JP5861118B2 - 間仕切パネル - Google Patents
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Description
また、下記特許文献2では、吊元柱に対して固定框を水平方向に回動可能に連結し、また、モータによって駆動される駆動輪を可動框に設け、この駆動輪の後方に補助輪としての回転キャスターを設けた自動開閉伸縮門扉が提案されている。また、この伸縮門扉は、上記駆動輪を昇降させる昇降機構を備えており、当該伸縮門扉を伸縮させる際には、駆動輪を下降させて地面に着地させ、モータ駆動により伸縮がなされる構成とされている。一方、当該伸縮門扉を水平方向に回動させる際には、駆動輪を上昇させて地面から浮かせることで、回転キャスターによって支持された当該伸縮門扉を水平方向に回動させることができる構成とされている。
また、上記特許文献2に記載されたものでは、幅方向一端側が回動自在に吊元柱に連結されており、また、下端側のみが駆動輪や回転キャスターでガイドされる構造である。そのため、移動させる際における自由度が小さく、また、上下方向に比較的に長尺で幅方向両側等を把持してスムーズに移動させることは困難な構造である。
また、本発明においては、前記固定キャスターの取付台座を、当該固定キャスターの転動輪の水平軸と略平行な連結軸廻りに回動自在に前記パネル本体の下端部に連結し、前記切替機構を、前記固定キャスターの取付台座を前記連結軸廻りに回動させることで、前記固定キャスターを床面に当接させる状態とこの固定キャスターを床面から離反させて前記自在キャスターを床面に当接させる状態とに切り替える構造としてもよい。
また、本発明においては、前記切替機構を、前記パネル本体の上下の途中位置に設けられた操作部と、この操作部に上端部が連結され、下端部が前記固定キャスターの取付台座に連結された連結部材とを備えたものとし、前記操作部の操作がなされることで、前記取付台座の回動がなされる構造としてもよい。
また、本発明においては、前記切替機構を、床面に当接されるストッパー部と連結し、このストッパー部を床面に当接させる状態と床面から離反させる状態とに更に切り替え可能な構造としてもよい。
また、本発明においては、前記上ガイド部を、前記一対の下ガイド部のそれぞれの上方側位置に、対状に設けてもよい。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、間仕切パネルが設置された状態を基準として、上下方向等の方向を原則的に説明する。
また、図2では、後記する下端カバーの図示を省略している。また、図3〜図5では、一部を破断し、一部を縦断面図として図示し、図3(b)、図4(b)及び図5(b)では、後記する端部カバーの図示を省略している。
本実施形態に係る間仕切パネル1は、図2に示すように、建物の室内空間の天井2側に設置される複数本の上レール50(図3(a)参照)を備えた上レールユニット8とによって、間仕切装置9を構成する。この間仕切装置9は、図2に示すように、上レールユニット8と、複数枚の間仕切パネル1と、室内空間を区画する一方の壁体(図示左側の壁体)3側に配設される端部間仕切パネル1Aとを備えている。
間仕切パネル1は、図1に示すように、パネル本体10の上端部11に、天井2側に設置された上レール50にガイドされる上ガイド部20を設け、パネル本体10の下端部12に、下ガイド部30を設けた下荷重構造とされている。なお、本実施形態に係る間仕切パネル1の具体的構成については後述する。
上レール50は、下向きに開口した縦断面略コ字状(U字状乃至はC字状)の形状とされ、図3(a)に示すように、天井2と略平行に配設される天壁部51と、この天壁部51の幅方向両縁から下方側に向けて垂れ下がるように設けられた両側壁部52,52(図例では一方のみを示している。)とを備えている。また、上レール50は、これら両側壁部52,52の下端縁から互いに向き合う方向に突出する下案内片53,53(図例では一方のみを示している。)を備えている。
図2(a)、(b)では、これらレール部材5、コーナー部材6及び交差部材7を組み合わせた上レールユニット8を天井2に沿わせるように配設し、複数枚の間仕切パネル1,1Aによって、2種の間仕切パターンで室内空間を間仕切可能とした例を示している。
図2(b)では、それぞれの壁体3,3から直交方向に向けて三枚の間仕切パネル1(1A)をそれぞれ横並び状に配設した例を示している。また、これら三枚からなる間仕切パネルの集合体の一端同士を略直角に突き合わせるようにして配設し、平面視して略正方形状の空間を間仕切した例を示している。
また、上レールユニット8に、二本の上レール50,50を設けることで、複数枚の間仕切パネル1(1A)を引き違い状に横並びに配設することができる。これによれば、例えば、いずれかの間仕切パネル1(1A)をスライドさせることで、間仕切された空間(小部屋)の出入口として利用することができる。なお、このような態様に代えて、複数枚の間仕切パネル1(1A)の側端面同士を突き合わせて横並びに配設し、いずれかの間仕切パネルに扉部等を設けた態様としてもよい。
また、上レールユニット8としては、三本のレール部材5,5,5を、T字路を形成するように接続するT字状部材を上記したコーナー部材6及び交差部材7の一方若しくは両方に代えて、または加えて備えたものとしてもよい。
間仕切パネル1は、図1に示すように、略矩形平板状のパネル本体10と、このパネル本体10の上端部11に設けられた上ガイド部20と、パネル本体10の下端部12のパネル幅方向両側端部にそれぞれ設けられた一対の下ガイド部30,30とを備えている。
また、本実施形態では、一対の下ガイド部30,30のそれぞれの上方側位置に、対状に上ガイド部20,20を設けている。つまり、パネル本体10の上端部11のパネル幅方向両側端部のそれぞれに上ガイド部20,20を設けている。これら一対の上ガイド部20,20は、図例では、略同一構成とされている。
また、上ガイド部20は、パネル本体10の上端部11に取り付けられるブロック状の取付部23を備えており、この取付部23に、垂直軸22が上下方向に移動可能に支持されている。つまり、ローラー部21は、パネル本体10に対して上下方向に移動可能とされている。
パネル本体10のパネル幅方向両側端部には、パネル幅方向外方側に向けて開口する横断面略コ字状(U字状乃至はC字状)とされたチャンネル状の端部材13,13が上下方向に沿ってそれぞれ設けられている。上ガイド部20の取付部23は、この端部材13の開口に、その内方側端部が嵌め込まれるようにして、パネル本体10の上端部11にねじ等の固定止具によって取り付けられている。なお、上ガイド部20のパネル本体10への取付態様としては、このような態様に限られず、パネル本体10の側端面にブラケット等を介して取り付けるようにしてもよい。または、パネル本体10の上端部に取付部23を収容する切欠凹所等を設け、該切欠凹所に収容させるようにして取り付けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、図3(b)に示すように、切替機構40によって固定キャスター31を床4面に当接させる状態(当接状態)とした際には、自在キャスター35が床4面から離反する状態(離反状態)とされる。
上記構成とされた自在キャスター35は、転動輪36が水平軸36a廻りに回動して床4上を走行する。また、この自在キャスター35は、転動輪36を支持する転動輪ブラケット37が取付台座38に対して垂直軸37a廻りに回動することで転動輪36の走行方向の転換が自在になされる。
上記構成とされた固定キャスター31は、転動輪32が水平軸32a廻りに回動して床4上を走行し、また、その走行方向がパネル幅方向に沿う方向に固定されている。
また、本実施形態では、切替機構40は、床4面に当接されるストッパー部44cと連結されており、このストッパー部44cを床4面に当接させる状態(当接状態)と床4面から離反させる状態(離反状態)とに切り替え可能な構造とされている。また、本実施形態では、図5(b)に示すように、ストッパー部44cを当接状態とした際には、固定キャスター31及び自在キャスター35が床4面から離反する状態とされる。
固定ブラケット42は、揺動ブラケット41を受け入れる空間を形成するように、上下及びパネル幅方向外方側に向けて開口する形状とされている。この固定ブラケット42は、上記したパネル本体10の側端部に設けられた端部材13の開口に嵌め込まれるようにして、パネル本体10の下端部12にねじ等の固定止具によって固定されている。なお、揺動ブラケット41を連結軸43廻りに回動自在とする態様としては、固定ブラケット42側に固定的に設けた連結軸43に対して揺動ブラケット41を回動自在に支持させる態様としてもよい。または、揺動ブラケット41側に固定的に連結軸43を設け、この連結軸43を回動自在に固定ブラケット42に支持させる態様としてもよい。
連結部材44は、上下方向に長尺の棒状体とされており、上端部が操作部45に連結され、下端部が揺動ブラケット41を介して固定キャスター31の取付台座34に連結されている。
なお、揺動ブラケット41には、この連結部材44の下端部を受け入れる切欠部が設けられている。また、ストッパー部44cを連結部材44の下端部に設ける態様に代えて、揺動ブラケット41に垂れ下がるように設ける態様としてもよい。
また、操作部45は、当該間仕切パネル1の表裏の一方面側に露出するように設けられた操作レバー46と、この操作レバー46が連結され、パネル本体10の側端部に取り付けられるブロック状のレバー取付部47とを備えている。
レバー取付部47は、上記したパネル本体10の側端部に設けられた端部材13の開口に、その内方側端部が嵌め込まれるようにして、パネル本体10の上下の途中位置にねじ等の固定止具によって取り付けられている。なお、パネル本体10の両側端部にそれぞれ設けられた端部材13やこれに取り付けられた上ガイド部20の取付部23、レバー取付部47、連結部材44、揺動ブラケット41、固定ブラケット42等は、図1に示すように、パネル本体10の両側端部に取り付けられた端部カバー14,14によって概ね覆われる。また、これら端部カバー14,14には、図1に示すように、各操作レバー46,46の操作を可能とする開口15,15がそれぞれに設けられている。
また、操作レバー46の長手方向他端側には、摘み部46bが設けられている。なお、レバー回動軸46aが設けられた部位にも摘み部を設けるようにしてもよい。
また、レバー取付部47には、操作レバー46の操作によりなされる後記する各切替状態を維持する規制部48,49が設けられている。図例では、レバー取付部47の上記一方面に操作レバー46の他端側の側部に当接して操作レバー46の回動を規制するピン状の二つのストッパー突部49,49を設けた例を示している。また、レバー取付部47の外方側下端部に連結部材44の上端部を受け入れ、この連結部材44の上端部の移動を規制する切欠状の規制凹所48を設けた例を示している。
この規制凹所48には、図3(b)に示すように、固定キャスター31を当接状態とした状態で、連結部材44の上端部を受け入れて、その上方側への移動を規制する上側凹部48aが設けられている。この上側凹部48aによって連結部材44の上端部の上方側への移動が規制されることで、固定キャスター31を当接状態とした状態における操作レバー46のレバー回動軸46a廻りの一方側(図示反時計廻り側)への回動が規制される。
また、二つのストッパー突部49,49のうちの一方のストッパー突部49は、図3(b)に示すように、固定キャスター31を当接状態とした状態における操作レバー46の他端側の側部に当接する位置に設けられている。このストッパー突部49に、操作レバー46の他端側の側部が規制されることで、固定キャスター31を当接状態とした状態における操作レバー46のレバー回動軸46a廻りの他方側(図示時計廻り側)への回動が規制される。つまり、この一方のストッパー突部49と上記した規制凹所48の上側凹部48aとによって、固定キャスター31を当接状態とした状態における操作レバー46のレバー回動軸46a廻りの回動が抑止される。これにより、操作レバー46に連結された連結部材44の上下動及び連結部材44に連結された揺動ブラケット41の連結軸43廻りの回動が抑止され、固定キャスター31の当接状態の維持がなされる。
なお、上記のような態様に代えて、上記したストッパー突部49と同様のストッパー突部を適所に設け、これにより、ストッパー部44cを当接状態とした状態における操作レバー46のレバー回動軸46a廻りの一方側(図示反時計廻り側)への回動を規制する態様としてもよい。
間仕切パネル1をパネル幅方向に沿って移動させる際には、図3に示すように、パネル幅方向両側の操作レバー46をレバー回動軸46a廻りに回動させて、その一端に連結された連結部材44との連結部位(上端連結軸44a)をレバー回動軸46aの略真横位置として、連結部材44を上方位置とする。
この状態では、各揺動ブラケット41,41の連結軸43,43の略真下位置に各固定キャスター35,35の転動輪32,32の水平軸32a,32aが位置し、これら固定キャスター31,31の転動輪32,32が床4面に当接した状態とされる。また、各自在キャスター35,35及び各ストッパー部44c,44cは床4面から離反した状態とされ、当該間仕切パネル1の下端部12側の移動がパネル幅方向に沿う方向に規制される直進状態となる。
この直進状態では、床4面に当接した固定キャスター31,31によって間仕切パネル1の移動方向がパネル幅方向に沿う方向に規制されて下振れ等が生じ難くなる。これにより、当該間仕切パネル1をスムーズにパネル幅方向に沿って移動させることができる。
また、この直進状態では、下端カバー16が上昇位置とされ、少なくとも固定キャスター31の転動輪32の一部が下端カバー16の開口17を介して下端カバー16よりも下方側に露出した状態とされる。図例では、上記直進状態において、各キャスター31,35の転動輪32,36の概ね全体が露出するように下端カバー16を設けた例を示している。
この状態では、各揺動ブラケット41,41の連結軸43,43廻りの回動に伴い、各固定キャスター35,35の転動輪32,32の水平軸32a,32aが上記直進状態よりもパネル幅方向内方側の斜め上方に位置し、各固定キャスター35,35の転動輪32,32が床4面から離反した状態とされる。また、パネル幅方向両側の固定キャスター31,31の床4面からの離反に伴い、上記直進状態からパネル本体10が下降して各自在キャスター35,35が床4面に当接し、また、各ストッパー部44c,44cは床4面から離反した状態とされ、当該間仕切パネル1の下端部12側の移動が自在な自在状態とされる。
この自在状態では、図2を参照して説明した上レールユニット8のコーナー部材6や交差部材7等の部位において、自在キャスター35の転動輪36の走行方向を転換させることで、当該間仕切パネル1の方向転換をスムーズに行うことができる。つまり、固定キャスター31によるパネル幅方向に沿う移動方向の規制が解除され、自在キャスター35によって当該間仕切パネル1をスムーズに方向転換させることができる。
なお、当該間仕切パネル1の方向転換を行う際には、例えば、パネル幅方向両側端部に設けられた一対の下ガイド部30,30の一方の固定キャスター31を上記当接状態、他方の自在キャスター35を当接状態(つまりは他方の固定キャスター31を離反状態)として行うようにしてもよい。つまり、パネル幅方向一方側の固定キャスター31を回動支点として当該間仕切パネル1を水平方向に回動させるような態様としてもよい。
この状態では、各連結部材44,44の下方側への移動に伴い、パネル幅方向両側のストッパー部44c,44cが当接状態とされ、上記自在状態からパネル本体10が上昇して各自在キャスター35,35が床4面から離反し、当該間仕切パネル1の下端部12側の移動が抑止される固定状態とされる。また、この状態では、各揺動ブラケット41,41の連結軸43,43廻りの回動に伴い、各固定キャスター35,35の転動輪32,32の水平軸32a,32aが上記自在状態よりもパネル幅方向内方側のさらに斜め上方に位置し、各固定キャスター35,35が離反状態とされる。
この固定状態では、床4面に当接状態とされた両側のストッパー部44c,44cによって当該間仕切パネル1が床4上に支持された状態となり、当該間仕切パネル1の下端部12側の移動が抑止される。
また、この固定状態では、下端カバー16が上記途中位置よりもさらに下降した下降位置とされ、各キャスター31,35が概ね覆われた状態となる。また、図例では、この固定状態において、下端カバー16の下端縁が床4面に近接配置されて、この下端カバー16によってパネル本体10の下端面と床4面との隙間を概ね覆う構造としている。
また、床4上を走行する固定キャスター31及び自在キャスター35をそれぞれに有した一対の下ガイド部30,30をパネル本体10の下端部12のパネル幅方向両側端部に設けているので、幅方向両側端部を把持して当該間仕切パネル1をスムーズに移動させることができる。また、当該間仕切パネル1の荷重をこれら一対の下ガイド部30,30で受けることができる。従って、上レール50を強固に天井2側に固定する必要性が低減され、天井2側に取付下地を設けたり、補強工事等をしたりする必要性が低減され、例えば、当該間仕切パネル1の上端部11側をガイドさせる上レール50を直付け的に天井2に設置することもできる。また、床4側にガイドレール等を敷設する必要がなく、床面に段差等が形成されず、設置対象を簡易な構造とすることができる。
さらに、上記のように切替機構40によって上記直進状態及び上記自在状態の切り替えが可能とされているので、当該間仕切パネル1をスムーズにパネル幅方向やこれに直交する方向等に移動や方向転換させることができる。
また、パネル幅方向に沿って移動させる際に、各自在キャスター35,35を床4面から離反させることで、これら自在キャスター35,35には間仕切パネル1の荷重が略掛からない。そのため、これら自在キャスター35,35への負荷が軽減され、これら自在キャスター35,35の損傷等を抑制することができ、方向転換よりもパネル幅方向に沿って移動されることが比較的に多い間仕切パネル1として、好適なものとなる。なお、このような態様に代えて、切替機構40によって固定キャスター31を上記当接状態とした際に自在キャスター35が床4面に当接する状態とされる構造としてもよい。このような態様によっても、固定キャスター31は当接状態とされるので、当該間仕切パネル1の下端部12側の移動方向の規制は可能である。
また、本実施形態では、連結部材44の下端部にストッパー部44cを設けているので、例えば、揺動ブラケット41などに設けるものと比べて、簡易な構造とすることができる。また、上述のように上下動する連結部材44の上下動が直接的にストッパー部44cの上下動となるので、ストッパー部44cの当接状態の維持が比較的に確実になされる。
なお、上記のような態様に代えて、別途に切り替えられるストッパー部を設けるようにしてもよく、さらには、このようなストッパー部を設けないようにしてもよい。
また、本実施形態では、パネル本体10に対して垂線廻りに回動自在とされたローラー部21を備えた上ガイド部20を例示しているが、このような態様に限られない。例えば、パネル本体10に対して回動不能とされ、上レール50に挿入される突起状のガイドによって上ガイド部を構成する態様としてもよい。
さらにまた、本実施形態では、パネル本体10に対して垂線廻りに回動する転動輪ブラケット37とこれに支持された転動輪36とを備えた自在キャスター35を例示しているが、このような態様に限られない。例えば、走行方向が自在とされたボールキャスター等を自在キャスターとして設けた態様としてもよい。
また、本実施形態では、略矩形平板状とされた間仕切パネル1を例示しているが、上述のように一側端部に切欠部等を有したものとしてもよい。
さらに、各間仕切パネル1の側端部同士を連結する連結部材等を設けたりしてもよい。
2 天井
4 床
10 パネル本体
11 パネル本体の上端部
12 パネル本体の下端部
20 上ガイド部
30 下ガイド部
31 固定キャスター
32 転動輪
32a 水平軸
34 取付台座
35 自在キャスター
40 切替機構
43 連結軸
44 連結部材
44a 上端連結軸(連結部材の上端部)
44b 下端連結軸(連結部材の下端部)
44c ストッパー部
45 操作部
50 上レール
Claims (6)
- パネル本体と、
このパネル本体の上端部に設けられ、天井側に設置された上レールにガイドされる上ガイド部と、
走行方向がパネル幅方向に沿う方向に固定された固定キャスター及び走行方向が自在とされた自在キャスターをそれぞれに有し、前記パネル本体の下端部のパネル幅方向両側端部に設けられた一対の下ガイド部と、
前記一対の下ガイド部のそれぞれにおける固定キャスターを床面に当接させる状態とこの固定キャスターを床面から離反させて前記自在キャスターを床面に当接させる状態とに個別に切り替える切替機構と、
を備えていることを特徴とする間仕切パネル。 - 請求項1において、
前記切替機構によって前記固定キャスターを床面に当接させる状態とした際には、前記自在キャスターが床面から離反する状態とされることを特徴とする間仕切パネル。 - 請求項1または2において、
前記固定キャスターの取付台座は、当該固定キャスターの転動輪の水平軸と略平行な連結軸廻りに回動自在に前記パネル本体の下端部に連結されており、
前記切替機構は、前記固定キャスターの取付台座を前記連結軸廻りに回動させることで、前記固定キャスターを床面に当接させる状態とこの固定キャスターを床面から離反させて前記自在キャスターを床面に当接させる状態とに切り替える構造とされていることを特徴とする間仕切パネル。 - 請求項3において、
前記切替機構は、前記パネル本体の上下の途中位置に設けられた操作部と、この操作部に上端部が連結され、下端部が前記固定キャスターの取付台座に連結された連結部材とを備えており、前記操作部の操作がなされることで、前記取付台座の回動がなされる構造とされていることを特徴とする間仕切パネル。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
前記切替機構は、床面に当接されるストッパー部と連結されており、このストッパー部を床面に当接させる状態と床面から離反させる状態とに更に切り替え可能な構造とされていることを特徴とする間仕切パネル。 - 請求項1乃至5のいずれか1項において、
前記上ガイド部は、前記一対の下ガイド部のそれぞれの上方側位置に、対状に設けられていることを特徴とする間仕切パネル。
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