JP5863390B2 - ブラシレスモータの駆動制御装置およびハンチング防止方法 - Google Patents
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また、ロック状態の判定に所定時間継続して正転または逆転することを条件としているため、モータの正逆転が所定時間内に起こっている場合は、ロック状態の検出ができない。
複数相の電機子コイルに対して通電を行なうインバータ回路と、
インバータ回路を駆動するための駆動信号を生成するプリドライブ回路と、
単位時間ごとに前記ロータの回転位置を検出するとともに、検出された回転位置に同期して単位時間ごとにパルス列が変化する複数のパルス信号を生成する回転位置検出器と、
ロータの回転方向が逆回転方向から正回転方向に変化する際に、プリドライブ回路に対して駆動信号のオンデューティ比を増大させるデューティ指令部と、を備えることを特徴とする駆動制御装置が提供される。
Claims (8)
- ステータに設けられた複数相の電機子コイルに流す電流を制御することにより、ロータを回転させるブラシレスモータの駆動制御装置において、
前記複数相の電機子コイルに対して通電を行なうインバータ回路と、
前記インバータ回路を駆動するための駆動信号を生成するプリドライブ回路と、
単位時間ごとに前記ロータの回転位置を検出するとともに、前記検出された回転位置に同期して単位時間ごとにパルス列が変化する複数のパルス信号を生成する回転位置検出器と、
前記ロータの回転方向が逆回転方向から正回転方向に変化する際に、前記プリドライブ回路に対して前記駆動信号のオンデューティ比を増大させるとともに、前記ロータの回転方向が逆回転方向から正回転方向に変化し、その後、正回転方向に所定回数連続して回転する前に、正回転方向から逆回転方向への回転が検出される場合、正回転方向への回転が検出されるたびに、前記プリドライブ回路に対して前記駆動信号のオンデューティ比を増大させるデューティ指令部と、を備えることを特徴とする駆動制御装置。 - 前記デューティ指令部は、前記駆動信号のオンデューティ比を増大する処理の後、正回転方向に前記所定の回数連続して回転した後に、前記駆動信号のオンデューティ比が増大し始める前のオンデューティ比に戻されるように、前記プリドライブ回路を制御することを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
- 前記デューティ指令部は、前記駆動信号のオンデューティ比を増大する処理が開始された後、正回転方向に連続して回転した回数が前記所定の回数に達する前に、前記ロータの回転方向が逆回転方向に変化した場合は、前記駆動信号のオンデューティ比が増大し始める前の値に戻されるよう、前記プリドライブ回路を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の駆動制御装置。
- 前記デューティ指令部は、
前記複数のパルス信号の最新のパルス列と、それ以前の少なくとも一つのパルス列とを、単位時間ごとに格納する記憶部と、
前記記憶部に格納された前記最新のパルス列とその直前のパルス列とに基づいて、前記ロータの回転方向の変化を検出する回転方向検出部と、
前記回転方向検出部の検出結果に基づいて、前記ロータの回転方向を判定する回転方向判定部と、
前記回転方向判定部で前記ロータの回転方向が判定されるたびに、前記ロータが正回転方向に連続して回転した回数と、前記ロータが正回転方向に連続して回転した回数が所定の回数に達する前に前記ロータが正回転方向および逆回転方向に回転した回数の総数とを検出する回数検出部と、
前記回数検出部の検出結果に基づいて、前記駆動信号のオンデューティ比を調整するデューティ調整部と、を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の駆動制御装置。 - 前記ロータの回転方向の位置変化の無い状態が続いて、前記回数検出部により検出されるいずれかの回数が所定期間にわたって一定の場合には、前記プリドライブ回路が前記ロータの回転を停止するロック保護動作を行うように前記プリドライブ回路を制御するロック保護制御部を備えることを特徴とする請求項4に記載の駆動制御装置。
- 前記ロック保護制御部は、
前記ロック保護動作を開始してからの経過時間を計測するロック保護解除計測部と、
前記ロック保護動作の解除が最初に検出されてからの経過時間を計測するロック保護計測部と、
前記ロック保護解除計測部が計測した経過時間が第1の基準時間を超えた場合は前記プリドライブ回路が前記ロック保護動作を解除するように、かつ前記ロック保護計測部が計測した経過時間が第2の基準時間を超えた場合は前記プリドライブ回路が前記ロック保護動作を設定するように、前記プリドライブ回路を制御するロック保護設定部と、を備えることを特徴とする請求項5に記載の駆動制御装置。 - 前記回数検出部により検出された、前記ロータが正回転方向に連続して回転した回数が所定の回数に達する前に前記ロータが正回転方向および逆回転方向に回転した回数の総数が所定の基準回数に達したか否かを判定する回数判定部を備え、
前記ロック保護制御部は、前記回数判定部により前記基準回数に達したと判定されると、前記プリドライブ回路が前記ロック保護動作を行うように前記プリドライブ回路を制御することを特徴とする請求項5または6に記載の駆動制御装置。 - ステータに設けられた複数相の電機子コイルに流す電流をインバータ回路により切替制御して、ロータを回転させるブラシレスモータのハンチングを防止するブラシレスモータのハンチング防止方法において、
単位時間ごとに前記ロータの回転位置を検出するとともに、前記検出された回転位置に同期して単位時間ごとにパルス列が変化する複数のパルス信号を生成するステップと、
前記ロータの回転方向が逆回転方向から正回転方向に変化する際に、前記インバータ回路を駆動するための駆動信号を生成するプリドライブ回路に対して前記駆動信号のオンデューティ比を増大させるとともに、前記ロータの回転方向が逆回転方向から正回転方向に変化し、その後、正回転方向に所定回数連続して回転する前に、正回転方向から逆回転方向への回転が検出される場合、正回転方向への回転が検出されるたびに、前記プリドライブ回路に対して前記駆動信号のオンデューティ比を増大させるステップと、を備えることを特徴とするハンチング防止方法。
Priority Applications (1)
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JP2011237463A JP5863390B2 (ja) | 2011-10-28 | 2011-10-28 | ブラシレスモータの駆動制御装置およびハンチング防止方法 |
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JP2011237463A JP5863390B2 (ja) | 2011-10-28 | 2011-10-28 | ブラシレスモータの駆動制御装置およびハンチング防止方法 |
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JP2013099034A JP2013099034A (ja) | 2013-05-20 |
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