JP5861541B2 - 配信装置、配信システム、および配信方法 - Google Patents

配信装置、配信システム、および配信方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワークを介して端末に楽曲を配信することが可能な配信装置、配信システム、および配信方法に関する。
近年、インターネット等の通信ネットワークを介して、端末に楽曲を配信するサービスが普及している。このようなサービスでは、配信装置(サーバ等)からユーザの所有する端末(携帯端末、PC(Personal Computer)等)に対して、ダウンロード方式やストリーミング方式等の配信方式によって楽曲が配信される。ユーザは、配信される楽曲を端末で再生することによって、楽曲を聴くことができる。
配信装置から端末に対して配信される楽曲を多様化させるための技術が提案されている。例えば特許文献1では、他の端末における楽曲の利用履歴に基づき、端末に配信する楽曲を抽出する技術が開示されている。この技術が用いられた場合、配信装置は、ユーザにとって馴染みのない楽曲を、ユーザの端末に配信することができる。このためユーザは、未知の楽曲を知ることが可能となる。
特開2008−225580号公報
しかしながら上述の技術では、他の端末の再生履歴に基づき、端末に楽曲が配信されるので、端末のユーザの嗜好に近い楽曲が配信装置から端末に配信されるとは限らない。従って、ユーザの嗜好に合わない楽曲が端末に配信され、端末から再生される場合が発生し得るという問題点がある。
本発明は、ユーザの嗜好に近い楽曲を端末に配信することが可能な配信装置、配信システム、および配信方法を提供することである。
本発明の第一態様に係る配信装置は、複数の再生装置に楽曲を配信する配信装置であって、ユーザにより評価された前記楽曲を特定可能な楽曲情報、および、前記ユーザにより評価された他の前記ユーザを特定可能なユーザ情報のうち少なくとも一方を含む評価情報であって、第一ユーザにより評価された第一評価情報、および第二ユーザにより評価された第二評価情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザの使用する前記再生装置である配信先装置に配信する前記楽曲を、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報および前記ユーザ情報のうち少なくとも一方と、前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報とに基づいて抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記楽曲を、前記配信先装置に配信する第一配信手段と、前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザ、前記第一評価情報に含まれる前記ユーザ情報によって特定される前記他のユーザであって前記第二評価情報を評価した前記第二ユーザ、および前記抽出手段によって抽出された前記楽曲であって前記第二ユーザによって評価された第二楽曲が関連付けられた表示画面を前記配信先装置に配信する第二配信手段とを備えている。
第一態様によれは、配信装置は、第一ユーザにより評価された第一評価情報および第二ユーザにより評価された第二評価情報に基づいて、第一ユーザによって使用される再生装置である配信先装置に配信する楽曲を抽出する。このため配信装置は、第二評価情報のみに基づいて楽曲を抽出する場合と比較して、第一ユーザの嗜好により近い楽曲を抽出し、この楽曲を再生装置に配信することが可能となる。又、配信装置は、抽出した楽曲の関連性を示す表示画面を、配信先装置の表示部に表示させることができる。このため第一ユーザは、配信装置によって抽出された楽曲の関連性を認識することが可能となる。又、配信装置は、第一ユーザ、第一ユーザによって評価された第二ユーザ、および、第二ユーザによって評価された第二楽曲の関連性を、第一ユーザに認識させることができる。第一ユーザは、配信装置によって抽出された楽曲が、自身が評価した第二ユーザによって評価された楽曲であることを容易に認識することが可能となる。
本発明の第二態様に係る配信装置は、複数の再生装置に楽曲を配信する配信装置であって、ユーザにより評価された前記楽曲を特定可能な楽曲情報、および、前記ユーザにより評価された他の前記ユーザを特定可能なユーザ情報のうち少なくとも一方を含む評価情報であって、第一ユーザにより評価された第一評価情報、および第二ユーザにより評価された第二評価情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザの使用する前記再生装置である配信先装置に配信する前記楽曲を、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報および前記ユーザ情報のうち少なくとも一方と、前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報とに基づいて抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記楽曲を、前記配信先装置に配信する第一配信手段と、前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザ、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報によって特定される前記楽曲である第一楽曲、前記第一楽曲を評価した他のユーザであって前記第二評価情報を評価した前記第二ユーザ、および、前記抽出手段によって抽出された前記楽曲であって前記第二ユーザによって評価された第二楽曲が関連付けられた表示画面を前記配信先装置に配信する第二配信手段とを備えている。
第二態様によれは、配信装置は、第一ユーザにより評価された第一評価情報および第二ユーザにより評価された第二評価情報に基づいて、第一ユーザによって使用される再生装置である配信先装置に配信する楽曲を抽出する。このため配信装置は、第二評価情報のみに基づいて楽曲を抽出する場合と比較して、第一ユーザの嗜好により近い楽曲を抽出し、この楽曲を再生装置に配信することが可能となる。又、配信装置は、抽出した楽曲の関連性を示す表示画面を、配信先装置の表示部に表示させることができる。このため第一ユーザは、配信装置によって抽出された楽曲の関連性を認識することが可能となる。又、配信装置は、第一ユーザ、第一ユーザによって評価された第一楽曲、第一楽曲を評価した第二ユーザ、および第二ユーザによって評価された第二楽曲の関連性を、第一ユーザに認識させることができる。第一ユーザは、配信装置によって抽出された楽曲が、自身が評価した楽曲を評価した第二ユーザによって評価された楽曲であることを容易に認識することが可能となる。
第一態様および第二態様において、前記第二評価情報に前記楽曲情報が含まれ、前記抽出手段は、前記第一評価情報に含まれる前記ユーザ情報によって特定される前記他のユーザと、前記第二評価情報を評価した前記第二ユーザとが一致する場合、前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報によって特定される前記楽曲を抽出してもよい。配信装置は、第一ユーザが評価した第二ユーザによって評価された楽曲を抽出する。第一ユーザは第二ユーザを評価しているので、第一ユーザと第二ユーザとは、楽曲に対する嗜好が近い可能性が高い。従って、第二ユーザによって評価された楽曲を抽出することによって、配信装置は、第一ユーザの嗜好に近い可能性の高い楽曲を適切に抽出することができる。
第一態様および第二態様において、前記抽出手段は、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報を少なくとも含む前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報によって特定される前記楽曲のうち、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報によって特定される前記楽曲と一致しない前記楽曲を抽出してもよい。配信装置は、第一ユーザが評価した楽曲を評価した第二ユーザによって評価された楽曲のうち、第一ユーザが評価した楽曲を除く楽曲を抽出する。第二ユーザは、第一ユーザが評価した楽曲を評価しているので、第一ユーザと第二ユーザとは、楽曲に対する嗜好が近い可能性が高い。また、第一ユーザが評価した楽曲以外の楽曲が抽出されるので、抽出される楽曲は、第一ユーザにとって未知である可能性が高い。このため配信装置は、第一ユーザの嗜好に近い可能性が高く、且つ、第一ユーザにとって未知である可能性の高い楽曲を適切に抽出することができる。
第一態様および第二態様において、前記第二配信手段は、前記第二楽曲を選択可能な第一選択部を含む前記表示画面を前記配信先装置に配信し、前記受付手段は、前記配信先装置から、前記第一選択部を介して選択された前記第二楽曲を特定可能な前記楽曲情報を含む前記評価情報を受け付けてもよい。これによって配信装置は、第一ユーザに第二楽曲の関連性を参照させつつ、第二楽曲を評価させることができる。第一ユーザは、第二楽曲の関連性を把握し、第二楽曲を適切に評価することが可能となる。
態様において、前記第二配信手段は、前記第二ユーザを選択可能な第二選択部を含む前記表示画面を前記配信先装置に配信し、前記受付手段は、前記配信先装置から、前記第二選択部を介して選択された前記第二ユーザを特定可能な前記ユーザ情報を含む前記評価情報を受け付けてもよい。これによって配信装置は、第二ユーザと楽曲との関連性を第一ユーザに参照させつつ、第二ユーザを評価させることができる。第一ユーザは、第二ユーザと楽曲との関連性を把握し、第二ユーザを適切に評価することが可能となる。
態様において、前記第一配信手段は、前記受付手段によって、前記第二ユーザを特定可能な前記ユーザ情報を含む前記評価情報を受け付けた場合に、前記抽出手段によって抽出された前記楽曲のうち、前記第二ユーザによって評価された前記楽曲を優先的に前記配信先装置に配信する第三配信手段を備えてもよい。これによって配信装置は、第一ユーザが評価した第二ユーザによって評価された楽曲を優先的に配信先装置に配信することができる。第一ユーザは、第二選択部を介して第二ユーザを選択することによって、第二ユーザによって評価された楽曲を優先的に聴くことが可能となる。
第一態様および第二態様において、前記第二配信手段は、前記第二ユーザが評価した前記楽曲の総数を示す楽曲総数、前記第一ユーザが評価した前記楽曲と、前記第二ユーザが評価した前記楽曲とで重複する数を示す楽曲重複数、および、前記第二ユーザが前記第一ユーザ以外に評価した他の前記ユーザの数であるユーザ数のうち少なくともいずれかを含む前記表示画面を前記配信先装置に配信してもよい。これによって第一ユーザは、第二ユーザに関連する情報(楽曲総数、楽曲重複数、およびユーザ数)を容易に認識することが可能となる。
本発明の第態様に係る配信システムは、複数の再生装置と、前記再生装置に楽曲を配信する配信装置とを備えた配信システムであって、前記配信装置は、ユーザにより評価された前記楽曲を特定可能な楽曲情報、および、前記ユーザにより評価された他の前記ユーザを特定可能なユーザ情報のうち少なくとも一方を含む評価情報であって、第一ユーザにより評価された第一評価情報、および第二ユーザにより評価された第二評価情報を受信する第一受信手段と、前記第一受信手段により受信された前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザの使用する前記再生装置である配信先装置に配信する前記楽曲を、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報および前記ユーザ情報のうち少なくとも一方と、前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報とに基づいて抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された楽曲を、前記配信先装置に配信する第一配信手段と、前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザ、前記第一評価情報に含まれる前記ユーザ情報によって特定される前記他のユーザであって前記第二評価情報を評価した前記第二ユーザ、および前記抽出手段によって抽出された前記楽曲であって前記第二ユーザによって評価された第二楽曲が関連付けられた表示画面を前記配信先装置に配信する第二配信手段とを備え、前記再生装置は、前記配信装置に対して前記評価情報を送信する送信手段と、前記配信装置から送信された前記楽曲、および、前記表示画面を受信する第二受信手段と、前記第二受信手段によって受信された前記楽曲、および、前記表示画面を出力する出力手段とを備えている。第態様によれば、第一態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第四態様に係る配信システムは、複数の再生装置と、前記再生装置に楽曲を配信する配信装置とを備えた配信システムであって、前記配信装置は、ユーザにより評価された前記楽曲を特定可能な楽曲情報、および、前記ユーザにより評価された他の前記ユーザを特定可能なユーザ情報のうち少なくとも一方を含む評価情報であって、第一ユーザにより評価された第一評価情報、および第二ユーザにより評価された第二評価情報を受信する第一受信手段と、前記第一受信手段により受信された前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザの使用する前記再生装置である配信先装置に配信する前記楽曲を、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報および前記ユーザ情報のうち少なくとも一方と、前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報とに基づいて抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された楽曲を、前記配信先装置に配信する第一配信手段と、前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザ、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報によって特定される前記楽曲である第一楽曲、前記第一楽曲を評価した他のユーザであって前記第二評価情報を評価した前記第二ユーザ、および、前記抽出手段によって抽出された前記楽曲であって前記第二ユーザによって評価された第二楽曲が関連付けられた表示画面を前記配信先装置に配信する第二配信手段とを備え、前記再生装置は、前記配信装置に対して前記評価情報を送信する送信手段と、前記配信装置から送信された前記楽曲、および、前記表示画面を受信する第二受信手段と、前記第二受信手段によって受信された前記楽曲、および、前記表示画面を出力する出力手段とを備えている。第四態様によれは、第二態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第態様に係る配信方法は、複数の再生装置に楽曲を配信する配信装置によって実行される配信方法であって、ユーザにより評価された前記楽曲を特定可能な楽曲情報、および、前記ユーザにより評価された他の前記ユーザを特定可能なユーザ情報のうち少なくとも一方を含む評価情報であって、第一ユーザにより評価された第一評価情報、および第二ユーザにより評価された第二評価情報を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにより受け付けられた前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザの使用する前記再生装置である配信先装置に配信する前記楽曲を、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報および前記ユーザ情報のうち少なくとも一方と、前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報とに基づいて抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップにより抽出された楽曲を、前記配信先装置に配信する第一配信ステップと、前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザ、前記第一評価情報に含まれる前記ユーザ情報によって特定される前記他のユーザであって前記第二評価情報を評価した前記第二ユーザ、および前記抽出ステップによって抽出された前記楽曲であって前記第二ユーザによって評価された第二楽曲が関連付けられた表示画面を前記配信先装置に配信する第二配信ステップとを備えている。第態様によれば、第一態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第六態様に係る配信方法は、複数の再生装置に楽曲を配信する配信装置によって実行される配信方法であって、ユーザにより評価された前記楽曲を特定可能な楽曲情報、および、前記ユーザにより評価された他の前記ユーザを特定可能なユーザ情報のうち少なくとも一方を含む評価情報であって、第一ユーザにより評価された第一評価情報、および第二ユーザにより評価された第二評価情報を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにより受け付けられた前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザの使用する前記再生装置である配信先装置に配信する前記楽曲を、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報および前記ユーザ情報のうち少なくとも一方と、前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報とに基づいて抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップにより抽出された楽曲を、前記配信先装置に配信する第一配信ステップと、前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザ、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報によって特定される前記楽曲である第一楽曲、前記第一楽曲を評価した他のユーザであって前記第二評価情報を評価した前記第二ユーザ、および、前記抽出ステップによって抽出された前記楽曲であって前記第二ユーザによって評価された第二楽曲が関連付けられた表示画面を前記配信先装置に配信する第二配信ステップとを備えている。第六態様によれば、第二態様と同様の効果を奏することができる。


配信システム1の概要と、配信装置11および再生装置15の電気的構成とを示す図である。 ユーザ21〜23、31、32、および楽曲411〜414、421〜423の関係を示す図である。 テーブル118を示す図である。 配信装置メイン処理を示すフローチャートである。 リスト作成処理を示すフローチャートである。 抽出処理を示すフローチャートである。 優先度算出処理を示すフローチャートである。 第一表示画面50を示す図である。 第二表示画面60を示す図である。 再生装置メイン処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1を参照し、配信システム1について説明する。配信システム1は、配信装置11および再生装置12、13、14(以下、総称して「再生装置15」ともいう。)を備える。再生装置12、13、14は、それぞれ、ユーザ21、22、23(以下、総称して「ユーザ24」ともいう。)によって使用される。配信装置11および再生装置15は、IP網などのネットワーク20を介して互いに通信可能に接続する。配信装置11は再生装置15に対して、ダウンロード方式やストリーミング方式等の配信方式によって楽曲のデータを配信する。楽曲のデータの具体例として、曲のデータ、声のデータ、効果音のデータなどが挙げられる。以下、楽曲のデータを配信することを、「楽曲を配信する」という。再生装置15は、配信装置11から配信された楽曲を受信し、スピーカ158から楽曲を再生する。また後述するように、配信装置11は再生装置15に対して、再生装置15の表示部156に表示される表示画面(第一表示画面50(図8参照)、第二表示画面60(図9参照))のデータを配信する。以下、表示画面のデータを配信することを、「表示画面を配信する」という。再生装置15は、配信装置11から配信された表示画面を受信し、表示部156に表示する。配信装置11の一例として、周知の配信サーバが挙げられる。再生装置15の一例として、周知のスマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどの装置が挙げられる。
なお以下では、ユーザ21、22、23はそれぞれ再生装置12、13、14を使用することを想定して説明するが、例えばユーザ21は、再生装置12以外の再生装置13、14も使用することが可能である。ユーザ21は、再生装置12、13、14に対してログイン操作を行う。ログイン操作によって入力されたユーザアカウント、およびパスワードは、配信装置11に送信される。ユーザアカウント、およびパスワードを受信した配信装置11は、あらかじめ記憶されたユーザアカウント、およびパスワードに基づいて認証処理を実行する。認証が許可されれば、ユーザ21、22、23はそれぞれ再生装置12、13、14のいずれも使用可能となる。以下、認証されたユーザが使用する再生装置15を、ユーザが使用する再生装置15と記載する。
配信装置11の電気的構成について説明する。配信装置11は、配信装置11の制御を司るCPU111を備えている。CPU111は、ROM112、RAM113、ハードディスクドライブ(HDD)114、通信I/F115、およびドライブ装置116と電気的に接続する。ROM112には、ブートプログラムやBIOS等が記憶される。RAM113には、タイマやカウンタ、一時的なデータが記憶される。
HDD114には、CPU111の制御プログラムが記憶される。またHDD114には、テーブル118(図3参照)が記憶される。またHDD114には、再生装置15に配信される楽曲に、登録日時、再生回数、直近回数、および再生日時が対応付けられて記憶される。登録日時は、楽曲がHDD114に登録された日時を示す。登録日時は、楽曲がHDD114に記憶された時点で、楽曲に対応付けられる。再生回数は、楽曲が再生装置15に配信された総回数を示す。再生回数は、楽曲が再生装置15に配信される度に更新される(S52、図4参照)。直近回数は、最近1週間内に楽曲が再生装置15に配信された回数を示す。直近回数は、最近1週間内の再生回数が抽出され、更新される(S52、図4参照)。再生日時は、楽曲が再生装置15に配信された最新の日時を示す。再生日時は、楽曲が再生装置15に配信された時点で更新される。楽曲との対応付けは、楽曲と直接対応付けてもよいし、楽曲を特定可能な楽曲IDに対応付けてもよい。楽曲IDと楽曲データが記憶される記憶領域のパスとが対応付けられてもよい。また、楽曲の楽曲データは、配信装置11に記憶されてもよいし、ネットワーク20を介して配信装置11と接続された記憶装置に記憶されてもよい。楽曲データが記憶装置に記憶される場合、配信装置11は各楽曲データが記憶された記憶領域を特定可能なパスを楽曲IDに対応付けて記憶する。以下、単に楽曲データを楽曲と記載することもある。
通信I/F115は、ネットワーク20を介して再生装置15と通信を行う。ドライブ装置116は、記憶媒体117に記憶された情報を読み出す。例えば配信装置11のセットアップ時、記憶媒体117に記憶されたプログラムは、ドライブ装置116によって読み出され、HDD114に記憶される。
再生装置15の電気的構成について説明する。再生装置15は、再生装置15の制御を司るCPU151を備えている。CPU151は、ROM152、RAM153、フラッシュメモリ154、通信I/F155、表示部156、入力部157、およびスピーカ158と電気的に接続する。ROM152には、ブートプログラムやBIOS等が記憶される。RAM153には、タイマやカウンタ、一時的なデータが記憶される。フラッシュメモリ154には、CPU151の制御プログラムが記憶される。通信I/F155は、ネットワーク20を介して配信装置11と通信を行う。表示部156は、表示画面(第一表示画面50(図8参照)、第二表示画面60(図9参照))を表示するディスプレイである。入力部157は、再生装置15に対してユーザ21、22、23が入力操作を行うためのタッチパネルである。
再生装置15を使用するユーザ24は、配信装置11から配信された楽曲の中で気に入った楽曲を、評価した楽曲(以下、「評価楽曲」ともいう。)として、評価楽曲のIDと自分のユーザIDとを関連付けて配信装置11に登録することができる。ユーザ24は、評価した他のユーザ24(以下、「フォローユーザ」ともいう。)として、他のユーザ24のユーザIDと自分のユーザIDとを関連付けて配信装置11に登録することができる。一般に、ユーザが、他のユーザ24を配信装置11に登録した場合、ユーザ24と他のユーザ24とは、楽曲の嗜好が近い可能性が高い。ユーザ24は、再生装置15を使用して評価楽曲やフォローユーザの登録を行う。ユーザ24による評価楽曲の登録操作が再生装置15に対して行われた場合、再生装置15は、評価楽曲を示すID(以下、「評価楽曲ID」という。)を配信装置11に対して送信する。ユーザ24によるフォローユーザの登録操作が再生装置15に対して行われた場合、フォローユーザを示すID(以下、「フォローユーザID」という。)を、配信装置11に対して送信する。配信装置11は、評価楽曲ID、またはフォローユーザIDを再生装置15から受信し、テーブル118(図3参照、後述)に記憶することによって、これらの情報を登録する。以下、評価楽曲IDおよびフォローユーザIDを、「評価情報」ともいう。楽曲および他のユーザ24を評価したユーザ24を、「評価ユーザ」ともいう。評価ユーザを示すIDを、「評価ユーザID」ともいう。
配信装置11に登録された複数の評価情報に基づいて特定される、評価ユーザ、評価楽曲、およびフォローユーザの関係の一例について、図2を参照して説明する。図2では、ユーザ21(評価ユーザ)によって、楽曲422、423(評価楽曲)およびユーザ22、31(フォローユーザ)が評価されている。ユーザ22(評価ユーザ)によって、楽曲411、412(評価楽曲)が評価されている。ユーザ23(評価ユーザ)によって、楽曲421、422(評価楽曲)が評価されている。ユーザ31(評価ユーザ)によって、楽曲413、414(評価楽曲)が評価されている。なお、図中の符号21〜23、31、および32は、ユーザIDも示している。符号411〜414、421〜423は、楽曲IDも示している。
配信装置11は、ユーザ21によって使用される再生装置12から、評価情報(評価楽曲ID 422、423、およびフォローユーザID 22、31)を受信している。配信装置11は、ユーザ22によって使用される再生装置13から、評価情報(評価楽曲ID 411、412)を受信している。配信装置11は、ユーザ23によって使用される再生装置14から、評価情報(評価楽曲ID 421、422)を受信している。配信装置11は、ユーザ31によって使用される再生装置15から、評価情報(評価楽曲ID 413、414)を受信している。なお、フォローユーザIDのみを含む評価情報が受信される場合もある。このように評価情報には、評価楽曲IDおよびフォローユーザIDのうち少なくとも一方が含まれる。
配信装置11は、再生装置15から受信した上述の評価情報に基づき、テーブル118(図3参照)を作成する。図3に示すように、テーブル118には、評価ユーザID、評価楽曲ID、およびフォローユーザIDが対応付けられて記憶される。テーブル118のうち一の評価ユーザIDに対応する評価楽曲IDおよびフォローユーザIDが、評価ユーザIDによって示されるユーザによって使用される再生装置15から受信した一の評価情報に対応する。テーブル118は、CPU111が再生装置15に配信する楽曲を抽出する場合に参照される。
配信装置11は、再生装置15から受信した評価情報に基づき、楽曲を抽出し、ユーザ24によって使用される再生装置15に配信する。この結果、ユーザ24の嗜好に近い楽曲がユーザ24によって使用される再生装置15に配信されやすい。図2を参照して具体的に説明する。ユーザ21によって使用される再生装置12(図1参照)に配信される楽曲が、配信装置11によって抽出される場合を想定する。配信装置11は、次の(1)〜(3)で示される3つの方法で楽曲を抽出する。
(1)の方法は、ユーザ21が直接評価した楽曲を抽出する方法である。ユーザ21は、自身が気に入った楽曲422、423を、評価楽曲として配信装置11に登録している。このため配信装置11は、楽曲422、423を抽出し、再生装置12に配信する。これによって配信装置11は、ユーザ21が気に入った楽曲を、再生装置12に配信することができる。
(2)の方法は、ユーザ21が評価した他のユーザ(ユーザ22、31)によって評価された楽曲(楽曲411〜414)を抽出する方法である。理由は次のとおりである。ユーザ21は、ユーザ22、31を、フォローユーザとして配信装置11に登録している。このため、ユーザ22の評価楽曲411、412およびユーザ31の評価楽曲413、414は、ユーザ21の嗜好に近い楽曲である可能性が高い。特に、楽曲に対する嗜好が自身に近いユーザをフォローユーザとして登録している場合は、フォローユーザの評価楽曲は、ユーザ21の嗜好に近い楽曲である可能性がより高い。配信装置11は、楽曲411〜414を抽出し、再生装置12に配信する。これによって配信装置11は、ユーザ21の嗜好に近い可能性が高い楽曲を、再生装置12に対して配信することができる。
(3)の方法は、ユーザ21が評価した楽曲(楽曲422、423)のうちいずれか(楽曲422)を評価している他のユーザ(ユーザ23)によって評価された楽曲(楽曲421、422)のうち、ユーザ21が評価した楽曲(楽曲422)を除く楽曲(楽曲421)を抽出する方法である。理由は次のとおりである。ユーザ21の評価楽曲422を同様に評価しているユーザ23は、楽曲に対する嗜好がユーザ21に近い可能性が高い。このため、ユーザ23の評価楽曲421は、ユーザ21の嗜好に近い楽曲である可能性が高い。更に、ユーザ23の評価楽曲421は、ユーザ21によって評価されておらず、ユーザ21にとって未知である可能性が高い。配信装置11は、楽曲421を抽出し、再生装置12に配信する。これによって配信装置11は、(2)の効果に加え、ユーザ21にとって未知である可能性の高い楽曲を、再生装置12に配信することができる。
なお配信装置11は、上述した3つの方法によって抽出した楽曲を、再生装置15に対して優先度順に配信する。優先度の算出方法については、図7(優先度算出処理)を参照して後述する。
図4から図7を参照し、配信装置11のCPU111によって実行される配信装置メイン処理について説明する。CPU111は、HDD114に記憶された制御プログラムを実行することによって、配信装置メイン処理を実行する。CPU111は、配信装置11の電源がONされた場合に、配信装置メイン処理を開始する。なおCPU111は、配信装置メイン処理とは別の処理(図示外)を、配信装置メイン処理と並列して実行することによって、再生装置15から評価情報を受信しテーブル118(図3参照)を作成する。後述では、テーブル118が既に作成された状態であり、且つ、ユーザ21によって使用される再生装置12に対して楽曲が配信される場合を想定し、具体的に説明する。
図4に示すように、CPU111は、再生装置12から送信されるリスト要求、配信要求、楽曲登録要求、およびユーザ登録要求のいずれかを受信したか判断する(S41)。リスト要求は、配信楽曲のリストである楽曲リストを再生装置12が要求する場合に、再生装置12から送信されるデータである。リスト要求には、ユーザIDおよび楽曲数が含まれる。ユーザIDは、リスト要求を送信した再生装置15を使用しているユーザのIDである。楽曲数は、楽曲リストに含める楽曲の曲数である。配信要求は、楽曲の配信開始を再生装置15が要求する場合に、再生装置12から送信されるデータである。楽曲登録要求は、評価楽曲の登録を再生装置15が要求する場合に、再生装置12から送信されるデータである。ユーザ登録要求は、フォローユーザの登録を再生装置15が要求する場合に、再生装置12から送信されるデータである。リスト要求、配信要求、楽曲登録要求、およびユーザ登録要求のいずれも受信しない場合(S41:NO)、処理はS41に戻る。リスト要求、配信要求、楽曲登録要求、およびユーザ登録要求のいずれかを受信した場合(S41:YES)、CPU111は、リスト要求を受信したか判断する(S43)。リスト要求を受信していない場合(S43:NO)、配信要求、楽曲登録要求、およびユーザ登録要求のいずれかが受信されていることになるので、処理はS49に進む。一方、リスト要求を受信した場合(S43:YES)、CPU111は、再生装置12に送信する楽曲リストを作成する処理(リスト作成処理、図5参照)を実行する(S45)。
図5を参照し、リスト作成処理について説明する。CPU111は、S41(図4参照)で受信したリスト要求に含まれるユーザID 21および楽曲数 nを取得する(S71)。CPU111は、楽曲リストに含める楽曲の候補を抽出する処理(抽出処理)を実行する(S73)。図6を参照し、抽出処理について説明する。CPU111は、テーブル118を参照する。CPU111は、S71(図5参照)で取得したユーザID 21と同一の評価ユーザID 21に対応付けられた評価楽曲ID 422、423を抽出する(S81)。なお、抽出された評価楽曲IDの楽曲422、423は、(1)の方法によって抽出される楽曲に相当する。CPU111は、抽出した評価楽曲ID 422、423をRAM113に記憶する(S83)。
次にCPU111は、評価ユーザID 21に対応付けられたすべてのフォローユーザID 22、31を抽出し、抽出したフォローユーザIDのユーザ22、31が評価した楽曲の楽曲IDを抽出する(S85)。テーブル118の場合、評価ユーザID 22に対して評価楽曲ID 411、412が対応付けられており、評価ユーザID 31に対して評価楽曲ID 413、414が対応付けられている。このためCPU111は、評価楽曲 411〜414を抽出する。なお、抽出された評価楽曲IDの楽曲411〜414は、(2)の方法によって抽出される楽曲に相当する。
CPU111は、S85で抽出した評価楽曲IDを一曲ずつ選択し、RAM113に既に記憶されている評価楽曲IDと比較する。選択した評価楽曲IDがRAM113に記憶されていない場合(S87:NO)、CPU111は、選択した評価楽曲IDをRAM113に記憶する(S89)。処理はS91に進む。一方、選択した評価楽曲IDが既にRAM113に記憶されている場合(S87:YES)、処理はS91に進む。このようにしてCPU111は、同一の評価楽曲IDが重複してRAM113に記憶されることを防いでいる。S91において、CPU111は、S85で抽出した評価楽曲IDのうち、選択していない評価楽曲IDが残っているか判断する(S91)。選択していない評価楽曲IDが残っている場合(S91:YES)、残りの評価楽曲IDを必要に応じてRAM113に記憶するために、処理はS87に戻る。一方、S85で抽出した評価楽曲IDがすべて選択され、必要に応じてRAM113に記憶された場合(S91:NO)、処理はS93に進む。
なお、テーブル118に基づいてS87〜S91の処理が実行される場合、S83でRAM113に評価楽曲ID 422、423が記憶され、S85で評価楽曲ID 411〜414が抽出されているので、評価楽曲ID 411〜414はすべてRAM113に記憶される(S89)。
S93において、CPU111は、評価ユーザID 21に対応付けられたすべての評価楽曲ID 422、423を抽出する。CPU11は、抽出した評価楽曲ID 422、423のいずれかが対応付けられた他の評価ユーザIDを抽出する。テーブル118の場合、評価楽曲ID 422は、評価ユーザID 23に対応付けられているので、CPU111は、評価ユーザID 23を抽出する。次にCPU111は、抽出した評価ユーザID 23に対応付けられたすべての評価楽曲ID 421、422を抽出する。最後にCPU111は、抽出した評価楽曲ID 421、422のうち、評価ユーザID 21に対応付けられた評価楽曲ID 422、423と一致しない評価楽曲ID 421を抽出する(S93)。なお、抽出された評価楽曲IDの楽曲421は、(3)の方法によって抽出される楽曲に相当する。
CPU111は、S93で抽出した評価楽曲IDを一曲ずつ選択し、RAM113に記憶されている評価楽曲IDと比較する。選択した評価楽曲IDがRAM113に記憶されていない場合(S95:NO)、CPU111は、選択した評価楽曲IDをRAM113に記憶する(S97)。処理はS99に進む。一方、選択した評価楽曲IDが既にRAM113に記憶されている場合(S95:YES)、処理はS99に進む。S99において、CPU111は、S93で抽出した評価楽曲IDのうち、選択していない評価楽曲IDが残っているか判断する(S99)。選択していない評価楽曲IDが残っている場合(S99:YES)、残りの評価楽曲IDを必要に応じてRAM113に記憶するために、処理はS95に戻る。一方、S93で抽出した評価楽曲IDがすべて選択され、必要に応じてRAM113に記憶された場合(S99:NO)、抽出処理は終了し、処理はリスト作成処理(図5参照)に戻る。
なお、テーブル118に基づいてS95〜S99の処理が実行される場合、RAM113に評価楽曲ID 411〜414、422、423が記憶され、S93で評価楽曲ID 421が抽出されているので、評価楽曲ID 421はRAM113に記憶される(S97)。結果、評価楽曲ID 411〜414、421〜423がRAM113に記憶された状態になる。
図5に示すように、抽出処理(S73)の終了後、CPU111は、RAM113に記憶された状態の評価楽曲IDに対応するそれぞれの楽曲の優先度を算出する(S75)。図7を参照し、優先度算出処理について説明する。優先度算出処理では、はじめに(a)新楽曲優先度、(b)総回数優先度、(c)直近回数優先度、(d)近似曲優先度、および(e)再生日時優先度が、RAM113に記憶された評価楽曲IDの楽曲ごとに算出される(S121〜S129)。次いで、算出された(a)〜(e)に基づいて、楽曲ごとに優先度が算出される(S131)。CPU111は、RAM113に記憶された評価楽曲IDを順番に選択し、以下のようにして優先度を算出する。
はじめにCPU111は、(a)新楽曲優先度を算出する(S121)。新楽曲優先度は、HDD114に記憶された楽曲に対応付けられた登録日付に基づいて算出される優先度である。登録日時が新しいほど新楽曲優先度は高くなり、登録日時が古いほど新楽曲優先度は低くなる。新楽曲優先度は次式によって算出される。なお次式では、新楽曲優先度を優先度P、任意の変数を変数Xで表している。
X = 1−(d/7) (d:登録日付から現時点までの日数)
P = X(0<Xの場合)
P = 0(X≦0の場合)
次にCPU111は、(b)総回数優先度を算出する(S123)。総回数優先度は、HDD144に記憶された楽曲に対応付けられた再生回数に基づいて算出される優先度である。再生回数が多くなるほど総回数優先度は高くなり、再生回数が少ないほど総回数優先度は低くなる。総回数優先度は次式によって算出される。なお次式では、総回数優先度を優先度Qで表している。
Q = p/100000 (p:再生された回数)
次にCPU111は、(c)直近回数優先度を算出する(S125)。直近回数優先度は、HDD144に記憶された楽曲に対応付けられた直近回数に基づいて算出される優先度である。直近回数が多くなるほど直近回数優先度は高くなり、直近回数が少ないほど直近回数優先度は低くなる。直近回数優先度は次式によって算出される。なお次式では、直近回数優先度を優先度Rで表している。
R = r/1000 (r:直近1週間以内に再生された回数)
次にCPU111は、(d)近似曲優先度を算出する(S127)。近似曲優先度は、ユーザ24の嗜好に近い楽曲ほど近似曲優先度は高くなり、ユーザ21の嗜好から離れた楽曲ほど近似曲優先度は低くなる。近似曲優先度は次式によって特定される。なお次式では、近似曲優先度を優先度Sで表している。
S = 2(条件:ユーザ21が評価した楽曲(評価楽曲)である場合)
S = 1.5(条件:ユーザ21が評価した他のユーザ(フォローユーザ)によって評価された楽曲のうち、ユーザ21によって評価されていない楽曲である場合)
S = 0(条件:上述以外の場合)
次にCPU111は、(e)再生日時優先度を算出する(S129)。再生日時優先度は、HDD144に記憶された楽曲に対応付けられた再生日時に基づいて算出される優先度である。再生日時が古いほど再生日時優先度は高くなり、再生日時が新しいほど再生日時優先度は低くなる。再生日時優先度は次式によって算出される。なお次式では、再生日時優先度を優先度Tで表している。
T = t/28(t:最後に再生された日付から現時点までの日数)
最後にCPU111は、算出されたP〜Tに基づき、次の方法で優先度を最終的に決定する。はじめにCPU111は、P〜Rを次式に代入することによって、楽曲に固有の優先度(以下、「楽曲固有優先度」という。)を算出する。なお次式では、楽曲固有優先度を優先度U、任意の変数を変数Yで表している。
Y = P+Q+R
U = Y(0<Yの場合)
U = 0(Y≦0の場合)
次にCPU111は、算出されたS、Tを次式に代入することによって、ユーザ固有の優先度(以下、「ユーザ固有優先度」という。)を算出する。なお次式では、ユーザ固有優先度を優先度Vで表している。
V = S×T
最後にCPU111は、UおよびVを乗算することによって、RAM113に記憶された評価楽曲IDの楽曲に対応する優先度を算出する(S131)。なお次式では、優先度を優先度Wで表している。
W = U×V
CPU111は、算出した優先度を、評価楽曲IDに対応付けてRAM113に記憶する。
なお上述で説明した優先度の算出方法は一例である。本発明は、上述した式、パラメータ、しきい値等に限定されない。
CPU111は、RAM113に記憶された評価楽曲IDのうち、優先度を算出していない楽曲の楽曲IDが残っているか判断する(S133)。優先度を算出していない楽曲の楽曲IDが残っている場合(S133:YES)、残りの楽曲の優先度を算出するために、処理はS121に戻る。一方、RAM113に記憶された評価楽曲IDの楽曲の全てに対応する優先度が算出された場合(S133:NO)、優先度算出処理は終了し、処理はリスト作成処理(図5参照)に戻る。
図5に示すように、優先度作成処理(S75)の終了後、CPU111は、RAM113に記憶された評価楽曲IDを、対応する優先度順に並び替え、IDリストを作成する(S77)。処理は配信装置メイン処理(図4参照)に戻る。
図4に示すように、リスト作成処理(S45)の終了後、CPU111は、再生装置12の表示部156に表示可能な表示画面を作成する。表示画面では、RAM113に記憶されたIDリストに含まれる評価楽曲IDの楽曲が、S41で受信したリスト要求に含まれる楽曲数 n分並べられ、楽曲リストとして示される。尚、この楽曲リストは、楽曲を含まず、評価楽曲の楽曲IDに関連付けられた楽曲の記憶領域のパスが含まれてもよい。CPU111は、楽曲リストを示す表示画面を、リスト要求を送信した再生装置12に対して配信する(S47)。また、表示画面の作成処理、および表示画面の配信処理は、必ずしも必要でなく、楽曲ID、または評価楽曲の楽曲IDに関連付けられた楽曲の記憶領域のパスを含む楽曲リストだけを配信してもよい。処理はS49に進む。なお再生装置12は、表示画面を受信した場合、表示部156に表示画面を表示する(S23、図10参照、後述)。ユーザ21は、楽曲リストを確認する。
CPU111は、再生装置12から送信される配信要求を受信したか判断する(S49)。配信要求が受信されない場合(S49:NO)、処理はS55に進む。ユーザ21が楽曲の配信を要求する入力操作を再生装置12に対して行ったとする。再生装置12は、受信した楽曲リストの順に楽曲を選択し、選択した楽曲の楽曲IDを格納した配信要求を配信装置11に対して送信する。または、楽曲リストを受信した再生装置12は、ユーザ21による入力操作が行われない場合でも、楽曲リストの順に楽曲IDを配信要求に自動的に格納し、配信装置11に対して配信要求を自動で送信する。CPU111は、配信要求を受信する(S49:YES)。CPU111は、配信要求に格納された楽曲IDの楽曲を再生装置12に配信する処理を開始する(S51)。
またCPU111は、配信する楽曲が(2)または(3)の方法で抽出されている場合、配信する楽曲と、他の楽曲およびユーザとの関連性を示す表示画面(第一表示画面50(図8参照)または第二表示画面60(図9参照))を作成し、再生装置12に配信する(S53)。第一表示画面50および第二表示画面60の詳細は後述する。
再生装置12は、配信装置11から配信された楽曲を受信してスピーカ158から出力する処理(S21、図10参照、後述)を開始する。また再生装置12は、配信装置11から配信された表示画面を受信して表示部156に表示する処理(S23、図10参照、後述)を開始する。
CPU111は、楽曲の配信を開始した場合、HDD114に記憶された楽曲に対応付けられた再生日時を更新する。また、一曲分の楽曲のうち所定時間(例えば45秒)分の配信が完了した場合、HDD114に記憶された楽曲に対応付けられた再生回数および直近回数に1を加算して更新する(S52)。
図8を参照し、(2)の方法で抽出された楽曲411(S85、図6参照)が再生装置12に配信される場合に作成される第一表示画面50について説明する。第一表示画面50では、ユーザ21、22を示す顔の画像やアイコンなど(以下、単に「ユーザ21、22」という。)、および楽曲411を示す音符の画像(以下、単に「楽曲411」という。)が、横方向に並べられている。ユーザ21、22間に、ユーザ21からユーザ22の方向を向いた矢印501が示されている。矢印501は、ユーザ21のフォローユーザがユーザ22であることを示している。また、ユーザ22と楽曲411との間に、ユーザ22から楽曲411を向いた矢印502が示されている。矢印502は、ユーザ22の評価楽曲が、楽曲411であることを示している。このように第一表示画面50は、ユーザ21が評価したユーザ22によって評価された楽曲411が配信されている最中であることを示している。
第一表示画面50は、テーブル118に基づいて次のように作成される。楽曲411が配信される再生装置12を使用するユーザ21が、表示領域の左端に配置され、配信される楽曲411が右端に配置される。評価ユーザID 21に対応付けられたフォローユーザID 22、31のユーザのうち、評価楽曲ID 411の楽曲を評価するユーザ22が特定され、表示領域の中央に配置される。ユーザ21、22間、およびユーザ22と楽曲411との間に、矢印501、502がそれぞれ配置される。
また第一表示画面50では、楽曲総数および楽曲重複数がユーザ22に対応付けられている。楽曲総数は、ユーザ22によって評価された楽曲(評価楽曲)の総数を示す。図2に示すように、ユーザ22は楽曲411、412を評価しているので、楽曲総数は2となる。楽曲重複数は、ユーザ21およびユーザ22によって評価された楽曲(評価楽曲)のうち、一致する楽曲の数を示す。図2に示すように、ユーザ21は、楽曲422、423を評価し、ユーザ22は、楽曲411、412を評価している。ユーザ21、22は同一の楽曲を評価していないので、楽曲重複数は0となる。
また第一表示画面50では、選択ボタン「楽曲評価」が示される。選択ボタン「楽曲評価」は、配信中の楽曲411を評価楽曲として配信装置11に登録する場合に、ユーザ21によって選択される。なお再生装置12に対して選択ボタン「楽曲評価」を選択する操作がユーザ21によって行われた場合、再生装置12から配信装置11に対して、評価楽曲の登録を要求する楽曲登録要求が送信される(S27、図10参照、後述)。楽曲登録要求には、評価ユーザID 21および評価楽曲ID 411が含められる。
図9を参照し、(3)の方法で抽出された楽曲421(S93、図6参照)が再生装置12に配信される場合に作成される第二表示画面60について説明する。第二表示画面60では、ユーザ21を示す顔の画像やアイコンなど(以下、単に「ユーザ21」という。)、楽曲422を示す音符の画像(以下、単に「楽曲422」という。)、ユーザ23を示す顔の画像やアイコンなど(以下、単に「ユーザ23」という。)、および楽曲421を示す音符の画像(以下、単に「楽曲421」という。)が、横方向に並べられている。ユーザ21および楽曲422の間に、ユーザ21から楽曲422の方向を向いた矢印601が示されている。楽曲422およびユーザ23の間に、ユーザ23から楽曲422の方向を向いた矢印602が示されている。矢印601、602は、ユーザ21、23の評価楽曲が楽曲422であることを示している。また、ユーザ23および楽曲421の間に、ユーザ23から楽曲421の方向を向いた矢印603が示されている。矢印603は、ユーザ23の評価楽曲が421であることを示している。このように第二表示画面60は、ユーザ21が評価した評価楽曲422を評価するユーザ23によって評価された、評価楽曲422以外の楽曲421が配信されている最中であることを示している。
第二表示画面60は、テーブル118に基づいて次のように作成される。楽曲421が配信される再生装置12を使用するユーザ21が、表示領域の左端に配置される。評価ユーザID 21に対応付けられた評価楽曲ID 422、423のうち、少なくとも1つの評価楽曲IDが一致する評価楽曲IDに対応付けられた評価ユーザID 23が抽出される。評価ユーザID 21、23の両方に対応付けられた評価楽曲ID 422の楽曲422が、ユーザ21の右側の表示領域に配置される。評価ユーザID 23のユーザ23が、評価楽曲ID 422の楽曲422の右側の表示領域に配置される。配信中である楽曲421が評価ユーザID 23のユーザ23の右端の表示領域に配置される。ユーザ21と楽曲422との間、楽曲422とユーザ23との間、および、ユーザ23と楽曲421との間に、矢印601〜603がそれぞれ配置される。楽曲421が右端に配置される。
また第二表示画面60では、楽曲総数および楽曲重複数がユーザ23に対応付けられている。図2に示すように、ユーザ23は楽曲421、422を評価しているので、楽曲総数は2となる。また、ユーザ21は楽曲422、423を評価し、ユーザ23は楽曲421、422を評価している。双方は同一の楽曲422を評価しているので、楽曲重複数は1となる。
また第二表示画面60では、選択ボタン「楽曲評価」「ユーザフォロー」が示される。選択ボタン「ユーザフォロー」は、楽曲421を評価したユーザ23をフォローユーザとして配信装置11に登録する場合に、ユーザ21によって選択される。なお再生装置12に対して選択ボタン「ユーザフォロー」を選択する操作が行われた場合、再生装置12から配信装置11に対して、フォローユーザの登録を要求するユーザ登録要求が送信される(S31、図10参照、後述)。ユーザ登録要求には、評価ユーザID 21およびフォローユーザID 23が含められる。
図5に示すように、CPU111は、楽曲を配信している再生装置12から、楽曲登録要求を受信したか判断する(S55)。楽曲登録要求を受信した場合(S55:YES)、CPU111は、楽曲登録要求に含まれる評価ユーザID 21および評価楽曲IDを取得する。CPU111は、評価ユーザID 21および評価楽曲IDを対応付け、テーブル118に記憶する(S57)。処理はS59に進む。一方、楽曲登録要求が受信されない場合(S55:NO)、処理はS59に進む。
CPU111は、楽曲を配信している再生装置12から、ユーザ登録要求を受信したか判断する(S59)。ユーザ登録要求を受信した場合(S59:YES)、CPU111は、ユーザ登録要求に含まれる評価ユーザID 21およびフォローユーザIDを取得する。CPU111は、評価ユーザID 21およびフォローユーザIDを対応付け、テーブル118に記憶する(S61)。処理はS41に戻る。一方、ユーザ登録要求が受信されない場合(S59:NO)、処理はS41に戻る。以上のようにCPU111は、第一表示画面50または第二表示画面60を再生装置12に対して配信することによって、配信中の楽曲に対応する評価情報の登録要求を、楽曲の配信中に再生装置12から受信し、テーブル118に記憶できる。
またCPU111は、上述のようにして更新されたテーブル118に基づきIDリストを作成し(S45参照)、楽曲リストが示された表示画面を再生装置12に対して配信する(S47参照)ことができる。再生装置12は、受信した楽曲リストの順に楽曲を選択し、選択した楽曲の楽曲IDを格納した配信要求を配信装置11に対して送信する。または、楽曲リストを受信した再生装置12は、ユーザ21による入力操作が行われない場合でも、楽曲リストの順に楽曲IDを配信要求に自動的に格納し、配信装置11に対して配信要求を自動で送信する。CPU111は、配信要求に格納された楽曲IDの楽曲を再生装置12に配信する。これによって再生装置12では、楽曲リストの楽曲が、優先度の高い順でスピーカ158から出力される。例えばCPU111は、ユーザ登録要求を受信してフォローユーザを登録した場合、登録したフォローユーザが評価した楽曲が優先されるように並べられたIDリストを作成する。このため再生装置12では、配信装置11に対して登録を要求したフォローユーザによって評価された楽曲が優先的にスピーカ158から出力されることになる。
なお優先度は、新楽曲優先度(a)に基づいて算出されるので、ユーザ21は、より新しい楽曲を優先的に聴くことができる。また優先度は、総回数優先度(b)に基づいて算出されるので、ユーザ21は、より人気の高い楽曲を優先的に聴くことができる。また優先度は、直近回数優先度(c)に基づいて作成されるので、ユーザ21は、最近の人気曲を優先的に聴くことができる。また優先度は、近似曲優先度(d)に基づいて算出されるので、ユーザ21は、自身の嗜好により近い楽曲を優先的に聴くことができる。また優先度は、再生日時優先度(e)に基づいて算出されるので、ユーザ21は、最近聴いていない楽曲をより優先的に聴くことができる。
図10を参照し、再生装置15のCPU151によって実行される再生装置メイン処理について説明する。CPU151は、フラッシュメモリ154に記憶された制御プログラムを実行することによって、再生装置メイン処理を実行する。CPU151は、再生装置15の使用を開始するためのログイン操作を、入力部157を介してユーザ24から受け付けた場合、再生装置メイン処理を開始する。ユーザ24は、ログイン操作時にユーザ24から受け付けたIDを、再生装置15を使用するユーザ24のユーザIDとしてRAM153に記憶する。
CPU151は、楽曲の配信開始を指示する入力操作が、入力部157を介して行われたか判断する(S11)。入力操作が行われていない場合(S11:NO)、処理はS11に戻る。楽曲の配信開始を指示する入力操作が行われた場合(S11:YES)、CPU151は、楽曲リストを要求するためのリスト要求を、配信装置11に対して送信する(S13)。CPU151は、RAM153に記憶されたユーザID、および楽曲数を、リスト要求に含める。なお配信装置11は、リスト要求を受信し(S43、図4参照)、楽曲リストを作成する(S45、図4参照)。配信装置11は、作成した楽曲リスト、および作成した楽曲リストを示す表示画面を、再生装置12に対して配信する(S47、図4参照)。
CPU151は、配信装置11から配信された表示画面を受信する(S15)。CPU151は、楽曲リストを示す表示画面を表示部156に表示する(S15)。CPU151は、ユーザ24が楽曲の配信を要求する入力操作を行った場合、受信した楽曲リストの順に楽曲を選択し、選択した楽曲の楽曲IDを格納した配信要求を配信装置11に対して送信する。または、CPU151は、再生装置12は、ユーザ21による入力操作が行われない場合でも、楽曲リストの順に楽曲IDを配信要求に自動的に格納し、配信装置11に対して配信要求を自動で送信する(S17)。なお配信装置11は、配信要求を受信し(S49、図4参照)、楽曲の配信を開始する(S51、図4参照)。CPU151は、配信装置11から配信された楽曲を受信し(S19)、スピーカ158から出力することによって、楽曲の再生を開始する(S21)。ユーザ24は、再生装置15のスピーカ158から出力される楽曲を聴くことができる。
CPU151は、配信装置11から表示画面が配信された場合、表示画面を受信し、表示部156に表示画面を表示する(S23)。第一表示画面50(図8参照)が表示部156に表示される場合、ユーザ24は、ユーザ24のフォローユーザによって評価された楽曲が配信されている最中であることを認識できる。一方、第二表示画面60(図9参照)が表示部156に表示される場合、ユーザ24は、ユーザ24の評価楽曲を評価する他のユーザ24によって評価された楽曲であって、ユーザ24の評価楽曲を除く楽曲が配信されている最中であることを認識できる。また第一表示画面50および第二表示画面60には、楽曲総数および楽曲重複数が表示されるので、ユーザ24は、他のユーザ24の評価楽曲の総数および、ユーザ24の評価楽曲と他のユーザ24の評価楽曲とで楽曲重複する楽曲数を容易に認識できる。つまり、表示画面が受信された再生装置15のユーザ24は、どれくらい自分と好みが近いユーザ24かということを認識できる。
CPU151は、第一表示画面50または第二表示画面60を表示部156に表示した状態で、選択ボタン「楽曲評価」(図8、図9参照)を選択する操作が入力部157を介して入力されたか判断する(S25)。選択ボタン「楽曲評価」を選択する操作が入力されていない場合(S25:NO)、処理はS29に進む。選択ボタン「楽曲評価」を選択する操作が入力された場合(S25:YES)、CPU151は、第一表示画面50および第二表示画面60の右端に表示された楽曲のIDを、評価楽曲IDとして取得する。CPU151は、RAM153に記憶されたユーザID、および、取得した評価楽曲IDを含む楽曲登録要求を、配信装置11に対して送信する(S27)。処理はS29に進む。なお、楽曲登録要求に含まれる評価楽曲IDは、配信装置11において登録される(S57、図4参照)。このようにユーザ24は、第一表示画面50および第二表示画面60を確認しながら楽曲を適切に評価し、評価楽曲として配信装置11に登録することができる。
S29において、CPU151は、第二表示画面60を表示部156に表示した状態で、選択ボタン「ユーザフォロー」(図8、図9参照)を選択する操作が入力部157を介して入力されたか判断する(S29)。選択ボタン「ユーザフォロー」を選択する操作が入力されていない場合(S29:NO)、処理はS33に進む。選択ボタン「ユーザフォロー」を選択する操作が入力された場合(S29:YES)、CPU151は、第二表示画面60において楽曲総数および楽曲重複数が対応付けられたユーザ24のIDを、フォローユーザIDとして取得する。CPU151は、RAM153に記憶されたユーザID、および、取得したフォローユーザIDを含むユーザ登録要求を、配信装置11に対して送信する(S31)。処理はS33に進む。なお、楽曲登録要求に含まれるフォローユーザIDは、配信装置11において登録される(S61、図4参照)。このようにユーザ24は、第二表示画面60を確認しながら他のユーザ24を適切に判断し、フォローユーザとして配信装置11に登録することができる。
CPU151は、楽曲の再生を停止させるための操作が、入力部157を介して入力されたか判断する(S33)。楽曲の再生を停止させるための操作が入力された場合(S33:YES)、楽曲の再生を中断し、処理はS11に戻る。一方、楽曲の再生を停止させるための操作が入力されていない場合(S33:NO)、CPU151は、楽曲の再生を継続する。一曲分の楽曲の再生時間が終了した場合、CPU151は、楽曲の再生を終了させる(S35)。CPU151は、S15で受信した表示画面で示される楽曲リストに含まれる楽曲のうち、未だ再生されていない楽曲が残っているか判断する(S37)。楽曲が残っている場合(S37:YES)、次の楽曲の配信を要求する配信要求を配信装置11に対して送信するために、処理はS17に戻る。一方、楽曲リストに含まれる楽曲をすべて再生した場合(S37:NO)、新たな楽曲リストを配信装置11に対して要求するために、処理はS13に戻る。
以上説明したように、配信装置11は、複数のユーザ24によって評価された評価情報に基づいて、再生装置15に配信する楽曲を抽出する。このため配信装置11は、楽曲を配信する再生装置15を使用するユーザ24によって評価された評価情報のみに基づいて楽曲を抽出する場合と比較して、ユーザ24の嗜好により近い可能性が高く、且つユーザ24にとって未知である可能性の高い楽曲を抽出し、この楽曲を再生装置15に配信することが可能となる。
なお本発明は上述の実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。例えば、ユーザ21が再生装置12に対してログイン操作を行い、配信装置11を使用して評価情報を配信装置11に登録した後、ユーザ21が再生装置13に対してログイン操作を行い、再生装置13を使用して配信装置11に楽曲の配信開始を要求してもよい。テーブル118では、評価ユーザID、評価楽曲ID、およびフォローユーザIDが対応付けられているので、このような場合でも配信装置11は、再生装置13を使用するユーザ21の評価楽曲、およびフォローユーザに基づき、楽曲を抽出し、再生装置13に対して楽曲を配信することができる。
上述の実施形態において、配信装置11は、再生装置15から評価情報を受信し、テーブル118に記憶することによって、評価情報を登録した。評価情報は、別の方法で配信装置11に登録されてもよい。例えば評価情報は、配信装置11に設けられた図示外の入力部を介して入力されることによって登録されてもよいし、ネットワーク20に接続する別の通信端末(PCなど)を介して評価情報が入力されることによって、配信装置11に登録されても良い。
上述の実施形態において、配信装置11は、再生装置15から評価情報を受け付けてテーブル118に記憶すると同時に、再生装置15に楽曲を配信した。これに対し、評価情報を管理するデータベースサーバをネットワーク20に新たに設けても良い。再生装置15は、評価情報をデータベースサーバに送信することによって、評価情報を登録しても良い。データベースサーバは、登録された評価情報に基づき、楽曲リストを作成しても良い。配信装置11は、データベースサーバから楽曲リストを取得してもよい。配信装置11は、データベースサーバから取得した楽曲リストに基づいて、再生装置15に楽曲を配信してもよい。
配信装置11のプログラム、および再生装置12のプログラムは、ネットワーク20を介してサーバからダウンロードできるようにしてもよい。配信装置11のCPU111は、ネットワーク20介して取得したプログラムをHDD114に記憶し、記憶したブログラムに基づいて各種処理を実行してもよい。
上述の実施形態では、(1)〜(3)の方法に基づき、楽曲リストに含める楽曲の候補となる楽曲を抽出した。これに対し、(1)〜(3)のうち少なくとも一の方法に基づき、楽曲リストに含める楽曲の候補となる楽曲を抽出してもよい。上述の実施形態では、(a)〜(e)の優先度に基づき、楽曲の優先度を最終的に決定した。これに対し、(a)〜(e)のうち少なくとも一の優先度に基づき、楽曲の優先度を最終的に決定してもよい。また他の方法で優先度を決定してもよい。例えばユーザ24は、お気に入りの楽曲のジャンルを配信装置11に登録できるようにしてもよい。配信装置11は、登録されたジャンルに基づいて優先度を決定してもよい。
また例えば配信装置11は、S61(図4参照)で受け付けたユーザ登録要求に含まれるフォローユーザIDのユーザ24によって評価された楽曲の優先度を高めてもよい。例えば、フォローユーザIDのユーザ24によって評価された楽曲のIDを、RAM113に記憶されたIDリストの先頭に配置させてもよい。理由は、楽曲を配信する再生装置15を使用するユーザ24と、このユーザ24によって評価されたフォローユーザとでは、楽曲に対する嗜好が近い可能性が高いためである。このため、上述のように優先度を調整することによって、配信装置11は、再生装置15を使用するユーザ24の嗜好により近い楽曲を配信することが可能となる。
上述の実施形態では、(2)(3)の方法で抽出された楽曲が配信される場合に、表示画面(第一表示画面50、第二表示画面60)を再生装置15に配信した。これに対し、(1)の方法で抽出された楽曲が配信される場合にも、表示画面を再生装置15に配信してもよい。第一表示画面50のうち、ユーザ22(ユーザ21のフォローユーザ)が評価したユーザ(フォローユーザ)の数を、第一表示画面50に付加して表示してもよい。同様に第二表示画面60のうち、ユーザ23(ユーザ21の評価楽曲と同じ楽曲を評価したユーザ)が評価したユーザ(フォローユーザ)の数を、第二表示画面60に付加して表示してもよい。これによってユーザ21は、楽曲に対する嗜好が近いユーザ22、23によって評価された他のユーザ24の数を把握できる。また、ユーザ22を評価した他のユーザの数を、第一表示画面50に付加して表示してもよい。同様に、ユーザ23を評価した他のユーザの数を、第二表示画面60に付加して表示してもよい。これによってユーザ21は、楽曲に対する嗜好が近いユーザ22、23がどれくらい他のユーザから評価されているユーザであるかどうか知ることができる。さらに、図8、図9の楽曲総数と楽曲重複数は、割合で表示されても良い。これによってユーザは、楽曲に対する嗜好が何%くらい一致するユーザであるか即座に把握することができる。
上述の実施形態では、評価楽曲およびフォローユーザの配信装置11への登録は、ユーザ24が第一表示画面50(図8参照)および第二表示画面60(図9参照)を介して行っていた。評価楽曲およびフォローユーザの登録は、別の方法によって行われてもよい。ユーザ24は、第一表示画面50および第二表示画面60以外の画面を介して楽曲および他のユーザ24を選択することによって、評価楽曲およびフォローユーザを再生装置11に登録できるようにしても良い。例えばユーザ24は、楽曲や他のユーザ24を検索することが可能な検索画面、または、楽曲や他のユーザ24の紹介画面等を介して楽曲および他のユーザ24を選択することによって、評価楽曲およびフォローユーザを配信装置11に登録できるようにしてもよい。
なお、S55、S59の処理を行うCPU111が本発明の「受付手段」「第一受信手段」に相当する。S81、S85、S93の処理を行うCPU111が本発明の「抽出手段」に相当する。S51、S53の処理を行うCPU111が本発明の「配信手段」に相当する。S51の処理を行うCPU111が本発明の「第一配信手段」「第三配信手段」に相当する。S53の処理を行うCPU111が本発明の「第二配信手段」に相当する。S27、S31の処理を行うCPU151が本発明の「送信手段」に相当する。S19,S23の処理を行うCPU151が本発明の「第二受信手段」に相当する。S21,S23の処理を行うCPU151が本発明の「出力手段」に相当する。選択ボタン「楽曲選択」が本発明の「第一選択部」に相当する。選択ボタン「ユーザフォロー」が本発明の「第二選択部」に相当する。
評価楽曲IDが本発明の「楽曲情報」に相当する。フォローユーザIDが本発明の「ユーザ情報」に相当する。図2において、ユーザ21が本発明の「第一ユーザ」に相当する。ユーザ21の評価楽曲の評価楽曲ID、および、フォローユーザのフォローユーザIDが本発明の「第一評価情報」に相当する。ユーザ22、23、31が本発明の「第二ユーザ」に相当する。ユーザ22、23、31の評価楽曲の評価楽曲ID、および、フォローユーザのフォローユーザIDが本発明の「第二評価情報」に相当する。ユーザ21の使用する再生装置12が本発明の「配信先装置」に相当する。図8の楽曲411、および、図9の楽曲421が本発明の「第二楽曲」に相当する。図9の楽曲422が本発明の「第一楽曲」に相当する。図8および図9の選択ボタン「楽曲評価」が本発明の「第一選択部」に相当する。図9の選択ボタン「ユーザフォロー」が本発明の「第二選択部」に相当する。
1 配信システム
11 配信装置
12、13、14、15 再生装置
21、22、23、24、31、32 ユーザ
50 第一表示画面
60 第二表示画面
111 CPU
118 テーブル
156 表示部
411 楽曲

Claims (12)

  1. 複数の再生装置に楽曲を配信する配信装置であって、
    ユーザにより評価された前記楽曲を特定可能な楽曲情報、および、前記ユーザにより評価された他の前記ユーザを特定可能なユーザ情報のうち少なくとも一方を含む評価情報であって、第一ユーザにより評価された第一評価情報、および第二ユーザにより評価された第二評価情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザの使用する前記再生装置である配信先装置に配信する前記楽曲を、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報および前記ユーザ情報のうち少なくとも一方と、前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報とに基づいて抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記楽曲を、前記配信先装置に配信する第一配信手段と
    前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザ、前記第一評価情報に含まれる前記ユーザ情報によって特定される前記他のユーザであって前記第二評価情報を評価した前記第二ユーザ、および前記抽出手段によって抽出された前記楽曲であって前記第二ユーザによって評価された第二楽曲が関連付けられた表示画面を前記配信先装置に配信する第二配信手段と
    を備えたことを特徴とする配信装置。
  2. 複数の再生装置に楽曲を配信する配信装置であって、
    ユーザにより評価された前記楽曲を特定可能な楽曲情報、および、前記ユーザにより評価された他の前記ユーザを特定可能なユーザ情報のうち少なくとも一方を含む評価情報であって、第一ユーザにより評価された第一評価情報、および第二ユーザにより評価された第二評価情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザの使用する前記再生装置である配信先装置に配信する前記楽曲を、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報および前記ユーザ情報のうち少なくとも一方と、前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報とに基づいて抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記楽曲を、前記配信先装置に配信する第一配信手段と
    前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザ、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報によって特定される前記楽曲である第一楽曲、前記第一楽曲を評価した他のユーザであって前記第二評価情報を評価した前記第二ユーザ、および、前記抽出手段によって抽出された前記楽曲であって前記第二ユーザによって評価された第二楽曲が関連付けられた表示画面を前記配信先装置に配信する第二配信手段と
    を備えたことを特徴とする配信装置。
  3. 記抽出手段は、
    前記第一評価情報に含まれる前記ユーザ情報によって特定される前記他のユーザと、前記第二評価情報を評価した前記第二ユーザとが一致する場合、前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報によって特定される前記楽曲を抽出することを特徴とする請求項1又は2に記載の配信装置。
  4. 記抽出手段は、
    前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報を少なくとも含む前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報によって特定される前記楽曲のうち、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報によって特定される前記楽曲と一致しない前記楽曲を抽出することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の配信装置。
  5. 前記第二配信手段は、
    前記第二楽曲を選択可能な第一選択部を含む前記表示画面を前記配信先装置に配信し、
    前記受付手段は、
    前記配信先装置から、前記第一選択部を介して選択された前記第二楽曲を特定可能な前記楽曲情報を含む前記評価情報を受け付けることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の配信装置。
  6. 前記第二配信手段は、
    前記第二ユーザを選択可能な第二選択部を含む前記表示画面を前記配信先装置に配信し、
    前記受付手段は、
    前記配信先装置から、前記第二選択部を介して選択された前記第二ユーザを特定可能な前記ユーザ情報を含む前記評価情報を受け付けることを特徴とする請求項に記載の配信装置。
  7. 前記第一配信手段は、
    前記受付手段によって、前記第二ユーザを特定可能な前記ユーザ情報を含む前記評価情報を受け付けた場合に、前記抽出手段によって抽出された前記楽曲のうち、前記第二ユーザによって評価された前記楽曲を優先的に前記配信先装置に配信する第三配信手段を備えたことを特徴とする請求項に記載の配信装置。
  8. 前記第二配信手段は、
    前記第二ユーザが評価した前記楽曲の総数を示す楽曲総数、前記第一ユーザが評価した前記楽曲と、前記第二ユーザが評価した前記楽曲とで重複する数を示す楽曲重複数、および、前記第二ユーザが前記第一ユーザ以外に評価した他の前記ユーザの数であるユーザ数のうち少なくともいずれかを含む前記表示画面を前記配信先装置に配信することを特徴とする請求項からのいずれかに記載の配信装置。
  9. 複数の再生装置と、前記再生装置に楽曲を配信する配信装置とを備えた配信システムであって、
    前記配信装置は、
    ユーザにより評価された前記楽曲を特定可能な楽曲情報、および、前記ユーザにより評価された他の前記ユーザを特定可能なユーザ情報のうち少なくとも一方を含む評価情報であって、第一ユーザにより評価された第一評価情報、および第二ユーザにより評価された第二評価情報を受信する第一受信手段と、
    前記第一受信手段により受信された前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザの使用する前記再生装置である配信先装置に配信する前記楽曲を、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報および前記ユーザ情報のうち少なくとも一方と、前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報とに基づいて抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された楽曲を、前記配信先装置に配信する第一配信手段と
    前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザ、前記第一評価情報に含まれる前記ユーザ情報によって特定される前記他のユーザであって前記第二評価情報を評価した前記第二ユーザ、および前記抽出手段によって抽出された前記楽曲であって前記第二ユーザによって評価された第二楽曲が関連付けられた表示画面を前記配信先装置に配信する第二配信手段と
    を備え、
    前記再生装置は、
    前記配信装置に対して前記評価情報を送信する送信手段と、
    前記配信装置から送信された前記楽曲、および、前記表示画面を受信する第二受信手段と、
    前記第二受信手段によって受信された前記楽曲、および、前記表示画面を出力する出力手段と
    を備えたことを特徴とする配信システム。
  10. 複数の再生装置と、前記再生装置に楽曲を配信する配信装置とを備えた配信システムであって、
    前記配信装置は、
    ユーザにより評価された前記楽曲を特定可能な楽曲情報、および、前記ユーザにより評価された他の前記ユーザを特定可能なユーザ情報のうち少なくとも一方を含む評価情報であって、第一ユーザにより評価された第一評価情報、および第二ユーザにより評価された第二評価情報を受信する第一受信手段と、
    前記第一受信手段により受信された前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザの使用する前記再生装置である配信先装置に配信する前記楽曲を、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報および前記ユーザ情報のうち少なくとも一方と、前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報とに基づいて抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された楽曲を、前記配信先装置に配信する第一配信手段と
    前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザ、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報によって特定される前記楽曲である第一楽曲、前記第一楽曲を評価した他のユーザであって前記第二評価情報を評価した前記第二ユーザ、および、前記抽出手段によって抽出された前記楽曲であって前記第二ユーザによって評価された第二楽曲が関連付けられた表示画面を前記配信先装置に配信する第二配信手段と
    を備え、
    前記再生装置は、
    前記配信装置に対して前記評価情報を送信する送信手段と、
    前記配信装置から送信された前記楽曲、および、前記表示画面を受信する第二受信手段と、
    前記第二受信手段によって受信された前記楽曲、および、前記表示画面を出力する出力手段と
    を備えたことを特徴とする配信システム。
  11. 複数の再生装置に楽曲を配信する配信装置によって実行される配信方法であって、
    ユーザにより評価された前記楽曲を特定可能な楽曲情報、および、前記ユーザにより評価された他の前記ユーザを特定可能なユーザ情報のうち少なくとも一方を含む評価情報であって、第一ユーザにより評価された第一評価情報、および第二ユーザにより評価された第二評価情報を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより受け付けられた前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザの使用する前記再生装置である配信先装置に配信する前記楽曲を、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報および前記ユーザ情報のうち少なくとも一方と、前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報とに基づいて抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出された楽曲を、前記配信先装置に配信する第一配信ステップと
    前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザ、前記第一評価情報に含まれる前記ユーザ情報によって特定される前記他のユーザであって前記第二評価情報を評価した前記第二ユーザ、および前記抽出ステップによって抽出された前記楽曲であって前記第二ユーザによって評価された第二楽曲が関連付けられた表示画面を前記配信先装置に配信する第二配信ステップと
    を備えたことを特徴とする配信方法。
  12. 複数の再生装置に楽曲を配信する配信装置によって実行される配信方法であって、
    ユーザにより評価された前記楽曲を特定可能な楽曲情報、および、前記ユーザにより評価された他の前記ユーザを特定可能なユーザ情報のうち少なくとも一方を含む評価情報であって、第一ユーザにより評価された第一評価情報、および第二ユーザにより評価された第二評価情報を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより受け付けられた前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザの使用する前記再生装置である配信先装置に配信する前記楽曲を、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報および前記ユーザ情報のうち少なくとも一方と、前記第二評価情報に含まれる前記楽曲情報とに基づいて抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにより抽出された楽曲を、前記配信先装置に配信する第一配信ステップと
    前記第一評価情報を評価した前記第一ユーザ、前記第一評価情報に含まれる前記楽曲情報によって特定される前記楽曲である第一楽曲、前記第一楽曲を評価した他のユーザであって前記第二評価情報を評価した前記第二ユーザ、および、前記抽出ステップによって抽出された前記楽曲であって前記第二ユーザによって評価された第二楽曲が関連付けられた表示画面を前記配信先装置に配信する第二配信ステップと
    を備えたことを特徴とする配信方法。
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