JP5860381B2 - 情報処理装置および情報処理装置用プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報を記憶することが可能である情報記憶装置を備えている情報処理装置に関する。
従来、情報を記憶することが可能である情報記憶装置を備えている情報処理装置として、情報処理装置の起動時に、情報記憶装置のファイルシステムのチェックを実行した後、ファイルシステムが正常であることをファイルシステムのチェックにおいて判断した場合に、情報記憶装置のマウントを実行する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この画像形成装置は、ファイルシステムが正常ではなく、ファイルシステムの修復が可能であることをファイルシステムのチェックにおいて判断した場合に、ファイルシステムの修復を実行した後で情報記憶装置のマウントを実行する。また、この画像形成装置は、ファイルシステムが正常ではなく、ファイルシステムの修復が可能ではないことをファイルシステムのチェックにおいて判断した場合に、情報記憶装置のマウントを実行しない。
特開2003−335028号公報
しかしながら、従来の画像形成装置は、ファイルシステムが正常である可能性が高いか否かに関わらず、起動時に情報記憶装置のファイルシステムのチェックを必ず実行するので、不必要な時間を起動時に要する場合があるという問題がある。
そこで、本発明は、起動時に必要な時間を従来より短縮することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、情報を記憶することが可能である情報記憶装置と、前記情報記憶装置とは異なる不揮発性記憶装置とを備えている情報処理装置であって、前記情報処理装置の起動時における前記情報記憶装置に対する処理を指示する情報である起動時処理指示情報を前記不揮発性記憶装置に書き込む情報書込手段と、前記不揮発性記憶装置に記憶されている前記起動時処理指示情報によって指示されている前記処理を前記起動時に実行する起動時処理実行手段とを備えており、前記情報書込手段は、所定の操作に応じて前記情報処理装置の電源が切断される場合に、前記情報記憶装置のマウントを指示する情報であるマウント指示情報を前記起動時処理指示情報として前記不揮発性記憶装置に書き込み、前記起動時処理実行手段は、前記不揮発性記憶装置に前記起動時処理指示情報として前記マウント指示情報が記憶されている場合に、前記起動時において、前記情報記憶装置のファイルシステムのチェックを実行せずに前記マウントを実行することを特徴とする。
この構成により、本発明の情報処理装置は、所定の操作に応じて電源が切断された場合に、次回の起動時において、情報記憶装置のファイルシステムのチェックを実行せずに情報記憶装置のマウントを実行するので、起動時に必要な時間を従来より短縮することができる。
また、本発明の情報処理装置において、前記情報書込手段は、前記起動時処理実行手段が前記処理を実行した場合に、前記チェックを指示する情報であるファイルシステムチェック指示情報を前記起動時処理指示情報として前記不揮発性記憶装置に書き込み、前記起動時処理実行手段は、前記不揮発性記憶装置に前記起動時処理指示情報として前記ファイルシステムチェック指示情報が記憶されている場合に、前記起動時において、前記チェックを実行した後で前記マウントを実行しても良い。
この構成により、本発明の情報処理装置は、ファイルシステムチェック指示情報が起動時処理指示情報のデフォルトになるので、起動時に情報記憶装置のファイルシステムのチェックを実行する必要がない場合を除いて、起動時にファイルシステムのチェックを確実に実行することができる。
また、本発明の情報処理装置において、前記起動時処理実行手段は、前記ファイルシステムが正常であることを前記起動時における前記チェックの結果によって判断した場合に、前記ファイルシステムの修復を実行せずに前記マウントを実行しても良い。
この構成により、本発明の情報処理装置は、情報記憶装置のファイルシステムが正常であることを起動時におけるファイルシステムのチェックの結果によって判断した場合に、ファイルシステムの修復を実行せずに情報記憶装置のマウントを実行するので、ファイルシステムが正常であってもファイルシステムの修復を実行する構成と比較して、起動時に必要な時間を短縮することができる。
また、本発明の情報処理装置において、前記起動時処理実行手段は、前記ファイルシステムが正常ではなく、前記修復が可能ではないことを前記起動時における前記チェックの結果によって判断した場合に、前記修復を実行しなくても良い。
この構成により、本発明の情報処理装置は、情報記憶装置のファイルシステムが正常ではなく、ファイルシステムの修復が可能ではないことを起動時におけるファイルシステムのチェックの結果によって判断した場合に、ファイルシステムの修復を実行しないので、ファイルシステムの修復が可能ではなくてもファイルシステムの修復を実行する構成と比較して、起動時に必要な時間を短縮することができる。
また、本発明の情報処理装置において、前記情報書込手段は、前記情報記憶装置のフォーマットを次回の前記起動時に実行することを指示する操作である次回起動時フォーマット指示操作があった場合に、前記フォーマットを指示する情報であるフォーマット指示情報を前記起動時処理指示情報として前記不揮発性記憶装置に書き込み、前記情報書込手段は、前記次回起動時フォーマット指示操作があった場合、前記所定の操作に応じて前記情報処理装置の電源が切断されるときであっても、前記マウント指示情報を前記起動時処理指示情報として前記不揮発性記憶装置に書き込まず、前記起動時処理実行手段は、前記不揮発性記憶装置に前記起動時処理指示情報として前記フォーマット指示情報が記憶されている場合に、前記起動時において、前記フォーマットを実行した後で前記マウントを実行しても良い。
この構成により、本発明の情報処理装置は、情報記憶装置のフォーマットを次回の起動時に実行することを指示する操作があった場合に、次回の起動時において、情報記憶装置のフォーマットを実行した後で情報記憶装置のマウントを実行するので、情報記憶装置のファイルシステムを修復することができない場合であっても、情報記憶装置を正常に使用することができる。
本発明の情報処理装置用プログラムは、情報を記憶することが可能である情報記憶装置と、前記情報記憶装置とは異なる不揮発性記憶装置とを備えている情報処理装置によって実行される情報処理装置用プログラムであって、前記情報処理装置の起動時における前記情報記憶装置に対する処理を指示する情報である起動時処理指示情報を前記不揮発性記憶装置に書き込む情報書込手段、および、前記不揮発性記憶装置に記憶されている前記起動時処理指示情報によって指示されている前記処理を前記起動時に実行する起動時処理実行手段として前記情報処理装置を機能させ、前記情報書込手段は、所定の操作に応じて前記情報処理装置の電源が切断される場合に、前記情報記憶装置のマウントを指示する情報であるマウント指示情報を前記起動時処理指示情報として前記不揮発性記憶装置に書き込み、前記起動時処理実行手段は、前記不揮発性記憶装置に前記起動時処理指示情報として前記マウント指示情報が記憶されている場合に、前記起動時において、前記情報記憶装置のファイルシステムのチェックを実行せずに前記マウントを実行することを特徴とする。
この構成により、本発明の情報処理装置用プログラムを実行する情報処理装置は、所定の操作に応じて電源が切断された場合に、次回の起動時において、情報記憶装置のファイルシステムのチェックを実行せずに情報記憶装置のマウントを実行するので、起動時に必要な時間を従来より短縮することができる。
本発明の情報処理装置は、起動時に必要な時間を従来より短縮することができる。
本発明の一実施の形態に係るMFPのブロック図である。 図1に示すMFPの起動時の動作のフローチャートである。 次回起動時フォーマット指示操作があった時点での図1に示すMFPの動作のフローチャートである。 所定の操作に応じて電源が切断される場合の図1に示すMFPの動作のフローチャートである。 次回起動時フォーマット指示操作があった時点での図1に示すMFPの動作のフローチャートであって、図3に示す例とは異なる例のフローチャートである。 所定の操作に応じて電源が切断される場合の図1に示すMFPの動作のフローチャートであって、図4に示す例とは異なる例のフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る情報処理装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る情報処理装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)10のブロック図である。
図1に示すように、MFP10は、利用者による種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部11と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部12と、用紙に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター13と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー14と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部15と、ネットワーク経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部16と、種々の情報を記憶することが可能である情報記憶装置としてのHDD(Hard Disk Drive)17と、種々の情報を記憶することが可能である不揮発性記憶装置としてのEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)18と、MFP10全体を制御する制御部19とを備えている。
操作部11は、表示部12とともにタッチパネルを形成する入力デバイスを含んでいても良い。
EEPROM18は、MFP10によって実行される情報処理装置用プログラム18aと、MFP10の起動時におけるHDD17に対する処理を指示する情報である起動時処理指示情報18bとを記憶している。
情報処理装置用プログラム18aは、MFP10の製造段階でMFP10にインストールされていても良いし、SDカード、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの記憶媒体からMFP10に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上からMFP10に追加でインストールされても良い。
起動時処理指示情報18bとしては、HDD17のファイルシステムのチェックを指示する情報であるファイルシステムチェック指示情報と、HDD17のマウントを指示する情報であるマウント指示情報と、HDD17のフォーマットを指示する情報であるフォーマット指示情報との何れか1つがEEPROM18に書き込まれるようになっている。
制御部19は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたはEEPROM18に記憶されているプログラムを実行するようになっている。
制御部19は、EEPROM18に記憶されている情報処理装置用プログラム18aを実行することによって、起動時処理指示情報18bをEEPROM18に書き込む情報書込手段19a、および、EEPROM18に記憶されている起動時処理指示情報18bによって指示されている処理を起動時に実行する起動時処理実行手段19bとして機能する。
次に、MFP10の動作について説明する。
まず、MFP10の起動時の動作について説明する。
図2は、MFP10の起動時の動作のフローチャートである。
MFP10の制御部19は、MFP10に電源が入れられてMFP10が起動させられる場合に図2に示す動作を実行する。
図2に示すように、MFP10の制御部19の起動時処理実行手段19bは、EEPROM18に起動時処理指示情報18bとしてファイルシステムチェック指示情報、マウント指示情報およびフォーマット指示情報の何れが記憶されているかを判断する(S101)。
起動時処理実行手段19bは、EEPROM18に起動時処理指示情報18bとしてファイルシステムチェック指示情報が記憶されているとS101において判断すると、HDD17のファイルシステムのチェックを実行する(S102)。
次いで、起動時処理実行手段19bは、HDD17のファイルシステムが正常であるか否かをS102におけるチェックの結果によって判断する(S103)。
起動時処理実行手段19bは、HDD17のファイルシステムが正常ではないとS103において判断すると、HDD17のファイルシステムの修復が可能であるか否かをS102におけるチェックの結果によって判断する(S104)。
起動時処理実行手段19bは、HDD17のファイルシステムの修復が可能であるとS104において判断すると、HDD17のファイルシステムを修復する(S105)。
次いで、起動時処理実行手段19bは、HDD17のマウントを実行して(S106)、図2に示す動作を終了する。
起動時処理実行手段19bは、HDD17のファイルシステムが正常であるとS103において判断すると、HDD17のファイルシステムの修復(S105)を実行せずに、HDD17のマウントを実行して(S106)、図2に示す動作を終了する。
起動時処理実行手段19bは、HDD17のファイルシステムの修復が可能ではないとS104において判断すると、HDD17のファイルシステムの修復(S105)と、HDD17のマウント(S106)とを実行せずに、図2に示す動作を終了する。
起動時処理実行手段19bは、EEPROM18に起動時処理指示情報18bとしてマウント指示情報が記憶されているとS101において判断すると、HDD17のファイルシステムのチェック(S102)を実行せずに、S106と同様にHDD17のマウントを実行する(S107)。
起動時処理実行手段19bは、EEPROM18に起動時処理指示情報18bとしてフォーマット指示情報が記憶されているとS101において判断すると、HDD17のフォーマットを実行して(S108)、HDD17のマウントを実行する(S107)。
制御部19の情報書込手段19aは、S107の処理が終了すると、ファイルシステムチェック指示情報を起動時処理指示情報18bとしてEEPROM18に書き込んで(S109)、図2に示す動作を終了する。
次に、HDD17のフォーマットを次回の起動時に実行することを指示する操作である次回起動時フォーマット指示操作があった時点でのMFP10の動作について説明する。
図3は、次回起動時フォーマット指示操作があった時点でのMFP10の動作のフローチャートである。
MFP10の制御部19は、次回起動時フォーマット指示操作が操作部11に入力された場合に図3に示す動作を実行する。
図3に示すように、制御部19の情報書込手段19aは、フォーマット指示情報を起動時処理指示情報18bとしてEEPROM18に書き込んで(S121)、図3に示す動作を終了する。
次に、図示していない電源ボタンが押されるなどの所定の操作に応じて電源が切断される場合のMFP10の動作について説明する。
図4は、所定の操作に応じて電源が切断される場合のMFP10の動作のフローチャートである。
MFP10の制御部19は、所定の操作が操作部11に入力された場合に図4に示す動作を実行する。
図4に示すように、制御部19の情報書込手段19aは、EEPROM18に起動時処理指示情報18bとしてフォーマット指示情報が記憶されているか否かを判断する(S141)。
情報書込手段19aは、EEPROM18に起動時処理指示情報18bとしてフォーマット指示情報が記憶されていないとS141において判断すると、マウント指示情報を起動時処理指示情報18bとしてEEPROM18に書き込む(S142)。
一方、情報書込手段19aは、EEPROM18に起動時処理指示情報18bとしてフォーマット指示情報が記憶されているとS141において判断すると、マウント指示情報を起動時処理指示情報18bとしてEEPROM18に書き込まない。
制御部19は、S142の処理が終了するか、EEPROM18に起動時処理指示情報18bとしてフォーマット指示情報が記憶されているとS141において判断されると、MFP10の電源を切断する(S143)。
以上に説明したように、MFP10は、所定の操作に応じて電源が切断される場合に、マウント指示情報を起動時処理指示情報18bとしてEEPROM18に書き込む(S142)ので、所定の操作に応じて電源が切断された場合に、次回の起動時において、HDD17のファイルシステムのチェック(S102)を実行せずに、HDD17のマウントを実行する(S107)。したがって、MFP10は、起動時に必要な時間を従来より短縮することができる。
また、MFP10は、起動時におけるHDD17に対する処理(S107、S108)を実行した場合に、ファイルシステムチェック指示情報を起動時処理指示情報18bとしてEEPROM18に書き込む(S109)ので、ファイルシステムチェック指示情報が起動時処理指示情報18bのデフォルトになる。したがって、MFP10は、起動時にHDD17のファイルシステムのチェックを実行する必要がない場合を除いて、起動時にファイルシステムのチェック(S102)を確実に実行することができる。すなわち、MFP10は、起動時にHDD17のファイルシステムのチェックを実行する必要がある場合に、起動時にファイルシステムのチェック(S102)を確実に実行することができる。
ここで、起動時にHDD17のファイルシステムのチェックを実行する必要がある場合とは、所定の操作以外の要因でMFP10の電源が切断された場合である。所定の操作以外の要因でMFP10の電源が切断される場合としては、例えば、主電源スイッチによってMFP10への電源が物理的に切断される場合、MFP10の電源プラグがコンセントから抜かれる場合、停電によってMFP10への電力の供給が停止する場合などがある。すなわち、起動時にHDD17のファイルシステムのチェックを実行する必要がある場合とは、所定の操作に応じて電源が切断された場合と比較して、HDD17のファイルシステムが正常ではない可能性が高い場合である。なお、HDD17のフォーマットを実行した場合にはHDD17のファイルシステムのチェックを実行する必要がないので、起動時にHDD17のフォーマットを実行する場合は、起動時にHDD17のファイルシステムのチェックを実行する必要がある場合から除かれる。
MFP10は、HDD17のファイルシステムが正常であることを起動時におけるファイルシステムのチェック(S102)の結果によって判断した場合に(S103でYES)、ファイルシステムの修復(S105)を実行せずにHDD17のマウントを実行する(S106)ので、ファイルシステムが正常であってもファイルシステムの修復を実行する構成と比較して、起動時に必要な時間を短縮することができる。
また、MFP10は、HDD17のファイルシステムが正常ではなく、ファイルシステムの修復が可能ではないことを起動時におけるファイルシステムのチェック(S102)の結果によって判断した場合に(S103でNO、および、S104でNO)、ファイルシステムの修復(S105)を実行しないので、ファイルシステムの修復が可能ではなくてもファイルシステムの修復を実行する構成と比較して、起動時に必要な時間を短縮することができる。
また、MFP10は、HDD17のフォーマットを次回の起動時に実行することを指示する操作があった場合に、フォーマット指示情報を起動時処理指示情報18bとしてEEPROM18に書き込む(S121)ので、次回の起動時において、HDD17のフォーマットを実行した後で(S108)、HDD17のマウントを実行する(S107)。したがって、MFP10は、ファイルシステムを修復することができない場合(S104でNO)であっても、HDD17を正常に使用することができる。
なお、MFP10は、次回起動時フォーマット指示操作があった時点でフォーマット指示情報をEEPROM18に書き込む(S121)ようになっているが、所定の操作に応じて電源が切断される時点でフォーマット指示情報をEEPROM18に書き込むようになっていても良い。
MFP10は、所定の操作に応じて電源が切断される時点でフォーマット指示情報をEEPROM18に書き込む場合、図3および図4に示す動作に代えて、例えば図5および図6に示す動作を実行する。
図5は、次回起動時フォーマット指示操作があった時点でのMFP10の動作のフローチャートであって、図3に示す例とは異なる例のフローチャートである。
MFP10の制御部19は、次回起動時フォーマット指示操作が操作部11に入力された場合に図5に示す動作を実行する。
図5に示すように、制御部19の情報書込手段19aは、次回起動時フォーマット指示操作があったことを示す情報を制御部19のRAMに書き込んで(S161)、図5に示す動作を終了する。
図6は、所定の操作に応じて電源が切断される場合のMFP10の動作のフローチャートであって、図4に示す例とは異なる例のフローチャートである。
MFP10の制御部19は、所定の操作が操作部11に入力された場合に図6に示す動作を実行する。
図6に示すように、制御部19の情報書込手段19aは、次回起動時フォーマット指示操作があったことを示す情報が制御部19のRAMに記憶されているか否かを判断する(S181)。
情報書込手段19aは、次回起動時フォーマット指示操作があったことを示す情報が制御部19のRAMに記憶されていないとS181において判断すると、マウント指示情報を起動時処理指示情報18bとしてEEPROM18に書き込む(S182)。
一方、情報書込手段19aは、次回起動時フォーマット指示操作があったことを示す情報が制御部19のRAMに記憶されているとS181において判断すると、フォーマット指示情報を起動時処理指示情報18bとしてEEPROM18に書き込む(S183)。
制御部19は、S182またはS183の処理が終了すると、MFP10の電源を切断する(S184)。
MFP10は、図5および図6に示す動作を実行する場合、次回起動時フォーマット指示操作が操作部11に入力されたときであっても、所定の操作が操作部11に入力されなければ、フォーマット指示情報を起動時処理指示情報18bとしてEEPROM18に書き込まない。すなわち、MFP10は、図5および図6に示す動作を実行する場合、所定の操作以外の要因でMFP10の電源が切断されたときに、次回の起動時において、HDD17のフォーマットを実行せずに、HDD17のファイルシステムのチェックを必ず実行する。
なお、MFP10は、MFP10の起動時におけるHDD17に対する処理として、HDD17のファイルシステムのチェック、HDD17のマウント、または、HDD17のフォーマットを実行するようになっているが、MFP10の起動時におけるHDD17に対する処理として、HDD17のフォーマットを実行するようになっていなくても良い。
情報処理装置用プログラム18aは、本実施の形態においてEEPROM18に記憶されているが、EEPROM18以外の記憶装置に記憶されていても良い。例えば、情報処理装置用プログラム18aは、制御部19のROMに記憶されていても良い。また、情報処理装置用プログラム18aは、制御部19を情報書込手段19aとして機能させる部分がEEPROM18および制御部19のROMの一方に記憶されていて、制御部19を起動時処理実行手段19bとして機能させる部分がEEPROM18および制御部19のROMの他方に記憶されていても良い。また、情報処理装置用プログラム18aは、制御部19を情報書込手段19aとして機能させる部分がHDD17に記憶されていても良い。
本発明の情報処理装置は、本実施の形態においてMFPであるが、プリンター専用機、コピー専用機、FAX専用機など、MFP以外の画像形成装置であっても良いし、画像形成装置以外の情報処理装置であっても良い。
また、本発明の情報記憶装置は、本実施の形態においてHDDであるが、HDD以外の情報記憶装置であっても良い。
また、本発明の不揮発性記憶装置は、本実施の形態においてEEPROMであるが、EEPROM以外の不揮発性記憶装置であっても良い。
10 MFP(情報処理装置)
17 HDD(情報記憶装置)
18 EEPROM(不揮発性記憶装置)
18a 情報処理装置用プログラム
18b 起動時処理指示情報
19a 情報書込手段
19b 起動時処理実行手段

Claims (5)

  1. 情報を記憶することが可能である情報記憶装置と、前記情報記憶装置とは異なる不揮発性記憶装置とを備えている情報処理装置であって、
    前記情報処理装置の起動時における前記情報記憶装置に対する処理を指示する情報である起動時処理指示情報を前記不揮発性記憶装置に書き込む情報書込手段と、前記不揮発性記憶装置に記憶されている前記起動時処理指示情報によって指示されている前記処理を前記起動時に実行する起動時処理実行手段とを備えており、
    前記起動時処理指示情報は、前記情報記憶装置のフォーマットを指示する情報であるフォーマット指示情報と、前記情報記憶装置のファイルシステムのチェックを指示する情報であるファイルシステムチェック指示情報と、前記情報記憶装置のマウントを指示する情報であるマウント指示情報との何れか1つであり、
    前記情報書込手段は、
    (1)前記起動時処理実行手段が前記マウントを実行した場合に、前記ファイルシステムチェック指示情報を前記起動時処理指示情報として前記不揮発性記憶装置に書き込むことで、前記ファイルシステムチェック指示情報を前記起動時処理指示情報のデフォルトとし、
    (2)前記フォーマットを次回の前記起動時に実行することを指示する操作である次回起動時フォーマット指示操作があった場合に、所定の操作に応じて前記情報処理装置の電源が切断されるとき、前記フォーマット指示情報を前記起動時処理指示情報として前記不揮発性記憶装置に書き込み、
    (3)前記次回起動時フォーマット指示操作がなかった場合に、前記所定の操作に応じて前記情報処理装置の電源が切断されるとき、前マウント指示情報を前記起動時処理指示情報として前記不揮発性記憶装置に書き込み、
    前記起動時処理実行手段は、
    (1)前記不揮発性記憶装置に前記起動時処理指示情報として前記ファイルシステムチェック指示情報が記憶されている場合に、前記起動時において、前記チェックを実行した後で前記マウントを実行し、
    (2)前記不揮発性記憶装置に前記起動時処理指示情報として前記フォーマット指示情報が記憶されている場合に、前記起動時において、前記フォーマットを実行した後で前記マウントを実行し、
    (3)前記不揮発性記憶装置に前記起動時処理指示情報として前記マウント指示情報が記憶されている場合に、前記起動時において、前記フォーマットおよび前記チェックを実行せずに前記マウントを実行し、
    前記起動時処理実行手段は、前記所定の操作以外の要因で前記情報処理装置の電源が切断された場合に、前記不揮発性記憶装置に前記起動時処理指示情報のデフォルトとしての前記ファイルシステムチェック指示情報が記憶されているとき、前記起動時において、前記チェックを実行した後で前記マウントを実行することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記所定の操作以外の要因には、主電源スイッチによって前記情報処理装置への電源が物理的に切断されることと、前記情報処理装置の電源プラグがコンセントから抜かれることと、停電によって前記情報処理装置への電力の供給が停止することとの少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記起動時処理実行手段は、前記ファイルシステムが正常であることを前記起動時における前記チェックの結果によって判断した場合に、前記ファイルシステムの修復を実行せずに前記マウントを実行することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記起動時処理実行手段は、前記ファイルシステムが正常ではなく、前記修復が可能ではないことを前記起動時における前記チェックの結果によって判断した場合に、前記修復を実行しないことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 情報を記憶することが可能である情報記憶装置と、前記情報記憶装置とは異なる不揮発性記憶装置とを備えている情報処理装置によって実行される情報処理装置用プログラムであって、
    前記情報処理装置の起動時における前記情報記憶装置に対する処理を指示する情報である起動時処理指示情報を前記不揮発性記憶装置に書き込む情報書込手段、および、前記不揮発性記憶装置に記憶されている前記起動時処理指示情報によって指示されている前記処理を前記起動時に実行する起動時処理実行手段として前記情報処理装置を機能させ、
    前記起動時処理指示情報は、前記情報記憶装置のフォーマットを指示する情報であるフォーマット指示情報と、前記情報記憶装置のファイルシステムのチェックを指示する情報であるファイルシステムチェック指示情報と、前記情報記憶装置のマウントを指示する情報であるマウント指示情報との何れか1つであり、
    前記情報書込手段は、
    (1)前記起動時処理実行手段が前記マウントを実行した場合に、前記ファイルシステムチェック指示情報を前記起動時処理指示情報として前記不揮発性記憶装置に書き込むことで、前記ファイルシステムチェック指示情報を前記起動時処理指示情報のデフォルトとし、
    (2)前記フォーマットを次回の前記起動時に実行することを指示する操作である次回起動時フォーマット指示操作があった場合に、所定の操作に応じて前記情報処理装置の電源が切断されるとき、前記フォーマット指示情報を前記起動時処理指示情報として前記不揮発性記憶装置に書き込み、
    (3)前記次回起動時フォーマット指示操作がなかった場合に、前記所定の操作に応じて前記情報処理装置の電源が切断されるとき、前記マウント指示情報を前記起動時処理指示情報として前記不揮発性記憶装置に書き込み、
    前記起動時処理実行手段は、
    (1)前記不揮発性記憶装置に前記起動時処理指示情報として前記ファイルシステムチェック指示情報が記憶されている場合に、前記起動時において、前記チェックを実行した後で前記マウントを実行し、
    (2)前記不揮発性記憶装置に前記起動時処理指示情報として前記フォーマット指示情報が記憶されている場合に、前記起動時において、前記フォーマットを実行した後で前記マウントを実行し、
    (3)前記不揮発性記憶装置に前記起動時処理指示情報として前記マウント指示情報が記憶されている場合に、前記起動時において、前記フォーマットおよび前記チェックを実行せずに前記マウントを実行し、
    前記起動時処理実行手段は、前記所定の操作以外の要因で前記情報処理装置の電源が切断された場合に、前記不揮発性記憶装置に前記起動時処理指示情報のデフォルトとしての前記ファイルシステムチェック指示情報が記憶されているとき、前記起動時において、前記チェックを実行した後で前記マウントを実行することを特徴とする情報処理装置用プログラム。
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