JP5861944B2 - スクリュープレスにおける凝集剤添加装置 - Google Patents
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Description
なお、スクリュープレス1の各部の具体的構成は実施形態の記載に限定されるものではなく、本発明による作用効果を奏する範囲において適宜変更可能であることはいうまでもない。
外筒スクリーン5には凝集剤供給ヘッダ20がろ過面を貫通して汚泥加圧室12内に垂設されている。凝集剤供給ヘッダ20の先端はスクリュー軸7の外周面近傍まで延設しており、その先端近傍には凝集剤を噴射する噴射孔21を設けている。凝集剤供給ヘッダ20は中空に構成しており、凝集剤供給ポンプ23により凝集剤供給管22を通じて汚泥加圧室12内に凝集剤を供給している。
なお、凝集剤供給ヘッダ20は外筒スクリーン5に等角度で2以上配設すると汚泥加圧室12内の濃縮汚泥に凝集剤が均等に供給されるので凝集効果が高い。
連結部材25の中央には外部と汚泥加圧室12を連通する中央孔を設けており、凝集剤供給ヘッダ20が摺動自在に挿通する。中央孔には公知の技術で構成したシール装置を用いており、汚泥加圧室12からのろ液の漏水を防止している。
予め凝集剤供給ヘッダ20と回転するスクリュー羽根6とが干渉する直前の位置でスクリュー軸7の回転角度をセンサー29で検知して、制御装置30に検知信号を送信する。本実施例ではスクリュー駆動軸10に反射材28を貼着し、センサー29を対向位置に配設しているが、スクリュー軸7の回転角度を検知できるものであるなら限定しない。
検知信号を受信した制御装置30は凝集剤供給ポンプ23を停止して凝集剤供給ヘッダ20への凝集剤の供給を止める。あるいは凝集剤供給管22の弁V2を設けて弁V2を閉めてもよい。
次に、制御装置30はシリンダ26を収縮し、凝集剤供給ヘッダ20を汚泥加圧室12から引き抜く。
本実施例では流体圧でロッドが作動するシリンダを用いている。具体的には、流体圧供給装置31からシリンダ26の前後のピストン室,ロッド室に、切替弁V1を介してそれぞれ高圧流体を供給する供給管31,32を連結し、また、切替弁V1には排出管を接続するように構成している
制御装置30はシリンダ26のロッド室に流体を圧入するよう切替弁V1に指示を出す。流体圧供給装置31から供給される高圧流体は、切替弁V1を介してシリンダ26のロッド室に供給され、シリンダ26のロッドは収縮する。シリンダ26のロッドに連結している凝集剤供給ヘッダ20は汚泥加圧室12から抜き出され、先端部が外筒スクリーン5の取付座24内に収納される。
収縮した凝集剤供給ヘッダ20の端部は外筒スクリーン5の取付座24の内部まで引き戻される。凝集剤供給ヘッダ20の先端はろ過面より外側に位置しているのでスクリュー羽根6に干渉することがない。凝集剤供給ヘッダ20が収納された取付座24からスクリュー羽根6が通り過ぎる一定時間、凝集剤供給ヘッダ20は収納された状態に維持される。凝集剤供給ヘッダ20の収縮時間はスクリュー軸7の回転速度を考慮して適宜決定する。このとき、凝集剤供給ヘッダ20への凝集剤の供給は停止している。
予め定めた時間が経過してスクリュー羽根6が凝集剤供給ヘッダ20と干渉しない位置まで回転すると、制御装置30はシリンダ26のピストン室に流体を圧入するよう切替弁V1に指示を出す。流体圧供給装置31から供給される高圧流体は、切替弁V1を介してシリンダ26のピストン室に供給され、シリンダ26のロッドは伸長する。シリンダ26のロッドに連結している凝集剤供給ヘッダ20は汚泥加圧室12に挿入される。
次に、制御装置30は凝集剤供給ポンプ23を可動して凝集剤供給ヘッダ20への凝集剤の供給を開始する。あるいは凝集剤供給管22の弁V2を開いてもよい。
外筒スクリーン5に回転環41を回転自在に挿着している。回転環41の外周部の一部にスプロケット42を形成し、図示しない駆動機により回転させる。回転速度はスクリュー軸7と同調させる。
軸方向に長い回転環41に複数の凝集剤供給ヘッダ20…を配設しても、軸方向に複数の回転環41…を設けてそれぞれの回転環41…に凝集剤供給ヘッダ20…を配設してもよい。
回転環41がスクリュー軸7と同調して回転するので、スクリュープレス1の運転中に凝集剤供給ヘッダ20とスクリュー羽根6とが干渉することがない。
外筒スクリーン5には凝集剤供給ヘッダ20を外方から汚泥加圧室12に垂設した状態で固着している。
凝集剤供給ヘッダ20を固着している軸方向の位置に対応するスクリュー羽根6に切欠51を設けている。スクリュー羽根6の外周端から汚泥加圧室12での凝集剤供給ヘッダ20の先端が位置する深さまで切欠51を有している。
外筒スクリーンの外方から汚泥加圧室内に凝集剤供給ヘッダを挿入して凝集剤を供給するので、スクリュープレスの分解を必要とせずに、簡易な構成で容易に着脱させることができると共に、既設のスクリュープレスを容易に改造して処理濃色を向上させることができる。
5 外筒スクリーン
6 スクリュー羽根
7 スクリュー軸
12 汚泥加圧室
20 凝集剤供給ヘッダ
21 噴射孔
22 凝集剤供給管
24 取付座
25 連結部材
26 シリンダ
27 シリンダ架台
28 反射材
29 センサー
30 制御装置
41 回転環
51 切欠
V1 切替弁
Claims (7)
- 外筒スクリーン(5)の内部にスクリュー羽根(6)を巻き掛けたスクリュー軸(7)を回転自在に内設して汚泥加圧室(12)を形成し、汚泥加圧室(12)の一端側から供給された汚泥を脱水しながら他端側に搬送して脱水ケーキを排出するスクリュープレスにおいて、
外筒スクリーン(5)を貫通して汚泥加圧室(12)に垂設した凝集剤供給ヘッダ(20)を備え、
凝集剤供給ヘッダ(20)の先端近傍に穿設した噴射孔(21)を汚泥加圧室(12)内に突設し、
凝集剤供給ヘッダ(20)の他端に凝集剤供給管(22)を連結した
ことを特徴とするスクリュープレスにおける凝集剤添加装置。 - 前記外筒スクリーン(5)に設けた取付座(24)に連結部材(25)を固着し、
外方から連結部材(25)に凝集剤供給ヘッダ(20)を汚泥加圧室(12)に摺動自在に挿通し、
連結部材(25)に固着したシリンダ架台(27)に支架したシリンダ(26)のロッドに凝集剤供給ヘッダ(20)の端部を連結した
ことを特徴とする請求項1に記載のスクリュープレスにおける凝集剤添加装置。 - 前記スクリュー軸(7)の回転角度を検知するセンサー(29)と制御装置(30)を配設し、
凝集剤供給ヘッダ(20)とスクリュー羽根(6)が汚泥加圧室(12)で干渉する直前に、
凝集剤供給ヘッダ(20)に連結する凝集剤供給ポンプ(23)を停止させると共にシリンダ(26)のロッドを収縮させるよう切替弁(V1)に指示を出し、
スクリュー羽根(6)が凝集剤供給ヘッダ(20)を通過後に、
シリンダ(26)のロッドを伸長させるよう切替弁(V1)に指示を出すと共に凝集剤供給ポンプ(23)を可動させる
ことを特徴とする請求項2に記載のスクリュープレスにおける凝集剤添加装置。 - 前記外筒スクリーン(5)にスクリュー軸(7)と同調回転する回転環(41)を装着し、
回転環(41)を貫通して凝集剤供給ヘッダ(20)を汚泥加圧室(12)に垂設した
ことを特徴とする請求項1に記載のスクリュープレスにおける凝集剤添加装置。 - 前記外筒スクリーン(5)に固着している凝集剤供給ヘッダ(20)に対応するスクリュー軸(7)の回転方向のスクリュー羽根(6)に切欠(51)を設け、
スクリュー軸(7)が回転した時、スクリュー羽根(6)の切欠(51)を凝集剤供給ヘッダ(20)が通過する
ことを特徴とする請求項1に記載のスクリュープレスにおける凝集剤添加装置。 - 前記凝集剤供給ヘッダ(20)を汚泥加圧室(12)全長の、汚泥の供給孔側から1/3〜2/3の範囲内に設置した
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のスクリュープレスにおける凝集剤添加装置。 - 前記凝集剤供給ヘッダ(20)の先端を鋭角に構成し、
噴射孔(21)を汚泥加圧室(12)の排出側に設けた
ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のスクリュープレスにおける凝集剤添加装置。
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