JP5860691B2 - ホームドア装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばプラットホームに設置されるホーム柵の乗降扉の開閉機構を有するホームドア装置に関するものである。
従来のホームドア装置としては例えば図30〜図32に示すものがある。図30は客車100の客車ドア101が3ドアタイプを標準とした場合のホームドア装置を示している。このホームドア装置は、プラットホームに設置され、客車100のそれぞれの客車ドア101に対応して配置された一対の戸袋102と、戸袋102より開閉される1組の乗降扉103とで構成されている。これら戸袋102および乗降扉103をプラットホームの長手方向に複数設置している。
図30は3ドアタイプの客車100がプラットホームに停車した状態を示し、この状態において、客車ドア101は乗降扉103の位置にて停車されており、乗降扉103を乗降扉駆動装置(図示せず)により開き、戸袋102内に収納することにより、戸袋102間に乗降エリアが形成され、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアを通ってプラットホーム側に降りることができる。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアを通って客車100に乗り込むことができる。
しかしながら、図31に示すように、2ドアタイプの客車100がプラットホームに停車した状態の場合には、客車ドア101は戸袋102の位置にて停車されており、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアを通って降りることができない。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアを通って客車100に乗り込むことができない。
また、図32に示すように、客車100の前方側と後方側に客車ドア101が配置された2ドアタイプの場合においても、客車ドア101は戸袋102の位置にて停車されており、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアを通って降りることができない。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアを通って客車100に乗り込むことができない。
また、従来の他のホームドア装置としては図33〜図42に示すようなものがある。図33〜図36は戸袋に2組の乗降扉が配置された場合を示し、図33は平面図、図34は正面図、図35は左側面図、図36は右側面図である。図37〜図42は戸袋および乗降扉がプラットホームの長手方向に複数配置された状態を示している。
図33〜図36に示すように、戸袋104には例えば軌道側に第1の乗降扉105とプラットホーム側に第2の乗降扉106を配置している。第1の乗降扉105の例えば上部側に第1のレール体107が設けられ、第1のレール体107は基台108に固定された支柱109に取り付けられた第1のレール体案内手段110にスライド移動可能に係合されている。第2の乗降扉106の例えば上部側に第2のレール体111が設けられ、第2のレール体111は基台108に固定された支柱109に取り付けられた第2のレール体案内手段112にスライド移動可能に係合されている。
第1の乗降扉105は、第1のモータ113と、第1のベルト114と、第1のプーリ115,116とにより構成される第1の乗降扉駆動装置117によりスライド移動される。第2の乗降扉106は、第2のモータ118と、第2のベルト119と、第2のプー
リ120,121とにより構成される第2の乗降扉駆動装置122によりスライド移動される。
図37および図38は客車100がプラットホームに入線していない状態を示し、第1の乗降扉105は、第1の乗降扉駆動装置117によりスライド移動されて乗降エリアが閉鎖されるとともに、第2の乗降扉106は、第2の乗降扉駆動装置122によりスライド移動されて乗降エリアが閉鎖されている。
図39および図40は客車100がプラットホームに入線して停車した状態を示し、客車100の客車ドア101が第1の乗降扉105の位置に停車した場合を示しており、第1の乗降扉105は第1の乗降扉駆動装置117により戸袋104内に収納されるようにスライド移動されて乗降エリアAが開放される。これにより、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアAを通ってプラットホーム側に降りることができる。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアAを通って客車100に乗り込むことができる。
図41および図42は客車100がプラットホームに入線して停車した状態を示し、客車100の客車ドア101が第2の乗降扉106の位置に停車した場合を示しており、第2の乗降扉106は第2の乗降扉駆動装置122により戸袋104内に収納されるようにスライド移動されて乗降エリアAが開放される。これにより、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアAを通ってプラットホーム側に降りることができる。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアAを通って客車100に乗り込むことができる。
このような従来のホームドア装置によれば、第1の乗降扉105の開放による乗降エリアの形成、あるいは第2の乗降扉106の開放による乗降エリアAの形成により、客車100の客車ドア101が第1の乗降扉105の位置に停車した場合、あるいは第2の乗降扉106の位置に停車した場合の両方に対応可能としている。
また、従来のさらに他のホームドア装置としては図43〜図46に示すようなものがあり、戸袋を戸袋扉としてスライド移動させて乗降エリアを形成させるものである。図43は戸袋扉の構成を示す平面図、図44は戸袋扉がプラットホームの長手方向に複数配置された状態を示す平面図、図45および図46は客車が停車した状態を示す平面図である。
戸袋扉123はレール体124を有し、戸袋扉123のレール体124は基台108に固定された支柱109に取り付けられたレール体案内手段125にスライド移動可能に係合されている。戸袋扉123は、モータ(図示せず)と、戸袋扉駆動用ベルト126と、プーリ(図示せず)とにより構成される戸袋扉駆動装置127によりスライド移動される。図43は戸袋扉123が閉鎖された状態と戸袋扉123がスライド移動されて開放されて乗降エリアAが形成された場合を示している。
図44は戸袋扉123がプラットホームの長手方向に複数配置された状態を示し、第1の戸袋扉123aをプラットホーム側に配置し、軌道側に第2の戸袋扉123bを配置している。第1の戸袋扉123aおよび第2の戸袋扉123bは閉鎖されている場合を示している。
図45は客車100がプラットホームに入線して停車した状態を示し、客車100の客車ドア101が第1の戸袋扉123aの位置に停車した場合を示しており、第1の戸袋扉123aは第1の戸袋扉駆動装置127aによりスライド移動されて乗降エリアAが開放される。これにより、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアAを
通ってプラットホーム側に降りることができる。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアAを通って客車100に乗り込むことができる。
図46は客車100がプラットホームに入線して停車した状態を示し、客車100の客車ドア101が第2の戸袋扉123bの位置に停車した場合を示しており、第2の戸袋扉123bは第2の戸袋扉駆動装置127bによりスライド移動されて乗降エリアAが開放される。これにより、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアAを通ってプラットホーム側に降りることができる。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアAを通って客車100に乗り込むことができる。
特開2010−254251号公報 特開2010−105547号公報 特開2005−112154号公報
上述した従来のホームドア装置は、3ドアタイプの客車100の場合には客車ドア101は乗降扉103の位置にて停車されて、乗降扉103を開いて戸袋102内に収納することにより、戸袋102間に乗降エリアが形成され、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアを通ってプラットホーム側に降りることができる。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアを通って客車100に乗り込むことができる。
しかしながら、2ドアタイプの客車100および客車100の前方側と後方側に客車ドア101が配置された2ドアタイプの場合においては、客車ドア101は戸袋102の位置にて停車され、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアを通って降りることができない。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアを通って客車100に乗り込むことができないという問題があった。
また、上述した従来の他のホームドア装置は、戸袋104に例えば軌道側に第1の乗降扉105とプラットホーム側に第2の乗降扉106を配置している。第1の乗降扉105は第1の乗降扉駆動装置117によりスライド移動され、第2の乗降扉106は第2の乗降扉駆動装置122によりスライド移動される。第1の乗降扉105または第2の乗降扉106を開放して乗降エリアを形成し、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアを通ってプラットホーム側に降りることができる。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアを通って客車100に乗り込むことができる。
しかしながら、戸袋104内に第1の乗降扉105と第2の乗降扉106の2枚の乗降扉を配置する必要があるため、戸袋104の軌道側とプラットホーム側間の厚み寸法が大きくなるという問題があり、特に狭いプラットホームにおいては乗客の乗降や通行において不便があるという問題点があった。また、第1の乗降扉105の第1の乗降扉駆動装置117と第2の乗降扉106の第2の乗降扉駆動装置122の2個の乗降扉駆動装置が必要であり、高価なものとなっていた。
また、上述した従来のさらに他のホームドア装置は、乗降扉を使用せずに戸袋を戸袋扉として使用するものであり、第1の戸袋扉123aをプラットホーム側に配置し、軌道側に第2の戸袋扉123bを配置している。第1の戸袋扉123aは第1の戸袋扉駆動装置127aによりスライド移動され、第2の戸袋扉123bは第2の戸袋扉駆動装置127bによりスライド移動される。第1の戸袋扉123aまたは第2の戸袋扉123bを開放して乗降エリアを形成し、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリア
を通ってプラットホーム側に降りることができる。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアを通って客車100に乗り込むことができる。
しかしながら、第1の戸袋扉123aと第2の戸袋扉123bの2枚の戸袋扉を配置する必要があるため、軌道側とプラットホーム側間の厚み寸法が大きくなるという問題があり、特に狭いプラットホームにおいては乗客の乗降や通行において不便があるという問題点があった。また、第1の戸袋扉123aの第1の戸袋扉駆動装置127aと第2の戸袋扉123bの第2の戸袋扉駆動装置127bの2個の戸袋扉駆動装置が必要であり、高価なものとなっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、軌道側とプラットホーム側間の厚み寸法を大きくすることなく、乗客を安全でかつ速やかに乗降させることができるホームドア装置を提供するものである。
この発明に係わるホームドア装置は、第1の基台に取り付けられた第1の支柱と、前記第1の支柱に設けられた第1のレール体案内手段と、前記第1の支柱を内方部に配設するとともに前記第1のレール体案内手段と係合される第1のレール体を有する第1の戸袋体と、前記第1の戸袋体の内方部に配設され、前記第1の戸袋体をスライド移動させる第1の戸袋体駆動装置と、第2の基台に取り付けられた第2の支柱と、前記第2の支柱に設けられた第2のレール体案内手段と、前記第2の支柱を内方部に配設するとともに前記第2のレール体案内手段と係合される第2のレール体を有するとともに第1の戸袋体の内方側にスライド可能に配設された第2の戸袋体と、前記第2の戸袋体の内方部に配設され、前記第2の戸袋体をスライド移動させる第2の戸袋体駆動装置とを備え、前記第1の戸袋体および前記第2の戸袋体のそれぞれの両端部は通常時に前記第1の基台および前記第2の基台の両側にそれぞれ位置するよう配設されるものである。
この発明に係わるホームドア装置によれば、軌道側とプラットホーム側間の厚み寸法を
大きくすることなく、乗客を安全でかつ速やかに乗降させることができるホームドア装置を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置を示す左側面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置を示す右側面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における第1の戸袋体を左側にスライド移動させた状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における第1の戸袋体を左側にスライド移動させた緊急時の状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における第1の戸袋体を右側にスライド移動させた緊急時の状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における第1の戸袋体を右側にスライド移動させた緊急時の状態を示す正面図である。
この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における各戸袋体が閉状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における各戸袋体が開状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における客車が入線していない状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における客車が入線していない状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における2扉型の客車が入線した状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における2扉型の客車が入線した状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における3扉型の客車が入線した状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における3扉型の客車が入線した状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における前方側と後方側の2扉型の客車が入線した状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における前方側と後方側の2扉型の客車が入線した状態を示す正面図である。
この発明の実施の形態2に係わるホームドア装置を示す平面図である。 この発明の実施の形態2に係わるホームドア装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係わるホームドア装置を示す左側面図である。 この発明の実施の形態2に係わるホームドア装置を示す右側面図である。 この発明の実施の形態2に係わるホームドア装置を示す要部斜視図である。 この発明の実施の形態2に係わるホームドア装置における各戸袋パネル体が閉状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態2に係わるホームドア装置における各戸袋パネル体が閉状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係わるホームドア装置における各戸袋パネル体が開状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態2に係わるホームドア装置における各戸袋パネル体が開状態を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係わるホームドア装置における各戸袋パネル体が開状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態2に係わるホームドア装置における各戸袋パネル体が開状態を示す正面図である。
従来のホームドア装置を示す正面図である。 従来のホームドア装置を示す正面図である。 従来のホームドア装置を示す正面図である。 従来の他のホームドア装置を示す平面図である。 従来の他のホームドア装置を示す正面図である。 従来の他のホームドア装置を示す左側面図である。 従来の他のホームドア装置を示す右側面図である。 従来の他のホームドア装置における第1の乗降扉および第2の乗降扉が閉状態を示す平面図である。 従来の他のホームドア装置における第1の乗降扉および第2の乗降扉が閉状態を示す正面図である。 従来の他のホームドア装置における第1の乗降扉が開状態を示す平面図である。 従来の他のホームドア装置における第1の乗降扉が開状態を示す正面図である。 従来の他のホームドア装置における第2の乗降扉が開状態を示す平面図である。 従来の他のホームドア装置における第2の乗降扉が開状態を示す正面図である。 従来のさらに他のホームドア装置を示す平面図である。 従来のさらに他のホームドア装置における第1の戸袋扉および第2の戸袋扉が閉状態を示す平面図である。 従来のさらに他のホームドア装置における第1の戸袋扉が開状態を示す平面図である。 従来のさらに他のホームドア装置における第2の戸袋扉が開状態を示す平面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1ないし図10に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わるホームドア装置を示す平面図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わるホームドア装置を示す正面図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わるホームドア装置を示す左側面図である。図4はこの発明の実施の形態1に係わるホーム
ドア装置を示す右側面図である。図5はこの発明の実施の形態1に係わるホームドア装置
における戸袋体を左側にスライド移動させた状態を示す平面図である。図6はこの発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における戸袋体を左側にスライド移動させた緊急時
の状態を示す正面図である。図7はこの発明の実施の形態1に係わるホームドア装置にお
ける戸袋体を右側にスライド移動させた緊急時の状態を示す平面図である。図8はこの発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における戸袋体を右側にスライド移動させた緊
急時の状態を示す正面図である。図9はこの発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における各戸袋体が閉状態を示す平面図である。図10はこの発明の実施の形態1に係わるホームドア装置における各戸袋体が開状態を示す平面図である。
図1および図2において、プラットホームに設置される基台1に複数の支柱2が取り付けられる。これら支柱2の上部側および下部側にレール体案内手段3が設けられている。戸袋体4は支柱2を内方部に配設するとともにレール体案内手段3と係合されるレール体5を上部側および下部側に有する。戸袋体駆動装置6は戸袋体4の内方部に配設され、戸袋体4をスライド移動させる。戸袋体4の両端部は通常時、すなわち、客車がプラットホームに入線していない場合に基台1の両側に位置するよう配設される。戸袋体駆動装置6は、駆動モータ7と、駆動ベルト8と、プーリ9とにより構成されている。駆動ベルト8の一方側は戸袋体4の一方側端部近傍に固定され、駆動ベルト8の他方側は戸袋体4の他方側端部近傍に固定されている。
戸袋体駆動装置6の駆動モータ7を図2上において時計方向に回転させると、駆動ベルト8と駆動モータ7、プーリ9との懸架により戸袋体4は左側にスライド移動されて基台1の右側に乗降エリアを形成する。すなわち、戸袋体4に設けられたレール体5がレール体案内手段3に案内されることにより戸袋体4が左側にスライド移動されて基台1の右側に乗降エリアを形成する。また、戸袋体駆動装置6の駆動モータ7を図2上において反時計方向に回転させると、駆動ベルト8と駆動モータ7、プーリ9との懸架により戸袋体4は右側にスライド移動されて基台1の左側に乗降エリアを形成する。すなわち、戸袋体4に設けられたレール体5がレール体案内手段3に案内されることにより戸袋体4が右側にスライド移動されて基台1の左側に乗降エリアを形成するように構成されている。
図3〜図18において、プラットホームに設置される第1の基台1aに複数の第1の支柱2aが取り付けられる。これら第1の支柱2aの上部側および下部側に第1のレール体案内手段3aが設けられている。第1の戸袋体4aは第1の支柱2aを内方部に配設するとともに第1のレール体案内手段3aと係合される第1のレール体5aを上部側および下部側に有する。第1の戸袋体駆動装置6aは第1の戸袋体4aの内方部に配設され、第1の戸袋体4aをスライド移動させる。第1の戸袋体4aの両端部は通常時、すなわち、客車がプラットホームに入線していない場合に第1の基台1aの両側に位置するよう配設される。第1の戸袋体駆動装置6aは、第1の駆動モータ7aと、第1の駆動ベルト8aと、第1のプーリ9aとにより構成されている。第1の駆動ベルト8aの一方側は第1の戸袋体4aの一方側端部近傍に固定され、第1の駆動ベルト8aの他方側は第1の戸袋体4aの他方側端部近傍に固定されている。
第1の戸袋体駆動装置6aの第1の駆動モータ7aを時計方向に回転させると、第1の駆動ベルト8aと第1の駆動モータ7a、第1のプーリ9aとの懸架により第1の戸袋体4aは左側にスライド移動されて第1の基台1aの右側に乗降エリアを形成する。すなわち、第1の戸袋体4aに設けられた第1のレール体5aが第1のレール体案内手段3aに案内されることにより第1の戸袋体4aが左側にスライド移動されて第1の基台1aの右側に乗降エリアを形成する。また、第1の戸袋体駆動装置6aの第1の駆動モータ7aを反時計方向に回転させると、第1の駆動ベルト8aと第1の駆動モータ7a、第1のプーリ9aとの懸架により第1の戸袋体4aは右側にスライド移動されて第1の基台1aの左側に乗降エリアを形成する。すなわち、第1の戸袋体4aに設けられた第1のレール体5
aが第1のレール体案内手段3aに案内されることにより第1の戸袋体4aが右側にスライド移動されて第1の基台1aの左側に乗降エリアを形成するように構成されている。
また、プラットホームに設置される第2の基台1bに複数の第2の支柱2bが取り付けられる。これら第2の支柱2bの上部側および下部側に第2のレール体案内手段3bが設けられている。第2の戸袋体4bは第2の支柱2bを内方部に配設するとともに第2のレール体案内手段3bと係合される第2のレール体5bを上部側および下部側に有し、第1の戸袋体4aの内方側にスライド可能に配設されている。第2の戸袋体駆動装置6bは第2の戸袋体4bの内方部に配設され、第2の戸袋体4bをスライド移動させる。第2の戸袋体4bの両端部は通常時、すなわち、客車がプラットホームに入線していない場合に第2の基台1bの両側に位置するよう配設される。第2の戸袋体駆動装置6bは、第2の駆動モータ7bと、第2の駆動ベルト8bと、第2のプーリ9bとにより構成されている。第2の駆動ベルト8bの一方側は第2の戸袋体4bの一方側端部近傍に固定され、第2の駆動ベルト8bの他方側は第2の戸袋体4bの他方側端部近傍に固定されている。
第2の戸袋体駆動装置6bの第2の駆動モータ7bを反時計方向に回転させると、第2の駆動ベルト8bと第2の駆動モータ7b、第2のプーリ9bとの懸架により第2の戸袋体4bは右側に第1の戸袋体4aの内方側にスライド移動されて第2の基台1bの左側に乗降エリアを形成する。すなわち、第2の戸袋体4bに設けられた第2のレール体5bが第2のレール体案内手段3bに案内されることにより第2の戸袋体4bが右側にスライド移動されて第1の基台1aの左側に乗降エリアを形成する。また、第2の戸袋体駆動装置6bの第2の駆動モータ7bを時計方向に回転させると、第2の駆動ベルト8bと第2の駆動モータ7b、第2のプーリ9bとの懸架により第2の戸袋体4bは左側に第1の戸袋体4aより内方側にスライド移動されて第2の基台1bの右側に乗降エリアを形成するように構成されている。
そして、第2の戸袋体4bは第1の戸袋体4aより小さく形成され、第2の戸袋体4bは第1の戸袋体4aの内方側に他の構成体と干渉しないようにスライド移動できるように構成されているとともに、第1の戸袋体4aを含む構成体と第2の戸袋体4bを含む構成体とを客車100の1車両に対してプラットホームの長手方向に3組配置している。
図5および図6は第1の戸袋体4aを左側にスライド移動させた状態を示し、図7および図8は第1の戸袋体4aを右側にスライド移動させた状態を示している。
図9は、第1の戸袋体4aを含む構成体と第2の戸袋体4bを含む構成体との配置関係を示すものである。第1の戸袋体4aと第2の戸袋体4bは、客車100がプラットホームに入線していない場合に第1の基台1a、第2の基台1bのそれぞれの両側に位置するよう配設される。すなわち、第1の戸袋体4aと第2の戸袋体4bの隣接する端部側は付き合わさった形となり、乗降エリアが閉鎖されてプラットホームで待っている乗客が軌道側に入れないようにしている。
図10は、第1の戸袋体4aが左側にスライド移動され、第2の戸袋体4bが右側にスライド移動された状態を示し、第1の基台1aの右側に乗降エリアAを形成するとともに、第2の基台1bの左側に乗降エリアAを形成する場合を示している。
図11〜図18は、プラットホームにホームドア装置を設置した一例を示すものであり、第1の戸袋体4aを含む構成体および第2の戸袋体4bを含む構成体は客車100の1車両に対しプラットホームの長手方向に3組配設された場合を示している。
図11および図12は、客車100がプラットホームに入線していない状態を示すものであり、P1、P3、P5の位置に第1の戸袋体4aを含む構成体が配設され、P2、P4、P6の位置に第2の戸袋体4bを含む構成体が配設された場合を示している。
客車100がプラットホームに入線していないので、第1の戸袋体4aおよび第2の戸袋体4bの両端部は第1の基台1aおよび第2の基台1bのそれぞれの両側に位置するよう配置されている。すなわち、隣接する第1の戸袋体4aと第2の戸袋体4bの端部は付き合わされた状態となっており、乗降エリアを閉鎖した状態であり、プラットホームで待っている乗客が軌道側に入れないようになっている。
図13および図14は、中央側に客車ドア101が2個設けられた2ドアタイプの客車100がプラットホームに入線して停車している場合を示している。客車ドア101がP2とP3との間、P4とP5との間にそれぞれ位置する場合、P2に位置する第2の戸袋体4bとP4に位置する第2の戸袋体4bを第2の戸袋体駆動装置6bの第2の駆動モータ7bを時計方向に回転させ、第2の駆動ベルト8bと第2の駆動モータ7b、第2のプーリ9bとの懸架により第2の戸袋体4bを左側に第1の戸袋体4aより内方側にスライド移動させて第2の基台1bの右側に乗降エリアAを形成する。
そして、P3に位置する第1の戸袋4aとP5に位置する第1の戸袋体4aを第1の戸袋体駆動装置6aの第1の駆動モータ7aを反時計方向に回転させ、第1の駆動ベルト8aと第1の駆動モータ7a、第1のプーリ9aとの懸架により第1の戸袋体4aを右側に隣接する第2の戸袋体4bの外方側にスライド移動させて第1の基台1aの左側に乗降エリアAを形成する。
このように、中央側に客車ドア101が2個設けられた2ドアタイプの客車100の場合には、P2とP4に位置する第2の戸袋体4bを左側にスライド移動させて第2の基台1bの右側に乗降エリアAを形成するとともに、P3とP5に位置する第1の戸袋体4aを右側にスライド移動させて第1の基台1aの左側に乗降エリアAを形成することにより、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアAを通ってプラットホーム側に降りることができる。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアAを通って客車100に乗り込むことができる。
図15および図16は、客車ドア101が3個設けられた3ドアタイプの客車100がプラットホームに入線して停車している場合を示している。客車ドア101がP1とP2との間、P3とP4との間、P4とP5との間にそれぞれ位置する場合、P2に位置する第2の戸袋体4bとP4に位置する第2の戸袋体4bとP6に位置する第2の戸袋体4bを第2の戸袋体駆動装置6bの第2の駆動モータ7bを反時計方向に回転させ、第2の駆動ベルト8bと第2の駆動モータ7b、第2のプーリ9bとの懸架により第2の戸袋体4bを右側にスライド移動させて第2の基台1bの左側に乗降エリアAを形成する。
そして、P1に位置する第1の戸袋体4aとP3に位置する第1の戸袋体4aとP5に位置する第1の戸袋体4aを第1の戸袋体駆動装置6aの第1の駆動モータ7aを時計方向に回転させ、第1の駆動ベルト8aと第1の駆動モータ7a、第1のプーリ9aとの懸架により第1の戸袋体4aを左側にスライド移動させて第1の基台1aの右側に乗降エリアAを形成する。
このように、客車ドア101が3個設けられた3ドアタイプの客車100の場合には、P2とP4とP6に位置する第2の戸袋体4bを右側にスライド移動させて第2の基台1bの左側に乗降エリアAを形成するとともに、P1とP3とP5に位置する第1の戸袋体4aを左側にスライド移動させて第1の基台1aの右側に乗降エリアAを形成することにより、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアAを通ってプラットホーム側に降りることができる。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアAを通って客車100に乗り込むことができる。
図17および図18は、前方側と後方側に客車ドア101が設けられた2ドアタイプの客車100がプラットホームに入線して停車している場合を示している。客車ドア101がP1とP6にそれぞれ位置する場合、P1に位置する第1の戸袋体4aを第1の戸袋体駆動装置6aの第1の駆動モータ7aを反時計方向に回転させ、第1の駆動ベルト8aと第1の駆動モータ7a、第1のプーリ9aとの懸架により第1の戸袋体4aを右側に隣接する第2の戸袋体4bの外方側にスライド移動させて第1の基台1aの左側に乗降エリアAを形成する。
そして、P6に位置する第2の戸袋体4bを第2の戸袋体駆動装置6bの第2の駆動モータ7bを時計方向に回転させ、第2の駆動ベルト8bと第2の駆動モータ7b、第2のプーリ9bとの懸架により第2の戸袋体4bを左側に第1の戸袋体4aより内方側にスライド移動させて第2の基台1bの右側に乗降エリアAを形成する。
このように、前方側と後方側に客車ドア101が設けられた2ドアタイプの客車100の場合には、P1に位置する第1の戸袋体4aを右側にスライド移動させて第1の基台1aの左側に乗降エリアAを形成するとともに、P6に位置する第2の戸袋体4bを左側にスライド移動させて第2の基台1bの右側に乗降エリアAを形成することにより、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアAを通ってプラットホーム側に降りることができる。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアAを通って客車100に乗り込むことができる。
以上のように、第1の戸袋体4aを含む構成体および第2の戸袋体4bを含む構成体を客車100の1車両に対しプラットホームの長手方向に3組配設し、客車100の客車ドア101の位置に対応する第1の戸袋体4aあるいは第2の戸袋体4bをスライド移動させることにより、中央側に客車ドア101が2個設けられた2ドアタイプの客車100、客車ドア101が3個設けられた3ドアタイプの客車100、前方側と後方側に客車ドア101が設けられた2ドアタイプの客車100のそれぞれに対応することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、上述したように1つの戸袋体に2個の駆動装置を設ける必要がなく、駆動装置としては1個でよく経済性に優れたホームドア装置を得ることができる。また、上述したようにプラットホームの長手方向に2列配列した構成ではなく、プラットホームの長手方向に1列配列とした構成であり、軌道側とプラットホーム側間の厚み寸法を小さくすることができ、乗客を安全でかつ速やかに乗降させることができるホームドア装置を得ることができる。
なお、4ドアタイプの客車についても第1の戸袋体4aを含む構成体および第2の戸袋体4bを含む構成体の組合わせ配置により適用可能なことは言うまでもない。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2を図19ないし図29に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。図19はこの発明の実施の形態2に係わるホームドア装置を示す平面図である。図20はこの発明の実施の形態2に係わるホームドア装置を示す正面図である。図21はこの発明の実施の形態2に係わるホームドア装置を示す左側面図である。図22はこの発明の実施の形態2に係わるホームドア装置を示す右側面図である。図23はこの発明の実施の形態2に係わるホームドア装置を示す要部斜視図である。図24はこの発明の実施の形態2に係わるホームドア装置における各戸袋パネル体が閉状態を示す平面図である。図25はこの発明の実施の形態2に係わるホームドア装置における各戸袋パネル体が閉状態を示す正面図である。図26はこの発明の実施の形態2に係わるホームドア装置における各戸袋パネル体が開状態を示す平面図である。図27はこの発明の実施の形態2に係わるホームドア装置における各戸袋パネル体が開状態を示す正面図である。図28はこの発明の実施の形態2に係わるホームドア装置における各戸袋パネル体が開状態を示す平面図である。図29はこの発明の実施の形態2に係わるホームドア装置における各戸袋パネル体が開状態を示す正面図である。
図19および図20において、プラットホームに設置される基台11に複数の支柱21が取り付けられる。これら支柱21の上部側および下部側にレール体案内手段31が設けられている。戸袋パネル体41は支柱21が内方部に位置する枠体10のプラットホーム側に配設されるとともにレール体案内手段31と係合されるレール体51を上部側および下部側に有する。戸袋パネル体駆動装置61は枠体10の内方部に配設され、戸袋パネル体41をスライド移動させる。戸袋パネル体41の両端部は通常時、すなわち、客車がプラットホームに入線していない場合に基台11の両側に位置するよう配設される。戸袋パネル体駆動装置61は、駆動モータ71と、駆動ベルト81と、プーリ91とにより構成されている。駆動ベルト8の一方側は戸袋パネル体41の一方側端部近傍に固定され、駆動ベルト81の他方側は戸袋パネル体41の他方側端部近傍に固定されている。
戸袋パネル体駆動装置61の駆動モータ71を図19上において反時計方向に回転させると、駆動ベルト81と駆動モータ71、プーリ91との懸架により戸袋パネル体41は左側にスライド移動されて基台11の右側に乗降エリアを形成する。すなわち、戸袋パネル体41に設けられたレール体51がレール体案内手段31に案内されることにより戸袋パネル体41が左側にスライド移動されて基台11の右側に乗降エリアを形成する。また、戸袋パネル体駆動装置61の駆動モータ71を図19上において時計方向に回転させると、駆動ベルト81と駆動モータ71、プーリ91との懸架により戸袋パネル体41は右側にスライド移動されて基台11の左側に乗降エリアを形成する。すなわち、戸袋パネル体41に設けられたレール体51がレール体案内手段31に案内されることにより戸袋パネル体41が右側にスライド移動されて基台11の左側に乗降エリアを形成するように構成されている。
図21〜図29において、プラットホームに設置される第1の基台11aに複数の第1の支柱21aが取り付けられる。これら第1の支柱21aの上部側および下部側に第1のレール体案内手段31aが設けられている。第1の戸袋パネル体41aは第1の支柱21aが内方部に位置する第1の枠体10aのプラットホーム側に配設するとともに第1のレール体案内手段31aと係合される第1のレール体51aを上部側および下部側に有する。第1の戸袋パネル体駆動装置61aは第1の枠体10aの内方部に配設され、第1の戸袋パネル体41aをスライド移動させる。第1の戸袋パネル体41aの両端部は通常時、すなわち、客車がプラットホームに入線していない場合に第1の基台11aの両側に位置するよう配設される。第1の戸袋パネル体駆動装置61aは、第1の駆動モータ71aと、第1の駆動ベルト81aと、第1のプーリ91aとにより構成されている。第1の駆動ベルト81aの一方側は第1の戸袋パネル体41aの一方側端部近傍に固定され、第1の駆動ベルト81aの他方側は第1の戸袋パネル体41aの他方側端部近傍に固定されている。
第1の戸袋パネル体駆動装置61aの第1の駆動モータ71aを反時計方向に回転させると、第1の駆動ベルト81aと第1の駆動モータ71a、第1のプーリ91aとの懸架により第1の戸袋パネル体41aは左側にスライド移動されて第1の基台11aの右側に乗降エリアを形成する。すなわち、第1の戸袋パネル体41aに設けられた第1のレール体51aが第1のレール体案内手段31aに案内されることにより第1の戸袋パネル体41aが左側にスライド移動されて第1の基台11aの右側に乗降エリアを形成する。また、第1の戸袋パネル体駆動装置61aの第1の駆動モータ71aを時計方向に回転させると、第1の駆動ベルト81aと第1の駆動モータ71a、第1のプーリ91aとの懸架により第1の戸袋パネル体41aは右側にスライド移動されて第1の基台11aの左側に乗降エリアを形成する。すなわち、第1の戸袋パネル体41aに設けられた第1のレール体51aが第1のレール体案内手段31aに案内されることにより第1の戸袋パネル体41aが右側にスライド移動されて第1の基台11aの左側に乗降エリアを形成するように構成されている。
また、プラットホームに設置される第2の基台11bに複数の第2の支柱21bが取り付けられる。これら第2の支柱21bの上部側および下部側に第2のレール体案内手段31bが設けられている。第2の戸袋パネル体41bは第2の支柱21bが内方部に位置する第2の枠体10bのプラットホーム側に配設するとともに第2のレール体案内手段31bと係合される第2のレール体51bを上部側および下部側に有する。第2の戸袋パネル体駆動装置61bは第2の枠体10bの内方部に配設され、第2の戸袋パネル体41bをスライド移動させる。第2の戸袋パネル体41bの両端部は通常時、すなわち、客車がプラットホームに入線していない場合に第2の基台11bの両側に位置するよう配設される。第2の戸袋パネル体駆動装置61bは、第2の駆動モータ71bと、第2の駆動ベルト81bと、第2のプーリ91bとにより構成されている。第2の駆動ベルト81bの一方側は第2の戸袋パネル体41bの一方側端部近傍に固定され、第2の駆動ベルト81bの他方側は第2の戸袋パネル体41bの他方側端部近傍に固定されている。
第2の戸袋パネル体駆動装置61bの第2の駆動モータ71bを反時計方向に回転させると、第2の駆動ベルト81bと第2の駆動モータ71b、第2のプーリ91bとの懸架により第2の戸袋パネル体41bは左側にスライド移動されて第2の基台11bの右側に乗降エリアを形成する。すなわち、第2の戸袋パネル体41bに設けられた第2のレール体51bが第2のレール体案内手段31bに案内されることにより第2の戸袋パネル体41bが左側にスライド移動されて第2の基台11bの右側に乗降エリアを形成する。また、第2の戸袋パネル体駆動装置61bの第2の駆動モータ71bを時計方向に回転させると、第2の駆動ベルト81bと第2の駆動モータ71b、第2のプーリ91bとの懸架により第2の戸袋パネル体41bは右側にスライド移動されて第2の基台11bの左側に乗降エリアを形成する。すなわち、第2の戸袋パネル体41bに設けられた第2のレール体51bが第2のレール体案内手段31bに案内されることにより第2の戸袋パネル体41bが右側にスライド移動されて第2の基台11bの左側に乗降エリアを形成するように構成されている。
そして、図24〜図29に示すように、第2の戸袋パネル体41bは第1の戸袋パネル体41aより小さく形成され、第2の戸袋パネル体41bは第1の戸袋パネル体41aの内方側に他の構成体と干渉しないようにスライド移動できるように構成されている。
図24および図25は、第1の戸袋パネル体41aを含む構成体と第2の戸袋パネル体41bを含む構成体との配置関係を示すものである。第1の戸袋パネル体41aと第2の戸袋パネル体41bは、客車100がプラットホームに入線していない場合に第1の基台11a、第2の基台11bのそれぞれの両側に位置するよう配設される。すなわち、第1の戸袋パネル体41aと第2の戸袋パネル体41bの隣接する端部側は付き合わさった形となり、乗降エリアが閉鎖されてプラットホームで待っている乗客が軌道側に入れないようにしている。
図26および図27は、第1の戸袋パネル体41aが左側にスライド移動され、第2の戸袋パネル体41bが右側にスライド移動された状態を示し、第1の基台11aの右側に乗降エリアAを形成するとともに、第2の基台11bの左側に乗降エリアAを形成する場合を示している。
図28および図29は、第1の戸袋パネル体41aが右側にスライド移動され、第2の戸袋パネル体41bが左側にスライド移動された状態を示し、第1の基台11aの左側に乗降エリアAを形成するとともに、第2の基台11bの右側に乗降エリアAを形成する場合を示している。
第1の戸袋パネル体41aを含む構成体と第2の戸袋パネル体41bを含む構成体は図示しないが上述した実施の形態1と同様に客車100の1車両に対してプラットホームの長手方向に3組配置される。そして、上述した実施の形態1における第1の戸袋体4aおよび第2の戸袋体4bに替えて第1の戸袋パネル体41aおよび第2の戸袋パネル体41bとしたものであり、それらの動作は上述した実施の形態1と同様であるとともに同様の効果を奏する。
すなわち、上述した図11におけるP1、P3、P5の位置に第1の戸袋パネル体41aを含む構成体が配設され、P2、P4、P6の位置に第2の戸袋パネル体41bを含む構成体が配設される。
客車100がプラットホームに入線していない場合には、第1の戸袋パネル体41aおよび第2の戸袋パネル体41bの両端部は第1の基台11aおよび第2の基台11bのそれぞれの両側に位置するよう配置されている。すなわち、隣接する第1の戸袋パネル体41aと第2の戸袋パネル体41bの端部は付き合わされた状態となっており、乗降エリアを閉鎖した状態であり、プラットホームで待っている乗客が軌道側に入れないようになっている。
また、中央側に客車ドア101が2個設けられた2ドアタイプの客車100がプラットホームに入線して停車している場合には、客車ドア101がP2とP3との間、P4とP5との間にそれぞれ位置し、P2に位置する第2の戸袋パネル体41bとP4に位置する第2の戸袋パネル体41bを第2の戸袋パネル体駆動装置61bの第2の駆動モータ71bを時計方向に回転させ、第2の駆動ベルト81bと第2の駆動モータ71b、第2のプーリ91bとの懸架により第2の戸袋パネル体41bを左側に第1の戸袋パネル体41aの内方側にスライド移動させて第2の基台11bの右側に乗降エリアAを形成する。
そして、P3に位置する第1の戸袋パネル体41aとP5に位置する第1の戸袋パネル体41aを第1の戸袋パネル体駆動装置61aの第1の駆動モータ71aを反時計方向に回転させ、第1の駆動ベルト81aと第1の駆動モータ71a、第1のプーリ91aとの懸架により第1の戸袋パネル体41aを右側に隣接する第2の戸袋パネル体41bの外方側にスライド移動させて第1の基台11aの左側に乗降エリアAを形成する。
このように、中央側に客車ドア101が2個設けられた2ドアタイプの客車100の場合には、P2とP4に位置する第2の戸袋パネル体41bを左側にスライド移動させて第2の基台11bの右側に乗降エリアAを形成するとともに、P3とP5に位置する第1の戸袋パネル体41aを右側にスライド移動させて第1の基台11aの左側に乗降エリアAを形成することにより、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアAを通ってプラットホーム側に降りることができる。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアAを通って客車100に乗り込むことができる。
さらに、客車ドア101が3個設けられた3ドアタイプの客車100がプラットホームに入線して停車している場合には、客車ドア101がP1とP2との間、P3とP4との間、P4とP5との間にそれぞれ位置し、P2に位置する第2の戸袋パネル体41bとP4に位置する第2の戸袋パネル体41bとP6に位置する第2の戸袋パネル体41bを第2の戸袋パネル体駆動装置61bの第2の駆動モータ71bを反時計方向に回転させ、第2の駆動ベルト81bと第2の駆動モータ71b、第2のプーリ91bとの懸架により第2の戸袋パネル体41bを右側にスライド移動させて第2の基台11bの左側に乗降エリアAを形成する。
そして、P1に位置する第1の戸袋パネル体41aとP3に位置する第1の戸袋パネル体41aとP5に位置する第1の戸袋パネル体41aを第1の戸袋パネル体駆動装置61aの第1の駆動モータ71aを時計方向に回転させ、第1の駆動ベルト81aと第1の駆動モータ71a、第1のプーリ91aとの懸架により第1の戸袋パネル体41aを左側にスライド移動させて第1の基台11aの右側に乗降エリアAを形成する。
このように、客車ドア101が3個設けられた3ドアタイプの客車100の場合には、P2とP4とP6に位置する第2の戸袋パネル体41bを右側にスライド移動させて第2の基台11bの左側に乗降エリアAを形成するとともに、P1とP3とP5に位置する第1の戸袋パネル体4aを左側にスライド移動させて第1の基台11aの右側に乗降エリアAを形成することにより、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアAを通ってプラットホーム側に降りることができる。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアAを通って客車100に乗り込むことができる。
また、前方側と後方側に客車ドア101が設けられた2ドアタイプの客車100がプラットホームに入線して停車している場合には、客車ドア101がP1とP6にそれぞれ位置し、P1に位置する第1の戸袋パネル体41aを第1の戸袋パネル体駆動装置61aの第1の駆動モータ71aを反時計方向に回転させ、第1の駆動ベルト81aと第1の駆動モータ71a、第1のプーリ91aとの懸架により第1の戸袋パネル体41aを右側に隣接する第2の戸袋パネル体41bの外方側にスライド移動させて第1の基台11aの左側に乗降エリアAを形成する。
そして、P6に位置する第2の戸袋パネル体41bを第2の戸袋パネル体駆動装置61bの第2の駆動モータ71bを時計方向に回転させ、第2の駆動ベルト81bと第2の駆動モータ71b、第2のプーリ91bとの懸架により第2の戸袋パネル体41bを左側に第1の戸袋パネル体41aより内方側にスライド移動させて第2の基台11bの右側に乗降エリアAを形成する。
このように、前方側と後方側に客車ドア101が設けられた2ドアタイプの客車100の場合には、P1に位置する第1の戸袋パネル体41aを右側にスライド移動させて第1の基台11aの左側に乗降エリアAを形成するとともに、P6に位置する第2の戸袋パネル体41bを左側にスライド移動させて第2の基台11bの右側に乗降エリアAを形成することにより、客車100の乗客が客車ドア101から真っ直ぐに乗降エリアAを通ってプラットホーム側に降りることができる。また、プラットホームで待っていた乗客が真っ直ぐに乗降エリアAを通って客車100に乗り込むことができる。
以上のように、第1の戸袋パネル体41aを含む構成体および第2の戸袋パネル体41bを含む構成体を客車100の1車両に対しプラットホームの長手方向に3組配設し、客車100の客車ドア101の位置に対応する第1の戸袋パネル体41aあるいは第2の戸袋パネル体41bをスライド移動させることにより、中央側に客車ドア101が2個設けられた2ドアタイプの客車100、客車ドア101が3個設けられた3ドアタイプの客車100、前方側と後方側に客車ドア101が設けられた2ドアタイプの客車100のそれぞれに対応することができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、上述したように1つの戸袋体に2個の駆動装置を設ける必要がなく、駆動装置としては1個でよく経済性に優れたホームドア装置を得ることができる。また、上述したようにプラットホームの長手方向に2列配列した構成ではなく、プラットホームの長手方向に1列配列とした構成であり、軌道側とプラットホーム側間の厚み寸法を小さくすることができ、乗客を安全でかつ速やかに乗降させることができるホームドア装置を得ることができる。
また、上述した実施の形態1における第1の戸袋体4aおよび第2の戸袋体4bに替えて第1の戸袋パネル体41aおよび第2の戸袋パネル体41bとしたことにより、構造が簡素化し低コスト化を図ることができるとともに、軽量化が図れることにより駆動装置の小型化も図ることができる。
ところで、上述した各実施の形態において、駆動装置はこれに限定されるものではなく、その他の駆動装置であってもよい。
また、上述した各実施の形態において、レール体とレール体案内手段とは上下に配置された場合について述べたが、これに限定されるものではなく、例えば、上方側に配設するようにしてもよい。
この発明は、軌道側とプラットホーム側間の厚み寸法を大きくすることなく、乗客を安全でかつ速やかに乗降させることができるホームドア装置の実現に好適である。
1 基台
2 支柱
3 レール体案内手段
4 戸袋体
5 レール体
6 戸袋体駆動装置
1a 第1の基台
2a 第1の支柱
3a 第1のレール体案内手段
4a 第1の戸袋体
5a 第1のレール体
6a 第1の戸袋体駆動装置
1b 第2の基台
2b 第2の支柱
3b 第2のレール体案内手段
4b 第2の戸袋体
5b 第2のレール体
6b 第2の戸袋体駆動装置
11 基台
21 支柱
31 レール体案内手段
41 戸袋パネル体
51 レール体
61 戸袋体駆動装置
11a 第1の基台
21a 第1の支柱
31a 第1のレール体案内手段
41a 第1の戸袋パネル体
51a 第1のレール体
61a 第1の戸袋パネル体駆動装置
11b 第2の基台
21b 第2の支柱
31b 第2のレール体案内手段
41b 第2の戸袋パネル体
51b 第2のレール体
61b 第2の戸袋パネル体駆動装置

Claims (2)

  1. 客車の乗降のためにプラットホームに設置されるホームドア装置において、第1の基台に取り付けられた第1の支柱と、前記第1の支柱に設けられた第1のレール体案内手段と、前記第1の支柱を内方部に配設するとともに前記第1のレール体案内手段と係合される第1のレール体を有する第1の戸袋体と、前記第1の戸袋体の内方部に配設され、前記第1の戸袋体をスライド移動させる第1の戸袋体駆動装置と、第2の基台に取り付けられた第2の支柱と、前記第2の支柱に設けられた第2のレール体案内手段と、前記第2の支柱を内方部に配設するとともに前記第2のレール体案内手段と係合される第2のレール体を有するとともに第1の戸袋体の内方側にスライド可能に配設された第2の戸袋体と、前記第2の戸袋体の内方部に配設され、前記第2の戸袋体をスライド移動させる第2の戸袋体駆動装置とを備え、前記第1の戸袋体および前記第2の戸袋体のそれぞれの両端部は通常時に前記第1の基台および前記第2の基台の両側にそれぞれ位置するよう配設されることを特徴とするホームドア装置。
  2. 前記第1の戸袋体および前記第2の戸袋体は前記客車の1車両に対し前記プラットホームの長手方向に3組配設されたことを特徴とする請求項1に記載のホームドア装置。
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