応じて、複数の種類の測定ヘッド21が用いられる。測定時には、測定対象となる皿ボルト用穴6の形状の応じた測定ヘッド21が選択され、測定ヘッド保持機構22に取り付けられる。
図4Aに示されるように、測定ヘッド21には、測定ヘッド本体34、皿深さ測定ロッド31、及び穴径測定ロッド32が設けられている。測定ヘッド本体34は、筒状である。皿深さ測定ロッド31及び穴径測定ロッド32は、測定ヘッド本体34の内部に配置され、測定ヘッド本体34によって支持されている。また、測定ヘッド本体34には、空気流路33、及び測定基準面35が設けられている。測定基準面35は、測定ヘッド本体34の先端部に設けられている。測定基準面35には、開口36が設けられており、空気流路33は、開口36に接続されている。
一方、測定ヘッド保持機構22には、測定ヘッドチャック確認センサ29、測定ヘッド着脱エアシリンダ28、測定ヘッド回転ギヤ25、測定ヘッド旋回アクチュエータ26、エアーブローホース27、空気流路30、穴径測定センサ23及び皿深さ測定センサ24が取り付けられている。測定ヘッドチャック確認センサ29は、測定ヘッド21が取り付けられたことを検出する機能を有している。測定ヘッド着脱エアシリンダ28は、測定ヘッド21の着脱を制御する機能を有している。測定ヘッド回転ギヤ25は、測定ヘッド旋回アクチュエータ26により制御され、測定ヘッド21を回転させる機能を有している。エアーブローホース27は、空気が導入されるように構成されており、エアーブローホース27の先端は、空気流路30に接続されている。空気流路30は、測定ヘッド21が取り付けられた場合に、測定ヘッド21に設けられた空気流路33に接続されるように、設けられている。穴径測定センサ23は、棒状のロッド部分を備えており、そのロッド部分の変位を測定する機能を有している。皿深さ測定センサ24も、穴径測定センサ23と同様に、棒状のロッド部分を備えており、そのロッド部分の変位を測定する機能を有している。
図4Bは、測定ヘッド21が測定ヘッド保持機構22に取り付けられた状態を示す断面図である。図4Bに示されるように、穴径測定センサ23は、ロッド部分が、穴径測定ロッド32と接触するように、配置されている。同様に、皿深さ測定センサ24も、ロッド部分が、皿深さ測定ロッド31と接触するように、配置されている。尚、穴径測定センサ23及び穴径測定ロッド32により、連続的に穴径測定機構が実現される。また、皿深さ測定センサ24及び皿深さ測定ロッド31により、皿深さ測定機構が実現される。
続いて、穴径測定機構について説明する。図5は、測定ヘッド21を示す断面図であり、穴径測定機構を示す断面図である。図5に示されるように、測定ヘッド本体34内には、開口が設けられた保持部材49が固定されている。穴径測定ロッド32は、その保持部材49の開口を通るように配置されており、保持部材49によって支持されている。穴径測定ロッド32は、外筒37、及び外筒37内に配置されたロッド38を有している。外筒37は、保持部材49に固定され、支持されている。ロッド38は、外筒37内に移動可能になるように配置されている。
また、穴径測定ロッド32の先端部分には、穴径測定ゲージ39が設けられている。図6は、穴径測定ゲージ39を示す断面図である。図6に示されるように、穴径測定ゲージ39部分では、外筒37の径が、測定対象となる皿ボルト用穴6の大きさに応じた大きさになるように設定されている。また、外筒37内には、一対の板ばね40及び一対の測定端子41が設けられている。一対の板バネ40には、互いに中心部分を向くように伸びるテーパーコーン42が設けられている。一対の測定端子41は、外筒37に設けられている一対の開口から突き出るように、板バネ40から穴径測定ロッド32の軸方向に直交する方向に向かって伸びている。なお、一対の測定端子41は、同一直線状に位置するように、配置されている。また、ロッド38の先端部分は、径が徐々に小さくなるような形状を有している。そして、ロッド38の先端部分には、テーパーコーン42が接触している。
上述のような構成によれば、皿ボルト用穴6に穴径測定ロッド32の先端部分(穴径測定ゲージ39)を挿入すると、穴径に応じて、一対の測定端子41が内側に押し込まれる。その結果、一対のテーパーコーン42によってロッド38が押され、ロッド38が基準位置(挿入前の位置)から第1方向に沿って変位する。穴径が大きい場合、一対の測定端子41が押し込まれる量が小さくなり、ロッド38の変位量も小さくなる。一方、穴径が小さい場合、一対の測定端子41が押し込まれる量が大きくなり、ロッド38の変位量も大きくなる。ロッド38の変位量は、穴径測定センサ23によって測定され、ロッド38の変位量に基づいて皿ボルト用穴6の穴径が求められる。
次いで、皿深さ測定機構について説明する。図7は、測定ヘッド21を示す断面図であり、皿深さ測定ロッド31の構成を示している。図7(a)は、フリー状態を示し、図7(b)は、皿深さ測定時の状態を示している。図7に示されるように皿深さ測定ロッド31は、筒状であり、バネ44(弾性体)を介して、保持部材49に支持されている。フリー状態において、皿深さ測定ロッド31の先端は、測定ヘッド本体34から突き出ている。皿深さ測定ロッド31の先端には、皿深さ測定子43が設けられている。皿深さ測定子43の径は、基準径である。ここで、図7(b)に示されるように、測定時には、皿深さ測定子43が、皿ボルト用穴6の皿部7に挿入される。皿深さ測定子43は、基準径を有しているので、皿部7における径が基準径となる部分に当接する。その後、測定基準面35が主面4に当接するまで、測定ヘッド本体34が主面4側に移動させられる。このとき、バネ44を介して測定ヘッド本体34に支持されているので、皿深さ測定ロッド31は、測定ヘッド本体34に対して相対的に第1方向に沿って変位する。この変位量は、測定基準面35と皿深さ測定子43との間の距離、すなわち皿深さに対応する。従って、皿深さ測定センサ24により皿深さ測定ロッド31の変位量を測定することにより、皿深さを測定することができる。
続いて、本実施形態に係る穴形状測定方法を説明する。図8は、穴形状測定方法を示すフローチャートである。
ステップS1;プレッシャーフットの加圧
まず、図3に示したように、プレッシャフット19が主面4上に配置される。次いで、プレッシャフット19が加圧され、プレッシャフット19が主面4に押し付けられる。これにより、主面4が湾曲している場合であっても、計測機構の原位置と主面4の相対位置を安定化させることができる。
ステップS2;穴あけ加工
次いで、図示しないドリルを用いて、開口20を介して、対象部材3が加工され、皿ボルト用穴6が形成される。その後、プレッシャフット19の中心上に計測軸が位置するように、ドリルユニット軸及び計測軸がシフトさせられる。
ステップS3;測定ヘッド前進及び穴径計測
次いで、測定ヘッド21が、開口20に挿入される。図9は、測定ヘッド21が開口20にされた場合の様子を示す断面図である。図9に示されるように、開口20に測定ヘッド21の先端部分が挿入されように、Z軸サーボモータ15により、測定機構12が移動させられる。
図10は、穴形状測定方法を示す断面図である。図10(a)に示されるように、皿ボルト用穴6の真上に、測定ヘッド本体34が配置され、図10(b)に示されるように、穴径測定ゲージ39が、皿ボルト用穴6に挿入される。そして、図10(b)及び図10(c)に示されるように、穴径測定ゲージ39は、一対の測定端子41が、一定部8を主面4側から裏面5側へ突き出るように、移動させられる。移動時には、穴径測定センサ23(図5参照)により、一定部8の穴径が連続的に測定される。測定されて得られた値は、Z軸位置検出センサ17により測定された第1方向における位置と対応付けられて、図示しない制御装置(コンピュータ)に通知される。これにより、第2方向における一定部8の径が、深さ毎に求められる。
ステップS4;皿深さ計測
続いて、図10(d)に示されるように、皿深さ測定子43が皿部7に当接するように、測定ヘッド本体34が対象部材3側に移動させられる。更に、測定基準面35が主面4に当接するように、測定ヘッド本体34が対象部材3側に移動させられ、皿深さ測定センサ24(図7参照)により、皿深さが測定される。また、測定基準面35が主面4に当接する際には、開口36(図4A参照)から、空気が噴射される。これにより、主面4上に異物等が存在している場合であっても、異物等を除去することができ、測定基準面35を確実に主面4に当接させることができる。
ステップS5;後退
続いて、図10(e)に示されるように、皿深さ測定子43が皿部7から離れるように、測定ヘッド本体34が後退させられる。例えば、測定ヘッド本体34は、1mmほど後退させられる。
ステップS6;回転
続いて、図10(f)に示されるように、測定ヘッド本体34が、測定ヘッド旋回アクチュエータ26(図4A参照)により、90°回転させられる。
ステップS7;測定ヘッド後退及び穴径計測
続いて、図10(g)、(h)に示されるように、Z軸サーボモータ15(図3参照)により、測定ヘッド本体34が後退させられる。後退時には、穴径測定センサ23(図5参照)により、第2方向に直交する第3方向における穴径が連続的に計測される。測定結果である穴径は、Z軸位置検出センサ17(図3参照)により測定された第1方向における位置と対応付けられて、図示しない制御装置に通知される。
ステップS8;回転
続いて、図10(i)に示されるように、測定ヘッド本体34が、測定ヘッド旋回アクチュエータ26(図4A参照)により、回転させられ、原点位置に戻される。
ステップS9;測定値が許容範囲内か
以上の処理によって、皿ボルト用穴6の皿深さが測定される。また、各深さにおいて、第2方向における穴径、及び第3方向にける穴径が測定される。制御装置(図示せず)により、求められた測定値が、予め定められた許容範囲であるか否かが判別される。
ステップS10;プレッシャフット加圧解除
ステップS9において、測定値が許容範囲内である場合には、プレッシャフットの加圧が解除され、処理が終了する。
ステップS11;測定装置原因究明及び処置
一方、ステップS9において、測定値が許容範囲外である場合には、装置が停止され、原因究明及び処置が行なわれる。
以上説明したように、本実施形態によれば、皿深さ測定ロッド31と穴径測定ロッド32とが同軸になるように設けられているので、穴径測定後、すぐに皿深さの測定を行なうことができる。すなわち、皿ボルト用穴6の形状を、短時間で測定することができる。
また、本実施形態によれば、バランスエアシリンダ13(図3参照)が設けられているために、測定機構12の重量により、測定機構12と本体部11との間に撓みが生じる場合であっても、その撓みを相殺することができる。これにより、皿ボルト用穴6の形状を、正確に測定することができる。
加えて、本実施形態によれば、エアーブロー機構(図4A参照、エアーブローホース27、空気流路30、及び空気流路33)が設けられており、測定基準面35に設けられた開口36から空気が噴射される。皿ボルト用穴6の周囲には、加工時の切りくず等により、異物が存在していることがある。開口36から噴射される空気により、そのような異物が吹き飛ばされ、測定基準面35と主面4との間に異物が挟まることが防止される。これにより、測定基準面35を確実に主面4に当接させることが可能になり、皿深さを正確に測定することが可能になる。
更に、本実施形態によれば、複数の測定ヘッド21が用意されており、測定対象の皿ボルト用穴6に応じて測定ヘッド21が選択され、測定ヘッド保持機構22に着脱自在に取付けられる。従って、複数の種類の皿ボルト用穴6が存在する場合であっても、短時間に形状を測定することが可能になる。
更に、本実施形態によれば、図10に示されるように、測定ヘッド本体34の前進時に第2方向における穴径が測定される。測定ヘッド本体34の前進後に皿深さが測定される。皿深さ測定後に測定ヘッド本体34が回転させられる。その後、穴径の測定と同時に、測定ヘッド本体34が後退させられ、第3方向における穴径が測定される。従って、測定ヘッド本体34を1回だけ往復させることにより、深さ毎の第2方向における穴径、深さ毎の第3方向における穴径、及び皿深さを測定することができる。
ところで、本実施形態に係る穴形状測定装置は、測定前に組み立てられ、組立後に校正される。校正時には、マスターゲージが用いられる。図11は、マスターゲージ45を示す断面図であり、図12は、マスターゲージ45の上面図である。図11及び図12に示されるように、マスターゲージ45には、基準穴46及び取付穴50が設けられている。基準穴46は、既知の皿深さa及び既知の穴径bを有している。このマスターゲージ45の基準穴46に穴径測定ゲージ39及び皿深さ測定子43を挿入し、皿深さ及び穴径を測定することにより、穴形状測定装置の校正を行うことができる。マスターゲージ45に、既知の皿深さa及び既知の穴径bを有する基準穴46が設けられているので、一度の測定で校正を行うことが可能になる。
また、本実施形態においては、皿深さ測定子43の形状を更に工夫することができる。図13は、本実施形態における皿深さ測定子43の変形例を示す断面図である。図13に示される変形例においては、皿深さ測定子43は、基準径を有する基準径部48、及びテーパー部47を有している。テーパー部47は、基準径部48の先端に設けられており、先端に向かうほど径が小さくなっている部分である。テーパー部47は、断面で見た場合に、テーパー部47と主面4とが成す角度βが、皿部7の壁面が主面4と成す角度αよりも小さくなるように、構成されている。このような構成を採用することにより、皿深さ測定時において、皿深さ測定子43は、確実に、基準径部48とテーパー部47との接続部分で皿部7の壁面に当接する。テーパー部47の傾きが皿部7の壁面の傾きと同じになるように構成されている場合には、皿深さ測定子43において皿部7の壁面と当接する部分の位置が安定せず、皿深さを正確に測定することができない場合がある。これに対し、本変形例によれば、皿深さ測定子43は、確実に、基準径部48とテーパー部47との接続部分で皿部7の壁面に当接するので、正確に皿深さを測定することができる。
1 第1部材
2 第2部材
3 対象部材
4 主面
5 裏面
6 皿ボルト用穴
7 皿部
8 一定部
9 段差ゲージ
10 プランジャーゲージ
11 本体部
12 測定機構
13 バランスエアシリンダ
14 バランス調整減圧弁
15 Z軸サーボモータ
16 Z軸スライドユニット
17 Z軸位置検出センサ
18 アーム
19 プレッシャフット
20 測定用開口
21 測定ヘッド
22 測定ヘッド保持機構
23 穴径測定センサ
24 皿深さ測定センサ
25 測定ヘッド旋回ギア
26 測定ヘッド旋回アクチュエータ
27 エアーブローホース
28 測定ヘッド脱着エアシリンダ
29 測定ヘッドチャック確認センサ
30 空気流路
31 皿深さ測定ロッド
32 穴径測定ロッド
33 空気流路
34 測定ヘッド本体
35 測定基準面
36 開口
37 外筒
38 ロッド
39 穴径測定ゲージ
40 板ばね
41 測定端子
42 テーパーコーン
43 皿深さ測定子
44 バネ
45 マスターゲージ
46 基準穴
47 テーパー部
48 基準径部
49 保持部材
50 取付穴

Claims (13)

  1. 複合材を含む対象部材に設けられた皿ボルト用穴の形状を測定する穴形状測定装置であって、
    前記皿ボルト用穴は、
    前記対象部材の主面に設けられた開口に接続され、前記主面からの深さが大きくなるほど径が小さくなるような形状を有する皿部と、
    一端で前記皿部の底部分に接続され、他端で前記対象部材の裏面に設けられた開口に接続され、径が一定である一定部と
    を有し、
    前記穴形状測定装置は、
    前記一定部の径を測定する穴径測定機構と、
    前記皿部の径が予め決められた基準径となる深さを皿深さとして測定する皿深さ測定機構と
    を備え、
    前記穴径測定機構は、
    先端部分で前記一定部に挿入され、前記一定部の径に応じて変位するように構成された穴径測定ロッドと、
    前記穴径測定ロッドの変位量を測定する穴径測定センサと
    を有し、
    前記皿深さ測定機構は、
    先端部分で前記皿部に挿入され、前記皿深さに応じて変位するように構成された皿深さ測定ロッドと、
    前記皿深さ測定ロッドの変位量を測定する皿深さ測定センサと
    を有し、
    前記穴径測定ロッドと前記皿深さ測定ロッドとは、同軸になるように設けられている
    穴形状測定装置。
  2. 請求項1に記載された穴形状測定装置であって、
    前記皿深さ測定ロッドは、筒状であり、
    前記穴径測定ロッドは、前記皿深さ測定ロッドの先端から突き出るように、前記皿深さ測定ロッドに挿入されている
    穴形状測定装置。
  3. 請求項1又は2に記載された穴形状測定装置であって、
    更に、
    測定ヘッド保持機構と、
    前記測定ヘッド保持機構に着脱自在に保持される測定ヘッド
    を具備し、
    前記穴径測定ロッド及び前記皿深さ測定ロッドは、前記測定ヘッドに取り付けられており、
    前記穴径測定センサ及び前記皿深さ測定センサは、前記測定ヘッド保持機構に取り付けられており、
    前記穴径測定ロッド及び前記穴径測定センサは、前記測定ヘッドが前記測定ヘッド保持機構に取り付けられた場合に、互いに接続されるように設けられており、
    前記皿深さ測定ロッド及び前記皿深さ測定センサは、前記測定ヘッドが前記測定ヘッド保持機構に取り付けられた場合に、互いに接続されるように設けられている
    穴形状測定装置。
  4. 請求項3に記載された穴形状測定装置であって、
    前記測定ヘッドには、皿深さの測定時に前記対象部材の主面に当接する測定基準面が設けられており、
    前記皿深さ測定ロッドの先端には、皿深さ測定子が設けられ、
    前記皿深さ測定子は、前記基準径を有し、前記皿部の壁面に当接する基準径部を備え、
    前記皿深さ測定ロッドは、前記皿深さ測定子が前記測定基準面から突き出るように、弾性部材を介して前記測定ヘッドに支持されている
    穴形状測定装置。
  5. 請求項4に記載された穴形状測定装置であって、
    前記皿深さ測定子には、更に、前記基準径部から先端側へ向かって径が小さくなるテーパー部が形成されており、
    前記テーパー部と前記主面とが成す角度は、前記皿深さ測定子が前記基準径部のみで前記皿部の壁面に当接するように、前記皿部の壁面が前記主面と成す角度よりも小さく設定されている
    穴形状測定装置。
  6. 請求項4又は5に記載された穴形状測定装置であって、
    更に、
    エアーブロー機
    を具備し、
    前記測定基準面には、空気噴射用の開口が設けられており、
    前記エアーブロー機構は、前記空気噴射用の開口を介して空気を噴射するように構成されている
    穴形状測定装置。
  7. 請求項2乃至6のいずれか一項に記載された穴形状測定装置であって、
    更に、
    前記測定ヘッド保持機構を、前記対象部材の主面に垂直である第1方向に沿って移動可能になるように支持する本体機構と、
    前記第1方向における前記本体機構に対する前記測定ヘッド保持機構の位置を検出するZ軸位置検出センサ
    を具備する
    穴形状測定装置。
  8. 請求項7に記載された穴形状測定装置であって、
    更に、
    前記本体機構に対する前記測定ヘッド保持機構の位置を調節するバランスエアシリン
    を具備する
    穴形状測定装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載された穴形状測定装置であって、
    更に、
    前記対象部材の主面が平面になるように前記対象部材の主面を押さえつけるプレッシャフットと、
    前記プレッシャフットは、測定用開口を有し、前記プレッシャフットの前記測定用開口の中心上に穴形状計測用の軸が位置するように前記穴形状計測用の前記穴径測定ロッドと前記皿深さ測定ロッドの軸をシフトする機構
    を具備し、
    前記穴計測定ロッド及び前記皿深さ測定ロッドは、前記測定用開口を介して前記皿ボルト用穴に挿入される
    穴形状測定装置。
  10. 複合材を含む対象部材に設けられた皿ボルト用穴の形状を測定する穴形状測方法であって、
    前記皿ボルト用穴は、
    前記対象部材の主面に設けられた開口に接続され、前記主面からの深さが大きくなるほど径が小さくなるような形状を有する皿部と、
    一端で前記皿部の底部分に接続され、他端で前記対象部材の裏面に設けられた開口に接続され、径が一定である一定部と
    を有し、
    前記穴形状測定方法は、
    穴径測定ロッドの先端を前記一定部に挿入することにより、前記一定部の径を測定するステップと、
    前記穴径測定ロッドと同軸になるように設けられた皿深さ測定ロッドの先端を前記皿部に挿入することにより、前記皿部の皿深さを測定するステップ
    を具備する
    穴形状測定方法。
  11. 請求項10に記載された穴形状測定方法であって、
    前記穴径測定ロッドは、穴への挿入時に一方向における穴の径に応じて変位するように構成されており、
    前記一定部の径を測定するステップは、
    前記皿深さを測定するステップよりも前に、穴径測定ロッドの先端を前記一定部に挿入し、第2方向における前記一定部の径を測定するステップと、
    前記皿深さを測定するステップの後に、前記穴径測定ロッドを回転させるステップと、
    前記回転させるステップの後に、前記穴径測定ロッドにより、第3方向における前記一定部の径を測定するステップと
    を含む
    穴形状測定方法。
  12. 請求項11に記載された穴形状測定方法であって、
    前記回転させるステップは、前記穴径測定ロッドを90°回転させるステップを含んでいる
    穴形状測定方法。
  13. 請求項10又は11に記載された穴形状測定方法であって、
    更に、
    前記一定部の径を測定するステップよりも前に、予め皿深さ及び穴径が既知である基準穴が設けられたマスターゲージを準備するステップと、
    前記一定部の径を測定するステップよりも前に、前記穴径測定ロッド及び前記皿深さ測定ロッドを用いて、前記基準穴の皿深さ及び穴径を測定し、測定結果に基づいて校正を行うステップ
    を具備する
    穴形状測定方法。
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