JP5861043B2 - 複合型通信アンテナ、通信装置および通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、壁や他の大型装置の内部に埋め込まれ、多様な無線通信路により非接触通信媒体や外部の通信装置との通信を行うための複合型通信アンテナと、それを搭載した通信装置に関する。
入退出/入出門管理やキャッシュレス決済を目的として、非接触ICカードとそれを読み取る読取装置の普及が進んでいる。読取装置は、壁や他の大型装置などに設置される。当初、読取装置は、壁の表面や他の大型装置の筐体表面から突出した状態で設置されていた。だが近年、壁や他の大型装置の内部に埋め込まれ、その通信面のみが露出するように設置させたいというニーズが高まっている。また、読取装置は複数用いられることが多いため、本来の非接触ICカードの読取機能に加えて、読取装置のセンター局や他の読取装置、保守装置との情報交換や連携を無線通信により行わせたい、というニーズも高まっている。その結果、読取装置は、これらの装置との距離や用いられる通信規格のそれぞれに応じた無線通信路に対応するために、多くの種類のアンテナをその小さな筐体の内部に収める必要性が出てきた。
このような多くの種類のアンテナを小さな筐体の内部に収める技術として、例えば計4種類のアンテナを3次元的に直交させて配置させるものがある。そして、そのうち2つの素子は同一面上に配置されることになるため、それらの素子は離して配置されている。このように、直交配置によって異なるアンテナ素子同士のアイソレーションを確保することが知られている(例えば下記、特許文献1)。
特開2010−016456号公報
しかしながら、上述のごとく、(特許文献1)に開示された技術では、以下のような課題が発生する。
壁や他の大型装置の内部に読取装置を埋め込み、その操作と通信を行う面(以下「操作/通信面」と称す)のみを露出させる場合は、通常、通信装置が壁や他の大型装置に設置された金属製の取付ボックス内に収容される。そのため、通信装置の筐体において、操作/通信面を除く5つの面がこの取付ボックスの金属面と近接する。
しかしながら、前記(特許文献1)に開示される3次元的なアンテナ構成では、金属製の固定用取付ボックスとの干渉を受けて通信性能が確保出来ないアンテナがある。また、前記(特許文献1)に開示されるアンテナ構成では、全てのアンテナの指向性を操作/通信面の方向に向けることができない。前記(特許文献1)のアンテナ構成は、可搬型の通信装置に適用されている。これに対して、たとえ壁や他の大型装置の内部に埋め込まなくても、通信装置が1箇所に固定される場合は、全てのアンテナの指向性を操作/通信面の方向に向けることが望ましい。
さらに、通信アンテナがダイポール・アンテナの構成を備える場合には、そのエレメント長を通信波長λの半分(すなわち、λ/2)とすることが望ましい。しかしながら、特に壁や他の装置へ取り付けられる場合には、通信アンテナや、それを搭載する通信装置にも小型化が求められる。したがって、何の手立ても行わなければ、通信アンテナのエレメント長をλ/2分確保することが難しくなってきている。
そこで、本発明は、まず、通信アンテナや、それを搭載する通信装置の小型化に対応することを目的とする。次に本発明は、通信アンテナが複数の通信方式や通信周波数に対応する複合型通信アンテナである場合に、その複合型通信アンテナを構成する各アンテナ間の干渉を抑制し、各通信アンテナによる通信性能を確保することを目的とする。さらに本発明は、通信装置が5つの金属面を備える取付ボックスに取り付けられて、壁や他の大型装置の内部に埋め込まれても、その通信性能を確保することを目的とする。
そしてこの目的を達成するために本発明の第1の通信アンテナは、一方の端部が給電点に接続される第1のエレメント面を備え、前記第1のエレメント面における他方の端部には、前記第1のエレメント面と直交して前記第1のエレメント面の延伸方向における縁部に接続される第2のエレメント面をさらに備えた構成とし、これにより所期の目的を達成するものである。
また、本発明の複合型通信アンテナは、その第1の通信アンテナと、ループ形状のアンテナのループ面が前記第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面と直交し、前記第1の通信アンテナにおける前記第2のエレメント面と平行に配置される第2の通信アンテナと、を備えた構成とし、これにより所期の目的を達成するものである。
さらに、本発明の通信装置は、その複合型通信アンテナと、複合型通信アンテナによる通信を制御する制御部と、を備え、複合型通信アンテナの第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面は、ループ状の第2の通信アンテナの周囲において、大地と対向する側とは異なる側に配置された構成とし、これにより所期の目的を達成するものである。
またさらに、本発明の通信システムは、その通信装置と、前記通信装置の通信面以外の筐体面と対向する5つの金属面が設けられた取付ボックスと、を備え、第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面および第2のエレメント面は、それぞれ、取付ボックスにおける5つの金属面のうち、最も近接する金属面に対して直交して配置された構成とし、これにより所期の目的を達成するものである。
以上のごとく本発明の第1の通信アンテナは、一方の端部が給電点に接続される第1のエレメント面を備え、前記第1のエレメント面における他方の端部には、前記第1のエレメント面と直交して前記第1のエレメント面の延伸方向における縁部に接続される第2のエレメント面をさらに備えているので、通信アンテナや、それを搭載する通信装置は小型化される。それに加えて、周囲の影響や干渉を受けやすい周波数で通信を行う通信装置の通信相手が、任意に固定された方向にあっても、その通信相手からの通信波は、水平偏波も垂直偏波も受信可能であるため、良好な通信性能が得られる。
また、本発明の複合型通信アンテナは、その第1の通信アンテナと、ループ形状のアンテナのループ面が前記第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面と直交し、前記第1の通信アンテナにおける前記第2のエレメント面と平行に配置される第2の通信アンテナと、を備えているので、その複合型通信アンテナを構成する各アンテナ間の干渉は抑制され、各通信アンテナによる通信性能は確保される。
さらに、本発明の通信装置は、その複合型通信アンテナと、複合型通信アンテナによる通信を制御する制御部と、を備え、複合型通信アンテナの第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面は、ループ状の第2の通信アンテナの周囲において、大地と対向する側とは異なる側に配置されているので、その複合型通信アンテナを構成する各アンテナ間の干渉は抑制され、各通信アンテナによる通信性能は確保される。
またさらに、本発明の通信システムは、その通信装置と、前記通信装置の通信面以外の筐体面と対向する5つの金属面が設けられた取付ボックスと、を備え、前記第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面および第2のエレメント面は、それぞれ、前記取付ボックスにおける5つの金属面のうち、最も近接する金属面に対して直交して配置されているので、通信装置が5つの金属面を備える取付ボックスに取り付けられて、壁や他の大型装置の内部に埋め込まれても、その通信性能は確保される。
通信アンテナを備えた本実施例1の通信装置が、壁または他の装置の内部に埋め込まれた状態を示す斜視図 本実施例1の通信アンテナを備えた通信装置のハードブロック図 (a)本実施例1の通信アンテナの組立後における状態を示す図、(b)本実施例1の通信アンテナの組立前における状態を示す図 本実施例1の通信装置が備える複合型通信アンテナと、通信装置を壁または他の装置の内部に埋め込む際にそれらを固定する金属製の取付ボックスの各面との関係と、を示す図
本発明の第1の通信アンテナは、一方の端部が給電点に接続される第1のエレメント面を備え、第1のエレメント面における他方の端部には、第1のエレメント面と直交して第1のエレメント面の延伸方向における縁部に接続される第2のエレメント面をさらに備える。これにより、通信アンテナや、それを搭載する通信装置は小型化される。特に、ダイポール・アンテナとして望ましい通信波長の1/2をエレメント長として直線で確保できない通信装置に対して、通信アンテナは格納される。それに加えて、周囲の影響や干渉を受けやすい周波数で通信を行う通信装置の通信相手が、任意に固定された方向にあっても、その通信相手からの通信波は、水平偏波も垂直偏波も受信可能であるため、良好な通信性能が得られる。
また、本発明の複合型通信アンテナは、その第1の通信アンテナと、ループ形状のアンテナのループ面が第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面と直交し、第1の通信アンテナにおける第2のエレメント面と平行に配置される第2の通信アンテナと、を備えてもよい。これにより、その複合型通信アンテナを構成する各アンテナ間の干渉は抑制され、各通信アンテナによる通信性能は確保される。
次に、本発明の複合型通信アンテナは、第1の通信アンテナよりも通信周波数が高い第3の通信アンテナをさらに備え、第3の通信アンテナは、ループ状の第2の通信アンテナを挟んで、第1の通信アンテナにおける第2のエレメント面と反対側に配置されてもよい。これにより、その複合型通信アンテナを構成する各アンテナ間の干渉は抑制され、各通信アンテナによる通信性能は確保される。
そして、本発明の複合型通信アンテナは、第1の通信アンテナよりも通信周波数が高い第4の通信アンテナをさらに備え、第4の通信アンテナのエレメント面は、第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面と平行に配置されてもよい。これにより、その複合型通信アンテナを構成する各アンテナ間の干渉は抑制され、各通信アンテナによる通信性能は確保される。
さらに、本発明の通信装置は、複合型通信アンテナと、複合型通信アンテナによる通信を制御する制御部と、を備え、複合型通信アンテナの第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面は、ループ状の第2の通信アンテナの周囲において、大地と対向する側とは異なる側に配置されてもよい。これにより、その複合型通信アンテナを構成する各アンテナ間の干渉は抑制され、各通信アンテナによる通信性能は確保される。
またさらに、本発明の通信装置は、複合型通信アンテナと、複合型通信アンテナによる通信を制御する制御部と、制御部を操作し、制御部からの情報を表示するための操作/表示部と、を備え、複合型通信アンテナの第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面は、ループ状の第2の通信アンテナと、操作/表示部との間に配置されてもよい。これにより、その複合型通信アンテナを構成する各アンテナ間の干渉は抑制され、各通信アンテナによる通信性能は確保される。
加えて、本発明の通信システムは、以上に述べたいずれかの通信装置と、その通信装置の通信面(および操作/表示部の操作/表示面)以外の筐体面と対向する5つの金属面が設けられた取付ボックスと、を備え、第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面および第2のエレメント面、第3の通信アンテナのエレメント面および第4の通信アンテナのエレメント面は、それぞれ、取付ボックスにおける5つの金属面のうち、最も近接する金属面に対して直交して配置されてもよい。これにより、通信装置が5つの金属面を備える取付ボックスに取り付けられて、壁や他の大型装置の内部に埋め込まれても、その通信性能は確保される。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は、通信アンテナを備えた本実施例1の通信装置1が、壁または他の装置の内部に埋め込まれた状態を示す斜視図である。通信装置1は、壁または他の装置(図示せず)に設けられた金属製の取付ボックス2に保持される。なお、図1において、通信装置1の外観が透視状態で見えるように、取付ボックス2は点線で示されている。取付ボックス2は、通信装置1の操作/通信面11側に開口部21を有する。この開口部21以外の5つの金属面により、取付ボックス2は通信装置1の筐体の周囲を近接して取り囲む。すなわち、通信装置1の上面12、下面13、左側面14、右側面15、背面16は、それぞれ、取付ボックス2の上面22、下面23、左側面24、右側面25、背面26と対向している。通信装置1の操作/通信面のみが、取付ボックス2の金属面と対向せず、外部との通信や外部からの操作が可能となっている。ちなみに、通信装置1の下面13および取付ボックス2の下面23は、通信装置1またはその通信装置1を搭載する他の装置の設置場所において、大地や床と対向する面となる。
通信装置1は主に、3つのユニットによって構成される。制御ユニット3は、通信装置1の操作/通信面から見て反対側にある装置背面に配置される。操作/表示ユニット4は、通信装置1を操作するためのユーザ・インタフェースである。本実施例1の操作/表示ユニットは、タッチパネル(タッチパッド付き液晶パネル)41によって、通信装置1の操作を可能にしているが、他の操作手段によって実現されてもよい。操作/表示ユニット4には、タッチパネル41の代わりに、あるいはそれと併用して、例えば操作ボタンやキーパッドが設けられてもよい。また、操作/表示ユニット4には、液晶パネルの代わりに、有機ELパネルや7セグ、FL管などの他の方式による表示手段が設けられてもよい。
そして、通信装置1の通信ユニット5には、本発明に関わる複合型通信アンテナ6が内蔵されている。図1における複合型通信アンテナ6は、通信装置1の通信ユニット5に内蔵されていることを明示するために、点線で表現されている。この複合型通信アンテナ6は、以下に述べる3つの通信アンテナを備える。1つ目は、RFIDアンテナ62である。このRFIDアンテナ62はループ形状を有する磁気誘導型の通信アンテナであり、図示しない非接触ICカードまたはそれに相当する機能を備えた携帯型通信装置(携帯電話やスマートフォンなど)などの非接触通信媒体との通信を行うためのものである。本実施例1におけるこのRFIDアンテナ62の通信周波数は、13.56MHzとなっている。2つ目は、セルラー通信アンテナ63〜67である。このセルラー通信アンテナ63〜67は、例えば図示しないセンター局との通信を行うためのものである。本実施例1におけるこのセルラー通信アンテナ63〜67の通信周波数は、800MHz帯と2GHz帯とのデュアル・バンドとなっている。3つ目は、無線LAN通信アンテナ68,69である。この無線LAN通信アンテナ68,69は、例えば他の通信装置1との連携や情報交換を行うためのものである。または、この無線LAN通信アンテナ68,69は、保守員がこの通信装置1のメンテナンスを行う目的で使用する図示しない保守装置との通信を行うためのものである。本実施例1におけるこの無線LAN通信アンテナ68,69の通信周波数は2.4GHz帯となっている。ちなみに、通信ユニット5の通信面51は、通常、図示しない非接触ICカードと同程度の大きさを有する。以上3つの通信アンテナからなる複合型通信アンテナ6の詳細については、また後ほど説明する。
図2は、本実施例1の通信アンテナを備えた通信装置1のハードブロック図である。このハードブロック図において、電源およびそこからハードブロックの各回路に対する電力供給ラインは省略されている。通信装置1に必要な電力は、その内部に設けられる電源より供給されても良いし、通信装置1の外部、またはその通信装置1が組み込まれる他の装置より供給されてもよい。
先ほども述べたように、通信ユニット5には、RFIDアンテナ62、セルラー通信アンテナ63〜67、無線LAN通信アンテナ68,69からなる複合型通信アンテナ6が内蔵される。制御ユニット3には、通信制御用CPU31が内蔵される。この通信制御用CPU31は、セルラー通信または無線LAN通信を行うための通信モジュール32を制御する。また、通信制御用CPU31は、RFIDアンテナ62による通信の制御を行う。さらに、この通信制御用CPU31は、ユニットI/F33および接続コネクタ34を介して操作/表示ユニット4との有線通信を行う。またさらに通信制御用CPU31は、接続コネクタ35を介して、この通信制御用CPU31を備えた通信装置1が埋め込まれる図示しない他の装置内の回路との有線通信を行うことも可能である。
操作/表示ユニット4は、操作者に情報を提示するための表示装置と、その表示を見た操作者によるタッチ操作を受け付けるタッチパッドとが一体となったタッチパネル41を備える。表示/入力制御用CPU42は、このタッチパネル41を制御し、ユニットI/F43および接続コネクタ44を介して、制御ユニット3の内部にある通信制御用CPU31との有線通信を行う。
図3は、本実施例1の通信アンテナの構成を示す図である。図3(a)は、本実施例1の通信アンテナの組立後における状態を示す図であり、図3(b)は、本実施例1の通信アンテナの組立前における状態を示す図である。先ほど図1において述べた複合型通信アンテナ6は、アンテナ主基板60と、アンテナ副基板61およびそれに付随して取り付けられた金属部材65とにより構成される。800MHz帯セルラー通信アンテナ(第1の通信アンテナ)における第1のエレメント面63,64がアンテナ副基板61にあるとすると、この金属部材65は、800MHz帯セルラー通信アンテナ(第1の通信アンテナ)における第2のエレメント面と言える。なお、本実施例1における金属部材65の代わりに、導体パターン面を備えた追加基板が取り付けられても良い。
アンテナ主基板60には、RFIDアンテナ62と無線LAN通信アンテナ68,69とが、通信装置1の操作/通信面11側にある基板パターン面60a上に配置される。本実施例1の無線LAN通信アンテナ68,69は、ダイポール・アンテナである。ただし、本発明の無線LANアンテナはこの限りではなく、例えばモノポール・アンテナであっても良い。しかしながら、良好な通信性能を確保するためには、ダイポール・アンテナの方が望ましい。なお、RFIDアンテナ62の給電点62a,62bおよび無線LAN通信アンテナ68,69の給電点68a,69aから、図2に示す制御ユニット3の内部にある通信制御用CPU31または通信モジュール32への有線接続線およびその接続コネクタは、図3においては省略されている。
アンテナ副基板61と、それに付随する金属部材65とにより、第1のセルラー通信アンテナ63〜65における第1のエレメント面63,64および第2のセルラー通信アンテナ66,67が構成される。本実施例1におけるセルラー通信は、第1のセルラー通信アンテナ63〜65による800MHz帯と、第2のセルラー通信アンテナ66,67による2GHz帯とのデュアル・バンド通信である。第1のセルラー通信アンテナは800MHz帯のセルラー通信用であり、アンテナ副基板上にある第1のセルラー通信アンテナ63,64のパターン面(第1のエレメント面)と、その片側に付随して取り付けられた金属部材(第2のエレメント面)65と、により構成される。第2のセルラー通信アンテナは2GHz帯のセルラー通信用であり、アンテナ副基板上にある第2のセルラー通信アンテナのパターン面66,67により構成される。本実施例1における第1のセルラー通信アンテナ63〜65および第2のセルラー通信アンテナ66,67は、いずれもダイポール・アンテナである。ただし、本発明はこの限りではなく、例えばモノポール・アンテナであっても良い。しかしながら、良好な通信性能を確保するためには、ダイポール・アンテナの方が望ましい。なお、第1のセルラー通信アンテナ63〜65の給電点63a,64aおよび第2のセルラー通信アンテナ66,67の給電点66a,67aから、図2に示す制御ユニット3の内部にある通信モジュール32への有線接続線およびその接続コネクタは、図3においては省略されている。
これらのダイポール・アンテナにおいては、通信波長λの半分、すなわちλ/2のエレメント長を備えることが望ましい。通信ユニット5の通信面51は、通常、図示しない非接触ICカードと同程度の大きさである。このように小さな通信ユニット5の内部であっても、通信周波数の高い(すなわち通信波長が小さい)無線LAN通信アンテナ68,69や第2のセルラー通信アンテナ66,67は、折り曲げ等が行われることなく十分に収容される。しかしながら、通信周波数の低い(すなわち通信波長が大きい)第1のセルラー通信アンテナ63〜65は、折り曲げ等が行われること無しには、この通信ユニット5の内部に収容されない。通信ユニット5は、通信面51の縦方向も横方向も、第1のセルラー通信アンテナ63〜65の通信波長λ1の半分、すなわちλ1/2の長さを有していない。また、第1のセルラー通信アンテナ63〜65は、折り曲げ等の構造を備える場合であっても、周囲にある他の通信アンテナや通信装置1の取付ボックス2(図1参照)が備える5つの金属面の影響を考慮する必要がある。
したがって第1のセルラー通信アンテナ63〜65は、後ほど詳細に示すように、エレメント面の一部がねじれた折り曲げ構造を備えている。より詳細に述べると、第1のセルラー通信アンテナ63〜65は、一方の端部が給電点63a,64bにそれぞれ接続される第1のエレメント面63,64を備え、このうち第1のエレメント面64における他方の端部64cには、第1のエレメント面64と直交して第1のエレメント面64の延伸方向における縁部64bに接続される第2のエレメント面(金属部材)65をさらに備える。ここで、第1のセルラー通信アンテナにおける第1のエレメント面63,64の「延伸方向」とは、給電点63a,64aのそれぞれから、第1のエレメント面63,64の各エレメント面が、給電点63a,64aの反対側63c,64cへと延びていく方向を指す。言い換えれば、第1のエレメント面63,64の「延伸方向」とは「長手方向」のことでもある。また、第1のエレメント面の「縁部」とは、第1のエレメント面の周囲にあるへり、またはエッジのことを指す。これらのことから、第1のエレメント面64の「延伸方向における縁部」64bとは、矩形状の第1のエレメント面64を構成する周囲の辺のうち「延伸方向」、言い換えれば長辺にある縁部、へり、エッジと言うことになる。もし、第2のエレメント面が第1のエレメント面の「延伸方向」とは異なる短辺に直交して取り付けられれば、第1のエレメント面64と第2のエレメント面65とを合わせて、連続した一つのエレメント面としてみた場合は、単なる折り曲げ状態となる。すなわち、本実施例1における第1のエレメント面64と、第2のエレメント面(金属部材)65とは、単なる折り曲げ状態ではなく、互いにねじれた構造を備えていることが、本発明の通信アンテナの一つの特徴である。このことについては、後ほどまた詳細に述べる。本実施例1において、第1のセルラー通信アンテナにおける金属部材(第2のエレメント面)65は、RFIDアンテナ62のループ面に対して平行に配置される。
図4は、本実施例1の通信装置1が備える複合型通信アンテナ6と、通信装置1を壁または他の装置の内部に埋め込む際にそれらを固定する金属製の取付ボックス2の各面との関係と、を示す図である。このことを解りやすく示すために、本図4においては、通信装置1の通信ユニット5(図1参照)の筐体と、制御ユニット3および操作/表示ユニット4と、を省略し、通信ユニット5の内部にある複合型通信アンテナ6と取付ボックス2のみを示している。
図4に示すように、複合型通信アンテナ6を構成する各アンテナのうち、RFIDアンテナ62以外のアンテナの各エレメント面は、取付ボックス2が有する5つの金属面のうち、最も近接する面に対して直交して配置されている。このことをより明確にするために、一つ一つのエレメント面について詳細に説明する。
無線LAN通信アンテナ68,69は、取付ボックス2の左側面24に最も近接して配置される。そのため、無線LAN通信アンテナの2つのエレメント面を構成するパターン面68,69は、取付ボックスの左側面24に対して直交するよう、アンテナ主基板60上に設けられている。
2つのセルラー通信アンテナのうち、アンテナ副基板61上のみに設けられる2GHz帯の第2のセルラー通信アンテナ66,67は、取付ボックス2の背面26に最も近接している。そのため、第2のセルラー通信アンテナにおいて2つのエレメント面を構成する第2のセルラー通信アンテナのパターン面66,67は、取付ボックス2の背面26に対して直交するよう、アンテナ副基板61上に設けられている。
800MHz帯のセルラー通信用である第1のセルラー通信アンテナ63〜65は、先ほども述べたように、アンテナ副基板61上にある第1のセルラー通信アンテナのパターン面63,64と、その片側に付随して取り付けられた金属部材65と、により構成される。このうち、アンテナ副基板61上にある第1のセルラー通信アンテナのパターン面63,64は、取付ボックス2の背面26に最も近接している。そのため、第1のセルラー通信アンテナ63〜65において2つのエレメント面の一部を構成する第1のセルラー通信アンテナのパターン面63,64は、取付ボックス2の背面26に対して直交するよう、アンテナ副基板61上に設けられている。
これに対して、第1のセルラー通信アンテナの片側のパターン面64に付随して取り付けられた金属部材65は、取付ボックス2の右側面25に最も近接している。そのため、第1のセルラー通信アンテナ63〜65において片側のエレメント面の一部(第2のエレメント面)を構成する金属部材65は、取付ボックス2の右側面25に対して直交するよう、アンテナ副基板61に取り付けられている。
RFIDアンテナ62を備える通信ユニット5の通信面51は、通常、図示しない非接触ICカードと同程度の大きさを有する。その大きさの範囲において、RFIDアンテナ62は、その読み取り性能を確保するために、出来る限り大きなループを備えることが望ましい。無線LAN通信アンテナ68,69およびセルラー通信アンテナ63〜67の各エレメント面は導体であるため、RFIDアンテナ62のループ内やその近傍に配置されると、RFID通信の妨げとなる。そのため、これらの無線LAN通信アンテナ68,69およびセルラー通信アンテナ63〜67は、RFIDアンテナ62の周囲において、それらの各エレメント面が、取付ボックス2の5つの金属面22〜26のうち、最も近接する面に対して直交するよう配置される。その際、アンテナ副基板61は、アンテナ主基板60すなわちRFIDアンテナ62のループと操作/表示ユニット4との間に配置される。これは、セルラー通信の基地局が、本実施例1の通信装置1よりも高い位置にあるためである。
この状態において、無線LAN通信アンテナ68,69、第1のセルラー通信アンテナ63〜65および第2のセルラー通信アンテナ66,67のうち、最も通信周波数の低い第1のセルラー通信アンテナ63〜65が、周囲からの影響を受けやすい。
第1のセルラー通信(800MHz帯)よりも通信周波数が高い第2のセルラー通信(2GHz帯)については、アンテナ副基板61の基板パターン面61a上に形成された第2のセルラー通信アンテナのパターン面66,67により、その通信性能が十分に確保される。
これに対して第1のセルラー通信アンテナ63〜65は、アンテナ副基板61の基板パターン面60a上に形成される2つの第1のセルラー通信アンテナのパターン面(第1のエレメント面)63,64と、その片側に取り付けられる金属部材(第2のエレメント面)65とにより構成される。すなわち、先にも述べたように、第1のセルラー通信アンテナ63〜65において、金属部材65は、アンテナ副基板61の基板パターン面61a上にダイポール・アンテナとして形成される第1のセルラー通信アンテナのパターン面63,64のうち、一方のパターン面64の給電点64aと反対側に位置する端部64cにおいて、パターン面64と直交して、パターン面64の延伸方向における縁部64bに接続される。これにより、アンテナ副基板61上に形成される第1のセルラー通信アンテナのパターン面63,64と、給電点64aと反対側に位置する端部64bに接続される金属部材65のアンテナ面とは、互いにねじれた状態で直交する。このように構成すれば、第1のセルラー通信の通信性能が向上する。その理由は、セルラー通信が、任意の固定された方向にある図示しない基地局との間で行われるためである。
無線LAN通信やRFID通信においては、通信相手となる媒体または装置を、操作者が良好な通信性能が得られる位置や向きに移動させることができる。しかしながらセルラー通信については、本実施例1のセルラー通信アンテナ63〜67を搭載した通信装置1も、その通信相手となる図示しない基地局も、そのような良好な通信性能が得られる位置や向きへの移動を行うことができない。セルラー通信の通信波の送受信方向は、通信装置1と基地局の設置場所との間の関係に依存する。本実施例1における第1のセルラー通信アンテナ63〜65の構成であれば、セルラー通信の通信波が操作/通信面11および通信面51側でかつ操作/表示ユニット4側(基地局は本実施例の通信装置よりも高い位置にある)のどの方向から送受信されても、良好な通信性能が得られる。すなわち本構成によれば、水平偏波も垂直偏波も受信可能となる。
ちなみに、アンテナ副基板61の基板パターン面61a上にダイポール・アンテナとして形成される第1のセルラー通信アンテナのパターン面63,64には、その両方の端部に、それぞれ金属部材が接続されてもよい。このとき、アンテナ副基板61上に形成される第1のセルラー通信アンテナのパターン面63,64と、給電点63a,64aと反対側に位置する端部64bに接続される金属部材のアンテナ面とが、互いに直交する点については、本実施例1における第1のセルラー通信アンテナ63〜65と同様である。もし、他の通信アンテナとの干渉を考慮しなければ、その方が良好な通信性能を得られる場合もある。しかしながら、無線LAN通信アンテナ68,69との関係上、本実施例1における第1のセルラー通信アンテナ63〜65には、無線LAN通信アンテナ68,69に近接しない端部のみに金属部材65が接続されている。これにより、無線LAN通信アンテナ68,69と、特に周囲からの影響を受けやすい第1のセルラー通信アンテナ63〜65との干渉が低減される。
さらに、第1のセルラー通信アンテナのパターン面(第1のエレメント面)63,64と第2のセルラー通信アンテナのパターン面66,67は、アンテナ主基板60に設けられているRFIDアンテナ62のアンテナ・ループ面に対して直交して設けられている。これにより、RFIDアンテナ62による通信に伴い、アンテナ副基板61に設けられている第1のセルラー通信アンテナ63,64と第2のセルラー通信アンテナ66,67のアンテナ・パターン上に発生する渦電流は抑制される。さらに、第1のセルラー通信アンテナ63,64および第2のセルラー通信アンテナ66,67の各エレメント面は、それぞれ自体でループを形成しない。そのため、それらの面上に渦電流が発生したとしても、その渦電流により発生する反磁界が発生しないので、RFIDアンテナ62の通信性能は確保される。
本実施例1における第1のセルラー通信アンテナ63〜65において、そのエレメント面の一部を構成する金属部材(第2のエレメント面)65と、無線LAN通信アンテナ68,69については、RFIDアンテナ62のアンテナ・ループ面と平行に設けられている。これらについては、RFIDアンテナ62のアンテナ・ループから一定以上の距離を離すことにより、それらの面上に発生する渦電流は抑制される。さらに、エレメント面の一部を構成する金属部材65と、無線LAN通信アンテナ68,69は、それぞれ自体でループを形成しない。そのため、それらの面上に渦電流が発生したとしても、その渦電流による反磁界が発生しないので、RFIDアンテナ62の通信性能は確保される。
以上の構成により、RFIDアンテナ62、無線LAN通信アンテナ68,69およびセルラー通信アンテナ63〜67の通信性能が共に確保される。
なお、以上のようなアンテナ構成は、本実施例1のような取付ボックス2の5つの金属面22〜26により周囲が取り囲まれた状態でなく、取り付けられる壁や他の装置から通信ユニット5が突出している場合であっても、やはり有効である。通信相手となる図示しない媒体または装置、基地局との通信が良好に行われるために、複合型通信アンテナ6は、通信ユニット5が取り付けられる壁や他の装置から可能な限り離して設けられる方が良い。この場合には、通信ユニット5の背面にある取付金具または他の装置の金属筐体と、複合型通信アンテナ6を構成する各通信アンテナ同士の干渉のみを考慮すればよい。したがって、複合型通信アンテナ6は、本実施例1における図1の状態から、例えば左右どちらかに90度回転させた状態で取り付けられてもよいし、180度回転させた状態で取り付けられてもよい。
以上のごとく本発明の送受信アンテナや、それを搭載する通信装置は小型化される。また、本発明の通信装置や、それに搭載される複合型通信アンテナを構成する各アンテナ間の干渉は抑制され、各通信アンテナによる通信性能は確保される。さらに、本発明の通信システムは、通信装置が5つの金属面を備える取付ボックスに取り付けられて、壁や他の大型装置の内部に埋め込まれても、その通信性能は確保される。したがって、例えば壁や他の装置等への搭載や取り付けが可能となる。
1 通信装置
2 取付ボックス
3 制御ユニット
4 操作/表示ユニット
5 通信ユニット
6 複合型通信アンテナ
11 操作/通信面
12 上面
13 下面
14 左側面
15 右側面
16 背面
21 開口部
22 上面
23 下面
24 左側面
25 右側面
26 背面
31 通信制御用CPU
32 通信モジュール
33 ユニットI/F
34 接続コネクタ
35 接続コネクタ
41 タッチパネル
51 通信面
60 アンテナ主基板
60a 基板パターン面
61 アンテナ副基板
61a 基板パターン面
62 RFIDアンテナ(第2の通信アンテナ)
63,64 第1のセルラー通信アンテナ(第1の通信アンテナ)における第1のエレメント面
63a,64a 給電点
64b 縁部
64c 給電点と反対側の端部
65 金属部材(第1のセルラー通信アンテナ(第1の通信アンテナ)における第2のエレメント面
66,67 第2のセルラー通信アンテナ(第4の通信アンテナ)
68,69 無線LAN通信アンテナ(第3の通信アンテナ)

Claims (9)

  1. 一方の端部が給電点に接続される第1のエレメント面を備え、前記第1のエレメント面における他方の端部には、前記第1のエレメント面と直交して前記第1のエレメント面の延伸方向における縁部に接続される第2のエレメント面をさらに備えた第1の通信アンテナと、ループ状のループ面が前記第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面と直交し、前記第1の通信アンテナにおける前記第2のエレメント面と平行に配置される第2の通信アンテナと、を備えた複合型通信アンテナ。
  2. 前記第1の通信アンテナよりも通信周波数が高い第3の通信アンテナをさらに備え、前記第3の通信アンテナは、前記ループ状の第2の通信アンテナを挟んで、前記第1の通信アンテナにおける第2のエレメント面と反対側に配置された請求項記載の複合型通信アンテナ。
  3. 前記第1の通信アンテナよりも通信周波数が高い第4の通信アンテナをさらに備え、前記第4の通信アンテナのエレメント面は、前記第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面と平行に配置された請求項1記載の複合型通信アンテナ。
  4. 請求項記載の複合型通信アンテナと、前記複合型通信アンテナによる通信を制御する制御部と、を備え、前記複合型通信アンテナの第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面は、前記ループ状の第2の通信アンテナの周囲において、大地と対向する端部とは異なる端部側に配置された通信装置。
  5. 請求項記載の複合型通信アンテナと、前記複合型通信アンテナによる通信を制御する制御部と、前記制御部を操作し、前記制御部からの情報を表示するための操作/表示部と、を備え、前記複合型通信アンテナの第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面は、前記ループ状の第2の通信アンテナと、前記操作/表示部との間に配置された通信装置。
  6. 請求項1記載の第1の通信アンテナと、前記第1の通信アンテナによる通信を制御する制御部と、により構成される通信装置と、前記通信装置の通信面以外の筐体面と対向する5つの金属面が設けられた取付ボックスと、を備え、前記第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面および第2のエレメント面は、それぞれ、前記取付ボックスにおける5つの金属面のうち、最も近接する金属面に対して直交して配置される通信システム。
  7. 請求項記載の通信装置と、前記通信装置の通信面以外の筐体面と対向する5つの金属面が設けられた取付ボックスと、を備え、前記第1の通信アンテナにおける第1のエレメント面および第2のエレメント面は、それぞれ、前記取付ボックスにおける5つの金属面のうち、最も近接する金属面に対して直交して配置される通信システム。
  8. 前記第1の通信アンテナよりも通信周波数が高い第3の通信アンテナをさらに備え、前記第3の通信アンテナは、前記ループ状の第2の通信アンテナを挟んで、前記第1の通信アンテナにおける第2のエレメント面と反対側に配置され、前記第3の通信アンテナのエレメント面は、前記取付ボックスにおける5つの金属面のうち、最も近接する金属面に対して直交して配置される請求項記載の通信システム。
  9. 前記第1の通信アンテナよりも通信周波数が高い第4の通信アンテナをさらに備え、前記第4の通信アンテナのエレメント面は、前記第1の通信アンテナにおける第1のエレメ
    ント面と平行に配置され、前記取付ボックスにおける5つの金属面のうち、最も近接する金属面に対して直交して配置される請求項記載の通信システム。
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