JP5858656B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
(画像形成プロセス)
本実施形態における画像形成装置は電子写真方式の4色フルカラーの画像形成装置である。図1を参照して、画像形成全体の構成及び動作を説明する。
本実施形態では、画像の濃度制御を行うために、中間転写体上に調整用のトナー像を形成した上で、調整用のトナー像に光を照射してその正反射光成分や散乱光成分の強度を検知して、これらの光量と濃度との関係から画像形成条件を調整する。
本実施形態では多様な記録材に対応するために中間転写ベルト16として弾性のベルトを用いる。そのため中間転写ベルト16とクリーニングブレード27との間で摩擦が大きくなりクリーニングブレード27がめくれるおそれがある。そこでクリーニングブレード27がめくれるのを抑制するために本実施形態では、中間転写ベルトの外周面に潤滑剤を供給する供給手段として、ベルト外周面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置25が設けられている。その結果中間転写ベルトとクリーニングブレード27との間で摩擦が小さくなり、クリーニングブレード27がめくれるのが抑制される。
本実施形態では中間転写ベルトとして弾性のベルト部材を用いるので、ベルト外周面が張架部材に沿って伸び縮みする。張架部材の曲率とベルト外周面の伸びとの関係について図3を用いて説明する。
図3は中間転写ベルトのベルト外周面と張架ローラのサイズの関係を示す。rは張架ローラの半径であり、tは中間転写体ベルト35の厚さであり、θは張架ローラ34の中心と張架ローラ34と中間転写体ベルト35との接点によって形成される扇形の中心角である。さらにL1は半径rの張架ローラ34と中間転写体ベルト35の張架されている部分の内側の弧の長さであり、L2は中間転写体ベルト35の外側の弧の長さである。L1とL2はそれぞれ
L1=rθ
L2=(r+t)θ
と表される。
α=L2/L1=1+(t/r)
と表される。本実施形態では中間転写体ベルト35の厚さtはほぼ一定であるので、ベルトの伸び量は張架ローラ34の半径rが大きくなる程小さくなる。ここで張架ローラによる張架位置での中間転写ベルトの外周面の曲率半径Rは、
R=r+t
で表わされる。曲率半径Rと、曲線や曲面の曲がり具合を表す曲率Xとの関係は以下のようになる。
X=1/R
すなわち、中間転写体ベルト35表面の曲率半径Rが大きいほど曲率Xは小さくなり、自然長に対しての伸び量が小さくなる。なお、フラットな形状は曲率=0によって表わされる。
既に説明した通り本実施形態では、クリーニングブレード27がめくれるのを抑制するために潤滑剤塗布装置25が潤滑剤をベルト外周面に塗布する構成となっている。
実施形態1と重複する点については説明を省略する。実施形態1と相違する点について説明する。
本実施の形態では、実施の形態1、2で用いた中間転写ベルトを複層構造へと変更した。実施の形態1、2では、弾性層のみの単層構造の中間転写ベルトを用いたが、弾性層のみを有する単層構造では、画像形成を重ねていくと弾性層にクリーニングで除去できなかった外添剤や紙粉、潤滑剤等が堆積して融着、フィルミングを誘発し、グロス低下や転写効率が変化して画像品位に影響を与えてしまう。これを軽減するためには、離型性の高い材質で弾性層をコートしてやればよい。したがって、弾性層を離型性の高い表層で覆うことで、中間転写体ベルト16表層のクリーニング性を向上させることができる。また、弾性層はそれを構成している弾性体が帯電や転写時に生成されるオゾンによって劣化したり、繰り返し張架されることによる疲労磨耗が発生したりする。その結果弾性特性が低下してしまうという問題点もある。そのために、本実施の形態では中間転写体ベルト16として、単層の弾性層を有する中間転写体ベルトではなく、弾性層を中間層とする離型性の高い表層を有した複層構造の中間転写体ベルトを用いた。中間転写体ベルト16を表層及び基体を有する複層構造にすることで、オゾン暴露等による弾性層の機能劣化を抑制し、より長期に渡って高画質画像を維持することができる。
12Y、12M、12C、12K 帯電ローラ
13Y、13M、13C、13K 露光装置
14Y、14M、14C、14K 現像器
15Y、15M、15C、15K 一次転写ローラ
16 中間転写体ベルト
17Y、17M、17C、17K 感光ドラムクリーニング装置
18Y、18M、18C、18K トナー補給容器
19 濃度検知センサ
20 一次転写後のトナー像
21 駆動ローラ
22 二次転写対向ローラ
23 クリーニング装置対向ローラ
24 潤滑剤塗布装置対向ローラ
25 潤滑剤塗布装置
26 二次転写ローラ
27 中間転写体ベルトクリーニング装置
28 潤滑剤
29 潤滑剤保持部材
30 潤滑剤塗布部材
31 潤滑剤加圧バネ
32 潤滑剤飛散防止シート
33 均しブレード
34 張架ローラ
35 中間転写体ベルト
36 基体
37 弾性層
38 表層
Claims (4)
- トナー像を担持する像担持体と、
回転可能であって、前記像担持体からトナー像が外周面に一次転写される、ゴム層を含む中間転写ベルトと、
前記中間転写ベルトの外周面側に配置されて、前記中間転写ベルトからトナー像を二次転写位置で記録材に転写する二次転写外部材と、
前記中間転写ベルトを内周面側から張架して、前記中間転写ベルトを介して前記二次転写外部材に対向する二次転写内部材と、
前記中間転写ベルトが回転する回転方向において前記二次転写内部材より下流側に設けられて、前記中間転写ベルトをクリーニングするブレードと、
前記中間転写ベルトに潤滑剤を供給する供給手段と、
前記中間転写ベルトを介して前記供給手段に対向する位置で、前記中間転写ベルトを張架する供給手段対向部材とを、備える画像形成装置において、
前記二次転写位置における前記中間転写ベルトの前記潤滑剤の濃度が低下しないように、前記供給手段対向部材の前記中間転写ベルトに接触する領域での曲率を、前記二次転写内部材の前記中間転写ベルトに接触する領域での曲率よりも大きく設定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記中間転写ベルトを介して前記ブレードに対向する位置で、前記中間転写ベルトを張架するブレード対向部材を備えて、
前記供給手段対向部材の曲率は、前記ブレード対向部材の曲率以下になることを特徴とする請求項1に記載された画像形成装置。 - 前記供給手段対向部材はローラであることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載された画像形成装置。
- 前記二次転写内部材の前記中間転写ベルトに接触する領域での曲率は0より大きいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載された画像形成装置。
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