JP5862428B2 - 画像処理システム及び画像処理方法 - Google Patents

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この発明は、スマートフォン、タブレット端末等の携帯機器と画像形成装置とを備えた画像処理システム、及び同システムで実行される画像処理方法に関する。
スマートフォン、タブレット端末等の携帯機器のアプリケーションとして、例えば四隅部にマーカーを備えた用紙に文字や図形等を手書きし、この用紙を携帯機器に備えられたカメラで撮影すると、画像の傾きを自動補正したり、画面に最適な大きさに自動的に補正するといった画像処理を実行するものが知られている。
このようなアプリケーションを使用する場合、ユーザはカメラ撮影ではなく画像形成装置のスキャナ装置に前記用紙を読み取らせ、得られた画像データを前記アプリケーションで処理したい場合がある。例えば、用紙が複数枚有り、手間を省くためにこれらをスキャナ装置の原稿自動搬送装置で自動搬送して読み取らせたいとか、できるだけきれいに画像データを保存したいなどの場合である。
勿論、スキャナ装置で読み取らせた画像データを、画像形成装置側で保存管理することもできるが、ユーザ個人の携帯機器のアプリケーションの設定内容、環境で画像データを管理したい場合には、スキャナ装置で読み取らせた画像データを、携帯機器に送信して携帯機器のアプリケーションで処理することが必要となる。
なお、特許文献1には、ファクシミリの受信データから2次元コードを検出した場合はアドレス帳検索処理を実行し、検索されたアドレスに応じた出力方法を特定するとともに、特定された方法での出力処理を実行する技術が開示されている。
また、特許文献2には、ファクシミリ送信時に、読み取り部がハーコードを検出すると、検出されたバーコードに対応する、アプリケーションやサービスを指定するためのサブアドレスを相手先に送信し、相手先はそれに従ってアプリケーションやサービスを実行する技術が開示されている。
特開2009−017168号公報 特開平11−164114号公報
ところが、画像形成装置のスキャナ装置で読み取った画像データを、携帯機器のアプリケーションで処理する場合、従来では、前記読み取った画像データをユーザ操作に基づいてメール等の方法により携帯機器に送信するとともに、携帯機器側では、前記アプリケーションを開いて、送信された画像データを指定するといったユーザ操作が必要であり、非常に手間がかかり使い勝手が良くなかった。
なお、前述した特許文献1及び2に記載の技術は、画像形成装置のスキャナ装置で読み取った画像データを、携帯機器のアプリケーションで処理する場合の前記課題に対して、十分な解決策を提供しうるものではなかった。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、簡単な操作で、画像形成装置のスキャナ装置で読み取った画像データを、携帯機器のアプリケーションで処理できるようにし、使い勝手を向上した画像処理システム及び該システムで実行される画像処理方法を提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)携帯機器と画像形成装置とを備えた画像処理システムであって、前記携帯機器は、撮影手段と、前記画像形成装置と接続するためのインターフェース手段と、撮影画像入力モードにおいて、前記撮影手段により撮影された画像データ及び前記インターフェース手段により接続された前記画像形成装置から送信された画像データに対して画像処理を行う画像処理手段と、を備え、前記画像形成装置は、原稿の画像を読み取る読取手段と、前記携帯機器を接続するインターフェース手段と、前記携帯機器が前記インターフェース手段に接続されているかどうかを判断する接続判断手段と、前記接続判断手段により、携帯機器が前記インターフェース手段に接続されていると判断された場合に、携帯機器の前記画像処理手段が起動されており、かつ撮影画像入力モードであるかどうかを判断する状態判断手段と、前記状態判断手段により、インターフェース手段に接続されている携帯機器の画像処理手段が起動されており、かつ撮影画像入力モードであると判断されたときは、前記読取手段により読み取られた原稿の画像データを、前記携帯機器に送信する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像処理システム。
(2)前記携帯機器の画像処理手段は、所定のマーカーに基づいて画像処理を実行するものであり、前記画像形成装置から送信されてきた画像データから前記マーカーを特定することにより画像処理を実行する前項1に記載の画像処理システム。
(3)画像形成装置は、前記携帯機器の画像処理手段が、画像形成装置から送信されてきた画像データから前記マーカーを特定できたかどうかを認識する認識手段と、該認識手段により、マーカーを特定できなかったと認識された場合、イレギュラー処理を行うイレギュラー処理手段と、をさらに備えている前項2に記載の画像処理システム。
(4)画像形成装置は表示手段を備え、前記イレギュラー処理は、イレギュラーが発生したことの前記表示手段への表示処理である前項3に記載の画像処理システム。
(5)画像形成装置は表示手段を備え、前記認識手段により、マーカーを特定できなかったと認識された場合、前記イレギュラー処理手段は、イレギュラーが発生したことを前記表示手段に表示し、前記携帯機器の操作画面を表示する指示がユーザによってなされたかどうかを判断し、表示指示がなされたと判断した場合、前記携帯機器の操作画面データを前記携帯機器から取得し、前記表示手段に前記携帯機器の操作画面を表示する前項3または4に記載の画像処理システム。
(6)携帯機器と画像形成装置とを備えた画像処理システムで実行される画像処理方法であって、前記携帯機器は、撮影画像入力モードにおいて、撮影手段により撮影された画像データ及びインターフェース手段により接続された前記画像形成装置から送信された画像データに対して画像処理手段により画像処理を行う画像処理ステップを実行し、前記画像形成装置は、原稿の画像を読み取る読取ステップと、前記携帯機器が接続されているかどうかを判断する接続判断ステップと、前記接続判断ステップにおいて、携帯機器が接続されていると判断された場合に、携帯機器の前記画像処理手段が起動されており、かつ撮影画像入力モードであるかどうかを判断する状態判断ステップと、前記状態判断ステップにおいて、前記接続されている携帯機器の画像処理手段が起動されており、かつ撮影画像入力モードであると判断されたときは、前記読取ステップにおいて読み取られた原稿の画像データを、前記携帯機器に送信する制御ステップと、を実行することを特徴とする画像処理方法。
前項(1)に記載の発明によれば、画像形成装置は、携帯機器が前記インターフェース手段に接続されているかどうかを判断し、接続されていると判断された場合、携帯機器の画像処理手段が起動されており、かつ撮影画像入力モードであるかどうかを判断する。そして、携帯機器の画像処理手段が起動されており、かつ撮影画像入力モードであると判断されたときは、前記読取手段により読み取られた原稿の画像データが、携帯機器に送信される。一方、携帯機器は、画像形成装置から送信された画像データに対して画像処理を実行する。
従って、ユーザは、携帯機器の画像処理手段を起動し、撮影画像入力モードを設定した状態で、携帯機器を画像形成装置のインターフェース手段に接続し、画像形成装置の読み取り手段で原稿を読み取らせるだけの簡単な操作を行えば、読み取られた原稿の画像データが自動的に携帯機器に送信され、画像処理手段による画像処理が実行される。このため、手間のかかる操作は不要となり、使い勝手の良いシステムとなる。
前項(2)に記載の発明によれば、画像形成装置から送信されてきた画像データから所定のマーカーを特定した場合に画像処理が実行される。
前項(3)に記載の発明によれば、画像形成装置は、前記携帯機器の画像処理手段が、画像形成装置から送信されてきた画像データから前記マーカーを特定できなかった場合、イレギュラー処理を行うから、ユーザは携帯機器が画像処理を行えなかったことを認識できる。
前項(4)に記載の発明によれば、ユーザは携帯機器が画像処理を行えなかったことを確実に認識できる。
前項(5)に記載の発明によれば、ユーザは、画像形成装置の表示手段に表示された携帯機器の操作画面を使用して、携帯機器の設定等を行うことができる。
前項(6)に記載の発明によれば、ユーザは、携帯機器の画像処理手段を起動し、撮影画像入力モードを設定した状態で、携帯機器を画像形成装置のインターフェース手段に接続し、画像形成装置の読み取り手段で原稿を読み取らせるだけの簡単な操作を行えば、読み取られた原稿の画像データが自動的に携帯機器に送信され、画像処理手段による画像処理が実行されるから、手間のかかる操作は不要となり、使い勝手を向上することができる。
この発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成図である。 画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。 携帯機器の電気的構成を示すブロック図である。 画像処理に用いられる用紙の説明図である。 携帯機器が実行するメインルーチンを示すフローチャートである。 画像形成装置が実行するメインルーチンを示すフローチャートである。 図5のフローチャートにおけるステップS01のアプリ処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 図6のフローチャートにおけるステップS11のUSB認識処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 図6のフローチャートにおけるステップS12のスキャン処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 図6のフローチャートにおけるステップS13のパネル操作処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理システムを示すブロック図である。
この画像処理システムは、画像形成装置1と、スマートフォン等の携帯機器2と、パーソナルコンピュータ3と、サーバ4と、プリンタ5等を備えており、画像形成装置1、パーソナルコンピュータ3、サーバ4及びプリンタ5はネットワーク6を介して接続されている。
前記画像形成装置1は、この実施形態では、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、スキャン機能等の複数の機能を複合した多機能デジタル画像形成装置であるMFP(Multi Function Peripherals)が用いられている。以下の説明では、画像形成装置をMFPともいう。
MFP1の構成を図2のブロック図に示す。
MFP1は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、記憶部14と、スキャナ部15と、プリンタ部16と、操作パネル17と、ネットワークインターフェース(ネットワークIF)18と、USBインターフェース(USBIF)19等を備えている。
前記CPU11は、MFP1の全体を統括的に制御し、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、スキャン機能等の各機能を使用可能とするものである。さらにこの実施形態では、携帯機器2が前記USBインターフェース19に接続されているかどうかを判断したり、接続されていると判断された場合に、携帯機器2のアプリケーションが起動されているかどうか、撮影画像入力モードであるかどうかを判断したり、携帯機器2の画像処理部が起動されており、かつ撮影画像入力モードであると判断されたときは、前記スキャナ15により読み取られた原稿の画像データを、前記携帯機器2に送信する等の動作を行うが、詳細な説明は後述する。
前記ROM12は、前記CPU11の動作プログラム等が格納されているメモリであり、RAM13は、前記CPU11が動作プログラムに従って動作する際の作業領域を提供するメモリである。
前記記憶部14は、スキャナ部15により読み取られた画像データやその他のデータ、アプリケーション等を保存するメモリであり、例えばハードディスク装置が用いられている。
前記スキャナ部15は、用紙等に記載された原稿の画像を読み取って、電子データである画像データに変換する読み取り手段として機能する。このスキャナ部15は、図示は省略したが複数の原稿を読み取り位置まで自動搬送する自動原稿搬送装置(ADF)を備えていても良い。
プリンタ部16は、前記スキャナ部15で読み取られた原稿の画像データ、パーソナルコンピュータ3等の外部装置から送信されたプリントデータ等を、用紙に印刷するものである。
操作パネル17は、ユーザの操作やメッセージの表示等に使用されるものであり、テンキー、スタートキー等を備えたハードキー部171と、液晶等のタッチパネルからなり、各種メッセージやMFP1の状態等を表示するための表示部172を備えている。
前記ネットワークインターフェース18は、パーソナルコンピュータ3、サーバ4などの外部装置とデータの送受を行うための通信部として機能する。
前記USBインターフェース19は、携帯機器2を接続するためのインターフェースである。
図3は、前記携帯機器2の構成を示すブロック図である。
携帯機器2は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、記憶部24と、操作パネル25と、撮影カメラ26と、通信インターフェース(通信IF)27と、USBインターフェース(USBIF)28等を備えている。
前記CPU21は、携帯機器2の全体を統括的に制御するものであるが、特にこの実施形態では、撮影カメラ26により撮影された画像データ及び前記MFP1から送信された画像データに対して、各種のアプリケーションに従う画像処理を実行したり、MFP1からの問い合わせに対して、携帯機器2の状態等をMFP1に回答する等の制御を行う。
前記ROM22は、前記CPU21の動作プログラム等が格納されているメモリであり、RAM23は、前記CPU21が動作プログラムに従って動作する際の作業領域を提供するメモリである。
前記記憶部24は、撮影カメラ26により撮影された画像データやMFP1からの画像データ、その他のデータ、アプリケーション等を保存するメモリであり、例えばハードディスク装置が用いられている。
操作パネル25は、ユーザの操作やメッセージの表示等に使用されるものであり、液晶等のタッチパネルからなり、各種の操作キーや操作画面、メッセージ等を表示するものである。なお、テンキー等のハードキーを備えていても良い。
撮影カメラ26は、ユーザ操作により被写体を撮影するものである。
前記通信インターフェース27は、電話回線を通じて通話を行ったり、パーソナルコンピュータ3、サーバ4などの外部装置とデータの送受を行うためのものである。
前記USBインターフェース28は、携帯機器2をMFP1と接続するためのインターフェースである。
この実施形態では、携帯機器2には次のような画像処理を行うアプリケーションがインストールされている。
即ち、図4に示すように、四隅部に所定のマーカー100aが設けられた用紙100に、文字や図形等を手書きし、この用紙100を携帯機器2の撮影カメラ26で撮影すると、得られた画像データにおける前記マーカー100aを特定し、該マーカー100aに基づいて、ページの輪郭を自動的に判断して、画像データの傾きを自動補正すると共に、操作パネル25の画面に最適な大きさに画像データを自動的に補正する。さらに、所定領域内の日付や番号を文字認識処理して、記憶部24に記憶して管理したり、メール転送できるようになっている。また、アクションマーカーの設定で、例えばタグを自動的に付けるとか、所定のウェブサービスに自動転送する等の機能を付加することができる。
また、この用紙100をMFP1のスキャナ部15で読み取った画像データに対しても、撮影カメラ26により撮影された用紙100の画像データと同様に、画像データにおけるマーカー100aを特定し、該マーカー100aに基づいて、画像データの傾きを自動補正すると共に、操作パネル25の画面に最適な大きさに画像データを自動的に補正することができる。
なお、画像処理はこの例に限定されることはない。
次に、図1に示した画像処理システムの動作を説明する。
携帯機器2のユーザは、前記アプリケーションを起動するとともに、撮影カメラ26で撮影された画像データ(撮影画像ともいう)の入力モードに設定しておくことにより、アプリケーションによる画像処理が可能な状態としておく。
この状態で、携帯機器2をUSBインターフェース28を介して、MFP1のUSBインターフェース19に接続する。
そして、四隅部にマーカー100aを有し、手書き等により画像等が記載された用紙100を、MFP1のスキャナ部15によりスキャンさせる。スキャナ部15は用紙100の画像を読み取って画像データに変換する。MFP1は、得られた画像データをMFP1のUSBインターフェース19、及び携帯機器2のUSBインターフェース28を介して、携帯機器2に送信する。
携帯機器2は、MFP1から画像データを受信すると、前記アプリケーションで画像データを処理する。
このように、ユーザは、携帯機器2のアプリケーションを起動し、撮影画像入力モードを設定した状態で、携帯機器2をMFP1のUSBインターフェース19に接続し、MFP1のスキャナ部15で用紙(原稿)100の画像を読み取らせるだけの簡単な操作を行えば、読み取られた用紙の画像データが自動的に携帯機器2に送信され、前記アプリケーションによる画像処理が実行される。このため、手間のかかる操作は不要となり、使い勝手の良いシステムとなる。
図5は、携帯機器2のCPU21が実行するメインルーチンを示すフローチャートであり、ステップS01のアプリケーション処理(図面ではアプリ処理と記している)と、ステップS02のその他の処理を繰り返して実行する。アプリケーション処理の詳細については後述する。
図6は、MFP1のCPU11が実行するメインルーチンを示すフローチャートである。
ステップS11で、USB認識処理を実行した後、ステップS12で、用紙100の画像をスキャナ部15で読み取るスキャン処理を実行する。次に、ステップS13でパネル操作処理を実行し、ステップS14でその他の処理を実行した後、ステップS11に戻る。USB認識処理、スキャン処理、パネル操作処理の詳細については後述する。
図7は、図5のフローチャートにおけるステップS01のアプリ処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS011で、アプリケーションを起動中かどうかを判断する。起動中でなければ(ステップS011でNO)、リターンする。起動中であれば(ステップS011でYES)、ステップS012で、撮影画像入力モードであるかどうかを判断し、撮影画像入力モードでなければ(ステップS012でNO)、リターンする。撮影画像入力モードであれば(ステップS012でYES)、ステップS013に進む。
ステップS013では、携帯機器2がMFP1と接続されているかどうかを判断し、接続されていれば(ステップS013でYES)、ステップS014で、画像データの入力先をUSBインターフェース28に設定したのち、ステップS016に進む。つまり、MFP1から送信される画像データに対する画像処理を行うように設定する。携帯機器2がMFP1と接続されていなければ(ステップS013でNO)、ステップS015で、画像データの入力先をカメラ26に設定したのち、ステップS016に進む。つまり、カメラ26で撮影された画像データに対する画像処理に設定する。
ステップS016では、画像データが入力されたかどうかを調べ、入力されなければ(ステップS016でNO)、リターンする。入力されると(ステップS016でYES)、ステップS017で、入力された画像データにアプリケーションによる画像処理を実行する。
つまり、ステップS018で、四隅部のマーカーを認識したかどうかを判断し、認識すると(ステップS018でYES)、ステップS019で、画像の傾き、サイズを自動補正したのち、ステップS021に進む。マーカーを認識しなければ(ステップS018でNO)、ステップS020で、ステータスをイレギュラー発生にした後、ステップS021に進む。
ステップS021では、画像データ中の所定領域の日付や数字の文字認識(OCR)処理を行った後、ステップS022で、その他の設定済み処理を実行する。その他の設定済み処理としては、例えば画像データをメール転送する、アクションマーカーの設定で機能を付加する(タグを自動的に付けるとか所定のウェブサービスに自動転送する等)等の処理が挙げられる。
図8は、MFP1が図6のステップS11で実行するUSB認識処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS111で、携帯機器2が接続されているかどうかを調べ、接続されていなければ(ステップS111でNO)、リターンする。接続されていると(ステップS111でYES)、ステップS112で、携帯機器2で前記アプリケーションが起動されているかどうかを、例えば携帯機器2に問い合わせることにより調べる。
アプリケーションが起動されていなければ(ステップS112でNO)、リターンする。起動されていると(ステップS112でYES)、ステップS113で、携帯機器2で撮影画像入力モードになっているかどうかを、例えば携帯機器2に問い合わせることにより調べる。撮影画像入力モードになっていなければ(ステップS113でNO)、リターンする。なっていると(ステップS113でYES)、ステップS114では、USB携帯ステータス1に撮影画像入力モードを設定したのち、ステップS115に進む。
ステップS115では、携帯機器2にイレギュラーが発生したかどうかを、例えば携帯機器2に問い合わせることにより調べる。イレギュラーが発生していなければ(ステップS115でNO)、リターンする。イレギュラーが発生していると(ステップS115でYES)、ステップS116で、USB携帯ステータス2にイレギュラー発生を設定した後、リターンする。
図9は、MFP1が図6のステップS12で実行するスキャン処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS121で、ユーザ操作に基づいてスキャンが要求されたかどうかを判断する。要求されなければ(ステップS121でNO)、リターンする。要求されると(ステップS121でYES)、ステップS122で、用紙100に対するスキャンを実行する。
次いで、ステップS123で、USB携帯ステータス1に撮影画像入力モードが設定されているかどうかを判断する。設定されていれば(ステップS123でYES)、ステップS124で、スキャナ部15で得られた画像データをUSBインターフェース19を介して携帯機器2に送信した後、リターンする。USB携帯ステータス1に撮影画像入力モードが設定されていなければ(ステップS123でNO)、ステップS125で、印刷等の通常の処理を行うため、ステップS125で、画像データを通常インターフェースに送信した後、リターンする。
図10は、MFP1が図6のステップS13で実行するパネル操作処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS131で、USB携帯ステータス1に撮影画像入力モードが設定されているかどうかを判断する。設定されていなければ(ステップS131でNO)、リターンする。設定されていると(ステップS131でYES)、ステップS132で、操作パネル17の表示部172に、撮影画像入力モードに対応するウィンドウを表示する。このウィンドウでは、例えば用紙100をスキャンして得られた画像データを携帯機器2へ送信中であること等が表示される。
次に、USB携帯ステータス2にイレギュラー発生が設定されているかどうかを調べ、設定されていなければ(ステップS133でNO)、リターンする。設定されていると(ステップS133でYES)、ステップS134で、イレギュラーが発生したことを操作パネル17の表示部172に表示する。これにより、ユーザは、携帯機器2が画像処理を行えなかったことを容易にかつ確実に認識することができる。
次いで、ステップS135で、携帯機器2の操作画面(USB携帯リモートパネルウィンドウ)を表示する指示が、ユーザによってなされたかどうかを判断する。なお、このような指示の有無は、例えば、表示部172に表示された表示指示ボタンが押されたかどうかを判断することにより行われる。
表示指示がなければ(ステップS135でNO)、リターンする。表示指示があれば(ステップS135でYES)、ステップS136で、携帯機器2の操作画面データを携帯機器2から取得して、表示部172に表示する。ユーザは、表示された操作画面を使用して、携帯機器2の設定等を行うことができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。
例えば、MFP1と携帯機器2とがUSBインターフェースを介して接続される場合を示したが、近距離無線通信により接続される形態であっても良い。
また、携帯機器2として、ノートパソコンやカメラ等が用いられても良い。
1 画像形成装置
2 携帯機器
11 CPU
14 記憶部
15 スキャナ部
17 操作パネル
172 表示部
19 USBインターフェース
21 CPU
24 記憶部
25 操作パネル
26 カメラ
28 USBインターフェース

Claims (6)

  1. 携帯機器と画像形成装置とを備えた画像処理システムであって、
    前記携帯機器は、
    撮影手段と、
    前記画像形成装置と接続するためのインターフェース手段と、
    撮影画像入力モードにおいて、前記撮影手段により撮影された画像データ及び前記インターフェース手段により接続された前記画像形成装置から送信された画像データに対して画像処理を行う画像処理手段と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    原稿の画像を読み取る読取手段と、
    前記携帯機器を接続するインターフェース手段と、
    前記携帯機器が前記インターフェース手段に接続されているかどうかを判断する接続判断手段と、
    前記接続判断手段により、携帯機器が前記インターフェース手段に接続されていると判断された場合に、携帯機器の前記画像処理手段が起動されており、かつ撮影画像入力モードであるかどうかを判断する状態判断手段と、
    前記状態判断手段により、インターフェース手段に接続されている携帯機器の画像処理手段が起動されており、かつ撮影画像入力モードであると判断されたときは、前記読取手段により読み取られた原稿の画像データを、前記携帯機器に送信する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記携帯機器の画像処理手段は、所定のマーカーに基づいて画像処理を実行するものであり、前記画像形成装置から送信されてきた画像データから前記マーカーを特定することにより画像処理を実行する請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 画像形成装置は、前記携帯機器の画像処理手段が、画像形成装置から送信されてきた画像データから前記マーカーを特定できたかどうかを認識する認識手段と、該認識手段により、マーカーを特定できなかったと認識された場合、イレギュラー処理を行うイレギュラー処理手段と、をさらに備えている請求項2に記載の画像処理システム。
  4. 画像形成装置は表示手段を備え、
    前記イレギュラー処理は、イレギュラーが発生したことの前記表示手段への表示処理である請求項3に記載の画像処理システム。
  5. 画像形成装置は表示手段を備え、
    前記認識手段により、マーカーを特定できなかったと認識された場合、前記イレギュラー処理手段は、イレギュラーが発生したことを前記表示手段に表示し、前記携帯機器の操作画面を表示する指示がユーザによってなされたかどうかを判断し、表示指示がなされたと判断した場合、前記携帯機器の操作画面データを前記携帯機器から取得し、前記表示手段に前記携帯機器の操作画面を表示する請求項3または4に記載の画像処理システム。
  6. 携帯機器と画像形成装置とを備えた画像処理システムで実行される画像処理方法であって、
    前記携帯機器は、
    撮影画像入力モードにおいて、撮影手段により撮影された画像データ及びインターフェース手段により接続された前記画像形成装置から送信された画像データに対して画像処理手段により画像処理を行う画像処理ステップを実行し、
    前記画像形成装置は、
    原稿の画像を読み取る読取ステップと、
    前記携帯機器が接続されているかどうかを判断する接続判断ステップと、
    前記接続判断ステップにおいて、携帯機器が接続されていると判断された場合に、携帯機器の前記画像処理手段が起動されており、かつ撮影画像入力モードであるかどうかを判断する状態判断ステップと、
    前記状態判断ステップにおいて、前記接続されている携帯機器の画像処理手段が起動されており、かつ撮影画像入力モードであると判断されたときは、前記読取ステップにおいて読み取られた原稿の画像データを、前記携帯機器に送信する制御ステップと、
    を実行することを特徴とする画像処理方法。
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