JP5859357B2 - 光センサ - Google Patents

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本発明は、光センサに関し、より詳細には、PN又はPIN接合のフォトダイオード構造を有する半導体積層部を備えた光センサに関する。
近年、光通信技術の発展、省エネルギーの確保、ガスセンサなどの環境センサといった観点から、様々な波長に対応した高感度の光センサの開発が望まれている。とりわけ、中赤外線を検知する光センサは、人体や自動車といった熱源が発する赤外線を高速で検出することができるため、省エネルギーの人感センサや衝突防止器具用センサ等としてその開発に期待が寄せられている。また、中赤外線領域には、二酸化炭素、一酸化炭素、窒化酸素、及びホルムアルデヒドなどの強い吸収があるため、中赤外線領域に感度波長を有する光センサは、ガスセンサなど環境センサとしても大きく期待されている。
光センサの例としては、PN又はPIN接合のフォトダイオード構造を有する半導体積層を用いた光センサが挙げられる。これらの光センサでは、フォトダイオード構造に光が入射して被検出光の束密度に応じて電子及びホールが生成され、電流又は電圧信号となる。光センサは、多くの場合、微弱な光を電気信号に変換することが要求される。そのため、高感度化によって信号強度を高めることはもとより、発生する微弱な信号を確実に増幅して使用するために、S/N比を高めることが重要である。
光センサのS/N比を高める手段としては、入射された光の利用効率を向上させることや、発生した電子を効率よく取り出したりするためのリーク電流を抑制することなどが挙げられる。また、アバランシェ増幅現象に代表される増幅機構を利用して高感度化を図ることも挙げられる。例えば、特許文献1には、このアバランシェ増幅現象を利用した、高温下で使用する紫外線光センサが提案されている。
図4は、特許文献1に示される従来の光センサ400の構成を示す。図4には、基板410と、基板410の第1の面401上に形成された第1導電型の半導体層420と、第1導電型の半導体層420上に形成された光吸収層430と、光吸収層430上に形成された第2導電型の半導体層440とを備えた従来の光センサ400が示されている。図4に示されるように、従来の光センサ400では、各層が積層されている第1の面401側から入射した被検出光は、光吸収層430で吸収され、電子及びホールが生成・電荷分離され、それにより被検出光が電流又は電圧の電気信号に変換され、光起電力が生成される。このようにして生成された光起電力に基づいて、被検出光量を定量することができる。
特開2004−193615号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているようなアバランシェ効果を利用するためには、高電界を光センサに与える必要があり、消費電力が高いという問題があった。さらに、特許文献1に記載の光センサ400は、各層が積層されている第1の面401側から被検出光が入射するように構成されており、光吸収層430に直接入射した光は電気信号に変換されて検出されるが、光吸収層430に直接入射しなかった光は検出されずにそのまま光センサ400を透過する。従って、光吸収層430に直接入射した一部の被検出光のみしか光電変換されずに他の部分の被検出光は検出されないため、光の利用効率が高くならず、光センサのサイズを大きくすることにより光の入射を拡大しなければ高感度化を十分に達成することができず、小型化及び高感度化を同時に達成することができないという問題があった。また、特に中赤外〜遠赤外線を対象とした光センサの場合、光子のエネルギーが小さいため、高いS/N比を実現する光センサはいまだ実現されていなかった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、低消費電力で、中赤外線領域の赤外線を電圧、又は電流信号に変換するのに適した光センサであって、被検出光を最大限効率良く利用し、高いS/N比を有した光センサを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の光センサは、基板と、前記基板の第1の面上の一部に形成された第1導電型の半導体層を含む第1のメサ部と、前記第1のメサ部上に形成され、第2導電型の半導体層を少なくとも備える第2のメサ部とを備えたPN又はPIN接合のフォトダイオード構造部を有する半導体積層部とを備え、光が前記フォトダイオード構造部に入射することにより光起電力を生成する光センサであって、前記基板の前記第1の面のうち、前記第1のメサ部に接している領域における第1の平均二乗粗度は、前記第1のメサ部に接していない領域における第2の平均二乗粗度よりも小さく、前記光は、前記基板において前記第1の面に対抗する面である第2の面から入射することを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の光センサは、本発明の請求項1に記載の光センサであって、前記基板の前記第1の面のうち、前記第1のメサ部と接していない領域の平均二乗粗度RBが1〜2000nmであることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の光センサは、本発明の請求項1又は2に記載の光センサであって、前記第2のメサ部は、前記第1導電型の半導体層上に形成された光吸収層をさらに含み、前記第2導電型の半導体層は、前記光吸収層上に形成されることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の光センサは、本発明の請求項3に記載の光センサであって、前記光吸収層は、インジウム、ガリウム、アルミニウム、アンチモン、砒素のいずれかを含む化合物半導体からなることを特徴とする。
本発明の請求項5に記載の光センサは、本発明の請求項1から4のいずれかに記載の光センサであって、前記基板は、GaAs、Si、サファイアの何れかの材料からなることを特徴とする。
本発明の請求項6に記載の光センサは、本発明の請求項1から5のいずれかに記載の光センサであって、前記半導体積層部のPN又はPIN接合の前記フォトダイオード構造部は、波長1μm以上15μm以下の光に応じて光起電力を生成することを特徴とする。
本発明によれば、デバイスの基本構造及びサイズを変えることなく、光センサに入射した光の光電変換効率を高めた高S/N且つ低消費電力の光センサを実現することができる。
本発明の実施形態1に係る光センサの断面図である。 本発明の実施形態2に係る光センサの断面図である。 本発明の実施形態3に係る光センサの断面図である。 従来の光センサの断面図である。
以下、図面を参照して本発明の各実施形態に係る光センサについて説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る光センサ100の構成断面図である。図1に示されるように、本発明の実施形態1に係る光センサ100は、基板1と、基板1の第1の面41上に形成されたフォトダイオード構造の半導体積層部20とを備える。半導体積層部20は、基板1の第1の面41上に形成された第1導電型(n型)の半導体層2を含む第1のメサ部21と、第1導電型の半導体層2上に形成されたi型の光吸収層3及び第2導電型(p型)の半導体層4を含む第2のメサ部22とで構成され、第1導電型の半導体層2と、光吸収層3と、第2導電型の半導体層4とによりPIN接合のフォトダイオード構造が形成される。
基板1の各層が積層されている第1の面41は、第1導電型の半導体層2と接している第1の領域31と、第1導電型の半導体層2と接していない第2の領域32とに分けられる。第1の領域31における基板1の表面は、その平均二乗粗度が第2の領域32における基板1の表面の平均二乗粗度よりも小さくなるように構成されている。
本発明に係る光センサ100において、被検出光は、基板1の第2の面42から入射する。第2の面42は、基板1上において各層が積層されている第1の面41に対抗する面である。基板1の第2の面42から第1の面41の第1の領域31を介して入射した被検出光は、基板1及び第1導電型の半導体層2を通過して直接光吸収層3に吸収されて電気信号に変換される。一方、基板1の第2の面42から第1の面41の第2の領域32に向かって入射する被検出光は、第2の領域32を通過しようとするが、第1の領域31よりも平均二乗粗度が大きい第2の領域32では、被検出光が第1の面41と外界との界面(以下、第1の界面とする)において散乱しながら反射された後、反射した被検出光が第2の面42と外界との界面(以下、第2の界面とする)でさらに反射されて、基板1及び第1導電型の半導体層2を介して光吸収層3に入射して電気信号に変換される。
本発明に係る光センサ100においては、基板1上において半導体層が形成されていない第2の面42から被検出光を入射させて、基板1の第1の面に平均二乗粗度が大きい第2の領域32を形成することにより、第2の面42から第2の領域32に向かって入射する被検出光が第1及び第2の界面での反射を経て光吸収層3に入射することを可能にしている。そのため、従来の光センサ400のような構成では検出することができなかった光吸収層430に直接入射しない光をフォトダイオード構造に入射させて光起電力を生成することにより被検出光量を定量することが可能となるため、従来の光センサ400よりも被検出光の利用効率を高めることができる。
従って、本発明に係る光センサ100によると、従来の光センサ400と比較して、デバイスの基本構造及びサイズが変わらず、且つ光センサに入射した光の光電変換効率が高く高S/Nを有する光センサを実現することができる。
基板1の第2の領域32の表面は、第2の領域32における第1の界面での散乱・反射を効率的にする観点から、平均二乗粗度が1〜2000nmであることが好ましい。
光吸収層3の光吸収波長域が1μm以上15μm以下である光センサを実現するためには、第1導電型の半導体層2、光吸収層3及び第2導電型の半導体層4の具体的な材料として、インジウムアンチモン(InSb)、インジウム砒素(InAs)、インジウム砒素アンチモン(InAsSb)、インジウムガリウムアンチモン(InGaSb)などを用いることが挙げられるが、これらに限らず、少なくともインジウム、ガリウム、アルミニウム、アンチモン、砒素のいずれかを含む化合物半導体層を用いればよい。
基板1は、被検出光に対して高い透過率を有することが好ましい。また、後述の実施例1で説明するように、基板1は、第2の領域32を粗面化するために、粗面化エッチング液によって所望の特性が得られるようにエッチングされる材料であることが好ましく、例えば、Si、サファイア、ガリウム砒素(GaAs)等を使用することができる。
ここで、図1には、基板1上に、第1導電型の半導体層2としてn型層を使用し、第2導電型の半導体層4としてp型層を使用し、n型層、i型層、p型層の順に積層した層構造を有する光センサ100を示したが、第1導電型の半導体層2としてp型層を使用し、第2導電型の半導体層4としてn型層を使用してp型層、i型層、n型層の順に積層した構造としてもよい。また、図1には、PIN接合の半導体積層部20を有する光センサ100を示したが、i型光吸収層3を使用せずにPN接合のフォトダイオード構造として構成してもよく、PN接合のフォトダイオード構造部に光が入射することにより光起電力を生成することができる。
[実施形態2]
図2は、本発明の実施形態2に係る光センサ200の断面図である。図2に示されるように、本発明の実施形態2に係る光センサ200は、上記実施形態1に係る光センサ100に、パッシベーション層5と、配線層6と、保護層7とが積層した構成を有する。なお、実施形態2に係る光センサ200において、実施形態1に係る光センサ100と同様の部分については説明を省略する。
パッシベーション層5は、基板1の第1の面41上及び半導体積層部20上に形成され、基板1及び半導体積層部20の表面を保護する。配線層6は、光吸収層3で精製された光起電力を取り出すための層であり、パッシベーション層5上に形成され、さらに第1導電型の半導体層2の一部及び第2導電型の半導体層4の一部と接触するように形成されている。保護層7は、パッシベーション層5及び配線層6が形成された基板1及び半導体積層部20を覆うように、パッシベーション層5及び配線層6に形成されている。
保護層7の上部空間は、樹脂モールド(図示せず)されていてもよい。パッシベーション層5及び保護層7の材料としては、例えば酸化シリコン、窒化シリコンなどが挙げられるが、絶縁性の材料であればいずれの材料であってもよい。
[実施形態3]
図3は、本発明の実施形態3に係る光センサ300の断面図である。図3には、n型の第1導電型の半導体層2と、第1導電型の半導体層2上に形成されたp型の第2導電型の半導体層4とで構成されるフォトダイオード構造の複数の半導体積層部50が基板1上に形成された光センサ300が示されている。なお、実施形態3に係る光センサ300において、光センサ100及び200と同様の部分については説明を省略する。
図3に示される光センサ300においては、各半導体積層部50上には、パッシベーション層5及び配線層6が形成されており、配線層6によって互いに直列接続されている。複数の半導体積層部50の各々の間の基板1の第1の面41上には、粗面化された第2の領域32が形成されている。
被検出光が基板1の第2の面42から入射されると、第1導電型の半導体層2と第2導電型の半導体層4とのPN接合によって生じる空乏層で光が吸収され、電子及びホールが生成・電荷分離されることにより電気信号が生成されて光センサ出力となる。
上記で説明した半導体積層部の各材料ではバンドギャップが小さいため、デバイスの抵抗が小さくなってしまう。そのために、図3で示される光センサ300のように、基板1上にフォトダイオード構造の半導体積層部50を複数設け、互いに直列接続することによって、デバイス全体の抵抗を増やすことができる。これによって、信号を増幅するアンプと組み合わせたときのシステム全体のS/Nが向上されるので好ましい。さらに、光センサ300では、第1の面41上において複数の第2の領域32が設けられることにより第2の領域32の範囲が大きくなるため、被検出光の利用効率をより一層高めることができる。
入射光の取り込みがさらにしやすくなるように、基板1の第2の面42の粗面化も行う場合もある。この場合、基板1の第2の面42での入射光の反射も抑制することができることに加え、第2の界面における第2の領域32で反射した光の再反射がしやすくなる効果があるので、多くの場合好ましい。第2の面42の平均二乗粗度は、外界、基板材料、被検出光の波長によって最適化する必要があるが、中赤外線の場合、第2の面の平均二乗粗度は10〜1000nmとすることができる。
図3には、基板1上にn型層、p型層の順に積層された半導体積層部50を有する光センサ300を示したが、p型層、n型層の順に積層した構造でもよく、図1及び図2に示されるようなPIN接合のフォトダイオード構造として構成してもよい。
本実施例1に係る光センサにおいては、基板1としてガリウム砒素基板を用い、その上に半導体積層部20の第1導電型の半導体層2としてSnを7×1018cm-3ドープしたInSbを、光吸収層3としてZnを6×1016cm-3ドープしたInSbを、第2導電型の半導体層4としてZnを2×1018cm-3ドープしたInSbを、分子線エピタキシャル成長(MBE)法により積層した。また、基板1の第2の面42は、ラッピング加工により粗面化した。半導体積層部20を積層する前のガリウム砒素基板の表面の平均二乗粗度を、段差・表面粗さ・微細形状測定装置「Alpha−Step IQ」(KLA Tencor Japan社製)を用いて、スキャン長400μm、スキャン速度50μm/s、サンプリングレート50Hzの条件で測定したところ、測定限界以下(1nm以下)であった。同様の条件で、ラッピング加工後の基板1の第2の面42の表面の平均二乗粗度を測定したところ、150nmであった。
半導体積層部20に第1のメサ部21及び第2のメサ部22を形成するために、塩酸過水(HCl+H22+H2O)を用いてWETエッチングを実施した。次に、林純薬工業株式会社製の「Pure Etch F300 Series」の粗面化エッチング液を用いて第1の面41の第2の領域32に粗面化処理を実施した。領域32の粗面化処理後の平均二乗粗度を、段差・表面粗さ・微細形状測定装置「Alpha−Step IQ」(KLA Tencor Japan社製)を用いて、スキャン長400μm、スキャン速度50μm/s、サンプリングレート50Hzの条件で測定したところ、8.3nmであった。
第2の領域32の粗面化処理後、図2で示した構造となるように、レジストパターニングをしながらパッシベーション層5、配線層6及び保護層7を形成した。パッシベーション層5として窒化シリコンをP−CVD(Plasma Assisted Chemical Vapor Deposition)装置を用いて形成し、配線層6としてAu/Pt/Ti(Ti、Pt、Auの順で積層)を電子ビーム蒸着装置を用いて形成し、保護層7として樹脂性の膜をスピンコーターを用いて形成した。
第2の領域32を粗面化して得られた実施例1に係る光センサは、第2の領域32を粗面化しない従来の光センサ400と比較して、デバイスの基本構造及びサイズが変わらず、且つ光センサに入射した光の光電変換効率が高く、高S/Nを有する光センサであった。
本発明の光センサは、長波長の赤外線を電圧信号に変換するのに適した光センサに関するもので、光の利用効率が高く、高出力、高S/N比の光センサが実現できる。とりわけ、赤外線を検出する場合、冷却機構を不要とした、高出力、高S/N比及び低消費電力の光センサが実現できる。また、低消費電力、高感度及び高S/N比を有するため、携帯電子機器等に応用できる。さらに、感度波長域が中赤外領域であり、二酸化炭素、一酸化炭素などのガスセンサとしても使用でき、環境センサを実現することができる。
1、410 基板
2、420 第1導電型の半導体層
3、430 光吸収層
4、440 第2導電型の半導体層
5 パッシベーション層
6 配線層
7 保護層
20、50 半導体積層部
21 第1のメサ部
22 第2のメサ部
31 第1の領域
32 第2の領域
41、401 第1の面
42 第2の面
100、200、300 光センサ
400 従来の光センサ

Claims (6)

  1. 基板と、
    前記基板の第1の面上の一部に形成された第1導電型の半導体層を含む第1のメサ部と、前記第1のメサ部上に形成され、第2導電型の半導体層を少なくとも備える第2のメサ部とを備えたPN又はPIN接合のフォトダイオード構造部を有する半導体積層部と
    を備え、光が前記フォトダイオード構造部に入射することにより光起電力を生成する光センサであって、
    前記基板の前記第1の面のうち、前記第1のメサ部に接している領域における第1の平均二乗粗度は、前記第1のメサ部に接していない領域における第2の平均二乗粗度よりも小さく、
    前記光は、前記基板において前記第1の面に対抗する面である第2の面から入射することを特徴とする光センサ。
  2. 前記基板の前記第1の面のうち、前記第1のメサ部と接していない領域の平均二乗粗度RBが1〜2000nmであることを特徴とする請求項1に記載の光センサ。
  3. 前記第2のメサ部は、前記第1導電型の半導体層上に形成された光吸収層をさらに含み、前記第2導電型の半導体層は、前記光吸収層上に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の光センサ。
  4. 前記光吸収層は、インジウム、ガリウム、アルミニウム、アンチモン、砒素のいずれかを含む化合物半導体からなることを特徴とする請求項3に記載の光センサ。
  5. 前記基板は、GaAs、Si、サファイアの何れかの材料からなることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光センサ。
  6. 前記半導体積層部のPN又はPIN接合の前記フォトダイオード構造部は、波長1μm以上15μm以下の光に応じて光起電力を生成することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光センサ。
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