JP5859777B2 - ペレット炭による燃焼方法及びその装置 - Google Patents

ペレット炭による燃焼方法及びその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5859777B2
JP5859777B2 JP2011190134A JP2011190134A JP5859777B2 JP 5859777 B2 JP5859777 B2 JP 5859777B2 JP 2011190134 A JP2011190134 A JP 2011190134A JP 2011190134 A JP2011190134 A JP 2011190134A JP 5859777 B2 JP5859777 B2 JP 5859777B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
pellet
carbide
fuel
charcoal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011190134A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013053759A (ja
Inventor
米原 隆
隆 米原
章吉 大河原
章吉 大河原
治 米原
治 米原
Original Assignee
米原 隆
隆 米原
章吉 大河原
章吉 大河原
治 米原
米原  治
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 米原 隆, 隆 米原, 章吉 大河原, 章吉 大河原, 治 米原, 米原  治 filed Critical 米原 隆
Priority to JP2011190134A priority Critical patent/JP5859777B2/ja
Publication of JP2013053759A publication Critical patent/JP2013053759A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5859777B2 publication Critical patent/JP5859777B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Solid-Fuel Combustion (AREA)

Description

この発明は、杉、桧、椚、松等の樹皮を含む樹木から成るペレット状炭化物を燃料とした燃焼方法及びその装置に関するもので、その大きな特徴は、燃焼温度、継続時間、熱安定性と平面的均一性の良い発熱平面が得られるものである。
従来、食料の煮炊きに使用する燃焼装置は種々のものがあり、薪や炭による燃焼、ガスによる方法、石油によるもの、電磁式のものがある。このうち、炭による燃焼は、炎を出さないが、炭はブロック状であり、時間が経つとかなり高温となり、食品等がこげたりする。
例えば、特許文献1は、底部に炭受け皿を装着した炭ツボに、パック入り木炭をセットして、家庭用ガスコンロで炭に着火した後、燃焼ツボに移し換え、燃焼ツボの上に金網を載せて食材を焼き上げるよう構成されている。
また、特許文献2は、鍋の形をとる本体内に、上下に配置される金網の間に白炭が収納されて炭の加熱空間を形成しているとともに、外来熱源による加熱をするとすぐに炭焼きができ、前記上の金網に食材を載せて焼き上げるもので、白炭は主に燃料として使用されず、しかも白炭を着火させないために火を遮断して白炭の温度を高くさせない構造を設けるとともに、毎回白炭を入れ替える必要なく、鍋のように便利に使用できる点が開示されている。
実用新案登録第3077562号公報 特開平10−300091号公報
しかしながら、上記特許文献1のものは、木炭が、ステンレス若しくは鉄でできた間が細かい金網であるパックに入っているため、木炭がやはりブロック形状となっているため、燃焼中温度が上がる。燃焼は加速的連鎖反応であり、供給される酸素の量により温度上昇を続け、木炭の場合は、材質とザイズ、積み重ねた量により350〜700°Cに達する。また、食材等を載せる金網の下の温度が均等にならない、等の欠点を有している。従って、燃焼温度、継続時間、熱安定性と平面的均一性の良い発熱平面は得られない。
また、特許文献2のものも、切断された白炭を金網の上に並べたもので、特許文献2では、白炭を着火させないとしているが、500度C以下に加熱している。また、白炭は密度が高い炭であり、蓄熱量が高く、吸水量が少なくなると自然酸化し、緩やかな燃焼をする。この様に白炭は密度が高く着火しにくいが、燃焼時間が長く、火持ちもよく高温度になりやすいものである。従って、加熱温度は高く上がるものである。従って、この方法も燃焼温度、継続時間、熱安定性と平面的均一性の良い発熱平面を得ることはできない。
そこで、この発明は、前記の技術的課題を解決するもので、燃焼温度を低く抑え、着火が早く、着火後燃焼面全域に均一に広がり、安定した温度を維持しながら燃焼が継続される燃焼方法及びその装置を提供することも目的としたものである。
請求項1の発明は、多数の開口部を有する底板の外周縁に立ちあがり縁を有する略皿形の扁平な燃料受け台を設け、前記燃料受け台内に、針葉樹の樹皮を30%以上含む木材から成り、無機質成分を2〜20%含有する多数のペレット炭化物を20mm以下の厚さで平らに敷き詰め、当該燃料受け台の上部開口部に燃焼対象物を置く金網状の受け枠を設け、前記燃料受け台を、上端に開口部を有する容器型の燃焼支持台の前記上端開口部に嵌め、前記燃料受け台の前記ペレット炭化物を着火し、当該燃焼支持台の空気供給口から空気を取り入れ、前記ペレット炭化物に含有された無機質成分によって燃焼速度及び温度を制御して、前記受け枠上の燃焼対象物を加温又は焼くペレット炭による燃焼方法とした。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記各ペレット炭化物は、外径が3〜8mmで。長さ3〜30mmの大きさとした、ペレット炭による燃焼方法とした。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記ペレット炭化物は、粘土を含む無機物を20%以下で含有した粘結材が含まれている、ペレット炭による燃焼方法とした。
請求項4の発明は、前記ペレット炭化物は、無機質成分として、珪酸塩類、金属酸化物、金属炭酸塩、粘土類のいずれか1つ又は複数を30%以下で含有し、他は木質、又はパルプ類より成るペレットを炭化したものである、請求項1〜3のいずれかに記載のペレット炭による燃焼方法とした。
請求項5の発明は、前記ペレット炭化物の着火は、前記燃料受け台を燃焼支持台から、ガスコンロに移して当該ガスコンロで着火し、その後前記燃焼支持台に戻し、燃焼対象物を加温又は焼く、請求項1〜3のいずれかに記載のペレット炭による燃焼方法とした。
請求項6の発明は、多数の開口部を有する底板の外周縁に立ちあがり縁を有する略皿形の扁平な燃料受け台を設け、前記燃料受け台内に、針葉樹の樹皮を30%以上含む木材から成り、無機質成分を2〜20%含有する多数のペレット炭化物を20mm以下の厚さで平らに敷き詰め、当該燃料受け台の上部開口部に燃焼対象物を置く金網状の受け枠を設け、前記燃料受け台を、上端に開口部を有する容器型の燃焼支持台の前記上端開口部に着脱自在に嵌め、当該燃焼支持台の外周面には開閉調整自在な空気供給口を設け、前記燃料受け台のペレット炭化物を着火し、前記ペレット炭化物に含有された無機質成分によって燃焼速度及び温度を制御して、前記受け枠上の燃焼対象物を加温又は焼く構成とした、ペレット炭による燃焼装置とした。
請求項7の発明は、前記各ペレット炭化物は、外径が3〜8mmで。長さ3〜30mmの大きさとした、請求項6に記載のペレット炭による燃焼装置とした。
請求項1〜の発明によれば、この発明で使用するペレット炭化物は、この中に含有する樹皮の難燃性によって穏やかな燃焼をする。しかも、60°C〜700°C台まで燃焼温度をコントロールすることを可能とする方法と装置によって低温から高温まで目的に合った安定した温度で使用することが可能である。従来の炭では不可能な広い平面的に均一な温度分布と持続時間の設定をペレット炭化物の積層厚さや吸入空気の調整で可能である。また、炭化物であるので、燃焼の際、炎が出ず、安全である。
また、このペレット炭化物は杉、檜、松等の葉樹や椚、楠、その他の雑木などの樹皮を含む木材からペレット状成形物(外径3〜8mm、長さ3〜15mm)を炭化したものである。この炭化物は無機成分、例えば、珪酸類、Ca、K、P、Fe、Mg、Al、Ze等の酸化物乃至は塩類を2〜20%含有することを特徴とする。特に、樹木の外皮又は樹皮には成長と外界から身を護るために、木質部とは異なる耐環境性(太陽からのエネルギーである光、宇宙線、微生物、昆虫、他の植物や環境の変化に対しての対応等)を有し、前記無機成分を多く含み、木質部と大きく異なる成分で構成されている。
植物の成長には無機質、特にKイオン、Caイオン、Naイオンなどによるイオンポンプとしての役割は細胞活動、細胞の伸長に欠かせない成分であることは、近年解明が進んでいる。この発明では、前記無機質成分が樹皮に集中していることに着目し、樹皮成分を含む木材から成るペレット炭化物を用いるものである。この樹皮の成分構成は、落雷などの自然な火災等から身を護る防御力である耐侯性、耐熱性を高めているために樹皮は難燃性を備えている。従って、樹皮を多く含有するペレット炭化物を燃料として使用することは、カロリー的には他の燃料と比較して不利になり、価格的、量的にも競争力には弱く、採算の採れる事業活用は進んでいないのが現状である。
そこで、この難燃性のある樹皮の割合を多くしたペレット炭化物が含有する無機質が触媒として働き、燃焼速度(連鎖反応)や温度を制御していること発見し、この発明では、このペレット炭化物の所謂燃焼の減速剤的な働きを利用するとともに、熱伝導性の高い特徴、均一性を有しつつ平面性の高い発熱を僅かな積層(10mm〜20mm)により長時間安定して持続可能である。
また、特に請求項3、4の各発明によれば、より難燃性を高め、穏やか燃焼を得ることができる。
また、請求項6及び7の発明によれば、請求項1〜のペレット炭の燃焼方法に適した装置を提供することができる。
この発明は、多数の開口部を有する底板の外周縁に立ちあがり縁を有する略皿形の扁平な燃料受け台を設け、前記燃料受け台内に、樹皮を含む木材から成り、無機質成分を2〜12%含有する多数のペレット炭化物を一定の厚さで平らに敷き詰め、当該燃料受け台の上部開口部に燃焼対象物を置く金網状の受け枠を設け、前記燃料受け台を、上端に開口部を有する容器型の燃焼支持台の前記上端開口部に嵌め、前記燃料受け台の前記ペレット炭化物を着火し、当該燃焼支持台の空気取り入れ口から空気を取り入れ、当該ペレット炭化物で前記受け枠の燃焼対象物を加温又は焼く、ペレット炭による燃焼方法とした。
これにより、高温から低温まで、均一性を有しつつ平面性の高い発熱を僅かな積層により長時間安定して持続可能である。
以下、この発明の実施例1を図に基づいて説明する。図1はこの発明の燃焼装置Aの断面図、図2は同分解断面図である。
この発明の燃焼装置Aは、多数の開口部を有する底板の外周縁に立ちあがり縁を設けた略平皿形の燃料受け台1と、前記燃料受け台1の上面開口部に載せる金網状の受け枠2と、前記平皿状の燃料受け台1を支持する略扁平な箱型の燃焼支持台3とから成る。
前記燃料受け台1の底板5は、パンチングメタル乃至はスリット様の多数の開口部5aを有し、この上に後述のペレット炭化物4を敷き詰めるものである。そして、前記燃料受け台1の一対の上端縁から外方に水平な係止縁6が設けられている。また、前記開口部5aの大きさはペレット炭化物4の径より小さい(3mm以下)。
当該燃料受け台1は、前記燃焼支持台3の開口部に嵌め入れ、両側の係止縁5を燃焼支持台3の上面に載せることにより、図2に示すように燃焼支持台3の内部に浮いて支持され、その下方に密閉空間7が形成される。また、上記受け枠2は、食材等の燃焼対象物を載せるものである。また、前記燃焼支持台3は、側板に開閉調整自在な空気供給口8及び燃焼源等を挿入自在な開閉扉9を有している。さらに、当該燃焼支持台3の底面には、炭受け台10が設けられている。
前記ペレット炭化物4は、杉、檜、松等の葉樹や椚、楠、その他の雑木などの樹皮を含む木材からペレット状成形物を炭化したもので、外径が3〜8mmで。長さ3〜30mmの大きさとしている。そして、これらの樹皮には、無機成分を2〜20%、好ましくは2〜12%含有している。無機成分としては、珪酸塩化物、Ca、K、P、Fe、Mg、Al、Ze等の酸化物乃至は塩類である。
前記燃料受け台1の底板5を220×200mmとし、前記ペレット炭化物4を多数、当該燃料受け台1内に、厚さ15mm〜20mmに、表面を平らにして敷き詰める。そして、これらのペレット炭化物4の一部分に引火すると、数十秒で全面積のペレット炭化物4に伝播し、温度上昇を加速する。ペレット炭化物4の厚さが15mm厚(約180g)のときは、3〜5分後に160°Cに達する。
その際、空気供給口8の供給空気量を調整することにより必要温度に長時間維持でき、さらに、上げて、200°C〜240°C〜350°C台の所定の温度で90分以上維持できる。その後温度は徐々に降下し、約50°Cになるまで120分を要する。この段階以前に更にペレット炭化物4を追加することにより、燃焼を続けることが可能であり、連続的な長時間の燃焼に便利である。
また、この薄く、平面的で広い面積のペレット炭化物4による緩やかな燃焼は、長波長の透過性の良い熱放射を可能とする。
このことは、料理等に利用した場合、食材の大切な栄養素、旨味を損ねない料理手段として、従来にない調理方法を提供できる。
その実例としては魚介類、開き干物などは約160°C付近で7〜8分焼くと、表面は薄く焦げ、茶色に均一に仕上がり、表面は張りがあって中身は柔らかく、脂肪分を保持した状態の調理となる。肉類は脂肪分を残したり、分離したりすることが可能となり、濛々とした煙の出る中での従来の焼肉とは異なる。
野菜類の場合、ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ等の根菜類はアルミ箔や蓋をすることにより護ると、乃至は厚めにスライスして焼く、ニンジン、とうもろこし、青菜野菜類も120°C前後の温度で調理する。青菜野菜類は水分を多く含むので、3〜6分で仕上げると歯ごたえも良く、旨味と栄養素を失わず、調理できる。
60°C〜100°Cの低温調理、100°C〜180°Cの中温調理、180°C〜350°Cの中高温調理等、食材を活かした料理から生もの、洗濯物の乾燥や含水量の調整、暖房、ハウス栽培、きのこ栽培、微生物による適切な発酵温度環境などバイオマスエネルギーとして環境に良いエネルギー活用を広げる、しかも穏やかな燃焼による一酸化炭素ガスの発生量の少ない特徴がある。これは、従来の木炭にない新しい活用である。
次に図3は、この発明の燃焼装置の実施例2であり、多段式の燃焼装置Bを示す。これは、ハウジング11の中に、前記燃焼装置Aと略同一の燃焼装置を複数段に設けたものである。
ハウジング11内の各段の燃焼装置Bは、燃料受け台1と受け枠2及び燃焼支持台3´を有しており、これらはハウジング11内の側板に設けたブラケット12に支持されている。前記燃料受け台1と受け枠2は前記実施例1と同じである。燃焼支持台3´は、前記ブラケット12に支持されるように両側上縁に係止縁13を有し、これらの係止縁13で両側のブラケット12に支持されている。
また、各燃焼支持台3´の側板に、多数の空気穴14が設けられている。また、ハウジング11に内に空気を取り入れる空気孔15が設けられている。そして、前記多数のペレット炭化物4を燃料受け台1内に、平らに薄く積層し、これらを着火して、燃焼させるものである。
図4は、前記燃料受け台1の底板5の種々の例を示し、(a)図は、多数の丸穴のパンチングメタル16、(b)図は多数の十字型穴のパンチングメタル17、(c)図は、四角形の小孔のパンチングメタル18、(d)図は多数の長孔を平行かつ互い違いに設けたパンチングメタル19を示す。しかしこの発明の前記底板5は、これらに限定されるものではなく、多数の開口部を有するものであれば、適宜のものでよい。
図5はこの発明の実施例3の燃焼装置Cを示し、この燃焼装置Cはコンベアーベルトによる連続燃焼装置である。
図5に示すように、モータMにより回転駆動する、多数の孔を有する有孔コンベアーベルト20をエンドレスに設けている。この有孔コンベアーベルト20の一端上方に、前記多数のペレット炭化物4が収納されたペレット供給用ポッパー21が設けられている。さらに、前記有孔コンベアーベルト20の他端下部には、燃焼済み灰を受ける灰収納器22が設けられている。
これにより、多数のペレット炭化物4がペレット供給用ホッパー21から有孔コンベアーベルト20の上に落ち、有孔コンベアーベルト20上に薄く堆積する。そしてこれらのペレット炭化物4の一部を着火し、ペレット炭化物4は燃焼しながら、有孔コンベアーベルト20上を移動し、その他端で灰収納器22に燃焼済みのペレット炭化物4が灰となって落ちる。
また、前記有孔コンベアーベルト20の下部には灰受け皿23が設けられ、有孔コンベアーベルト20の上のペレット炭化物4の燃焼による灰を受けている。また、前記有孔コンベアーベルト20の略全面上方には、燃焼対象物を載せる金網状の受け枠2が設けられ、さらに、この受け枠2の上方に保温・放射用カバー24が設けられている。従って、前記受け枠2に燃焼対象物を載せ、その下をペレット炭化物4が燃焼しながら移動するため、燃焼対象物を加温又は燃焼させる。
前記有孔コンベアーベルト20は、図6の(a)図に示すように、網状のコンベアーベルト25、(b)図のパンチングメタル状のコンベアーベルト26、又は(c)図に示す多数の、相互に間隔をあけた線又はベルト状のコンベアーベルト27でも良い。
また、図7はコンベアーベルト28上に多数の皿状の燃料受け台29が設けられ、各燃料受け台29に前記ペレット炭化物4が収納される。これにより、コンベアーベルト28上で多数の各燃料受け台29が移動しながら、前記ペレット炭化物4が燃焼する。前記図5及び図6のコンベアーベルト方式と同じである。
また、図8は多連式のコンベアーベルトによる燃焼装置Cを示し、コンベアーベルト20又は28(燃料受け台29付き)をほぼ横に並べたものである。さらに、図9は多連式のコンベアーベルトによる燃焼装置Cを示し、コンベアーベルト20又は28(燃料受け台29付き)を多段にならべたもので、ペレット炭化物4は複数のコンベアーベルトの上を移動し、最後に灰となり、収集されるようになっている。
図10は、この発明の実施例4の燃焼装置Dを示す。この燃焼装置Dは、多数の小さな開口部を有する円板30上に前記ペレット炭化物4を載せ、当該円板30を回転自在、又は振動自在にしたものである。当該円板30の上方に、前記多数のペレット炭化物4を収納したホッパー31を設け、当該ホッパー31からペレット炭化物4を円板31上に供給する。
この円板30は図10に示すように、中心部から外周縁に向かって下方に緩やかに傾斜しており、前記ホッパー31から落下したペレット炭化物4は徐々に円板30上で外周に広がるようになっている。また、ペレット炭化物4の燃焼した灰は円板30の開口部から下に落ちる。当該円板30は、上端面が開口し、下端面が閉口した筒体から成る本体32内の上部に収納され、本体32の中心に立設した回転軸33に支持されている。また、この回転軸はモータMにより回転する構成となっている。前記灰はこの本体32内に落下し、収納される。
さらに、前記回転軸33の外周周囲には、細径の管体34が、当該回転軸33を包囲するように設けられている。この管体34は、本体32の底板を貫通し、外部空気は当該管体34から本体32内に供給される。また、当該円板30の上方全面に、燃焼対象物を載せる金網形状の受け枠35を設けている。また、前記本体32の側面には灰取出し口32aが設けられている。
この燃焼装置Dは、前記ホッパー31から多数のペレット炭化物4を円板30上に落下させる。その際、円板30をモータMで回転させるか、振動させる。これにより多数のペレット炭化物4は、円板30の上に拡がり、前記ホッパー31でその堆積高さをコントロールする。
そして、これらのペレット炭化物4の一部を着火し、円板30を低速で回転させる。これにより、円板30の上のペレット炭化物4は緩やかに燃焼し、受け枠35の上に載せた燃焼対象物を加温又は燃く。また、この様なペレット炭化物4の燃焼の際、円板30は回転、振動させても良く、又、停止した状態でも良い。
図11〜図13は、この発明の実施例5の燃焼装置Eを示す。この燃焼装置Eは、図11に示すように、実施例1の燃焼装置Aと似ている。
底部に小孔を多数有する、略なべ型の燃料受け台36で、この中に前記ペレット炭化物4を薄く堆積させる。この燃料受け台36の上面開口部には、網又はアルミ多孔板37が着脱自在に被せてあり、さらに、その上に、前記網又はアルミ多孔板37の網目や孔より大きい焼き網38が着脱自在に被せられている。また、前記燃料受け台36の底部には、引火用の窓39が設けられている。また、前記燃料受け台36の両側には取っ手36aが設けられ、また、前記焼き網38の両側にも取っ手38aが設けられている。
前記燃料受け台36は、珪藻土や溶岩から成る、大型のなべ状の容器40の上部に着脱自在に勘合されている。その際、燃料受け台36の底部と容器40の底部との間には密閉空間41を有し、当該密閉空間41に対向する容器40の側面には、開閉調整自在な空気孔42を有している。また、この容器40の両側にも取っ手40aが設けられている。
この燃焼装置Eの燃焼方法は、前記実施例1の燃焼装置Aと同様である。
この燃焼装置Eは、図12に示すように、テーブル上で使用する場合は、木などの断熱材から成る浅い器状のカバー容器43に入れて使用する。これにより、燃焼熱は、周囲に伝わらず、当該燃焼装置Eを囲んで食事ができる。
また、図13に示すように、中央部に穴を開けたテーブル44の穴に、前記燃焼装置Eを嵌め入れて、燃焼装置Eを係止し、この状態で燃焼させると、焼き網38の上に燃焼対象物を載せ、更に容器40はテーブルの下に突出しているため、この容器40の底部から放熱が生じ、当該燃焼装置Eでの燃焼によって、料理すると共に暖をとることができる。
図14及び図15はこの発明の実施例6の燃焼装置Fを示し、特に高温で、高熱量を発し、長時間燃焼に適するものである。この場合、図14及び図15に示すように、この燃焼装置Fは、外周に多数の孔を有する外側円筒体45と、この外側円筒体45の中心部に設けた、外周に多数の孔を有する内側円筒体46とから構成され、これらの外側円筒体45と内側円筒体46の間の下端に、環状で、多数の孔を有する底板47を設け、これらが、箱型の基台48に載置されたものである。
前記外側円筒体45と内側円筒体46の間に多数の前記ペレット炭化物4を収納し、これらのペレット炭化物4のうち、底板47近くの一部のペレット炭化物4に着火すると、すぐにほとんどのペレット炭化物4が着火され、燃焼が広がるものである。この燃焼に伴って、底板47の多数の孔から基台48内に灰が落ちるようになっており、また、外側円筒体45と内側円筒体46の外周には多数の孔を有するため、これらの孔から前記ペレット炭化物4に酸素が供給され、燃焼は継続される。そして、前記外側円筒体45の全周面にわたって、均一な熱放射が生じる。
この燃焼装置Fは、500〜750°Cタイプから600°Cの高温タイプがあり、白炭を上回る高温を得る用途に対応できる。また、大型化も可能である。いずれも空気量の調節によりコントロールし、長時間一定した燃焼状態を維持できる。そして、長時間連続運転の際は、上部ホッパー49により供給することが出来る。その際内側円筒体46の上端は蓋等で塞がれる。従って、暖房や乾燥等種々の用途に使用できる。
図16は、この発明の実施例7の薄平板型燃焼装置Gを示す。この燃焼装置Gは前記実施例6の燃焼装置Fと同様に高温で、高熱量を発し、長時間燃焼に適するものである。薄平板型の枠体50内に多数の前記ペレット炭化物4が収納され、当該枠体59の大きい一側面又は両側面には多数の孔が設けられ、さらに、底板にも多数の孔が設けられている。
この枠体50内に収納されたペレット炭化物4の一部が着火されると多数のペレット炭化物4が着火し、薄平型の大きな一側面又は両側面全面のペレット炭化物4の燃焼により、加温される。また、燃焼したペレット炭化物4の灰は、前記枠体50の下に設けられた灰貯留部51に落下し、そこで、溜められる。
また、前記枠体50の上方開口部に対応して、ホッパー52が設けられている。
この燃焼装置Gも燃焼装置Fと同様に、暖房や乾燥等種々の用途に使用できる。
なお、上記実施例の燃焼装置Cの有孔コンベアーベルト20又は28、及び燃焼装置Dの円板30は、上記実施例では、モータを回転源としているが、これに限らず、適宜の駆動源でもよく、さらには、手動回転させてもよい。さらに、この発明の燃焼方法及び燃焼装置は、以上の実施例に限るものではない。
また、前記樹皮を含む、木質のペレットを成型する際は、粘結材として、新たに粘土、金属水酸化物、硼素化合物などの無機物、乃至はアルギン酸、マンナン等の多糖類、海草、澱粉並びにその加工品等を添加して結合力を高め、形が崩れないペレットを成型することもできる。
この様に形の崩れないペレットは炭化による変形が少なく、添加量により内部構造、すなわち、微細孔のサイズを調整し、型崩れも無く、粒径の揃ったペレット炭を得られる。また、上記の添加剤によっては、炭化の際、炭化温度により炭素化合物を生成するので新しい用途開発となり、吸着作用を活用する場合、ガス、その他の化学物質吸着以外に電波等電磁波、放射線等の吸収、無害化にも活用が可能である。特に、炭化硼素類は中性子線の吸収作用があり、上記ペレット炭化物加工工程の温度条件により可能となる。
また、ペレット炭化物を粉末にして、硼砂硼酸水溶液にアルギン酸、乃至は多糖類などの粘結材を加えてよく混合した後、粒状(ペレット、タブレット、球状等)に成型した後、乾燥する。硼砂硼酸の濃度により、ペレット炭化物の燃焼速度、温度を調節可能としたり、燃焼を極端に抑え難燃性を付加したペレット炭化物とすることも可能である。環境利用として、家屋(建材)への防火、保温、電波電磁波遮断、有害化学物質吸着、消音などへ活用も期待できる。
また、ペレット炭化物を微粉末化し界面活性剤、帯電防止剤、分散剤、高級アルコール類等を樹脂に添加したペレット状加工物。帯電防止剤、導電材、熱電導剤として合成樹脂やゴム等の高分子材料の改質に使用する等がある。
さらに、上述では、ペレット炭化物4の炭化前に粘結材を混ぜて成型を保持するようにしたが、これは、炭化した後に粘結材をまぶしてペレット炭化物の型崩れを防止することもできる。
また、このようなペレット炭化物の燃焼後の灰は無機物が20%以下で含有しているため、ミネラルが豊富であり農業用、工業用の種々の用途に使用できる。
また、前記実施例1〜7の実施例において、ペレット炭化物4の着火方法は、容器下部から加熱するものとして、ガスコンロなどの使用、ガスーバーナー、ライター等で着火する方法、また、容器上部から加熱するものとして、ペレット炭化物4の上から着火、直接乃至は紙、着火剤を置きライター、マッチ等で着火する。また、電気ヒーター(ニクロム線等)を加熱して着火する方法として、連続式(コンベアータイプ、円板式タイプ)の場合、ホッパー等のペレット炭供給部下部にヒーターを設け、初期燃焼のみ加熱する。熱伝導の利点を活用して、以後ヒーター加熱がなくとも連続的に燃焼を続けることが可能となる。なお、この連続運転での着火は、電気ヒーターに限るものではない。
この発明の実施例1の燃焼装置Aの断面側面図である。 この発明の実施例1の燃焼装置Aの分解断面側面図である。 この発明の実施例2の燃焼装置Bの概略構成断面図である。 (a)図〜(d)図はこの発明の実施例1又は2に使用する燃料受け台の底板の例を示す平面図である。 この発明の実施例3のコンベアーベルト方式の燃焼装置Cの概略構成図である。 (a)図〜(c)図はこの発明の実施例3の燃焼装置Cに使用するコンベアーベルト方式のコンベアーベルトの例を示す平面図である。 この発明の実施例3のコンベアーベルト方式の他の形態の燃焼装置Cを示すもので、(a)図は、原理を示し斜視図、(b)図はその側面図である。 この発明の実施例3の多連式のコンベアーベルト方式の燃焼装置Cの概略構成図である。 この発明の実施例3の多段式のコンベアーベルト方式の燃焼装置Cの概略構成図である。 (a)図はこの発明の実施例4の回転式の燃焼装置Dの平面図、(b)図は同断面側面図である。 この発明の実施例5の燃焼装置Eの断面側面図である。 この発明の実施例5の燃焼装置Eの使用例を示す一部断面側面図である。 この発明の実施例5の燃焼装置Eの他の使用例を示す一部断面側面図である。 この発明の実施例6の燃焼装置Fの概要斜視図である。 この発明の実施例6の燃焼装置Fの一部断面図である。 この発明の実施例7の燃焼装置Gの概要斜視図である。
A 燃焼装置 B 燃焼装置
C 燃焼装置 D 燃焼装置
1 燃料受け台 2 受け枠
3 燃焼支持台 4 ペレット炭化物
5 底板 5a 開口部
6 係止縁 7 密閉空間
8 空気供給口 9 開閉扉
10 炭受け台 11 ハウジング
3´ 燃焼支持台 12 ブラケット
13 係止縁 14 空気穴
15 空気孔 16 パンチングメタル
17 パンチングメタル 18 パンチングメタル
19 パンチングメタル 20 有孔コンベアーベルト
21 ペレット供給用ホッパー 22 灰収納器
23 灰受け皿 24 保温・放射用カバー
25 コンベアーベルト 26 コンベアーベルト
27 コンベアーベルト 28 コンベアーベルト
29 燃料受け台 30 円板
31 ホッパー 32 本体
33 回転軸 34 管体
35 灰取出し口 36 燃料受け台
36a 取っ手 37 メッシュ又はアルミ多孔板
38 焼き網 38a 取っ手
39 引火用の窓 40 容器
40a 取っ手 41 密閉空間
42 空気孔 43 カバー容器
44 テーブル 45 外側円筒体
46 内側円筒体 47 底板
48 基台 49 ホッパー
50 枠体 51 灰貯留部
52 ホッパー

Claims (7)

  1. 多数の開口部を有する底板の外周縁に立ちあがり縁を有する略皿形の扁平な燃料受け台を設け、
    前記燃料受け台内に、針葉樹の樹皮を30%以上含む木材から成り、無機質成分を2〜20%含有する多数のペレット炭化物を20mm以下の厚さで平らに敷き詰め、
    当該燃料受け台の上部開口部に燃焼対象物を置く金網状の受け枠を設け、
    前記燃料受け台を、上端に開口部を有する容器型の燃焼支持台の前記上端開口部に嵌め、
    前記燃料受け台の前記ペレット炭化物を着火し、当該燃焼支持台の空気供給口から空気を取り入れ、前記ペレット炭化物に含有された無機質成分によって燃焼速度及び温度を制御して、前記受け枠上の燃焼対象物を加温又は焼くことを特徴とする、ペレット炭による燃焼方法。
  2. 前記各ペレット炭化物は、外径が3〜8mmで、長さ3〜30mmの大きさとしたことを特徴とする、請求項1に記載のペレット炭による燃焼方法。
  3. 前記ペレット炭化物は、粘土を含む無機物を20%以下で含有した粘結材が含まれていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のペレット炭による燃焼方法。
  4. 前記ペレット炭化物は、無機質成分として、珪酸塩類、金属酸化物、金属炭酸塩、粘土類のいずれか1つ又は複数を30%以下で含有し、他は木質、又はパルプ類より成るペレットを炭化したものであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のペレット炭による燃焼方法。
  5. 前記ペレット炭化物の着火は、前記燃料受け台を燃焼支持台から、ガスコンロに移して当該ガスコンロで着火し、その後前記燃焼支持台に戻し、燃焼対象物を加温又は焼くことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のペレット炭による燃焼方法。
  6. 多数の開口部を有する底板の外周縁に立ちあがり縁を有する略皿形の扁平な燃料受け台を設け、
    前記燃料受け台内に、針葉樹の樹皮を30%以上含む木材から成り、無機質成分を2〜20%含有する多数のペレット炭化物を20mm以下の厚さで平らに敷き詰め、
    当該燃料受け台の上部開口部に燃焼対象物を置く金網状の受け枠を設け、
    前記燃料受け台を、上端に開口部を有する容器型の燃焼支持台の前記上端開口部に着脱自在に嵌め、当該燃焼支持台の外周面には開閉調整自在な空気供給口を設け、
    前記燃料受け台のペレット炭化物を着火し、前記ペレット炭化物に含有された無機質成分によって燃焼速度及び温度を制御して、前記受け枠上の燃焼対象物を加温又は焼く構成としたことを特徴とする、ペレット炭による燃焼装置。
  7. 前記各ペレット炭化物は、外径が3〜8mmで、長さ3〜30mmの大きさとしたことを特徴とする、請求項6に記載のペレット炭による燃焼装置。
JP2011190134A 2011-08-31 2011-08-31 ペレット炭による燃焼方法及びその装置 Active JP5859777B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011190134A JP5859777B2 (ja) 2011-08-31 2011-08-31 ペレット炭による燃焼方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011190134A JP5859777B2 (ja) 2011-08-31 2011-08-31 ペレット炭による燃焼方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013053759A JP2013053759A (ja) 2013-03-21
JP5859777B2 true JP5859777B2 (ja) 2016-02-16

Family

ID=48130914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011190134A Active JP5859777B2 (ja) 2011-08-31 2011-08-31 ペレット炭による燃焼方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5859777B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106550598B (zh) * 2014-05-30 2020-08-07 J·D·佩恩 定位系统

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59142287A (ja) * 1983-02-02 1984-08-15 Katsuro Suzuki 無害煉炭
JPS62135595A (ja) * 1985-12-06 1987-06-18 Osaka Gas Co Ltd 固形燃料
JPH0243289A (ja) * 1989-06-06 1990-02-13 Kanebo Ltd 成型木炭
JPH071075Y2 (ja) * 1991-10-04 1995-01-18 株式会社上杉金物店 バーベキューコンロ
JPH06128575A (ja) * 1992-10-19 1994-05-10 Tokai Carbon Co Ltd 燃料用木質成形炭
JPH10300091A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Ikushiyun Shiyu 鍋式炭焼きコンロ
JP2000220830A (ja) * 1999-01-01 2000-08-08 Shozo Niino コンロ用炭火調理器具と専用木炭の製造
JP3077562U (ja) * 2000-10-12 2001-05-25 有限会社八千代北海道 焼物器
US6681757B1 (en) * 2002-06-07 2004-01-27 Mauricio Rivero Portable oven
JP2005263907A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 木質固形燃料
US20100139155A1 (en) * 2009-01-26 2010-06-10 Mennell James A Switch grass fuel objects with high heat output and reduced air emissions designed for large-scale power generation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106550598B (zh) * 2014-05-30 2020-08-07 J·D·佩恩 定位系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013053759A (ja) 2013-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2631200C2 (ru) Одноразовый гриль
US20140154381A1 (en) Airflow-regulated smokers and methods of using the same
RU2722385C1 (ru) Одноразовый гриль и способ изготовления одноразового гриля
RU2678890C1 (ru) Одноразовый гриль
WO2007070873A2 (en) Pellet-fired smoke generator
US20160235079A1 (en) Disposable Wood Smoker and Moisturizer for Residential Outdoor Cooking Grills
JP5859777B2 (ja) ペレット炭による燃焼方法及びその装置
KR20200009427A (ko) 숯분말을 이용한 친환경 착화탄 및 그 제조방법
US20230349547A1 (en) Combustion Device
Acton Advances in Carbon Research and Application: 2013 Edition
KR100996853B1 (ko) 로스터용 숯 및 그 제조방법
JP2009019846A (ja) 燃焼器具
JP3151003U (ja) 燃焼器具
KR101632357B1 (ko) 착화탄 제조방법
RU2665043C1 (ru) Упаковка с топливом
KR101605288B1 (ko) 연료 펠릿
US9435544B2 (en) Method and apparatus for burning solid fuels by radiative combustion
CN212610430U (zh) 生物质热解设备
RU189620U1 (ru) Устройство для розжига угля
KR20090101755A (ko) 구이기
KR20160123694A (ko) 세라믹 볼을 이용한 조리 장치
Aremu et al. Use of solar cooker in Nigeria.
EP1723219A1 (en) Combustible product and package
JP3195282U (ja) 容器入り多機能性桐炭
AU2012100503A4 (en) EasyOven

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5859777

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250